JPH03198598A

JPH03198598A - ボタン電話装置

Info

Publication number: JPH03198598A
Application number: JP33940589A
Authority: JP
Inventors: Yoshizo Toda; 好造戸田; Kenzo Sakakibara; 榊原　建三; Takehiro Yoshida; 武弘吉田
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1989-12-27
Filing date: 1989-12-27
Publication date: 1991-08-29

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、主装置と、この主装置に接続される複数の電
話機とによって構成されるボタン電話装置に関する。

［従来の技術］この種のボタン電話装置は、外線が接続される主装置と
、この主装置に接続される複数の専用電話機とで構成さ
れ、各専用電話機が動作するために必要な電源が上記主
装置から供給され、また。

主装置と各専用電話機との間で、主装置が各専用電話機
を制御するために必要なデータ情報のやりとりを行なう
ことにより、外線と通話（外線通話）や専用電話機相互
間での通話（内線通話）を行なう電話システムである。

また、このようなボタン電話装置として、専用電話機に
より外線を捕捉した後に、オフフックして通話すること
を認ているものがある。

第４図（１）、（２）は、このようなボタン電話装置を
示すブロック図である。

第４図（１）において、ボタン電話装置全体を制御する
主装置ｌと、主装置１に接続され通話時に操作者が操作
を行なう専用電話機２ａ、２ｂ。

２ｃ、２ｄと、主装置１に収容される外線３と、専用電
話機２ａ〜２ｄで外線または内線の通話を行なうときに
音声信号を伝送する音声信号伝送路４ａ、４ｂ、４Ｃ１
４ｄと、主装置１から専用電話機に電源供給を行ない、
これと同時に主装置ｌが専用電話機２ａ〜２ｄを制御す
るときに必要なデータ情報を交換するデータ伝送路５ａ
、５ｂ、５Ｃ１５ｄとを有する。

また、第４図（２）に示すように、専用電話機２ａは、
電話回路網７と外線３との接続、切離しを行なう回線制
御回路６と、電話回路のループを開閉するフックスイッ
チＨ３と、電話回路網７と、送受話器８と、専用電話機
２ａの種々な付加機能を発揮させるために主装置１とデ
ータ情報を交換し、また、専用電話機２ａを制御する機
能回路９とを有する。なお、専用電話＠２ｂ、２ｃ、２
ｄは、それぞれ、専用電話機２ａと同様の構成を有する
。

このボタン電話装置において、操作者が外線による通話
を希望する場合、電話機の外線ボタンを押し、これによ
って、主装置ｌと、たとえば専用電話機２ａとの間でデ
ータ情報の交換を行ない、外線に空きがあれば、その専
用電話機２ａに上記空きの外線３を接続する。これによ
って、その専用電話機２ａによる外線の捕捉が可能にな
る。

そして、この時点で、操作者が専用電話機２ａの送受話
器８をオフフックすれば、電話回路のループが外線３と
閉結され、外線３との通話が可能になる。

［発明が解決しようとする課題］ところが、上記のように外線ボタンを押して外線を捕捉
した後に、オフフックして通話することを認ているボタ
ン電話装置では、操作者が外線捕捉後、オフフックせず
に放置しておくと、外線３との通話を行なわないにもか
かわらず、専用電話機２ａに外線３が捕捉されたままに
なり、例えば他の専用電話機が上記捕捉されている外線
を使用できなくなるという不都合が生じる。

［課題を解決する手段］本発明は、電話機において外線を捕捉した後にオフフッ
クして通話することが可能なボタン電話装置において、
送受話器のオンフック、オフフック状態を検出するフッ
ク状態検出手段と、前記電話機による外線捕捉後、前記
送受話器がオフフック状態のときに、操作者にオフフッ
クを促す警告を行なう警告手段とを有することを特徴と
する。

［作用Ｊ本発明では、電話機が外線を捕捉した後に、その電話機
の送受話器がオンフック状態のままである場合、操作者
にオフフックを促す警告を行なうようにしたので、この
電話機がオフフックされないまま放置されることを減少
でき、通話を行なわないにもかかわらず、電話機に外線
が捕捉されたままの状態になることを防止できる。

［実施例１第１図（１）、（２）は、本発明の一実施例を示すブロ
ック図である。

主装置ＩＡは、・外線（局線）３からの着信の検出、外
線３へのダイヤル発呼等、外線３の管理２、データ情報
による各専用電話機２Ａ、２Ｂ、２Ｃ１２Ｄの制御等を
行なう装置である。専用電話機２Ａ−２Ｄは、それぞれ
は、主装置ＩＡと接続され、操作者が通話のために操作
する電話機である。

第１図（１）に示すように、主装置ＩＡは、局線３から
の呼出信号を検出する外線着信検出回路１１と、専用電
話機２Ａ〜２Ｄから外線３ヘダイヤル発呼するときに外
線３に対してダイヤル信号を送出するダイヤル信号回路
１２と、主装置ＩＡ内の各部を制御する制御部工３と、
主装置ＩＡが各専用電話機２Ａ〜２Ｄを制御するデータ
情報を送受するデータ伝送制御回路１４と、各専用電話
機２Ａ〜２Ｄに電力を供給する電源供給回路１５とを有
する。

第１図（２）は、専用電話９２Ａを具体的に示すブロッ
ク図である。

専用電話機２Ａは、送話と受話のための電話回路網２９
と、送受話器３０と、電話回路網２９と回線との接続、
切り離しを制御する回線制御回路３１と、電話回路網２
９と回線制御回路３１との間で通話のためのループを開
閉し、具体的には、送受話器３０を持ち上げた状態（オ
フフック）で閉結し、送受話器３０を置いた状態（オン
フック）で開放するフックスイッチ（ＨＳＩ）３２と、
このフックスイッチ３２と連動するフックスイッチ（Ｈ
３２）３４とを有する。

また、専用電話９２Ａは、主装置ＩＡから供給された電
力を専用電話機２Ａの動作に使用する電源回路２２と、
主装置ＬＡとの間でデータ情報の送受を行なうデータ伝
送制御回路２３と、操作者に対して呼出音、確認音等の
各種信号音を発生する信号音発生回路２４と、スピーカ
３５を駆動するアンプ回路２５と、専用電話機２Ａの各
部を制御する制御部２６と、操作者が操作を行なう操作
部２７と、専用電話機２Ａの各種情報を表示する表示部
２８とを有する。

また、信号線４８は、フックスイッチ３４の開閉に伴い
、＋ＶＣＣとＧＮＤに変化するレベル信号を制御部２６
に伝送するものである。

なお、専用電話機２Ｂ、２Ｃ１２Ｄは、それぞれ、専用
電話機２Ａと同様の構成を有する。

また、主装置ＩＡは、外線４２を収容し、主装置ＩＡと
各専用電話機２Ａ〜２Ｄとの間には、外線通話のための
通話路４４と、データ伝送路４６が設けられている。デ
ータ伝送路４６は、主装置ＩＡから各専用電話機２Ａ〜
２Ｄへの電源供給路、主装置ＩＡと各専用電話機２Ａ〜
２Ｄとの間のデータ情報交換用の伝送路、および各専用
電話機２Ａ〜２Ｄ間で内線通話を行なう際の通話路とな
っている。

次に、この実施例の動作について説明する。

第２図は、この実施例における外線通話時の動作を説明
するフローチャートである。

この実施例において、たとえば専用電話９２Ａから外線
通話を行なう場合、まず専用電話機２Ａの操作者は、操
作部２７から外線通話のボタン操作を行ない（ＳＯ）、
これを制御部２６が認識すると、制御部２６の命令によ
ってデータ伝送制御回路２３から「外線による通話の要
求」というデータ情報が送出され、データ伝送路４６に
よって主装置ＩＡに伝送される（Ｓｌ）。

このデータ情報がデータ伝送制御回路１４で受信される
と、これを制御部１３が認識し、他の専用電話機２Ｂ〜
２Ｄから送られてくるデータ情報により、現在地の電話
機２Ｂ〜２Ｄが外線による通話を行なっていないことを
確認し、データ伝送制御回路１４に命令して専用電話機
２Ａに対し「外線による通話の承認」というデータ情報
を送出する。このデータ情報はデータ伝送路４６によっ
て専用電話機２Ａに伝送され、専用電話機２Ａ山小；−
ｋｋツ亜伽Ｈ欧９ｔパご鈎ル６后十ス〉（Ｓ２）、制御
部２６がこのデータ情報を認識しくＳ３）、外線通話承
認であると判断して、回線制御回路３１により電話回路
網２９を外線通話のための通話路４４に接続する（Ｓ４
）。

そして、操作者が送受話器３０をすでにオフフッタ状態
にしていれば（Ｓ５）、　フックスイッチ３２は閉じて
おり、外線通話のためのループが閉結され、電話機２Ａ
による外線の捕捉が完了する。また、オフフック状態で
あれば、フックスイッチ３４も閉じているので信号線４
８にはＧＮＤレベルの電位が現われ、これにより制御部
２６は、現在オフフッタ状態であることを認識している
。この状態で、外線の通話を行なう（Ｓ６）。

しかし、回線制御回路３１が、電話回路網２９を外線通
話のための通話路４４に接続したときに、送受話器３０
がまだオンフック状態にある場合、フックスイッチ３２
は開いているので、ループは閉結しない、このとき、フ
ックスイッチ３４も聞いてい為ので、＠号線４８に４１
＋Ｖｃｃレベルの電位が現われ、これにより制御部２６
は、オンフック状態にあることを認識し、信号音発生回
路２４に命令し、操作者にオフフックを促す警報音を発
生させ、同時にアンプ回路２５をオン状態とし、スピー
カ３５から警報音を送出する（Ｓ７）。

そして、回線制御回路３１によって電話回路網２９を通
話路４４に接続してから、制御部３６が信号線４８を監
視しており、所定時間以上経過しＹ−モ＋　Ｖｃｃレベ
ルからＧＮＤレベルに電位が変化しない場合は（Ｓ８）
、タイムオーバーとして電話回路網２９を通話路４４か
ら切り離し、同時に警報音の送出を終了する（Ｓ９）。

なお、Ｓ３において、外線通話が承認されなければ、外
線通話不可と判断して処理を終了する（Ｓ　ｔ　Ｏ）　
。

また、第３図は、本発明の他の実施例を示すブロック図
である。

この実施例のボタン電話装置は、前記実施例における主
装置をファクシミリ装置の制御系を利用して構成したも
のである。

外線５１は、回線切替装置５２に接続されており、この
回線切替装置５２には、音声端末としての電話機５４〜
５６と、非音声端末としてのハイブリッド回路５７以降
のファクシミリ通信系とが接続されている。

制御部５８は、回線切替装置５２に対して「０」〜「３
」の選択データを送り、この選択データの値に応じて１
回線５１をハイブリッド回路５７、電話機５４．５５ま
たは５６のいずれかに接続する。ここで電話とファクシ
ミリのいずれを選択するかは１選択スイッチ６０によっ
て決定される。つまり、操作者が選択スイッチ６０を操
作することにより、選択スイッチ６０から制御部５８に
「１」または「０」の選択信号が送られるようになって
おり、選択信号が「ｌ」の場合、制御部５８は電話を選
択し、選択信号が「０」の場合、制御部５８はファクシ
ミリを選択する。

また、ハイブリッド回路５７以降のファクシミリ装置は
、次のように構成される。

まず、ハイブリッド回路５７は、送受信信号の分離に用
いられるものである。

また、送信系は加算回路６１．変調器６２および画信号
送信部６３より構成される。

加算回路６１は変調器６２および画信号送信部６３から
入力される手順信号と画像信号を加算するためのもので
ある０画信号送信部６３は、ＣＣＤセンサなどから構成
された画像読取部、冗長度抑圧回路など公知の回路から
構成されている。

変調器６２は、ＣＣＩＴＴ勧告ｖ２１に合致した変調方
式により制御部５８から入力される送信手順信号の変調
を行なう。

一方、受信系は復調器６４、画信号受信部６５および音
声検出回路６６から構成される。

復調器６４は、ＣＣＩＴＴ勧告Ｖ２　ｉに合致した復調
方式により受信した手順信号の復調を行なう、復調され
た手順信号は制御部５８に入力される。

また、画信号受信部６５は、受信した画信号を復調、復
号し、感熱プリンタなどから構成された記録部により記
録するものである。

音声検出回路６６は、受信信号中の音声を検出した場合
に、自動的に音声通信を行なわせるためのものであり、
受信信号中に音声が検出された場合に、検出信号を制御
部５８に送る。

また、このような構成のファクシミリ装置において、上
記制御部５８は、各電話機５４〜５６の主装置としての
機能を司るものであり、上記第１実施例に示す主装置Ｉ
Ａの構成を含むものである。

一方、各電話機５４〜５６は、上記第１実施例に示す各
電話機２Ａ〜２Ｄと同様の構成を有している。そして、
制御部５８と各電話機５４〜５６の間の信号線５４ｂ〜
５６ｂには、上記第１実施例同様のデータ伝送路が含ま
れている。

したがって、このような装置においても、いずれかの電
話機から外線通話を行なう場合に、その電話機が外線を
捕捉した後に、その送受話器がオンフック状態のままで
あるときには、これを制御部５８が認識し、その電話機
に設けた信号音発生回路２４およびスピーカ３５によっ
て警報音を送出し、操作者にオフフックを促す警告を行
なう。

また、所定時間以上経過してもオフフックとならない場
合は、タイムオーバーとして外線通話のループを開放す
るとともに警報音の送出を終了する。なお、制御の細部
における各要素の動作や信号のやりとりは、上記第２図
に示すものと同様である。

なお、上記各実施例において、操作者にオフフッタを促
す手段として、警報音を発生させたが、この代りに、た
とえば「オフフックしてください」というメツセージを
表示部２８に表示することにより操作者に通知してもよ
い。また、表示と警報音の両方で操作者に通知するよう
にしてもよい。

［発明の効果］以上説明したように、本発明によれば、外線を捕捉した
電話機がオフフックされないまま放置されることを減少
でき、電話機の効率のよい使用を促進できる効果がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図（１）、（２）は、本発明の一実施例を示すブロ
ック図である。第２図は、上記実施例における動作を示すフローチャー
トである。第３図は、本発明の他の実施例を示すブロック図である
。第４図（１）、（２）は、従来装置を示すブロック図で
ある。ＩＡ・・・主装置。２Ａ〜２Ｄ、５４〜５６・・・電話機、３．５１・・・
外線（局線）、２４・・・信号音発生回路。２６．５８・・・制御部。２８・・・表示部。３０・・・送受話器、３２．３４・・・フックスイッチ、３５・・・スピーカ。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）電話機において外線を捕捉した後にオフフックし
て通話することが可能なボタン電話装置において、送受話器のオンフック、オフフック状態を検出するフッ
ク状態検出手段と；前記電話機による外線捕捉後、前記送受話器がオンフッ
ク状態のときに、操作者にオフフックを促す警告を行な
う警告手段と；を有することを特徴とするボタン電話装置。
（２）請求項（１）において、前記警告は、信号音発生回路による信号音または表示部
による表示によって行なうことを特徴とするボタン電話
装置。