JPH08249311A - 情報提供システム - Google Patents

情報提供システム

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JPH08249311A
JPH08249311A JP5288795A JP5288795A JPH08249311A JP H08249311 A JPH08249311 A JP H08249311A JP 5288795 A JP5288795 A JP 5288795A JP 5288795 A JP5288795 A JP 5288795A JP H08249311 A JPH08249311 A JP H08249311A
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karaoke
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JP5288795A
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Osamu Nishimura
修 西村
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EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
Original Assignee
EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 情報提供装置の数が、そこから送出された情
報を外部出力する出力端末装置の数よりも少ない場合、
情報提供待ちとなる出力端末装置で利用者が無駄なリク
エスト操作をしなくてもよくして、利用の便を向上させ
る。 【構成】 中央制御装置9がカラオケ演奏装置5の稼働
状況に基づいてリクエストを受付可能かどうかを判断す
る。具体的には、1台のカラオケ演奏装置5につき現在
演奏中のもの以外には予約は1曲まで可能とし、予約が
一杯か否かを各カラオケ端末装置19に対してポーリン
グ信号と共に随時送信する。そして、カラオケ端末装置
19では、この予約状態に基づいて、リクエストが可能
であることを示す画面あるいはリクエストが不可能であ
ることを示す画面を自動的に表示する。したがって、端
末の利用者は、リクエストを受け付けてもらえるか否か
を実際にリクエストしなくても判断できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報提供システムに関
し、特に複数の端末に対して中央装置から情報を提供す
る集中管理型の情報提供システムに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、カラオケ演奏データを格納する中央装置と、この中
央装置から配信されるカラオケ演奏データに基づいてカ
ラオケ演奏を実行する複数のカラオケ装置とを含む集中
管理型と呼ばれるカラオケシステムが知られている。こ
の集中管理型のカラオケシステムにおいては、リクエス
ト入力は各カラオケ装置で受け入れられ、これがカラオ
ケ装置から中央装置に転送され、中央装置がリクエスト
に応じたカラオケ演奏データを送信し、これをカラオケ
装置が受信してカラオケ演奏を実行する形態であった。
また、この集中管理型のカラオケシステムにおいて、例
えばビデオゲーム、占い、クイズ、ビデオ放映等カラオ
ケ以外のサービスを提供できるものもある。
【0003】この集中管理型のカラオケシステムによれ
ば、各カラオケ装置は当座のカラオケ演奏に使用する以
外のカラオケ演奏データを保持する必要がなく、カラオ
ケ演奏データのメンテナンスも中央装置だけで済む等の
利点があり、例えば1棟の建物の各室にカラオケ装置を
配置したカラオケ店等において利用されている。
【0004】ところで、この集中管理型のカラオケシス
テムでは、例えばカラオケ店のように各カラオケ装置が
ほぼ均等利用され且つその稼動率も比較的高い環境であ
れば各室に1台のカラオケ装置を設置する価値も十分に
あるが、例えばホテル等の宿泊施設や多数の個室を備え
る飲食店等では、1室に1台のカラオケ装置を設置する
ことは、その稼動効率を考慮すると費用対効果の面で問
題がないとは言えなかった。つまり、カラオケを楽しむ
ことを主目的とする環境では、その稼働率が必然的に高
くなり、全てのカラオケ装置が稼働している状態を想定
した対応をする必要があるが、上述したホテルや飲食店
等のように、主目的は他にありカラオケを付随するサー
ビスとして提供している環境では、必然的に稼働率は低
くなるのである。
【0005】したがって、このような稼働率が比較的低
いと考えられる環境における上記問題を回避するため
に、例えば各部屋には音声および映像を出力するための
出力端末装置だけを設置し、出力端末装置の台数よりも
少ないカラオケ装置本体を管理室等に設置し、出力端末
装置からリクエストを受けるといずれかのカラオケ装置
本体を稼動させるシステムを採用することが考えられ
る。
【0006】しかしながら、このように(カラオケ装置
本体の台数)<(出力端末装置の台数)とすると、一時
的に稼働率が高くなった場合に、即座にカラオケサービ
スを提供してもらえない出力端末装置が発生するおそれ
もある。つまり、出力端末装置側からのリクエストに応
じてカラオケ装置本体からカラオケ演奏データが提供さ
れるのであるが、このリクエスト数がカラオケ装置本体
の台数に達してしまうと、その後にリクエストがされて
も対応できない状況が生じる。
【0007】そして、この場合には、出力端末装置側か
らのリクエストを一旦中央装置側で受け付け、現在のリ
クエスト状況を参照してリクエストを受け付けられない
ことを判断してから、出力端末装置側にリクエストが受
け付けられない旨を表示して利用者を待たせたり、ある
いは後から再度リクエストをするように促す表示をした
りするのである。なお、このような事態は、カラオケサ
ービスに限らず、出力用のデータを提供する装置とそれ
を出力する装置との台数が不均衡な(つまり、出力装置
が情報提供装置よりも多い)システムでは、発生し得る
ものであった。
【0008】本発明は上述の事情を背景としてなされた
ものであり、その目的とするところは、出力用のデータ
を提供する情報提供装置の数が出力用のデータを外部出
力する出力端末装置の数よりも少ない情報提供システム
において、データ提供待ちとなる出力端末装置で利用者
が無駄なリクエスト操作をしなくてもよいようにして、
利用の便を向上させるものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、請求項1記載の情報提供システムは、記
憶手段に記憶されているデータを使用して情報処理を実
行し外部出力用情報を作成する情報処理手段を備える一
つ以上の情報提供装置と、前記各情報提供装置から出力
される外部出力用情報をそれぞれ1チャンネルに割り当
てて搬送するマルチチャンネルの搬送装置と、入力手段
を介して入力される指令入力に従って情報提供要求を送
出する要求送出手段と、前記搬送装置に接続されて前記
マルチチャンネルから1チャンネルを選択するチャンネ
ル選択手段と、該チャンネル選択手段により選択された
チャンネルから取得した前記外部出力用情報に基づいて
外部出力を実行するデータ出力手段とを備え、前記情報
提供装置よりも多数の複数の出力端末装置と、前記要求
送出手段から送出された要求を取得する要求取得手段
と、該取得した要求に応じた情報処理の実行を前記複数
の情報提供装置から選択される情報提供装置に指令する
指令手段と、該選択された情報提供装置からの前記出力
用情報が搬送される前記チャンネルを前記要求を送出し
た出力端末装置に通知するチャンネル通知手段とを備え
る中央制御装置とを備え、前記出力端末装置には、前記
チャンネル選択手段に対して前記中央制御装置から通知
されたチャンネルの選択を指令するチャンネル指令手段
が設けられた情報提供システムであって、前記中央制御
装置は、前記情報提供装置の稼働状況に基づき、現時点
で前記出力端末装置側からの情報提供要求を受付可能か
否かを判断する判断手段と、その判断結果を随時出力端
末装置に通知する判断結果通知手段とを備え、前記出力
端末装置は、前記判断結果通知手段によって通知された
判断結果を、自動的に、あるいは前記入力手段を介して
入力される所定の操作に応じて出力可能な判断結果出力
手段を備えていることを特徴とする。
【0010】請求項2記載の情報提供システムは、請求
項1に記載の情報提供システムにおいて、前記中央制御
装置は、前記出力端末装置側からの情報提供要求を、前
記情報提供装置の数に所定数だけ加えた受付可能数まで
は受け付け、前記指令手段によって、その要求順の早い
ものから情報処理の実行を指令するようにされており、
前記判断手段は、前記出力端末装置側からの情報提供要
求が、前記受付可能数以内であれば、受付可能であると
判断することを特徴とする。
【0011】請求項3に記載の情報提供システムは、請
求項2に記載の情報提供システムにおいて、前記判断手
段は、前記出力端末装置側からの情報提供要求が、前記
受付可能数以内であるが前記情報提供装置の数を超えた
場合には、その要求に応じて情報提供装置が情報処理を
実行するまでの待ち時間も判断するようにされており、
その判断結果が通知された出力端末装置では、前記待ち
時間も出力可能とされていることを特徴とする。
【0012】請求項4記載の情報提供システムは、請求
項1,2または3に記載の情報提供システムにおいて、
前記出力端末装置は、前記記憶手段に記憶されているカ
ラオケ曲データを使用してカラオケ演奏用情報を作成す
る前記情報処理手段を備えるカラオケ演奏装置であり、
前記出力端末装置は、前記入力手段を介して入力される
選曲入力に従って曲要求を送出する前記要求送出手段
と、前記カラオケ演奏用情報を音声出力する前記外部出
力手段とを備えるカラオケ端末装置であり、前記中央制
御装置は、前記曲要求を取得する前記要求取得手段と、
前記曲要求に対応する曲のカラオケ演奏用情報の作成を
前記カラオケ演奏装置に指令する前記指令手段とを備え
るカラオケ中央制御装置であることを特徴とする。
【0013】請求項5記載の情報提供システムは、請求
項4に記載の情報提供システムにおいて、歌詞を表示す
るための歌詞信号を含む映像信号を出力する映像信号出
力手段を前記カラオケ演奏装置に設け、該映像信号に基
づく映像を表示する表示手段を前記カラオケ端末装置に
設けたことを特徴とする情報提供システム。
【0014】
【作用及び発明の効果】上記構成を有する請求項1記載
の情報提供システムにおいては、情報提供装置の情報処
理手段は、記憶手段に記憶されている情報を使用して情
報処理を実行し外部出力用情報を作成する。マルチチャ
ンネルの搬送装置は、各情報提供装置から出力される外
部出力用情報をそれぞれ1チャンネルに割り当てて搬送
する。出力端末装置では、要求送出手段が入力手段を介
して入力される指令入力に従って要求を送出する。搬送
装置に接続されたチャンネル選択手段が、マルチチャン
ネルから1チャンネルを選択すると、情報出力手段は、
該チャンネル選択手段により選択されたチャンネルから
取得した外部出力用情報に基づいて外部出力を実行す
る。中央制御装置では、要求取得手段が要求を取得する
と、指令手段は、該取得した要求に応じた情報処理の実
行を複数の情報提供装置から選択される情報提供装置に
指令する。チャンネル通知手段は、該選択された情報提
供装置からの出力用情報が搬送されるチャンネルを要求
を送出した出力端末装置に通知する。
【0015】さらに、出力端末装置では、チャンネル指
令手段が、チャンネル選択手段に対して中央制御装置か
ら通知されたチャンネルの選択を指令する。つまり、出
力端末装置が指令入力に従って要求を送出した場合、中
央制御装置が、その要求に応じた情報処理の実行を複数
の情報提供装置中の1台に指令し、その選択された情報
提供装置からの出力用情報が搬送されるチャンネルを要
求を送出した出力端末装置に通知してくるので、出力端
末装置で、チャンネル選択手段がチャンネル指令手段の
指令に従って、中央制御装置から通知されたチャンネル
の選択を実行すれば、出力端末装置側の要求に応じた外
部出力を得られる。
【0016】これにより、まず基本的な効果として次の
ことが挙げられる。つまり、出力端末装置は情報提供装
置よりも多数有るが、例えばホテル等の宿泊施設や多数
の個室を備える飲食店等の各部屋等に設置されているカ
ラオケ出力端末等では、全ての出力端末装置が一斉に要
求を送出してくることは少ないと考えられる。そして、
仮に要求が集中して、一時的にカラオケが利用できない
出力端末装置が出てきたとしても、カラオケが主目的で
はないこと等から利用できないことによる影響は少ない
と考えられる。したがって、上記ホテルや飲食店等にお
いて採用する場合には、出力端末装置よりも少ない情報
提供装置で十分に対応でき、利用が想定される部屋や場
所毎に1台の情報提供装置を設置しなくとも各部屋や場
所で外部出力を得ることは十分に可能で、費用対効果の
面でも優れている。
【0017】そして、基本的には上記効果があるが、こ
のように(情報提供装置の台数)<(出力端末装置の台
数)とすると、一時的に稼働率が高くなった場合に、即
座に情報提供サービスを提供してもらえない出力端末装
置が発生するおそれもある。つまり、出力端末装置側か
らの要求に応じて情報提供装置から所望の情報が提供さ
れるのであるが、この要求数が情報提供装置の台数に達
してしまうと、その後に要求がされても即座には対応で
きない状況が生じる。
【0018】そこで、本発明においては、中央制御装置
の判断手段が、情報提供装置の稼働状況に基づき、現時
点で出力端末装置側からの情報提供要求を受付可能か否
かを判断し、判断結果通知手段が、その判断結果を随時
出力端末装置に通知する。そして、出力端末装置では、
判断結果通知手段によって通知された判断結果を、自動
的に、あるいは入力手段を介して入力される所定の操作
に応じて出力する。
【0019】したがって、出力端末装置の利用者にとっ
ては、現時点で所望の情報処理を要求した場合にその要
求が受け付けてもらえるか否かが、実際に要求をしなく
ても判断でき、無駄な情報提供要求操作をしなくてもよ
くなる。ここで、上記要求が受付可能かは、単に要求の
数が情報提供装置の数以内であるか否かによって判断す
るものでなくてもよい。例えば、請求項2に示すよう
に、出力端末装置側からの情報提供要求を、情報提供装
置の数に所定数だけ加えた受付可能数までは受け付け、
指令手段によって、その要求順の早いものから情報処理
の実行を指令するようにした場合に、出力端末装置側か
らの情報提供要求が、受付可能数以内であれば、受付可
能であると判断することもできる。つまり、即座に情報
提供することはできないが、少ない待ち時間で情報提供
が開始される状況であれば、いわゆる予約受付してお
き、その予約順番に従って情報提供処理を実行していけ
ばよい。
【0020】なお、この場合には、請求項3に示すよう
に、予約された要求の有無も考慮して、即座に情報提供
が受けられるのか、所定時間待てば情報提供が受けられ
るのか、そしてさらに所定時間待つ場合には、その待ち
時間も上記判断手段による判断結果とし、出力端末装置
においてそれを出力できるようにしておけば、より利用
者の便が向上する。つまり、即座に要求が受け付けても
らえるのであれば要求するが、待つのであれば要求しな
いという考える場合もあるので、そのような待ち時間ま
で判ることは好ましい。
【0021】なお、請求項4,5に示すものは、情報提
供システムとして、いわゆるカラオケシステムに適用し
た場合である。請求項4記載のものでは、情報提供装置
としてのカラオケ演奏装置にて、情報処理手段は、記憶
手段に記憶されているカラオケ曲データを使用してカラ
オケ演奏用情報を作成する。なお、このカラオケ演奏用
情報が請求項1に記載の外部出力用情報に該当してい
る。
【0022】出力端末装置としてのカラオケ端末装置で
は、要求送出手段は、入力手段を介して入力される選曲
入力に従って曲要求を送出し、外部出力手段は、カラオ
ケ演奏用情報を音声出力する。中央制御装置としてのカ
ラオケ中央制御装置では、要求取得手段が曲要求を取得
すると、指令手段は、曲要求に対応する曲のカラオケ演
奏用情報の作成をカラオケ演奏装置に指令する。
【0023】このため、例えばホテル等の宿泊施設や多
数の個室を備える飲食店等で、各部屋等にカラオケ端末
装置を設置し、例えば管理室等に中央制御装置とカラオ
ケ演奏装置とを設置しておけば、各部屋毎でカラオケを
楽しむことができる。この際、設置されている全てのカ
ラオケ端末装置が一斉に曲要求を送出してくることは少
なく、カラオケ端末装置よりも少ないカラオケ演奏装置
で十分に対応できる。したがって、カラオケ演奏装置と
カラオケ端末装置とを一対一で設置しなくとも各室でカ
ラオケを楽しむことが可能となり、費用対効果の面でも
優れている。そして、上述したように、現時点で要求し
た場合に受付可能であるか否かが、実際に要求操作をす
ることなく利用者側で判るため、無駄な要求操作がなく
なり、利用者の便は向上する。
【0024】また、請求項5記載のものでは、カラオケ
演奏装置に設けられた映像信号出力手段が、歌詞を表示
するための歌詞信号を含む映像信号を出力する。端末装
置に設けられた表示手段は、映像信号に基づく映像を表
示する。これにより、カラオケ演奏の音声出力と併せて
歌詞が表示されることになり、利用者は歌詞を参照しな
がらカラオケを楽しむことができる。
【0025】なお、請求項4,5ではカラオケの場合を
説明したが、もちろん情報提供するサービス情報として
は、カラオケだけでなく、ビデオゲームやビデオ放映等
であっても適用できる。
【0026】
【実施例】次に、本発明をカラオケ用の情報提供システ
ムとして具体化した実施例について図面を参照して説明
する。参照される図1は本情報提供システムの概略構成
のブロック図、図2は本情報提供システムの構成要素と
なる情報提供装置としてのカラオケ演奏装置のブロック
図、図3は本情報提供システムの構成要素となる出力端
末装置としてのカラオケ端末装置のブロック図である。
【0027】図1に示すように、本実施例の情報提供シ
ステム1には、本発明の記憶手段に相当し内蔵するハー
ドディスク(HDD)33にカラオケ曲データを格納す
るコミュニケーションサーバ3、本発明の情報提供装置
に相当しコミュニケーションサーバ3から読み出された
カラオケ曲データに基づいてカラオケ演奏用情報を作成
し出力する複数のカラオケ演奏装置5、コンパクトディ
スク(CD)やレーザディスク(LD)等の映像記録担
体(図示略)に記録されている動画映像を再生してカラ
オケ演奏装置5に背景映像情報として出力する複数の映
像装置7、コミュニケーションサーバ3、カラオケ演奏
装置5、映像装置7に各種の指示を与える等の制御を司
り請求項4に記載のカラオケ中央制御装置にも相当する
中央制御装置9が備えられている。中央制御装置9とコ
ミュニケーションサーバ3およびカラオケ演奏装置5は
LAN(ローカルエリアネットワーク)11により相互
に接続されている。
【0028】前記コミュニケーションサーバ3は、制御
手段としてのCPU32、ハードディスク(HDD)3
3、CPU32の作動プログラム等が格納されているR
OM34、CPU32での演算処理などに際してデータ
等を一時記憶するためのRAM35、入出力インタフェ
ース(入出力I/F)36、通信手段としての通信制御
装置37等が備えられている。入出力I/F36はLA
N11に接続されており、CPU32は、入出力I/F
36を通してLAN11にデータを送出したりLAN1
1からデータを取得することができる。通信制御装置3
7は例えば公衆電話回線等の通信回線を介してホストH
との通信を実行するための装置であり、CPU32は、
通信制御装置37を介してホストHにデータ等を送信す
ることやホストHから送信されてくるデータ等を受信す
ることができる。
【0029】HDD33には、すでに数千〜1万曲分の
カラオケ曲データが、それぞれを識別するデータ番号を
付されて記憶されているが、上述のようにCPU32と
ホストHとの通信によりホストHから送信されてくる新
曲のカラオケ曲データ等を蓄積することができる。ま
た、CPU32の指示に応じてこれらのデータの一部を
削除することもできる。そして、このカラオケ曲データ
は、曲同士を識別するための識別情報である曲番号デー
タ(前述のデータ番号に該当)とカラオケ演奏のための
実体データとから構成されている。この内の実体データ
は、伴奏音楽の情報であるMIDI(Musical Instrume
nt Digital Interface)規格の演奏データおよび歌詞を
データ化した歌詞データを含んでいる。なお、本実施例
ではそのように構成されていないが、実体データには、
曲毎に対応した映像情報を符号化した背景映像データが
含まれることもある。
【0030】中央制御装置9は、制御手段であり本発明
の指示手段およびチャンネル通知手段に相当するCPU
91、周知のROM92、RAM93を備えるマイクロ
コンピュータで、入出力インタフェース(入出力I/
F)94によってLAN11および映像装置7に接続さ
れており、通信手段であり本発明の要求取得手段でもあ
るセンターモデム95によりヘッドアンプ13に接続さ
れている。このセンターモデム95は、ディジタル信号
を高周波変調し、また高周波信号をディジタル信号に復
調することができる。
【0031】また、ヘッドアンプ13には、アナログ信
号に所定の高周波変調を施す変調器15を介して各カラ
オケ演奏装置5が接続されている。ヘッドアンプ13
は、各変調器15からの信号およびセンターモデム95
からの信号を各信号毎に割り当てられたチャンネルにて
多重化して同軸ケーブルの幹線17に送出することがで
きる。幹線17には、カラオケ演奏装置5よりも多数の
カラオケ端末装置19が接続されており、各カラオケ端
末装置19は幹線17により搬送される信号を受信する
ことができる。なお、カラオケ端末装置19は本発明の
出力端末装置に相当し、各カラオケ端末装置19は、例
えばホテルや飲食店等の各部屋毎に1台ずつ設置されて
いる。また、ヘッドアンプ13は、各カラオケ端末装置
19から送出される信号をセンターモデム95に中継す
ることも可能である。このことから明かなように、ヘッ
ドアンプ13と幹線17により本発明の搬送装置が構成
されている。
【0032】このようにカラオケ端末装置19へはヘッ
ドアンプ13及び幹線17を介して複数のチャンネルで
の信号の送受信ができるのであるが、その割付を簡単に
説明しておく。まず、1台のカラオケ演奏装置5につき
1つのチャンネルが割り当てられており、カラオケ端末
装置19でそのチャンネルに合わせれば、対応するカラ
オケ演奏装置5から送信されるカラオケ用の情報(後述
する演奏用音声信号及び映像信号)を取り込むことがで
きる。
【0033】また、前記センターモデム95を介して
は、中央制御装置9から各カラオケ端末装置19へポー
リング信号を送信するためのチャンネルと、そのポーリ
ング信号に対するカラオケ端末9からのレスポンス信号
を受信するためのチャンネルが割り付けられている。ま
た、カラオケ演奏装置5の稼働状況より判断した現在リ
クエストを受付可能であるか否かの判断結果を、前記ポ
ーリング信号に付加して送信することもできるようにさ
れている。なお、現在リクエストを受付可能であるか否
かの判断は、1台のカラオケ演奏装置5につき現在演奏
中の曲以外に所定曲数まで予約可能としておき、全ての
カラオケ演奏装置5において、その予約可能な上限まで
予約がされてしまった場合にリクエストを受け付けられ
ないとするのである。この判断の詳細については後述す
る。
【0034】図2に示すように、カラオケ演奏装置5
は、LAN11によりコミュニケーションサーバ3や中
央制御装置9と通信を行うための通信手段としてのLA
Nインタフェース(LANI/F)51、制御手段とし
てのCPU52、周知のRAM53並びにROM54、
映像合成装置55、音源56等を備えている。
【0035】CPU52は、コミュニケーションサーバ
3からカラオケ曲データを読み込んで、そのカラオケ曲
データの演奏データを音源56に、歌詞データを映像合
成装置55にそれぞれ転送可能である。音源56は、デ
ィジタルの演奏データをアナログの演奏用音声信号に変
換して変調器15に出力可能であり、映像合成装置55
は、歌詞データと映像装置7から出力されてカラオケ演
奏装置5に入力される背景映像信号とを合成(スーパー
インポーズ)したアナログ信号を変調器15に送出する
ことができる。つまり、CPU52および音源56が本
発明の情報処理手段に相当し、映像合成装置55が請求
項5に記載の映像信号出力手段に相当する。
【0036】図3に示すように、カラオケ端末装置19
は、制御手段としての端末制御装置21を備えている。
この端末制御装置21は、図示しないCPUとROM、
RAM等を備えるマイクロコンピュータとして構成され
ており、カラオケ端末装置19の各部の作動を制御する
ことができる。
【0037】端末制御装置21は、ディジタル信号を高
周波変調し、高周波信号をディジタル信号に復調可能な
通信手段としてのモデム22を介して幹線17に接続さ
れており、従って、各出力端末装置19は幹線17を通
して中央制御装置9と双方向の通信が可能である。この
モデム22は、幹線17を介して中央制御装置9から送
信されるポーリング信号を受信して復調するとともに、
端末制御装置21より出力されるレスポンス信号を変調
して、中央制御装置9に送信するものである。ここで、
レスポンス信号とは、中央制御装置9よりポーリング信
号が送信された場合に、曲のリクエストがあるか否かを
中央制御装置9に回答するための信号であり、リクエス
トがある場合は、リクエスト曲の曲番号などを示すリク
エストデータが付加される。
【0038】また、端末制御装置21は、チューナ制御
信号によってチューナ23に選択すべきチャンネルを指
示して選択させることができる。チューナ23は、その
チャンネルで幹線17を送信されてくる高周波信号を復
調しアンプ26および表示制御装置28に出力すること
ができる。つまり、チューナ23が本発明のチャンネル
選択手段に相当する。
【0039】端末制御装置21には、本発明の入力手段
としての操作パネル24が接続されており、利用者は、
操作パネル24のテンキー(図示略)等を操作してカラ
オケ曲のリクエスト等を入力できる。なお、この入力操
作は、付属のリモコン25によってもできる。また、操
作パネル24またはリモコン25によるリクエスト等の
入力は、端末制御装置21に受容されたのちモデム22
を通して中央制御装置9に送出される。つまり、端末制
御装置21とモデム22とで本発明の要求送出手段が構
成されている。
【0040】端末制御装置21に接続されている音量増
幅用のアンプ26には、左右一対のスピーカ27L、ス
ピーカ27Rが接続されており、スピーカ27L、スピ
ーカ27Rはアンプ26からの電気信号に基づく音声出
力が可能である。チューナ23は、受信した高周波信号
を復調した音声信号をアンプ26に転送可能で、アンプ
26はチューナ23から転送される音声信号とマイクロ
フォン30から入力される歌唱音信号とをミキシングし
て増幅しスピーカ27L、27Rに出力できる。つま
り、アンプ26とスピーカ27L、27Rとで本発明の
情報出力手段が構成されている。
【0041】さらに、端末制御装置21には表示制御装
置28が接続されている。また、表示制御装置28には
チューナ23が接続されており、チューナ23で受信さ
れて復調された映像信号が表示制御装置28に転送され
る構成である。この表示制御装置28にはモニタ29が
接続されており、表示制御装置28は、端末制御装置2
1からの指示とチューナ23から転送されてくる映像信
号に基づく映像をモニタ29に表示させることができ
る。つまり、表示制御装置28とモニタ29とで請求項
5に記載の表示手段が構成されている。なお、この表示
制御装置28とモニタ29とは、請求項1に記載の判断
結果出力手段としても働く。
【0042】次に、上述の構成になるカラオケ情報提供
システム1の動作について、図4〜図10を参照して説
明する。ここで参照される図4は、カラオケ端末装置1
9の端末制御装置21で実行されるメイン処理のフロー
チャート、図5はカラオケ端末装置19の端末制御装置
21で実行されるポーリング割込み処理のフローチャー
ト、図6は中央制御装置9のCPU91で実行されるメ
イン処理のフローチャート、図7は中央制御装置9のC
PU91で実行される割込み処理のフローチャート、図
8は中央制御装置9のCPU91で実行されるポーリン
グ制御処理のフローチャート、図9はカラオケ演奏装置
5のCPU52で実行される処理のフローチャートであ
り、図10は中央制御装置9のRAM93に記憶される
キューテーブルの構造の説明図であるが、中央制御装置
9、カラオケ演奏装置5およびカラオケ端末装置19で
実行される処理は互いに密接に関係しているので、以下
の説明では随時これらの図を参照する。
【0043】まず、カラオケ端末装置19における処理
から説明を始める。図4は、カラオケ端末装置19の電
源がONされて開始、あるいは他の情報サービスも選択
できる場合にはカラオケサービスを選択するための所定
のモードに設定した場合に開始される処理である。本カ
ラオケ端末装置19の端末制御装置21では、操作パネ
ル24またはリモコン25の操作によりリクエストが入
力されることによって、そのリクエストを中央制御装置
9側に送信するのであるが、図4に示すように、本処理
では、初期設定として、まずそのリクエストを受け付け
不可能な「受付不可」状態にセットしてから(S10
1)、続くS102でセンタ側(中央制御装置9やカラ
オケ演奏装置5がある側をセンタ側と呼ぶ)の予約がす
でに一杯であるか否かを判断する。この判断は、端末制
御装置21内のRAM(図示せず)の予約状態エリアを
参照して行なう。
【0044】この予約状態エリアは、図5のポーリング
割込み処理によって更新設定されていくので、ここで図
5のポーリング割込み処理を説明する。本ポーリング割
込み処理は、図4のメイン処理とは別に、中央制御装置
9からのポーリング信号に起因して実行されるものであ
り、割込み処理を開始すると、端末制御装置21は、ま
ず中央制御装置9からセンタ側の予約状態・チャンネル
の通知や演奏終了の通知等、各種の通知があればこれを
取得する(S151)。続いて、端末制御装置21で
は、取得した通知の内、センタ側の予約状態を予約状態
エリアに更新設定してから(S152)、本処理を終了
する。この予約状態がどのように作成されて送信される
かは、後述する中央制御装置9における処理説明の際に
述べるが、予約が「一杯」であるか否かの状態が通知さ
れるのである。
【0045】図4に戻り、S102にてセンタ側の予約
が一杯ではないと判断された場合には(S102:N
O)、リクエストを受け付け可能な「受付可」状態にセ
ットしてから(S103)、モニタ29にリクエスト可
能画面を表示する。このリクエスト可能画面とは、現在
リクエストが可能である旨、そしてリクエスト方法のガ
イダンスあるいは新譜案内等を表示して、リクエストを
促すためのものである。また、この画面は、カラオケ端
末装置29側で予め作成されたものである。
【0046】このようにしてリクエスト可能画面を表示
している間に、S105では再度S102と同様にセン
タ側の予約が一杯であるか否かを判断し、予約が一杯で
なければS106へ移行して、操作パネル24等による
リクエストの入力があるかを判断する。そして、リクエ
ストがない場合には、S105へ戻ってセンタ側の予約
が一杯であるか否かを判断する。つまり、リクエストを
待つ間は、常にセンタ側の予約が一杯であるか否かを判
断するのである。
【0047】そして、センタ側の予約が一杯でない状態
で(S105:NO)、リクエストされたならば(S1
06:YES)、そのリクエストの曲番号を記憶し(S
107)、中央制御装置9からのポーリングを待つ(S
108)。端末制御装置21は、中央制御装置9からの
ポーリングがなされたなら(S108:YES)、その
ポーリングに対する返答としてのレスポンス信号にリク
エストの曲番号情報を付加し、モデム22を通して中央
制御装置9に送信し、カラオケ演奏のためのデータの提
供を要求する(S109)。
【0048】その後、端末制御装置21は、中央制御装
置9からのチャンネルの通知を待ち(S110)、通知
を受けたならば(S111:YES)、通知されたチャ
ンネルの選択をチューナ23に指示し、アンプ26およ
び表示制御装置28を作動させる(S111)。これに
より、幹線17を介して送信されチューナ23で復調さ
れる演奏用信号に基づく音声がスピーカ27L、27R
から出力され、幹線17を介して送信されチューナ23
で復調される映像用信号に基づいて歌詞と背景動画とが
合成された映像がモニタ29に表示される。これに併せ
て利用者がマイクロフォン30から歌唱音声を入力すれ
ば、その音声信号はアンプ26において演奏用信号とミ
キシングされてスピーカ27L、27Rから出力され
る。次に、端末制御装置21は、中央制御装置9からの
演奏終了の通知を待ち(S112)、この通知を受けた
ならば(S112:YES)、S102へ戻る。なお、
S111でのチャンネル通知及びS112での演奏終了
通知は、上述した図5のポーリング割込み処理のS15
1によって取得する。
【0049】以上の説明は、図4における処理の内、セ
ンタ側の予約状態が一杯でない場合の処理であったが、
次に、予約状態が一杯である場合の処理について説明す
る。まずS102にて予約状態が一杯であると判断され
た場合には(S102:YES)、S113へ移行し
て、リクエストを受け付け不可能な「受付不可」状態に
セットしてから(S113)、モニタ29にリクエスト
不可能画面を表示する。このリクエスト不可能画面と
は、現在予約が多くて新たなリクエストの受け付けはで
きない旨を表示して、無駄なリクエスト操作を未然に防
止しようとするものである。なお、新譜案内等あるいは
他の広告情報を合わせて表示してもよい。また、この画
面も上記リクエスト可能画面と同様に、カラオケ端末装
置29側で予め作成されているものを表示する。
【0050】このようにしてリクエスト不可能画面を表
示している間に、S115では再度S102と同様にセ
ンタ側の予約が一杯であるか否かを判断し、もし、予約
が一杯でなくなるとS103へ移行してリクエストを受
け付け可能な「受付可」状態にセットし、S104でモ
ニタ20の表示をリクエスト可能画面に切り替える。さ
らに、リクエスト可能画面を表示している間に、S10
5ではセンタ側の予約が一杯であるか否かを判断し、予
約が一杯でなければS106でリクエストの入力を待
つ。そして、このようにリクエストを待っている間に、
センタ側の予約が一杯であると判断されると(S10
5:YES)、S113へ移行して、リクエストを「受
付不可」状態にセットし、S114でモニタ29の表示
をリクエスト不可能画面を切り替える。
【0051】センタ側の予約が一杯かどうかは、複数の
カラオケ端末装置19個々からのリクエストタイミング
及びカラオケ演奏装置5の演奏終了タイミング等によっ
て時々刻々と変化するので、図5のポーリング割込み処
理が実行されて、S152での予約状態の更新設定がな
される毎に変化する可能性がある。したがって、モニタ
29の表示もリクエスト可能画面と不可能画面とが時々
刻々と変化する可能性がある。そのため、リクエスト可
能画面が表示されている際、リクエストしようとして迷
っている間に、例えば他のカラオケ端末装置19から先
にリクエストされてしまうと、S114のリクエスト不
可能画面に切り替わってしまう場合もある。
【0052】次に、図6〜9に従って中央制御装置9及
びカラオケ演奏装置5で実行される処理について説明す
る。中央制御装置9のCPU91は、通常は図6に示さ
れるメインルーチンの処理を実行しているのであるが、
図8に示すポーリング制御処理における割込み指示、あ
るいは図9に示すカラオケ演奏装置5での処理における
割込み指示があると、これに起因して図7に示される割
込み処理を実行する。これらの処理は互いに密接に関係
しており、以下の説明では随時これらの図を参照する。
【0053】最初に割込み処理について説明する。図7
に示すように、割込み処理を開始すると、CPU91
は、割込み処理開始のきっかけとなった通信がカラオケ
演奏装置5からの演奏終了の知らせかを判断する(S3
01)。ここで肯定判断(S301:YES)であれ
ば、CPU91は、S302〜S305の処理に進むの
であるが、ここでは、カラオケ端末装置19からの通信
であった場合(S301:NO)について説明する。
【0054】S301で否定判断となった場合には、C
PU91は、S306に進んでカラオケ端末装置19か
らの曲のリクエストであるかを判断し、否定判断であれ
ばこの割込み処理を終了してメインルーチンに戻る。一
方、カラオケ端末装置19からの曲のリクエストであれ
ば(S306:YES)、S307に進む。なお、この
カラオケ端末装置19からの曲のリクエストは、図8の
ポーリング制御処理からの割込みによって通知されるの
であるが、このポーリング制御処理については後述する
こととして、説明を続ける。S307では、待ち曲数が
最も少ないカラオケ演奏装置5のキューに、S306で
リクエストを送信してきたカラオケ端末装置19が設置
されている部屋の部屋番号とリクエスト曲番号を書き込
む(S307)。 ここで、中央制御装置9のRAM9
3に設けられる各カラオケ演奏装置5毎のキューについ
て図10を参照して説明する。
【0055】図10に示すように、RAM93内に形成
されているキューテーブル96には、各カラオケ演奏装
置5a,5b・・・5x(各カラオケ演奏装置5を区別
するために添え字a,b・・・xを使用する)毎のキュ
ーカラム97a,97b・・・97xが形成されてい
る。各キューカラム97a〜97xには2つのキュー記
入枠98a,98bが備えられており、カラオケ端末装
置19からのリクエスト曲番号と部屋番号は各キュー記
入枠98a,98bに書き込まれる。このキュー記入枠
98a,98bは、各カラオケ演奏装置5a〜5xにお
ける演奏順序に対応しており、キュー記入枠98aは次
に演奏する曲番号とその曲をリクエストしてきたカラオ
ケ端末装置19が設置されている部屋番号とが書き込ま
れ、キュー記入枠98bには次の次に演奏する曲番号と
その曲をリクエストしてきたカラオケ端末装置19が設
置されている部屋番号とが書き込まれる。なお、キュー
テーブルは、カラオケ演奏装置5a〜5xで1曲の演奏
が終了するごとに更新されるため、各カラオケ演奏装置
5a,5b・・・5xについて現在演奏されている曲以
外の予約は1曲となる。なお、この更新については、そ
れを含むS302〜S304の処理について後で説明す
る。
【0056】新規のリクエストは、待ち曲数が最も少な
いカラオケ演奏装置5a〜5xのキューカラム97a〜
97xに書き込まれるが、具体的な例を挙げてこの書き
込みについて説明する。例えばカラオケ演奏装置5a〜
5xのキュー記入枠98aには既に次に演奏する曲が書
き込まれており、カラオケ演奏装置5b〜5xのキュー
記入枠98bには次の次に演奏する曲が書き込まれてい
たとすれば、待ち曲数が最も少ない(次の次がない)の
はカラオケ演奏装置5aということになるから、新規の
リクエストの曲番号と部屋番号はカラオケ演奏装置5a
のキュー記入枠98bに書き込まれることになる。つま
り、中央制御装置9のCPU91は、キュー記入枠98
aに空きがあるか、キュー記入枠98bに空きがあるか
と順に検索し、いずれか早い段階で空きが見つかればそ
のキュー記入枠98a,98bに新規のリクエストを書
き込むのである。
【0057】このようにして、S307でリクエストを
書き込んだ後、予約が一杯かどうかを判断する(S30
8)。これは、上述したように、中央制御装置9のCP
U91は、キュー記入枠98aに空きがあるか、キュー
記入枠98bに空きがあるかと順に検索し、いずれか早
い段階で空きが見つかればそのキュー記入枠98a,9
8bに新規のリクエストを書き込んでいくのであるが、
全てのキュー記入枠98a,98bに書き込まれている
場合には、これ以上新規のリクエストを書き込めない状
態なので、この状態であれば予約が一杯であると判断す
るのである。
【0058】そして、予約が一杯でなければ(S30
8:NO)、そのままこの割込み処理を終了してメイン
ルーチンに戻るが、予約が一杯であれば(S308:Y
ES)、RAM93内の予約状態記憶エリアに「一杯」
であると更新設定してから(S309)、本割込み処理
を終了する。
【0059】続いて、上述のS301において肯定判断
であった場合に実行されるS302〜S305の処理に
ついて次に説明する。CPU91は通信してきたカラオ
ケ演奏装置5が演奏中ではないことをRAM93に記憶
させ(S302)、続いて、S301で演奏終了を知ら
せてきたカラオケ演奏装置5が演奏した曲をリクエスト
したカラオケ端末装置19に、曲の演奏終了を、図8の
ポーリング制御処理によって送信されるポーリング信号
に付加して知らせる(S303)。そして、RAM93
に指示してキューテーブル96を更新させる。
【0060】このキューテーブルの更新について図10
を参照して説明する。例えばS301でカラオケ演奏装
置5aが演奏終了を知らせてきたとすれば、CPU91
はキューカラム97aのキュー記入枠98bの内容を上
位のキュー記入枠98aに転記することをRAM93に
指示する。これにより、キュー記入枠98bの内容はキ
ュー記入枠98aに転記されリクエストの順番が1ずつ
繰上げられる。
【0061】そして、このようにリクエストの順番が1
ずつ繰り上げられることによって、新規のリクエストを
書き込むことのできるキュー記入枠98bが必ず生じて
くるので、RAM93内の予約状態記憶エリアに「余裕
あり」であると更新設定してから(S305)、本割込
み処理を終了する。
【0062】このような割り込み処理を実行した後、C
PU91はメインルーチンの処理に戻るのであるが、次
に、図6を参照してCPU91で実行されるメインルー
チンの処理について説明する。図6に示すように、CP
U91は、割り込み処理のS302でRAM93に記憶
させた内容に基づいて、現在演奏していないカラオケ演
奏装置5を検索する(S201)。ここで演奏中でない
カラオケ演奏装置5があれば(S201:YES)、C
PU91はS202に進んで、そのカラオケ演奏装置5
のキューカラム97a,97bのキュー記入枠98a
(図10参照)に曲番号と部屋番号とが記入されている
かを判断する。ここで該当のキュー記入枠98aに曲願
号と部屋番号があれば(S202:YES)、その曲番
号と部屋番号をキューテーブル96(図10参照)から
読み出す(S203)。続いて、S201で検出したカ
ラオケ演奏装置5(演奏中でない)に指示して、S20
3で読み出した曲番号のカラオケ曲を演奏させる(S2
04)。また、S204で演奏を指示したカラオケ演奏
装置5に割り当てられているチャンネル番号を、図8の
ポーリング制御処理によって送信されるポーリング信号
に付加して、S203で読み出した部屋番号のカラオケ
端末装置19に通知し(S205)、S201へ戻る。
【0063】次に、ポーリング制御処理について図8を
参照して説明する。このポーリング制御処理において
は、まず端末番号nを1にセットし(S401)、n番
目(S401の実行直後であれば1番目)のカラオケ端
末装置19にポーリング信号を送信する(S402)。
つまり、ポーリング信号にn番目の端末を示すアドレス
コードを付加して送信し、カラオケ端末装置19側で
は、このアドレスコードを参照して自端末のポーリング
かどうかを判断する。なお、このポーリング信号には、
上述した図7のS305,S309にて更新設定される
「センタ側の予約状態」、図6のS205における「チ
ャンネル通知」、図7のS303における「演奏終了通
知」等の情報が付加されてカラオケ端末装置19に送信
される。
【0064】次に、このポーリング信号に応じてn番目
のカラオケ端末装置19側から所定のチャンネルにて送
信されるレスポンス信号を受信し(S403)、曲リク
エストがあるか否かを判断する(S404)。リクエス
ト有りと判断された場合は、リクエスト曲の番号などの
情報を含んだリクエストデータに基づく予約処理を実行
させるため、図7の割込み処理を行わせてから(S40
5)、次のステップ(S406)に進む。
【0065】一方、S404にてリクエスト無しと判断
された場合は、S405の処理を行うことなく、そのま
まS406に進む。続いて、S406において端末番号
nに1を加算する(n=n+1)。そして、端末番号n
が最大端末番号N(即ち接続されている全てのカラオケ
端末装置19の内の最大の端末番号)より大きいか否か
を判断し(S407)、否定判断されれば、再びS40
2に戻り、n+1番目のカラオケ端末装置19に対し
て、S1402〜S406の処理を繰り返す。また、S
407にてn>Nと判断された場合は、S401に戻っ
て端末番号nを1にセットし、再び1番目の端末装置1
9に対してS402〜S405の処理を行なう。つま
り、端末番号が1〜Nの全ての端末に対して順番にポー
リングを行い、全ての端末についてポーリングが終了し
た場合は、再び1番目の端末からポーリングを行う。
【0066】次に、カラオケ演奏装置5で実行される処
理について、図9を参照して説明する。この処理は、中
央制御装置9からのカラオケ曲の演奏を指示された(図
6のS204参照)カラオケ演奏装置5で実行される処
理である。図9に示すように、カラオケ演奏装置5のC
PU52(図2参照)は、中央制御装置9からの演奏指
示を待ち(S501)、演奏指示があれば(S501:
YES)、中央制御装置9から演奏すべき曲の曲番号を
取得する(S502)。次にCPU52は、LANイン
タフェース51を通してコミュニケーションサーバ3に
対してS502で取得した曲番号を送信し、その曲番号
のカラオケ曲データの送出を要求し、カラオケ曲データ
が送信されてきたならこれを受信してRAM53に記憶
させる(S503)。
【0067】続いて、CPU51は、RAM53からカ
ラオケ曲データを読み出してカラオケ演奏のための処理
を実行する(S504)。具体的には、CPU51はカ
ラオケ曲データに含まれる演奏データを音源56に転送
し、ディジタルの演奏データをアナログの演奏用音声信
号に変換して変調器15に出力させる。これと併せてC
PU51は、演奏データと同期させて歌詞データを映像
合成装置55に転送し、歌詞データと映像装置7から出
力されてくる背景映像信号とを合成(スーパーインポー
ズ)してアナログの表示用信号として変調器15に送出
させる。変調器15では、演奏用音声信号および表示用
信号に所定の高周波変調を施してヘッドアンプ13に送
出する。さらにヘッドアンプ13では、変調器15から
入力される高周波信号を、そのカラオケ演奏装置5に割
当てられているチャンネルにて幹線17へと送出する。
【0068】そして、CPU51は、S504の処理が
終了するのを待ち(S505)、演奏が終了すると(S
505:YES)、図7の割込み処理を実行させること
で中央制御装置9に演奏終了を通知する(S505)。
中央制御装置9では、この通知を受け取ると、上述のS
301〜S305の処理がなされる。
【0069】以上のように動作する本実施例のカラオケ
用の情報提供システム1では、まず基本的な効果として
次のことが挙げられる。つまり、カラオケ演奏装置5毎
にチャンネルを割り当ててあるので、カラオケ演奏装置
5と同数のカラオケ端末装置19でそれぞれ独立にカラ
オケを楽しむことができる。また、カラオケ演奏装置5
の空きを待つカラオケ端末装置19があっても、複数の
カラオケ演奏装置5のいずれかが演奏を終了するのを待
てばよいので、待ち時間を短くできる。
【0070】この情報提供システムにおいては、例えば
ホテル等の宿泊施設や多数の個室を備える飲食店等で、
各部屋等にカラオケ端末装置19を設置し、例えば管理
室等に中央制御装置9、カラオケ演奏装置5、コミュニ
ケーションサーバ3等を設置しておけば、各部屋毎でカ
ラオケを楽しむことができる。この際、設置されている
全てのカラオケ端末装置19が一斉に曲指令を送出して
くることは少なく、カラオケ端末装置19よりも少ない
カラオケ演奏装置5で十分に対応できる。したがって、
カラオケ演奏装置5とカラオケ端末装置19とを一対一
で設置しなくとも各室でカラオケを楽しむことが可能と
なり、費用対効果の面でも優れている。しかも、カラオ
ケ演奏の音声出力と併せてモニタ29に歌詞が表示され
るので、利用者は歌詞を参照しながらカラオケを楽しむ
ことができる。
【0071】そして、基本的には上記効果があるが、こ
のように(カラオケ演奏装置5の台数)<(カラオケ端
末装置19の台数)とすると、一時的に稼働率が高くな
った場合に、即座にカラオケサービスを提供してもらえ
ないカラオケ端末装置19が発生するおそれもある。つ
まり、カラオケ端末装置19側からの要求に応じてカラ
オケ演奏装置から所望の情報が提供されるのであるが、
この要求数が情報提供装置の台数に達してしまうと、そ
の後に要求がされても即座には対応できない状況が生じ
る。
【0072】そこで、本発明においては、中央制御装置
9が、カラオケ演奏装置5の稼働状況に基づき、現時点
でカラオケ端末装置19側からのリクエストを受付可能
か否かを判断し、その判断結果を随時カラオケ端末装置
19に通知することができるようにされている。具体的
には、1台のカラオケ演奏装置5につき現在演奏中のも
の以外には予約は1曲とし、全てのカラオケ演奏装置5
について予約が一杯になってしまった場合には、その旨
を各カラオケ端末装置19に対して通知するのである。
そして、この通知はポーリング信号と共に随時送信する
ので、ポーリング周期毎に新しい予約状態(一杯である
か余裕があるか)が通知されることとなる。
【0073】そして、カラオケ端末装置19では、この
予約状態に基づいて、リクエスト可能画面あるいはリク
エスト不可能画面を自動的に表示している。したがっ
て、カラオケ端末装置19の利用者にとっては、現時点
でリクエストした場合にそのリクエストが受け付けても
らえるか否かが実際にリクエストをしなくても判断でき
るのである。そのため、リクエスト操作をし、一旦中央
制御装置9側に送信されたのに、その時点で初めてリク
エストが受け付けられないというような判断がされると
いった無駄なリクエストに係る操作をしなくてもよくな
る。
【0074】なお、上記実施例の場合には、新規のリク
エストは、図10に示すキューテーブルにおいて、待ち
曲数が最も少ないカラオケ演奏装置5a〜5xのキュー
カラム97a〜97xに書き込まれるが、キュー記入枠
98aに書き込まれた場合には、即座に演奏され、キュ
ー記入枠98bに書き込まれた場合には、そのキューカ
ラム97a〜97xのキュー記入枠98aに書き込まれ
ている曲が演奏終了してから演奏されることになる。し
たがって、リクエストした場合に、即座に情報提供が受
けられるのか、所定時間(最大1曲分)待てば情報提供
が受けられるのかという大きくは2種類に分類できるの
で、それらの区別ができるように、カラオケ端末装置1
9でのリクエスト可能画面も2種類にすることも考えら
れる。
【0075】つまり、全てのキュー記入枠98aが埋ま
るまでは、即座にリクエスト可能である旨を表示し、全
てのキュー記入枠98aが埋まってからは、例えば1曲
待ちでリクエスト可能である旨を表示するようにすれ
ば、より利用者の便が向上する。つまり、即座に要求が
受け付けてもらえるのであれば要求するが、待つのであ
れば要求しないという考える場合もあるからである。
【0076】さらに、その待ち時間についても、最大1
曲分であるが、さらにカラオケ演奏装置5の稼働状況に
加えてそれぞれが演奏している曲の所要時間データも参
考にして、さらに詳細な待ち時間までも通知するように
してもよい。その場合、例えば30秒刻みあるいは10
秒刻み程度で待ち時間を表示するとよい。つまり、即座
に要求を受け付けてはもらえない場合、1分間程度であ
れば待って要求するが、例えば4分間程度待つのであれ
ば要求しないという考える場合もあるので、そのような
待ち時間まで判ることは好ましい。
【0077】以上、実施例に従って、本発明について説
明したが、本発明はこのような実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまに
実施できることは言うまでもない。例えば情報提供シス
テムの用途はカラオケに限定されるものではなく、情報
提供装置とは別体の出力端末装置を利用が想定される部
屋や場所等に設置するシステムであれば適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のカラオケ情報提供システムの概略構
成のブロック図である。
【図2】 実施例のカラオケ情報提供システムの構成要
素となる情報提供装置としてのカラオケ演奏装置のブロ
ック図である。
【図3】 実施例のカラオケ情報提供システムの構成要
素となる出力端末装置としてのカラオケ端末装置のブロ
ック図である。
【図4】 実施例のカラオケ端末装置の端末制御装置で
実行される処理のフローチャートである。
【図5】 実施例のカラオケ端末装置の端末制御装置で
実行されるポーリング割込み処理のフローチャートであ
る。
【図6】 実施例の中央制御装置のCPUで実行される
メイン処理のフローチャートである。
【図7】 実施例の中央制御装置のCPUで実行される
割込み処理のフローチャートである。
【図8】 実施例の中央制御装置のCPUで実行される
ポーリング制御処理のフローチャートである。
【図9】 実施例のカラオケ演奏装置のCPUで実行さ
れる処理のフローチャートである。
【図10】 実施例の中央制御装置のRAMに記憶され
るキューテーブルの構造の説明図である。
【符号の説明】
1…情報提供システム 3…コミュニケー
ションサーバ 5(5a、5b・・・5x)…カラオケ演奏装置(情報
提供装置) 7…映像装置 9…中央制御装置 13…ヘッドアンプ 15…変調器 17…幹線 19…カラオケ端
末装置(出力端末装置) 21…端末制御装置 22…モデム 23…チューナ 24…操作パネル 25…リモコン 26…アンプ 27L、27R…スピーカ 28…表示制御装
置 29…モニタ 33…ハードディ
スク 52…CPU 55…映像合成装
置 56…音源 91…CPU 95…センターモデム

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶手段に記憶されているデータを使用
    して情報処理を実行し外部出力用情報を作成する情報処
    理手段を備える一つ以上の情報提供装置と、 前記各情報提供装置から出力される外部出力用情報をそ
    れぞれ1チャンネルに割り当てて搬送するマルチチャン
    ネルの搬送装置と、 入力手段を介して入力される指令入力に従って情報提供
    要求を送出する要求送出手段と、前記搬送装置に接続さ
    れて前記マルチチャンネルから1チャンネルを選択する
    チャンネル選択手段と、該チャンネル選択手段により選
    択されたチャンネルから取得した前記外部出力用情報に
    基づいて外部出力を実行するデータ出力手段とを備え、
    前記情報提供装置よりも多数の複数の出力端末装置と、 前記要求送出手段から送出された要求を取得する要求取
    得手段と、該取得した要求に応じた情報処理の実行を前
    記複数の情報提供装置から選択される情報提供装置に指
    令する指令手段と、該選択された情報提供装置からの前
    記出力用情報が搬送される前記チャンネルを前記要求を
    送出した出力端末装置に通知するチャンネル通知手段と
    を備える中央制御装置とを備え、前記出力端末装置に
    は、前記チャンネル選択手段に対して前記中央制御装置
    から通知されたチャンネルの選択を指令するチャンネル
    指令手段が設けられた情報提供システムであって、 前記中央制御装置は、 前記情報提供装置の稼働状況に基づき、現時点で前記出
    力端末装置側からの情報提供要求を受付可能か否かを判
    断する判断手段と、 その判断結果を随時出力端末装置に通知する判断結果通
    知手段とを備え、 前記出力端末装置は、 前記判断結果通知手段によって通知された判断結果を、
    自動的に、あるいは前記入力手段を介して入力される所
    定の操作に応じて出力可能な判断結果出力手段を備えて
    いることを特徴とする情報提供システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の情報提供システムにお
    いて、 前記中央制御装置は、前記出力端末装置側からの情報提
    供要求を、前記情報提供装置の数に所定数だけ加えた受
    付可能数までは受け付け、前記指令手段によって、その
    要求順の早いものから情報処理の実行を指令するように
    されており、 前記判断手段は、前記出力端末装置側からの情報提供要
    求が、前記受付可能数以内であれば、受付可能であると
    判断することを特徴とする情報提供システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の情報提供システムにお
    いて、 前記判断手段は、前記出力端末装置側からの情報提供要
    求が、前記受付可能数以内であるが前記情報提供装置の
    数を超えた場合には、その要求に応じて情報提供装置が
    情報処理を実行するまでの待ち時間も判断するようにさ
    れており、 その判断結果が通知された出力端末装置では、前記待ち
    時間も出力可能とされていることを特徴とする情報提供
    システム。
  4. 【請求項4】 請求項1,2または3に記載の情報提供
    システムにおいて、 前記出力端末装置は、前記記憶手段に記憶されているカ
    ラオケ曲データを使用してカラオケ演奏用情報を作成す
    る前記情報処理手段を備えるカラオケ演奏装置であり、 前記出力端末装置は、前記入力手段を介して入力される
    選曲入力に従って曲要求を送出する前記要求送出手段
    と、前記カラオケ演奏用情報を音声出力する前記外部出
    力手段とを備えるカラオケ端末装置であり、 前記中央制御装置は、前記曲要求を取得する前記要求取
    得手段と、前記曲要求に対応する曲のカラオケ演奏用情
    報の作成を前記カラオケ演奏装置に指令する前記指令手
    段とを備えるカラオケ中央制御装置であることを特徴と
    する情報提供システム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の情報提供システムにお
    いて、 歌詞を表示するための歌詞信号を含む映像信号を出力す
    る映像信号出力手段を前記カラオケ演奏装置に設け、該
    映像信号に基づく映像を表示する表示手段を前記カラオ
    ケ端末装置に設けたことを特徴とする情報提供システ
    ム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10117337A (ja) * 1996-10-08 1998-05-06 Xing:Kk 放送センタ
JP2002297159A (ja) * 2001-03-29 2002-10-11 Daiichikosho Co Ltd 広域クイズ出題解答システムおよび通信カラオケ装置
JP2017181641A (ja) * 2016-03-29 2017-10-05 株式会社第一興商 カラオケ装置

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