JP2001053885A - 不在応答システム - Google Patents

不在応答システム

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JP2001053885A
JP2001053885A JP11225804A JP22580499A JP2001053885A JP 2001053885 A JP2001053885 A JP 2001053885A JP 11225804 A JP11225804 A JP 11225804A JP 22580499 A JP22580499 A JP 22580499A JP 2001053885 A JP2001053885 A JP 2001053885A
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JP
Japan
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message
call
telephone
time
caller
Prior art date
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JP11225804A
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English (en)
Inventor
Koichi Narishima
孝一 成島
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NEC Telecom System Ltd
Original Assignee
NEC Telecom System Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】発信者と着信者双方の都合に合致した留守番電
話としての利便性を向上を図る。 【解決手段】図6において、発信者の伝言メッセージを
録音した伝言メッセージを、着信者、発信者等の指定し
た所定時間になると(25)、着信者、発信者等の指定
した所定の端末(電話機)を鳴らし(30)、着信者に
発信者の録音した伝言メッセージを送出する(33)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、不在応答電話シ
ステムに関し、着信者の不在時に発信者の伝言メッセー
ジを録音再生し、着信者に発信者の伝言メッセージを伝
達する不在応答電話システムに関するものである。発信
者とはいわゆる電話をかける方法を指し,換言すれば電
話通信手段を通じて能動的に通信を開始しようとする者
をいい、着信者とはいわゆる電話をうける方を指し、換
言すれば発信者の通話先相手をいう。
【0002】
【従来の技術】従来の不在応答システムは、着信者の不
在時に、この着信者に代わって留守番応答メッセージを
送出し、発信者の伝言メッセージを録音再生する目的で
使用されている。このようなシステムでは使用者は離席
の度に伝言メッセージの有無の確認を行わなければなら
ず、この毎日の伝言メッセージの有無の確認に神経をす
り減らしていた。また、このような不在応答システムに
録音される発信者の伝言メッセージは、折り返しの電話
を着信者に希望する旨のメッセージが多く、前記旨の伝
言メッセージを聴取した着信者は、再度、電話をかけ直
す必要があった。かかる問題を解消することを目的とし
て、例えば特開平11−17802号に開示されている
不在応答電話システムによれば、着信者のスケジュール
に適合した適切な端末への自動転送によって発信者の発
呼を着信者に繋げる手段を用いて、再度の電話を省くこ
とができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上の特開平
11−17802号に開示された不在応答電話システム
にあっても、さらに次のような問題があった。特開平1
1−17802号に開示された不在応答電話システムで
は、着信者は、従来と同様に伝言メッセージの有無に注
意を払う能動的対処の必要があり、不注意により長時間
伝言メッセージを聞き逃すということがあった。さら
に、従来の留守番電話では、発信者、着信者双方のスケ
ジュールに対応した伝言メッセージを入力することがで
きなかった。例えば、発信者が伝言メッセージに「今日
19:00時に△△に来てください」と録音した際に、
着信者が時刻19:00過ぎにこの伝言メッセージを聞
く場合や、時刻19:00前でも着信者が△△から遠い
地域に在している場合があり、着信者はもっと早く伝言
メッセージを聞いていればと後悔し、発信者は着信者が
どこにいるか知っていればと後悔することが多かった。
即ち、従来の不在応答システムでは、着信者が何時に伝
言メッセージを聞くのか発信者には、わからなく、また
発信者が自ら録音した伝言メッセージを何時に着信者に
聞かせたいのかという要望に応えられなかったため、発
信者の急を要する伝言メッセージにも全く対応できなか
った。また発信者は着信者のスケジュールを知らないた
めに、着信者の所在を知っていれば録音する必要の無い
様な伝言メッセージを録音することが多く、結果とし
て、発信者と着信者双方に負担をかけていた。
【0004】本発明は以上の従来技術における問題に鑑
みてなされたものであって、着信者は伝言メッセージの
有無に注意を払う必要もなく、受動的に発信者のメッセ
ージの入手を可能にし、さらに、伝言メッセージの聞き
忘れを無くすことを可能とし、また無駄な伝言メッセー
ジを省き、発信者の急を要する発信にも対応できるよう
な、発信者、着信者双方の都合に合致した留守番電話と
しての利便性を向上させた不在応答電話システムを提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本出
願第1の発明は、音声蓄積装置を備え、前記音声蓄積装
置に記録させた応答メッセージを発信者に送出し、発信
者からの伝言メッセージを前記音声蓄積装置に記録する
不在応答システムであり、所定時間、所定端末に自動発
呼することによって、前記伝言メッセージを着信者に伝
えることを特徴とする不在応答システムである。
【0006】したがって本出願第1の発明の不在応答シ
ステムによれば、受動的に発信者のメッセージの入手を
可能にし、さらに、伝言メッセージの聞き忘れを無くす
ことを可能にするといった利点がある。
【0007】また、本出願第2の発明は、本出願第1の
発明の不在応答システムにおいて、前記所定時間、所定
端末は発信者が指定することを特徴とする。
【0008】したがって本出願第2の発明の不在応答シ
ステムによれば、発信者は発信者自信の状況に合わせた
時間と端末の指定ができるため、発信者の要望に柔軟に
応えられる自動発呼ができる利点がある。
【0009】また、本出願第3の発明は、本出願第1の
発明の不在応答システムにおいて、前記所定時間、所定
端末は着信者が指定することを特徴とする。
【0010】したがって本出願第3の発明は、本出願第
1の発明の不在応答システムによれば、確実に伝言メッ
セージを入手できる自動発呼の時間と端末を着信者が指
定するため、確実に伝言メッセージが伝達され、伝言メ
ッセージの聞き忘れを少なくする利点がある。また、発
信者に自動発呼の設定をさせなくても、着信者の設定の
指定時間、指定端末に自動発呼がされるため、発信者の
操作を簡略化できる利点がある。この場合に発信者の設
定を着信者の設定に優先させても良いし、双方を有効に
しても良い。
【0011】また、本出願第4の発明は、本出願第1の
発明の不在応答システムが、所定端末が操作された電気
信号を認識する手段を備え、前記認識した前記電気信号
を基準に所定時間を設定することを特徴とする。
【0012】したがって本出願第4の発明は、端末が操
作されたか否かを電気信号により監視することによっ
て、操作された端末の側に着信者が在席すると認識し、
電気信号を基準に所定時間を設定し、操作された端末を
所定端末として、発信者の伝言メッセージの自動発呼を
行うことによって、着信者が所定時間と、所定端末の指
定をしない場合でも、自動発呼の応答を逃した場合で
も、効率良く発信者の伝言メッセージを着信者に伝達す
る確率を向上させる利点がある。
【0013】また、本出願第5の発明は、本出願2〜本
出願4の発明のいずれか一に記載の不在応答システムに
おいて、音声蓄積装置が、複数の応答メッセージを記録
し、前記応答メッセージがいずれの時間に送出するかを
設定する応答メッセージ設定手段を備えることを特徴と
する。
【0014】したがって本出願第5の発明の不在応答シ
ステムによれば、着信者のスケジュールにリアルタイム
に対応する応答メッセージの送出を可能とする。また着
信者のスケジュールの変更に応じて予めの設定に対して
変更することができる利点がある。
【0015】また、本出願6の発明は、本出願1〜本出
願5の発明のいずれか一に記載の不在応答システムにお
いて、所定回数の発呼の後、着信を前記音声蓄積装置に
転送する設定と、発呼せず着信を前記音声蓄積装置に転
送する設定と、通話中の状態の場合、発呼せず着信を前
記音声蓄積装置に転送する設定を行うことを特徴とす
る。
【0016】したがって本出願6の発明の不在応答シス
テムによれば、離席状態等では所定回数の発呼の後、着
信を前記音声蓄積装置に転送する設定を行い、在席の場
での会議や打ち合わせ等では、発呼せず着信を前記音声
蓄積装置に転送する設定を行い、通話状態の場合は発呼
せず着信を前記音声蓄積装置に転送する設定を行う等
の、発呼回数の設定、呼び出し音を鳴らす鳴らさないの
設定を行うことによって、発呼の仕方を変えて着信者の
各都合にあわせて、発信者の伝言メッセージを柔軟に着
信者に自動発呼し送出することができ、より利便性を向
上させる利点がある。
【0017】
【本発明の実施形態】以下に本発明における実施の形態
の不在応答システムにつき図面を参照して説明する。
【0018】まず、図1を参照して、本実施例の構成お
よびその機能につき説明する。図1は本発明における一
実施形態の不在応答システムの構成を示すブロック図で
ある。本実施例の不在応答システムは、構内システム2
0と、公衆電話機19a、移動電話機19b、構外のその
他の電話機19c等の構外電話機と局線インタフェース
4を有し、前記局線インタフェース4は前記構内システ
ム20と前記公衆電話機19a、移動電話機19b、構外
のその他の電話機19c等の構外電話機を繋げ、かつ前
記公衆電話機19a、移動電話機19b、構外のその他の
電話機19c等の構外電話機を制御している。
【0019】前記構内システム20は、パーソナルコン
ピュータ(PC)1と、電子交換機2と、電話機インタフ
ェース5と、構内電話機6a、6bを有し、前記電子交換
機2は、前記局線インタフェース4と前記電話機インタ
フェース5の発信と着信を制御し、かつ構外電話と構内
電話を切り替える役割を果たし、かつ、前記局線インタ
フェース4と前記電話機インタフェース5をそれぞれ前
記パーソナルコンピュータ(PC)1に接続している。ま
た、前記電話機インタフェース5は前記構内電話機6
a、6bを制御し、かつ、前記構内電話機6a、6bを前記
電子交換機2に接続する役割を果たしている。
【0020】前記構外電話機には、公衆電話機19a、
移動電話機19b、構外のその他の電話機19c電話機を
有し、前記構内電話機には、構内電話機6a、構内電話
機6bを意味する。なお、公衆電話機19a、移動電話機
19b、構外のその他の電話機19c、及び構内電話機6
a、構内電話機6bは、これ以上の台数が用いられるもの
である。
【0021】前記パーソナルコンピュータ(PC)1は画
像信号を処理する画像処理信号部13と、処理データを
画面表示するブラウン管(CRT)などを用いた表示部
(モニタ)12を有し、また留守番伝言メッセージを音
声出力し、着信呼び出し音を吹鳴するためのスピーカ8
と、応答メッセージを録音する際の音声信号を入力する
ためのマイクロホン9を有し、またキーボード、マウス
等の入力装置3の信号を処理してパーソナルコンピュー
タ(PC)1へ入力する入力信号処理部7を有する。
【0022】更に、このパーソナルコンピュータ(PC)
1は、着信者の応答メッセージを格納しておく応答メッ
セージ記憶部10aと、発信者の伝言メッセージを格納
しておく伝言メッセージ記憶部10bを有する音声蓄積
装置10を有し、また現在の時間を記憶し、自動発呼す
るまでの時間をカウントするタイマ11を有する。
【0023】このパーソナルコンピュータ(PC)1は、
電子交換機2からの着信時の情報を処理する信号処理部
15と、その情報からトーンを検出するトーン検出部1
6を有し、前記トーン信号から検出された信号の中か
ら、自動発呼の指定時間を格納する時間記憶部14と自
動発呼の指定先電話機のダイヤルを格納するダイヤル記
憶部17を有する。
【0024】更に、このパーソナルコンピュータ(PC)
1は、所定回数の発呼、転送、自動発呼の設定の登録、
変更を記憶し、かつ、その設定に応じて各ブロックを制
御するメイン制御部18を有する。
【0025】着信者はスケジュールに合わせた1日の指
定発呼時間と指定発呼ダイヤルの入力をキ−ボ−ド、マ
ウス等の入力装置3を用いて行う。前記入力装置3より
入力された情報は、入力信号処理部7により処理され、
指定発呼時間は時間記憶部14に、指定発呼ダイヤルは
ダイヤル記憶部17に格納される。入力された情報は、
画像信号処理部13により処理され、表示部12で監視
できる。
【0026】着信者はスケジュールにあわせた1日の応
答メッセージの録音をマイクロホン9を用いて行う。入
力された応答メッセージは音声蓄積装置10内の応答メ
ッセージ記憶部10aに格納される。入力された応答メ
ッセージはスピーカ8により再生され、確認できる。
【0027】格納された応答メッセージと、格納された
自動発呼時間と自動発呼先ダイヤルはメイン制御部18
でパーソナルコンピュータ(PC)1内のタイマ11と関
連づけらる。
【0028】発信者からの公衆電話機19a、移動電話
機19b、構外のその他の電話機19cからの発信を局線
インタフェース4が受け入れると、電子交換機2が構外
電話機からの受信に切り替わり、信号処理部15に受信
信号が入力される。信号処理部15の入力を受けて、メ
イン制御部18はタイマ11の時間に関連づけられた処
理を行う。
【0029】着信者は、各時間毎に、出張、会議等にお
ける長時間の不在時や、または離席状態等の所定回数の
発呼の間に通話を行えない場合や、在席の場での会議や
打ち合わせ等の、在席はしているが発呼させない場合
や、他との通話中に発信者が発信した場合に発信者の伝
言メッセージを前記音声蓄積装置に格納するか否かの設
定と、及び前記伝言メッセージを自動発呼するか否か設
定ができる。
【0030】自動発呼の設定が選択されている時間に発
信者の発呼が行われた場合は、メイン制御部18は、タ
イマ11の時間に関連付けられた応答メッセージを、応
答メッセージ記憶部10aより送出する。
【0031】応答メッセージを聞いた発信者は、伝言メ
ッセージを録音し、自動発呼の指定時間と指定ダイヤル
を、発信している公衆電話機19a、移動電話機19b、
構外のその他の電話機19cから入力する。入力された
情報は、局線インタフェース4及び電子交換機2を通じ
て信号処理部15に入力される。これらの入力された情
報は、信号処理部15により、音声メッセージとPBトー
ンに分離される。音声メッセージは音声蓄積装置10内
の伝言メッセージ記憶部10bに格納され、PBトーンは
トーン検出部16によりダイヤル情報と時間情報に分離
され、ダイヤル情報はダイヤル記憶部14に、時間情報
は時間記憶部17にそれぞれ格納される。また発信者が
指定時間と指定ダイヤルを入力しない場合には、伝言メ
ッセージのみ音声蓄積装置10内の伝言メッセージ記憶
部10bに格納され、トーン検出部16を通過しない。
【0032】ダイヤル記憶部に格納された発信者、また
は着信者の指定した時間と、タイマ11の時間が一致す
ると、メイン制御部18は、ダイヤル記憶部17に格納
された、発信者、または着信者の指定したダイヤルの情
報から、指定ダイヤルを取り出して発呼を行う。発呼が
信号処理部15を通ると、電子交換機2は送信に切り替
わり、指定された端末である公衆電話機19a、移動電
話機19b、構外のその他の電話機19cの構外電話機、
または構内電話機6a、構内電話機発6bに発呼する。
着信者が応答するとメイン制御部18は音声蓄積装置1
0内の伝言メッセージ記憶部10bから発信者の伝言メ
ッセージを取り出し、電子交換機2を通って着信者に送
出する。
【0033】所定回数を発呼させ、かつその後自動発呼
させることが選択されている時間に発信者の発呼が行わ
れた時は、メイン制御部18は、着信者が通話中か否か
を確認して、通話中でなければ、局線インタフェース4
の入力を電子交換機2により、電話機インタフェース5
に繋げ、さらに構内電話機6aに繋げ、所定回数発呼す
る。その際、着信者が応答を行えば通常の通話が行われ
るが、着信者が所定回数以内に応答を行わなければ、メ
イン制御部18は応答メッセージ記憶部10aより離席
中である旨の応答メッセージを送出し、前記自動発呼の
選択時と同様な処理が行われる。
【0034】前記所定回数を発呼させ、かつその後自動
発呼させることが選択されている時間に発信者の発呼が
行われた時は、着信者が通話中であればメイン制御部1
8は、応答メッセージ記憶部10aより通話中である旨
の応答メッセージを送出し、発信者の伝言メッセージを
伝言メッセージ記憶部10bに格納する。発信者が電話
を切った後、メイン制御部18は、電話機インタフェー
ス5を監視して着信者の通話の終了を待つ。着信者の通
話が終了した時に、メイン制御部18は、着信者の端
末、構内電話機6aを発呼して、着信者が応答すること
を条件に伝言メッセージ記憶部10bから前記伝言メッ
セージを送出する。
【0035】また、発呼させず、かつその後自動発呼さ
せることが選択されている時間に発信者の発呼が行われ
た時は、メイン制御部18は、応答メッセージ記憶部1
0aより応答できない旨の応答メッセージを送出し、前
記自動発呼の選択時と同様な処理が行われる。
【0036】また構内電話6bから構内電話6a、構内
電話6aから構内電話6bの通話は電子交換機2を介せ
ず、電話機インターフェース5を介して行われる。
【0037】次に、図2、図3を参照して本実施例にお
ける内容及び動作について説明する。図2は、本発明に
おける着信者の24時間におけるスケジュール内容を説
明するための図であり、図3は24時間におけるスケジ
ュール内容ごとの応答メッセージと着信者の指定する自
動発呼時間と自動発呼先ダイヤルである。
【0038】着信者は、予めキーボード、マウス等の入
力機器3を用いて自動発呼の指定時間及び、指定発呼ダ
イヤルを入力し、マイクロホン9を用いて応答メッセー
ジを録音する。例えば、前日から7:00までは自宅の
ため、マイクロホン9を用いて「申し訳ありませんが自
宅にいます。○月○日のAM9:00に、このメッセージ
をこの端末で聴く予定です。」と録音し、キーボード又
はマウス等の入力機器3aを用いて、指定発呼時間を時
刻9:00及び、指定発呼ダイヤルを○○-○○○○-○
○○○と入力し、モニタ12で確認する。同様に時刻
7:00から8:30、時刻10:00から12:0
0、時刻12:00から15:00、時刻12:00か
ら15:00、時刻15:00から17:00、時刻1
7:00から17:30、時刻17:30から24:0
0の応答メッセージの録音と、着信者指定発呼時間と着
信者指定発呼先ダイヤルの入力を行う。
【0039】さらに時刻8:30から10:00までの
会社などにおける自席での業務中は、離席中や話し中の
状況のために自動発呼の設定を行う。マイクロホン9を
用いて、「申し訳ありませんが離席中(話し中)です。
伝言メッセージをお願いします。」等を録音する。
【0040】本発明の不在応答システムは、これらの応
答メッセージ及び、自動発呼時間と自動発呼先ダイヤル
は数種類を登録して、選択できる機能を備え、またパソ
コンにスケジュールと自動発呼時間と自動発呼先ダイヤ
ルを入力するだけで、自動的にメッセージが作成される
機能も備えている。また、公衆電話機19a、移動電話
機19b、構外のその他の電話機19cからも、着信者の
スケジュールに応じて、応答メッセージと指定発呼時間
と指定発呼ダイヤルの変更、登録ができる。
【0041】図4を参照して本実施例の発信者が着信者
へ発信した場面での本発明の不在システムの処理フロー
を説明する。 (1)発信者が着信者に発信する。 (2)不在等で、始めから自動発呼するように設定され
ている場合、 (3)伝言メッセージ受付が始まり、図5の(3)伝言
メッセージ受付スタートに行く。 (4)(2)において自動発呼するように設定されてい
なく、かつ、話し中であれば、伝言メッセージ受付が始
まり、図5の(3)伝言メッセージ受付スタートに行
く。 (5)前記(4)で着信者が話し中で無い場合で、着信
音が鳴らないように設定されていれば、伝言メッセージ
受付が始まり、図5の(3)伝言メッセージ受付スター
トに行く。 (6)前記(5)で着信音が鳴るように設定されていれ
ば、着信音が鳴る。 (7)所定回数の発呼の後、着信を図5の(3)伝言メ
ッセージ受付スタートに行く設定になっていて、 (8)所定回数の発呼の間に着信者が受話器を取らなけ
れば、伝言メッセージ受付が始まり、図5の(3)伝言
メッセージ受付スタートに行く。 (9)前記(8)で所定回数の発呼の間に着信者が受話
器を取れば通常の電話応答となる。 (10)前記(7)で図5の(3)伝言メッセージ受付
スタートに行かない設定になっていれば、呼び出し音を
鳴らしつづける。着信者が応答すれば、前記(9)の通
常の電話応答となる。 (11)前記(10)で着信者が応答しなければ、発信
者が電話を切るまで、電話の呼び出し音を鳴らし続け
る。 (12)前記(11)で発信者が電話を切ると電話が切
れる。
【0042】図5を参照して本実施例の図4(3)にお
ける伝言メッセージの受付スタートから伝言メッセージ
が送出されるモードが設定されるまでの処理フローを説
明する。
【0043】図4における(3)の伝言メッセージの受
付がスタートすると、 (13)図1における応答メッセージ記憶部10aよ
り、発信者の指定した応答メッセージが、発信者に送出
される。 例えば図4における(2)での、不在等で、始めから自
動発呼するように設定されている場合では、「12:0
0まで○○本社で会議中です。○月○日のPM6:00に
このメッセージを××ホテルにて携帯電話から聞く予定
です。」という応答メッセージであり、例えば図4にお
ける(4)での話し中であるときは、「ただいま通話中
です。御用の方は伝言メッセージを録音してください。
電話を切り次第、伝言メッセージを聞く予定です」とい
う応答メッセージであり、例えば図4における(5)で
の呼び出し音が鳴らない設定のときは、「ただいま応答
ができません。御用の方は伝言メッセージを録音してく
ださい。なお○月○日のPM6:00にこのメッセージを
××ホテルにて携帯電話から聞く予定です。」という応
答メッセージであり、例えば図4における(8)での呼
び出し音を鳴らしても着信者が応答しないときは、「た
だいま離席中です。御用の方は伝言メッセージを録音し
てください。なお○月○日のPM6:00にこのメッセー
ジを××ホテルにて携帯電話から聞く予定です。」とい
う応答メッセージである。 (14)発信者が伝言メッセージを入力する必要が無い
場合は、 (15)発信者は電話を切るまで、または前記(14)
で伝言メッセージを入力するまで待機を続け、 (16)前記(15)で発信者が電話を切ると伝言メッ
セージの受付が終了する。 (17)前記(14)において、伝言メッセージを入力
の必要がある場合は、伝言メッセージを受話器に向かっ
て話す。この伝言メッセージは、図1における伝言メッ
セージ記憶部10aに格納される。 (18)応答メッセージ「自動発呼時間、自動発呼先ダ
イヤルがこの時間でよろしければ#1を、入力される場
合には#2を入力してください。」という応答メッセー
ジが送出され、発信者は、録音する伝言メッセージが着
信者に伝わる時間と場所が(13)で送出された応答メ
ッセージの時間と端末で問題があるか否かの確認が求め
られる。例えば図4における(2)の状況で送出される
「12:00まで○○本社で会議中です。○月○日のPM
6:00にこのメッセージを××ホテルにて携帯電話か
ら聞く予定です。」の応答メッセージでは、自動発呼時
間が、「○月○日のPM6:00」と自動発呼先ダイヤル
が「××ホテルにて携帯電話」で問題があるか否かの確
認が求められる。 (19)着信者の指定する時間、端末で問題が無いとき
には、#と1を入力すると、 (20)図6における(20)の伝言メッセージ送出モ
ードがスタートする。 (21)発信者が急を要する場合等に、着信者の指定す
る時間、端末で問題が生じる時(急を要する時等)は、
例えば図4における(18)の状況において、発信者が
会議の終わる時間12:00に会議室に自動的に発呼さ
せて伝言メッセージを着信者に伝えたい場合には、#と
2を入力すると応答メッセージが、自動発呼の時間を発
信者に求める。 (22)PBトーンにて発信者の希望する時間、図4にお
ける(21)の状況において、発信者が希望する発呼時
間(会議が終了する時間)をPBトーンで1200と入力
する。 (23)発呼時間を入力すると自動発呼の発呼先ダイヤ
ルを発信者に求める。 (24)発信者の求める発呼先の電話番号、図4におけ
る(21)の状況においては会議室の電話番号をPBトー
ンで△△△△△△△△△△を入力すると図6における
(20)の伝言メッセージ送出モードがスタートする。
また本発明の不在応答システムでは、前記(20)の伝
言メッセージ送出モードがスタートすると、着信者は、
発信者の伝言メッセージが録音されているか否かを視覚
的に把握することが可能であり、発信者の伝言メッセー
ジが録音されている場合には、着信者は従来の不在応答
システムと同様に、電話機を操作することによって録音
された伝言メッセージを聴くことも可能である。
【0044】図6を参照して本実施例の図5(20)に
おける伝言メッセージ送出モードから伝言メッセージを
着信者に送出するまでの処理フローを説明する。
【0045】図5における(20)の伝言メッセージ送
出モードがスタートすると、 (25)図1における前記タイマ11が所定時間と一致
するかを前記メイン制御部18が監視する。なお、ここ
でいう所定時間には、例えば、 1、着信者が指定した時間、例えば図5における(1
3)で6:00、又は6:00〜8:00の指定した時間
または時間帯。 2、発信者が指定した時間、例えば図5における(2
1)で12:00の時間。 3、着信者が、電話機を操作することによって生じた電
気信号を認識した時間。 4、着信者が、電話中であることによって生じた電気信
号を認識し、電話を切った後に5秒後。 5、着信者が、着信音を鳴らさない設定から着信音を鳴
らす設定に変更した時間。 等である。図1における前記タイマ11が所定時間と一
致しなければ、 (26)着信者が電話機を操作して能動的に,伝言メッ
セージを聞かない場合は、前記(25)に戻る。 (27)前記(26)において、着信者が電話機を操作
して能動的に,再生ボタンを押せば、伝言メッセージが
送出され、着信者は、発信者の録音した伝言メッセージ
を聴くことができる。 (28)前記(25)において、所定時間と図1におけ
るタイマ11が一致したときは、着信者が話し中か否か
を確認する。話し中であれば前記(25)に戻る。 (29)前記(28)において着信者が話し中の状態で
はなく、着信音が鳴るように設定されていなければ前記
(25)に戻る。 (30)前記(29)において着信音が鳴るように設定
されていれば、電話機の着信音が鳴る。 (31)着信者が所定の発呼回数以内で受話器を取らな
ければ、 (32)所定回数の後、電話機の呼び出し音が止まり、
前記(25)に戻る。 (33)前記(31)において着信者が所定の発呼回数
以内で受話器をとれば、前記(27)同様伝言メッセー
ジが送出され、着信者は、発信者の録音した伝言メッセ
ージを聴くことができる。
【0046】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の不在応答システムによれば、着信者は伝言メッセージ
の有無に注意を払う必要もなく、受動的に発信者のメッ
セージの入手を可能にし、さらに、伝言メッセージの聞
き忘れを無くすことを可能とする効果がある。また無駄
な伝言メッセージを省き、発信者の急を要する発信にも
対応できる自動発呼を可能とし、また通常の自動発呼の
設定がなされていない時でも、通話中や離席中、又は呼
び出し音を鳴らさない設定の場合でも、発信者、着信者
双方の都合を考慮に入れた柔軟な自動発呼を可能とす
る。
【0047】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明における一実施の形態の不在応答シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明における一実施の形態の不在応答シス
テムの使用者の24時間におけるスケジュール内容を説
明するための図である。
【図3】 本発明における一実施の形態の不在応答シス
テムの図2におけるスケジュール内容ごとの応答メッセ
ージと着信者の指定する自動発呼時間と自動発呼先ダイ
ヤルである。
【図4】 本発明における一実施の形態の不在応答シス
テムにおける、発信者が着信者へ発信した場面での処理
フローの一例である。
【図5】 本発明における一実施の形態の不在応答シス
テムにおける伝言メッセージの受付スタートから伝言メ
ッセージが送出されるモードが設定されるまでの処理フ
ローの一例である。
【図6】本発明における一実施の形態の不在応答システ
ムにおける伝言メッセージ送出モードから伝言メッセー
ジを着信者に送出するまでの処理フローの一例である。
【0048】
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ(PC) 2 電子交換機 3 キーボード、マウス等の入力装置 4 局線インタフェース 5 電話機インタフェース 6a 構内電話機 6b 構内電話機 6 入力信号処理部 7 スピーカ 8 マイクロホン 9 音声蓄積装置 10a 応答メッセージ記憶部 10b 伝言メッセージ記憶部 11 タイマー 12 表示部(モニタ) 13 画像信号処理部 14 時間記憶部 15 信号処理部 16 トーン検出部 17 ダイヤル記憶部 18 メイン制御部 19a 公衆電話機 19b 移動電話機 19c 構外のその他の電話機 20 構内システム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音声蓄積装置を備え、前記音声蓄積装置に
    記録させた応答メッセージを発信者に送出し、発信者か
    らの伝言メッセージを前記音声蓄積装置に記録する不在
    応答システムにおいて、所定時間に、所定端末を自動発
    呼し、着信者の応答後、前記伝言メッセージを前記所定
    端末から送出し、前記伝言メッセージを着信者に伝える
    ことを特徴とする不在応答システム。
  2. 【請求項2】前記所定時間、所定端末は発信者が指定す
    ることを特徴とする請求項1記載の不在応答システム。
  3. 【請求項3】前記所定時間、所定端末は着信者が指定す
    ることを特徴とする請求項1記載の不在応答システム。
  4. 【請求項4】所定端末が操作された電気信号を認識する
    手段を備え、前記認識した前記電気信号を基準に所定時
    間を設定することを特徴とする請求項1記載の不在応答
    システム。
  5. 【請求項5】音声蓄積装置が、複数の応答メッセージを
    記録し、前記複数の応答メッセージのうちいずれの応答
    メッセージが、いずれの時間に送出されるかを設定する
    応答メッセージ設定手段を備えることを特徴とする請求
    項1から請求項4のいずれか一に記載の不在応答システ
    ム。
  6. 【請求項6】所定回数の発呼の後、着信を前記音声蓄積
    装置に転送する設定と、発呼せず着信を前記音声蓄積装
    置に転送する設定と、通話中の状態の場合、発呼せず着
    信を前記音声記録装置に転送する設定を行うことを特徴
    とする請求項1から請求項5のいずれか一に記載の不在
    応答システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7539731B2 (en) 2003-07-14 2009-05-26 Nec Corporation Method for automatically sending messages at desired appropriate timings and an automatic message sending service system

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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