JPH01208979A - インターホン機能付テレビ電話方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はインターホン機能付テレビ電話方式に係わり、
特にテレビ電話インターホン兼用テレビを備えたインタ
ーホン機能付テレビ電話方式に関する。

［従来の技術］ 従来、画像通信はハードコピーを残すか否かにより映像
通信と画像記録通信に分類される。また、映像通信は第
２図に示すように同軸ケーブルＣＯｘを介してインター
ホン用映像信号を受信する場合と、第３図に示す電話口
ａＬｉを介して静止画を送受信する場合に区分できる。

第３図に示す電話回線Ｌ工を経由して静止画を送受する
テレビ電話方式では電話機４と静止画ユニット５に設け
られた静止画カメラ５ａ並びに静止画テレビ５ｂが一体
化された静止画テレビ電話機を備え静止画テレビ電話機
の映像、音声信号を交換機３で接続するよう構成しであ
る。第２図に示す同軸ケーブルＣＯＸを用いたインター
ホン用映像信号を受信する場合はインターホン機能付電
話機１及びインターホン親機テレビ１ｂを親機側に設け
る。インターホン子機２の子機カメラ２ａとインターホ
ン親機テレビ１ｂとの間には同軸ケーブルＣｏＸを布設
し、インターホン用映像信号を同軸ケーブルＣＯＸを経
由してインターホン親機テレビ１ｂでモニタする。イン
ターホン用音声信号はインターホン子機の通話制御回路
２ｂとインターホン機能付電話機１との間に布設された
インターホンケーブルＬ、により送受される。インター
ホン親機テレビ１ｂはインターホン機能付電話機１との
間に設けた連絡ケーブルＬ２を介して制御される。

［発明が解決しようとする課題］ 上述した第２図に示すインターホン機能付電話機１を用
いてインターホン用映像信号をインターホン親機テレビ
１ｂで受信する方式と第３図に示す静止画テレビ５ｂで
テレビ電話用映像信号を受信するテレビ電話方式では受
像手段が同一であるにも係わらず相互に独立した方式と
して開発された経緯があるので、それぞれ固有の機器で
構成されている。このため、それぞれの機器に対する配
線が重複し、受像手段が独立しているため機器の設置場
所におけるスペースファクタの低下等を招き使い勝手が
悪い等の解決しなければならない課題がある。

［発明の目的］ 本発明は上述した点に鑑みなされたもので、インターホ
ン用映像信号とテレビ電話用映像信号をテレビ電話イン
ターホン兼用テレビで受像できるインターホン機能付テ
レビ電話方式を提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段］ 本発明によるインターホン機能付テレビ電話方式は、電
話回線と、前記電話回線に入出力する映像、音声信号を
変復調する信号変復調手段と、前記信号変復調手段で復
調されたテレビ電話用映像信号をモニタする受像手段と
、インターホンのテレビモニタへ入力されるインターホ
ン用映像信号と前記テレビ電話用映像信号を前記受像手
段で動画又は静止画として受像することを特徴とするイ
ンターホン機能付テレビ電話方式である。

［発明の実施例］ 以下、本発明によるインターホン機能付テレビ電話方式
の一実施例を第１図にしたがって詳述する。

第１図と第２図、第３図で同一のものには同一符号を付
しであるから説明を省略する。

第１図において１はインターホン機能付電話機である。

インターホン機能付電話機１は送受器１ａを有し、イン
ターホン子機２の通話制御回路２ｂとの間に設けたイン
ターホンケーブルＬ、によりインターホン子機２との間
の通話ができるよう構成する。

６は映像信号制御装置である。映像信号制御装置６は端
子Ｔ、、Ｔ２、Ｔ、、Ｔ４を有し、端子Ｔ１には電話回
線Ｌ０を、端子Ｔ２にはインターホン機能付電話機１と
の間に電話側音声信号用の連絡ケーブルＬ２を接続する
。端子Ｔ３にはインターホン子機２の通話制御回路２ｂ
との間のインターホン側音声信号用のインターホンケー
ブルＬ、を接続する。端子Ｔ４にはインターホン子機２
の子機カメラ２ａで撮像されたインターホン用映像信号
を受信する同軸ケーブルＣＯＸを接続する。

映像信号制御装置６は電話回線制御部７、信号変復調部
８、映像信号圧縮伸張部９．映像表示取り込み用メモリ
１０、制御部１１、テレビ電話用カメラ１２、受像手段
としてのテレビ電話インク−ホン兼用テレビ１３（以下
、兼用テレビと称す）で構成する。

電話回線Ｌ１に入出力する音声信号をテレビ電話用映像
信号に切替えるために映像受信ボタン１４ａ、映像送信
ボタン１４ｂ、映像取り込みボタン１４ｃを装備したボ
タンユニット１４と、音声遮断スイッチ１６を設ける。

電話回線しいに入出力する音声信号は相手側電話機４、
交換機３、電話回線Ｌ１、端子Ｔ１．音声遮断スイッチ
１６の常閉接点、端子Ｔ２、連絡ケーブルＬ２、インタ
ーホン機能付電話機１の経路により送受するよう構成す
る。

音声遮断スイッチ１６は映像受信ボタン１４ａ並びに映
像送信ボタン１４ｂを操作したとき制御回路１１の制御
により動作し、インターホン機能付電話機１の連絡ケー
ブルＬ２を常閉接点側に切替えるよう構成する。常閉接
点側の開成によりインターホン機能付電話機１から送出
される音声信号が遮断される。常閉接点側の開成により
インターホン機能付電話機１のオフフック状態が電話回
線制御部７により維持される。

映像受信ボタン１４ａを操作すると制御部１１の制御に
より兼用テレビ１３が制御され映像表示取り込み用メモ
リ１０に記憶されたテレビ電話用映像信号を放映する。

映像取り込みボタン１４ｃを操作するとテレビ電話用カ
メラ１２で受像したテレビ電話用映像信号を映像表示取
り込み用メモリ１０で記憶する。

記憶したテレビ電話用映像信号は兼用テレビ１３でモニ
タできる。

映像送信ボタン１４ｂを操作すると映像表示取り込み用
メモリ１０に記憶したテレビ電話用映像信号を映像信号
圧縮伸張部９、信号変復調部８、電話回線制御部７を経
由して端子Ｔ□に出力する。

インターホン子機２の通話制御回路２ｂが動作するとイ
ンターホンケーブルＬ、を経由してインターホン機能付
電話機１との間で通話路が形成される。同時に端子Ｔ□
へ分岐したインターホンケーブルＬ３により制御回路１
１が起動する。制御回路１１の起動により、映像切替ス
イッチ１５が駆動され兼用テレビ１３を端子Ｔ４へ切替
える。

［発明の作用コ 電話機４と静止画ユニット５が一体化された静止画テレ
ビ電話機から発信すると交換機３、電話回線Ｌ□、端子
Ｔｉ、Ｔ２、連絡ケーブルＬ２の経路でインターホン機
能付電話機１に内蔵したスピーカ（図示してない）から
呼出音を送出する。送受器１ａをオフフックすると通話
路が完結され電話機４との間で通話ができる。電話機４
でテレビ電話用映像信号を送信する旨の連絡を受けてか
ら映像受信ボタン１４ａを操作すると、相手側静止画テ
レビ５ａから送出されたテレビ電話用映像信号を電話回
線Ｌ１、端子Ｔ８、電話回線制御部７を介して信号変復
調部８で受信できる。信号変復調部８では受信したテレ
ビ電話用映像信号を復調し、映像信号圧縮伸張部９を介
して映像表示取り込み用メモリ刊へ送出する。映像表示
取り込み用メモリ１ｏは復調伸張されたテレビ電話用映
像信号を記憶する。映像表示取り込み用メモリ１ｏで記
憶したテレビ電話用映像信号は映像切替スイッチ１５の
常閉接点を介して兼用テレビ１３へ送呂される。兼用テ
レビ１３ではテレビ電話用映像信号を静止画として映し
出す。この状態で音声遮断スイッチ１６は復旧するので
静止画を見ながら電話機４と通話を継続することができ
る。

テレビ電話用映像信号を送信したいときは映像取り込み
ボタン１４ｃを操作し、テレビ電話用カメラ１２で撮像
したテレビ電話用映像信号を一旦。

映像表示取り込み用メモリ１０に記憶する。また、映像
表示取り込み用メモリ１ｏで記憶したテレビ電話用映像
信号は兼用テレビ１３でモニタできる。

相手側電話機４ヘテレビ電話用映像信号を送信する旨の
連絡をしてから、映像送信ボタン１４ｂを操作すると、
映像表示取り込み用メモリ１０に記憶されたテレビ電話
用映像信号は所定の圧縮、変調処理を受けてから相手側
静止画ユニット５へ送出され静止画カメラ５ａから映し
出される。

インターホン機能付電話機１の送受器１ａをオンフック
すると通話は切断され、総ての回路は復旧する。

インターホン子機２で来訪者が呼出ボタン（図示してな
い）を操作するとインターホン機能付電話機１に内蔵し
たスピーカ（図示してない）から呼出音を送出する。同
時に端子Ｔ、を介して制御部１１が起動されるので映像
切替スイッチ１５が動作する。また制御部１１は兼用テ
レビ１３に電源を接続するので兼用カメラ１３が受像可
能となる。このため、子機カメラ２ａで撮像したインタ
ーホン用映像信号は同軸ケーブルＣＯｘ、端子Ｔ４゜閉
成された映像切替スイッチ１５を経由して兼用テレビ１
３へ送出され、動画としてモニタされる。

インターホン機能付電話機１の送受器１ａをオフフック
すると、音声信号はインターホンケーブルＬ、を介して
インターホン子機の通話路制御回路２ｂへ送受される。

送受器１ａをオンフックすると総ての回路は復旧する。

上記実施例における兼用テレビ１３はＣＲＴ、液晶等を
使用する。

上記実施例におけるテレビ電話用映像信号、インターホ
ン用映像信号は静止画用、動画用に限定しない。

［発明の効果コ 本発明によるインターホン機能付テレビ電話方式は、電
話回線と、前記電話回線に入出力する映像、音声信号を
変復調する信号変復調手段と、前記信号変復調手段で復
調されたテレビ電話用映像信号をモニタする受像手段と
、インターホンのテレビモニタへ入力されるインターホ
ン用映像信号と前記テレビ電話用映像信号を前記受像手
段で動画又は静止画として受像する方式であるからイン
ターホン用映像信号とテレビ電話用映像信号を同一の受
像手段で受像するところに特徴を有している。このため
、同一機能を有する周辺回路を統合する等の回路構成が
可能となり部品点数が削減できる。また、機器相互の配
線の重複が解消され機器の設置場所におけるスペースフ
ァクタが改善される等の効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるインターホン機能付テレビ電話方
式の一実施例を示すブロック図、第２図は従来のインタ
ーホンのブロック図、第３図は従来の静止画テレビ電話
方式のブロック図である。 図中符号 １・・・・・インターホン機能付電話機８・・・・・信
号変復調部 １３・・・・・テレビ電話インターホン兼用テレビ（受
像手段） Ｌｌ・・・・・電話回線 代理人　弁理士　　守　谷　−雄

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電話回線と、前記電話回線に入出力する映像、音声信号
   を変復調する信号変復調手段と、前記信号変復調手段で
   復調されたテレビ電話用映像信号をモニタする受像手段
   とを備えたテレビ電話方式において、インターホンのテ
   レビモニタへ入力されるインターホン用映像信号と前記
   テレビ電話用映像信号を前記受像手段で動画又は静止画
   として受像することを特徴とするインターホン機能付テ
   レビ電話方式。