JPH1188552A - 音楽画像再生装置 - Google Patents

音楽画像再生装置

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Publication number
JPH1188552A
JPH1188552A JP9250550A JP25055097A JPH1188552A JP H1188552 A JPH1188552 A JP H1188552A JP 9250550 A JP9250550 A JP 9250550A JP 25055097 A JP25055097 A JP 25055097A JP H1188552 A JPH1188552 A JP H1188552A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
music
self
abnormality
diagnosis
image
Prior art date
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Pending
Application number
JP9250550A
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English (en)
Inventor
Toshio Watanabe
俊夫 渡辺
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Publication of JPH1188552A publication Critical patent/JPH1188552A/ja
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハードウェアモジュールに障害が発生して
も、必要最低限の機能を実行できるときには動作するよ
うにする。 【解決手段】 CPU2は、自装置の各種のハードウェ
アモジュールの異常の有無を自己診断し、その自己診断
結果に基づいて音楽の再生と出力,音声の出力,画像の
再生と出力,使用者による操作入力,前記再生と出力と
操作入力に必要なデータの記憶等の必要最低限のハード
ウェアモジュールに異常が無く、その他のいずれかのハ
ードウェアモジュールに異常が有ったことを判断したと
き、その異常の有ったハードウェアモジュールを除いて
動作させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パーソナルコン
ピュータ,カラオケ装置,通信カラオケ装置等の音楽画
像再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カラオケ音楽とそのカラオケ音楽
に対応する背景画像を再生して出力し、使用者がカラオ
ケ音楽に合わせて歌唱した音声をマイクから入力して出
力するカラオケ装置,通信カラオケ装置等の音楽画像再
生装置が多用されている。
【0003】このような音楽画像再生装置として、従来
は、ホスト装置からオンラインでプログラムをダウンロ
ードするようにしたカラオケ装置(例えば、特開平8−
339195号公報参照)や、プログラムやハードディ
スク装置の異常を発見すると異常を表示するようにした
カラオケ装置(例えば、特開平9−161180号公報
参照)があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようなカラオケ装置等の音楽画像再生装置では、周辺装
置や内部のハードウェアモジュールに故障が発生した場
合、使用者に利用させるために最低限必要な機能、すな
わち、カラオケ音楽の再生出力と、背景画像の再生出力
と、オペレーションパネルによる操作者からの操作入力
と、それらを制御するために必要なデータの記憶等の必
要最低限のハードウェアモジュールに異常が無くても、
障害の検知と共に動作を不能にしてしまうという問題が
あった。
【0005】例えば、カラオケ装置の場合、利用上ほと
んど不都合が無い些細な障害のためにカラオケ業務が停
止してしまうことになり、利用者及び経営者に不利益を
与えてしまうという問題が有った。
【0006】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、ハードウェアモジュールに障害が発生しても、
必要最低限の機能を実行できるときには動作するように
することを第1の目的とする。
【0007】また、上記のような音楽画像再生装置を店
舗などに設置するとき、設置作業者のケアレスミスによ
ってスピーカ等の音楽や音声を出力する音響系機器の接
続を忘れてしまったり、テレビモニタ等の画像を出力す
る画像系機器の接続を忘れてしまったりした場合、設置
後に起動させたときに音楽や音声、又は画像が出力され
ず、その原因を究明するために関係の無い部分の調査ま
で行なうことによって必要以上の時間を要し、改善作業
の効率が悪くなるという問題が有った。
【0008】そこで、この発明は、設置者による音響系
機器や画像系機器等の周辺装置の単純な接続ミスを容易
に知ることができるようにすることを第2の目的とす
る。
【0009】さらに、上記必要最低限のハードウェアモ
ジュールに異常が発生した場合、使用者もしくは管理者
がその異常による故障を認知するまでは修理が依頼され
ないので、修理を迅速に行なうことができずに動作不能
な時間が長引いてしまい、利用者や所有者に不利益を与
えてしまうという問題が有った。
【0010】そこで、この発明は、必要最低限のハード
ウェアモジュールに異常が発生したときの停止時間を短
縮できるようにすることを第3の目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の第1の
目的を達成するため、音楽とその音楽に対応する画像を
再生して出力し、上記音楽に合わせて入力される音声を
出力する音楽画像再生装置において、自装置の各種のハ
ードウェアモジュールの異常の有無を自己診断するハー
ドウェアモジュール自己診断手段と、その手段による自
己診断結果に基づいて音楽の再生と出力,音声の出力,
画像の再生と出力,使用者による操作入力,上記再生と
出力と操作入力に必要なデータの記憶等の必要最低限の
ハードウェアモジュールに異常が無く、その他のいずれ
かのハードウェアモジュールに異常が有ったことを判断
したとき、その異常の有ったハードウェアモジュールを
除いて動作させる手段を設けたものである。
【0012】また、上記の第2の目的を達成するため、
音楽とその音楽に対応する画像を再生して出力し、上記
音楽に合わせて入力される音声を出力する音楽画像再生
装置において、上記音楽及び音声を出力する全ての音響
系機器が正しく接続されているか否かを自己診断する音
響系機器接続有無自己診断手段と、その手段による自己
診断結果に基づいていずれかの音響系機器が正しく接続
されていなかったことを判断したとき、音響系機器の接
続の不備を通知する手段を設けるとよい。
【0013】さらに、音楽とその音楽に対応する画像を
再生して出力し、上記音楽に合わせて入力される音声を
出力する音楽画像再生装置において、上記画像を出力す
る全ての画像系機器が正しく接続されているか否かを自
己診断する画像系機器接続有無自己診断手段と、その手
段による自己診断結果に基づいていずれかの画像系機器
が正しく接続されていなかったことを判断したとき、画
像系機器の接続の不備を通知する手段を設けるとよい。
【0014】また、上記の第3の目的を達成するため、
上記ハードウェアモジュール自己診断手段による自己診
断結果に基づいて必要最低限のハードウェアモジュール
のいずれかに異常が有ったことを判断したとき、修理作
業者のポケットベルに異常を通知する手段を設けるとよ
い。
【0015】さらに、上記ハードウェアモジュール自己
診断手段による自己診断結果に基づいて必要最低限のハ
ードウェアモジュールのいずれかに異常が有ったことを
判断したとき、修理の依頼先のファクシミリ装置へ異常
を通知する手段を設けるとよい。
【0016】さらにまた、上記ハードウェアモジュール
自己診断手段による自己診断結果に基づいて必要最低限
のハードウェアモジュールのいずれかに異常が有ったこ
とを判断したとき、修理の依頼先の電話機へ音声による
異常を通知する手段を設けるとよい。
【0017】この発明の請求項1の音楽画像再生装置に
よれば、自装置のハードウェアモジュールの自己診断に
おいて、いずれかのハードウェアモジュールに障害が発
生しても、必要最低限のハードウェアモジュールに異常
がなければ、障害が発生したモジュールを除いて使用可
能に動作させることができる。
【0018】また、この発明の請求項2の音楽画像再生
装置によれば、音響系機器が正しく接続されているか否
かを自己診断して、正しく接続されていなければ通知す
るので、設置者によるケアレスミスによって音響系機器
が正しく接続されていないために装置からの音楽又は音
声が出力できないときの改善作業を素早く行なえる。
【0019】さらに、この発明の請求項3の音楽画像再
生装置によれば、画像系機器が正しく接続されているか
否かを自己診断して、正しく接続されていなければ通知
するので、設置者によるケアレスミスによって画像系機
器が正しく接続されていないために装置からの画像が出
力できないときの改善作業を素早く行なえる。
【0020】また、この発明の請求項4の音楽画像再生
装置によれば、必要最低限のハードウェアモジュールの
いずれかに異常が有ったとき、直ちに修理作業者のポケ
ットベルへ異常発生のメッセージを通知するので、修理
依頼を素早く行なうことができ、装置が復旧するまでの
停止時間を短縮することができる。
【0021】さらに、この発明の請求項5の音楽画像再
生装置によれば、必要最低限のハードウェアモジュール
のいずれかに異常が有ったとき、直ちに修理依頼先のサ
ービスセンタのファクシミリ装置へ異常発生のFAX文
書を送信するので、修理依頼を素早く行なうことがで
き、装置が復旧するまでの停止時間を短縮することがで
きる。
【0022】さらにまた、この発明の請求項6の音楽画
像再生装置によれば、必要最低限のハードウェアモジュ
ールのいずれかに異常が有ったとき、直ちに修理作業者
のポケットベルへ異常発生を通知するので、直ちに修理
依頼先のサービスセンタの電話機や修理作業者のPH
S,携帯電話へ異常発生のメッセージを音声で送信する
ので、修理依頼を素早く行なうことができ、装置が復旧
するまでの停止時間を短縮することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて具体的に説明する。図1は、この発明の一
実施形態である通信カラオケ装置の構成を示すブロック
図である。この通信カラオケ装置1は、ISDN,PS
TN等の通信回線を介してセンタホスト装置と通信カラ
オケ装置1の保守や修理を担当するサービスセンタとが
データ通信可能に接続されている。
【0024】この通信カラオケ装置1は、マイクロコン
ピュータによって実現され、CPU2,VGA3,VR
AM4,SCSI5,通信ボード6,音声処理ボード
7,画像処理ボード8,Tチューナーボード9,SIM
M10,タイマ11,BIOS・ROM12,RTC/
IDE13,SUPER・I/O14,COIN・I/
F15,KBD・Ctrl16,コントロールパネルボ
ード17,及びチェンジャ19等を備えており、それら
はバス18によってデータのやり取りが可能に接続され
ている。
【0025】VGA3は、チェンジャ19に格納された
多数の光ディスクに記録された画像データに基づいてV
RAM4を使用して画像処理を行なう画像処理ボードで
ある。そのチェンジャ19は曲データの画像参照データ
に基づいて該当する画像データを出力する。SCSI5
には、ハードディスク装置,スキャナ装置等の必要な外
部装置が適宜接続される。
【0026】通信ボード6は、例えば、ISDNボード
6aを設けたときには総合デジタルサービス網(ISD
N)を介してセンタホスト装置及びサービスセンタとの
データ通信を可能にする。また、PSTNボード6bを
設けたときには、公衆電話網(PSTN)によるセンタ
ホスト装置及びサービスセンタとのデータ通信を可能に
する。さらに、CCTVボード6cも設けている。
【0027】音声処理ボード7は、図示を省略したセン
タホスト装置から配信される曲データの演奏情報に基づ
いて複数の音色の音楽信号を生成すると共に、図示を省
略したマイクから入力された歌唱音声を当該生成した音
楽信号とミキシングし、同じ図示を省略したアンプを介
して図示を省略したスピーカによって拡声出力させる。
すなわち、この音声処理ボード7が、音楽と再生と出
力、音声の出力を司るハードウェアモジュールである。
【0028】画像処理ボード8は、背景映像と歌詞を結
合させて、図示を省略したテレビ(TV)モニタによっ
て表示可能な映像データに処理し、そのTVモニタに映
像を表示させる。すなわち、この画像処理ボード8が、
画像の再生と出力を司るハードウェアモジュールであ
る。TVチューナーボード9は、TV映像及び音声の受
信処理を行なう。
【0029】SIMM10は、各種データの記憶に使用
され、曲名と曲番号とを対応させて記憶する曲名−曲番
号テーブルを記憶すると共に、使用者によって入力され
た曲番号の内の演奏の完了していない曲番号を入力曲番
号記憶領域に記憶する。その入力曲番号記憶領域には、
原則として曲番号が入力順に記憶される。すなわち、こ
のSIMM10が、音楽,音声,及び画像の再生と出力
と、使用者による操作入力等に必要なデータを記憶する
ハードウェアモジュールに相当するメモリである。
【0030】BIOS・ROM12は、Basic・I
/Oコントロール用ROMであり、RTC/IDE13
は、ハードディスク用のインターフェイスである。この
RTC/IDE13には、通信カラオケ装置1のプログ
ラムや曲データを格納したHDD(図示省略)を接続し
ている。
【0031】SUPER・I/O14は、シリアルイン
タフェイス,パラレルインタフェイス及びフロッピイン
タフェイス等の複数のインタフェイスを備えており、コ
ントロールパネルボード17も接続されている。
【0032】コントロールパネルボード17は、光通信
や無線通信によって図示を省略したリモコン装置からの
選曲情報を受信するリモコン通信部(受信部)を備え、
そのリモコン装置は選曲情報として入力された曲番号の
曲番号データを光通信又は無線電波通信によってコント
ロールパネルボード17のリモコン通信部へ送信(転
送)する。すなわち、このコントロールパネルボード1
7が、使用者による操作入力のハードウェアモジュール
に相当する。
【0033】COIN・I/F15は、通信カラオケ装
置1をコインの投入によって使用可能にするときに、コ
インボックスを接続するためのインタフェイスである。
KBD・Ctrl16には、図示を省略したキーボード
が接続され、そのキーボードの入力コントロールを行な
う。キーボードから選曲情報である曲番号の入力操作が
行なわれると、その入力操作された曲番号をCPU2へ
出力する。
【0034】CPU2は、KBD・Ctrl16に接続
されたキーボードからの曲番号が入力されると、その曲
番号に基づいてSIMM10に記憶されている曲名−曲
番号テーブルから曲名を取得し、曲番号に対応する曲デ
ータをRTC/IDE13に接続されたHDD(図示省
略)から読み出し、曲データの映像データからVGA3
が背景映像を再生し、画像処理ボード8によって背景映
像と歌詞を結合した後、TVチューナーボード9を介し
てTVモニタに映像を表示させ、曲データの演奏情報に
基づいて音声処理ボード7によって複数の音色の音楽信
号を生成し、その音楽信号とマイクから入力された歌唱
音声とをミキシングし、アンプを介してスピーカから拡
声出力させる制御を司る。
【0035】このCPU2は、自装置の各種のハードウ
ェアモジュールの異常の有無を自己診断するハードウェ
アモジュール自己診断手段と、その手段による自己診断
結果に基づいて音楽の再生と出力,音声の出力,画像の
再生と出力,使用者による操作入力,上記再生と出力と
操作入力に必要なデータの記憶等の必要最低限のハード
ウェアモジュールに異常が無く、その他のいずれかのハ
ードウェアモジュールに異常が有ったことを判断したと
き、その異常の有ったハードウェアモジュールを除いて
動作させる手段の機能を果たす。
【0036】また、上記音楽及び音声を出力する全ての
音響系機器が正しく接続されているか否かを自己診断す
る音響系機器接続有無自己診断手段と、その手段による
自己診断結果に基づいていずれかの音響系機器が正しく
接続されていなかったことを判断したとき、音響系機器
の接続の不備を通知する手段の機能を果たす。
【0037】さらに、上記画像を出力する全ての画像系
機器が正しく接続されているか否かを自己診断する画像
系機器接続有無自己診断手段と、その手段による自己診
断結果に基づいていずれかの画像系機器が正しく接続さ
れていなかったことを判断したとき、画像系機器の接続
の不備を通知する手段の機能を果たす。
【0038】また、上記ハードウェアモジュール自己診
断手段による自己診断結果に基づいて必要最低限のハー
ドウェアモジュールのいずれかに異常が有ったことを判
断したとき、修理作業者のポケットベルに異常を通知す
る手段の機能を果たす。
【0039】さらに、上記ハードウェアモジュール自己
診断手段による自己診断結果に基づいて必要最低限のハ
ードウェアモジュールのいずれかに異常が有ったことを
判断したとき、修理の依頼先のファクシミリ装置へ異常
を通知する手段を果たす。
【0040】さらにまた、上記ハードウェアモジュール
自己診断手段による自己診断結果に基づいて必要最低限
のハードウェアモジュールのいずれかに異常が有ったこ
とを判断したとき、修理の依頼先の電話機へ音声による
異常を通知する手段を果たす。
【0041】次にこの通信カラオケ装置1におけるこの
発明に係る処理について説明する。まず、自装置の基本
的な機能を実行するためのハードウェアモジュールに異
常が無いときには動作を行なうように制御する処理につ
いて説明する。
【0042】図2は、通信カラオケ装置1における各種
のハードウェアモジュールの自己診断処理を示すフロー
チャートである。この処理は、CPU2が、ステップ
(図中では「S」で示す)1〜6でそれぞれ画像処理ボ
ード,通信ボード,SIMM,音声処理ボード,コント
ロールパネルボード,チェンジャの各ハードウェアモジ
ュールを自己診断し、その診断結果をメモリする。な
お、この処理は電源投入時に行なうと共に、動作中は定
期的に行なうと良い。
【0043】図3は、上記自己診断結果に基づいて装置
動作を制御する処理を示すフローチャートである。この
処理は、CPU2が、上記各ハードモジュールの自己診
断結果に基づいて、ステップ11で画像処理ボード,音
声処理ボード,コントロールパネルボード,及びSIM
Mの各ハードウェアモジュールに異常が有るか否かを判
断する。
【0044】すなわち、この通信カラオケ装置を利用す
るのに必要最低限の機能(カラオケ音楽と背景映像及び
歌詞の再生出力と、使用者による選曲等の操作入力)を
実行する各ハードウェアモジュールに異常が有るか否か
を判断する。
【0045】ステップ11の判断でいずれかのハードウ
ェアモジュールに異常があれば、ステップ14で装置の
動作を停止(カラオケ停止)し、この処理を終了する
が、いずれのハードウェアモジュールにも異常がなけれ
ば、ステップ12で通信ボード,チェンジャの各ハード
ウェアモジュールに異常が有るか否かを判断する。
【0046】ステップ12の判断でいずれのハードウェ
アモジュールにも異常が無ければ、ステップ13で通常
の動作を実行(カラオケ続行)し、いずれかのハードウ
ェアモジュールに異常が有れば、ステップ15でその異
常が有ったハードウェアモジュールの動作制御を切り離
し、異常通知と表示を行なって、ステップ13で他のハ
ードウェアモジュールの動作を継続してカラオケを続行
し、この処理を終了する。
【0047】このようにして、この通信カラオケ装置1
は、自装置内のハードウェアモジュールの自己診断にお
いて、いずれかのハードウェアモジュールに障害が発生
しても、必要最低限のハードウェアモジュールの機能が
満足に動作すれば、障害が発生したモジュールを除いて
使用可能にすることができる。
【0048】したがって、利用上はほとんど不都合の無
い機能の障害による装置使用の停止を回避することがで
き、通常のカラオケ業務を継続して経営者への不利益が
生じ無いようにすることができる。
【0049】次に、カラオケ装置1の設置の際に周辺装
置の単純な接続ミスを知らせる処理について説明する。
図4は、このカラオケ装置1における音響系機器の接続
診断の処理を示すフローチャートである。
【0050】この処理は、CPU2が、音響系の周辺装
置について、ステップ21〜23で出力端子1と2と3
がそれぞれ接続されているか否かを判断して、いずれも
接続されていれば、次の診断に移行するが、いずれかの
出力端子が接続されていなければ、ステップ24でエラ
ー表示して、次の診断に移行する。
【0051】すなわち、この処理では、スピーカ等の音
響系機器のプラグが自装置の出力端子に対して全て正し
く接続されているか否かをチェックし、1つでも接続さ
れていなければ設置者に音響系機器の接続不備を知らせ
る表示を行なう。
【0052】このようにして、音響系機器が正しく接続
されているか否かを自己診断して、正しく接続されてい
なければ通知するので、単なる接続ミスのために原因調
査の時間を浪費せずに済み、改善作業を素早く行なえ
る。
【0053】図5は、このカラオケ装置1における画像
系機器の接続診断の処理を示すフローチャートである。
この処理は、CPU2が、画像系の周辺機器について、
ステップ31〜33で出力端子1と2と3がそれぞれ接
続されているか否かを判断して、いずれも接続されてい
れば、次の診断に移行するが、いずれかの出力端子が接
続されていなければ、ステップ34でエラー表示して、
次の診断に移行する。
【0054】すなわち、この処理ではTVモニタ等の画
像系機器のプラグが自装置の出力端子に対して全て正し
く接続されているか否かをチェックし、1つでも接続さ
れていなければ設置者に画像系機器の接続不備を知らせ
る表示を行なう。
【0055】このようにして、画像系機器が正しく接続
されているか否かを自己診断して、正しく接続されてい
なければ通知するので、単なる接続ミスのために原因調
査の時間を浪費せずに済み、改善作業を素早く行なえ
る。
【0056】次に、上記自己診断結果に基づいて必要最
低限のハードウェアモジュールのいずれかに異常が有っ
たときの処理について説明する。図6はこの通信カラオ
ケ装置1における基本機能に異常が有ったときのポケッ
トベルへの通知処理を示すフローチャートである。
【0057】この処理は、CPU2が必要最低限のハー
ドウェアモジュールのいずれかに異常が有ったことを判
断したときは、カラオケを停止し、ステップ41で送付
先電話番号(修理を担当するサービスマンのポケットベ
ルの電話番号)が登録されているか否かを判断し、登録
されていれば、ステップ42で自通信カラオケ装置の端
末識別子にエラー通知とエラー内容を示すエラーコード
を付加した送信データを作成し、ステップ43で上記登
録された送付先電話番号へ送信し、この処理を終了す
る。
【0058】このようにして、必要最低限のハードウェ
アモジュールのいずれかに異常が有ったとき、直ちに修
理作業者のポケットベルへ異常発生のメッセージを通知
するので、利用者の手を煩わせることなく修理依頼を素
早く行なうことができる。したがって、サービスマンに
よる修理作業が迅速に行なわれて装置が復旧するまでの
停止時間を短縮することができ、通信カラオケ装置の所
有者の不利益が少なくて済む。
【0059】図7はこの通信カラオケ装置1における基
本機能に異常が有ったときのファクシミリ装置への通知
処理を示すフローチャートである。この処理は、CPU
2が必要最低限のハードウェアモジュールのいずれかに
異常が有ったことを判断したときは、カラオケを停止
し、ステップ51で送付先電話番号(修理依頼先のサー
ビスセンタのファクシミリ装置の電話番号)が登録され
ているか否かを判断する。
【0060】ステップ51の判断で登録されていれば、
ステップ52で自通信カラオケ装置の端末識別子にエラ
ー通知とエラー内容を示すエラーコードを付加した送信
データを作成し、それをイメージ変換した後に、ステッ
プ53で上記登録された送付先電話番号へ送信し、この
処理を終了する。
【0061】このようにして、必要最低限のハードウェ
アモジュールのいずれかに異常が有ったとき、直ちに修
理依頼先のサービスセンタのファクシミリ装置へ異常通
知のFAX文書を作成して通知するので、利用者の手を
煩わせることなく修理依頼を素早く行なうことができ
る。
【0062】したがって、サービスマンによる修理作業
が迅速に行なわれて装置が復旧するまでの停止時間を短
縮することができ、通信カラオケ装置の所有者の不利益
が少なくて済む。
【0063】図8はこの通信カラオケ装置1における基
本機能に異常が有ったときの電話機への通知処理を示す
フローチャートである。この処理は、CPU2が必要最
低限のハードウェアモジュールのいずれかに異常が有っ
たことを判断したときは、カラオケを停止し、ステップ
61で送付先電話番号(修理依頼先のサービスセンタの
電話機の電話番号,サービスマンの携帯電話又はPHS
の電話番号)が登録されているか否かを判断する。
【0064】ステップ61の判断で登録されていれば、
ステップ62で自通信カラオケ装置の端末識別子にエラ
ー通知とエラー内容を示すエラーコードを付加した送信
データを作成し、それを音声合成で音声データに変換し
た後に、ステップ63で上記登録された送付先電話番号
へ送信し、この処理を終了する。
【0065】このようにして、必要最低限のハードウェ
アモジュールのいずれかに異常が有ったときは、直ちに
修理依頼先のサービスセンタの電話機へ異常通知の音声
を通知するので、利用者の手を煩わせることなく修理依
頼を素早く行なうことができる。
【0066】したがって、サービスマンによる修理作業
が迅速に行なわれて装置が復旧するまでの停止時間を短
縮することができ、通信カラオケ装置の所有者の不利益
が少なくて済む。
【0067】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
る音楽画像再生装置によれば、ハードウェアモジュール
に障害が発生しても、必要最低限の機能を実行できると
きには動作するようにするので、利用上はほとんど不都
合が無い障害発生時でも利用することができる。
【0068】また、音響系機器や画像系機器が正しく接
続されていないときには通知することにより、設置者に
よる簡単な接続ミスによる不具合の改善作業を素早く行
なえる。
【0069】さらに、必要最低限の機能が実行不能のと
きには、自動的に修理者のポケットベルや、修理依頼先
のファクシミリ装置,又は電話機へ通知することによ
り、修理依頼を迅速に行なうことができ、復旧までの停
止時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態である通信カラオケ装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した通信カラオケ装置における各種の
ハードウェアモジュールの自己診断処理を示すフローチ
ャートである。
【図3】図2に示した処理による自己診断結果に基づい
て装置動作を制御する処理を示すフローチャートであ
る。
【図4】図1に示したカラオケ装置における音響系機器
の接続診断の処理を示すフローチャートである。
【図5】図1に示したカラオケ装置における画像系機器
の接続診断の処理を示すフローチャートである。
【図6】図1に示した通信カラオケ装置における基本機
能に異常が有ったときのポケットベルへの通知処理を示
すフローチャートである。
【図7】図1に示した通信カラオケ装置における基本機
能に異常が有ったときのファクシミリ装置への通知処理
を示すフローチャートである。
【図8】図1に示した通信カラオケ装置における基本機
能に異常が有ったときの電話機への通知処理を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1:通信カラオケ装置 2:CPU 3:VGA 4:VRAM 5:SCSI 6:通信ボード 6a:ISDNボード 6b:PSTNボード 6c:CCTVボード 7:音声処理ボード 8:画像処理ボード 9:TVチューナーボード 10:SIMM 11:タイマ 12:BIOS・ROM 13:RTC/IDE 14:SUPER・I/O 15:COIN・I/F 16:KBD・Ctrl 17:コントロールパネルボード 18:バス 19:チェンジャ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音楽と該音楽に対応する画像を再生して
    出力し、前記音楽に合わせて入力される音声を出力する
    音楽画像再生装置において、 自装置の各種のハードウェアモジュールの異常の有無を
    自己診断するハードウェアモジュール自己診断手段と、 該手段による自己診断結果に基づいて音楽の再生と出
    力,音声の出力,画像の再生と出力,使用者による操作
    入力,前記再生と出力と操作入力に必要なデータの記憶
    等の必要最低限のハードウェアモジュールに異常が無
    く、その他のいずれかのハードウェアモジュールに異常
    が有ったことを判断したとき、その異常の有ったハード
    ウェアモジュールを除いて動作させる手段を設けたこと
    を特徴とする音楽画像再生装置。
  2. 【請求項2】 音楽と該音楽に対応する画像を再生して
    出力し、前記音楽に合わせて入力される音声を出力する
    音楽画像再生装置において、 前記音楽及び音声を出力する全ての音響系機器が正しく
    接続されているか否かを自己診断する音響系機器接続有
    無自己診断手段と、該手段による自己診断結果に基づい
    ていずれかの音響系機器が正しく接続されていなかった
    ことを判断したとき、音響系機器の接続の不備を通知す
    る手段を設けたことを特徴とする音楽画像再生装置。
  3. 【請求項3】 音楽と該音楽に対応する画像を再生して
    出力し、前記音楽に合わせて入力される音声を出力する
    音楽画像再生装置において、 前記画像を出力する全ての画像系機器が正しく接続され
    ているか否かを自己診断する画像系機器接続有無自己診
    断手段と、該手段による自己診断結果に基づいていずれ
    かの画像系機器が正しく接続されていなかったことを判
    断したとき、画像系機器の接続の不備を通知する手段を
    設けたことを特徴とする音楽画像再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の音楽画像再生装置におい
    て、 前記ハードウェアモジュール自己診断手段による自己診
    断結果に基づいて必要最低限のハードウェアモジュール
    のいずれかに異常が有ったことを判断したとき、修理作
    業者のポケットベルに異常を通知する手段を設けたこと
    を特徴とする音楽画像再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の音楽画像再生装置におい
    て、 前記ハードウェアモジュール自己診断手段による自己診
    断結果に基づいて必要最低限のハードウェアモジュール
    のいずれかに異常が有ったことを判断したとき、修理の
    依頼先のファクシミリ装置へ異常を通知する手段を設け
    たことを特徴とする音楽画像再生装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の音楽画像再生装置におい
    て、 前記ハードウェアモジュール自己診断手段による自己診
    断結果に基づいて必要最低限のハードウェアモジュール
    のいずれかに異常が有ったことを判断したとき、修理の
    依頼先の電話機へ音声による異常を通知する手段を設け
    たことを特徴とする音楽画像再生装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001053907A (ja) * 1999-08-10 2001-02-23 Sharp Corp 情報サービスシステム
JP2011175180A (ja) * 2010-02-25 2011-09-08 Yamaha Corp カラオケ予約装置

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JP2011175180A (ja) * 2010-02-25 2011-09-08 Yamaha Corp カラオケ予約装置

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