JPH08272386A - 通信カラオケ装置 - Google Patents

通信カラオケ装置

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JPH08272386A
JPH08272386A JP7100409A JP10040995A JPH08272386A JP H08272386 A JPH08272386 A JP H08272386A JP 7100409 A JP7100409 A JP 7100409A JP 10040995 A JP10040995 A JP 10040995A JP H08272386 A JPH08272386 A JP H08272386A
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JP
Japan
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data
song
music
host computer
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Pending
Application number
JP7100409A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayoshi Urano
隆好 浦野
Katsunori Enomoto
勝則 榎本
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EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
Original Assignee
EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
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Publication date
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  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホストコンピュータから送信される曲データ
を正確に受信できなかったことを、当該装置の管理者が
早期に確認できる通信カラオケ装置を提供する。 【構成】 ホストコンピュータが送信する曲データを受
信し、これを音声信号に変換してカラオケ曲を演奏する
ものであって、受信手段がホストコンピュータから曲デ
ータを受信し(S1)、記憶手段が受信した曲データの
受信情報を記憶し(S3)、表示手段が表示データを表
示する(S5,S6)が、制御手段によって、曲データ
が正常に受信された場合には表示データを表示させ(S
2:Y,S4:Y)る一方、曲データが正常に受信され
なかった場合には直前の曲の表示データを表示させる
(S2:N,S4:N)ものとした通信カラオケ装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホストコンピュータか
らカラオケ装置へ曲データが送信され、これを音声信号
に変換してカラオケ曲を演奏する通信カラオケ装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】カラオケ装置といえば従来では、レーザ
ディスク等から音声または映像データを取り込んでカラ
オケ曲を演奏する形態のものが主として採用されてい
た。しかし、これでは装置設置のための広いスペースが
必要であったり、ディスクの作成から流通に至るまでの
時間やコストが多大に費やされる。そこで、近年では、
設置スペースが小さく運送コスト等が不要な通信カラオ
ケ装置がこれまでのものに取って変わるものとして実用
化されてきている。この通信カラオケ装置は、カラオケ
ボックス等に配置され、通信回線を介してホストコンピ
ュータから送信される最新曲の演奏データ及びその曲の
曲番号等の表示データを受信し保存していくものであ
る。
【0003】そして、このような通信カラオケ装置で
は、ホストコンピュータから送信されたデータをRFモ
デムを介して受信しハードディスクに格納する。このハ
ードディスクは、曲データのうち演奏データと歌詞デー
タとを格納する記憶装置であり、演奏データとしてはM
IDI(ミュージカル・インストゥルメント・ディジタ
ル・インタフェース)規格に基づいたデータが格納され
ている。そのため、カラオケ装置の利用者によって曲が
選択されると、このMIDI音源に格納された各種楽器
の演奏音が、ハードディスクから送られる演奏データに
基づいて楽器の演奏信号として出力され、スピーカから
カラオケ曲として音がスピーカを介して流される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の通信
カラオケ装置は、電話回線やISDNが利用されている
が、データ送信にかかる負荷を軽減するために、ホスト
コンピュータから一方的に曲データを送信する片方向の
通信回線が使用されていた。しかしこれでは、ホストコ
ンピュータから通信カラオケ装置へ送信された曲データ
が確実に受信され、当該装置のハードディスクに記憶さ
れカラオケの利用が可能か否かの確認ができなかった。
即ち、ホストコンピュータからの送信中にデータ化け等
が発生し、通信カラオケ装置が正常に受信できなかった
場合には、その曲データが記憶されずに曲揃えから抜け
落ちてしまう。
【0005】従って、このような片方向の通信回線を使
用している通信カラオケ装置では、管理者が曲揃えから
の抜け落ちを確認することができずに、カラオケ利用者
がその抜け落ちた曲をリクエストした時に演奏されない
ことによって初めて分かるため、利用者に多大な迷惑を
かけることとなる。また、これでは、ホストコンピュー
タから配信プランに基づいて定期的に送信されてくる曲
データの内、どの時点で問題が生じたのかも分からない
ため、当該データを検索しなければならないといった不
都合、または全てのデータを送信し直すといった無駄が
生じることとなる。ところで、このような問題は、現在
利用されている電話回線等では上述した送信時の負荷を
受けることを考慮すれば解決され得るが、今後利用が期
待されるFM電波や衛星放送による送信では解決されな
い基本的な問題点となる。
【0006】そこで本発明は、上述した問題点を解決す
るためになされたものであり、ホストコンピュータから
送信される曲データを正確に受信できなかったことを、
当該装置の管理者が早期に確認できる通信カラオケ装置
を提供することを目的とする。また、データ検索の不都
合、または全てのデータを送信し直すといった無駄を省
くべく、正常に受信できなかった曲が明確となる通信カ
ラオケ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の通信カラオケ装
置は、ホストコンピュータが送信する曲データを受信
し、これを音声信号に変換してカラオケ曲を演奏するも
のであって、前記ホストコンピュータから曲データを受
信するための受信手段と、前記受信手段によって受信し
た曲データを記憶するための記憶手段と、前記受信手段
によって受信した曲データのうち各曲の表示データを表
示するための表示手段と、前記受信手段によって曲デー
タが正常に受信された場合には、前記表示手段によって
当該曲の表示データを表示させる制御手段とを有するも
のである。
【0008】また、本発明の通信カラオケ装置は、ホス
トコンピュータが送信する曲データを受信し、これを音
声信号に変換してカラオケ曲を演奏する通信カラオケ装
置であって、前記ホストコンピュータから曲データを受
信するための受信手段と、前記受信手段によって受信し
た曲データを記憶するための記憶手段と、前記受信手段
によって受信した曲データのうち各曲の表示データを表
示するための表示手段と、前記受信手段によって曲デー
タが正常に受信されなかった場合には、前記表示手段に
よって当該曲データの直前の曲の表示データを表示させ
る制御手段とを有するものである。また、本発明の通信
カラオケ装置は、前記制御手段が、前記ホストコンピュ
ータから再送信された曲データのうち、正常な受信が行
なわれなかった場合に前記表示手段に表示された曲デー
タ以降の曲データを前記記憶手段に記憶するものである
ことが望ましい。
【0009】
【作用】本発明の通信カラオケ装置は、ホストコンピュ
ータが送信する曲データを受信し、これを音声信号に変
換してカラオケ曲を演奏するが、この曲データの受信に
際し、受信手段がホストコンピュータからの曲データが
正常に受信されている場合には、その受信した曲データ
の受信情報が記憶手段に記憶されると共に、受信情報の
うち各曲の表示データが表示手段に表示されるよう制御
手段によって制御される。従って、通信カラオケ装置の
管理者は、その表示手段に表示された曲番号の確認によ
って曲データが正常に受信できているかを確認すること
ができる。
【0010】また、本発明の通信カラオケ装置は、ホス
トコンピュータが送信する曲データを受信し、これを音
声信号に変換してカラオケ曲を演奏するが、この曲デー
タの受信に際し、受信手段がホストコンピュータからの
曲データが正常に受信できなかった場合には、当該デー
タは記憶手段には記憶されず、また表示手段には当該曲
データの直前の曲の表示データが表示されるよう制御手
段によって制御される。従って、通信カラオケ装置の管
理者は、その表示手段に表示された曲番号の確認によっ
て曲データが正常に受信できなかったことを早期に知る
ことができる。また、本発明の通信カラオケ装置は、正
常な受信が行なわれなかった場合に、前記ホストコンピ
ュータからの再送信が行なわれるが、その際、前記制御
手段によって、前記ホストコンピュータから再送信され
た曲データのうち、正常な受信が行なわれなかった場合
に前記表示手段に表示された曲データ以降の曲データが
前記記憶手段に記憶される。
【0011】
【実施例】次に、上記構成を有する本発明を具体化した
一実施例を図面を参照して説明する。図1は、本実施例
の通信カラオケ装置を有する通信カラオケシステムの構
成を示したブロック図である。図1に示すように、本実
施例の通信カラオケシステムは、通信カラオケ装置1と
ホストコンピュータ31から構成され、通信回線21を
介してホストコンピュータ31からのデータが通信カラ
オケ装置1へ送信されるよう構成されている。
【0012】この通信カラオケ装置1は、利用者が歌い
たい曲を選曲・入力する操作パネル3、ホストコンピュ
ータ31から送信された曲データを受信してRF信号デ
ータからデジタルデータに復調するRFモデム2、ホス
トコンピュータ31のデータベース32から受信した曲
データを記憶するためのハードディスクドライブ(以
下、「HDD」という)6、曲データのうち演奏データ
に基づいて楽器の演奏信号を生成するMIDI装置5、
これらが接続されたCPU4等から構成されている。ま
た、この他通信カラオケ装置1には、外部装置として、
演奏データを増幅すると共に演奏データとマイク15か
ら入力される歌唱データとをミキシングして音声データ
とするアンプ13が、MIDI装置5に接続され、更に
アンプ13にはスピーカ14が接続されている。更に、
CPU4には、映像データが表示されるモニタ11が動
画再生プレーヤ10と共に接続されている。
【0013】ここで、図2は、操作パネル3を示した正
面図である。この操作パネル3は、利用者が、任意の曲
の選択や演奏音の音程の調整を行うための入力手段であ
り、これには、利用者が遠隔操作で選曲することができ
るようリモコン12が付属されている。そして、本実施
例の通信カラオケ装置1の操作パネル3には、図に示す
ように受信した曲データに対応する曲番号と受信した日
時が表示されるデータ表示部7が設けられている。
【0014】通信カラオケ装置1では、リモコン12に
よってカラオケ利用者が希望の曲を選択すると、HDD
6に記憶されているホストコンピュータ31から送信さ
れた曲データのうち演奏データに基づいて、各種楽器の
演奏音が記憶されているMIDI装置5で演奏信号が生
成される。そして、このように生成された楽器の演奏信
号は、アンプ13に送信され、マイク15を介して入力
されるカラオケ利用者の歌声と共にスピーカ14から出
力される。一方、ホストコンピュータ31からHDD6
への曲データの送信は、新曲追加に伴う所定の配信プラ
ンに基づいて順次送信され、逐次当該曲の曲データがH
DD6に記憶されていく。
【0015】次に、このような構成からなる通信カラオ
ケ装置1の受信手続について説明する。ここで図3は、
本実施例の通信カラオケ装置による曲データの受信手続
のフローチャートを示した図である。先ず、ホストコン
ピュータ31は、内蔵されたデータベース32によって
記憶・管理された曲データを必要な時に取り出し、主に
カラオケ装置が使用されていない夜間にかけて例えば電
話回線を利用して各通信カラオケ装置1に向けて送信す
る。このとき、1つのホストコンピュータ31で、多数
の通信カラオケ装置1に送信する必要があるが、所定の
配信プランに基づいて順次送信されることとなる。
【0016】ホストコンピュータ31から曲データが送
信された通信カラオケ装置1では、RFモデム2によっ
てこの曲データを受信する。このようにRFモデム2が
曲データを受信する際の受信モードには、正常モード受
信と異常モード受信とが存在する。この正常モード受信
とは、ホストコンピュータ31から送信される一連の曲
データを取りこぼすことなくRFモデム2によって受信
され、全て正常に受信している状態での受信モードで、
一方の異常モード受信とは、曲データ受信時にデータ化
けなどの通信トラブルが発生し、送信された全ての曲デ
ータを受信できなかった状態での受信モードを表わすも
のである。そこで、先ず、受信モードが正常モードであ
る時の動作について説明する。
【0017】通信カラオケ装置1がホストコンピュータ
31から曲データが送信されると、RFモデム2によっ
て曲データの受信動作が行なわれる(ステップ(以下、
「S]と記す)1)。そして、CPU4によって曲デー
タの受信が正常に終了したことが確認されると(S2:
YES)、その曲データがHDD6に保存される(S
3)。そして、更に受信モードが判定され(S4)、正
常モード受信であることが確認されると(S4:YE
S)、図2のデータ表示部7に示すように受信した曲デ
ータの曲番号及び受信日時を表示する(S5,S6)。
そして、その表示された曲データの曲番号がHDD6に
記憶され(S7)、正常モード受信を終了する。一方、
CPU4によってある曲データの受信が異常であったこ
と、即ち曲データ受信時にデータ化けなどの通信トラブ
ルが発生したことが確認されると(S2:NO)、それ
まで受信中であった当該曲データを破棄する(S8)。
そして、HDD6においてこの曲データの受信が異常で
あったことを示すフラグをたてることにより、これまで
正常モードに設定されていた受信モードが切り換えら
れ、異常モードが設定されて(S9)当該曲の受信を終
了する。
【0018】次に、異常モードに移行した後の曲データ
の受信動作について説明する。先ずは、正常モードのと
きと同様、通信カラオケ装置1がホストコンピュータ3
1から曲データが送信されると、RFモデム2によって
曲データの受信動作が行なわれる(S1)。そして、C
PU4によって曲データの受信が正常に終了したことが
確認されると(S2:YES)、その曲データがHDD
6に保存され(S3)、受信モードが判定される(S
4)。ところで、今回の異常モードに移行した後ではS
9によって異常モードを示すフラグが立てられているた
め、異常モードでの受信であることが確認される(S
4:NO)。
【0019】そして、異常モード受信であることが確認
されると(S4:NO)、次にその受信された曲データ
の曲番号が、データ表示部7に表示されている曲番号と
一致するか否かが確認される(S10)。これは、後述
するホストコンピュータ31からの曲データの再送であ
るか否かを確認するためである。しかしこの場合には、
当然に受信番号と表示番号は一致しないため(S10:
NO)、ホストコンピュータ31からの再送ではないと
判断し、異常モードは解除されることなく後に受信され
る曲データも同様な動作によって処理される。従って、
通信カラオケ装置1が異常モードに移行した後の曲デー
タは受信されHDD6に記憶されるが、その曲の表示デ
ータはデータ表示部7に表示されることはない。
【0020】ここで、このようにホストコンピュータ3
1から各通信カラオケ装置1への曲データの配信動作
は、ホストコンピュータ31の運用管理者から契約され
た通信カラオケ装置1の管理者に対して一方的に行なわ
れる。そこで、管理者は、予め知らされている配信プラ
ンと、データ表示部7に表示された曲データの番号と受
信日時を照らし合わせることにより、通信カラオケ装置
1が正常に曲データを受信することができたか否かを確
認する。そして、管理者は、通信カラオケ装置1によっ
てどの曲までが正常に受信されているかを知ることもで
きるので、ホストコンピュータ31の運用管理者にその
旨を通知し、そのデータ表示部7に表示された曲以降の
曲データの再送を行なうよう促す。そのため、運用管理
者は再び曲データの配信動作を行なう。図4は、このよ
うなときホストコンピュータ31が行なう曲データの再
送手順を示した図である。
【0021】このように異常を確認した通信カラオケ装
置1の管理者によって、データ表示部7に表示された曲
番号と受信日時とがホストコンピュータ31の運用管理
者に知らされる。そこで、運用管理者は、ホストコンピ
ュータ31に知らせを受けた曲の曲番号を入力する。そ
こで、ホストコンピュータ31では、入力された曲番号
が確認され(S21)、設定されている配信プランを参
照して通知された曲以降に実際に配信された曲データが
あるか否かが調べられる(S22)。そして、通知され
た曲以降に実際に曲データが配信されていた場合(S2
2:YES)には、異常の発生が起きていたこととなる
ため、ホストコンピュータ31から当該曲以降の曲デー
タが再送される(S23)。一方、通知された曲以降に
曲データの配信が行なわれていなかった場合(S22:
NO)には、配信プランに従って通信カラオケ装置1が
正常に曲データを受信していることとなるので、ホスト
コンピュータ31からの再送手続は行なわれない。
【0022】次に、再び図3のフローチャートに戻っ
て、異常発生後にホストコンピュータ31から曲データ
の再送(S23)が行なわれた場合について説明する。
再送が行なわれると、正常モードの場合と同様、通信カ
ラオケ装置1がホストコンピュータ31から曲データが
送信されると、RFモデム2によって曲データの受信動
作が行なわれる(S1)。そして、CPU4によって曲
データの受信が正常に終了したことが確認されると(S
2:YES)、その曲データがHDD6に保存され(S
3)、受信モードが判定される(S4)。ところで、今
回の再送ではS9によって異常モードを示すフラグが立
てられているため、異常モード受信であることが確認さ
れる(S4:NO)。
【0023】異常モード受信であることが確認されると
(S4:NO)、次にその受信された曲データの曲番号
が、データ表示部7に表示されている曲番号と一致する
か否かが確認される(S10)。この場合、ホストコン
ピュータ31によって、知らせを受けた曲番号、即ち通
信カラオケ装置1のデータ表示部7に表示された曲デー
タから再送が行われているため、曲データの曲番号と表
示された曲番号とが一致(S10:YES)することが
確認され、異常モードが解除される(S11)。そのた
め、受信モードが再び正常モードに切り換えられ、正常
に受信されなかった曲データ以降の曲データが、先に異
常モード時にHDD6に保存された曲データに重ねて新
たに曲データが保存される。また、同時にデータ表示部
7にも曲番号及び受信日時が表示され(S5,S6)、
曲番号が記憶される(S7)る。更に、再送によっても
異常が発生したならば、上述した動作が繰り返される。
【0024】以上、本実施例の通信カラオケ装置1によ
れば、データ表示部7に表示される曲番号及び受信日時
を確認すれば、どの曲までは正常に受信しているか否か
が明確に判断できる。そのため、予め知らされている配
信プランと比較して配信が滞っていれば、通信カラオケ
装置1の管理者は曲データの受信に異常のあったことを
早期に確認することができる。従って、カラオケ利用者
が希望する曲が歌えないといった不都合が早期に回避す
ることができる。また、異常のあった場合には、データ
表示部7に直前の曲データの曲番号を表示するようにし
たので、ホストコンピュータ31へ通知によりどの曲か
ら再送すればよいかが明確になるため、正常に記憶され
た曲データも再送するといった無駄の少ない再送処理を
行なうことができる。
【0025】尚、上記実施例に基づき本発明を説明した
が、本発明は上記実施例になんら限定されるものではな
く、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能であ
る。例えば、データ表示部7に表示される上方は、通信
カラオケ装置の管理者が参照するものではない。従っ
て、通常はカラオケ利用者が選曲する際の選曲番号表示
に用い、電源オン時などに受信情報をデータ表示部7に
表示できるようにしてもよい。また、例えば、カラオケ
ボックスなどのように一店で複数の通信カラオケ装置を
保有する場合には、管理者が一台一台回って監視するの
では手間がかかるため、データ表示部7の表示を管理者
のもとにある管理端末などのようなものにも表示できる
ようにして、手元での集中監視が可能となるよう変形す
るようにしてもよい。
【0026】また、例えば、本実施例では曲データを正
常に受信した際に受信情報を表示するようにしている
が、曲データが正常に受信できなかった場合に、はじめ
て受信情報を表示するようにしてもよい。この場合、曲
データを正常に受信した際には受信情報を記憶するだけ
であり、異常モードが設定された時に受信情報を表示す
る。更に、異常モードが解除された場合には、表示され
ている受信情報が消却されるようにする。
【0027】
【発明の効果】本発明の通信カラオケ装置は、受信手段
によって受信したホストコンピュータからの曲データ
を、記憶手段によって記憶し、その受信情報のうち各曲
の表示データを表示手段によって表示するものであっ
て、制御手段が、曲データが正常に受信された場合には
当該曲の表示データを表示させる一方、正常に受信され
なかった場合には当該曲データの直前の曲の表示データ
を表示させるよう構成としたので、ホストコンピュータ
から送信される曲データを正確に受信できなかったこと
を、当該装置の管理者が早期に確認できる通信カラオケ
装置を提供することが可能となった。また、本発明の通
信カラオケ装置は、正常に受信されなかった場合には当
該曲データの直前の曲の表示データを表示手段に表示さ
せるため、データ検索の不都合や、全てのデータを送信
し直すといった無駄を省いた、正常に受信できなかった
曲が明確となる通信カラオケ装置を提供することが可能
となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる一実施例の通信カラオケ装置を
示したブロック図である。
【図2】本発明にかかる一実施例の通信カラオケ装置の
操作パネルを示した正面図である。
【図3】本発明にかかる一実施例の通信カラオケ装置に
よる曲データ受信手続を示したフローチャートである。
【図4】本発明にかかる一実施例の通信カラオケ装置を
利用した場合の再送手続を示したフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 通信カラオケ装置 2 RFモデム 3 操作パネル 4 CPU 5 MIDI装置 6 HDD 7 データ表示部 31 ホストコンピュータ 32 データベース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータが送信する曲データ
    を受信し、これを音声信号に変換してカラオケ曲を演奏
    する通信カラオケ装置において、 前記ホストコンピュータから曲データを受信するための
    受信手段と、 前記受信手段によって受信した曲データを記憶するため
    の記憶手段と、 前記受信手段によって受信した曲データのうち各曲の表
    示データを表示するための表示手段と、 前記受信手段によって曲データが正常に受信された場合
    には、前記表示手段によって当該曲の表示データを表示
    させる制御手段とを有することを特徴とする通信カラオ
    ケ装置。
  2. 【請求項2】 ホストコンピュータが送信する曲データ
    を受信し、これを音声信号に変換してカラオケ曲を演奏
    する通信カラオケ装置において、 前記ホストコンピュータから曲データを受信するための
    受信手段と、 前記受信手段によって受信した曲データを記憶するため
    の記憶手段と、 前記受信手段によって受信した曲データのうち各曲の表
    示データを表示するための表示手段と、 前記受信手段によって曲データが正常に受信されなかっ
    た場合には、前記表示手段によって当該曲データの直前
    の曲の表示データを表示させる制御手段とを有すること
    を特徴とする通信カラオケ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の通信カ
    ラオケ装置において、 前記制御手段が、前記ホストコンピュータから再送信さ
    れた曲データのうち、正常な受信が行なわれなかった場
    合に前記表示手段に表示された曲データ以降の曲データ
    を前記記憶手段に記憶することを特徴とする通信カラオ
    ケ装置。
JP7100409A 1995-03-30 1995-03-30 通信カラオケ装置 Pending JPH08272386A (ja)

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JP7100409A JPH08272386A (ja) 1995-03-30 1995-03-30 通信カラオケ装置

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ID=14273188

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JP (1) JPH08272386A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001519924A (ja) * 1997-04-04 2001-10-23 ルベン・クレイマン・ボブリ 音楽を選択的に配信するシステム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001519924A (ja) * 1997-04-04 2001-10-23 ルベン・クレイマン・ボブリ 音楽を選択的に配信するシステム

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