JP2698639B2 - 電話交換システム - Google Patents
電話交換システムInfo
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、外線と内線、内線同士、あるいは内線と通
話線の間の通話路を切換形成して、市販の電話機で外線
通話、内線通話及びドアホン通話を可能とした電話交換
システムに関するものである。
話線の間の通話路を切換形成して、市販の電話機で外線
通話、内線通話及びドアホン通話を可能とした電話交換
システムに関するものである。
[従来の技術] 従来の来客監視用のテレビカメラを備えるドアホン
は、例えばドアホンシステムやホームテレホンシステム
等で用いられている。
は、例えばドアホンシステムやホームテレホンシステム
等で用いられている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、市販の電話機を用いて外線通話、内線通話
外線及びドアホン通話が行える電話交換システムに、上
記テレビカメラを備えるドアホンを備えたものはなく、
この電話交換システムに上記ドアホンを適用したいとす
る要望がある。
外線及びドアホン通話が行える電話交換システムに、上
記テレビカメラを備えるドアホンを備えたものはなく、
この電話交換システムに上記ドアホンを適用したいとす
る要望がある。
しかしながら、従来の電話交換システムにそのままテ
レビカメラを備えるドアホンを用いると、テレビカメラ
からの映像信号を送るための同軸ケーブルを配線する必
要があり、また既設の電話交換システムに上記ドアホン
を設ける場合、同軸ケーブルが露出配線となる問題があ
った。
レビカメラを備えるドアホンを用いると、テレビカメラ
からの映像信号を送るための同軸ケーブルを配線する必
要があり、また既設の電話交換システムに上記ドアホン
を設ける場合、同軸ケーブルが露出配線となる問題があ
った。
本発明は上述の点に鑑みて為されたものであり、その
目的とするところは、テレビカメラを備えるドアホンを
使用でき、しかも同軸ケーブルの配線が不要な電話交換
システムを提供することにある。
目的とするところは、テレビカメラを備えるドアホンを
使用でき、しかも同軸ケーブルの配線が不要な電話交換
システムを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明はテレビカメラの
映像信号を制御線に重畳可能な信号に変調する変調器を
電話交換機に設け、制御線を介してテレビカメラの映像
信号を搬送するようにしてある。なお、この場合に電話
コンセント側で映像をモニタできるようにするために、
変調器による変調信号を映像信号に復調する復調器と、
この映像信号を出力する出力端子とを電話コンセントに
設けたり、または復調器で復調された映像信号を一般テ
レビ受像機がアンテナで受信する信号に変調する変調器
と、一般テレビ受像機のアンテナを接続する出力端子と
を電話コンセントに設けたりすれば良い。また、電話コ
ンセント自体に復調された映像信号によりテレビカメラ
で撮影した映像を映し出すテレビ受像装置を設けたり、
あるいはドアホンとハンドフリー通話を行うハンドフリ
ー通話装置を設けたりすれば、使い勝手が良くなる。さ
らに、テレビカメラの映像信号を制御線に重畳可能な信
号に変調する変調器を内蔵するアダプタを設け、このア
ダプタから制御線に変調信号を重畳するようにしても良
い。
映像信号を制御線に重畳可能な信号に変調する変調器を
電話交換機に設け、制御線を介してテレビカメラの映像
信号を搬送するようにしてある。なお、この場合に電話
コンセント側で映像をモニタできるようにするために、
変調器による変調信号を映像信号に復調する復調器と、
この映像信号を出力する出力端子とを電話コンセントに
設けたり、または復調器で復調された映像信号を一般テ
レビ受像機がアンテナで受信する信号に変調する変調器
と、一般テレビ受像機のアンテナを接続する出力端子と
を電話コンセントに設けたりすれば良い。また、電話コ
ンセント自体に復調された映像信号によりテレビカメラ
で撮影した映像を映し出すテレビ受像装置を設けたり、
あるいはドアホンとハンドフリー通話を行うハンドフリ
ー通話装置を設けたりすれば、使い勝手が良くなる。さ
らに、テレビカメラの映像信号を制御線に重畳可能な信
号に変調する変調器を内蔵するアダプタを設け、このア
ダプタから制御線に変調信号を重畳するようにしても良
い。
[作用] 本発明は、上述のようにテレビカメラの映像信号を制
御線に重畳可能な信号に変調する変調器を電話交換機に
設けることにより、来客監視用のテレビカメラを備えた
ドアホンから制御線を介して映像信号を搬送できるよう
にし、これにより上記ドアホンも電話交換システムに用
いることができるようにしたものである。
御線に重畳可能な信号に変調する変調器を電話交換機に
設けることにより、来客監視用のテレビカメラを備えた
ドアホンから制御線を介して映像信号を搬送できるよう
にし、これにより上記ドアホンも電話交換システムに用
いることができるようにしたものである。
[実施例] まず、一般の電話交換システムについて説明する。こ
の電話交換システムでは、第16図に示すように電話交換
機Aが外線l1で保安器及び切分け器を介して電話局Eに
接続されると共に、内線l2と制御線l3とからなる内部線
で複数個の電話コンセントBが電話交換機Aに接続さ
れ、さらに通話線l4でドアホンDが電話交換機Aに接続
されている。
の電話交換システムでは、第16図に示すように電話交換
機Aが外線l1で保安器及び切分け器を介して電話局Eに
接続されると共に、内線l2と制御線l3とからなる内部線
で複数個の電話コンセントBが電話交換機Aに接続さ
れ、さらに通話線l4でドアホンDが電話交換機Aに接続
されている。
各電話コンセントBにはモジュラジャックMを設けて
あり、このモジュラジャックMによって一般の市販の電
話機Cが電話コンセントBに接続される。この電話コン
セントBには制御線l3を介して送られてくる音声信号を
再生するためのスピーカSPを内蔵すると共に、この制御
線l3を介して送られてくる電圧信号を弁別して表示を行
う発光表示部La,Lbを設けてある。
あり、このモジュラジャックMによって一般の市販の電
話機Cが電話コンセントBに接続される。この電話コン
セントBには制御線l3を介して送られてくる音声信号を
再生するためのスピーカSPを内蔵すると共に、この制御
線l3を介して送られてくる電圧信号を弁別して表示を行
う発光表示部La,Lbを設けてある。
この電話交換システムの動作の概略を説明する。ま
ず、待機中にある電話機Cがオフフックされると、この
オフフックを電話交換機Aが検出し、この検出と同時に
内線l2を通じて擬似発信音を各電話機Cに送出する。ま
た、同時に各電話コンセントBにおいて外線話中の表示
を行う発光表示部Laを点灯させる電圧信号を制御線l3を
通じて各電話コンセントBに送出する。そして、電話機
Cがダイヤル操作され、1番目のダイヤル信号が入力さ
れると、擬似発信音の送出を停止する。上記ダイヤル信
号のデータ(番号)は一旦内蔵バッファに格納され、こ
のとき同時に内蔵の3秒タイマの動作を開始させる。こ
のタイマの動作中に2番目のダイヤル信号が入力される
と、電話交換機Aは外線発呼と判定する。なお、3秒以
内に2番目のダイヤル信号の入力が無ければ内線呼出と
判定する。
ず、待機中にある電話機Cがオフフックされると、この
オフフックを電話交換機Aが検出し、この検出と同時に
内線l2を通じて擬似発信音を各電話機Cに送出する。ま
た、同時に各電話コンセントBにおいて外線話中の表示
を行う発光表示部Laを点灯させる電圧信号を制御線l3を
通じて各電話コンセントBに送出する。そして、電話機
Cがダイヤル操作され、1番目のダイヤル信号が入力さ
れると、擬似発信音の送出を停止する。上記ダイヤル信
号のデータ(番号)は一旦内蔵バッファに格納され、こ
のとき同時に内蔵の3秒タイマの動作を開始させる。こ
のタイマの動作中に2番目のダイヤル信号が入力される
と、電話交換機Aは外線発呼と判定する。なお、3秒以
内に2番目のダイヤル信号の入力が無ければ内線呼出と
判定する。
外線発呼の場合には、引き続き入力されるダイヤル信
号のデータを上記内蔵バッファに順次格納していくと共
に回線閉結を行う。そして、外線発信音が検出されれ
ば、内蔵バッファに格納してあるダイヤル番号を示すデ
ータを1番目から順次読み出して、内蔵するプッシュボ
タンダイヤラーかあるいはダイヤルリレーを動作させて
順次ダイヤル信号を外線l1に送出する。なお、外線l1に
ダイヤル信号を送出している際に、電話機Bからダイヤ
ル信号がさらに入力されている場合には、上記ダイヤル
信号のデータを内蔵バッファに格納する動作、及びこの
内蔵バッファからのデータの読出動作を、内蔵バッファ
に格納されたデータが無くなるまで引き続き継続し、一
定時間後にダイヤルを行った電話機Bが接続された内線
l2と外線l1とを接続して外線通話を可能とする。なお、
この電話交換システムでは外線通話中には内線l2と外線
l1とを直接に接続せずに、内部通話網を介して交流的に
のみ外線l1と内線l2とを接続してある。
号のデータを上記内蔵バッファに順次格納していくと共
に回線閉結を行う。そして、外線発信音が検出されれ
ば、内蔵バッファに格納してあるダイヤル番号を示すデ
ータを1番目から順次読み出して、内蔵するプッシュボ
タンダイヤラーかあるいはダイヤルリレーを動作させて
順次ダイヤル信号を外線l1に送出する。なお、外線l1に
ダイヤル信号を送出している際に、電話機Bからダイヤ
ル信号がさらに入力されている場合には、上記ダイヤル
信号のデータを内蔵バッファに格納する動作、及びこの
内蔵バッファからのデータの読出動作を、内蔵バッファ
に格納されたデータが無くなるまで引き続き継続し、一
定時間後にダイヤルを行った電話機Bが接続された内線
l2と外線l1とを接続して外線通話を可能とする。なお、
この電話交換システムでは外線通話中には内線l2と外線
l1とを直接に接続せずに、内部通話網を介して交流的に
のみ外線l1と内線l2とを接続してある。
次に、内線呼出の動作を説明する。この内線呼出を行
う場合、電話機Bをオフフックして呼び出したい相手側
の電話機Bを特定するダイヤル信号を入力する。このダ
イヤル信号は1つの番号であるので、電話交換機Aの内
蔵タイマに設定された3秒が経過しても2番目のダイヤ
ル信号は入力されない。従って、これにより電話交換機
Aが内線呼出と判定する。このときには内線話中を示す
発光表示部Lbを点灯するための電圧信号を制御線l3を通
じて各電話コンセントBに送出し、各電話コンセントB
の電話機Cのオフフックから点灯していた発光表示部La
を消灯すると共に、発光表示部Lbを点灯する。さらに、
これと同時に内線呼出の音声信号をダイヤル信号のデー
タに該当する電話機Cに対応する制御線l3に送出する。
この音声信号が送出されてきた電話機コンセントBでは
スピーカSPから呼出音を発鳴する。この発鳴により電話
機Cの送受話器が取り上げられると、電話交換機Aはこ
のオフフックを検出して、呼出側と呼び出された側の電
話機Cに対応する内線l2同士を内部通話網を介して接続
して通話路を形成する。
う場合、電話機Bをオフフックして呼び出したい相手側
の電話機Bを特定するダイヤル信号を入力する。このダ
イヤル信号は1つの番号であるので、電話交換機Aの内
蔵タイマに設定された3秒が経過しても2番目のダイヤ
ル信号は入力されない。従って、これにより電話交換機
Aが内線呼出と判定する。このときには内線話中を示す
発光表示部Lbを点灯するための電圧信号を制御線l3を通
じて各電話コンセントBに送出し、各電話コンセントB
の電話機Cのオフフックから点灯していた発光表示部La
を消灯すると共に、発光表示部Lbを点灯する。さらに、
これと同時に内線呼出の音声信号をダイヤル信号のデー
タに該当する電話機Cに対応する制御線l3に送出する。
この音声信号が送出されてきた電話機コンセントBでは
スピーカSPから呼出音を発鳴する。この発鳴により電話
機Cの送受話器が取り上げられると、電話交換機Aはこ
のオフフックを検出して、呼出側と呼び出された側の電
話機Cに対応する内線l2同士を内部通話網を介して接続
して通話路を形成する。
上述の場合は特定の電話機Cを呼び出す場合であった
が、この電話交換システムでは電話機Cを一斉に呼び出
すこともできる。この一斉呼出はこの一斉呼出に対応す
るダイヤル信号を入力することで行う。このダイヤル信
号が入力されると、電話交換機Aは各制御線l3を通じて
一斉呼出用の音声信号を各電話コンセントBに送出す
る。この一斉呼出音によりいずれかの電話機Cの送受話
器が取り上げられると、電話交換機Aは一斉呼出を行っ
た電話機Cが接続された内線l2と、送受話器を取り上げ
た電話機Cが接続された内線l2とを、内部通話網を介し
て接続して通話路を形成する。
が、この電話交換システムでは電話機Cを一斉に呼び出
すこともできる。この一斉呼出はこの一斉呼出に対応す
るダイヤル信号を入力することで行う。このダイヤル信
号が入力されると、電話交換機Aは各制御線l3を通じて
一斉呼出用の音声信号を各電話コンセントBに送出す
る。この一斉呼出音によりいずれかの電話機Cの送受話
器が取り上げられると、電話交換機Aは一斉呼出を行っ
た電話機Cが接続された内線l2と、送受話器を取り上げ
た電話機Cが接続された内線l2とを、内部通話網を介し
て接続して通話路を形成する。
次に、外線着信があった場合について説明する。電話
交換機Aが着信信号を検出すると、外線l1を各内線l2に
接続して各電話コンセントBに接続された電話機Cの内
蔵ベルを鳴動させる。この鳴動によりいずれかの電話機
Cの送受話器が取り上げられると、内線l2に通話電流が
流れるので、この電流を検出した電話交換機Aは回線を
閉結する。これと同時にすべての内線l2を外線l1から切
り離して、オフフックされた電話機Cが接続された内線
l2を内部通話網を介して外線l1に接続する。これによ
り、外線通話が可能となる。
交換機Aが着信信号を検出すると、外線l1を各内線l2に
接続して各電話コンセントBに接続された電話機Cの内
蔵ベルを鳴動させる。この鳴動によりいずれかの電話機
Cの送受話器が取り上げられると、内線l2に通話電流が
流れるので、この電流を検出した電話交換機Aは回線を
閉結する。これと同時にすべての内線l2を外線l1から切
り離して、オフフックされた電話機Cが接続された内線
l2を内部通話網を介して外線l1に接続する。これによ
り、外線通話が可能となる。
さらに、この電話交換システムではこの外線通話中に
内線呼出やドアホン通話を行うために保留を行うことが
できる。この保留操作の場合にも保留に対応するダイヤ
ル信号を電話機Cで入力する。電話交換機Aがこのダイ
ヤル信号を読み取ると、内部通話網で接続されて外線通
話中となった内線l2と外線l1との通話路を解除し、外線
通話を保留状態にする。このときには、保留メロディ音
を外線l1及び制御線l3に送ると共に、発光表示部La,Lb
を同時に点灯させる電圧信号を制御線l3に送る。つま
り、この保留メロディ音及び発光表示部La,Lbの同時点
灯によって保留中であることを知らせる。
内線呼出やドアホン通話を行うために保留を行うことが
できる。この保留操作の場合にも保留に対応するダイヤ
ル信号を電話機Cで入力する。電話交換機Aがこのダイ
ヤル信号を読み取ると、内部通話網で接続されて外線通
話中となった内線l2と外線l1との通話路を解除し、外線
通話を保留状態にする。このときには、保留メロディ音
を外線l1及び制御線l3に送ると共に、発光表示部La,Lb
を同時に点灯させる電圧信号を制御線l3に送る。つま
り、この保留メロディ音及び発光表示部La,Lbの同時点
灯によって保留中であることを知らせる。
上述の保留状態から再び外線通話に戻す場合には、上
述の保留に対応するダイヤル信号を電話機Cから再度入
力することにより、このダイヤル信号を検出した電話交
換機Aが保留動作を解除して、上述した外線通話状態に
各部を制御する。
述の保留に対応するダイヤル信号を電話機Cから再度入
力することにより、このダイヤル信号を検出した電話交
換機Aが保留動作を解除して、上述した外線通話状態に
各部を制御する。
そして、通話が終了した場合には電話機Cをオンフッ
クすると、このオンフックを検出した電話交換機Aが回
線閉結を解除し、これにより待機状態になる。
クすると、このオンフックを検出した電話交換機Aが回
線閉結を解除し、これにより待機状態になる。
以下、本実施例の特徴とする部分について説明する。
本実施例では第1図に示すように電話交換機Aにテレビ
カメラFの映像信号を制御線l3に重畳可能な信号、例え
ばRF信号に変調する変調器1を設けてある。そして、こ
の変調されたRF信号を制御線l3に重畳して電話コンセン
トBに送る。なお、上記変調器1は電話交換機Aが従来
から備える交換回路2の制御の下で動作する。つまり、
ドアホン呼出中及びドアホン通話中に変調器1は動作す
る。ここで、第3図に示すように制御線l3の電話コンセ
ントBに報知あるいは表示用の信号を出力する従来回路
側の映像用の上記RF信号に対するインピーダンスを高く
するために、コイル等の素子15を挿入する必要がある。
本実施例では第1図に示すように電話交換機Aにテレビ
カメラFの映像信号を制御線l3に重畳可能な信号、例え
ばRF信号に変調する変調器1を設けてある。そして、こ
の変調されたRF信号を制御線l3に重畳して電話コンセン
トBに送る。なお、上記変調器1は電話交換機Aが従来
から備える交換回路2の制御の下で動作する。つまり、
ドアホン呼出中及びドアホン通話中に変調器1は動作す
る。ここで、第3図に示すように制御線l3の電話コンセ
ントBに報知あるいは表示用の信号を出力する従来回路
側の映像用の上記RF信号に対するインピーダンスを高く
するために、コイル等の素子15を挿入する必要がある。
そして、変調器1からRF信号が送られる制御線l3には
次の電話コンセントB′を接続する。第2図は、例えば
第1図に示すテレビ付きの電話機C′を備える場合に用
いられる電話コンセントB′であり、映像信号が送られ
来たことを検知する映像信号検知回路3と、この映像信
号検知回路3で動作が制御され、映像信号が伝送されて
来た場合に、RF信号を映像信号に復調する復調器4とを
備えている。そして、この復調器4の出力が接続された
RCAピンジャック等の出力端子5を電話コンセントB′
に設け、テレビ付き電話機C′をこの出力端子5に接続
すれば、テレビカメラで撮影した映像を受像できるよう
にしてある。なお、表示・報知用制御回路6は、制御線
l3を介して送られてくる音声信号を再生してスピーカSP
から発鳴させると共に、制御線l3を介して送られてくる
電圧信号を弁別して発光表示部La,Lbを点灯する回路で
ある。
次の電話コンセントB′を接続する。第2図は、例えば
第1図に示すテレビ付きの電話機C′を備える場合に用
いられる電話コンセントB′であり、映像信号が送られ
来たことを検知する映像信号検知回路3と、この映像信
号検知回路3で動作が制御され、映像信号が伝送されて
来た場合に、RF信号を映像信号に復調する復調器4とを
備えている。そして、この復調器4の出力が接続された
RCAピンジャック等の出力端子5を電話コンセントB′
に設け、テレビ付き電話機C′をこの出力端子5に接続
すれば、テレビカメラで撮影した映像を受像できるよう
にしてある。なお、表示・報知用制御回路6は、制御線
l3を介して送られてくる音声信号を再生してスピーカSP
から発鳴させると共に、制御線l3を介して送られてくる
電圧信号を弁別して発光表示部La,Lbを点灯する回路で
ある。
さらに、復調器4で復調した映像信号をさらに一般テ
レビ受像機で受信可能なテレビ帯域のRF信号に変調する
変調器7を設け、この変調器7の出力に接続されたF型
ジャックなどの出力端子8を設けておけば、一般のテレ
ビ受像機のアンテナを出力端子8に接続すれば、モニタ
映像を受像することができる。
レビ受像機で受信可能なテレビ帯域のRF信号に変調する
変調器7を設け、この変調器7の出力に接続されたF型
ジャックなどの出力端子8を設けておけば、一般のテレ
ビ受像機のアンテナを出力端子8に接続すれば、モニタ
映像を受像することができる。
第4図は上記電話コンセントB′の外観を示す図あ
り、また第5図は変調器7を備える電話コンセントB′
の外観を示す図である。これら電話コンセントB′の前
面にはモジュラジャックMなどと共に出力端子5,8を配
設してある。なお、この電話コンセントB′の外形寸法
は既製の壁面埋込型の配線器具の外形寸法に一致させて
あり、この配線器具用の取付枠9を用いて埋込ボックス
内に取り付けることができるようにしてある。
り、また第5図は変調器7を備える電話コンセントB′
の外観を示す図である。これら電話コンセントB′の前
面にはモジュラジャックMなどと共に出力端子5,8を配
設してある。なお、この電話コンセントB′の外形寸法
は既製の壁面埋込型の配線器具の外形寸法に一致させて
あり、この配線器具用の取付枠9を用いて埋込ボックス
内に取り付けることができるようにしてある。
ところで、既存の電話交換システムにテレビカメラF
を備えるドアホンDを追加するような場合には、第6図
あるいは第7図に示す復調回路4などの追加回路を備え
るアダプタG,G′を従来の電話コンセントBに並設して
設置するようにすれば良い。なお、このアダプタG,G′
には制御線l3だけが接続される。また、取付枠9を用い
て壁面に埋設できるようにしてあり、前面には出力端子
5,8を設けてある。
を備えるドアホンDを追加するような場合には、第6図
あるいは第7図に示す復調回路4などの追加回路を備え
るアダプタG,G′を従来の電話コンセントBに並設して
設置するようにすれば良い。なお、このアダプタG,G′
には制御線l3だけが接続される。また、取付枠9を用い
て壁面に埋設できるようにしてあり、前面には出力端子
5,8を設けてある。
さらに、電話コンセントB′としては第8図に示すよ
うにCRT10を一体に備えたもの(つまりはテレビ受像機
を内蔵するもの)であっても良い。この電話コンセント
B′は第9図に示すように復調器4と、この復調器4で
復調された映像信号によってCRT10に映像を映し出す映
像回路11とを設けてある。
うにCRT10を一体に備えたもの(つまりはテレビ受像機
を内蔵するもの)であっても良い。この電話コンセント
B′は第9図に示すように復調器4と、この復調器4で
復調された映像信号によってCRT10に映像を映し出す映
像回路11とを設けてある。
さらにまた、電話コンセントB′としては第10図に示
すようにCRT10と共に、ハンドフリー通話を行うための
マイク12とスピーカ13とを一体に設けたものであっても
良い。この電話コンセントB′では、第11図に示すよう
にハンドフリー通話回路14をさらに設けある。なお、こ
のハンドフリー通話回路14を内線l2に接続する。また、
通話スイッチSWは通話を行う際に回線を閉結するもので
ある。
すようにCRT10と共に、ハンドフリー通話を行うための
マイク12とスピーカ13とを一体に設けたものであっても
良い。この電話コンセントB′では、第11図に示すよう
にハンドフリー通話回路14をさらに設けある。なお、こ
のハンドフリー通話回路14を内線l2に接続する。また、
通話スイッチSWは通話を行う際に回線を閉結するもので
ある。
ところで、変調器1は必ずしも電話交換機A内に内蔵
する必要はなく、第12図に示すように電話交換機Aとは
別体になったアダプタH内に設けるようにしても良い。
なお、この場合にはアダプタHにドアホンDの呼出及び
ドアホン通話中を検知する検知回路16と各回路4,16に電
源を供給する電源回路17と、電話交換機A側のインピー
ダンスを高くする素子15を備える必要がある。また、こ
のアダプタHは第13図に示すように電話交換機Aに並設
して設置すると良い。
する必要はなく、第12図に示すように電話交換機Aとは
別体になったアダプタH内に設けるようにしても良い。
なお、この場合にはアダプタHにドアホンDの呼出及び
ドアホン通話中を検知する検知回路16と各回路4,16に電
源を供給する電源回路17と、電話交換機A側のインピー
ダンスを高くする素子15を備える必要がある。また、こ
のアダプタHは第13図に示すように電話交換機Aに並設
して設置すると良い。
上記アダプタHの裏面には第14図(b)に示すよう
に、3系統の制御線l3の入出力端子18,19と、テレビカ
メラFからの同軸ケーブルを接続する入力端子20と、ド
アホンDの通話線l4を接続する入力端子21と、電源入力
端子22とを設けてある。なお、このように3系統の制御
線l3を接続する場合、変調器4の出力をバッファアンプ
23を介して出力するようにすれば良い。また、ドアホン
DはテレビカメラFを一体に備えるものであっても良
い。
に、3系統の制御線l3の入出力端子18,19と、テレビカ
メラFからの同軸ケーブルを接続する入力端子20と、ド
アホンDの通話線l4を接続する入力端子21と、電源入力
端子22とを設けてある。なお、このように3系統の制御
線l3を接続する場合、変調器4の出力をバッファアンプ
23を介して出力するようにすれば良い。また、ドアホン
DはテレビカメラFを一体に備えるものであっても良
い。
[発明の効果] 本発明は上述のように、テレビカメラの映像信号を制
御線に重畳可能な信号に変調する変調器を電話交換機に
設けてあるので、来客監視用のテレビカメラを備えたド
アホンから制御線を介して映像信号を搬送することがで
き、このためテレビカメラを備えるドアホンも電話交換
システムに用いることができる。さらに、制御線を介し
て映像信号を伝送するため、テレビカメラ用の同軸ケー
ブルの配線を行う必要がなく、既存の電話交換システム
に上記機能を追加する場合に配線が露呈することがない
利点がある。
御線に重畳可能な信号に変調する変調器を電話交換機に
設けてあるので、来客監視用のテレビカメラを備えたド
アホンから制御線を介して映像信号を搬送することがで
き、このためテレビカメラを備えるドアホンも電話交換
システムに用いることができる。さらに、制御線を介し
て映像信号を伝送するため、テレビカメラ用の同軸ケー
ブルの配線を行う必要がなく、既存の電話交換システム
に上記機能を追加する場合に配線が露呈することがない
利点がある。
第1図は本発明の一実施例の電話交換システムの構成
図、第2図は同上の電話コンセントの回路構成を示すブ
ロック図、第3図は同上の要部の接続方法の説明図、第
4図は同上の外観を示す正面図、第5図は変調器を設け
た場合の外観を示す正面図、第6図は追加回路を備える
アダプタの外観を示す正面図、第7図は別のアダプタの
外観を示す正面図、第8図はテレビ受像装置を備える電
話コンセントの正面図、第9図は同上の回路構成を示す
ブロック図、第10図はハンドフリー通話装置を備える電
話コンセントの正面図、第11図は同上の回路構成を示す
ブロック図、第12図は変調器を電話交換機とは別に設け
た場合の回路構成を示すブロック図、第13図は同上のア
ダプタの設置方法の説明図、第14図(a),(b)は同
上のアダプタの正面図及び背面図、第15図は同上を3系
統の制御線に接続する場合の回路図、第16図は一般的な
電話交換システムの構成図である。 Aは電話交換機、B,B′は電話コンセント、C,C′は電話
機、Dはドアホン、Eは電話局、Fはテレビカメラ、G,
Hはアダプタ、1,7は変調器、4は復調器、5,8は出力端
子、10はCRT、 11は映像回路、12はマイク、13はスピーカ、14はハンド
フリー通話回路、l1は外線、l2は内線、l3は制御線、l4
は通話線である。
図、第2図は同上の電話コンセントの回路構成を示すブ
ロック図、第3図は同上の要部の接続方法の説明図、第
4図は同上の外観を示す正面図、第5図は変調器を設け
た場合の外観を示す正面図、第6図は追加回路を備える
アダプタの外観を示す正面図、第7図は別のアダプタの
外観を示す正面図、第8図はテレビ受像装置を備える電
話コンセントの正面図、第9図は同上の回路構成を示す
ブロック図、第10図はハンドフリー通話装置を備える電
話コンセントの正面図、第11図は同上の回路構成を示す
ブロック図、第12図は変調器を電話交換機とは別に設け
た場合の回路構成を示すブロック図、第13図は同上のア
ダプタの設置方法の説明図、第14図(a),(b)は同
上のアダプタの正面図及び背面図、第15図は同上を3系
統の制御線に接続する場合の回路図、第16図は一般的な
電話交換システムの構成図である。 Aは電話交換機、B,B′は電話コンセント、C,C′は電話
機、Dはドアホン、Eは電話局、Fはテレビカメラ、G,
Hはアダプタ、1,7は変調器、4は復調器、5,8は出力端
子、10はCRT、 11は映像回路、12はマイク、13はスピーカ、14はハンド
フリー通話回路、l1は外線、l2は内線、l3は制御線、l4
は通話線である。
Claims (6)
- 【請求項1】外線で電話局に接続された電話交換機と、
夫々一対の信号線からなる内線及び制御線で電話交換機
に接続され電話機が着脱自在に装着される電話コンセン
トと、電話交換機に通話線で接続されたドアホンとを備
え、上記電話交換機で外線と内線、内線同士、あるいは
内線と通話線の間の通話路を切換形成して、外線通話、
内線通話及びドアホン通話を可能とすると共に、電話交
換機から制御線を介して電話コンセントに報知及び表示
用の信号を送り、電話コンセントで報知及び表示動作を
行わせる電話交換システムにおいて、テレビカメラの映
像信号を上記制御線に重畳可能な信号に変調する変調器
を上記電話交換機に設け、上記制御線を介してテレビカ
メラの映像信号を搬送して成る電話交換システム。 - 【請求項2】上記変調器による変調信号を映像信号に復
調する復調器と、この映像信号を出力する出力端子とを
上記電話コンセントに設けた請求項1記載の電話交換シ
ステム。 - 【請求項3】上記復調器で復調された映像信号を一般テ
レビ受像機がアンテナで受信する信号に変調する変調器
と、一般テレビ受像機のアンテナを接続する出力端子と
を上記電話コンセントに設けた請求項2記載の電話交換
システム。 - 【請求項4】上記変調器による変調信号を映像信号に復
調する復調器と、この復調された映像信号によりテレビ
カメラで撮影した映像を映し出すテレビ受像装置とを上
記電話コンセントに設けた請求項1記載の電話交換シス
テム。 - 【請求項5】上記変調器による変調信号を映像信号に復
調する復調器と、この復調された映像信号によりテレビ
カメラで撮影した映像を映し出すテレビ受像装置と、ド
アホンとハンドフリー通話を行うハンドフリー通話装置
とを上記電話コンセントに設けた請求項1記載の電話交
換システム。 - 【請求項6】上記テレビカメラの映像信号を上記制御線
に重畳可能な信号に変調する変調器を内蔵するアダプタ
を設け、このアダプタから制御線に変調信号を重畳して
成る電話交換システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1733189A JP2698639B2 (ja) | 1989-01-26 | 1989-01-26 | 電話交換システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1733189A JP2698639B2 (ja) | 1989-01-26 | 1989-01-26 | 電話交換システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02198296A JPH02198296A (ja) | 1990-08-06 |
JP2698639B2 true JP2698639B2 (ja) | 1998-01-19 |
Family
ID=11941072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1733189A Expired - Fee Related JP2698639B2 (ja) | 1989-01-26 | 1989-01-26 | 電話交換システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2698639B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04368046A (ja) * | 1991-06-14 | 1992-12-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ホームpbx装置 |
-
1989
- 1989-01-26 JP JP1733189A patent/JP2698639B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02198296A (ja) | 1990-08-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |