JPH04152784A

JPH04152784A - 静止画テレビ電話装置

Info

Publication number: JPH04152784A
Application number: JP27874290A
Authority: JP
Inventors: Tetsuya Tanaka; 徹哉田中; Kazumi Shishikura; 宍倉　和巳; Terushi Kabasawa; 樺沢　昭史
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1990-10-16
Filing date: 1990-10-16
Publication date: 1992-05-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、電話回線を利用し回線接続時に通話を中断
して静止画像の送受信及び表示を行う静止画テレビ電話
装置に関するものである。

〔従来の技術〕

近年、テレビカメラで撮像して得た静止画像を可聴周波
数信号に変調して画像データに変換し、この画像データ
を公衆電話回線に送出することにより、通話相手に静止
画像を送信することかできる静止画テレビ電話装置か多
数実用化されている。

第５図は例えばテレビ技術１９８８年９月号に示された
従来の静止画テレビ電話装置のシステム構成図を示すも
ので、電話回線（１）の両端に接続された静止画テレビ
電話装置の装置本体く１０）には、それぞれリード線（
４）を介して電話機（２）が接続され、回線接続時に一
時的に通話を中断して所望の静止画像の送受を行う。ま
た、それぞれの装置本体（１０）にリード線（５）を介
して録音装置（３）を接続することにより、静止画像を
カセットテープに記憶保存することができる。

第６図は上記装置本体（１０）の内部構成を示すブロッ
ク図であり、第６図のおいて、（１１）は網制御部であ
り、この網制御部（１１）は回線端子（１ａ）、（１ｂ
）を介して電話回線（１）に、電話機用端子（４ａ）、
（４ｂ）を介して電話機（２）に、外部機器用端子（５
ａ）、（５ｂを介してｔ＆音装置（３）に、それぞれ接
続されており、通話制御、画像データの電話回線（１）
及び録音装置（３）への入出力制御を行う。

（１２）は網制御部（１］）に接続された変復調部、（
１３）は変復調部（１２）に接続された中央制御部、（
１４）は中央制御部（１３）に接続された画像制御部、
（１５）は画像制御部（１４）に接続された画像メモリ
部、（１６）はアナログ／デジタル（Ａ／Ｄ）変換器（
１７）を介して画像制御部（１４）に接続されたカメラ
であり、このカメラ（１６）は装置本体（１０）の全面
に設置されている。

（１９）はデジタル／アナログ（Ｄ／Ａ）変換器（１８
）を介して画像制御部（１４）に接続された表示部とし
てのＣＲＴ、（２０）は上記の各部に給電する電源、（
２１）は中央制御部（１３）に接続された各操作ボタン
である。

次に動作について説明する。まず、使用者は、電話機（
２）のハンドセットを取り上げてダイヤリングを行う。

このとき、網制御部（１１）は電話機用端子（４ａ）、
（４ｂ）から入力したダイヤル信号を回線端子（ｌａ）
、　　（ｌｂ）を介して電話回線（１）に送出して相手
側の電話回線と接続を行い、装置本体（１０）を通話状
態にする。

この結果、電話回線（１）の信号は網制御部（１１）を
介して電話機（２）にて送受される。

一方、カメラ（１６）にて撮影して得た静止画像は、Ａ
／Ｄ変換器（１７）を介して画像制御部（１４）に読み
込まれた後、Ｄ／Ａ変換器（１８）を介してＣＲＴ　（
１９）に表示される。

この状態で、静止画像を相手に送信する場合は、送信用
操作ボタン（２１ａ）を押下すると、この送信用操作ボ
タン（２１ａ）が押下されたことを検知した中央制御部
（１３）は画像制御部（１４）を駆動して、Ａ／Ｄ変換
器（１７）を介して読み込んだカメラ（１６）からの画
素データを、画像メモリ部（１５）に１フイ一ルド分送
信用画像データ、とじてＪと憶する。

また、中央制御部（１３）は、画像データの到来を示す
デュアルトーン（ＤＴ）　、フレーム同期信号、画素数
等の画像制御情報（Ｃ）をそれぞれ変復調部（１２）に
送出した後、画像制御部（１４）を介して画像メモリ部
（１５）から送信用画像データを各画素毎に順次読み出
して変復調部（１２）に与える。

一方、網制御部（１１）は、前記送信用操作ボタン（２
１ａ）が押下されると、電話機（２）をミュートし、変
復調部（１２）と電話回線端子（１ａ）、（１ｂ）との
接続を行う。このため、変復調部（１２）からはデュア
ルトーン、フレーム同期信号、画像制御信号を含む画像
データの変調信号が電話回線（］）へ送信される。

このようにして、画像データの送信が終了すると、網制
御部（１１）は電話回線端子（１ａ）、（１ｂ）の接続
を変復調部（１２）から電話機（２）へ切り替え、再び
通話状態とする。

次に、通話相手先からの画像データを受信する場合につ
いて説明する。

網制御部（１１）は通話中にデュアルトーン信号（Ｄ　
Ｔ）の受信を検出すると、電話機（２）をミュートし、
変復調部（１２）と電話回線端子（１ａ）、（１ｂ）と
の接続を行い、電話回線（１）からの信号を変復調部（
１２）へ出力する。

この結果、電話回線（１）より受信された画像データの
受信信号は変復調部（１２）で復調され、中央制御部（
１３）　、画像制御部（１４）を介して画像メモリ部（
１５）に記憶されるとともに、Ｄ／Ａ変換器（１８）を
介してＣＲＴ　（１９）に表示されるそして、上記網制御装置（１１）は、画像データの受信
終了後、電話回線（１）を電話器（２）へ接続して通話
状態に切り替える。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の静止画テレビ電話装置は以上のように構成されて
いるので、通話相手に、自画像を送信する際、その都度
、カメラが自分の方に正しく向くように装置本体の向き
を調節しなければならず、使い勝手が悪いという問題点
があった。

この発明は、上記のような、従来の問題点を解消するこ
とを課題になされてもので、自画像を相手に送信する際
、カメラが自分の方に向くように装置本体を自動的に旋
回させることかできる静止画テレビ電話装置を得ること
を目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係る静止画テレビ電話装置は装置本体を水平
回動可能に支持する旋回台と、前記装置本体の左右側部
に設置されたマイクロホンと、前記各マイクロホンから
の音声レベルをしきい値とそれぞれ比較し信号を出力す
る音声レベル比較回路と、前記音声レベル比較回路から
の信号に応して前記カメラが通話者の正面に位置するよ
うに前記装置本体を旋回させる旋回部とを具備したもの
である。

〔作用〕

この発明における静止画テレビ電話装置は、装置本体の
左右側部に設置されたマイクロホンからの音声レベルに
基づいて装置本体を水平回動させ、この装置本体に設け
たカメラが自動的に通話者である自分の方に向くように
したことにより、通話者は自画像を送信する場合にその
都度、装置本体を動かしてカメラの位置を調節する必要
がなく、使い勝手が向上する。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図面について説明する。前
記第５図と同一部分に同一符号を付した第１図において
、装置本体（１０）は旋回台（２２）に水平回動可能に
支持されており、第２図に示すように−θ〜θの範囲内
で旋回する。

そして、上記の装置本体（１０）は第３図に示すように
、左右側部に設置したマイクロホン（２３）、（２４）
からの音声信号のレベルがしきい値以上であるか否かを
判別する音声レベル比較回路（２５）と、この音声レベ
ル比較回路（２５）からの信号を受けて中央制御部から
出力される旋回指示信号により装置本体（１０）を旋回
させる旋回部（２６）とを具備している。

以下、上記実施例の動作を第４図に示すフローチャート
について説明する。通話動作に関しては、前記第６図に
示す従来の装置と同様なので詳細な説明を省略し、装置
本体（１０）の旋回動作の制御について説明する。

中央制御部（１３）は例えば電話機（２）のハンドセッ
トを持ち上げた信号を受けると、旋回部（２６）に旋回
指示信号を出力し、装置本体（１０）を初期位置θ０−
０に戻す（ステップ５Ｔ１）。

そして、回線接続によって通話か開始されると、マイク
ロホン（２３）　、　　（２４）から通話音声に応じた
レベルの信号が音声レベル比較回路（２５）に入力され
る。音声レベル比較回路（２５）は人力された信号がし
きい値以上であれば、左右のマイクロホン（２３）　、
　　（２４）からの音声レベルが同じかを判断し、両方
の音声レベルが同じであれば上記の判断を繰返し、同じ
でなければ中央制御部（１３）に信号を出力する（ステ
ップＳ４−２）。

中央制御部（１３）は音声レベル比較回路（２５）から
の信号により、上記左にマイクロホンからの信号の音声
レベルが大であるか否かを判断しくステップ５Ｔ４−３
）　、ＹＥＳであれば装置本体（１０）を第２図におい
て反時計回りに一〇たけ旋回させる旋回指示信号を旋回
部（２６）に出力しくステップ４−４）、θＯ−θの演
算によって、旋回した角度θＣを算出する（ステップ５
Ｔ４−５）。

また、上記ステップ５Ｔ４−３の判断がＮ、Ｏの場合は
、装置本体（１０）を第２図において時計回りにθたけ
旋回させる旋回指示信号を旋回部（２６）に出力しくス
テップ５Ｔ４−６）　、θＯ十〇の演算によって正方向
に旋回した角度θＣを算出する（ステップ４−７）。

このようにして、音声レベルが大きいマイクロホンの方
向へ装置本体（１０）を回動させ、左右のマイクロホン
（２３）　、　　（’２４）からの音声レベルが等しく
なる位置まで装置本体（１０）を回動させる。この結果
、装置本体（１０）の前面に設置されたカメラ（１６）
の向きが自動的に通話者の正面に位置することになる。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、左右の側部に設置し
たマイクロホンから音声信号を取り込み、両方のマイク
ロホンからの音声レベルを比較し、音声レベルの大きい
方へ装置本体を旋回させるように構成したので、装置本
体前面に設置したカメラの向きを自動的に通話者の正面
に位置させことができ、通話者が自画像を通話相手に送
信する場合、通話者自身が装置本体を動かし、カメラ位
置を調節する必要がなく、使い勝手がよくなるという効
果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明における静止画テレビ電話装置を電話
回線に接続した状態のシステム構成図、第２図はその静
止画テレビ電話装置の平面図、第３図はその静止画テレ
ビ電話装置の構成を示すブロック図、第４図はその静止
画テレビ電話装置の旋回動作を説明するフローチャート
、第５図は従来の静止画テレビ電話装置を電話回線に接
続した状態のシステム構成図、第６図は従来の静止画テ
レビ電話装置の構成を示すブロック図である。図において、（１）は電話回路、（２）は電話機、（１
０）は装置本体、（１工）は網制御部、（１２）は変復
調部、（１３）は中央制御部、（１４）は画像制御部、
（１５）は画像メモリ部、（１６）はカメラ、（１９）
はＣＲＴ、（２２）は旋回台、（２３）　、　　（２４
）はマイク、（２５）は音声レベル比較回路、（２６）
は旋回部である。なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims

【特許請求の範囲】

通話中に、カメラより入力した画像データを電話回線を
介して送受信し、画像データの表示を行う静止画テレビ
電話装置において、装置本体を水平回動可能に支持する
旋回台と、前記装置本体の左右側部に設置されたマイク
ロホンと、前記各マイクロホンからの音声レベルをしき
い値とそれぞれ比較し比較結果についての信号を出力す
る音声レベル比較回路と、前記音声レベル比較回路から
の信号に応じて前記カメラが通話者の正面に位置するよ
うに前記装置本体を旋回させる旋回部とを具備したこと
を特徴とする静止画テレビ電話装置。