JP2001189746A - 通信システム - Google Patents

通信システム

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JP2001189746A
JP2001189746A JP2000000092A JP2000000092A JP2001189746A JP 2001189746 A JP2001189746 A JP 2001189746A JP 2000000092 A JP2000000092 A JP 2000000092A JP 2000000092 A JP2000000092 A JP 2000000092A JP 2001189746 A JP2001189746 A JP 2001189746A
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Shuichi Sato
修一 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、マルチメディア端末、公衆網接続装
置、接続制御装置等をネットワーク上に設けてなる通信
システムに於いて、ネットワーク上の各種障害発生に伴
う通信不能等の通信障害を極力回避するとともに、ネッ
トワーク上に設けられた装置の故障、ネットワーク上の
通信異常等によるシステム上の障害発生に伴う有効なシ
ステム制御並びに管理機能を実現できる通信システムを
提供することを課題とする。 【解決手段】接続制御装置13は、予め用意された試験
用の特殊な接続先番号を用いて、接続制御対象となる公
衆網接続装置11a,11b,…、及びマルチメディア
端末12a,12b,…に対し一定時間間隔で接続要求
を送出し、当該接続要求に対する応答が期待する応答で
ないとき、その制御対象となる装置の状態を障害と認定
し、当該装置を以降の接続先検索対象から除外する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声、映像の少な
くともいずれかを含む情報を送受する機能をもつ1台以
上のマルチメディア端末、音声、映像の少なくともいず
れかを含む情報を公衆網とLANとの間で送受する1台
以上の公衆網接続装置、上記マルチメディア端末と上記
公衆網接続装置のいずれか若しくはすべてを制御対象と
して当該制御対象相互の間の接続を制御する1台以上の
接続制御装置をそれぞれ上記LAN上に設けてなる通信
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、音声、映像等のマルチメディア情
報を送受する複数の端末と、上記マルチメディア情報を
公衆網とLANとの間で送受するプロトコル変換機能を
もつ公衆網接続装置をそれぞれ制御対象端末として、こ
れら各制御対象端末と当該各制御対象端末相互の間の接
続を制御する接続制御装置とをネットワーク上に設けて
なる通信システムに於いては、通信対象となる端末各々
の接続制御及び管理に関するすべての情報が上記接続制
御装置に集められ、上記接続制御装置がシステム内のす
べての接続制御並びに管理を集中して行っていた。
【0003】このようなシステム内のすべての通信制御
並びに管理を接続制御装置が行うように構築された通信
システムに於いては、接続制御対象となる端末が少ない
小規模の通信システム、大きなトラフィックが発生する
画像データ等を扱わない回線トラフィックの小さい通信
システム等に於いては有効に機能し管理の整合性も保た
れるが、システム規模が大きくなると、各端末に対する
接続制御、LAN上に於ける発信、応答、各端末からの
要求処理等が増大して、システムの接続制御のパフォー
マンスに影響を及ぼしてしまう。従ってシステム全体の
構成が、接続制御装置で許容される範囲に止まり、例え
ば画像データ等の大きなトラフィックが発生する情報を
扱う複数のマルチメディア端末が接続対象となるような
大規模の通信システム、回線トラフィックが大きい規模
の大きなシステムには適用できないという問題があっ
た。
【0004】そこで、システム内の各端末の情報を分散
して管理するシステム管理手段が考えられるが、この際
は、管理情報の整合性を保つためにシステム管理を行う
各端末がシステムの状態を常に掌握していなければなら
ない。更にこの種の機能分散型のシステムに於いてはネ
ットワーク上の障害発生に対する有効な保障並びに管理
手段が必要となるが、従来ではネットワーク上に設けら
れた装置の故障、ネットワーク上の通信異常等によるシ
ステム上の障害が発生した際に、その障害発生に伴う有
効なシステム制御並びに管理手段が存在しなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
では、音声、映像等のマルチメディア情報を送受する複
数の端末と、上記マルチメディア情報を公衆網とLAN
との間で送受する公衆網接続装置をそれぞれ制御対象端
末として、これら各制御対象端末と当該各制御対象端末
相互の間の接続を制御する接続制御装置とをネットワー
ク上に設けてなる通信システムに於いて、ネットワーク
上に設けられた装置の故障、ネットワーク上の通信異常
等によるシステム上の障害が発生した際に、その障害発
生に伴う有効なシステム制御並びに管理手段が存在しな
かった。
【0006】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
音声、映像の少なくともいずれかを含む情報を送受する
機能をもつ1台以上のマルチメディア端末、音声、映像
の少なくともいずれかを含む情報を公衆網とLANとの
間で送受する1台以上の公衆網接続装置、上記マルチメ
ディア端末と上記公衆網接続装置のいずれか若しくはす
べてを制御対象として当該制御対象相互の間の接続を制
御する1台以上の接続制御装置をそれぞれ上記LAN上
に設けてなる通信システムに於いて、ネットワーク上の
各種障害発生に伴う通信不能等の通信障害を極力回避し
て信頼性の高いシステムを構築できるとともに、ネット
ワーク上に設けられた装置の故障、ネットワーク上の通
信異常等によるシステム上の障害発生に伴う有効なシス
テム制御並びに管理機能を実現できる通信システムを提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、音声、映像の
少なくともいずれかを含む情報を送受する機能をもつ1
台以上のマルチメディア端末、音声、映像の少なくとも
いずれかを含む情報を公衆網とLANとの間で送受する
プロトコル変換機能をもつ1台以上の公衆網接続装置、
上記マルチメディア端末と上記公衆網接続装置のいずれ
か若しくはすべてを制御対象として当該制御対象相互の
間の接続を制御する1台以上の接続制御装置をそれぞれ
上記LAN上に設けてなる通信システムに於いて、試験
用の特殊な接続先番号を用意し、上記接続制御装置が一
定時間間隔で試験用の接続先番号を指定して、公衆網接
続装置、マルチメディア端末等の各制御対象装置に対し
て接続要求を送出することで、その応答内容から上記各
制御対象装置の障害発生有無を判定し、障害判定時に該
当する装置を以降の接続先検索対象から除外することを
特徴とする。また、上記構成による通信システムに於い
て、ネットワーク上の各種障害発生状態を集中監視、遠
隔監視できるようにしたことを特徴とする。
【0008】即ち、本発明は、音声、映像の少なくとも
いずれかを含む情報を送受する機能をもつ1台以上のマ
ルチメディア端末、音声、映像の少なくともいずれかを
含む情報を公衆網とLANとの間で送受する1台以上の
公衆網接続装置、上記マルチメディア端末と上記公衆網
接続装置のいずれか若しくはすべてを制御対象として当
該制御対象相互の間の接続を制御する1台以上の接続制
御装置をそれぞれ上記LAN上に設けてなる通信システ
ムに於いて、上記接続制御装置に、予め用意された試験
用の特殊な接続先番号を用いて、上記制御対象となる装
置に対し一定時間間隔で接続要求を送出する手段と、上
記接続要求に対する応答が期待する応答でないとき、上
記制御対象となる装置の状態を障害と認定し、当該装置
を以降の接続先検索対象から除外する手段とを具備して
なることを特徴とする。
【0009】また本発明は、上記通信システムに於い
て、上記接続要求に対する応答が、正常切断であると
き、若しくは予め設定された応答を返さないときに、上
記制御対象となる装置の状態を障害と認定し、以降の接
続先検索対象から除外することを特徴とする。
【0010】また本発明は、上記通信システムに於い
て、システムで許容されない接続先番号を指定して上記
制御対象となる装置に対し一定時間間隔で接続要求を送
出し、切断、若しくは誤ダイヤルの通知がなされないと
き、上記制御対象となる装置の状態を障害と認定し、当
該装置を以降の接続先検索から除外することを特徴とす
る。
【0011】また本発明は、上記通信システムに於い
て、上記制御対象となる装置の立ち上がり通知で、上記
接続制御装置に保持された当該装置の障害状態を解除
し、当該装置を以降の接続先検索の対象とすることを特
徴とする。
【0012】また本発明は、上記通信システムに於い
て、上記制御対象となる障害状態中の装置に対して一定
間隔で診断を行い、正常とみなす応答があった際に、当
該装置の障害状態を解除し、当該装置を以降の接続先検
索の対象とすることを特徴とする。
【0013】また本発明は、音声、映像の少なくともい
ずれかを含む情報を送受する機能をもつ1台以上のマル
チメディア端末、音声、映像の少なくともいずれかを含
む情報を公衆網とLANとの間で送受する1台以上の公
衆網接続装置、上記マルチメディア端末と上記公衆網接
続装置のいずれか若しくはすべてを制御対象として当該
制御対象相互の間の接続を制御する1台以上の接続制御
装置をそれぞれ上記LAN上に設けてなる通信システム
に於いて、上記接続制御装置と情報を送受する1台以上
の計算機を設け、上記接続制御装置に、当該装置の制御
対象となるシステム内装置の障害状態を上記計算機に送
出する手段を有して、上記計算機が上記接続制御装置よ
り受けたシステム内装置の状態を表示することを特徴と
する。
【0014】また本発明は、上記計算機を備えた通信シ
ステムに於いて、上記計算機から上記接続制御装置に対
して、試験用の特殊な接続先番号を用いた接続要求、若
しくはシステムで許容されない接続先番号を指定して接
続要求を送出し、当該要求に対する応答内容から上記接
続制御装置で障害が発生しているか否かを診断して、当
該診断結果を表示することを特徴とする。
【0015】また本発明は、上記通信システムに於い
て、システム内の特定の装置が、公衆網に対して、自シ
ステム若しくは自システム内の装置に割り当てられた電
話番号を送出し、当該電話番号による発信に対する着信
状態により自システム内の公衆網接続装置並びに回線の
診断を行なう手段を有してなることを特徴とする。
【0016】また本発明は、上記通信システムに於い
て、システム内の特定の装置が、公衆網を介して予め設
定された電話番号に発信し、発信先の呼び出し若しくは
応答により自システム内の公衆網接続装置並びに回線の
診断を行なう手段を有してなることを特徴とする。
【0017】上記したような本発明の障害管理機能を備
えることにより、ネットワーク上の各種障害発生に伴う
通信不能等の通信上の障害を極力回避して信頼性の高い
システムを構築できるとともに、ネットワーク上に設け
られた装置の故障、ネットワーク上の通信異常等による
システム上の障害発生に伴う有効なシステム制御並びに
管理機能を実現した通信システムが提供できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態を説明する。
【0019】図1は本発明の実施形態による通信システ
ムの構成を示すブロック図である。
【0020】図中、11a,11b,…は当該システム
のLAN10上に接続されて、公衆網との間で回線の接
続制御を行う公衆網接続装置であり、音声や映像等の情
報を公衆網とLAN10との間で送受するためのプロト
コル変換機能をもつ。尚、図では公衆網接続装置11
a,11b,…がそれぞれ電話機(T)を収納する構成
を例示しているが、本発明に於いては電話機収納機能を
必ずしも必要としない。12a,12b,…は同じく当
該システムのLAN10上に接続されたマルチメディア
端末であり、音声や映像を送受する機能をもつ。
【0021】13は同じく当該システムのLAN10上
に接続された接続制御装置であり、上記公衆網接続装置
11a,11b,…、及びマルチメディア端末12a,
12b,…をそれぞれ制御対象端末として当該制御対象
端末相互の間の接続を制御する。尚、ここでは接続制御
装置13を1台のみ設けた構成を例示しているが、例え
ば待機用を含めた複数の接続制御装置を設けた構成であ
ってもよい。
【0022】14は同じく当該システムのLAN10上
に接続されたシステム情報管理装置であり、当該システ
ム内に於ける公衆網接続装置11a,11b,…、マル
チメディア端末12a,12b,…、接続制御装置13
をそれぞれ管理対象として、上記各装置の構成、状態、
設定、運用などに関する情報を管理する。
【0023】21は上記LAN10上の上記各装置で構
成される通信システムの障害管理を行う他の(通信シス
テム外の)計算機であり、当該通信システムに任意に接
続されるもので、ここでは一例としてLAN10上に接
続される例を示しているが、例えばシステム情報管理装
置14、または接続制御装置13等と直接に接続される
構成であってもよい。
【0024】図2は本発明の第1実施形態に於ける通信
処理手順を示すフローチャートである。
【0025】図3は本発明の第2実施形態に於ける通信
処理手順を示すフローチャートである。
【0026】図4は本発明の第3実施形態に於ける通信
処理手順を示すフローチャートである。
【0027】ここで上記各図を参照して本発明の実施形
態を説明する。
【0028】先ず、図1及び図2を参照して本発明の第
1実施形態に於ける動作を説明する。
【0029】この第1実施形態に於いては、音声、映像
の少なくともいずれかを含む情報を公衆網とLANとの
間で送受する公衆網接続装置11a,11b,…、音
声、映像の少なくともいずれかを含む情報を送受する機
能をもつマルチメディア端末12a,12b,…、これ
らを制御対象として当該制御対象相互の間の接続を制御
する接続制御装置13をそれぞれLAN10上に設けて
なる通信システムに於いて、接続制御装置13が、予め
用意された試験用の特殊な接続先番号を用いて上記制御
対象となる装置に対し一定時間間隔で接続要求を送出
し、当該接続要求に対する応答が期待する応答でないと
き、その制御対象となる装置の状態を障害と認定し、当
該装置を以降の接続先検索対象から除外する機能を実現
している。
【0030】接続制御装置13は、予め用意された試験
用の電話番号または文字列の接続先情報を用い、一定の
時間間隔で、システム内のすべての公衆網接続装置11
a,11b,…、及びすべてのマルチメディア端末12
a,12b,…に対して診断用の接続要求を送出する
(図2ステップS1)。
【0031】接続制御装置13の接続制御対象となる装
置(例えば公衆網接続装置11a)は、接続制御装置1
3から上記診断用の接続要求を受信すると(図2ステッ
プS2)、受信した接続先情報を解析し、診断用の接続
先情報であることを認識した場合、正常切断、あるいは
予め設定された応答情報を接続制御装置13に対して送
出する(図2ステップS3)。
【0032】接続制御装置13は上記診断用の接続要求
を送出した接続制御対象装置(ここでは公衆網接続装置
11a)から上記応答情報を受信すると(図2ステップ
S4)、当該受信した応答情報を解析し、切断、あるい
は予め設定された応答であれば、正常と判定し、予め設
定された時間内に応答が返ってこない場合や異なった
(期待しない)情報を受信した場合には、該当する装置
(公衆網接続装置11a)の状態を障害と判定する(図
2ステップS5)。
【0033】ここで障害と設定された装置(公衆網接続
装置11a)は、以降の接続要求を受信した際、接続先
の検索対象から除外される。
【0034】通常の接続処理であっても、誤った(期待
しない)情報が受信された場合、予め設定された時間内
に応答が返ってこなかった場合等に於いては障害と見做
し、該当装置(公衆網接続装置11a)を障害として、
以降の接続先の検索対象から除外してもよい。
【0035】また、上記した診断用の接続要求は、シス
テムで許容されていない(通信不可となる)接続先番
号、文字列の接続先情報等を使用し、接続先装置(公衆
網接続装置11a,11b,…、マルチメディア端末1
2a,12b,…)からの切断、誤ダイヤル通知等で正
常と判断し、それ以外の場合に障害と判断して、当該装
置に対し、以降の接続要求を受信した際、接続先の検索
対象から除外する。この診断処理は、障害と判定した公
衆網接続装置11a,11b,…、マルチメディア端末
12a,12b,…等に対しても行い、正常な応答が返
った時点で、障害状態を解除し、接続先の対象とする
(正常と見做して復帰させる)。また、公衆網接続装置
11a,11b,…、マルチメディア端末12a,12
b,…等を再立ち上げた際に、障害状態にあった場合で
あっても、障害状態を解除し、接続先の対象とする。
【0036】次に、図1及び図3を参照して本発明の第
2実施形態に於ける動作を説明する。
【0037】この第2実施形態に於いては、音声、映像
の少なくともいずれかを含む情報を公衆網とLANとの
間で送受する公衆網接続装置11a,11b,…、音
声、映像の少なくともいずれかを含む情報を送受する機
能をもつマルチメディア端末12a,12b,…、これ
らを制御対象として当該制御対象相互の間の接続を制御
する接続制御装置13をそれぞれLAN10上に設けて
なる通信システムに於いて、上記接続制御装置13と情
報を送受する1台以上の計算機21を設け、上記接続制
御装置13に、当該装置の制御対象となるシステム内の
各装置(公衆網接続装置11a,11b,…、及びマル
チメディア端末12a,12b,…)の障害状態を上記
計算機21に送出する手段を有して、上記計算機21が
上記接続制御装置13より受けたシステム内装置の状態
を表示する機能を実現している。
【0038】接続制御装置13は、予め用意された診断
用の電話番号または文字列の接続先情報を用い、一定の
時間間隔で、システム内のすべての公衆網接続装置11
a,11b,…、及びすべてのマルチメディア端末12
a,12b,…に対して接続要求を送出する(図3ステ
ップS1)。
【0039】接続制御装置13の接続制御対象となる装
置(例えば公衆網接続装置11a)は、接続制御装置1
3から上記接続要求を受信すると(図3ステップS
2)、受信した接続先情報を解析し、診断用の接続先情
報であることを認識した場合、正常切断、あるいは予め
設定された応答情報を接続制御装置13に対して送出す
る(図3ステップS3)。
【0040】接続制御装置13は上記診断対象装置(公
衆網接続装置11a)から上記応答情報を受信すると
(図3ステップS4)、当該受信した情報を解析し、切
断、あるいは予め設定された応答であれば正常と判定
し、予め設定された応答でなければ障害と判定して、そ
の診断結果の情報(診断対象装置の識別情報と診断状態
状態)を予め登録された1台または複数台の計算機21
に対して送出する(図3ステップS5,S6)。この
際、診断結果の情報には、名前、IPアドレス等が識別
情報として使用される。
【0041】上記したような診断処理が一定の間隔で接
続制御装置13の接続制御対象にあるすべての公衆網接
続装置11a,11b,…、及びマルチメディア端末1
2a,12b,…に対して実行される。
【0042】計算機21は接続制御装置13から上記診
断結果の情報を受信すると(図3ステップS7)、当該
受信情報に従い、通信システム内の各公衆網接続装置1
1a,11b,…、及び各マルチメディア端末12a,
12b,…の障害発生状態を表示する(図3ステップS
8)。この処理例では、毎回、状態を送出しているが、
正常から障害へ、また障害から正常へと状態が変化した
場合のみ送出する処理であってもよい。
【0043】次に、図1及び図4を参照して本発明の第
3実施形態に於ける動作を説明する。
【0044】この第3実施形態に於いては、上記計算機
21から上記接続制御装置13に対して、試験用の特殊
な接続先番号を用いた接続要求、若しくはシステムで許
容されない接続先番号を指定して接続要求を送出し、当
該要求に対する応答内容から上記接続制御装置13で障
害が発生しているか否かを診断して、当該診断結果を表
示する機能を実現している。
【0045】計算機21は、通信システムの接続制御装
置13に対して、予め用意された試験用の電話番号、ま
たは文字列の接続先情報、またはシステムで許容されて
いない接続先番号、文字列の接続先情報等でなる診断要
求を送出する(図4ステップS1)。
【0046】接続制御装置13は計算機21より上記診
断要求を受信すると(図4ステップS2)、当該診断要
求に従い、正常切断、または予め設定された応答信号、
または誤ダイヤルを、上記診断要求を送出した計算機2
1に対して送出する(図4ステップS3)。
【0047】上記計算機21は上記応答情報を受信する
と(図4ステップS4)、当該応答情報を判定し(図4
ステップS4)、正常な信号を受信しない場合や一定時
間応答が返ってこない場合に、接続制御装置13が障害
と見做し、その障害発生状態を表示する。
【0048】上記したような本発明の障害管理機能を備
えることにより、LAN10上の各種障害発生に伴う通
信不能等の通信上の障害を極力回避して信頼性の高いシ
ステムを構築できるとともに、LAN10上に設けられ
た公衆網接続装置11a,11b,…、マルチメディア
端末12a,12b,…、接続制御装置13等、各装置
の故障、LAN10上の通信異常等によるシステム上の
障害発生に伴う有効なシステム制御並びに管理機能を実
現できる。
【0049】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、音
声、映像の少なくともいずれかを含む情報を送受する機
能をもつ1台以上のマルチメディア端末、音声、映像の
少なくともいずれかを含む情報を公衆網とLANとの間
で送受する1台以上の公衆網接続装置、上記マルチメデ
ィア端末と上記公衆網接続装置のいずれか若しくはすべ
てを制御対象として当該制御対象相互の間の接続を制御
する1台以上の接続制御装置をそれぞれ上記LAN上に
設けてなる通信システムに於いて、ネットワーク上の各
種障害発生に伴う通信不能等の通信障害を極力回避して
信頼性の高いシステムを構築できるとともに、ネットワ
ーク上に設けられた装置の故障、ネットワーク上の通信
異常等によるシステム上の障害発生に伴う有効なシステ
ム制御並びに管理機能を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による通信システムの構成を
示すブロック図。
【図2】本発明の第1実施形態に於ける通信処理手順を
示すフローチャート。
【図3】本発明の第2実施形態に於ける通信処理手順を
示すフローチャート。
【図4】本発明の第3実施形態に於ける通信処理手順を
示すフローチャート。
【符号の説明】
10…LAN(ネットワーク) 11a,11b,11c…公衆網接続装置 12a,12b,12c…マルチメディア端末 13…接続制御装置 14…システム情報管理装置 21…計算機
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年4月3日(2000.4.3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声、映像の少なくともいずれかを含む
    情報を送受する機能をもつ1台以上のマルチメディア端
    末、音声、映像の少なくともいずれかを含む情報を公衆
    網とLANとの間で送受する1台以上の公衆網接続装
    置、前記マルチメディア端末と前記公衆網接続装置のい
    ずれか若しくはすべてを制御対象として当該制御対象相
    互の間の接続を制御する1台以上の接続制御装置をそれ
    ぞれ前記LAN上に設けてなる通信システムに於いて、 前記接続制御装置に、予め用意された試験用の特殊な接
    続先番号を用いて、前記制御対象となる装置に対し一定
    時間間隔で接続要求を送出する手段と、 前記接続要求に対する応答が期待する応答でないとき、
    前記制御対象となる装置の状態を障害と認定し、当該装
    置を以降の接続先検索対象から除外する手段とを具備し
    てなることを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】 前記接続要求に対する応答が、正常切断
    であるとき、若しくは予め設定された応答を返さないと
    きに、前記制御対象となる装置の状態を障害と認定し、
    以降の接続先検索対象から除外する請求項1記載の通信
    システム。
  3. 【請求項3】 システムで許容されない接続先番号を指
    定して前記制御対象となる装置に対し一定時間間隔で接
    続要求を送出し、切断、若しくは誤ダイヤルの通知がな
    されないとき、前記制御対象となる装置の状態を障害と
    認定し、当該装置を以降の接続先検索から除外する請求
    項1記載の通信システム。
  4. 【請求項4】 前記制御対象となる装置の立ち上がり通
    知で、前記接続制御装置に保持された当該装置の障害状
    態を解除し、当該装置を以降の接続先検索の対象とする
    請求項1または2または3記載の通信システム。
  5. 【請求項5】 前記制御対象となる障害状態中の装置に
    対して一定間隔で診断を行い、正常とみなす応答があっ
    た際に、当該装置の障害状態を解除し、当該装置を以降
    の接続先検索の対象とする請求項1または2または3記
    載の通信システム。
  6. 【請求項6】 音声、映像の少なくともいずれかを含む
    情報を送受する機能をもつ1台以上のマルチメディア端
    末、音声、映像の少なくともいずれかを含む情報を公衆
    網とLANとの間で送受する1台以上の公衆網接続装
    置、前記マルチメディア端末と前記公衆網接続装置のい
    ずれか若しくはすべてを制御対象として当該制御対象相
    互の間の接続を制御する1台以上の接続制御装置をそれ
    ぞれ前記LAN上に設けてなる通信システムに於いて、 前記接続制御装置と情報を送受する1台以上の計算機を
    設け、 前記接続制御装置に、当該装置の制御対象となるシステ
    ム内装置の障害状態を前記計算機に送出する手段を有し
    て、 前記計算機が前記接続制御装置より受けたシステム内装
    置の状態を表示することを特徴とする通信システム。
  7. 【請求項7】 前記計算機から前記接続制御装置に対し
    て、試験用の特殊な接続先番号を用いた接続要求、若し
    くはシステムで許容されない接続先番号を指定して接続
    要求を送出し、当該要求に対する応答内容から前記接続
    制御装置で障害が発生しているか否かを診断して、当該
    診断結果を表示する請求項6記載の通信システム。
  8. 【請求項8】 システム内の特定の装置が、公衆網に対
    して、自システム若しくは自システム内の装置に割り当
    てられた電話番号を送出し、当該電話番号による発信に
    対する着信状態により自システム内の公衆網接続装置並
    びに回線の診断を行なう手段を有してなる請求項1また
    は6記載の通信システム。
  9. 【請求項9】 システム内の特定の装置が、公衆網を介
    して予め設定された電話番号に発信し、発信先の呼び出
    し若しくは応答により自システム内の公衆網接続装置並
    びに回線の診断を行なう手段を有してなる請求項1また
    は6記載の通信システム。
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