JPH11266314A - 音楽演奏システム - Google Patents

音楽演奏システム

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Publication number
JPH11266314A
JPH11266314A JP10068502A JP6850298A JPH11266314A JP H11266314 A JPH11266314 A JP H11266314A JP 10068502 A JP10068502 A JP 10068502A JP 6850298 A JP6850298 A JP 6850298A JP H11266314 A JPH11266314 A JP H11266314A
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JP
Japan
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failure
notification message
failure notification
fault
music
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Application number
JP10068502A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Seki
和之 関
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)
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  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 音楽演奏装置のエラー,部分的な故障,使用
環境の悪化に基づくシステムダウンの発生を未然に防ぐ
ことができるようにする。 【解決手段】 コマンダ7は、センタ装置と回線を介し
てデータ通信可能に接続し、センタ装置に蓄積された音
楽の曲情報を回線を介して受信し、その受信した曲情報
に基づいて音楽を再生して出力すると共に、自装置内部
の障害発生部位及び障害内容を示す障害コードデータを
登録し、自装置内部で障害が発生したときの通知先の電
話番号を登録し、自装置内部の故障又は設置環境の悪化
等の障害を検出し、その検出された障害に該当する障害
コードデータを読み出して障害通知メッセージを作成
し、回線を介して予め登録された電話番号へ発呼して障
害通知メッセージを送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ISDN等の通
信回線を介してセンタ装置とデータ通信可能に接続した
通信カラオケ装置等の音楽演奏装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、多種類の音楽の演奏情報を蓄積し
たセンタ装置と通信回線を介してデータ通信可能に接続
し、センタ装置から配信される演奏情報に基づいて音楽
を再生して出力する通信カラオケ装置等の音楽演奏装置
が多用されており、センタ装置が音楽演奏装置を管理す
るための機能を備えた次のようなシステムがあった。
【0003】(1)センタ装置と複数の音楽演奏装置を
通信回線で接続し、センタ装置が、各音楽演奏装置から
送信される識別情報に基づいて通信回線で結ばれていな
い音楽演奏装置を把握する機能を備えた音楽演奏システ
ム(例えば、特開平6−133066号公報参照)。
【0004】(2)センタ装置と音楽演奏装置を通信回
線で接続し、音楽演奏装置がセンタ装置との回線の切断
を検知してから所定回数使用され、又は所定時間に達し
た後に使用を不可能にする機能を備えた音楽演奏システ
ム(例えば、特開平3−236657号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような音楽演奏システムでは、音楽演奏装置がセンタ装
置を利用可能か否かを判断したり、音楽演奏装置の盗難
や不正使用を防止したりするような管理を行なうことが
できても、音楽演奏装置側のエラー,部分的な故障,使
用環境の悪化によってシステムダウンを未然に防いだ
り、万一故障しても素早く故障を直して使用可能にする
ような管理ができないという問題があった。
【0006】例えば、通信カラオケシステムの場合、カ
ラオケ装置の設置環境はオーナーの一存で決められるこ
とが多く、カラオケ装置の推奨動作条件を徹底させるこ
とが難しい。そのため、カラオケ装置にとって過酷な環
境で使用され、ある日突然故障になることが多い。そし
て、カラオケ装置は利用者の使用時間に対してカラオケ
機能を提供する商品なので、故障によってダウンする時
間が長くなると損失が大きくなる。
【0007】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、音楽演奏装置のエラー,部分的な故障,使用環
境の悪化に基づくシステムダウンの発生を未然に防ぐこ
とができるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、センタ装置と通信回線を介してデータ通
信可能に接続し、上記センタ装置に蓄積された音楽の演
奏情報を上記通信回線を介して受信し、その受信した演
奏情報に基づいて音楽を再生して出力する音楽演奏装置
において、自装置内部の障害発生部位及び障害内容を示
す障害コードデータを登録した障害コードデータ登録手
段と、自装置内部で障害が発生したときの通知先の電話
番号を登録する障害発生通知先電話番号登録手段と、自
装置内部の故障又は設置環境の悪化等の障害を検出する
障害検出手段と、その手段によって障害を検出したと
き、上記障害コードデータ登録手段から上記検出された
障害に該当する障害コードデータを読み出して障害通知
メッセージを作成する障害通知メッセージ作成手段と、
上記障害発生通知先電話番号登録手段に登録された電話
番号へ発呼して上記障害通知メッセージを送信する障害
通知メッセージ送信手段を設けたものである。
【0009】また、上記障害発生通知先電話番号登録手
段に上記障害コードデータの内容に基づいて通知先の電
話番号を複数種類登録する手段を、上記障害通知メッセ
ージ送信手段に上記障害発生通知先電話番号登録手段か
ら上記障害コードデータの内容に基づいて発呼先の電話
番号の種類を選択する手段をそれぞれ設けるとよい。
【0010】さらに、上記障害通知メッセージ送信手段
に、上記障害通知メッセージを情報量に応じて複数個に
分割し、その各分割された障害通知メッセージを予め設
定された間隔をおいて順次送信する手段を設けるとよ
い。
【0011】また、上記障害通知メッセージ送信手段
に、外部から要求されたとき、その要求元へ上記障害通
知メッセージを再度送信する手段を設けるとよい。
【0012】さらに、上記障害通知メッセージ送信手段
に、外部から要求されたとき、その要求元へ上記障害通
知メッセージ中の要求された部分のみを再度送信する手
段を設けるとよい。
【0013】また、上記障害通知メッセージ毎の音声情
報を登録する障害通知内容音声登録手段と、外部から要
求されたとき、その要求元へ上記障害通知内容音声登録
手段に登録されている音声情報に基づいて上記障害通知
メッセージの内容を音声で送信する手段を設けるとよ
い。
【0014】さらに、上記障害通知メッセージ作成手段
を監視し、障害通知メッセージの送信が行なえなくなっ
たことを検出したとき、上記障害コードデータ登録手段
から上記検出された障害に該当する障害コードデータを
読み出して障害通知メッセージを作成する第2の障害通
知メッセージ作成手段を設けるとよい。
【0015】この発明の請求項1の音楽演奏装置は、セ
ンタ装置と通信回線を介してデータ通信可能に接続し、
センタ装置に蓄積された音楽の演奏情報を通信回線を介
して受信し、その受信した演奏情報に基づいて音楽を再
生して出力すると共に、自装置内部の障害発生部位及び
障害内容を示す障害コードデータを登録し、自装置内部
で障害が発生したときの通知先の電話番号を登録し、自
装置内部の故障又は設置環境の悪化等の障害を検出し、
その検出された障害に該当する障害コードデータを読み
出して障害通知メッセージを作成し、予め登録された電
話番号へ発呼して障害通知メッセージを送信するので、
センタ装置側で設置環境や装置動作の異常を監視するこ
とができ、音楽演奏装置のエラー,部分的な故障,使用
環境の悪化に基づくシステムダウンの発生を未然に防ぐ
ことができる。
【0016】また、この発明の請求項2の音楽演奏装置
は、上記障害コードデータの内容に基づいて通知先の電
話番号を複数種類登録し、上記障害コードデータの内容
に基づいて発呼先の電話番号の種類を選択するので、障
害内容に応じて通知先を変えることができる。
【0017】さらに、この発明の請求項3の音楽演奏装
置は、上記障害通知メッセージを情報量に応じて複数個
に分割し、その各分割された障害通知メッセージを予め
設定された間隔をおいて順次送信するので、障害内容を
詳しく伝えることができる。
【0018】また、この発明の請求項4の音楽演奏装置
は、外部から要求されたとき、その要求元へ上記障害通
知メッセージを再度送信するので、センタ装置のオペレ
ータやサービスマンが障害内容を任意に再確認すること
ができる。また、センタ装置のオペレータやサービスマ
ンが電波環境の障害によって障害通知メッセージを完全
に受け取れなかったときにも、確実に障害内容を知るこ
とができる。
【0019】さらに、この発明の請求項5の音楽演奏装
置は、外部から要求されたとき、その要求元へ上記障害
通知メッセージ中の要求された部分のみを再度送信する
ので、センタ装置のオペレータやサービスマンが障害通
知メッセージ中の必要な部分のみを受け取ることがで
き、障害内容を把握するまでの時間と通信費用を節約す
ることができる。
【0020】また、この発明の請求項6の音楽演奏装置
は、上記障害通知メッセージ毎の音声情報を登録し、外
部から要求されたとき、その要求元へ上記登録されてい
る音声情報に基づいて上記障害通知メッセージの内容を
音声で送信するので、センタ装置のオペレータやサービ
スマンが音声で障害内容を知ることができる。
【0021】さらに、この発明の請求項7の音楽演奏装
置は、上記障害通知メッセージ作成手段の機能を監視
し、障害通知メッセージの送信が行なえなくなったこと
を検出したとき、上記障害コードデータ登録手段から上
記検出された障害に該当する障害コードデータを読み出
して障害通知メッセージを作成し、センタ装置又は予め
登録された電話番号へ発呼して通知するので、センタ装
置のオペレータやサービスマンに障害通知メッセージを
作成する手段を複数設けることにより、通知不可能にな
る確率を著しく低下させることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて具体的に説明する。図1はこの発明の音楽
演奏装置の一実施形態である通信カラオケ装置の構成を
示す図である。図2は図1に示した通信カラオケ装置の
コマンダの内部構成を示すブロック図である。
【0023】この通信カラオケ装置は、センタ装置とI
SDN又はPSTN等の通信回線を介してデータ通信可
能に接続し、センタ装置に蓄積された多種類の音楽の演
奏情報を通信回線を介して受信し、その受信した演奏情
報に基づいてカラオケ音楽を再生して出力する。
【0024】センタ装置は、電子音楽の演奏情報と、そ
の演奏情報によって再生される音楽に対応する歌詞の文
字情報である歌詞情報と、その演奏情報によって再生さ
れる音楽に対応する映像を指定して選択する映像選択情
報等からなる多数の曲情報を蓄積し、通信カラオケ装置
に対して各曲情報を配信する。
【0025】通信カラオケ装置は、センタ装置から配信
された曲情報を蓄積し、使用者によって指定された音楽
に対応する曲情報に基づいて再生した音楽と歌詞と映像
を同期させて出力し、その音楽に対してマイク入力され
た音声をミキシングして出力する。したがって、使用者
はこの通信カラオケ装置によって所望の演奏曲に合わせ
て歌唱することができる。
【0026】次に、上記センタ装置について説明する。
センタ装置は、CPU,ROM,及びRAM等からなる
マイクロコンピュータによって実現され、入力装置,表
示装置,記憶装置,及び制御装置等からなる。入力装置
は、各種の操作情報を入力するキーボードやマウス等の
入力手段であり、曲情報の蓄積,更新,及び配信と、通
信カラオケ装置への配信管理等の処理時の操作情報を入
力する。
【0027】表示装置は、LCD,CRT等のディスプ
レイであり、曲情報の蓄積,更新,及び配信と、通信カ
ラオケ装置への配信管理等の処理時の作業画面や各種メ
ッセージ等を表示する。記憶装置は、ハードディスク装
置,光ディスク装置等の大記憶容量のメモリであり、演
奏情報とその演奏情報に対応する歌詞情報とその演奏情
報に対応する映像を指定して選択する映像選択情報等か
らなる多数の曲情報を蓄積するデータベースである。
【0028】制御装置は、このセンタ装置の全体の制御
を司り、記憶装置への曲情報の蓄積と更新処理、通信カ
ラオケ装置への通信回線を介した曲情報の配信処理、そ
の配信時の通信カラオケ装置との通信回線を介した呼の
設定及び解除、曲情報の符号化及び変調の処理、通信カ
ラオケ装置から受信したデータの復調及び復号化の処
理、通信カラオケ装置への配信管理処理等の各種処理を
実行する。
【0029】次に、通信カラオケ装置について説明す
る。この通信カラオケ装置は、図1に示すように、マイ
ク1,モニタ2,プリンタ3,スピーカ4,背景映像チ
ェンジャ5,アンプ6,及びコマンダ7等からなる。
【0030】マイク1は、使用者が発する声音を音声信
号に変換してアンプ6へ入力する音声入力装置である。
モニタ2は、LCD,CRT等のディスプレイであり、
コマンダ7から出力される情報に基づいて映像,歌詞,
及びその他の情報を表示する。スピーカ4は、アンプ6
から出力される情報に基づいて音楽及び音声を出力す
る。
【0031】背景映像チェンジャ5は、映像の画像デー
タを蓄積する記憶装置であり、光ディスク等のリムーバ
ブルなメディアに記録された映像の画像データ(カラオ
ケ用動画情報)の中から曲情報の映像選択情報によって
参照される各種の映像の画像データを読み出してコマン
ダ7へ出力する。
【0032】アンプ6は、ボリューム等の各種の操作キ
ーを備えており、コマンダ7から出力される音楽信号を
増幅してスピーカ4によって出力すると共に、その音楽
信号にマイク1から入力された音声信号を増幅してミキ
シングして出力する処理と、音楽及び音声のボリューム
調節等の処理を行なう。
【0033】コマンダ7は、この通信カラオケ装置の全
体の制御を司ると共に、この発明に関わる各種の処理を
実行する制御装置であり、図2に示すように、CPU1
1,ROM12,RAM13,音声処理系14,画像処
理系15,フロントパネル16,I/Oインタフェース
17,記憶装置(HDD)18,及び通信インタフェー
ス19等がバス20を介して接続されている。
【0034】CPU11は、このコマンダ7の全体の制
御を司り、この発明にかかわる障害(異常)通知に係る
処理と、センタ装置からの曲情報の配信時の通信インタ
フェース19によるデータ通信制御と、I/Oインタフ
ェース17による記憶装置18への曲情報の蓄積と読み
出し、フロントパネル16から入力された操作情報に基
づいて記憶装置18から読み出した曲情報により、音声
処理系14及び画像処理系15による音楽,音声,映像
等の再生出力等の各種の制御処理を実行する。
【0035】ROM12は、CPU11が各種の処理を
実行するためのプログラムを格納した読み出し専用のメ
モリである。RAM13は、CPU11がROM12の
プログラムを実行するときに使用する作業エリアであ
り、各種の処理を実行するときのパラメータ等を記憶す
る書き込み読み出し可能なメモリである。
【0036】音声処理系14は、曲情報の演奏情報に基
づいて複数の音色の音楽信号を生成する音源装置を有
し、その音源装置によって生成された音楽信号をアンプ
6へ出力する処理と、その音楽信号に対して各種の加工
を施して音質等の各種の音響効果を付加する処理等を行
なう。
【0037】画像処理系15は、曲情報中の映像選択情
報に基づいて背景映像チェンジャ5から読み出した画像
データと、その曲情報中の歌詞情報に基づく文字情報と
をそれぞれ再生して重ね合わせた(スーパーインポーズ
した)映像信号をモニタ2へ出力して表示させる処理を
行なう。また、その映像信号に各種の加工を施して映像
効果を付加する処理も行なう。フロントパネル16は、
使用者による音楽の選曲等の各種の操作情報を入力する
操作キーを備えた入力手段である。
【0038】I/Oインタフェース17は、フロントパ
ネル16から入力された操作情報をCPU11へ送る入
力制御処理と、通信インタフェース19から受信した曲
情報を記憶装置18に記憶して蓄積する書き込み制御処
理と、CPU11によって指定された曲情報を読み出し
て音声処理系14又は画像処理系15へ送る読み出し制
御処理と、歌詞情報に基づく文字や映像情報に基づく画
像をプリンタ3によって印刷させる印刷制御処理等を行
なう。
【0039】記憶装置18は、ハードディスク装置,光
ディスク装置等の記憶装置であり、センタ装置から配信
された曲情報と、この発明にかかわる障害通知の発呼先
の電話番号を登録するテーブルと、障害(異常)発生部
位及び障害(異常)内容を示す障害(異常)コードデー
タを登録するテーブルと、障害コードデータ毎の音声デ
ータを登録するテーブルなどを蓄積する。
【0040】通信インタフェース19は、通信回線を介
したセンタ装置との呼の設定及び開放等のデータ通信時
の制御処理と、センタ装置から配信された曲情報の復調
と復号化を行なってI/Oインタフェース17へ出力
し、通信回線を介してデータ送信するときのデータの符
号化と変調の処理と、この発明にかかわる障害通知時の
通信処理等を行なう。
【0041】そして、この通信カラオケ装置の内部の各
所には、上記各部の故障及びエラーの発生、及び設置環
境(使用環境)の変化を検出する各種のセンサを設けて
おり、各センサにおける検出結果はCPU11へ逐次通
知される。
【0042】すなわち、上記CPU11等がそれぞれ、
センタ装置と通信回線を介してデータ通信可能に接続
し、センタ装置に蓄積された音楽の演奏情報を通信回線
を介して受信し、その受信した演奏情報に基づいて音楽
を再生して出力する機能を果たす。
【0043】また、自装置内部の障害発生部位及び障害
内容を示す障害コードデータを登録した障害コードデー
タ登録手段と、自装置内部で障害が発生したときの通知
先の電話番号を登録する障害発生通知先電話番号登録手
段と、自装置内部の故障又は設置環境の悪化等の障害を
検出する障害検出手段と、その手段によって障害を検出
したとき、上記障害コードデータ登録手段から上記検出
された障害に該当する障害コードデータを読み出して障
害通知メッセージを作成する障害通知メッセージ作成手
段と、上記障害発生通知先電話番号登録手段に登録され
た電話番号へ発呼して上記障害通知メッセージを送信す
る障害通知メッセージ送信手段の機能を果たす。
【0044】さらに、上記障害発生通知先電話番号登録
手段は、上記障害コードデータの内容に基づいて通知先
の電話番号を複数種類登録する手段の機能も果たし、上
記障害通知メッセージ送信手段は、上記障害発生通知先
電話番号登録手段から上記障害コードデータの内容に基
づいて発呼先の電話番号の種類を選択する手段の機能も
果たす。
【0045】また、上記障害通知メッセージ送信手段
は、上記障害通知メッセージを情報量に応じて複数個に
分割し、その各分割された障害通知メッセージを予め設
定された間隔をおいて順次送信する手段の機能も果た
す。さらに、上記障害通知メッセージ送信手段は、外部
から要求されたとき、その要求元へ上記障害通知メッセ
ージを再度送信する手段の機能も果たす。
【0046】さらにまた、上記障害通知メッセージ送信
手段は、外部から要求されたとき、その要求元へ上記障
害通知メッセージ中の要求された部分のみを再度送信す
る手段の機能も果たす。
【0047】したがって、この通信カラオケ装置は、自
装置の動作環境に基づいて使用環境の悪化を予測し、そ
の使用環境の悪化によって故障が発生する前にサービス
マンの所持するページャ,携帯電話,及びPHS等の携
帯通信装置へ障害通知メッセージを通知し、サービスマ
ンによる適切な処置を受けることができる。
【0048】また、通信カラオケ装置内の各部の故障や
エラーの発生を検知し、装置が使用できなくなるような
致命的な故障やエラーが発生する前にサービスマンの所
持するページャ,携帯電話,及びPHS等の携帯通信装
置へ障害通知メッセージを通知し、サービスマンによる
適切な処置を受けることができる。
【0049】次に、この通信カラオケ装置における背景
映像チェンジャの障害通知処理について説明する。背景
映像チェンジャ5には、50〜100枚のV−CDやD
VD等の記録媒体が格納されており、各記録媒体にはそ
れぞれ演奏情報によって参照されるカラオケ用動画情報
が記録されており、コマンダ7からの指示によって演奏
曲に該当するカラオケ用動画情報を読み出してコマンダ
7へ送信する。そのカラオケ用動画情報は画像処理系1
5によってモニタ2に再生表示される。
【0050】この通信カラオケ装置が調理場などの水周
りに設置された場合、背景映像チェンジャ5が多湿状態
によるカビの発生によって記録媒体からの情報の読み出
しエラーが発生する場合が有り、このようなエラーが頻
発すると、じきに通信カラオケ装置が完全にシステムダ
ウンしてしまって使用できなくなる恐れが有る。
【0051】そこで、この通信カラオケ装置では、記憶
装置18に背景映像チェンジャ5の各種の故障及びエラ
ーの発生,使用環境の悪化に対応する障害コードデータ
と、その障害が発生したときの通知先であるセンタ装置
の電話番号を登録し、CPU11が背景映像チェンジャ
5の故障及びエラー,温度,湿度,及び振動等の使用環
境の悪化を予め設定した所定回数検出したとき、記憶装
置18からその検出された障害内容に該当する障害コー
ドデータを読み出して障害通知メッセージを作成し、通
信インタフェース19を介して予め登録されている電話
番号へ発呼し、その障害通知メッセージを送信する。
【0052】図3は、この通信カラオケ装置におけるセ
ンタ装置への障害通知処理を示すフローチャートであ
る。CPU11は、ステップ(図中「S」で示す)1で
背景映像チェンジャにアクセスし、ステップ2へ進んで
予め設定した時間に基づいてタイムアウト発生か否かを
判断し、タイムアウトでなければ、ステップ3へ進んで
エラー発生か否かを判断し、エラー発生でなければこの
処理を終了する。
【0053】ステップ3の判断でエラー発生なら、ステ
ップ4へ進んでエラー数を発生部位別にカウントアップ
し、ステップ5へ進んで予め設定した通知条件(エラー
発生数が所定回数)以上か否かを判断して、通知条件以
上でなければこの処理を終了する。
【0054】ステップ2の判断でタイムアウト発生のと
きと、ステップ5の判断で通知条件以上のときには、ス
テップ6へ進んで障害コードデータテーブルを参照し
て、該当する障害内容の障害コードデータに基づいて障
害通知メッセージを生成し、ステップ7へ進んで予め登
録されているセンタ装置の電話番号を読み出し、その電
話番号へ発呼し、センタ装置へエラーコード等からなる
障害通知メッセージを送信し、この処理を終了する。
【0055】このようにして、センタ装置側では、通信
カラオケ装置の映像再生の異常を致命的な不具合が発生
する前に知ることができ、サービスマンを現地に派遣し
たり、通信カラオケ装置のオーナーへリモートで使用環
境の改善を依頼することにより、事前に設置環境の改善
指導などの処置が可能になる。
【0056】次に、上述のように障害通知をセンタ装置
へ送信した場合、センタ装置を経てからサービスマンへ
通知されるときには、通信カラオケ装置のメンテナンス
を迅速に対応できなくなる恐れが有る。
【0057】そこで、この通信カラオケ装置は、記憶装
置18に背景映像チェンジャ5の各種の故障及びエラー
の発生,使用環境の悪化に対応する障害コードデータ
と、その障害が発生したときの通知先であるサービスマ
ンのページャの電話番号を登録し、CPU11が背景映
像チェンジャ5の故障及びエラー,温度,湿度,及び振
動等の使用環境の悪化を予め設定した所定回数検出した
とき、記憶装置18からその検出された障害内容に該当
する障害コードデータを読み出して障害通知メッセージ
を作成し、通信インタフェース19を介して予め登録さ
れている電話番号へ発呼し、その障害通知メッセージを
送信する。
【0058】図4は、この通信カラオケ装置におけるサ
ービスマンへ直接に障害通知するときの処理を示すフロ
ーチャートである。CPU11は、ステップ(図中
「S」で示す)11で装置内の各部からの動作コマンド
を受信すると、ステップ12へ進んでその動作コマンド
がセンサからのエラー検出を知らせるコマンドか否かを
判断し、エラー発生でなければこの処理を終了する。
【0059】ステップ12の判断でエラー発生なら、ス
テップ13へ進んでエラー数を発生部位別にカウントア
ップし、ステップ14へ進んで予め設定した通知条件
(エラー発生数が所定回数)以上か否かを判断して、通
知条件以上でなければこの処理を終了する。
【0060】ステップ14の判断で通知条件以上のとき
には、ステップ15へ進んで障害コードデータテーブル
を参照して、該当する障害内容の障害コードデータに基
づいて障害通知メッセージを生成し、ステップ16へ進
んで障害通知先テーブルに予め登録されている電話番号
の中からエラー発生部位に対応するサービスマンのペー
ジャの電話番号を読み出し、その電話番号へ発呼し、そ
のページャへエラーコード等からなる障害通知メッセー
ジを送信し、この処理を終了する。
【0061】このようにして、背景映像チェンジャ5で
のエラー発生回数が所定回数を越えたときには、予め登
録されたサービスマンのページャに障害内容を示す障害
通知メッセージを通知するので、通信カラオケ装置がダ
ウンする前に素早くサービスマンによる適切な処置を請
うことができ、通信カラオケ装置をダウンさせることな
く安定して運用することができる。
【0062】表1は、障害コードデータテーブルの内容
の一覧を示す表である。この障害コードデータテーブル
には、例えば、障害発生部位を示す各種のコードデータ
を登録し、CPU11は、例えば、背景映像チェンジャ
5のエラーを検知すると、障害コードデータテーブルを
参照し、障害発生部位を示すコード「03」を読み出し
て障害通知メッセージを作成する。
【0063】表2は、障害通知先テーブルの内容の一覧
を示す表である。この障害通知先テーブルには、予め障
害内容毎の通知先のサービスマンのページャの電話番号
を登録している。CPU11は、上記障害内容に基づい
て該当する障害発生部位に対応する電話番号を読み出し
て発呼し、上記障害通知メッセージを送信する。
【0064】表3は、障害通知メッセージのフォーマッ
トの一例を示す表である。この障害通知メッセージは、
通信カラオケ装置毎の固有番号である製品番号と、障害
発生部位を示すコードデータ(この場合、背景映像チェ
ンジャ5を示すデータ)と、エラー内容を示すコードデ
ータ(例えば、レディ(正常)、応答無(コマンドタイ
ムアウト)、読み取りエラーなど)と、発生日を示すコ
ードデータと、障害が発生したドライブ番号を示すコー
ドデータと、障害が発生した棚番号を示すコードデータ
と、エラー発生数のエラーカウントを示すコードデータ
とからなる。
【0065】次に、上述のようにサービスマンのページ
ャへ障害通知メッセージを送信するとき、ページャに送
信可能なキャラクタ数の制約によって所定量の障害通知
メッセージしか送れないので、障害内容を十分に伝えら
れないことがある。
【0066】そこで、この通信カラオケ装置は、障害通
知メッセージを送信するとき、CPU11の制御によっ
て障害通知メッセージを情報量に応じて複数個に分割
し、その各分割された障害通知メッセージを所定の間隔
をおいて順次送信する。
【0067】図5は、この通信カラオケ装置におけるサ
ービスマンへ障害通知メッセージを複数個に分割して送
信するときの処理を示すフローチャートである。CPU
11は、ステップ(図中「S」で示す)21で装置内の
各部からの動作コマンドを受信すると、ステップ22へ
進んでその動作コマンドがセンサからのエラー検出を知
らせるコマンドか否かを判断し、エラー発生でなければ
この処理を終了する。
【0068】ステップ22の判断でエラー発生なら、ス
テップ23へ進んでエラー数を発生部位別にカウントア
ップし、ステップ24へ進んで予め設定した通知条件
(エラー発生数が所定回数)以上か否かを判断して、通
知条件以上でなければこの処理を終了する。
【0069】ステップ24の判断で通知条件以上のとき
には、ステップ25へ進んで障害コードデータテーブル
を参照して、該当する障害内容の障害コードデータに基
づいて障害通知メッセージを生成し、ステップ26へ進
んで障害通知メッセージが1通信で送信可能なキャラク
タ数か否かを判断し、否ならステップ27の処理で1通
信分の複数個の障害通知メッセージに分割する。
【0070】ステップ26の判断で可になったら、ステ
ップ28へ進んで障害通知先テーブルに予め登録されて
いる電話番号の中からエラー発生部位に対応するサービ
スマンのページャの電話番号を読み出し、その電話番号
へ発呼し、そのページャへ各障害通知メッセージを予め
設定した時間間隔で順次送信して、この処理を終了す
る。
【0071】表4及び表5は、障害通知メッセージを2
つに分割したときの各メッセージのフォーマットの一例
を示す表である。障害通知メッセージのキャラクタ数が
ページャへ送信可能なキャラクタ数よりも多いときに
は、1通信で送信可能なキャラクタ数に納まる量で分割
メッセージ1と2にそれぞれ分割する。
【0072】このようにして、障害通知メッセージを送
信するときには、1通信で送信可能なキャラクタ数で複
数個のメッセージに分割し、予め設定した時間間隔で順
次送信するので、サービスマンへより詳細な内容の障害
通知メッセージを送信することができ、サービスマンが
通信カラオケ装置に対する適切な処置を早急に取ること
ができる。
【0073】次に、上述のようにサービスマンのページ
ャへ障害通知メッセージを送信しても、電波環境に問題
があったときには、サービスマンのページャに障害通知
メッセージが確実に到着しないことがある。そこで、こ
の通信カラオケ装置は、CPU11の制御によってサー
ビスマンから要求があったとき、そのサービスマンのペ
ージャへ障害通知メッセージを再度送信する。
【0074】図6は、この通信カラオケ装置におけるサ
ービスマンからの要求に基づいて障害通知メッセージを
再送信するときの処理を示すフローチャートである。C
PU11は、ステップ(図中「S」で示す)31の着呼
処理で外部からの着呼を確認すると、ステップ32へ進
んで障害通知メッセージの問い合わせ(要求)か否かを
判断して、その問い合わせなら、ステップ33へ進んで
再度障害通知メッセージを生成し、ステップ34へ進ん
で問い合わせがあったページャの電話番号へ発呼し、そ
のページャへ障害通知メッセージを再度送信して、この
処理を終了する。
【0075】このようにして、サービスマンからの要求
に応じて障害通知メッセージを繰り返して通知すること
ができるので、電波環境によって障害通知メッセージが
届いていなかったときでも、サービスマンからの要求に
応じて再通知することにより、障害通知メッセージを確
実に伝えることができる。
【0076】次に、上述のようにサービスマンからの要
求があったときには、障害通知メッセージの全内容を送
信すると、一部の内容が受け取れなかった場合、再び全
内容を受信しなければならなくなり、障害内容の把握時
間がかかり、通信費用が増大してしまう。そこで、この
通信カラオケ装置は、CPU11の制御によってサービ
スマンから要求があったとき、そのサービスマンのペー
ジャへ障害通知メッセージ中の要求された部分のみを再
度送信する。
【0077】図7は、この通信カラオケ装置における障
害通知メッセージ中のサービスマンから要求された部分
のみを再送信するときの処理を示すフローチャートであ
る。CPU11は、ステップ(図中「S」で示す)41
の着呼処理で外部からの着呼を確認すると、ステップ4
2へ進んで障害通知メッセージの問い合わせ(要求)か
否かを判断して、その問い合わせなら、ステップ43へ
進んでメッセージNo(番号)の要求が有ったか否かを
判断する。
【0078】ステップ43の判断でメッセージ番号の要
求が有ったら、ステップ44へ進んで要求されたメッセ
ージ番号の障害通知メッセージのみを生成し、ステップ
45へ進んで問い合わせがあったページャの電話番号へ
発呼し、そのページャへ障害通知メッセージを再度送信
して、この処理を終了する。
【0079】また、ステップ43の判断でメッセージ番
号の要求が無かったら、ステップ46へ進んで再度障害
通知メッセージを生成し、ステップ45へ進んで問い合
わせがあったページャの電話番号へ発呼し、そのページ
ャへ障害通知メッセージを再度送信して、この処理を終
了する。
【0080】例えば、サービスマンから上述の処理で分
割して送信した障害通知メッセージのメッセージ番号
「2」(分割メッセージ2)が要求されたとき、表5に
示した分割メッセージ2を再送信する。
【0081】このようにして、サービスマンから要求さ
れた障害通知メッセージ中の一部分のみを通知すること
ができるので、既に受け取った部分を再度受信するよう
な無駄を省くことができ、障害内容の把握までの時間を
短縮し、通信費用の低減を図ることができる。
【0082】次に、上述した障害内容メッセージをサー
ビスマンからの要求に応じて音声で通知するようにすれ
ば、サービスマンが障害内容をより容易に把握すること
ができる。
【0083】そこで、図2に示した通信カラオケ装置の
HDD18に障害通知メッセージ毎のウェーブ(Wav
e)データ(音声情報)を登録する。また、図8に示す
ように、音声処理系14にウェーブデータ再生部21
を、通信インタフェース19にデータ/音声パス切替部
22を新たに設ける。表6は、各障害コードデータ毎に
それぞれの障害内容の音声データを対応させたときのフ
ォーマットの一例を示す表である。
【0084】ウェーブ(Wave)データ再生部21
は、HDD18に登録されたウェーブデータをアナログ
音声信号に再生する。データ/音声パス切替部22は、
データパスをアナログ音声パスに切り替えることによっ
てウェーブ(Wave)データ再生部21で再生された
アナログ音声信号を回線へ出力する。
【0085】すなわち、上記HDD18が障害通知メッ
セージ毎の音声情報を登録する障害通知内容音声登録手
段の機能を果たし、ウェーブデータ再生部21とデータ
/音声パス切替部22が、外部から要求されたとき、そ
の要求元へ障害通知内容音声登録手段に登録されている
音声情報に基づいて障害通知メッセージの内容を音声で
送信する手段の機能を果たす。
【0086】この通信カラオケ装置は、障害通知メッセ
ージの送信後、CPU11の制御によって外部から音声
による障害通知メッセージの要求があったとき、障害通
知メッセージを生成し、HDD18から障害通知メッセ
ージの各コードデータに対応するウェーブデータを読み
出し、データ/音声パス切替部22によって音声パスに
切り替え、ウェーブデータ再生部21によってウェーブ
データからアナログ音声を再生し、回線へ音声による障
害通知メッセージを送信する。
【0087】図9は、この通信カラオケ装置における音
声による障害通知メッセージの通知処理を示すフローチ
ャートである。CPU11は、ステップ(図中「S」で
示す)51の着呼処理で外部からの着呼を確認すると、
ステップ52へ進んで音声メッセージ(音声による障害
通知メッセージ)の問い合わせ(要求)か否かを判断し
て、その問い合わせでなければ、この処理を終了する。
【0088】ステップ52の判断で音声メッセージの問
い合わせなら、ステップ53へ進んで障害通知メッセー
ジを生成し、ステップ54へ進んで障害通知メッセージ
に対応するウェーブデータからアナログ音声データを再
生し、ステップ55へ進んでデータ/音声パス切替部で
音声パスへ切り替え、問い合わせがあったページャの電
話番号へ発呼し、そのページャへ障害通知メッセージの
音声を送信して、この処理を終了する。
【0089】このようにして、サービスマンはページャ
によって障害通知メッセージを参照した後、電話で通信
カラオケ装置から障害通知メッセージの内容を音声によ
って聞き取ることができ、障害内容の把握をより容易に
行なえる。
【0090】次に、通信カラオケ装置のCPU11に障
害が発生すると、障害通知メッセージを通知できなくな
り、このような場合、サービスマンに対してメンテナン
スの依頼が遅れてしまう。そこで、図10に示すよう
に、図8に示した通信カラオケ装置の通信インタフェー
ス19に、CPU,ROM,及びRAMからなる副制御
部23を新たに設ける。
【0091】この副制御部23は、CPU11を監視
し、CPU11による障害通知メッセージの作成が不能
になったときには、CPU11に代わってHDD18の
障害コードデータ及び通知先の電話番号に基づいて障害
通知メッセージの作成と、該当する通知先への通知処理
を実行する。また、CPU11からの応答がなくなった
ときは、予め決められた条件でセンタ装置又はサービス
マンのページャへ通信カラオケ装置の異常を通知する。
【0092】すなわち、上記副制御部23が障害通知メ
ッセージ作成手段を監視し、障害通知メッセージの送信
が行なえなくなったことを検出したとき、障害コードデ
ータ登録手段から前記検出された障害に該当する障害コ
ードデータを読み出して障害通知メッセージを作成する
第2の障害通知メッセージ作成手段の機能を果たす。
【0093】図11は、この通信カラオケ装置の副制御
部による障害通知メッセージの通知処理を示すフローチ
ャートである。副制御部23は、ステップ(図中「S」
で示す)61でCPUを監視し、ステップ62へ進んで
主制御部(CPU)からの応答が有るか否かを判断し、
応答が有ればこの処理を終了するが、応答が無かった
ら、ステップ63へ進んで障害通知メッセージを生成
し、ステップ64へ進んで障害通知先テーブルに予め登
録されているセンタ装置又はサービスマンのページャの
電話番号を読み出し、その電話番号へ発呼し、障害通知
メッセージを送信して、この処理を終了する。
【0094】このようにして、CPU11と通信インタ
フェース19とでHDD18のテーブルを共有し、お互
いに監視することによって、一方が機能不能になったと
きにでも、もう一方がセンタ装置又はサービスマンのペ
ージャへ障害通知メッセージの送信処理を実行するの
で、故障部位によって障害通知メッセージが通知できな
くなる確率を著しく低下させることができ、センタ装置
又はサービスマンによる適切な処置を早急に得ることが
できる。
【0095】なお、上記副制御部23を通信インタフェ
ース19に設けた場合について説明したが、他の部分に
設けたり、外部に設けたりしてもよい。また、上述の処
理は背景映像チェンジャ5の障害通知処理について説明
したが、その他の制御系,記憶系,音声処理系,画像処
理系などのエラー発生,故障発生,使用環境の悪化時に
も同じようにセンタ装置又はサービスマンのページャへ
通知することができる。
【0096】
【表1】
【0097】
【表2】
【0098】
【表3】
【0099】
【表4】
【0100】
【表5】
【0101】
【表6】
【0102】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
る音楽演奏装置によれば、音楽演奏装置のエラー,故
障,使用環境の悪化に基づくシステムダウンを未然に防
ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の音楽演奏装置の一実施形態である通
信カラオケ装置の構成を示す図である。
【図2】図1に示した通信カラオケ装置のコマンダの内
部構成を示すブロック図である。
【図3】図1に示した通信カラオケ装置におけるセンタ
装置への障害通知処理を示すフローチャートである。
【図4】図1に示した通信カラオケ装置におけるサービ
スマンへ直接に障害通知するときの処理を示すフローチ
ャートである。
【図5】図1に示した通信カラオケ装置におけるサービ
スマンへ障害通知メッセージを複数個に分割して送信す
るときの処理を示すフローチャートである。
【図6】図1に示した通信カラオケ装置におけるサービ
スマンからの要求に基づいて障害通知メッセージを再送
信するときの処理を示すフローチャートである。
【図7】図1に示した通信カラオケ装置における障害通
知メッセージ中のサービスマンから要求された部分のみ
を再送信するときの処理を示すフローチャートである。
【図8】図2に示した通信カラオケ装置に新たな機能部
を設けたときの構成を示すブロック図である。
【図9】図8に示した通信カラオケ装置における音声に
よる障害通知メッセージの通知処理を示すフローチャー
トである。
【図10】図8に示した通信カラオケ装置にさらに新た
な機能部を設けたときの構成を示すブロック図である。
【図11】図10に示した通信カラオケ装置の副制御部
による障害通知メッセージの通知処理を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1:マイク 2:モニタ 3:プリンタ 4:スピーカ 5:背景映像チェンジャ 6:アンプ 7:コマンダ 11:CPU 12:ROM 13:RAM 14:音声処理系 15:画像処理系 16:フロントパネル 17:I/Oインタフェース 18:記憶装置(HDD) 19:通信インタフェース 20:バス 21:ウェーブデータ再生部 22:データ/音声パス切替部 23:副制御部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センタ装置と通信回線を介してデータ通
    信可能に接続し、前記センタ装置に蓄積された音楽の演
    奏情報を前記通信回線を介して受信し、その受信した演
    奏情報に基づいて音楽を再生して出力する音楽演奏装置
    において、 自装置内部の障害発生部位及び障害内容を示す障害コー
    ドデータを登録した障害コードデータ登録手段と、自装
    置内部で障害が発生したときの通知先の電話番号を登録
    する障害発生通知先電話番号登録手段と、自装置内部の
    故障又は設置環境の悪化等の障害を検出する障害検出手
    段と、該手段によって障害を検出したとき、前記障害コ
    ードデータ登録手段から前記検出された障害に該当する
    障害コードデータを読み出して障害通知メッセージを作
    成する障害通知メッセージ作成手段と、前記障害発生通
    知先電話番号登録手段に登録された電話番号へ発呼して
    前記障害通知メッセージを送信する障害通知メッセージ
    送信手段とを設けたことを特徴とする音楽演奏システ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の音楽演奏装置において、 前記障害発生通知先電話番号登録手段に前記障害コード
    データの内容に基づいて通知先の電話番号を複数種類登
    録する手段を、前記障害通知メッセージ送信手段に前記
    障害発生通知先電話番号登録手段から前記障害コードデ
    ータの内容に基づいて発呼先の電話番号の種類を選択す
    る手段をそれぞれ設けたことを特徴とする音楽演奏装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の音楽演奏装置にお
    いて、 前記障害通知メッセージ送信手段に、前記障害通知メッ
    セージを情報量に応じて複数個に分割し、その各分割さ
    れた障害通知メッセージを予め設定された間隔をおいて
    順次送信する手段を設けたことを特徴とする音楽演奏装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    音楽演奏装置において、 前記障害通知メッセージ送信手段に、外部から要求され
    たとき、その要求元へ前記障害通知メッセージを再度送
    信する手段を設けたことを特徴とする音楽演奏装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    音楽演奏装置において、 前記障害通知メッセージ送信手段に、外部から要求され
    たとき、その要求元へ前記障害通知メッセージ中の要求
    された部分のみを再度送信する手段を設けたことを特徴
    とする音楽演奏装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    音楽演奏装置において、 前記障害通知メッセージ毎の音声情報を登録する障害通
    知内容音声登録手段と、外部から要求されたとき、その
    要求元へ前記障害通知内容音声登録手段に登録されてい
    る音声情報に基づいて前記障害通知メッセージの内容を
    音声で送信する手段を設けたことを特徴とする音楽演奏
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の
    音楽演奏装置において、 前記障害通知メッセージ作成手段を監視し、障害通知メ
    ッセージの送信が行なえなくなったことを検出したと
    き、前記障害コードデータ登録手段から前記検出された
    障害に該当する障害コードデータを読み出して障害通知
    メッセージを作成する第2の障害通知メッセージ作成手
    段を設けたことを特徴とする音楽演奏システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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