JP2001177658A - 遠隔監視方法 - Google Patents

遠隔監視方法

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JP2001177658A
JP2001177658A JP36286499A JP36286499A JP2001177658A JP 2001177658 A JP2001177658 A JP 2001177658A JP 36286499 A JP36286499 A JP 36286499A JP 36286499 A JP36286499 A JP 36286499A JP 2001177658 A JP2001177658 A JP 2001177658A
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Hitoshi Hara
仁 原
Takashi Yamazaki
孝 山崎
Yoshiyuki Suzuki
善之 鈴木
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 監視センタ各々で、遠隔地で何等かの異常が
発生した場合に、その異常を経済的に、かつリアルタイ
ム的に処理すること。 【解決手段】 例えばサイトA―1での異常発生に際
し、センタAが話中等により呼出し不可である場合に
は、センタAに代ってセンタBが呼出しされた上、サイ
トA―1から異常情報の通報が行われるようにし、セン
タBでは、ISDN回線上のDチャネルによるセンタ間
通信によって、センタAからサイトA―1対応の管理情
報を取得の上、これを異常処理により更新した後、更新
後の管理情報はセンタAに転送記憶されるようにしたも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠隔監視システム
における遠隔監視方法に係わり、特に何れかの端末装置
での異常発生に伴い、その端末装置から同一グループ内
監視センタが呼出しされるに際して、その監視センタが
何等かの要因により呼出しされ得なかった場合には、何
れかの他グループ内監視センタが呼出しされた上、その
端末装置から異常情報の通報が行われるようにし、この
他グループ内監視センタで異常情報の代行処理が速やか
に行われるようにした遠隔監視方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】これまでにも、被監視側遠隔地各々には
端末装置が散在設置された上、遠隔地各々で何等かの異
常発生が検出された場合には、異常情報が端末装置から
電話回線等の通信回線を介し監視センタに通報された
上、その監視センタでその異常情報に対する異常処理が
行われることによって、その異常発生に対しては必要な
措置が速やかに採られるものとなっている。このよう
に、遠隔地各々での異常発生に際しては、異常発生に係
る端末装置から監視センタが呼出しされた上、異常情報
が集中的にその監視センタに通報されているものであ
る。しかしながら、その監視センタが話中状態にあるこ
と等を要因として、端末装置からの呼出しに監視センタ
に応答し得ない場合には、端末装置からは一定時間間隔
で呼出しが行われるか、または監視センタには多くの回
線が収容せしめられることによって、呼出し上での応答
確率を高めるといった方法が採られているのが実情であ
る。
【0003】なお、特開平5ー227316号公報によ
る場合には、端末装置対応に複数台の設備機器が接続さ
れている場合に、何れかの端末装置の何れかの設備機器
に異常が発生した場合には、その設備機器種別対応に設
けられている遠隔監視装置に異常状態情報が所定フォー
マットで自動的に転送されるものとなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、防犯等を目
的とする遠隔監視システム一般では、異常発生検出元と
しての端末装置各々と、それら端末装置を監視・管理す
る監視センタとの間での通信は頻度大にして行われてい
るわけではなく、したがって、監視センタに徒に多くの
回線を収容せしめることは、その分、ランニングコスト
が嵩むことから、けして、得策とはいえないものとなっ
ている。しかしながら、その反面、端末装置で異常発生
が検出された場合には、その端末装置からの異常情報は
監視センタで迅速に異常処理される必要があるが、監視
センタでの収容回線数が少ない場合には、話中による異
常処理の遅延が発生し好ましくないものとなっている。
【0005】本発明の目的は、監視センタに徒に多くの
回線を収容せしめることなく、遠隔地で何等かの異常が
発生した場合には、その異常が監視センタでリアルタイ
ム的に処理され得る遠隔監視方法を供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、複数の遠隔
地点各々に設置された上、該遠隔地点での異常発生を検
出した上、異常情報の通報を行う端末装置と、それら端
末装置各々からの異常情報をISDN回線上のBチャネ
ルを介して受信した上、該異常情報にもとづき異常処理
を行う監視センタとを1グループとして、複数グループ
から遠隔監視システムが構成されている場合に、監視セ
ンタ各々には相互に他監視センタ対応の電話番号が、端
末装置各々には全ての監視センタ各々に対応した電話番
号が予め記憶されている状態で、何れかの端末装置での
異常発生に伴い、その端末装置から同一グループ内監視
センタが呼出しされるに際して、その同一グループ内監
視センタが話中状態等を要因として呼出しされ得なかっ
た場合には、何れかの他グループ内監視センタが呼出し
された上、その他グループ内監視センタに異常情報の通
報が行われるようにし、その他グループ内監視センタで
は、異常情報に含まれているグループ識別情報および端
末装置識別情報を識別の上、ISDN回線上のDチャネ
ルによる監視センタ間通信によって、該当グループ内監
視センタからは異常情報通報元端末装置対応の管理情報
が取得された上、その管理情報が異常処理により更新さ
れた後、更新後の管理情報が該当グループ内監視センタ
に転送記憶されることで達成される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1か
ら図6により説明する。先ず本発明に係る遠隔監視シス
テムについて説明すれば、図1はその一例での概要構成
を示したものである。図示のように、その遠隔システム
はISDN通信網101上に、監視センタ102,10
3や、遠隔地に散在設置された端末装置(以下、単にサ
イトと称す)104〜107が収容せしめられた状態と
して構成されたものとなっている。本例では、遠隔監視
システムはその全体が2つのグループA,Bから構成さ
れており、グループAは監視センタ102やサイト10
4,105から、また、グループBは監視センタ103
やサイト106,107から、それぞれ構成された場合
が想定されたものとなっている。それらサイト104〜
107各々には各種異常検出用のセンサや周囲音収集用
のマイクロフォン、周囲画像検出用のTVカメラ等が設
置されているわけであるが、通常、サイト104,10
5各々で何等かの異常がセンサで検出された場合には、
サイト104,105各々から監視センタ102が呼出
された上、異常情報がISDN回線上のBチャネルを介
し監視センタ102に通報されるものとなっている。こ
れと同様にして、サイト106,107各々で何等かの
異常がセンサで検出された場合には、サイト106,1
07各々から監視センタ103が呼出された上、異常情
報がISDN回線上のBチャネルを介し監視センタ10
3に通報されているものである。
【0008】以上のように、通常、グループA内での異
常情報通報先は同一グループA内監視センタ102とさ
れる一方、グループB内での異常情報通報先は同一グル
ープB内監視センタ103とされているわけである。し
かしながら、特定の場合、即ち、サイト104,105
各々での異常発生検出に伴い、サイト104,105各
々から監視センタ102が呼出しされる際に、話中状態
にあること等を要因としてその監視センタ102がその
呼出しに応答し得ない場合には、サイト104,105
各々からは他グループB内監視センタ103が呼出しさ
れた上、異常情報が通報されているものである。これと
同様にして、サイト106,107各々での異常発生検
出に伴い、サイト106,107各々から監視センタ1
03が呼出しされる際に、話中状態にあること等を要因
として監視センタ103がその呼出しに応答し得ない場
合には、サイト106,107各々からは他グループA
内監視センタ102が呼出しされた上、異常情報が通報
されているものである。このため、サイト104,10
5各々には、第1異常情報通報先としての監視センタ1
02対応の電話番号以外に、第2異常情報通報先として
の監視センタ103対応の電話番号も事前記憶されてい
るものであり、また、サイト106,107各々には第
1異常情報通報先としての監視センタ103対応の電話
番号以外に、第2異常情報通報先としての監視センタ1
02対応の電話番号も事前記憶されている必要があるも
のである。
【0009】ところで、同一グループ内監視センタが呼
出しに応答の上、同一グループ内端末装置からの異常情
報が異常処理される場合には、その異常情報に含まれて
いるグループ識別情報および端末装置識別情報(サイト
番号)にもとづき、異常情報通報元端末装置対応の管理
情報が同一グループ内監視センタ上で検索された上、そ
の異常情報により更新処理された後、退避記憶されれば
よいものとなっている。しかしながら、他グループ内監
視センタが呼出しに応答の上、異常情報が異常処理され
る場合、その他グループ内監視センタでは、異常情報通
報元端末装置が所属しているグループ内監視センタか
ら、ISDN回線上のDチャネルによる監視センタ間通
信(Dチャネルパケットやユーザ・ユーザインタフェー
ス(UUI)等による)によって、その異常情報通報元
端末装置対応の管理情報が取得される必要があるものと
なっている。その管理情報を取得の上、その管理情報が
異常処理により更新された後は、更新後の管理情報がそ
の取得元グループ内監視センタに転送記憶されているも
のである。そのような監視センタ間通信を可能ならしめ
るべく、監視センタ102,103それぞれには相互に
他グループ内監視センタ103,102対応の電話番号
が事前記憶されている必要があるものである。なお、単
なる遠隔監視に止ることなく、サイト104〜107各
々に設置されているTVカメラ等に対し、その視線方向
や検出画像倍率等、各種の設定や遠隔制御が併せて随時
行われる必要がある場合には、監視センタ102にはサ
イト104,105各々に対応した電話番号が、また、
監視センタ103にはサイト106,107各々に対応
した電話番号が事前記憶されている必要があるものとな
っている。
【0010】ここで、他グループ内監視センタが呼出し
に応答の上、異常情報が異常処理される場合での基本動
作フローについて、図2により説明すれば以下のようで
ある。
【0011】即ち、例えばサイトA−1(サイト104
に相当)での異常発生に起因してセンタA(監視センタ
102に相当)が既に話中状態にある状態で、サイトA
−2(サイト105に相当)で異常が新たに検出された
場合を想定すれば、サイトA−2からセンタAを呼出そ
うとしても、センタAは話中状態(BUSY)にあるこ
とから、サイトA−2からはセンタB(監視センタ10
3に相当)が呼出しされるものとなっている。そのセン
タBが呼出しに応答すれば、サイトA−2からセンタB
には異常情報(各種センサ各々についての状態情報を始
めとして、グループ識別情報やサイト番号等を含む)が
通報されるところとなるが、センタBでは、その異常情
報に含まれているグループ識別情報が判定されることに
よって、その異常情報が自グループ内サイトからのもの
であるか否かが判別されるものとなっている。自グルー
プ内サイトからのものではなく、センタAと同一グルー
プ内のサイトからのものであると判別された場合には、
その異常情報に含まれているサイト番号がセンタAにD
チャネルにより通知されているものである。センタAで
は、その通知されたサイト番号をキーとしてデータベー
ス上からはそのサイト対応の管理情報が検索された上、
センタBに通知されるが、センタBでは、サイトA−2
からの異常情報にもとづきその管理情報が更新された
後、センタAに転送記憶されるものとなっている。この
ように、センタAが話中状態にある場合でも、センタB
では、センタAからの異常情報が代行処理され得るもの
であり、センタBからその異常情報に対し、速やかなる
措置を採ることが可能とされているものである。
【0012】なお、本例では、グループ数は2とされて
いるが、一般的にその数は2以上とされる。例えばその
数が3であって、2つのグループ内監視センタが既に話
中状態にある間に、何れかのサイトで異常が検出された
場合には、非話中状態にある、残りのグループ内監視セ
ンタが呼出された上、そのサイトからの異常情報が処理
されればよいものである。話中状態に限らず、障害発生
状態にある場合にも、少なくとも1つの監視センタが話
中状態になく、しかも障害発生状態にない限りにおいて
は、同様に処理されればよいものである。
【0013】次に、監視センタ102,103各々に
は、自配下のサイト各々を管理するための管理情報がサ
イト対応に更新可としてデータベース上に記憶されてい
るが、その代表として、監視センタ102上でのデータ
ベースについて、図3により説明すれば以下のようであ
る。即ち、そのデータベース上には、サイト番号をキー
として、サイト名称、センサ種別、センサ位置、センサ
状態、カメラ設置場所、室内配置情報、住所等の情報が
管理されたものとなっている。そのデータベース上での
センサ各々の状態と、異常発生に係るサイトから通報さ
れる、異常情報に含まれているセンサ各々の状態とが比
較されることによって、異常発生に伴い何れのセンサが
それに感応したか否かが知れるものである。その感応セ
ンサのセンサ種別やセンサ位置は検索された上、可視表
示されたり、受信履歴として記録されているものであ
る。尤も、感応動作したセンサのみの識別情報を、サイ
トからの異常情報に含ませる場合は、センサ状態の比較
不要として、そのセンサ種別やセンサ位置は容易に検索
され得るものとなっている。因みに、カメラ設置場所
は、カメラ制御等が行われる際に、そのカメラが如何な
る位置に設置されているかを示すのに用いられ、また、
室内配置情報は、そのサイトに設置されているカメラや
マイクロフォン、センサ等の設置位置等を把握するのに
用いられるものとなっている。更に、住所は、火災等が
発生した場合に、関係部署にその場所を連絡するため等
に用いられているものとなっている。
【0014】ここで、同一グループ内において、サイト
から通常に異常情報が通報された場合での監視センタ内
処理について、図4により説明すれば以下のようであ
る。即ち、例えばグループAに対するグループ識別情報
が“00”であるとし、サイト番号が“000001”のサイト
A―1(サイト104に相当)で侵入検出用のセンサ1
がON状態に変化した場合を想定すれば、何者かの不法
侵入検出に伴い、そのサイトA―1からは、グループ識
別情報“00”やサイト番号“000001”、センサ1を含む
各種センサ各々についての状態情報等が異常情報として
センタA(監視センタ102に相当)に通報されるもの
となっている(図4中の動作(1))。異常情報の通報
があった場合、センタA内の回線制御部1021では、
発信元がサイトA―1であると発信者情報(ISDN網
上では発信者情報が事前通知)から事前に判別されてい
ることから、その異常情報は対サイト通信制御部102
2に転送された上(図4中の動作(2))、内部テーブ
ル上に展開されるが、この状態のまま、更に、信号管理
部1023に転送されるものとなっている(図4中の動
作(3))。信号管理部1023では、グループ識別情
報“00”から自配下のサイトからのものであることを識
別の上、伴われているサイト番号“000001”をキーとし
て、データベース上からはサイト番号“000001”対応の
管理情報が検索された後、各種センサ各々についての状
態情報間での比較から、センサ1がOFF状態からON
状態に変化したことが検出されているものである。これ
によりその管理情報上のセンサ1状態はON状態に更新
された上、データベース上に退避記憶されているもので
ある。一方、そのサイト番号“000001”からはまた、サ
イト名称A―1やセンサ1種別(異常要因)、その設置
場所が検索された上、これら要素から画面表示用テーブ
ルが構成された状態として、画面表示制御部1024に
対しては画面表示要求が行われているものである(図4
中の動作(4))。
【0015】更に、他グループ内のサイトから異常情報
が通報された場合での監視センタ内処理について、図5
により説明すれば以下のようである。即ち、グループ
A,B各々に対するグループ識別情報がそれぞれ“0
0”、“01”、また、センタAが話中状態にあるとし
て、グループA内のサイト番号が“000002”のサイトA
―2(サイト105に相当)で火災検出用のセンサ2が
ON状態に変化した場合を想定すれば、サイトA―2か
らはセンタAが一応呼出しされるも、その呼出しは失敗
に終ることから、センタAに代ってセンタB(監視セン
タ103に相当)が新たに呼出しされるものとなってい
る。センタBがその呼出しに応答すれば、サイトA―2
からは、グループ識別情報“00”やサイト番号“00000
2”、センサ2を含む各種センサ各々についての状態情
報等が異常情報としてセンタBに通報されるものとなっ
ている(図5中の動作(1))。異常情報の通報があっ
た場合、センタB内の回線制御部1031では、発信元
がサイトA―2であると発信者情報から事前に判別され
ていることから、その異常情報は対サイト通信制御部1
032に転送された上(図5中の動作(2))、内部テ
ーブル上に展開されるが、この状態のまま、更に、信号
管理部1033に転送されるものとなっている(図5中
の動作(3))。信号管理部1033では、そのグルー
プ識別情報“00”から自配下のサイトからのものではな
いことを識別の上、そのサイト番号“000002”、着信時
間のみの情報から仮の画面表示用テーブルが構成された
状態として、画面表示制御部1034に対して画面表示
要求が行われるものとなっている(図5中の動作
(4))。
【0016】その信号管理部1033ではまた、自配下
のサイトからのものではないことの識別結果とグループ
識別情報“00”とから、センタ間通信制御部1035か
ら回線制御部1031、ISDN通信網101を介しセ
ンタAが呼出されるものとなっている(図5中の動作
(6),(7))。センタAがその呼出しに応答の上、
内回線制御部1021でセンタBからの着信であると認
識されれば、センタBからのサイト番号“000002”はセ
ンタ間通信制御部1025に転送された上(図5中の動
作(8))、内部テーブル上に展開されるが、この状態
のまま、更に、信号管理部1023に転送されるものと
なっている(図5中の動作(9))。信号管理部102
3では、そのサイト番号“000002”をキーとしてデータ
ベース上からはそのサイト番号“000002”対応の管理情
報が検索されるが、この管理情報がセンタ間通信制御部
1025、回線制御部1021、ISDN通信網101
上のDチャネル、センタA内回線制御部1031を介し
センタ間通信制御部1035に転送されているものであ
る(Bチャネル通信中であっても、Dチャネルによる通
信は可能とされている)(図5中の動作(10)〜(1
3))。その管理情報はセンタ間通信制御部1035で
テーブルに展開された上、信号管理部1033に転送さ
れているものである(図5中の動作(14))。この管
理情報に含まれている各種センサ各々についての状態情
報と、サイトA―2からの各種センサ各々についての状
態情報との比較から、センサ2がOFF状態からON状
態に変化したことが検出されているものである。そのサ
イト番号“000002”からはまた、サイト名称A―2やセ
ンサ2種別(異常要因)、その設置場所が検索された
上、これら要素から画面表示用テーブルが構成された状
態として、画面表示制御部1034に対しては画面表示
要求が行われているものである(図5中の動作(1
5))。センタAからの管理情報はまた、センサ2状態
がON状態に更新された上、センタAにおけるデータベ
ース上に退避記憶されるべく、信号管理部1033から
センタ間通信制御部1035、センタA内センタ間通信
制御部1025を介し信号管理部1023に転送されて
いるものである(図5中の動作(16)〜(20))。
これにより管理情報の一元管理が可能とされているもの
である。信号管理部1023では、センタBから転送さ
れた管理情報にもとづき、画面表示用テーブルが構成さ
れた上、画面表示制御部1034に対し画面表示要求が
行われることによって、サイトA―2での火災発生に係
る表示が行われているものである(図5中の動作(2
1))。
【0017】因みに、サイト各々から同一グループ内監
視センタ、あるいは他グループ内監視センタに異常情報
の通報が行われるに際して、異常発生場所近傍に設置さ
れているTVカメラ、マイクロフォンそれぞれからの画
像信号、音声信号がBチャネルを介し同一グループ内監
視センタ、あるいは他グループ内監視センタに転送され
た上、画像、音声として再生表示される場合は、異常発
生状況がより詳細に把握され得るものとなっている。
【0018】最後に、図6により画面表示制御部による
画面表示例について説明すれば、センタBにサイトA−
2からの異常情報が通報された場合、センタBにはその
サイト対応の管理情報が存在しないことから、図6
(A)に示すように、せいぜい、サイト番号や受信時刻
等の僅かな情報しか表示され得ないものとなっている。
したがって、このような表示では、通報元サイトでの異
常には効率的に対処し得ないことになる。しかしなが
ら、センタBからの要求によりDチャネル通信によっ
て、センタAからサイト対応の管理情報が取得される場
合は、図6(B)に示すように、サイト名称やセンサ種
別、センサ位置等が受信履歴画面上に表示され得るばか
りか、カメラ設置場所やサイトの配置図、住所等の情報
が併せて知れ得、更にこれら表示に加え、異常情報通報
元からの画像信号や音声信号が再生表示される場合は、
これら情報により自配下にないサイトと雖も、そのサイ
トでの異常発生に最適に対処可とされているものであ
る。因みに、センタで異常情報通報元サイトに係る異常
発生状況が表示されるに際し、その異常情報通報元サイ
トが自配下のものか否かに応じて、少なくとも一部(サ
イト名称等)の表示態様が異ならしめられる場合は、異
常情報通報元サイトが自配下のものか否かが直ちに容易
に知れるものとなっている。
【0019】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1〜3に
よる場合は、監視センタに徒に多くの回線を収容せしめ
ることなく、遠隔地で何等かの異常が発生した場合に
は、その異常が監視センタでリアルタイム的に処理され
得、また、請求項4による場合には、そのような効果に
加え、異常発生状況がより詳細に把握され得るものとな
っている。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る遠隔監視システムの一例
での概要構成を示す図
【図2】図2は、他グループ内監視センタが呼出しに応
答の上、異常情報が異常処理される場合での基本動作フ
ローを示す図
【図3】図3は、監視センタ各々に用意されているデー
タベース上に更新可として記憶されている、自配下のサ
イト各々を管理するための管理情報を示す図
【図4】図4は、同一グループ内のサイトから異常情報
が通報された場合での監視センタ内処理を説明するため
の図
【図5】図5は、他グループ内のサイトから異常情報が
通報された場合での監視センタ内処理を説明するための
【図6】図6(A),(B)は、他グループ内サイトか
ら異常情報が通報された場合での仮画面表示例を、その
他グループ内センタからそのサイト対応管理情報が取得
された場合での画面表示例をそれぞれ示す図
【符号の説明】
101…ISDN通信網、102…監視センタ(センタ
A)、103…監視センタ(センタB)、104〜10
7…サイト(端末装置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 善之 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所通信システム事業本部内 Fターム(参考) 5C087 AA03 AA09 AA37 BB14 BB65 BB74 BB75 BB76 DD04 DD05 EE05 FF01 FF04 FF23 FF30 GG07 GG11 GG23 GG30 GG67 GG70 5K101 KK13 LL03 MM07 NN06 QQ14 SS07 VV05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の遠隔地点各々に設置された上、該
    遠隔地点での異常発生を検出した上、異常情報の通報を
    行う端末装置と、該端末装置各々からの異常情報をIS
    DN回線上のBチャネルを介して受信した上、該異常情
    報にもとづき異常処理を行う監視センタとを1グループ
    として、複数グループから構成されてなる遠隔監視シス
    テムにおける遠隔監視方法であって、監視センタ各々に
    は相互に他監視センタ対応の電話番号が、端末装置各々
    には全ての監視センタ各々に対応した電話番号が予め記
    憶されている状態で、何れかの端末装置での異常発生に
    伴い、該端末装置から同一グループ内監視センタが呼出
    しされるに際して、該同一グループ内監視センタが話中
    状態等を要因として呼出しされ得なかった場合には、何
    れかの他グループ内監視センタが呼出しされた上、該他
    グループ内監視センタに異常情報の通報が行われるよう
    にし、該他グループ内監視センタでは、異常情報に含ま
    れているグループ識別情報および端末装置識別情報を識
    別の上、ISDN回線上のDチャネルによる監視センタ
    間通信によって、該当グループ内監視センタからは異常
    情報通報元端末装置対応の管理情報が取得された上、該
    管理情報が異常処理により更新された後、更新後の管理
    情報が上記該当グループ内監視センタに転送記憶される
    ようにした遠隔監視方法。
  2. 【請求項2】 Dチャネルパケットにより監視センタ間
    通信が行われるようにした請求項1記載の遠隔監視方
    法。
  3. 【請求項3】 ユーザ・ユーザインタフェースにより監
    視センタ間通信が行われるようにした請求項1記載の遠
    隔監視方法。
  4. 【請求項4】 端末装置各々から同一グループ内監視セ
    ンタ、あるいは他グループ内監視センタに異常情報の通
    報が行われるに際しては、異常発生場所近傍に設置され
    ているTVカメラ、マイクロフォンそれぞれからの画像
    信号、音声信号がBチャネルを介し同一グループ内監視
    センタ、あるいは他グループ内監視センタに転送された
    上、画像、音声として再生表示されるようにした請求項
    1〜3の何れかに記載の遠隔監視方法。
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