JPH08204836A - ドアホンシステム - Google Patents

ドアホンシステム

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Publication number
JPH08204836A
JPH08204836A JP1108495A JP1108495A JPH08204836A JP H08204836 A JPH08204836 A JP H08204836A JP 1108495 A JP1108495 A JP 1108495A JP 1108495 A JP1108495 A JP 1108495A JP H08204836 A JPH08204836 A JP H08204836A
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JP
Japan
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intercom
computer device
master
digital data
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Withdrawn
Application number
JP1108495A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Sakakibara
仁 榊原
Masao Arakawa
雅夫 荒川
Masaru Hashimoto
勝 橋本
Yorinobu Murayama
▲頼▼信 村山
Amooru Madouukaa Jiyooshi
アモール マドウーカー ジョーシ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Priority to JP1108495A priority Critical patent/JPH08204836A/ja
Publication of JPH08204836A publication Critical patent/JPH08204836A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ドアホン子器との間の通話およびドアホン子器
で撮像された来訪者の確認をドアホン親器から離れた場
所でも可能とする。 【構成】ドアホン子器2とドアホン親器1とを通信線4
aを介して接続し、ドアホン親器1とコンピュータ装置
3とを通信線4bを介して接続する。ドアホン子器2と
ドアホン親器1とコンピュータ装置3とは、音声情報お
よび画像情報をデジタルデータとして授受する。コンピ
ュータ装置3は、ディスプレイ装置32のほかマイクロ
ホン33とスピーカ34とを備える。また、ドアホン子
器2で撮像された画像はディスプレイ装置32に表示さ
れ、マイクロホン33およびスピーカ34を用いてドア
ホン子器2との間での通話がなされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、来訪者と家人との間で
通話を可能とし、かつ家人が来訪者を画像によって確認
できるようにしたドアホンシステムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のドアホンシステムは、
図5に示すように、住宅の玄関先に配置されるドアホン
子器2と、屋内に配置されるドアホン親器1とを通信線
4を介して接続した構成を有する。ドアホン子器2は、
子器通話装置としてマイクロホン21およびスピーカ2
2を備えるとともに、撮像装置としてTVカメラ23を
備える。また、ドアホン子器2には家人を呼び出すため
の呼出釦24も設けられる。
【0003】一方、ドアホン親器1は、親器通話装置と
して送受話器となるハンドセット11を備えるととも
に、液晶表示器のようなモニタ装置12を備える。ドア
ホン親器1にはスピーカ14も設けられている。来訪者
が家人を呼び出すには、呼出釦24を押すことでドアホ
ン親器1のスピーカ12を呼出音で鳴動させ、家人に来
訪者の存在を報知する。家人がハンドセット11を取り
上げると、ドアホン子器2との間での通話が可能にな
り、モニタ装置12にはTVカメラ23で撮像された来
訪者の顔などが表示される。
【0004】この種のドアホンシステムでは、ドアホン
親器1にテレビジョン受像機を接続できるものもあり、
モニタ装置12に表示される画像をテレビジョン受像機
にも表示できるようにしたものもある。また、パーソナ
ルコンピュータのようなコンピュータ装置のディスプレ
イ装置にモニタ装置12の画像を表示するようにしたも
のも提案されている(特開平4−207686号公
報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来構成では、ドアホン親器1にテレビジョン受像機やコ
ンピュータ装置を接続するとによって、家屋内でドアホ
ン親器1から離れた場所でも来訪者を確認できるように
しているが、音声についてはドアホン親器1でのみドア
ホン子器2との通話が可能になっているものであるか
ら、来訪者による呼出時にテレビジョン受像機やコンピ
ュータ装置で来訪者を確認できたとしても、通話のため
にはドアホン親器1が配置されている場所まで行かなけ
ればならないという不便がある。
【0006】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、ドアホン子器との間の通話およびド
アホン子器で撮像された来訪者の確認がドアホン親器か
ら離れた場所でも可能なドアホンシステムを提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、来訪
者が送受話を行なう子器通話装置、来訪者を撮像する撮
像装置、子器通話装置で授受する音声情報と撮像装置か
らの画像情報とを外部装置との間でデジタルデータとし
て伝送する子器通信装置を備えるドアホン子器と、家人
が送受話を行なう親器通話装置、画像を表示するモニタ
装置、親器通話装置で授受する音声情報とモニタ装置に
表示する画像情報とを外部装置との間でデジタルデータ
として伝送する親器通信装置を備えるドアホン親器と、
ディスプレイ装置、音声入力装置、音声出力装置を備え
るとともに、ディスプレイ装置に表示される画像情報と
音声出力装置から出力される音声情報と音声入力装置に
入力する音声情報とを外部装置との間でデジタルデータ
として伝送する通信装置を備えるコンピュータ装置とか
らなり、ドアホン子器とドアホン親器とコンピュータ装
置との間で通信線を介してデジタルデータを授受するこ
とによって音声情報と画像情報とを伝送することを特徴
とする。
【0008】請求項2の発明は、コンピュータ装置がド
アホン親器と兼用されたことを特徴とする。請求項3の
発明は、ドアホン子器とドアホン親器とがそれぞれ通信
線を介してコンピュータ装置に接続されて成ることを特
徴とする。請求項4の発明は、コンピュータ装置は公衆
網に接続可能な網接続装置を備え、公衆網を介して接続
される外部装置とドアホン子器との間で音声情報および
画像情報を含むデジタルデータを授受させることを特徴
とする。
【0009】
【作用】請求項1の発明の構成によれば、ドアホン子器
とドアホン親器とコンピュータ装置との間で音声情報と
画像情報とをデジタルデータとして伝送するから、ドア
ホン子器とドアホン親器との間だけではなく、ドアホン
子器とコンピュータ装置との間でも音声情報および画像
情報の伝送が可能になり、結果的にドアホン親器から離
れた場所にコンピュータ装置を配置している場合であっ
ても、コンピュータ装置で来訪者の画像を確認できると
ともに、来訪者との通話が可能になるのである。音声情
報をデジタルデータとして伝送してコンピュータ装置で
処理する技術は、ボイスメールシステムとして確立され
ており(特開昭62−269548号公報)、また画像
情報についてもデジタルデータを圧縮して伝送すること
により音声情報を伝送する程度の比較的低速な通信線で
伝送可能である。
【0010】請求項2の発明の構成によれば、コンピュ
ータ装置をドアホン親器として兼用しているのであっ
て、ドアホン子器とコンピュータ装置との間でデジタル
データを伝送するのであるから、ドアホン親器を設けな
くてもドアホンシステムを構築することができる。請求
項3の発明の構成によれば、ドアホン子器とドアホン親
器とをそれぞれ通信線を介してコンピュータ装置に接続
しているので、ドアホン子器とコンピュータ装置との間
で音声情報および画像情報を直接伝送できる。また、コ
ンピュータ装置にドアホン親器の機能を持たせるように
すれば、ドアホン親器の構成を簡略化することができ、
ドアホン親器を増設する場合のコスト増を抑制すること
が可能になる。
【0011】請求項4の発明の構成によれば、公衆網を
介して接続される外部装置とドアホン子器との間で音声
情報および画像情報を含むデジタルデータを授受させる
から、自宅のドアホン子器との間の通話および来訪者の
確認を公衆網(加入電話網)を通して外出先から行なう
ことが可能になる。
【0012】
【実施例】
(実施例1)本実施例では、図1に示すように、ドアホ
ン親器1に通信線4aを介してドアホン子器2を接続す
るとともに、ドアホン親器1に通信線4bを介してパー
ソナルコンピュータのようなコンピュータ装置3を接続
した構成を有する。ドアホン子器2は、従来構成と同様
に、子器通話装置としてのマイクロホン21およびスピ
ーカ22を備え、撮像装置としてのTVカメラ23を備
える。また、ドアホン子器2には、音声情報および画像
情報を外部装置との間でデジタルデータとして伝送する
ことができる子器通信装置(図示せず)を内蔵してい
る。子器通信装置では、マイクロホン21からの音声情
報やTVカメラ23からの画像情報をデジタルデータに
変換した後に圧縮し、圧縮したデジタルデータを通信線
4aを介して接続された外部装置(ドアホン親器1やコ
ンピュータ装置3)との間で適宜のプロトコルを用いて
伝送する。また、通信線4aを介して外部装置から伝送
されたデジタルデータを伸長(復元)して音声情報に基
づく音声をスピーカ22から送出させる。さらに、ドア
ホン子器2には呼出釦24も設けられ、来訪者が呼出釦
24を押操作することによって来訪者の存在を屋内に報
知できるようにしてある。ここに、呼出釦24の操作情
報も子器通信装置を通してデジタルデータとして伝送さ
れる。
【0013】ドアホン親器1には、親器通話装置として
の送受話用のハンドセット11と、液晶表示器のような
モニタ装置12とが設けられ、さらにハンドセット11
を取り上げない状態でも通話が可能となるように(いわ
ゆるハンズフリー機能)スピーカ14およびマイクロホ
ン13が設けられる。また、ドアホン親器1には、音声
情報および画像情報を外部装置との間でデジタルデータ
として伝送することができる親器通信装置(図示せず)
が設けられ、ドアホン子器2での呼出釦24の押操作に
よってスピーカ14から呼出音を発生させるための呼出
回路(図示せず)も設けられている。親器通信装置は、
子器通信装置と同様の機能を有し、ハンドセット11な
いしマイクロホン13からの音声情報を圧縮し、通信線
4a,4bを介して接続された外部装置(ドアホン子器
1、コンピュータ装置3)との間で適宜のプロトコルを
用いて伝送する。また、通信線4a,4bを介して外部
装置から伝送されたデジタルデータを伸長して音声情報
に基づく音声をハンドセット11ないしスピーカ14か
ら送出し、画像情報に基づく画像をモニタ装置12に表
示する。さらに、呼出釦24の操作情報が伝送されたと
きには、呼出回路を作動させてスピーカ14から呼出音
を送出させる。
【0014】コンピュータ装置3は、キーボード31や
ディスプレイ装置32のほかに、マイクロホン33およ
びスピーカ34を備え、また記憶装置としてのハードデ
ィスク装置35を内蔵(もしくは外付)している。マイ
クロホン33およびスピーカ34は内蔵であっても外付
であってもよく、一方のみが内蔵されているものでもよ
い。また、デジタルデータの圧縮・伸長の機能と外部装
置との間のデジタルデータの伝送機能とを備えた信号処
理ボード36もコンピュータ装置3に内蔵される。近年
では、マイクロホン33とスピーカ34と上述した機能
の信号処理ボード36とを備えたマルチメディアパソコ
ンと称するコンピュータ装置3が市販されているから、
この種のコンピュータ装置3を用いるのが望ましい。
【0015】しかして、コンピュータ装置3では、ドア
ホン子器2の呼出釦24が押操作されたことを報知する
操作情報が信号処理ボード36に入力されると、ディス
プレイ装置32の画面の一部ないし全部を、ドアホン子
器2のTVカメラ23により撮像された画像情報を表示
する領域として確保し、ドアホン子器2からの画像情報
を伸長してディスプレイ装置32に表示させる。また、
マイクロホン33およびスピーカ34を通してのドアホ
ン子器2との間の通話を可能とする。このように、ドア
ホン子器2の呼出釦24の操作情報によって、コンピュ
ータ装置3では割り込み処理を行なうから、コンピュー
タ装置3によって他の処理を行なっている最中であって
も、ドアホン子器2との間で音声情報および画像情報を
伝送する状態に自動的に切り換わるのである。一般に、
コンピュータ装置3のディスプレイ装置32の画面は、
ドアホン親器1のモニタ装置12の画面よりも大きく、
解像度も高いから、ドアホン子器2のTVカメラ23に
解像度の高いものを用いれば、来訪者の鮮明な画像を表
示させることができる。さらに、コンピュータ装置3の
ディスプレイ装置32にはカラー表示の可能なものが多
いから、ドアホン子器2のTVカメラ23としてカラー
用のものを用いれば、カラーでの表示が可能になり、来
訪者を認識しやすくなるのである。
【0016】ところで、コンピュータ装置3はハードデ
ィスク装置35を備えるから、留守時には来訪者の音声
情報および画像情報をハードディスク装置35に記憶さ
せておくことが可能である。ハードディスク装置35に
は音声情報および画像情報は圧縮された状態で格納さ
れ、比較的小容量で長時間にわたる音声情報および画像
情報が記憶できるようにしてある。音声情報および画像
情報をハードディスク装置35に記憶させる場合には、
キーボード31によってあらかじめ記憶することを指示
しておき、呼出釦24の操作情報が入力されると、音声
情報と画像情報とを一定時間だけハードディスク装置3
5に記憶させるようになっている。また、来訪者の応答
を促すために、呼出釦24の操作情報が入力されると、
音声による応答を行ない、その後、ハードディスク装置
35への記憶を開始し、ドアホン子器2からの音声が一
定時間以上途絶えるとハードディスク装置35への記憶
を終了するようにしてもよい。
【0017】上述のようにハードディスク装置35に音
声情報と画像情報とを記憶しておけば、家人は帰宅後に
記憶内容を読み出して確認することができ来訪者および
伝言を確認することができる。このように、テープレコ
ーダなどを用いた音声のみの録音機能ではなく、音声情
報と画像情報との両方を記憶するので、来訪者を確実に
確認することができるのである。また、音声情報や画像
情報を圧縮してハードディスク装置35に記憶すること
で、ハードディスク装置35の限られた容量内でも比較
的多くの来訪者について音声情報と画像情報とを記憶す
ることができるのである。
【0018】ところで、コンピュータ装置3では、マイ
クロホン33およびスピーカ34によって通話するから
ハンズフリー機能のような拡声通話になり、送話相手の
マイクロホンとスピーカとの音響結合によって送話者の
音声が送話者側に帰るエコーが生じることがある。そこ
で、エコーを除去するために、エコーキャンセラを設け
る必要があるが、コンピュータ装置3では信号処理ボー
ド36を制御するためのプログラムによってエコーキャ
ンセラの機能を持たせることが可能であるから、高価な
エコーキャンセラを用いることなくエコーを除去するこ
とができるのである。
【0019】上記実施例では、通信線4a,4bが比較
的低速のものであると想定して通信線4a,4bには圧
縮したデジタルデータを伝送しているが、通信線4a,
4bとして十分に高速なものを用いるのであれば、圧縮
せずにデジタルデータを伝送することも可能である。 (実施例2)本実施例では、図2に示すように、ドアホ
ン親器1を省略していた例を示す。すなわち、コンピュ
ータ装置3が、ドアホン親器1としての機能を兼用して
いるのである。つまり、ドアホン子器2はコンピュータ
装置3に対して通信線4cを介して直結されているので
あって、ドアホン親器1が不要になっている。ドアホン
親器1を除く他の構成および動作は実施例1と同様であ
る。本実施例の構成では、コンピュータ装置3において
ソフトウェアによってドアホン親器1と同等の機能を実
現しているのであって、実施例1に比較してドアホン親
器1が不要である分だけコストを低減できる。なお、実
施例1ではコンピュータ装置3を使用しないときにはコ
ンピュータ装置3の電源を切ることができるが、本実施
例ではコンピュータ装置3の電源を常に入れておく必要
がある。そこで、無駄な消費電力が生じないようにする
には、ドアホン子器2の呼出釦24の操作情報の受信に
よってコンピュータ装置3の電源を投入する装置を付加
すればよい。
【0020】(実施例3)本実施例は、図3に示すよう
に、コンピュータ装置3に対して通信線4bを介してド
アホン親器1を接続するとともに、通信線4cを介して
ドアホン子器2を接続した構成を有する。この構成で
は、ドアホン子器2の呼出釦24の操作情報による呼出
音をコンピュータ装置3で発生させればよく、ドアホン
親器1には通話を可能とするスピーカ14、マイクロホ
ン13(あるいはハンドセット11)、デジタルデータ
の送受信の機能があればよく、モニタ装置12は必ずし
も必要ではない。したがって、モニタ装置12を省いた
ドアホン親器1を用いるようにすれば、ドアホン親器1
を複数台設ける場合に、コスト増を抑制することができ
る。また、本実施例では、コンピュータ装置3にドアホ
ン親器1とドアホン子器2とを接続するから、ドアホン
システムの全体をコンピュータ装置3によって管理する
ことも可能である。他の構成および動作は実施例1と同
様である。
【0021】(実施例4)本実施例は、実施例1の構成
のドアホンシステムにおいて、コンピュータ装置3に公
衆網(加入電話網、ISDN等)5に接続可能な網接続
装置(図示せず)を設けたものであって、網接続装置を
介して公衆網5との間で音声情報や画像情報を授受でき
るようにしてある。この種の公衆網5との間のデータ伝
送機能は信号処理ボード36と適当なプログラムとによ
って実現できるのであって、基本的にはデジタルデータ
と音声信号とを相互に変換するモデムを信号処理ボード
36によって実現すればよい。
【0022】公衆網5に接続可能な網接続装置をコンピ
ュータ装置3に設けていることによって、公衆網5に接
続した他のコンピュータ装置6、PHS(パーソナルハ
ンディホンシステム)7、ページャシステム8などとの
情報交換が可能になる。PHS7は携帯電話機7aと基
地局7bとを備え、携帯電話機7aを通常の電話機と同
様に用いることができるようにしたものである。また、
ページャシステム8はポケットベルとも呼ばれるページ
ャ8aと、ページャ8aを呼び出すためのページャ局8
bとからなる。
【0023】この構成では、来訪者が呼出釦24を操作
すると、コンピュータ装置3は公衆網5を通して他のコ
ンピュータ装置6を呼び出してデータを伝送する。コン
ピュータ装置6はコンピュータ装置3と同様にマイクロ
ホンやスピーカを備え、ドアホン子器1との間で公衆網
5を通して音声情報および画像情報を授受できるように
してある。すなわち、外部のコンピュータ装置6でも自
宅の来訪者との通話が可能になり、しかも来訪者を画像
によって確認することができるのである。
【0024】また、PHS7が接続されている場合に
は、ドアホン子器2の呼出釦24の操作によってコンピ
ュータ装置3が携帯電話機7aを呼出し、これによって
ドアホン子器2と携帯電話機7aとの間での通話が可能
になる。さらに、ページャ8aを用いる場合には、ドア
ホン子器2の呼出釦24の操作によってコンピュータ装
置3がページャ8aを呼び出すのであって、外出先でも
自宅への来訪者を知ることができるのである。
【0025】コンピュータ装置6を公衆網5に接続して
いるときには、コンピュータ装置6からコンピュータ装
置3のハードディスク装置35に記憶された音声情報お
よび画像情報を呼び出して内容を確認することが可能で
ある。また、PHS7を接続している場合には、携帯電
話機7aで暗証番号などを用いてコンピュータ装置3を
呼び出すことにより、ハードディスク装置35に記憶さ
れた音声情報を呼び出して伝言を確認することが可能で
ある。
【0026】実施例2、3の構成のドアホンシステムに
本実施例と同様の公衆網への接続機能を設けてもよいの
はもちろんのことである。
【0027】
【発明の効果】請求項1の発明は、ドアホン子器とドア
ホン親器とコンピュータ装置との間で音声情報と画像情
報とをデジタルデータとして伝送するから、ドアホン子
器とドアホン親器との間だけではなく、ドアホン子器と
コンピュータ装置との間でも音声情報および画像情報の
伝送が可能になり、結果的にドアホン親器から離れた場
所にコンピュータ装置を配置している場合であっても、
コンピュータ装置で来訪者の画像を確認できるととも
に、来訪者との通話が可能になるという利点がある。
【0028】請求項2の発明は、コンピュータ装置をド
アホン親器として兼用しているのであって、ドアホン子
器とコンピュータ装置との間でデジタルデータを伝送す
るのであるから、ドアホン親器を設けなくてもドアホン
システムを構築することができるという利点がある。請
求項3の発明は、ドアホン子器とドアホン親器とをそれ
ぞれ通信線を介してコンピュータ装置に接続しているの
で、ドアホン子器とコンピュータ装置との間で音声情報
および画像情報を直接伝送できるという利点がある。ま
た、コンピュータ装置にドアホン親器の機能を持たせる
ようにすれば、ドアホン親器の構成を簡略化することが
でき、ドアホン親器を増設する場合のコスト増を抑制す
ることが可能になるという利点がある。
【0029】請求項4の発明は、公衆網を介して接続さ
れる外部装置とドアホン子器との間で音声情報および画
像情報を含むデジタルデータを授受させるから、自宅の
ドアホン子器との間の通話および来訪者の確認を公衆網
(加入電話網)を通して外出先から行なうことが可能に
なるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示す概略構成図である。
【図2】実施例2を示す概略構成図である。
【図3】実施例3を示す概略構成図である。
【図4】実施例4を示す概略構成図である。
【図5】従来例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 ドアホン親器 2 ドアホン子器 3 コンピュータ装置 4a 通信線 4b 通信線 4c 通信線 5 公衆網 6 コンピュータ装置 7 PHS 8 ページャシステム 11 ハンドセット 12 モニタ装置 13 マイクロホン 14 スピーカ 21 マイクロホン 22 スピーカ 23 TVカメラ 32 ディスプレイ装置 33 マイクロホン 34 スピーカ 35 ハードディスク装置 36 信号処理ボード
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年6月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】一方、ドアホン親器1は、親器通話装置と
して送受話器となるハンドセット11を備えるととも
に、液晶表示器のようなモニタ装置12を備える。ドア
ホン親器1にはスピーカ14も設けられている。来訪者
が家人を呼び出すには、呼出釦24を押すことでドアホ
ン親器1のスピーカ14を呼出音で鳴動させ、家人に来
訪者の存在を報知する。家人がハンドセット11を取り
上げると、ドアホン子器2との間での通話が可能にな
り、モニタ装置12にはTVカメラ23で撮像された来
訪者の顔などが表示される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【作用】請求項1の発明の構成によれば、ドアホン子器
とドアホン親器とコンピュータ装置との間で音声情報と
画像情報とをデジタルデータとして伝送するから、ドア
ホン子器とドアホン親器との間だけではなく、ドアホン
子器とコンピュータ装置との間でも音声情報および画像
情報の伝送が可能になり、結果的にドアホン親器から離
れた場所にコンピュータ装置を配置している場合であっ
ても、コンピュータ装置で来訪者の画像を確認できると
ともに、来訪者との通話が可能になるのである。音声情
報をデジタルデータとして伝送してコンピュータ装置で
処理する技術は、ボイスメールシステムとして確立され
ており(特開昭62−269548号公報)、また画像
情報についてもデジタルデータを圧縮して伝送すること
により音声情報を伝送する程度の比較的低速な通信線で
伝送可能である。コンピュータ装置は、一般にディスプ
レイ装置とハードディスク装置のようなデータ蓄積装置
を備えているから、実施例として後述するように、一般
のドアホン親器に比較すると大型の画面を活用して来訪
者の鮮明な画像を表示させることが可能になり、またデ
ータ記憶装置には音声だけではなく画像も記憶させるこ
とができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】
【発明の効果】請求項1の発明は、ドアホン子器とドア
ホン親器とコンピュータ装置との間で音声情報と画像情
報とをデジタルデータとして伝送するから、ドアホン子
器とドアホン親器との間だけではなく、ドアホン子器と
コンピュータ装置との間でも音声情報および画像情報の
伝送が可能になり、結果的にドアホン親器から離れた場
所にコンピュータ装置を配置している場合であっても、
コンピュータ装置で来訪者の画像を確認できるととも
に、来訪者との通話が可能になるという利点がある。
ンピュータ装置は、一般にディスプレイ装置とハードデ
ィスク装置のようなデータ蓄積装置を備えているから、
実施例として説明したように、一般のドアホン親器に比
較すると大型の画面を活用して来訪者の鮮明な画像を表
示させることが可能になるという利点があり、またデー
タ記憶装置には音声だけではなく画像も記憶させること
ができるという利点も有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村山 ▲頼▼信 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 ジョーシ アモール マドウーカー 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 来訪者が送受話を行なう子器通話装置、
    来訪者を撮像する撮像装置、子器通話装置で授受する音
    声情報と撮像装置からの画像情報とを外部装置との間で
    デジタルデータとして伝送する子器通信装置を備えるド
    アホン子器と、家人が送受話を行なう親器通話装置、画
    像を表示するモニタ装置、親器通話装置で授受する音声
    情報とモニタ装置に表示する画像情報とを外部装置との
    間でデジタルデータとして伝送する親器通信装置を備え
    るドアホン親器と、ディスプレイ装置、音声入力装置、
    音声出力装置を備えるとともに、ディスプレイ装置に表
    示される画像情報と音声出力装置から出力される音声情
    報と音声入力装置に入力する音声情報とを外部装置との
    間でデジタルデータとして伝送する通信装置を備えるコ
    ンピュータ装置とからなり、ドアホン子器とドアホン親
    器とコンピュータ装置との間で通信線を介してデジタル
    データを授受することによって音声情報と画像情報とを
    伝送することを特徴とするドアホンシステム。
  2. 【請求項2】 コンピュータ装置がドアホン親器と兼用
    されたことを特徴とする請求項1記載のドアホンシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 ドアホン子器とドアホン親器とがそれぞ
    れ通信線を介してコンピュータ装置に接続されて成るこ
    とを特徴とする請求項1記載のドアホンシステム。
  4. 【請求項4】 コンピュータ装置は公衆網に接続可能な
    網接続装置を備え、公衆網を介して接続される外部装置
    とドアホン子器との間で音声情報および画像情報を含む
    デジタルデータを授受させることを特徴とする請求項1
    ないし請求項3記載のドアホンシステム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000308044A (ja) * 1999-04-23 2000-11-02 Matsushita Electric Works Ltd 通信ネットワークを使用したテレビインターホンシステム、および映像監視システム
KR100438573B1 (ko) * 2001-09-28 2004-07-02 엘지전자 주식회사 비디오폰의 모니터링 방법

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