JP2751843B2 - 留守番電話機能を備えたファクシミリ装置 - Google Patents

留守番電話機能を備えたファクシミリ装置

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JP2751843B2
JP2751843B2 JP6245109A JP24510994A JP2751843B2 JP 2751843 B2 JP2751843 B2 JP 2751843B2 JP 6245109 A JP6245109 A JP 6245109A JP 24510994 A JP24510994 A JP 24510994A JP 2751843 B2 JP2751843 B2 JP 2751843B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、留守番電話機能を備え
たファクシミリ装置の改良に関し、詳しくは、外出先か
ら電話回線を介して、ファクシミリ待機から留守番電話
待機へのモード切換えができるようにしたファクシミリ
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、留守番電話機能を備えたファクシ
ミリ装置が普及して来たが、このファクシミリ装置によ
ると、予め所定のキー操作等によって留守番電話待機モ
ードに設定しておけば、外出中に外部から電話がかかっ
てきた場合に、留守応答メッセージを送出し、伝言メッ
セージを受付けて、そのメッセージを録音することがで
きる。
【0003】また、この種の装置では、図9のステップ
500〜514に示すように、外出先から電話回線を介
してリモート操作をすることもできる。これは、留守番
電話待機モードに設定されているファクシミリ装置に電
話をかけ、留守応答メッセージを聞いた後、伝言メッセ
ージを録音する時間内に、プッシュボタンの操作等によ
り予め登録しているコードと同じコマンド(アクセスコ
ード、操作コード)を入力し、各種機能の操作ができる
ものである。ここで操作できる機能には、伝言メッセー
ジと受信ファクシミリ件数の照会、録音メッセージの再
生、ポケットベル呼出のセット、ファクシミリの受信画
像データの取出し等があり、長期間外出している場合に
は、特に有効的に利用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
留守番電話機能を備えたファクシミリ装置では、留守番
電話待機モードの解除は、リモート操作により行ってい
るが、留守番電話待機モードに設定するには、ファクシ
ミリ通信手順の実行中等にDTMF信号(デュアルトー
ン多周波信号)を送出して、モードの切換えを行ってい
た。このため、留守番電話待機モードの設定時にトーナ
ル信号、変調信号とDTMF信号が混在して、その設定
が正常に行えない場合があった。
【0005】また、リモート操作は留守番電話待機モー
ドでなければ実行できないため、上記のように留守番電
話待機モードの設定ができなかった場合は、上記した各
種機能が利用できず不便であった。本発明は、上記事情
に鑑みてなされたものであり、外出先から電話回線を介
して、ファクシミリ待機から留守番電話待機へのモード
切換えが確実に行える留守番電話機能を備えたファクシ
ミリ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
提案される請求項1に記載の本発明は、ファクリミリ待
機モードと留守番電話待機モードを備えたファクシミリ
装置において、外線からの切換コマンドを検出する検出
部と、ファクシミリ手順信号を所定期間送出する通信制
御部と、ファクシミリ待機モードにあるときに、外線か
らの呼出信号に着信した後、ファクシミリ手順の所定期
間内に相手ファクシミリからの応答がない場合は、留守
応答メッセージを送出し、その後前記検出部で留守番電
話待機モードへの切換コマンドを受け付けた場合には、
ファクシミリ装置をファクシミリ待機モードから留守番
電話待機モードに切換えを行う信号処理部とを備えてい
る。
【0007】ここに外線から送出される切換コマンド
は、電話機等のプッシュボタンの操作等により送出され
るDTMF信号(デュアルトーン多周波信号)等で構成
され、信号処理部により、着信した後にファクシミリ受
信を行うため、その通信手順を実行するファクシミリ待
機モードから、ファクシミリを受信可能とし、電話機を
留守番待機状態として留守中の伝言メッセージを録音す
る留守番電話待機モードに切換える。
【0008】請求項2に記載の本発明は、電話/ファク
リミリ待機モードと留守番電話待機モードを備えたファ
クシミリ装置において、外線からの切換コマンドを検出
する検出部と、擬似ベルを所定期間鳴動させる擬似ベル
発生部と、電話/ファクシミリ待機モードにあるとき
に、外線からの呼出しに着信した後、擬似ベルの鳴動期
間中にファクシミリ手順信号を検出した場合にはファク
シミリ通信手順を行い、ファクシミリ手順信号を検出し
ない場合は、留守応答メッセージを送出し、その後前記
検出部で留守番電話待機モードへの切換コマンドを受け
付けた場合には、ファクシミリ装置を電話/ファクシミ
リ待機モードから留守番電話待機モードに切換えを行う
信号処理部とを備えている。請求項3に記載の本発明
は、請求項2において、ファクシミリ装置には電話機あ
るいはファクシミリに対応したダイヤルイン番号が設定
されており、外線からの呼出し後に送出されてくるダイ
ヤルイン番号と設定された番号とを比較し、一致した番
号の電話機を擬似ベルにより所定期間鳴動させ、この擬
似ベルの鳴動中に、ファクシミリ手順信号を検出した場
合はファクシミリ通信手順を行い、ファクシミリ手順信
号を検出しない場合は、留守応答メッセージを送出し、
その後前記検出部で留守番電話待機モードへの切換コマ
ンドを受け付ける構成としている。
【0009】請求項4に記載の本発明は、請求項1また
は2または3において、信号処理部は、上記切換コマン
ドによる切換えが正常に行えないときには、切換コマン
ドの再入力を促すメッセージを出力する機能を更に備え
ており、請求項5に記載の本発明は、請求項4におい
て、信号処理部は、上記切換コマンドの再入力が所定回
数をオーバすると切換コマンドの受付けを終了させる機
能を備えている。
【0010】
【作用】本発明の請求項1に記載の留守番電話機能を備
えたファクシミリ装置では、ファクシミリ待機モードに
あるときに、信号処理部が、外線からの呼出に対して着
信した後、通信制御部を介してファクシミリ通信手順信
号を所定期間、送出させる。このファクシミリ通信手順
信号に対して相手側のファクシミリから応答があった場
合は、ファクシミリ受信処理を行うが、所定期間、応答
がなかった場合は、ファクシミリ通信手順を終了し、留
守応答メッセージを出力させて、所定期間、外線から送
出されて来る切換コマンドを受付ける。ここでコマンド
信号検出部にて切換コマンドを検出した場合、ファクシ
ミリ待機から留守番電話待機へのモード切換えを行う。
【0011】請求項2に記載の留守番電話機能を備えた
ファクシミリ装置では、電話/ファクシミリ待機モード
にあるときに、信号処理部が、外線からの呼出に対して
着信した後、疑似ベル発生部によって、外付電話機を呼
出すために疑似ベルを所定期間、鳴動させる。この疑似
ベルの鳴動中にファクシミリ通信手順信号を受付けた時
は、ファクシミリ受信処理を行い、外付電話機のハンド
セットを取上げた時には、回線をこの電話機に接続す
る。ここで、ファクシミリ通信手順信号の受付け、ある
いは、外付電話機のハンドセットの取上げがなかった場
合は、留守応答メッセージを出力させた後、外線から送
出されて来る切換コマンドを受付ける。切換コマンドを
検出した場合は、電話/ファクシミリ待機から留守番電
話待機へのモード切換えを行う。
【0012】請求項3に記載の留守番電話機能を備えた
ファクシミリ装置では、信号処理部が、外線からの呼出
に対して着信した後に送出されて来るダイヤルイン番号
(DTMF信号)によって識別された電話機等に疑似ベ
ルを所定期間、鳴動させる。この疑似ベルの鳴動中にフ
ァクシミリ通信手順信号を受付けた時は、ファクシミリ
受信処理を行い、電話機のハンドセットを取上げた時に
は、回線をこの電話機に接続する。ここで、ファクシミ
リ通信手順信号の受付け、あるいは、電話機のハンドセ
ットの取上げがなかった場合は、留守応答メッセージを
出力させた後、外線から送出されて来る切換コマンドを
受付けて、切換コマンドを検出した場合は、留守番電話
待機へのモード切換えを行う。
【0013】
【実施例】以下に、添付図とともに本発明の実施例につ
いて説明する。図1は、本発明の請求項1に記載の留守
番電話機能を備えたファクシミリ装置Fの構成例を示し
たブロック図である。図において、6はDTMF信号
(デュアルトーン多周波信号)で構成された切換コマン
ドを検出するコマンド信号検出部、1は電話回線Lとフ
ァクシミリ装置や電話機との回線接続や回線切換を行な
い、外線からの呼出に対して着信した後、ファクシミリ
通信手順信号を所定期間、送出させる通信制御部、3は
コマンド信号検出部6と通信制御部1と以下に記述する
各部を制御する信号処理部である。
【0014】その他、モデム2、ファクシミリ通信手順
を行うためのプロトコル信号発生回路4とプロトコル信
号検出回路5、ROM10に記憶されているデータを基
に相手側に送出する留守応答メッセージ等を生成するメ
ッセージ生成部7、留守番電話設定釦8aやテンキー等
で構成されたキー操作部8、画像読取部9、音声メッセ
ージ等を記憶しておくROM10、留守番電話設定釦8
aで設定できる留守番電話待機モード等をフラグ等によ
り記憶しておくRAM11、印字出力部12、ファクシ
ミリ通信手順信号の送出時間等を計時するタイマー回路
13、留守番電話待機モード時に伝言メッセージを録音
する録音部14を備えている。
【0015】また、外付の電話機として、ハンドセット
20a、オフフック検出スイッチ20b、通話回路20
cを備えている。このような構成により本発明では、電
話回線Lを介して、ファクシミリ待機から留守番電話待
機へのモード切換えを行うが、このモード切換えによ
り、ファクシミリを受信待機状態とし、電話機を留守番
待機状態として留守中の伝言メッセージが録音できる。
【0016】以下に、その基本動作を説明する。信号処
理部3では、外線からの呼出に対して着信した後、通信
制御部1にファクシミリ通信手順信号をタイマー回路1
3で計時する所定期間(例えば40秒)、送出させる。
このファクシミリ通信手順信号は、プロトコル信号発生
回路4を介して送出されて、相手側からの応答を待つ。
【0017】このファクシミリ通信手順信号に対して、
プロトコル信号検出回路5により相手側ファクシミリか
らの応答を検出した場合は、ファクシミリ受信処理を行
い、上記所定期間の間、応答がなかった場合は、ファク
シミリ通信手順を終了し、留守応答メッセージを出力さ
せて、所定期間、外線から送出されて来る切換コマンド
を受付ける。この留守応答メッセージには、「ただいま
留守にしております。おかけ直し下さい。」等のメッセ
ージがあり、メッセージ生成部7によって生成され、相
手側に送出される。ここで留守番電話待機モードへ切換
えない場合は、電話機に回線を接続して、相手側による
電話回線Lの切断を待つが、モードを切換える場合は、
例えば10秒の所定期間の間、プッシュボタンの操作等
によってDTMF信号で送出される切換コマンドを受付
ける。
【0018】コマンド信号検出部6において切換コマン
ドを検出した場合に、留守番電話待機モードへの切換え
を行うが、この切換コマンドは、例えば、「’#’+ア
クセスコード(4桁)+’#’」のようなコードで構成
されており、このアクセスコードが予めRAM11に記
憶しているコードと一致した場合に、その切換コマンド
を有効とする。
【0019】モード切換えが実行されると、その旨はR
AM11等にフラグをセットあるいはリセットするなど
して記憶され、信号処理部3がそのモードに対応した処
理を制御する。留守番電話待機モードに設定されると、
ファクシミリへの画像データの受信とともに、録音部1
4への伝言メッセージの録音を可能とする。次に、本発
明の請求項2に記載の留守番電話機能を備えたファクシ
ミリ装置Fについて説明する。図2はその構成例を示し
たブロック図であり、図1に示した請求項1に記載のフ
ァクシミリ装置の構成に加えて、外付電話機を呼出すた
めに疑似ベルを所定期間、鳴動させる疑似ベル発生部1
5とスピーカSPを備えている。
【0020】このような構成により、電話回線Lを介し
て、電話/ファクシミリ待機モードから留守番電話待機
モードへの切換えを行う。以下にその動作を説明する。
信号処理部3では、外線からの呼出に対して着信した
後、疑似ベル発生部15によって、疑似ベルをタイマー
回路13で計時する所定期間、鳴動させる。この疑似ベ
ルは、例えば40秒間、断続的に鳴動し、同時に相手側
に対して疑似リングバックトーンを送出する。
【0021】この疑似ベルの鳴動中にファクシミリ通信
手順信号を受付けた時は、ファクシミリ受信処理を行
い、電話機のオフフック検出スイッチ20bによりハン
ドセット20aが取上げられたことを検出したときは、
回線をこの電話機に接続する。ここで、ファクシミリ通
信手順信号の受付け、あるいは、電話機のハンドセット
20aの取上げの検出がなかった場合は、請求項1と同
様に、留守応答メッセージを出力させた後、所定期間、
切換コマンドを受付け、コマンド信号検出部6において
切換コマンドを検出した場合は、留守番電話待機モード
に切換えを行う。
【0022】次に、本発明の請求項3に記載の留守番電
話機能を備えたファクシミリ装置Fについて説明する。
図3はその構成例を示したブロック図であり、図2に示
した請求項2に記載のファクシミリ装置の構成にダイヤ
ルイン処理部16を加えた構成として、複数の電話機あ
るいはファクシミリの中から、ダイヤルイン番号によっ
て呼出す電話機あるいはファクシミリが選択できるよう
になっている。
【0023】ダイヤルイン番号は、予めダイヤルイン番
号設定釦8bによって、接続した電話機あるいはファク
シミリに対応した番号がRAM11に設定できるように
なっており、通信制御部1にて仮着信した後、相手側か
ら送出されるダイヤルイン番号(DTMF信号)とRA
M11に記憶した番号を比較して、一致した番号の電話
機あるいはファクシミリをダイヤルイン処理部16によ
って接続するようになっている。
【0024】上記の動作を行うダイヤルイン待機モード
から留守番電話待機モードへの切換えの動作を説明する
と、まず、ダイヤルイン番号を受付けた後に着信した電
話機等に疑似ベルを所定期間鳴動させる。それ以降は請
求項2に記載の処理と同様の処理を行う。但し、ダイヤ
ルイン番号でファクシミリを選択した場合は、モード切
換えを行う必要がないために切換コマンドを受付ける処
理を行わなくてもよい。
【0025】図4は、以上に説明した請求項1〜3のフ
ァクシミリ装置の動作手順をタイムチャートで示したも
のである。図の(a)〜(c)はそれぞれ請求項1〜3
のファクシミリ装置に対応しており、所定時間(40
秒)がタイムオーバした時点で留守応答メッセージを送
出し、切換コマンドを受付けるようになっている。本発
明のファクシミリ装置は、必ずしも、図1〜3に示した
ように別々に構成する必要はなく、これらを一体化させ
た構成として、キー操作部8の操作等により、請求項1
〜3に記載の機能を任意に選択できるようにしてもよ
い。
【0026】そこで次に、この一体化させた構成のファ
クシミリ装置の動作をフローチャートを用いて説明す
る。図5のステップ100〜112は、このファクシミ
リ装置の全体の基本動作を示したフローチャートであ
り、図6〜8は図5のステップの一部を詳細に示したフ
ローチャートである。
【0027】図5において、「待機モード」は切換コマ
ンドを受付ける前の状態であり、ファクシミリ待機モー
ド、電話/ファクシミリ待機モード、ダイヤルイン待機
モードが、それぞれ、請求項1〜3に記載した状態に対
応している。そして、既に留守番電話待機モードになっ
ている場合(ステップ111)は、従来と同様にリモー
ト操作が可能になり、留守番電話待機モードの解除が行
える(図9のステップ509〜511参照)。この留守
番電話待機モードの解除により、切換コマンドを受付け
る前のモードに戻すことができる。
【0028】図6のステップ200〜205は、ファク
シミリ待機モード時に行うファクシミリ通信手順実行処
理のフローチャートである(図5のステップ107)。
相手側ファクシミリから送出されるDCS信号を検出す
ると、ファクシミリ受信処理に移行する(ステップ20
3)。図7のステップ300〜321は、本発明の要部
である留守番設定処理のフローチャートである(図5の
ステップ108,110)。
【0029】留守応答メッセージ出力後、切換コマンド
を受付けるとともに、ビジートーン検出による相手側の
回線切断を判断し、オフフック検出スイッチ20b,2
1bによって電話機のハンドセット20a,21aの取
上げを検出して、電話機に回線を接続する(ステップ3
04,305)。切換コマンドの先頭の信号(例えば’
#’)を検出すると、留守番電話待機モードへの切換え
処理を開始する。ここで留守番電話待機モードへの切換
えが正常に行われると、「留守番電話がセットされまし
た。」等のメッセージを出力し、電話機への回線接続へ
と移行するが、正常に行えない時には、「アクセスコー
ドが間違っています。」等のメッセージを出力して、切
換コマンド(アクセスコード)の再入力を促す。この再
入力が所定回数(例えば3回)をオーバしたり、アクセ
スコードの入力が所定時間(例えば60秒)をオーバす
ると、電話機に回線を接続して切換コマンドの受付けを
終了する(ステップ309〜321)。
【0030】図8のステップ400〜410は、電話/
ファクシミリ待機モード、あるいはダイヤルイン待機モ
ード時に行う疑似ベル鳴動処理のフローチャートである
(図5のステップ109)。相手側ファクシミリから送
出されるCNG信号を検出する(ステップ402)と、
ファクシミリ通信手順実行処理に移行し、電話機のハン
ドセット20a,21aの取上げを検出する(ステップ
403)と、その電話機に回線を接続し、通話を可能に
する。
【0031】
【発明の効果】本発明の請求項1〜3に記載の留守番電
話機能を備えたファクシミリ装置によれば、外出先の電
話機等から電話回線を介して、留守番電話待機モードへ
の設定ができるため、その設定を忘れて外出した場合で
も、遠隔操作により伝言メッセージの録音、リモート操
作ができるようになる。
【0032】また、切換コマンドをファクシミリ通信手
順中や電話機とファクシミリの回線切換中に受付けるこ
とがないので、受信信号が混在せず確実に留守番電話待
機モードへの設定をすることができ、再度電話をかけて
確認をする必要がなくなる。また、請求項3に記載の本
発明によれば、ダイヤルイン機能の付いたファクシミリ
装置でも確実に留守番電話待機モードの設定ができ、上
記した効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1に係る留守番電話機能を備え
たファクシミリ装置の構成例を示したブロック図であ
る。
【図2】本発明の請求項2に係る留守番電話機能を備え
たファクシミリ装置の構成例を示したブロック図であ
る。
【図3】本発明の請求項3に係る留守番電話機能を備え
たファクシミリ装置の構成例を示したブロック図であ
る。
【図4】(a)〜(c)は、本発明に係る留守番電話機
能を備えたファクシミリ装置の動作手順の例を示すタイ
ムチャートである。
【図5】本発明に係る留守番電話機能を備えたファクシ
ミリ装置の基本動作の一例を示すフローチャートであ
る。
【図6】本発明に係る留守番電話機能を備えたファクシ
ミリ装置のファクシミリ待機モード時の動作の一例を示
すフローチャートである。
【図7】本発明に係る留守番電話機能を備えたファクシ
ミリ装置の留守番電話待機モードへの切換え動作の一例
を示すフローチャートである。
【図8】本発明に係る留守番電話機能を備えたファクシ
ミリ装置の電話/ファクシミリ待機モードあるいはダイ
ヤルイン待機モード時の動作の一例を示すフローチャー
トである。
【図9】従来の留守番電話機能を備えたファクシミリ装
置のリモート操作の動作の一例を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
F・・・留守番電話機能を備えたファクシミリ装置 1・・・通信制御部 3・・・信号処理部 6・・・コマンド信号検出部 7・・・メッセージ生成部 8・・・キー操作部 8a・・留守番電話設定釦 11・・RAM 13・・タイマー回路 14・・録音部 15・・疑似ベル発生部 16・・ダイヤルイン処理部 20a,21a・・ハンドセット 20b,21b・・オフフック検出スイッチ 20c,21c・・通話回路 L・・・電話回線 SP・・スピーカ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−237310(JP,A) 特開 平6−233098(JP,A) 特開 平3−224343(JP,A) 特開 平6−86040(JP,A) 特開 平5−268443(JP,A) 特開 平5−183656(JP,A) 特開 平4−324743(JP,A) 特開 昭63−211960(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 11/00 - 11/10 H04M 1/64 - 1/65 H04N 1/00 107

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファクリミリ待機モードと留守番電話待機
    モードを備えたファクシミリ装置において、 外線からの切換コマンドを検出する検出部と、ファクシ
    ミリ手順信号を所定期間送出する通信制御部と、ファク
    シミリ待機モードにあるときに、外線からの呼出信号に
    着信した後、ファクシミリ手順の所定期間内に相手ファ
    クシミリからの応答がない場合は、留守応答メッセージ
    を送出し、その後前記検出部で留守番電話待機モードへ
    の切換コマンドを受け付けた場合には、ファクシミリ装
    置をファクシミリ待機モードから留守番電話待機モード
    に切換えを行う信号処理部とを備えたことを特徴とする
    ファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】電話/ファクリミリ待機モードと留守番電
    話待機モードを備えたファクシミリ装置において、 外線からの切換コマンドを検出する検出部と、擬似ベル
    を所定期間鳴動させる擬似ベル発生部と、電話/ファク
    シミリ待機モードにあるときに、外線からの呼出しに着
    信した後、擬似ベルの鳴動期間中にファクシミリ手順信
    号を検出した場合にはファクシミリ通信手順を行い、フ
    ァクシミリ手順信号を検出しない場合は、留守応答メッ
    セージを送出し、その後前記検出部で留守番電話待機モ
    ードへの切換コマンドを受け付けた場合には、ファクシ
    ミリ装置を電話/ファクシミリ待機モードから留守番電
    話待機モードに切換えを行う信号処理部とを備えたこと
    を特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、 上記ファクシミリ装置には電話機あるいはファクシミリ
    に対応したダイヤルイン番号が設定されており、外線か
    らの呼出し後に送出されてくるダイヤルイン番号と設定
    された番号とを比較し、一致した番号の電話機を擬似ベ
    ルにより所定期間鳴動させ、この擬似ベルの鳴動中に、
    ファクシミリ手順信号を検出した場合はファクシミリ通
    信手順を行い、ファクシミリ手順信号を検出しない場合
    は、留守応答メッセージを送出し、その後前記検出部で
    留守番電話待機モードへの切換コマンドを受け付けるこ
    とを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】請求項1または2または3において、 上記信号処理部は、上記切換コマンドによる切換えが正
    常に行えないときには、切換コマンドの再入力を促すメ
    ッセージを出力する機能を更に備えたファクシミリ装
    置。
  5. 【請求項5】請求項4において、 上記信号処理部は、上記切換コマンドの再入力が所定回
    数をオーバすると切換コマンドの受付けを終了させる機
    能を備えたファクシミリ装置。
JP6245109A 1994-10-11 1994-10-11 留守番電話機能を備えたファクシミリ装置 Expired - Lifetime JP2751843B2 (ja)

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