JPH01204559A

JPH01204559A - 映像通信装置

Info

Publication number: JPH01204559A
Application number: JP63029224A
Authority: JP
Inventors: Hitoshi Kudo; 仁工藤; Hidehiro Yamashita; 山下　英博; Tsunehiro Hanada; 恒弘花田; Kazumi Kawano; 和美川野
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1988-02-10
Filing date: 1988-02-10
Publication date: 1989-08-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は電話回線を介して映像の送受信を行う例えばテ
レビ電話機等の映像通信装置に関するものである。　　
　。

従来の技術従来より電話回線を介して音声及び静止画像の送受信を
行う例えばテレビ電話機があるが、近年情報量の増大に
伴いこの種の装置が注目を集めるようになってきた。

以下にこの種の映像通信装置の一例である静止画テレビ
電話機について説明する。

第４図は従来の静止画テレビ電話機の斜視図、第５図は
その回路構成を示すブロック図であり、図において１は
ＣＣＤ　（電荷結合素子）や撮像管等により構成された
映像入力部、２はＣＲＴ（陰極線管）や液晶表示パネル
等により構成された映像表示部、３は映像入力部１でと
らえた映像を電話回線を介して相手側へ送出させるとき
に操作する送画ボタンである。４は電話回線、５は回線
インターフェース部、６は電話回線を到来する信号の流
れを音声側（Ａ）と映像側（Ｂ）に切り替える音声信号
・映像信号切り替えスイッチ、７は前記音声信号・映像
信号切り替えスイッチ６が音声側に接続されているとき
電話回線を介して相手側より送られてくる信号中に映像
信号があるかどうかを検知する映像信号判別部であり映
像信号があった時にはそのことを示す信号を前記音声信
号・映像信号切り替えスイッチ６へ送出する。８はスピ
ーカ等の音声出力部、９はマイク等の音声入力部、１０
は前記映像入力部１により取り込まれた映像信号を電話
回線にて送出可能な信号に変調する映像信号変調部、１
１は電話回線を介して送られてきた変調された映像信号
を復調する映像信号復調部、１２．１３はそれぞれ第１
の映像メモリ及び第２の映像メモリである。

以上のように構成された従来のテレビ電話機について以
下にその動作を説明する。

先ず初期状態では音声信号・映像信号切り替えスイッチ
６は音声側（Ａ）に接続されている。この状態で発呼或
は着呼が発生すると発呼者と被呼者とが電話回線４を介
して接続され、その後通常の音声による通信は音声出力
部８及び音声人力部９により相互に可能となる。この状
態において自分が映像を送りたい場合、まず被写体を映
像入力部１の前方に配置し送画ボタン３を押すことによ
り音声信号・映像信号切り替えスイッチ６が動作し、信
号の流れが音声側（Ａ）から映像側（Ｂ）に切り替わり
、映像入力部１によって第１の映像メモリ１２に取り込
まれた映像情報は映像信号変調部１０によって電話回線
にて送出可能な信号に変調される。その後変調された映
像信号は先頭に音声・映像切り替えの為の信号を付加さ
れて回線インターフェース部５より電話回線４を介して
相手側に送出される。そして相手側の映像通信装置の映
像信号判別部７にて前記音声・映像切り替え信号が検知
され、音声信号・映像信号切り替えスイッチ６が動作し
、信号の流れが音声側（Ａ）から映像側（Ｂ）に切り替
わり映像信号復調部１１により映像信号が復調され第２
の映像メモリ１３に蓄えられそして映像表示部２に表示
される。

映像送出終了後は自動的に音声信号・映像信号切り替え
スイッチ６は音声側（Ａ）へ復帰する。

一方、相手から映像が送られてきた場合も上記と同様の
処理が行われ、自分側の映像表示部２に受信した映像が
表示される。

発明が解決しようとする課題しかし、上述した構成の映像通信装置ではこの映像通信
装置から離れた場所にある被写体を送画じたい場合、被
写体を映像入力部の前に持ってくるか、逆に被写体が移
動困難な場合は映像通信装置自体を移動させなくてはな
らずその作業が面倒であるという課題を有していた。

また、上記した映像通信装置は電話回線に接続するため
に特別の設置工事を必要としていた。

課題を解決するための手段本発明は、上記課題を解決するため映像入力部と、前記
映像入力部から取り入れられた映像信号を記憶する映像
メモリと、映像信号変調部と、映像信号復調部と、前記
映像信号復調部からの映像信号及び前記映像入力部から
の映像信号を可視像として表示する映像表示部と、電話
回線に接続された電話端末装置の送受話器に結合する音
響結合部とから成り、前記映像信号変調部により変調さ
れた映像信号を前記音響結合部より発信し、前記電話端
末装置の送受話器より発せられた信号を前記音響結合部
にて受信し前記映像信号復調部へと伝えるよう構成した
。

作　　用本発明は上記構成により、装置本体を任意の場所に持ち
運び、必要な映像を前記映像入力部より前記映像メモリ
に取り込み、電話回線に対して接続された回線インター
フェース部と音声入出力部より成る公衆電話機等の電話
端末装置に対して前記音声入出力部すなわち送受話器を
前記音響結合部に結合させることにより、前記映像メモ
リに蓄えられた映像信号を電話回線に対して送出するこ
とか可能であり、さらに通信相手からの映像信号を受信
することも可能である。

実施例以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。

第１図及び第２図は本発明の一実施例に於ける映像通信
装置の外観図を示す斜視図である。また、第３図はその
回路構成を示すブロック図である。

なお、本実施例において上述した従来の構成と同じもの
には同一の番号を付与しその具体的な説明は省略する。

図において１４は装置本体であり、その内部にはＣＣＤ
　（電荷結合素子）にて構成された映像入力部１、液晶
パネルにて構成された映像表示部２、送画ボタン３、映
像信号判別部７、映像信号変調部１０．映像信号を復調
する映像信号復調部１１、第１の映像メモリ１２、第２
の映像メモリ１３、通常の電話端末装置１５の送受話器
１５ａを結合する音響結合部１６、映像入力部１にて捕
えた映像を第１の映像メモリ１２に記憶させる映像信号
記憶ボタン１７、映像信号判別部７にて映像信号が検知
された場合に回路を閉結する映像信号出力スイッチ１８
、送画ボタン３が押されることにより回路を閉結する映
像信号送出スイッチ１９、映像信号の調整等を行う操作
部２０を含んでいる。

そして、図示しているように映像入力部１と映像表示部
２と送画ボタン３と操作部２０は装置本体１４の一面に
全て配置され、その面と反対面には音響結合部１６が配
置されている。

次に動作について説明する。

まず、装置本体１４を任意の被写体の位置まで持ち運び
映像入力部１を被写体に向ける。映像入力部１で捕えた
映像は第１の映像メモリ１２より第２の映像メモリ１３
へ送られ映像表示部２に表示され、操作者は映像表示部
２で映像を確認しながら映像記憶ボタン１７を押して第
１の映像メモリ１２に必要な映像を記憶させる。その後
、公衆電話等の通常の電話端末装置１５の設置された場
所へ行き、前記の第１の映像メモリ１２に記憶された映
像を送信したい相手側の映像通信装置に対して電話端末
装置１５にて電話回線を閉結し、音声による通話を行う
。映像を送信する際は、電話端末装置１５の送受話器１
５ａを音響結合部１６に装着し送画ボタン３を押すこと
により映像信号送出スイッチ１９がオン状態となり、第
１の映像メモリ１２に記憶された映像信号は映像信号変
調部１０を介して電話回線４に送出され、相手側の映像
通信装置へ伝えられる。映像信号送出後、映像信号送出
スイッチ１９は自動的に切断される。

一方、相手側の映像通信装置から映像信号が送られてき
た場合、映像信号判別部７により映像信号が送られてき
たことを検知し、その旨を示す信号が映像信号出力スイ
ッチ１８に送られ、映像信号出力スイッチ１８がオン状
態となり、前記映像信号は映像信号復調部１１により復
調後、第２の映像メモリ１３に蓄えられ映像表示部２に
て表示される。

この結果、装置本体１４を持ち運んで任意の場所で被写
体を捕えることが可能となり、通常の電話端末装置１５
の設置された場所ならどこでも送画作業が行え、操作性
が格段に向上する。

さらに第１の映像メモリ１２の記憶容量を増加させ複数
の映像の記憶を可能とした場合、１カ所もしくは数カ所
で複数画面の映像を取り込み、通。

信相子に連続しであるいは所望の映像を取り出して送画
することが可能となり操作性はより一層良好となる。

また、本実施例の映像通信装置より、電話端末装置１５
より発せられる映像信号を受信・表示する部分、すなわ
ち第３図における音響結合部１６の音声入力部９．映像
信号判別部７．映像信号出力スイッヂ１８．映像信号復
調部１１．第２の映像メモリ１３．映像表示部２を除く
ことにより映像送信専用の映像通信装置を構成すること
も可能である。この場合、映像表示部２は映像入力部１
により捕えた映像のモニタ用として残しておいても良い
。

発明の効果以上のように本発明は、装置本体を任意の場所に持ち運
び、必要な映像を映像入力部よりメモリに取り込み、通
信回線に対して接続された公衆電話機等の電話端末装置
の音声入出力部すなわち受話器を音響結合部に結合させ
ることにより、前記メモリに蓄えられた映像信号を電話
回線に対して送出することか可能であり、離れた所にあ
る被写体も自由に送画でき、さらに通信相手からの映像
信号を受信することも可能であり、その操作性が極めて
良好な映像通信装置が実現できる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明の一実施例に於ける映像通信
装置の斜視図、第３図は同実施例の映像通信装置の回路
構成を示すブロック図、第４図は従来の映像通信装置の
一例であるテレビ電話機の斜視図、第５図は第４図に示
したテレビ電話機の回路構成を示すブロック図である。１・・・・・・映像入力部２・・・・・・映像表示部３・・・・・・送画ボタン４・・・・・・電話回線５・・・・・・回線インターフェース部６・・・・・・
音声信号・映像信号切り替えスイッチ７・・・・・・映
像信号判別部８・・・・・・音声出力部９・・・・・・音声入力部１０・・・・・・映像信号変調部１１・・・・・・映像信号復調部１２・・・・・・第１の映像メモリ１３・・・・・・第２の映像メモリ１４・・・・・・装置本体１５・・・・・・電話端末４Ａ置１５ａ・・・・・・送受話器１６・・・・・・音響結合部１７・・・・・・映像信号記憶ボタン１８・・・・・・映像信号出力スイッチ１９・・・・・
・映像信号送出スイッチ２０・・・・・・操作部代理人の氏名　弁理士　中尾敏男　ほか１名第１図第２図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）映像入力部と、前記映像入力部から取り込まれた
映像信号を記憶する映像メモリと、前記映像信号を電話
回線にて送出可能な信号に変調する映像信号変調部と、
電話回線に接続された電話端末装置の送話器に結合する
音響結合部とを備え、前記映像信号変調部により変調さ
れた信号を前記音響結合部より出力可能に構成したこと
を特徴とする映像通信装置。
（２）映像入力部と、前記映像入力部から取り込まれた
映像信号を記憶する映像メモリと、前記映像信号を電話
回線にて送出可能な信号に変調する映像信号変調部と、
電話回線を介して送られてきた変調済の映像信号を復調
する映像信号復調部と、前記映像信号復調部から出力さ
れた信号及び前記映像入力部からの映像信号を可視像と
して表示する映像表示部と、電話回線に接続された電話
端末装置の送話器に結合する音響結合部とを備え、前記
映像信号変調部により変調された信号を前記音響結合部
より出力可能に構成すると共に、前記電話端末装置の送
受話器より発せられた前記音響結合部にて受信した変調
済の映像信号を前記映像信号復調部へ伝えるように構成
したことを特徴とする映像通信装置。
（３）音響結合部が形成された面以外の面に映像入力部
および映像表示部が形成されてなることを特徴とする特
許請求の範囲第２項に記載の映像通信装置。