JP2000041101A - 電話帳複写機能付き携帯電話機および電話帳複写方法 - Google Patents

電話帳複写機能付き携帯電話機および電話帳複写方法

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JP2000041101A
JP2000041101A JP10206095A JP20609598A JP2000041101A JP 2000041101 A JP2000041101 A JP 2000041101A JP 10206095 A JP10206095 A JP 10206095A JP 20609598 A JP20609598 A JP 20609598A JP 2000041101 A JP2000041101 A JP 2000041101A
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Kenichi Okamoto
健一 岡本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話機に記録された電話帳データを、D
TMF信号に変換し他の携帯電話機の電話帳に複写する
電話帳複写機能付き携帯電話機および電話帳複写方法を
提供する。 【解決手段】 この携帯電話機は、携帯電話機を制御す
るCPU10と、制御プログラムを格納するROM12
と、電話帳データを格納するRAM14と、ユーザから
の命令を入力する操作部16と、表示装置であるディス
プレイ18と、デジタル信号である電話帳データをDT
MF信号に変換するDTMF生成部20と、データを送
信する送信部22と、データを受信する受信部24と、
DTMF信号を音で出力するスピーカー26と、音声を
受話するマイク28と、DTMF信号をデジタル信号に
変換するDTMF解読部30と、CPU10から送信指
示があると電話帳データを他の携帯電話機に送信し、受
信指示があると他の携帯電話機から電話帳データを受信
する転送部32とで構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機の電話
帳データをDTMF信号を使用して他の携帯電話機に送
ることのできる電話帳複写機能付き携帯電話機および電
話帳複写方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、同一組織内において共通に使用す
る電話番号を携帯電話の電話帳に登録するには、所有し
ている個人それぞれが一台ずつ手作業で登録するか、ま
たは外部接続の転送装置やケーブルにより複写をしてい
た。一般に、携帯電話機を使用したデータの送受信は、
電子メールや携帯型コンピュータを接続してデジタル信
号で画像や文字データなどを送受信するものが知られて
いる。
【0003】また、携帯電話機に限らず電話機を使用し
たのデータの転送は、Dual Tone Multi
−Frequency信号(以下DTMF信号という)
を使用して行う方法がある。DTMF信号を使用したデ
ータの送受信については、特開平7−7562号公報
「自動データ収集送信装置」に、その一例が示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、同一
組織内で使用する共通な電話番号を携帯電話機の電話帳
に登録するためには、1台ずつ手作業で登録をするか、
または電話帳を複写するためには外部接続の転送装置や
ケーブルにより複写している。手作業で登録するのは極
めて時間がかかるし、また外部接続の転送装置やケーブ
ルを必要となる場合には、遠くにいるときは複写するこ
とが不可能であった。
【0005】また、携帯電話機同士の音声以外のデータ
のやり取りは、デジタル信号による電子メールのやり取
りや携帯型コンピュータの接続による様々なデータのや
り取りがある。しかし、携帯電話機においてデジタル信
号の送受信は、電波の状態によって安定しないなどのこ
とがある。携帯電話機で安定的にしかも信頼性の高いデ
ータの送受信は、信号系モードのダイヤルトーンのDT
MF信号である。DTMF信号の発信器は、トーン式発
信型(プシュホン型)のあらゆる電話機に装備されてい
る。
【0006】本発明の目的は、携帯電話機の電話帳デー
タを信頼性の高いDTMF信号にのせてやり取りする電
話帳複写機能付き携帯電話機および電話帳複写方法を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の携帯電話機
は、携帯電話機の電話帳データがデジタル信号で格納さ
れるメモリと、前記メモリから読み出された前記電話帳
データをDTMF信号に変換するDTMF生成部と、前
記DTMF生成部で生成された前記DTMF信号を送信
する送信部と、他の携帯電話機から送信されてきたDT
MF信号を受信する受信部と、前記受信したDTMF信
号をデジタル信号に変換するDTMF解読部とを備え
る。
【0008】前記携帯電話の電話帳のデータは、前記送
信部より電話回線を経て前記他の携帯電話機の前記受信
部で受信することにより送ることができる。
【0009】また、この発明の携帯電話機は、携帯電話
機の電話帳データがデジタル信号で格納されるメモリ
と、前記メモリから読み出された前記電話帳データをD
TMF信号に変換するDTMF生成部と、前記DTMF
生成部で生成された前記DTMF信号音声として鳴らす
スピーカーと、他の携帯電話機のスピーカーから音声と
して鳴らされたDTMF信号を受信するマイクと、前記
受信したDTMF信号をデジタル信号に変換するDTM
F解読部とを備える。
【0010】本発明の電話帳複写方法によれば、一方の
携帯電話機のメモリに格納されている電話帳データを読
み出して、DTMF信号に変換し、電話回線を経て他方
の携帯電話機に送信し、前記他方の携帯電話機では、受
信した前記DTMF信号を解読して前記電話帳データを
生成し、メモリに格納する。
【0011】また、本発明の電話帳複写方法によれば、
一方の携帯電話機のメモリに格納されている電話帳デー
タを読み出して、DTMF信号に変換し、このDTMF
信号を音声としてスピーカーで鳴らし、他方の携帯電話
機は鳴らされた前記DTMF信号をマイクで受信し、受
信した前記DTMF信号を解読して前記電話帳データを
生成し、メモリに格納する。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の電話帳複写機能付き携帯
電話機を、図1を参照し説明する。本発明の電話帳複写
機能付き携帯電話機は、携帯電話機を制御するCPU1
0と、制御するためのプログラムを格納するROM12
と、電話帳データを格納するRAM14と、ユーザから
の命令を入力する操作部16と、表示装置であるディス
プレイ18と、RAM14に格納されたデジタル信号で
ある電話帳データをDTMF信号に変換するDTMF生
成部20と、データを送信する送信部22と、他の携帯
電話機からデータを受信する受信部24と、DTMF信
号を音声信号として出力するスピーカー26と、音声を
受話するマイク28と、DTMF信号をデジタル信号に
変換するDTMF解読部30と、CPU10から電話帳
データの送信指示があると電話帳データを他の携帯電話
機に送信し、受信指示があると他の携帯電話機から電話
帳データを受信する転送部32とで構成されている。ま
た、CPU10,ROM12,RAM14,操作部1
6,ディスプレイ18,DTMF生成部20,DTMF
解読部30,転送部32はバスで接続されており、各部
はそれぞれインターフェースを持っている。DTMF信
号とは、Dual ToneMulti−Freque
ncy信号の略であり、低周波と高周波の2つのトーン
を同時に送る音声帯域信号方式のことである。具体的に
は、電話のプッシュホンをダイヤルするときの音がそれ
にあたる。
【0013】図1を用いて動作について説明する。動作
は、電話帳データを保有している携帯電話機(以下A
機)から、電話帳データを保有していない携帯電話機
(以下B機)に電話帳データを送るものである。ユーザ
は、携帯電話機(A機)の電源を入れると操作部16か
ら機能選択の「電話帳複写」を押下する。CPU10
は、操作部16の指示を受け転送部32へ電話帳データ
転送の指示を送る。転送部32は、RAM14に格納さ
れているデジタル信号の電話帳データをDTMF生成部
20に送る。DTMF生成部20は、デジタル信号をD
TMF信号に変換する。転送部32は、変換されたDT
MF信号の電話帳データを送信部22に送り他の携帯電
話機(B機)に送信する。
【0014】携帯電話機(B機)では、操作部16から
機能選択の「電話帳複写要求」を押下する。CPU10
は、転送部32へ電話帳複写要求の指示を送る。転送部
32は、携帯電話機(A機)に電話帳複写要求を送信す
る。携帯電話機(B機)は、携帯電話機(A機)からD
TMF信号の電話帳データを受信部24で受信する。転
送部32は、受信したDTMF信号の電話帳データをD
TMF解読部30でデジタル信号に変換し電話帳データ
をRAM14に格納する。以上の動作では、A機からB
機への電話帳データの送受信は、A機の送信部22から
通信回線を介してB機の受信部24を経て送られたが、
DTMF信号の電話帳データをA機のスピーカー26よ
り音声信号として出力し、B機のマイク28より入力す
ることでデータの受け渡しを行うこともできる。
【0015】次に、図2,図3を用いさらに詳細に説明
する。図2は、電話回線で接続する場合の電話帳データ
を保有していない携帯電話機(B機)の動作を示すフロ
ーチャートである。図3は、電話回線で接続する場合の
電話帳データを保有している携帯電話機(A機)の動作
を示すフローチャートである。図2に示したように、携
帯電話機(B機)は、ユーザによって電源が投入される
(ステップA1)。携帯電話機(A機)が遠く離れてい
る場合、A機とB機は、通信回線によって接続されるこ
とが必要である。携帯電話機(B機)は、携帯電話機
(A機)と通話状態であるか判断する(ステップA
2)。携帯電話機(B機)は、携帯電話機(A機)と通
話状態にするためにユーザからA機の電話番号をダイヤ
ルされることにより、携帯電話機(B機)は電話帳を保
有している携帯電話機(A機)と通話状態になりステッ
プA3に進む。
【0016】携帯電話機(B機)は、通話状態のまま電
話帳複写要求の指示があるか否かを判断し(ステップA
3)、操作部16より電話帳要求のボタンが押されると
ステップA4へ進む。携帯電話機(B機)のCPU10
は、操作部16から電話帳要求の信号を受けとると、R
OM12よりプログラムを読み込む。CPU10は、離
れた場所から電話帳を複写されるプログラムに従って転
送部32へ電話帳複写受信可指示を行う(ステップA
4)。転送部12は、DTMF生成部20に電話帳複写
受信可制御コード信号を送る。DTMF生成部20は、
この電話帳複写受信可制御コード信号をDTMF信号に
変換し、送信部22より携帯電話機(A機)へ送信する
(ステップA5)。携帯電話機(B機)のCPU10
は、ディスプレイ18「電話帳受信中」を表示させ携帯
電話機(A機)からのデータ受信を待つ(ステップA
6)。
【0017】携帯電話機(A機)から送られて来た電話
帳複写データは、携帯電話機(B機)の受信部24で受
信され(ステップA7)、DTMF解読部30に送られ
る。DTMF解読部30は、DTMF信号をデジタル信
号に変換し転送部32に送る。転送部32は、RAM1
4に電話帳複写データを書き込む(ステップA8)。転
送部32は、データの転送が終了していないときはステ
ップA7,A8を続け、データの転送が終了するとステ
ップA10に進む(ステップA9)。データ転送の終了
は、最初のDTMF信号を受信しDTMF信号が3秒間
無音状態を検出した時である。転送部32は、CPU1
0に電話帳複写完了報告を行う(ステップA10)。携
帯電話機(B機)のCPU10は、ディスプレイ18の
「電話帳受信中」表示をクリアし、携帯電話機(B機)
を音声通話状態に戻す(ステップA11)。これにより
携帯電話機(B機)は、電話帳が複写された。携帯電話
機(B機)は、ユーザにより通話状態を解除され電源を
切られる(ステップA12)。
【0018】次に電話帳データを送出する携帯電話機
(A機)の動作を説明する。図3に示すように、携帯電
話機(A機)は、ユーザによって電源投入される(ステ
ップB1)。場所の離れた携帯電話機(B機)へ電話帳
複写する場合は、電話が受けることのできる状態である
かを確認し携帯電話機(B機)からの電話を待機する
(ステップB2)。携帯電話機(A機)は、携帯電話機
(B機)からの電話を着信し通話状態となりステップB
3へ進む。携帯電話機(A機)は、携帯電話機(B機)
から送られてくる電話帳複写受信可制御コード信号の受
信があるか否かを判断する(ステップB3)。携帯電話
機(A機)は、携帯電話機(B機)からの電話帳複写受
信可制御コード信号を受信部24で受信するとステップ
B4に進む。受信した電話帳複写受信可制御コード信号
は、受信部24からDTMF解読部30に送られる。D
TMF解読部30は、受信した電話帳複写受信可制御コ
ード信号をDTMF信号をデジタル信号に変換しCPU
10へ送る。携帯電話機(A機)のCPU10は、携帯
電話機(B機)から送られてきた電話帳複写受信可制御
コード信号により携帯電話機(B機)が電話帳受信可能
状態であると判断する。携帯電話機(A機)のCPU1
0は、ディスプレイ18に「電話帳送信可」を表示する
(ステップB4)。
【0019】携帯電話機(A機)のユーザは、操作部1
6で機能選択の「電話帳送信」を操作する。携帯電話機
(A機)は、操作部16の入力信号をCPU10に送る
(ステップB5)。CPU10は、ROM12に格納さ
れているプログラムにより電話帳送信の動作を開始す
る。CPU10は、ディスプレイ18に「電話帳送信
中」を表示し、転送部32に電話帳複写データの転送指
示を行う(ステップB6)。転送部32は、RAM14
の電話帳データをDTMF生成部20に送る。DTMF
生成部20は、デジタル信号の電話帳複写データをDT
MF信号に変換する(ステップB7)。転送部32は、
DTMF信号の電話帳複写データを送信部22から携帯
電話機(B機)へ送信する(ステップB8)。携帯電話
機(A機)のCPU10は、転送部32でRAM14か
らの読み出しデータ有効フラグの有無を見て電話帳送信
の終了の確認をする(ステップB9)。携帯電話機(A
機)は、電話帳送信の終了を確認すると転送を終了する
(ステップB10)。転送部32は、RAM14の読み
出しを終了するとCPU10に対し電話帳複写完了指示
信号を出し、CPU10はディスプレイ18の「電話帳
送信中」をクリアし、音声通話状態に戻す(ステップB
11)。携帯電話機(A機)は、ユーザにより通話状態
を解除され電源を切られる(ステップB12)。
【0020】次に、本発明の他の実施例を図4,図5を
参照し説明する。この実施例は、上述の実施例の携帯電
話機(A機)と携帯電話機(B機)との電話帳複写デー
タの送信手段が通信回線であるのに対し、2つの携帯電
話機が同一の場所にある時に2つの携帯電話をお互いを
重ね合わせた状態で音声により電話帳データの複写を行
うものである。ここでお互いを重ね合わせた状態とは、
携帯電話機(A機)のスピーカー26と携帯電話機(B
機)のマイク28を向かい合わせて、同時に携帯電話機
(A機)のマイク28と携帯電話機(B機)のスピーカ
ー26を向かい合わせる状態にして重ねることである。
図4は、同一の場所で複写する場合の電話帳データを保
有していない携帯電話機B機の動作を示すフローチャー
トである。図5は、同一の場所で複写する場合の電話帳
データを保有している携帯電話機A機の動作を示すフロ
ーチャートである。
【0021】図4に示すように、携帯電話機(B機)
は、ユーザによって電源を投入される(ステップC
1)。携帯電話機(A機)が同一の場所にある場合、A
機とB機は、通信回線によって接続する必要はない。こ
のときの電話帳複写は、通話モードではなく例えば通常
の電話帳を登録するときと同じ携帯電話機の機能を使用
する状態で行う。携帯電話機(B機)は、通話状態であ
るか否かを判断する(ステップC2)。携帯電話機(B
機)は、通話状態でない場合はステップC3に進む。携
帯電話機(B機)は、ユーザから電話帳複写要求の指示
があるか否かを判断する(ステップC3)。ユーザが操
作部16より電話帳複写要求選択ボタンを押下するとス
テップC4に進む。
【0022】操作部16で押下された電話帳複写要求の
信号はCPU10に送られる。CPU10は、「電話帳
要求」の選択信号を受信する(ステップC4)。CPU
10は、ROM12に格納されているプログラムを呼び
出し、同一場所の電話帳複写の動作を開始する。CPU
10は、転送部32に電話帳複写データ待ち状態の指示
を出し、ディスプレイ18に「電話帳受信中」を表示す
る。DTMF解読部13は、DTMF信号を受け付け待
ち状態にし、マイク28からのDTMF信号を入力待ち
状態にする(ステップC5)。ユーザは、携帯電話機
(A機)と携帯電話機(B機)とをお互いを重ね合わせ
た状態にする。携帯電話機(B機)は、携帯電話機(A
機)のスピーカー26から鳴らされたDTMF信号を携
帯電話機(B機)のマイク28で受信する(ステップC
6)。受信したDTMF信号は、DTMF解読部30に
入力される。DTMF解読部30は、入力されたDTM
F信号をデジタル信号に変換し転送部32に送る。転送
部32は、RAM14に変換されたデジタル信号の電話
帳複写データを書き込む(ステップC7)。転送部32
は、転送の終了を検出する。検出の結果、DTMF信号
が送信されているとステップC6に行く。検出の結果、
データ転送の終了が確認されると終了する(ステップC
8)。データ転送の終了は、最初のDTMF信号の受信
からDTMF信号が3秒間無音状態を検出した時にであ
る。転送部32は、RAM14への書き込みを終了しC
PU10に電話帳複写完了報告を行う(ステップC
9)。携帯電話機(B機)のCPU10は、ディスプレ
イ18の「電話帳受信中」表示をクリアし、通常の電話
モードである電話をかけることができる状態にする(ス
テップC10)。これにより携帯電話機(B機)は、電
話帳データの複写が終了した。携帯電話機(B機)は、
ユーザにより通話状態を解除され電源を切られる(ステ
ップC11)。
【0023】次に図5に示すように、携帯電話機(A
機)は、ユーザにより電源投入される(ステップD
1)。携帯電話機(A機)は、通話状態であるか否かを
判断する(ステップD2)。携帯電話機(A機)通話状
態でない場合はステップD3へ進む。携帯電話機(A
機)は、操作部16にユーザからの電話帳複写要求指示
があるか否かを判断する(ステップD3)。携帯電話機
(A機)は、ユーザが操作部16より電話帳送信選択ボ
タンを押下するとステップD4に進む。
【0024】操作部16は、CPU10に「電話帳送
信」信号を送る(ステップD4)。ここで、携帯電話機
(A機)と携帯電話機(B機)とをお互いを重ね合わせ
た状態になっている。携帯電話機(A機)のCPU10
は、ROM12に格納されているプログラムにより同一
場所の電話帳送信の動作を開始する。CPU10は、デ
ィスプレイ18に「電話帳送信中」を表示する(ステッ
プD5)。CPU10は、電話帳複写データの転送指示
を転送部12指示する(ステップD6)。転送部32
は、携帯電話機(B機)との同期を取るため5秒間カウ
ントする(ステップD7)。転送部32は、RAM14
に格納されてる電話帳複写データをDTMF生成部20
に送出する。DTMF生成部20は、電話帳複写データ
がデジタル信号であるのでDTMF信号に変換する(ス
テップD8)。転送部32は、DTMF信号に変換され
た電話帳複写データをスピーカ26で鳴らす(ステップ
D9)。転送部32は、電話帳データの送信が終了した
かを検出する(ステップD10)。検出の結果、電話帳
データがある場合はステップD8に行く。検出の結果、
電話帳データの送信が終了するとステップD11に進
む。転送部32は、CPU10に複写完了を通知する
(ステップD11)。携帯電話機(A機)のCPU10
は、ディスプレイ18の「電話帳送信中」をクリアし電
話をかけることができる状態である電話モードに戻す
(ステップD12)。携帯電話機(A機)は、ユーザに
より電源を切られる(ステップD13)。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、信号系モードにおける
ダイヤルトーンのDTMF変換機能を利用し通話系モー
ドにおいてデータをDTMF信号に変換して送受信する
機能を備えている。DTMF信号の使用は、2台の携帯
電話機間で信号系のダイヤル発信に使う信頼度の高いD
TMF発信機能を、ダイヤル接続後の通話系時にデータ
送信用に使用して、高信頼性の伝送を行うものである。
つまりこの発明の携帯電話機は、データ転送の機能を内
部に取り込んだことにより、外部接続の転送装置やケー
ブル等の特別な設備が不要になり、特別なハードウェア
や付属品が必要なくなった。このためデータの転送は、
この機能を有する携帯電話機であれば、どんな機種の携
帯電話機でも2台間で複写が可能となる。この結果、企
業レベルで多数の携帯電話機を保有して業務遂行すると
きは、その電話帳の最新状態への更新を複写場所を限ら
ず容易にいつでも行えるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電話帳複写機能付き携帯電話機を表す
ブロック図である。
【図2】電話回線で接続する場合の電話帳データを保有
していない携帯電話機(B機)の動作を示すフローチャ
ートである。
【図3】電話回線で接続する場合の電話帳データを保有
している携帯電話機(A機)の動作を示すフローチャー
トである。
【図4】同一の場所で複写する場合の電話帳データを保
有していない携帯電話機(B機)の動作を示すフローチ
ャートである。
【図5】同一の場所で複写する場合の電話帳データを保
有している携帯電話機(A機)の動作を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
10 CPU 12 ROM 14 RAM 16 操作部 18 ディスプレイ 20 DTMF生成部 22 送信部 24 受信部 26 スピーカー 28 マイク 30 DTMF解読部 32 転送部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】携帯電話機の電話帳データをDTMF信号
    を使用して送信および受信できることを特徴とする電話
    帳複写機能付き携帯電話機。
  2. 【請求項2】携帯電話機の電話帳データがデジタル信号
    で格納されるメモリと、 前記メモリから読み出された前記電話帳データをDTM
    F信号に変換するDTMF生成部と、 前記DTMF生成部で生成された前記DTMF信号を送
    信する送信部と、 他の携帯電話機から送信されてきたDTMF信号を受信
    する受信部と、 前記受信したDTMF信号をデジタル信号に変換するD
    TMF解読部と、を備えることを特徴とする電話帳複写
    機能付き携帯電話機。
  3. 【請求項3】前記携帯電話の電話帳のデータは、前記送
    信部より電話回線を経て前記他の携帯電話機の前記受信
    部で受信することにより送ることができることを特徴と
    する請求項2記載の電話帳複写機能付き携帯電話機。
  4. 【請求項4】携帯電話機の電話帳データがデジタル信号
    で格納されるメモリと、 前記メモリから読み出された前記電話帳データをDTM
    F信号に変換するDTMF生成部と、 前記DTMF生成部で生成された前記DTMF信号を音
    声として鳴らすスピーカーと、 他の携帯電話機のスピーカーから音声として鳴らされた
    DTMF信号を受信するマイクと、 前記マイクにより受信したDTMF信号をデジタル信号
    に変換するDTMF解読部と、 を備えることを特徴とする電話帳複写機能付き携帯電話
    機。
  5. 【請求項5】前記携帯電話の電話帳データは、前記スピ
    ーカーより音声として出力し、前記他の携帯電話機の前
    記マイクで受けることにより送ることができることを特
    徴とする請求項4記載の電話帳複写機能付き携帯電話
    機。
  6. 【請求項6】一方の携帯電話機のメモリに格納されてい
    る電話帳データを読み出して、DTMF信号に変換し、
    電話回線を経て他方の携帯電話機に送信し、前記他方の
    携帯電話機では、受信した前記DTMF信号を解読して
    前記電話帳データを生成し、メモリに格納することを特
    徴とする携帯電話機の電話帳複写方法。
  7. 【請求項7】一方の携帯電話機のメモリに格納されてい
    る電話帳データを読み出して、DTMF信号に変換し、
    このDTMF信号を音声としてスピーカーで鳴らし、他
    方の携帯電話機は鳴らされた前記DTMF信号をマイク
    で受信し、受信した前記DTMF信号を解読して前記電
    話帳データを生成し、メモリに格納することを特徴とす
    る携帯電話機の電話帳複写方法。
JP10206095A 1998-07-22 1998-07-22 電話帳複写機能付き携帯電話機および電話帳複写方法 Pending JP2000041101A (ja)

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JP10206095A Pending JP2000041101A (ja) 1998-07-22 1998-07-22 電話帳複写機能付き携帯電話機および電話帳複写方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002320259A (ja) * 2001-04-19 2002-10-31 Kyocera Corp 移動局及び移動通信システム
CN100425089C (zh) * 2002-07-22 2008-10-08 邵通 一种根据信息内容进行电话号码簿生成的装置和方法
JP2014165744A (ja) * 2013-02-26 2014-09-08 Kddi Corp 端末装置、および端末装置の制御プログラム

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