JPH0537649A - 外線ダイヤル予約機能を有する電話機システム - Google Patents

外線ダイヤル予約機能を有する電話機システム

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JPH0537649A
JPH0537649A JP18773291A JP18773291A JPH0537649A JP H0537649 A JPH0537649 A JP H0537649A JP 18773291 A JP18773291 A JP 18773291A JP 18773291 A JP18773291 A JP 18773291A JP H0537649 A JPH0537649 A JP H0537649A
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JP
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telephone
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outside line
dial
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Application number
JP18773291A
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English (en)
Inventor
Sumio Takemoto
澄雄 竹本
Chiaki Terauchi
千亜紀 寺内
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】音声通話にも対応可能とした外線予約ダイヤル
機能を有する電話機システムを提供する。 【構成】電話回線2a,2bの使用状態を検出する回線
状態検出部6と、一時記憶されているダイヤル番号に発
信を行う旨の合成音声を発生する音声案内部13と、こ
の音声案内部13によって発生された合成音声を放音す
るとともに、電話回線2a,2bを通じて入力される呼
出音、話中音、リングバックトーン及び発信音等の各種
信号音を放音する拡声部14と、外線ダイヤル予約機能
の動作時に回線状態検出部6によって任意の電話回線2
a,2bの空きが検出されたとき、音声案内部13と拡
声部14とを動作させて上記した各種信号音を拡声部1
4から放音させる制御を行う内線電話制御部15とを備
えた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、接続された電話回線の
数よりも多くの端末機を備えた外線ダイヤル予約機能を
有する電話機システムに係り、より詳細には、外線ダイ
ヤル予約中の端末機に電話回線の使用状態を報知し得る
電話機システムに関する。
【0002】
【従来の技術】電話回線に接続された主装置に複数台の
端末機が接続された電話機システムでは、外線ダイヤル
の予約を行う場合、従来は外線が空き状態となったこと
を報知する機能又は報知するとともに外線の捕捉までを
行う機能(以下、手動ダイヤル予約機能という)と、外
線の捕捉後にダイヤル発信を行う機能(以下、自動ダイ
ヤル予約機能という)とが採用されている。
【0003】図2は、このうちの手動ダイヤル予約機能
を備えた従来の電話機システムの一例を示している。
【0004】ボタン電話機である主装置Dの一方の側に
は、例えば2つの電話回線2a,2bが接続されてお
り、他方の側には、端末機である例えば複数台の内線電
話機E,F・・・や図示しないファクシミリ装置等が接
続されている。また、電話回線2a,2bには、図示は
省略しているがそれぞれ併設電話機が接続されている。
【0005】主装置Dは、外線接続部3、内線切換部
4、内線端末接続部5、主装置制御部16によって構成
されている。そして、電話回線2a,2b側である外線
と内線電話機E,F側である内線との接続を行う外線接
続部3は、内線切換部4と双方向性の接続となってお
り、内線切換部4と内線端末接続部5とは双方向性の接
続となっている。また、装置全体の動作制御を行う主装
置制御部16と外線接続部3及び内線端末接続部5と
は、それぞれが双方向性の接続となっており、主装置制
御部16からは、内線切換部4に対して切換信号が出力
されるようになっている。
【0006】内線切換部4は、主装置制御部16からの
切換信号を受けて外線と内線との切換を行うものであ
る。また、内線端末接続部5は、主装置Dと各端末機と
のインターフェイスをとるもので、それぞれの内線路が
接続されている。
【0007】主装置制御部16は、外線加入者から呼出
信号の着信があると、この呼出信号を各内線電話機E,
Fに送出する制御を行うとともに、端末機から発信され
る信号を電話回線2a(又は2b)に送出する制御を行
うようになっている。また、主装置制御部16は、メモ
リを備えており、内線電話機E又はFから送出されてく
る外線予約の信号を受けて外線の予約を行い、外線が使
用可能状態になると、外線予約を行った内線電話機E又
はFに外線の空きを報知するようになっている。
【0008】一方、内線電話機Eは、内線接続部8、送
受話部10、操作部11、表示部12、内線電話制御部
17によって構成されている。そして、主装置Dとの間
でインターフェイスをとる内線接続部8には、送話器と
受話器とを備えた送受話部10が双方向性に接続される
とともに、装置全体の動作制御を行う内線電話制御部1
7が双方向性に接続されている。また、内線電話制御部
17には、操作部11の出力と表示部12の入力とがそ
れぞれ接続されている。
【0009】操作部11は、ダイヤル発信用のプリセッ
トダイヤルボタンや外線予約用のボタンを備えている。
また、表示部12は、ダイヤル予約の状態を表示するよ
うになっている。
【0010】なお、図示は省略しているが、他の内線電
話機F・・・も上記内線電話機Eと同様の構成となって
いる。
【0011】次に、上記構成の電話機システムにおける
外線ダイヤル予約の動作について説明する。
【0012】例えば、内線電話機E以外の他の端末機F
・・・又は図示しない併設電話機によって全ての外線
(すなわち、この場合には2つの電話回線2a,2b)
が使用されているときに、内線電話機Eの操作部11を
ダイヤル操作して発呼を行うと、全ての外線が使用状態
であることから、内線電話機Eの送受話部10から話中
音が放音され、表示部12に外線使用中が表示される。
【0013】このとき、内線電話機Eの使用者が操作部
11を操作して外線予約の操作を行うと、その操作信号
が内線電話制御部17から内線接続部8及び内線端末接
続部5を介して主装置制御部16に送出され、主装置制
御部16において外線の予約が行われる。
【0014】ここで、主装置制御部16は、制御信号の
送受信により各内線端末の動作状態や外線と内線との接
続状態等、一連の通信状態を把握しており、この通信状
態に変化があったとき、その通信状態を各内線電話機
E,Fに送信している。又は、通信状態に変化がなくて
も、周期的にそのときの通信状態を各内線電話機E,F
に送信している。
【0015】このため、任意の端末機の通話終了により
外線の1つが空きとなった場合は、主装置制御部16か
ら外線予約中の内線電話機Eに対して外線が使用可能と
なったことを示す信号を送出し、内線電話機Eの送受話
部10から警報音又は呼出音を放音させて使用者に報知
するようになっている。
【0016】また、外線の捕捉までを行うものでは、外
線の使用可能状態になったことの報知とともに外線の捕
捉までを行うようになっている。
【0017】一方、自動ダイヤル予約機能を備えた電話
機システムにおける自動ダイヤル予約機能は、主として
ファクシミリに用いられるものと同様の機能となってお
り、外線が使用中であると、送信先に対し一定の時間間
隔で数回の接続動作を繰り返すようになっている。この
場合、外線が捕捉されると予め登録されていた電話番号
を一定の期間だけダイヤル発信するものと、手動による
解除を行うまで発信動作を続けるものとがある。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した手動
ダイヤル予約機能を備えた従来の電話機システムのう
ち、外線が使用可能状態になったときに報知だけを行う
ものでは、他の警報音や呼出音との判別が困難である。
また、外線の捕捉を行わないので、報知音の直後には他
の内線端末機が捕捉するという状態も生じ、外線予約機
能が有効に利用されていないといった欠点があった。
【0019】また、上記した手動ダイヤル予約機能を備
えた従来の電話機システムのうち、外線が使用可能状態
になったときに報知を行うとともに、外線捕捉までを行
うものでは、外線捕捉を一定の期間内行い、その期間内
に外線予約者の応答がなければその時点で予約解除とな
るが、この場合も他の警報音や呼出音との判別が困難で
あるといった欠点があった。
【0020】一方、自動ダイヤル予約機能を備えた従来
の電話機システムでは、外線との接続完了時に送信内容
が決まっているもの、例えばファクシミリ装置による書
面電送やデータ通信等では、外線接続後にデータを自動
送信し、送信終了後に接続を解除すればよい。ところ
が、このような自動ダイヤル予約を通話に用いるとき
は、呼び出しまでの一連の動作が行われるため、相手側
が呼出しに応じたときに発呼側が電話に出ていないとい
った事態が発生する。従って、発呼側は相手側に先だっ
て送受話器を手にしていなければならず、送受話器を放
置したままで発呼できるという自動ダイヤル予約の利点
が十分に生かされないといった欠点があった。
【0021】また、外線予約をしてから相当の時間が経
過していると、外線予約先が誰であったかを忘れてしま
い、相手側に失礼となることもあることから、音声通話
にとって自動ダイヤル予約は必ずしも便利なものではな
かった。
【0022】本発明は係る実情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、外線の自動捕捉からダイヤル送出、及
び接続の失敗又は成功までの一連の接続動作を、信号音
の放音と合成音声による案内とによって発呼側である外
線予約者に随時報知することにより、音声通話にも対応
可能とした外線予約ダイヤル機能を有する電話機システ
ムを提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の外線予約ダイヤル機能を有する電話機シス
テムは、電話回線の使用状態を検出する回線状態検出部
と、一時記憶されているダイヤル番号に発信を行う旨の
合成音声を発生する音声合成部と、この音声合成部によ
って発生された合成音声を放音するとともに、前記電話
回線を通じて入力される呼出音、話中音、リングバック
トーン及び発信音等の各種信号音を放音する拡声部と、
前記外線ダイヤル予約機能の動作時に前記回線状態検出
部によって任意の電話回線の空きが検出されたとき、前
記音声合成部と前記拡声部とを動作させ、前記音声合成
部から発生された合成音声を前記拡声部から放音させる
とともに、電話回線の自動捕捉からダイヤル発信を経て
相手側端末機との接続が行われるまで一連の接続動作の
過程において送出される各種信号音を前記拡声部から放
音させる制御を行う制御部とを備えた構成とする。
【0024】
【作用】複数台の端末機によって全ての外線が使用され
ているときに、別の1台の端末機から発呼が行われる
と、回線状態検出部から全外線が使用中であることを示
す信号(例えば、話中音等)が送出されてくる。このと
き、その端末機の使用者が外線予約の操作を行うと、外
線ダイヤルの予約が行われる。
【0025】次に、任意の1台の端末機が通話を終了
し、1つの外線が空きの状態になると、回線状態検出部
がこれを検出し、検出信号を制御部に送出する。制御部
は、この検出信号に基づき、外線ダイヤル予約動作を実
行する。
【0026】すなわち、制御部は音声合成部と拡声部と
を動作させ、音声合成部から発生されたダイヤル発信メ
ッセージの合成音声を拡声部から放音させるとともに、
電話回線の自動捕捉からダイヤル発信を経て相手側端末
機との接続(又は接続失敗)が行われるまでの間に送出
される各種信号音(例えば、電話回線を通じて入力され
る呼出音、話中音、リングバックトーン及び発信音等)
を拡声部から放音させる制御を行う。
【0027】これにより、外線予約者は、待機中におけ
る外線の状態変化を随時知ることができ、最も適切なと
きに送受話器を取り上げて応答する等の対応が可能とな
る。
【0028】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0029】図1は本発明の外線ダイヤル予約機能を有
する電話機システムの電気的構成を示すブロック図であ
る。
【0030】この電話機システムは、図2に示す従来例
の電話機システムと基本的構成が略同一であることか
ら、同一部分には同一符号を付することとし、ここでは
詳細な説明を省略する。
【0031】本実施例においては、ボタン電話機を主装
置Aとしており、内線電話機B,C・・・及び図示しな
いファクシミリ装置等を端末機として備え、主装置Aが
接続されている2つの電話回線2a,2bのそれぞれに
併設電話機A1,A2が接続された構成とする。すなわ
ち、2つの電話回線2a,2bに対して3台以上の端末
機が接続された電話機システムとしている。
【0032】主装置Aの入力側には、電話回線2a,2
bの電圧変化、極性変化等を検出して併設電話機A1,
A2の外線接続状態及び外線の変化状態を検出する回線
状態検出部6が接続されおり、回線状態検出部6の出力
は、主装置制御部7に接続されている。また、回線状態
検出部6には、外線接続部3の出力が導かれている。
【0033】主装置制御部7は、装置全体の動作制御を
行うとともに、回線状態検出部6からの検出信号を受け
て外線(すなわち、電話回線2a,2b)の使用状態を
判別するようになっている。また、全ての外線が使用中
であるときには、端末機B,C等からの発呼要求があっ
ても発信制御は行わず、さらに、外線ダイヤル予約が行
われている場合には、空きとなった外線(例えば、電話
回線2a)と外線予約中の例えば内線電話機Bとの接続
制御を行うようになっている。
【0034】一方、内線電話機Bは、内線接続部8と送
受話部10との間に送受話切換部9が設けられており、
この送受話切換部9に、内線電話制御部15の出力が導
かれている。また、拡声部14には、送受話切換部9の
出力が導かれているとともに、音声案内部(音声合成
部)13の出力が導かれており、音声案内部13には、
内線電話制御部15からの制御信号が導かれた構成とな
っている。また、内線電話制御部15には、操作部11
の出力と表示部12の入力とが接続されている。
【0035】送受話切換部9は、内線電話制御部15か
らの切換信号を受けて、内線接続部8と拡声部14との
接続又は内線接続部8と送受話部10との接続を行う。
【0036】拡声部14はスピーカであって、音声案内
部13からの合成音声を放音する。
【0037】音声案内部13は、音声合成回路を備えた
ものであり、内線電話制御部15からの制御信号によ
り、内線電話制御部15に一時記憶された電話番号をダ
イヤルする内容、例えば「外線が捕捉されました。12
3−456−7890にダイヤルします。」といったメ
ッセージを合成音声で出力する。
【0038】内線電話制御部15は、装置全体の動作制
御を行うとともに、主装置Aからの外線の空きを示す検
出信号を受けて、音声案内部13から前記メッセージの
合成音声を出力させる。また、外線ダイヤル予約の動作
中に主装置Aに入力する呼出音、話中音、リングバック
トーン及び発信音等を拡声部14から放音させるように
なっている。
【0039】次に、上記構成の電話機システムにおける
外線ダイヤル予約の動作について説明する。
【0040】内線電話機Cや併設電話機A1,A2等に
よって全ての外線(電話回線2a,2b)が使用中であ
るときに、内線電話機Bから発呼を行うと、内線電話機
Bの送受話部10から話中音が放音されるので、内線電
話機Bの使用者は、外線が全て使用中であることを知る
ことができる。このとき、外線予約を行うために、使用
者は内線電話機Bの操作部11を入力操作する。
【0041】すなわち、操作部11のプリセットダイヤ
ルボタンを操作して相手先の電話番号を入力し、次いで
外線予約ボタンを操作する。すると、内線電話制御部1
5のメモリに電話番号が一時記憶されるとともに、内線
電話制御部15から内線接続部8及び内線端末接続部5
を介して主装置制御部7に外線予約信号が送出される。
主装置制御部7は、この外線予約信号によって内線電話
機Bの外線予約を行う。
【0042】この状態において、回線状態検出部6は、
併設電話機A1,A2の接続状態や外線の状態変化を常
時監視している。そして、例えば併設電話機A1の使用
が終ると、電話回線2aの電圧変化を回線状態検出部6
が検出し、その検出信号を主装置制御部7に送出する。
【0043】主装置制御部7は、この検出信号に基づ
き、外線予約中の内線電話機Bに空き外線(電話回線2
a)を割り当て、内線電話機B以外の端末機の電話回線
2aへの接続を禁止するとともに、内線端末接続部5及
び内線接続部8を介して内線電話制御部15に空き情報
を送出する。
【0044】内線電話制御部15は、この空き情報に基
づいて外線が使用可能状態になったと判断すると、主装
置制御部7に対し外線捕捉命令を送出するとともに、送
受話切換部9に切換信号を送出し、内線接続部8と拡声
部14とを接続する。
【0045】一方、主装置制御部7は、外線接続部3に
外線捕捉命令を送出して外線(電話回線2a)を捕捉さ
せるとともに、内線切換部4に切換信号を送出して、内
線電話機Bが接続された内線端末接続部5と電話回線2
aを捕捉した外線接続部3との接続を行う。
【0046】すなわち、電話回線2a、外線接続部3、
内線切換部4、内線端末接続部5、内線接続部8、送受
話切換部9、拡声部14が一連に接続されたことにな
る。
【0047】この後、回線状態検出部6が外線捕捉の異
常を検出しない限り、主装置制御部7は、内線電話機B
に外線捕捉を行った旨の信号を送出する。内線電話機B
の内線電話制御部15は、この信号を受け取ることによ
り、内部に一時記憶している相手先の電話番号情報を主
装置制御部7に送出すると同時に、音声案内部13に制
御信号を送出して、音声案内部13を作動させる。
【0048】これにより、主装置Aの外線接続部3から
外線にダイヤル発信が行われるとともに、音声案内部1
3から相手先ダイヤル番号と音声案内とを組み合わせた
メッセージが出力される。
【0049】そして、ダイヤル発信時に相手先の電話と
の接続が成功すれば、つまり通話路が形成されるとリン
グバックトーンが拡声部14で放音される一方、話中等
のために失敗すれば話中音が放音されることになる。
【0050】この経過を具体的に示すと、相手側端末機
との接続成功時は「ツー『外線が捕捉されました。12
3−456−7890にダイヤルします。』ピポパ・ピ
ポパ・ピポパピ、リン・リン」といった一連の信号音と
メッセージとが拡声部14から放音され、接続失敗時は
「ツー 『外線が捕捉されました。123−456−7
890にダイヤルします。』ピポパ・ピポパ・ピポパ
ピ、ツーッ・ツーッ」といった一連の信号音とメッセー
ジとが拡声部14から放音される。
【0051】そして、この接続失敗時には、外線を開放
することになるが、本例では外線ダイヤル予約の設定を
一定期間は解除せず、続いて外線の捕捉とダイヤル発信
とを試みる。この後、相手先が通話中のために接続を数
回失敗すると、その時点で外線ダイヤル予約の設定を解
除する。
【0052】従って、内線電話機Bの使用者は、外線ダ
イヤル予約の設定時における空き外線の自動捕捉、ダイ
ヤル発信、接続の成功及び失敗の過程を、拡声部14か
ら随時放音される各種信号音と音声案内とを聞くことに
よって知ることができるから、オフフックの時機を適切
に判断することができ、音声通話に対応する外線ダイヤ
ル予約機能を有効に活用することが可能となる。
【0053】
【発明の効果】本発明の外線ダイヤル予約機能を有する
電話機システムは、外線ダイヤル予約の動作時に、外線
の自動捕捉からダイヤル送出、及び接続の失敗又は成功
までの一連の接続動作の過程で送出される各種信号音と
音声案内部からの合成音声とを随時拡声部から放音する
ように構成したので、外線予約者は、外線ダイヤル予約
中の待機状態において外線の状態変化を知ることができ
る。そのため、最も適切なときに送受話器を取り上げて
応答できるから、送受話器を放置したままでも安心して
外線ダイヤル予約を行うことができる。また、外線予約
をしてから相当の時間が経過して、ダイヤル予約先が誰
であったかを忘れてしまっても、合成音声によってダイ
ヤル予約先の電話番号等を放音するので、相手に失礼に
なるといったこともなくなるといった種々の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の外線ダイヤル予約機能を有する電話機
システムの電気的構成を示すブロック図である。
【図2】従来の電話機システムの電気的構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
A 主装置 B 内線電話機(端末機) 4 内線切換部 6 回線状態検出部 7 主装置制御部 9 送受話切換部 13 音声案内部 14 拡声部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 接続された電話回線の数よりも多くの端
    末機を備えた外線ダイヤル予約機能を有する電話機シス
    テムにおいて、 前記電話回線の使用状態を検出する回線状態検出部と、 一時記憶されているダイヤル番号に発信を行う旨の合成
    音声を発生する音声合成部と、 この音声合成部によって発生された合成音声を放音する
    とともに、前記電話回線を通じて入力される呼出音、話
    中音、リングバックトーン及び発信音等の各種信号音を
    放音する拡声部と、 前記外線ダイヤル予約機能の動作時に前記回線状態検出
    部によって任意の電話回線の空きが検出されたとき、前
    記音声合成部と前記拡声部とを動作させ、前記音声合成
    部から発生された合成音声を前記拡声部から放音させる
    とともに、電話回線の自動捕捉からダイヤル発信を経て
    相手側端末機との接続が行われるまでの一連の接続動作
    の過程において送出される各種信号音を前記拡声部から
    放音させる制御を行う制御部とを備えたことを特徴とす
    る外線ダイヤル予約機能を有する電話機システム。
JP18773291A 1991-07-26 1991-07-26 外線ダイヤル予約機能を有する電話機システム Pending JPH0537649A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5871440A (en) * 1995-12-15 1999-02-16 Olympus Optical Co., Ltd. Endoscope

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5871440A (en) * 1995-12-15 1999-02-16 Olympus Optical Co., Ltd. Endoscope

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