JP2689461B2 - 電話端末装置 - Google Patents
電話端末装置Info
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- JP2689461B2 JP2689461B2 JP63034225A JP3422588A JP2689461B2 JP 2689461 B2 JP2689461 B2 JP 2689461B2 JP 63034225 A JP63034225 A JP 63034225A JP 3422588 A JP3422588 A JP 3422588A JP 2689461 B2 JP2689461 B2 JP 2689461B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電話回線を通じて映像及び音声の送受信を行
う、例えばテレビ電話機等の電話端末装置に関するもの
である。
う、例えばテレビ電話機等の電話端末装置に関するもの
である。
従来の技術 従来より、電話回線を通じて音声及び映像の送受信を
行う、例えばテレビ電話機があるが、近年情報量の増大
に伴い、この種の装置が注目を集めるようになってき
た。
行う、例えばテレビ電話機があるが、近年情報量の増大
に伴い、この種の装置が注目を集めるようになってき
た。
以下に従来の電話端末装置の一例であるテレビ電話機
について説明する。
について説明する。
従来のテレビ電話機の構成は、例えば第3図のように
なっていた。
なっていた。
図に於て1はCCD(電荷結合素子)や撮像管等により
構成された映像入力部、2はCRT(陰極線管)や液晶表
示パネル等により構成された映像表示部、3は装置本
体、4は映像入力部1でとらえた映像を電話回線を介し
て相手側へ送出させる時に操作する送画ボタンである。
又、第4図はその回路構成を示すブロック図であり、図
に於て5は電話回線、6は回線インターフェース部、7
は電話回線を到来する信号の流れを音声側(A)と映像
側(B)に切り替える音声信号・映像信号切り替えスイ
ッチ、8は前記音声信号・映像信号切り替えスイッチ7
が音声側(A)に接続されている時、電話回線5を介し
て相手側より送られてくる信号中に映像信号があるかど
うかを検知する映像信号判別部であり映像信号があった
時にはそのことを示す信号を前記音声信号・映像信号切
り替えスイッチ7へ送出する。9はスピーカ等の音声出
力部、10はマイク等の音声入力部、11は前記映像入力部
1により取り込まれた映像信号を電話回線にて送出可能
な信号に変調する映像信号変調部、12は電話回線を通じ
て送られてきた変調された映像信号を復調する映像信号
復調部、13、14はそれぞれ第1の映像メモリ、第2の映
像メモリである。
構成された映像入力部、2はCRT(陰極線管)や液晶表
示パネル等により構成された映像表示部、3は装置本
体、4は映像入力部1でとらえた映像を電話回線を介し
て相手側へ送出させる時に操作する送画ボタンである。
又、第4図はその回路構成を示すブロック図であり、図
に於て5は電話回線、6は回線インターフェース部、7
は電話回線を到来する信号の流れを音声側(A)と映像
側(B)に切り替える音声信号・映像信号切り替えスイ
ッチ、8は前記音声信号・映像信号切り替えスイッチ7
が音声側(A)に接続されている時、電話回線5を介し
て相手側より送られてくる信号中に映像信号があるかど
うかを検知する映像信号判別部であり映像信号があった
時にはそのことを示す信号を前記音声信号・映像信号切
り替えスイッチ7へ送出する。9はスピーカ等の音声出
力部、10はマイク等の音声入力部、11は前記映像入力部
1により取り込まれた映像信号を電話回線にて送出可能
な信号に変調する映像信号変調部、12は電話回線を通じ
て送られてきた変調された映像信号を復調する映像信号
復調部、13、14はそれぞれ第1の映像メモリ、第2の映
像メモリである。
以上のように構成された従来のテレビ電話機について
以下にその動作を説明する。尚、以後の説明に於ては電
話回線5を介して第4図に示した構成のテレビ電話機が
複数接続されているものとする。
以下にその動作を説明する。尚、以後の説明に於ては電
話回線5を介して第4図に示した構成のテレビ電話機が
複数接続されているものとする。
先ず初期状態では音声信号・映像信号切り替えスイッ
チ7は音声側(A)に接続されている。この状態で発呼
或は着呼が発生すると発呼者と被呼者とが電話回線を介
して接続され、その後通常の音声による通信は音声出力
部9及び音声入力部10により相互に行なわれる。
チ7は音声側(A)に接続されている。この状態で発呼
或は着呼が発生すると発呼者と被呼者とが電話回線を介
して接続され、その後通常の音声による通信は音声出力
部9及び音声入力部10により相互に行なわれる。
又、自分により相手に対して映像を送信したい場合、
送画ボタン4を押すことにより音声信号・映像信号切り
替えスイッチ7が動作し、信号の流れが音声側(A)か
ら映像側(B)に切り替わり、映像入力部1によって第
1の映像メモリ13に取り込まれた映像情報は映像信号変
調部11によって電話回線にて送信可能な信号に変調され
る。その後変調された映像信号は先頭に音声・映像切り
替えの為の信号を付加されて回線インターフェース部6
より電話回線5を介して相手側に送信される。そして相
手側の電話端末装置の映像信号判別部8にて前記音声・
映像切り替え信号が検知され、音声信号・映像信号切り
替えスイッチ7が動作し、信号の流れが音声側(A)か
ら映像側(B)に切り替わり映像信号復調部12により映
像信号が復調され第2の映像メモリ14に貯えられそして
映像表示部2に表示される。
送画ボタン4を押すことにより音声信号・映像信号切り
替えスイッチ7が動作し、信号の流れが音声側(A)か
ら映像側(B)に切り替わり、映像入力部1によって第
1の映像メモリ13に取り込まれた映像情報は映像信号変
調部11によって電話回線にて送信可能な信号に変調され
る。その後変調された映像信号は先頭に音声・映像切り
替えの為の信号を付加されて回線インターフェース部6
より電話回線5を介して相手側に送信される。そして相
手側の電話端末装置の映像信号判別部8にて前記音声・
映像切り替え信号が検知され、音声信号・映像信号切り
替えスイッチ7が動作し、信号の流れが音声側(A)か
ら映像側(B)に切り替わり映像信号復調部12により映
像信号が復調され第2の映像メモリ14に貯えられそして
映像表示部2に表示される。
映像送信終了後は自動的に音声信号・映像信号切り替
えスイッチ7は音声側(A)へ復帰する。一方、相手が
映像を送信した場合も上記と同様の処理が行われ、自分
側の映像表示部2に受信した映像が表示される。
えスイッチ7は音声側(A)へ復帰する。一方、相手が
映像を送信した場合も上記と同様の処理が行われ、自分
側の映像表示部2に受信した映像が表示される。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記の様な構成のものでは操作者がそ
の装置のそばにいなければ、その装置を動作させること
ができず、その他の有効な用途の開発が要望されてい
る。
の装置のそばにいなければ、その装置を動作させること
ができず、その他の有効な用途の開発が要望されてい
る。
本発明は、発呼側に何等の機能選択操作を要求するこ
となく、通常の音声電話として、また、いわゆるテレビ
電話として、さらに、遠隔映像モニタとして機能する電
話端末装置を提供することを目的とする。
となく、通常の音声電話として、また、いわゆるテレビ
電話として、さらに、遠隔映像モニタとして機能する電
話端末装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 この要望に鑑みて本発明はなされたものであり、本発
明の電話端末装置は、(1)音声入力部と音声出力部と
を有する音声通信部と、回線に到来する呼び出し信号を
検出する着信検出部と、着信検出部が呼び出し信号を検
出すると応答情報を回線に送出する応答情報送出手段と
を有する電話端末装置であって、 映像入力部と映像表示部と映像入力部から出力された
映像信号を回線へ送出可能な変調済の映像信号に変換す
る変調部と回線を到来した変調済の映像信号を映像出力
部にて出力可能な信号に復調する復調部とを有する映像
通信部と、 回線に音声通信部と映像通信部とを択一的に接続する
音声映像切換手段と、発呼側から回線を介して到来する
信号中に遠隔制御信号があるかどうかを検知する遠隔制
御信号検知部と、着信検出部にて着信を検出した後遠隔
制御信号検知部にて遠隔制御信号を検知すると音声映像
切換手段を映像通信部に切り換えると共に、映像入力部
から出力された映像信号を変調部により変調済の映像信
号に変換して回線に送出するように制御する遠隔制御部
とを有することを特徴とするものである。また、(2)
音声入力部と音声出力部とを有する音声通信部と、映像
入力部と映像表示部と映像入力部から出力された映像信
号を回線へ送出可能な変調済の映像信号に変換する変調
部と回線を到来した変調済の映像信号を映像出力部にて
出力可能な信号に復調する復調部とを有する映像通信部
と、回線に音声通信部と映像通信部とを択一的に接続す
る音声映像切換手段と、回線に到来する呼び出し信号を
検出する着信検出部と、発呼側から回線を介して到来す
る信号中に遠隔制御信号があるかどうかを検知する遠隔
制御信号検知部と、着信検出部にて着信を検出した後遠
隔制御信号検知部にて遠隔制御信号を検知すると音声映
像切換手段を映像通信部に切り換えると共に、映像入力
部から出力された映像信号を変調部により変調済の映像
信号に変換して回線に送出するように制御する遠隔制御
部とを有することを特徴とするものである。
明の電話端末装置は、(1)音声入力部と音声出力部と
を有する音声通信部と、回線に到来する呼び出し信号を
検出する着信検出部と、着信検出部が呼び出し信号を検
出すると応答情報を回線に送出する応答情報送出手段と
を有する電話端末装置であって、 映像入力部と映像表示部と映像入力部から出力された
映像信号を回線へ送出可能な変調済の映像信号に変換す
る変調部と回線を到来した変調済の映像信号を映像出力
部にて出力可能な信号に復調する復調部とを有する映像
通信部と、 回線に音声通信部と映像通信部とを択一的に接続する
音声映像切換手段と、発呼側から回線を介して到来する
信号中に遠隔制御信号があるかどうかを検知する遠隔制
御信号検知部と、着信検出部にて着信を検出した後遠隔
制御信号検知部にて遠隔制御信号を検知すると音声映像
切換手段を映像通信部に切り換えると共に、映像入力部
から出力された映像信号を変調部により変調済の映像信
号に変換して回線に送出するように制御する遠隔制御部
とを有することを特徴とするものである。また、(2)
音声入力部と音声出力部とを有する音声通信部と、映像
入力部と映像表示部と映像入力部から出力された映像信
号を回線へ送出可能な変調済の映像信号に変換する変調
部と回線を到来した変調済の映像信号を映像出力部にて
出力可能な信号に復調する復調部とを有する映像通信部
と、回線に音声通信部と映像通信部とを択一的に接続す
る音声映像切換手段と、回線に到来する呼び出し信号を
検出する着信検出部と、発呼側から回線を介して到来す
る信号中に遠隔制御信号があるかどうかを検知する遠隔
制御信号検知部と、着信検出部にて着信を検出した後遠
隔制御信号検知部にて遠隔制御信号を検知すると音声映
像切換手段を映像通信部に切り換えると共に、映像入力
部から出力された映像信号を変調部により変調済の映像
信号に変換して回線に送出するように制御する遠隔制御
部とを有することを特徴とするものである。
作用 この構成により、操作者は回線を介して遠隔制御信号
を送出し映像入力部にてとらえられている映像を見るこ
とが可能となり、例えばルームモニターとして使用する
ことができる。
を送出し映像入力部にてとらえられている映像を見るこ
とが可能となり、例えばルームモニターとして使用する
ことができる。
実施例 以下本発明の一実施例について、テレビ電話機を例に
とり、図面を参照しながら説明する。なお、本実施例に
おいて従来例で述べたテレビ電話機と同じ構成のものに
は同一番号を付与し、その詳細な説明は省略する。
とり、図面を参照しながら説明する。なお、本実施例に
おいて従来例で述べたテレビ電話機と同じ構成のものに
は同一番号を付与し、その詳細な説明は省略する。
第1図は本発明の一実施例に於けるテレビ電話機の外
観斜視図であり、図に於て101はCCDカメラを内蔵した映
像入力部、102はCRTを備えた映像出力部、103は装置本
体、104は映像を送出する際に操作する送画ボタンであ
る。そして、前記映像入力部101および映像出力部102は
装置本体103上に回転台22の作用により回転自在に支持
されている。第2図は同実施例に於けるテレビ電話機の
回路構成を示すブロック図である。第2図に於て15は手
動操作によりモニタ機能部に電源を供給し、このモニタ
機能部(着信検出部16から遠隔制御部19に至る点線で囲
んだ構成要素を総称する、以下同様)を動作状態にする
為のモニタ機能スイッチである。16は電話回線5より到
来する呼び出し信号を検出する着信検出部、17は音声合
成IC及び音声蓄積用メモリICよりなる応答メッセージ送
出部、18は電話回線より到来する遠隔制御信号(本実施
例ではDTME(Dual Tone Multi Frequency)信号を使用
している)を検知する遠隔制御信号検知部であり、この
遠隔制御信号検知部はDTMF信号を検知し、検知したDTMF
信号に対応するデータを出力するDTMF検知部18aと予め
遠隔制御信号に対応するデータが記憶されている遠隔制
御信号記憶部18bと前記DTMF検知部18aで検知されそして
出力されたデータと前記遠隔制御信号記憶部18bから呼
び出されたデータとを比較し両者が一致した時に一致信
号を出力するデータ比較部18cとより構成されている。
また、19は前記データ比較部18cより一致信号が出力さ
れた場合に音声信号・映像信号切替えスイッチ7を映像
側(B)に切り換える遠隔制御部である。
観斜視図であり、図に於て101はCCDカメラを内蔵した映
像入力部、102はCRTを備えた映像出力部、103は装置本
体、104は映像を送出する際に操作する送画ボタンであ
る。そして、前記映像入力部101および映像出力部102は
装置本体103上に回転台22の作用により回転自在に支持
されている。第2図は同実施例に於けるテレビ電話機の
回路構成を示すブロック図である。第2図に於て15は手
動操作によりモニタ機能部に電源を供給し、このモニタ
機能部(着信検出部16から遠隔制御部19に至る点線で囲
んだ構成要素を総称する、以下同様)を動作状態にする
為のモニタ機能スイッチである。16は電話回線5より到
来する呼び出し信号を検出する着信検出部、17は音声合
成IC及び音声蓄積用メモリICよりなる応答メッセージ送
出部、18は電話回線より到来する遠隔制御信号(本実施
例ではDTME(Dual Tone Multi Frequency)信号を使用
している)を検知する遠隔制御信号検知部であり、この
遠隔制御信号検知部はDTMF信号を検知し、検知したDTMF
信号に対応するデータを出力するDTMF検知部18aと予め
遠隔制御信号に対応するデータが記憶されている遠隔制
御信号記憶部18bと前記DTMF検知部18aで検知されそして
出力されたデータと前記遠隔制御信号記憶部18bから呼
び出されたデータとを比較し両者が一致した時に一致信
号を出力するデータ比較部18cとより構成されている。
また、19は前記データ比較部18cより一致信号が出力さ
れた場合に音声信号・映像信号切替えスイッチ7を映像
側(B)に切り換える遠隔制御部である。
また、図において破線20で囲った部分は音声通信部
を、21で囲った部分は映像通信部を示している。
を、21で囲った部分は映像通信部を示している。
以上の様に構成された電話端末装置について、以下そ
の動作について説明する。
の動作について説明する。
在宅時はモニタ機能スイッチ15をオフに設定すること
により、通常の音声電話として動作する。また、モニタ
機能スイッチをオンに設定すれば、音声及び画像の送受
信が可能ないわゆるテレビ電話として機能する。以上の
二つの機能については従来の技術に既に説明した通りで
ある。
により、通常の音声電話として動作する。また、モニタ
機能スイッチをオンに設定すれば、音声及び画像の送受
信が可能ないわゆるテレビ電話として機能する。以上の
二つの機能については従来の技術に既に説明した通りで
ある。
次に外出する際について説明する。この場合は前記回
転台22と共に映像入力部101を希望の方向へ向け自分が
モニターしたいもの(例えば、家に寝かせてきた子供)
がその映像入力部101にとらえられる様にし、そしてモ
ニタ機能スイッチ15をオンに設定する(或はモニタ機能
スイッチ15をオンに設定した後に映像入力部によるフレ
ーミングを実行する)。そして出先より本テレビ電話機
に対して発呼する(ただし、この出先にもテレビ電話機
が設置されているものとする)。
転台22と共に映像入力部101を希望の方向へ向け自分が
モニターしたいもの(例えば、家に寝かせてきた子供)
がその映像入力部101にとらえられる様にし、そしてモ
ニタ機能スイッチ15をオンに設定する(或はモニタ機能
スイッチ15をオンに設定した後に映像入力部によるフレ
ーミングを実行する)。そして出先より本テレビ電話機
に対して発呼する(ただし、この出先にもテレビ電話機
が設置されているものとする)。
すると電話回線5より呼出信号が到来しその呼出信号
は着信検出部16により検出され、自動的に電話回線が閉
結され、その後、応答メッセージ送出部17が駆動され予
め音声蓄積用メモリICに記憶しておいた応答メッセージ
(例えば「はい**です。只今留守にしております。御
用のある方は午後5時以降に再度電話を御願います。」
というようなメッセージ)が電話回線5に対して送出さ
れる。そして、操作者はそのメッセージを聞いて自分の
テレビ電話機が接続されたことを認識し、電話機のダイ
ヤルボタンや別途用意したリモコン装置を操作すること
により所定のDTMF信号を電話回線に送出する。すると、
テレビ電話機は送られてきたDTMF信号をDTMF検知部18a
により検知し、データ比較部18cでは遠隔制御信号記憶
部18bに記憶されているデータと前記DTMF検知部18aで検
知されたデータを比較する。そして両者が一致していれ
ば一致信号を遠隔制御部19に対して出力する。一方、遠
隔制御部19は前記一致信号を検知すると音声信号・映像
信号切替えスイッチ7を制御し、その接点を音声側
(A)より映像側(B)に切り替える。そして映像信号
変調部11を制御して、映像入力部101から取り込まれそ
して第1の映像メモリ13に格納された映像信号を電話回
線5へ送出させる。そして、発呼側のテレビ電話機に
は、このようにして送られてきた映像(例えば家に寝か
せてきた子供の様子)が表示装置に表示されるのであ
る。
は着信検出部16により検出され、自動的に電話回線が閉
結され、その後、応答メッセージ送出部17が駆動され予
め音声蓄積用メモリICに記憶しておいた応答メッセージ
(例えば「はい**です。只今留守にしております。御
用のある方は午後5時以降に再度電話を御願います。」
というようなメッセージ)が電話回線5に対して送出さ
れる。そして、操作者はそのメッセージを聞いて自分の
テレビ電話機が接続されたことを認識し、電話機のダイ
ヤルボタンや別途用意したリモコン装置を操作すること
により所定のDTMF信号を電話回線に送出する。すると、
テレビ電話機は送られてきたDTMF信号をDTMF検知部18a
により検知し、データ比較部18cでは遠隔制御信号記憶
部18bに記憶されているデータと前記DTMF検知部18aで検
知されたデータを比較する。そして両者が一致していれ
ば一致信号を遠隔制御部19に対して出力する。一方、遠
隔制御部19は前記一致信号を検知すると音声信号・映像
信号切替えスイッチ7を制御し、その接点を音声側
(A)より映像側(B)に切り替える。そして映像信号
変調部11を制御して、映像入力部101から取り込まれそ
して第1の映像メモリ13に格納された映像信号を電話回
線5へ送出させる。そして、発呼側のテレビ電話機に
は、このようにして送られてきた映像(例えば家に寝か
せてきた子供の様子)が表示装置に表示されるのであ
る。
なお、本実施例に於ては、映像のモニタのみについて
説明したが、音声によるモニタも合わせて行ってもよい
ことは言うまでもない。また、音声モニタ、映像モニタ
のそれぞれを指示するリモコン信号を使用することによ
り、音声モニタ、映像モニタを選択できるように構成す
ることも考えられる。
説明したが、音声によるモニタも合わせて行ってもよい
ことは言うまでもない。また、音声モニタ、映像モニタ
のそれぞれを指示するリモコン信号を使用することによ
り、音声モニタ、映像モニタを選択できるように構成す
ることも考えられる。
また、電送される映像が静止画像のものについてのみ
説明したが、音声・動画像の同時電送可能なテレビ電話
機に関しても同ようにモニタ機能を持たせることが可能
である。
説明したが、音声・動画像の同時電送可能なテレビ電話
機に関しても同ようにモニタ機能を持たせることが可能
である。
発明の効果 以上のように本発明の電話端末装置は、音声入力部と
音声出力部とを有する音声通信部と、映像入力部と映像
表示部と映像入力部から出力された映像信号を回線へ送
出可能な変調済の映像信号に変換する変調部と回線を到
来した変調済の映像信号を映像出力部にて出力可能な信
号に復調する復調部とを有する映像通信部と、回線に音
声通信部と映像通信部とを択一的に接続する音声映像切
換手段と、回線に到来する呼び出し信号を検出する着信
検出部と、発呼側から回線を介して到来する信号中に遠
隔制御信号があるかどうかを検知する遠隔制御信号検知
部と、着信検出部にて着信を検出した後遠隔制御信号検
知部にて遠隔制御信号を検知すると音声映像切換手段を
映像通信部に切り換えると共に、映像入力部から出力さ
れた映像信号を変調部により変調済の映像信号に変換し
て回線に送出するように制御する遠隔制御部とを有する
構成としたものである。
音声出力部とを有する音声通信部と、映像入力部と映像
表示部と映像入力部から出力された映像信号を回線へ送
出可能な変調済の映像信号に変換する変調部と回線を到
来した変調済の映像信号を映像出力部にて出力可能な信
号に復調する復調部とを有する映像通信部と、回線に音
声通信部と映像通信部とを択一的に接続する音声映像切
換手段と、回線に到来する呼び出し信号を検出する着信
検出部と、発呼側から回線を介して到来する信号中に遠
隔制御信号があるかどうかを検知する遠隔制御信号検知
部と、着信検出部にて着信を検出した後遠隔制御信号検
知部にて遠隔制御信号を検知すると音声映像切換手段を
映像通信部に切り換えると共に、映像入力部から出力さ
れた映像信号を変調部により変調済の映像信号に変換し
て回線に送出するように制御する遠隔制御部とを有する
構成としたものである。
こうして、本発明によれば、発呼側に何等の機能選択
操作を要求することなく、通常の音声電話として、ま
た、いわゆるテレビ電話として、さらに、遠隔映像モニ
タとして機能する電話端末装置を提供することができ
る。その結果、映像入力部周辺の様子をモニタすること
ができ、その実用的効果には大なるものがある。
操作を要求することなく、通常の音声電話として、ま
た、いわゆるテレビ電話として、さらに、遠隔映像モニ
タとして機能する電話端末装置を提供することができ
る。その結果、映像入力部周辺の様子をモニタすること
ができ、その実用的効果には大なるものがある。
第1図は本発明の一実施例に於ける電話端末装置である
テレビ電話機の斜視図、第2図はその回路構成を示すブ
ロック図、第3図は従来の電話端末装置であるテレビ電
話機の斜視図、第4図はその回路構成を示すブロック図
である。 101……映像入力部 102……映像表示部 103……装置本体 104……送画ボタン 5……電話回線 6……回線インターフェース部 7……音声信号・映像信号切り替えスイッチ 8……映像信号判別部 9……音声出力部 10……音声入力部 11……映像信号変調部 12……映像信号復調部 13……第1の映像メモリ 14……第2の映像メモリ 15……モニタ機能スイッチ 16……着信検出部 17……応答メッセージ送出部 18……リモコン信号判別部 19……遠隔制御部 20……音声通信部 21……映像通信部 22……回転台
テレビ電話機の斜視図、第2図はその回路構成を示すブ
ロック図、第3図は従来の電話端末装置であるテレビ電
話機の斜視図、第4図はその回路構成を示すブロック図
である。 101……映像入力部 102……映像表示部 103……装置本体 104……送画ボタン 5……電話回線 6……回線インターフェース部 7……音声信号・映像信号切り替えスイッチ 8……映像信号判別部 9……音声出力部 10……音声入力部 11……映像信号変調部 12……映像信号復調部 13……第1の映像メモリ 14……第2の映像メモリ 15……モニタ機能スイッチ 16……着信検出部 17……応答メッセージ送出部 18……リモコン信号判別部 19……遠隔制御部 20……音声通信部 21……映像通信部 22……回転台
Claims (2)
- 【請求項1】音声入力部と音声出力部とを有する音声通
信部と、回線に到来する呼び出し信号を検出する着信検
出部と、前記着信検出部が前記呼び出し信号を検出する
と応答情報を前記回線に送出する応答情報送出手段とを
有する電話端末装置であって、 映像入力部と映像表示部と前記映像入力部から出力され
た映像信号を回線へ送出可能な変調済の映像信号に変換
する変調部と回線を到来した変調済の映像信号を前記映
像出力部にて出力可能な信号に復調する復調部とを有す
る映像通信部と、回線に前記音声通信部と前記映像通信
部とを択一的に接続する音声映像切換手段と、 発呼側から回線を介して到来する信号中に遠隔制御信号
があるかどうかを検知する遠隔制御信号検知部と、 前記着信検出部にて着信を検出した後前記遠隔制御信号
検知部にて前記遠隔制御信号を検知すると前記音声映像
切換手段を前記映像通信部に切り換えると共に、前記映
像入力部から出力された映像信号を前記変調部により変
調済の映像信号に変換して回線に送出するように制御す
る遠隔制御部とを有することを特徴とする電話端末装
置。 - 【請求項2】音声入力部と音声出力部とを有する音声通
信部と、 映像入力部と映像表示部と前記映像入力部から出力され
た映像信号を回線へ送出可能な変調済の映像信号に変換
する変調部と回線を到来した変調済の映像信号を前記映
像出力部にて出力可能な信号に復調する復調部とを有す
る映像通信部と、回線に前記音声通信部と前記映像通信
部とを択一的に接続する音声映像切換手段と、 回線に到来する呼び出し信号を検出する着信検出部と、 発呼側から回線を介して到来する信号中に遠隔制御信号
があるかどうかを検知する遠隔制御信号検知部と、 前記着信検出部にて着信を検出した後前記遠隔制御信号
検知部にて前記遠隔制御信号を検知すると前記音声映像
切換手段を前記映像通信部に切り換えると共に、前記映
像入力部から出力された映像信号を前記変調部により変
調済の映像信号に変換して回線に送出するように制御す
る遠隔制御部とを有することを特徴とする電話端末装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63034225A JP2689461B2 (ja) | 1988-02-17 | 1988-02-17 | 電話端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63034225A JP2689461B2 (ja) | 1988-02-17 | 1988-02-17 | 電話端末装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01208981A JPH01208981A (ja) | 1989-08-22 |
JP2689461B2 true JP2689461B2 (ja) | 1997-12-10 |
Family
ID=12408204
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63034225A Expired - Fee Related JP2689461B2 (ja) | 1988-02-17 | 1988-02-17 | 電話端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2689461B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2654037B2 (ja) * | 1987-11-19 | 1997-09-17 | 三洋電機株式会社 | テレビ電話 |
JPH01117488A (ja) * | 1987-10-30 | 1989-05-10 | Mitsubishi Electric Corp | 静止画テレビ電話の伝送方法 |
-
1988
- 1988-02-17 JP JP63034225A patent/JP2689461B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01208981A (ja) | 1989-08-22 |
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