JPH01157660A

JPH01157660A - ファクシミリ装置

Info

Publication number: JPH01157660A
Application number: JP62315154A
Authority: JP
Inventors: Toru Ono; 透小野
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1987-12-15
Filing date: 1987-12-15
Publication date: 1989-06-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［技術分野］本発明は、ファクシミリ装置に関する。

［従来技術］近年、ファクシミリ装置が広く普及しており、小さな事
務所や個人等でも使用されるようになってきており、か
かる場合、既設の電話回線をファクシミリ装置と共用す
る場合が多い。

一方、電話機の利用形態の１つに、留守時に相手からの
メツセージを録音して、帰宅後に再生する留守番電話が
ある。

そこで、１つの電話回線を電話機とファクシミリ装置で
共用する場合も、電話機の留守番電話機能を利用するこ
とが考えられるが、その場合、留守時にはファクシミリ
装置の自動受信機能を利用できないという不都合を生じ
ていた。

［目的コ本発明は、かかる従来技術の不都合を解消するためにな
されたものであり、１つの電話回線を電話機とファクシ
ミリ装置で共用する場合、留守時に留守番電話機能およ
びファクシミリ装置の自動受信機能を適切に利用できる
ファクシミリ装置を提供することを目的とする。

［構成コ本発明は、この目的を達成するために、ファクシミリ装
置に留守番電話機能および自動着信時の相手端末がファ
クシミリ装置であることを識別する機能をもたせ、留守
番電話機能使用時にファクシミリ装置以外から着信があ
った場合には、応答音声メツセージを相手端末に応答し
、それ以降受信した音声メツセージを外部接続される録
音装置に録音するようにしたものである。

以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳細
に説明する。

第１図は、本発明の一実施例にかかるファクシミリ装置
を示している。

同図において、切換器１は、電話回線ＴＬを電話機２と
ファクシミリ装置に切り換え接続するものであり、電話
機２に出力される音声信号は、アンプ３を介して音声信
号出力端子Ｔ１に加えられている。

トーン検出部４は、着信時に交換器より出力される呼出
信号Ｉ・−ンおよび着信時に発呼側のファクシミリ装置
より送出されてくるトーン信号ＣＮＧ等の種々のトーン
信号を検出するものであり、その検出信号Ｄ１は、ファ
クシミリ装置全体の制御処理およびファクシミリ通信制
御手順処理を実行するシステム制御部５に出力されてい
る。

また、切換器１のファクシミリ装置側の切換接続端は、
ｌ・ランス６およびフィルタ・アンプ７を介して、モデ
ム８に接続されている。

モデム８は、アナログ回線網である公衆電話回線網等を
伝送回線として用いることができるようにデジタルデー
タを変復調するものであり、スキャナ９は、送信原稿を
所定の解像度で読み取るためのものであり、プロッタ１
０は、受信画像を所定の解像度で記録出力するためのも
のであり、符号化復号化部１１は、送信画信号を符号化
圧縮するとともに、受信画情報を元の画信号に復号化す
るものであり、操作表示部１２は、このファクシミリ装
置を操作するためのものである。

音声応答装置１３は、後述のように留守番機能が設定さ
れているときに応答する応答音声メツセージ、例えば、
「ただいま留守にしております。メンセージを残したい
方は、発信音のあとにお話ください。」を発生するもの
であり、その出力端は、）・ランス１４およびスイッチ
１５を介し、切換器１の電話機側の切換接続端と電話機
２の相互接続端に出力される。

スイッチ１６は、システム制御部５によってオンオフさ
れるものであり、その２つの接点出力は遠隔操作信号端
子Ｔ２．Ｔ３にそれぞれ接続されている。

また、システム制御部５は、切換器１の切り換え動作、
音声応答装置１３の応答音声メツセージ出力動作、およ
び、スイッチ１５．１６のオンオフ動作を制御する。

テープレコーダ１７は、音声信号出力端子Ｔ１より加え
られる音声信号を、遠隔操作信号端子Ｔ２．Ｔ３がオン
しているときに録音するものである。

第２図は、操作表示部１２の操作パネルを部分的に示し
ている。

同図において、テンキー１２ａは、電話番号等を入力す
るためのものであり、スタートキー］、２ｂは、ファク
シミリ装置の受信動作、送信動作あるいは複写動作を開
始させるためのものであり、録音キー１２ｃは、相手と
の会話をテープレコーダ１７に録音する録音動作を行な
わせるためのものであり、在宅／留守切換キー１２ｄは
、オペレータが在宅しているかあるいは留守にするかを
入力するためのトグルスイッチである。この在宅／留守
切換キー１２ｄで留守を選択すると、ファクシミリ装置
の動作モードが留守モードに設定される。

以上の構成で、システム制御部５は、待機時には、第３
図に示すような処理を実行している。

すなわち、まず、在宅／留守切換キー１２ｄが留守側に
操作されて留守モートが選択されているか、スタートキ
ー１２ｂがオンされてファクシミリ動作の開始が指令さ
れたか、あるいは、録音キー］２ｃがオンされて会話の
録音開始が指令されたことを監視している（判断１０１
．．１０２，１０３のＮｏループ）。

留守モードが設定されていて、判断１０１の結果がＹＥ
Ｓになるときには、トーン検出部４より着信検出が通知
されるまで待機しく判断１０４のＮｏループ）、着信検
出して判断］、０４の結果がＹＥＳになると、スイッチ
１５をオンしてトランス１４の一次側で電話回線ＴＬの
直流回路を閉結し、それによって、回線接続する（処理
１０５）。

次に、音声応答装置１３を起動して上述したような応答
音声メツセージを発生させて、これを電話回線ＴＬに送
出しく処理１０６）、トーン検出部４がファクシミリ装
置のトーン信号ＣＮＧを検出しているかどうか、すなわ
ち、発呼側がファクシミリ装置であるかどうかを調べる
（判断１０７）。

発呼側がファクシミリ装置のときには（判断１０７の結
果がＹＥＳ）、切換器ｌをファクシミリ装置側に切り換
えるとともにスイッチ１５をオフして電話回線ＴＬをフ
ァクシミリ装置側に切り換え（処理１０８）、自動着信
時のファクシミリ通信処理（処理１０９）を実行して相
手端末と画情報伝送を行なう。そして、そのファクシミ
リ通信処理を終了すると、切換器１２を電話機側に切り
換えて、電話回線ＴＬを切断しく処理１１０）、待機状
態に戻る。

発呼側がファクシミリ装置以外は（判断１０７の結果が
Ｎｏ）、人間であると判定し、一定時間の間スイッチ１
６をオンする（処理１１１、判断１１２）。これによっ
て、相手端末の人間が話した音声が、テープレコーダ１
７に録音される。

そして、スイッチ１５をオフして回線を切断しく処理１
１３）、待機状態に戻る。

また、スタートキー１２ｂがオンされたとき（判断１０
２の結果がＹＥＳ）、そのときにオペレータにより設定
されたファクシミリ通信を行なうためのファクシミリ通
信処理１１４を実行する。そして、ファクシミリ通信処
理１１４を終了すると、待機状態に戻る。

また、録音キー１２ｃがオンされたとき、再度銀＝７− 音キー１２ｃがオンするまで、スイッチ１６をオンする
（処理］１５、判断１１６）。そして、録音キー１２ｃ
が再度オンすると待機状態に戻る。

これにより、−度録音キー１２ｃをオンしてから、再度
録音キー１２ｃをオンするまでの間の会話が、テープレ
コーダ１７に録音される。

このようにして、留守モードを設定したとき、着信検出
すると、相手端末がファクシミリ装置の場合には自動着
信時のファクシミリ動作を行ない、相手端末がそれ以外
の場合には、相手端末からの音声信号（音声メツセージ
）をテープレコーダ１７に一定の時間録音しているので
、オペレータが留守のとき、ファクシミリ装置の自動受
信および留守番電話機能をともに行なうことができる。

以上のように、本実施例では、オペレータが不在時の留
守番電話機能とファクシミリ装置の自動受信を行なえる
ので、１つの電話回線を電話機とファクシミリ装置で共
用するときの使い勝手が非常に向上する。

また、留守番電話機能で音声メツセージを録音するテー
プレコーダとしては、外付けのものを使用できるので、
高価な留守番電話機能付きの電話機等を必要とせず、コ
スト敵に有利である。

［効果］以上説明したように、本発明によれば、ファクシミリ装
置に留守番電話機能および自動着信時の相手端末がファ
クシミリ装置であることを識別する機能をもたせ、留守
番電話機能使用時にファクシミリ装置以外から着信があ
った場合には、応答音声メツセージを相手端末に応答し
、それ以降受信した音声メツセージを外部接続される録
音装置に録音するようにしたので、１つの電話回線を電
話機とファクシミリ装置で共用する場合、留守時に留守
番電話機能およびファクシミリ装置の自動受信機能を適
切に利用できるという効果を得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例にかかるファクシミリ装置を
示すブロック図、第２図は操作パネルの一例を示す概略
構成図、第３図は処理例を示すフローチャー１へである
。２・・・電話機、５・・・システム制御部、１３・・・
音声応答装置、１５．１６・・・スイッチ、１４・・・
トランス、１７・・・テープレコーダ、Ｔ１・・・音声
信号出力端子、Ｔ２．Ｔ３・・・遠隔操作信号端子。

Claims

【特許請求の範囲】

同一電話回線に接続された電話機と電話回線を共用し自
動着信機能を備えたファクシミリ装置において、留守番
電話機能使用を設定する留守番電話設定手段と、留守番
電話用の応答音声メッセージを発生する音声応答手段と
、外部接続用の録音装置に電話回線を介して送出されて
くる音声メッセージ信号を出力する音声出力端子と、上
記録音装置の録音動作を遠隔操作する遠隔操作信号を送
出する遠隔操作信号端子と、着呼検出したとき相手端末
がファクシミリ装置であることを検出する相手端末判定
手段を備え、上記留守番電話設定手段によって留守番電
話機能が設定されているとき、上記相手端末判定手段が
相手端末をファクシミリ装置以外と判定すると上記音声
応答手段より発生させた応答音声メッセージを相手端末
に送出し、上記遠隔操作信号端子より遠隔操作信号を出
力して上記録音装置を録音状態に設定し、それ以降相手
端末より受信した信号を上記音声出力端子を介して上記
録音装置に出力してこれを録音させることを特徴とする
ファクシミリ装置。