JPH03165653A - 外部モニタと接続可能な画像伝送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は外部モニタと接続可能な画像伝送装置、特に電
話回線に接続されて静止画などの送受信を行う画像伝送
装置にドアホンなどの外部モニタを接続するための構造
に関する。

［従来の技術］ 従来から、静止画伝送装置は静止テレビ電話機として多
く用いられており、この静止画伝送装置は、ビデオカメ
ラ及び画像表示器を備え、このビデオカメラで撮像され
た自画像や相手画像を送受信し、画像表示器に表示する
ことができる。

一方、訪問者を確認するめたにテレビドアホンが用いら
れているが、このテレビドアホンの代わりに映像のみを
伝送する外部モニタを上記静止画伝送装置に接続し、こ
の静止画伝送装置にて訪問者を確認することも行われて
いる。

第２図には、従来の外部モニタを接続可能な静１に画伝
送装置の概略が示されており、静止画伝送装置（１０）
には電源（１２）を何する外部モニタ（１４）が接続さ
れている。すなわち、静止画伝送装置（１０）にはその
回線端子に電話回線が接続されると共に、ビデオＩＮ端
子が設けられ、このビデオＩＮ端子に上記外部モニタ（
１４）の出力線ケーブルが接続される構成となっている
。

従って、静止画伝送装置（１０）の画像表示器には外部
モニタ（１４）で撮像された画像を映し出すことができ
、外部モニタが例えば玄関部に設けられた場合には訪問
者を確認することができる。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、従来の外部モニタと接続可能な静止画伝
送装置では、外部モニタ（１４）で得られた画像を画像
表示器に画像表示することはできたが、音声を取り込む
ことはできず、訪問者と会話を行うにはドアホン（テレ
ビなし）を用いなければならないという不便があった。

また、外部モニタ（１４）での撮像及び画像表示器への
表示は、静止画伝送装置側のスイッチにて行われるよう
になっており、訪問者が訪れた場合にはドアホンと静止
画伝送装置の両者を操作する必要があり、ｌ・ｋ作が煩
雑であるという問題があった。

発明の目的 本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その
目的は、外部モニタ側との間で音声の送受信ができ、テ
レビドアホンと同一の機能を具備することのできる外部
モニタと接続可能な画像伝送装置を提供することにある
。

［課題を解決するための手段］ 上記［１的を達成するために、本発明に係る外部モニタ
と接続可能な画像伝送装置は、電話回線に接続された網
制御部を介して音声を送受信する／％ンドセットと、画
像制御部を介して得られた画像を表示する画像表示器と
、を有する画像伝送装置において、外部モニタの起呼ス
イッチにより起動を行う制御部と、外部モニタから供給
された画像情報を復調して上記画像制御部に供給する画
像復調部と、外部モニタの音声入出力部と上記）＼ンド
セットとの間で音声信号を送受信するために音声信号を
変復調する音声変復調部と、を設けたことを特徴とする
。

［作用］ 上記構成によれば、外部モニタの起呼スイ・ノチが押さ
れることにより、画像伝送装置は起動され、外部モニタ
にて得られた画像が画像復調部を介して画像制御部に供
給されるので、例えば訪問者の画像が画像表示器に映し
出されることになる。

また、外部モニタ側の音声及び画像伝送装置側の音声は
、音声変復調部にて変復調される。すなわち、外部モニ
タ側の音声人出力部であるマイクロホンで得られた音声
信号は、例えばＦＭ変調されて画像伝送装置側で復調後
、電話回線で使用される音声信号に変換され、ハンドセ
ットから出力された音声信号はＦＭ変調され、外部モニ
タ側で復調されることになり、これによって外部モニタ
の音声人出力部とハンドセットとで会話を交わすことが
可能となる。

［実施例］ 以下、本発明の実施例について図面をお照しながら詳細
に説明する。

第１図には、実施例に係る外部モニタと接続可能な静止
画伝送装置（簡易静止画伝送装置）の構成ブロックが示
されており、まず電話回線に接続されている静止画伝送
回路（１６）の内部構成から説明する。

第２図には、静止画伝送回路の詳細な１１４成が示され
ており、電話四線端子（１６ａ）は網制御部（１８）に
接続され、この網制御部（１８）により電話機能動作と
静ＩＬ画表示機能動作との切換えが行われる。すなわち
、網制御部（１８）には電話機能部（２０）及びハンド
セット（２２）が接続されており、この電話機能部（２
０）の処理により通常の電話での会話ができるようにな
っている。

また、上記網制御部（１８）には、画像変復調部（２４
）が接続されており、この画像変復調部（２４）は後述
の画像制御部（３０）から送られてくる画素情報を、音
声帯域の信号に変調する機能及び網制御部（１８）から
人力される音声帯域の信号を制御情報や画素情報などの
デジタルデータに復調する機能を白゛する。

そして、この画像変復調部（２４）には、Ａ／Ｄ変換器
（２６）　、Ｄ／Ａ変換器（２８）を介して画像制御部
（３０）が設けられ、この画像制御部（３０）にはダイ
ナミックＲＡＭ等の半導体メモリで構成されるビデオＲ
ＡＭ　（３２）が接続されており、画像表示処理はデジ
タルデータに変換して行われ、画像情報はビデオＲＡＭ
　（３２）に−旦記憶されることになる。

更に、静止画伝送回路（１６）には全体の制御を行うＣ
ＰＵ　［中央処理部］　　（３４）が設けられており、
このＣＰＵ　（３４）はワンチップマイクロコンピュー
タ等で構成され、各構成部の制御、通信プロトコルの制
御、各操作ボタンの入力検出や処理等を行っている。

上記画像制御部（３０）には、Ｄ／Ａ変換器（３６）を
介して画像表示器（３８）が接続されると共に、Ａ／Ｄ
変換器（３６）を介してビデオＩＮ端子（１６ｂ）が設
けられている。従って、上記ＣＰＵ　（３４）の制御に
より上記画像制御部（３０）は、上記ビデオＩＮ端子（
１６ｂ）から人力された画像情報をデジタルデータの形
で処理してビデオＲＡＭ　（３２）に書き込み、一方ビ
デオＲＡＭ　（３２）内の画像情報を読み出して画像表
示器（３８）に画像表示することができる。

一方、第４図に示されるように、本発明の静止画伝送装
置には、例えばテレビドアホンとして用いられる外部モ
ニタ（１４）が接続できるようになっており、この外部
モニタ（１４）は、訪問者などを撮１象するカメラ（１
４ａ）、マイク及びスピーカからなる音声入出力部（１
４ｂ）及び起呼スイッチ（１４ｃ）及び音声信号の変復
調部（１４ｄ）から構成され、この外部モニタ（１４）
には電源（１２）が接続されている。

そして、実施例では上記構成に加えて、外部モニタ（１
４）の音声入出力部（１４ｂ）と静止画伝送回路（１６
）のハンドセット（２２）との間で音声信号を送受信す
るために、音声変復調部（４２）が設けられている。こ
の音声変復調部（４２）は、音声入出力部（１４ｂ）の
マイクで得られた音声信号から音声変復調部（１４ｄ）
でＦＭ変調された信号を復調し、電話回線から入力され
る音声信号と同様の音声信号に変換する。すなわち、外
部モニタ（１４）とは２線接続されており、この２線信
号を一旦、往復信号構成の４線信号に変換し、その後に
４線信号を電話凹線用の２線信号に変換する。なお、２
線−４線、４線−２線は周知のインピーダンスブリッジ
回路より構成することができる。

また、外部モニタ（１４）から供給された画像情報を復
調して上記画像制御部（３０）に供給する画像復調部（
４４）と、外部モニタ（１４）の起呼スイッチ（１４ｃ
）により起動を行う制御部（４６）が設けられており、
この起呼スイッチ（１４ｃ）の起動信号には電源電流が
重畳されており、制御部（４６）により静止画伝送回路
（１６）の電源が入力される。

上記音声変調回路（４２）は、切換えスイッチ（４８）
を介して静止画伝送回路（１６）の回線端子（１６ａ）
に接続され、この切換えスイッチ（４８）により電話回
線と外部モニタ（１４）との間の音声切換えが行われて
おり、画像復調部（４４）はビデオＩＮ端子（１６ｂ）
に接続される。なお、操作部にはモニタスイッチ（５０
）が設けられ、静止画伝送装置側からも外部モニタ（１
４）の起動が行えるようになっている。

実施例は以上の１７．７成からなり、以下にその作用を
説明する。

まず、訪問者が外部モニタ（１４）の起呼スイッチ（１
４ｃ）を押すと、電源電流が１ｌｆＷされた起動信号が
制御部（４６）に供給されて装置の起動が行われ、切換
えスイッチ（４８）が電話回線側から音声変復調部（４
２）側へ切り換えられる。

そうすると、カメラ（１４ａ）で撮像された画像は画像
復調部（４４）を介して静止画伝送回路（１６）中の画
像制御部（３０）に供給されるので、画像情報４よビデ
オＲＡＭ（３２）に−旦記憶された後に画１象表示器（
３８）に画像表示される。

一方、外部モニタ（１４）での音声入出力部（１４ｂ）
のマイクで得られた音声信号は金白変復調部（１４ｄ）
でＦＭ変調され、静止画伝送回路（１６）中の音声変復
調部（４２）で復調され、回線端子（１６ａ）を介して
網制御部（１８）に供給されており、上記マイクからの
音声信号はｔ活機能部（２０）で処理され、ハンドセッ
ト（２２）から訪問者の音声が出力される。また、ハン
ドセット（２２）から伝送される音声信号は上記の場合
と逆の経路を経て外部モニタ（１４）の音声入出力部（
１４ｂ）に供給され、スピーカから訪問者へ音声が出力
されることになる。

また、モニタスイッチ（５０）によっても外部モニタ（
１４）の起動ができ、画像伝送装置側から外部のモニタ
を行うことができる。

このようにして、外部モニタ（１４）との間で画像及び
音声の送受信ができることになるが、外部モニタ（１４
）がテレビドアホンの子機である場合には、画像伝送装
置が親機の機能を果たすことになる。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば、外部モニタの起
呼スイッチにより起動を行う制御部と、外部モニタから
供給された画像情報を復調する画像復調部と、外部モニ
タの音声人出力部とハンドセットとの間で音声信号を送
受信するための音声変復調部を設けたので、外部モニタ
で得られた画像を画像伝送装置に画像表示できるだけで
なく、音声の送受信が可能となる。

また、外部モニタとして市販されているテレビドアホン
の子機を用いることにより、画像伝送装置にテレビドア
ホンの機能を付加することができることになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例に係る画像伝送装置の（ＩＸ１
成を示すブロック図、第２図は第１図の静止画伝送回路
の構成を示すブロック図、第３図は従来における静止画
伝送装置に外部モニタを接続した状態を示す図である。 図において、（１２）は電源、（１４）は外部モニタ、
（１４ａ）はカメラ、（１４ｂ）は音声人出力部、（１
４ｃ）は起呼スイッチ、（１４ｄ）は音声変復、刺部、
（１６）は静止画伝送回路、（１８）は網制御部、（２
２）はハンドセット、（３０）は画像制御部、（３２）
はビデオＲＡＭ、（３４）はＣＰＵ、（３８）は画像表
示器、（４２）は音声変復調部、（４４）は画像復調部
、（４６） （５０） なお、 は制御部、（４８）は切換えスイッチ、はモニタスイッ
チである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電話回線に接続された網制御部を介して音声を送受信す
   るハンドセットと、画像制御部を介して得られた画像を
   表示する画像表示器と、を有する画像伝送装置において
   、外部モニタの起呼スイッチにより起動を行う制御部と
   、外部モニタから供給された画像情報を復調して上記画
   像制御部に供給する画像復調部と、外部モニタの音声入
   出力部と上記ハンドセットとの間で音声信号を送受信す
   るために音声信号を変復調する音声変復調部と、を設け
   たことを特徴とする外部モニタと接続可能な画像伝送装
   置。