JP2954318B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2954318B2
JP2954318B2 JP2287587A JP28758790A JP2954318B2 JP 2954318 B2 JP2954318 B2 JP 2954318B2 JP 2287587 A JP2287587 A JP 2287587A JP 28758790 A JP28758790 A JP 28758790A JP 2954318 B2 JP2954318 B2 JP 2954318B2
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正人 中島
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はファクシミリ装置に関し、特に、外付の電話
機を設けた場合のファクシミリ通信機能および電話機能
双方のリモート切換制御を行うファクシミリ装置に関す
る。
〔従来の技術〕
近時、ファクシミリ装置の多機能化が進んでおり、各
種機能を外出先の電話機から所定のDTMF信号を送信する
ことによって制御可能なリモート制御機能を備えたもの
が多く普及している。
従来のこの種のファクシミリ装置としては、例えば留
守番電話機を付設したファクシミリ装置があり、この装
置では外出先の電話機からファクシミリ通信又は留守番
電話機をリモート制御する場合、外線からの着呼に対し
て、まず、ファクシミリ通信機能が動作するようになっ
ている。そこで、外出先のオペレータはサービスコード
をDTMF信号で入力するが、ファクシミリ通信をリモート
制御する場合は、ファクシミリ通信リモコン用のコード
を入力し、留守番電話機をリモート制御する場合は、留
守番電話リモコン用のコードを入力する(但し、外付け
の留守番電話機が留守番モードに予めセットされている
必要がある)。ファクシミリ通信装置が留守番電話リモ
コン用コードを受信すると、留守番電話機に対してリン
ギング信号を発して着信を知らせ、留守番電話機が応答
すると、回線を留守番電話機側に接続した後、留守番電
話機のリモート操作方法に従ってそのリモート操作が行
われるようになっている。
しかしながら、上記のように最初にファクシミリ通信
機能が動作すると、電話を目的でかけてきた相手に対し
て留守番電話機のリモート制御を開始するための操作、
リンギング後の留守番電話機が応答するまでの待機時間
およびこの応答後のリモート操作等の複雑なオペレーシ
ョンを強要するため、ファクシミリ通信装置に留守番電
話機を付けた場合のリモート操作に関して改善の必要が
あった。
そこで、このようにリモート操作を改善するファクシ
ミリ装置として、例えば特開昭63−256046号公報に記載
のものがある。この装置では着呼に際して、まず、留守
番電話機が動作して応答し、外出先のオペレータがファ
クシミリ通信機能をリモート操作したい場合は、所定の
タッチトーン信号を送出すれば留守番電話機からファク
シミリ通信側に切り換えられるようになっており、この
リモート切り換えは留守番電話機が動作中であっても任
意に切り換えが可能となっている。このリモート切換機
能によって留守番電話機からファクシミリ通信に切り換
える場合のリモート操作が単純化される。
また、外部の電話機から留守中の家庭内の機器をテレ
コントローラシステムによってリモート制御する方法も
提案されており、例えば、特開平1−216663号公報にテ
レコントローラシステム制御方法として記載されている
ものがある。このテレコントローラシステム制御方法で
はテレコントローラシステムに留守番電話機を付けて使
用する場合の制御方法が提案されており、テレコントロ
ーラシステムの設定スイッチがセット状態で、かつ、留
守番電話機の有・無設定スイッチが有に設定されている
条件下において、留守番電話機が不在モードに設定され
ている場合に、外部の電話機からの呼び出しに対して留
守番電話機を優先的に応答させ、その応答が終了した後
にテレコントローラシステムを稼働させ、留守番電話機
が在宅モードに設定されている場合は、呼出信号を所定
時間出力させた後、テレコントローラシスを稼働させる
ようにしている。すなわち、このテレコントローラシス
テムをファクシミリ装置のリモート制御に適用した場
合、例えばファクシミリ通信装置に設けた留守番電話機
が不在モード(留守番モード)に設定されていると、外
部の電話機から着呼したユーザーは、留守番電話機から
の応答メッセージが終了した時点でファクシミリ通信装
置のリモート制御を開始することが可能になる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上述した従来のファクシミリ装置にあって
は、外出先の電話機からのリモート切り換えが単純化さ
れているものの、付設の留守番電話機とファクシミリ装
置本体側との相互におけるリモート操作に関する考慮が
なされていなかったため、留守番電話機を外出先の電話
機からリモート操作する際のリモート制御信号に使用さ
れるDIMF信号等が制限されるという不具合が発生する。
すなわち、従来では所定のタッチトーン信号をファクシ
ミリ装置本体側で検出したとき、常にモード切り換えを
実行するようになっていたため、留守番電話機をリモー
ト操作する際のリモート制御信号の中にこれと同一のタ
ッチトーン信号が含まれていた場合、外出先のオペレー
タの意に反してファクシミリ通信側に切り換わってしま
う可能性がある。したがって、この留守番電話機のリモ
ート制御に用いる信号を制限する必要があり、この点で
も改善の余地がある。
また、従来のテレコントローラシステム制御方法を利
用してファクシミリ通信装置とファクシミリ通信装置に
付けた留守番電話機をリモート制御する場合は、留守番
電話機が不在モードに設定されていると、外部の通信端
末からの着呼に対して、まず留守番電話機の応答メッセ
ージが送出されるようになっていたため、外部の通信端
末からファクシミリ通信装置をリモート制御しようとす
るユーザーは応答メッセージが終了するまで待たなけれ
ばならず、応答メッセージの送出中にリモートコントロ
ールを行おうとしても応答メッセージがノイズとなって
DTMF信号がファクシミリ通信装置側で検出されない可能
性が大きく、ファクシミリ通信装置のリモート機能への
移行を外部の通信端末から確実に行えないという不具合
が発生する。さらに、回線と接続されているときは、フ
ァクシミリ通信装置に付設されている留守番電話機から
のリモート制御もできなくなるという不具合も発生す
る。
〔発明の目的〕
そこで、請求項1記載の発明は、着呼後に外部の通信
端末から着呼後に最初に入力されたリモート制御信号の
中の所定のコード情報だけをファクシミリ装置本体が通
信機能を切り換えるリモート切換信号として識別するこ
とにより、さらに、請求項2記載の発明は、該同一のコ
ード情報を付設の留守番電話機から入力することで該リ
モート切り換えを可能とすることにより、付設電話機の
リモート制御信号に対する制限を最小限に留めるととも
に、リモート操作を容易にして、ファクシミリ装置のリ
モート機能および操作性を向上させることを目的として
いる。さらに、請求項3記載の発明は、通信機能切り換
え後の所定期間は、同一の切り換え用のコード情報が繰
り返し入力された場合でも、該切り換え処理を禁止する
ことにより、オペレータの誤操作によるリモート制御の
プロテクト機能を強化することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、リ
モート操作可能な電話機が接続されたファクシミリ装置
において、所定の番号情報を記憶するメモリ手段と、前
記メモリ手段に記憶している番号情報を変更する操作手
段と、回線を介して受信されるトーン信号の種類を検出
するトーン信号検出手段と、を備え、前記電話機による
回線接続後、前記トーン信号検出手段により検出された
トーン信号が該回線接続後に最初に受信されたトーン信
号か否かを判定し、最初に受信されたトーン信号である
場合にのみそのトーン信号に対応する番号と前記メモリ
手段に記憶されている番号情報の番号とが一致するか否
かを判断させ、一致した場合にはファクシミリ通信を開
始させる一方、一致しなかった場合及び前記トーン信号
検出手段により検出されたトーン信号が該回線接続後に
最初に受信されたトーン信号でない場合には、前記電話
機に回線を接続維持させることを特徴とするものであ
り、 請求項2記載の発明は、前記電話機から入力されるト
ーン信号に対応する番号が前記メモリ手段に記憶されて
いる番号情報の番号と一致するか否かを判断させ、該電
話機の電話機能からファクシミリ通信機能への切り換え
を可能としたことを特徴とするものであり、 請求項3記載の発明は、前記電話機の電話機能からフ
ァクシミリ通信機能へ切り換えられたとき、該切り換え
後の所定期間は該通信機能の切り換えを禁止する禁止手
段を設けたことを特徴とするものである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例に基づいて具体的に説明する。
第1、2図は本発明に係るファクシミリ装置の一実施
例を示す図である。
第1図はファクシミリ装置1のブロック図であり、こ
のファクシミリ装置1は、CPU(識別手段、切換手段、
禁止手段)2、ROM3、RAM(メモリ手段、パスワード設
定手段)4、モデム5、網制御部6、トーンディテクタ
7(トーン信号検出手段)、操作部8(操作手段)、符
号化副号化部9、TXモータ10、スキャナ11、RXモータ1
2、プロッタ13および画信号蓄積メモリ14等を備えてい
る。
CPU2はROM3内に格納されたプログラムに従ってファク
シミリ装置1としてのシーケンスを実行するとともに、
後述するリモート制御時のリモート切換処理を実行す
る。
ROM3はファクシミリ装置1としてのシーケンスを実行
するためのプログラムを格納するとともに、リモート制
御時のリモート切換処理プログラムを格納している。
RAM4はCPU2が各プログラムを実行するときのワークエ
リアを備えるとともに、ファクシミリ装置1にリモート
切換信号のコード情報を登録する際のデータも記憶して
いる。
モデム5はファクシミリ送受信時の画信号の変調およ
び復調を行う。
網制御部6は公衆電話回線Lに接続され、送受信時、
相手端末との間で、通信に必要な通信手順を実行する。
トーンディテクタ7は公衆電話回線Lを通して網制御
部6から入力されるDTMF(Dual Tone−Multifrequenc
y)トーンの種類を検出し、その内容をCPU2に転送す
る。
操作部8は各種送信情報に関する指令信号を入力する
ワンタッチプログラムキーやテンキー等の種々のスイッ
チ等を備えており、オペレータにより入力される指令信
号を各部に伝える。
符号化副号化部9は所定の符号化方式により送信画信
号を圧縮(符号化)し、また、受信画信号を再生(復号
化)する。
TXモータ10は、ファクシミリ装置1にセットされる原
稿を所定速度でスキャナ11へフィードする。スキャナ11
としては、例えばCCD(Charge Coupled Device)を利用
したラインスキャナが用いられており、スキャナ11は1
ライン毎に原稿を読み取って画像データとして出力す
る。
RXモータ12は、ファクシミリ装置1にセットされた記
録紙を所定速度でプロッタ13にフィードする。
プロッタ13としては、例えば、サーマル素子を利用し
たサーマル記録装置が用いられており、プロッタ13は感
熱記録紙に直接あるいはインクシートを介して間接的に
普通記録紙に記録する。
画信号蓄積メモリ14は、ハードディスク、光ディスク
等の大容量メモリあるいはDRAM(DynamicRAM)やCMOS
(Complementary Metal−Oxide Semiconductor)型RAM
等で構成され、符号化された画信号を蓄積する。
また、網制御部6には留守番機能付の電話機15が外付
けで付設されており、この電話機15は外線からのリモー
ト制御が可能なものであるとする。
次に、作用を説明する。
本発明のファクシミリ装置1にあっては、リモート制
御における付設電話機15と自己のファクシミリ機能との
リモート切換処理に特徴があり、以下、このリモート切
換処理について第2図に示すフローチャートに従って説
明する。
なお、第2図のリモート切換処理プログラムは、発呼
側の通信要求内容(リモート要求内容や通常の電話によ
る通信要求内容)と付設の電話機15のリモート機能との
対応を考慮したものとなっているため、初めに、第2図
のプログラム全体を通して説明し、次いで、発呼側の要
求内容についてそれぞれ場合分けをして説明する。
ファクシミリ装置1がTELモードに設定されるととも
に、電話機15が留守番モードに設定されていて、外部の
通信端末から発呼があると、まず、電話機15が起動して
予め録音された留守番モード用のメッセージの送出を開
始するとともに(ステップP1)、ファクシミリ装置1の
CPU2では発呼側から送信された信号がCNG信号(コーリ
ングトーン信号)であるか否かを判別して(ステップP
2)発呼側が非音声端末(ファクシミリ装置)であるか
否かを判別する。また、送出されるメッセージの中には
マニュアル送信してくる相手に対処するため、「ファク
シミリを利用される方は、2番を押してピー音確認の
後、送信して下さい」と入れておくことで対処するもの
とする。CNG信号であれば、直ちにTELモードからFAXモ
ードに切り換えてステップP8でCED信号(被呼局識別信
号)とDIS信号(ディジタル識別信号)の送出を開始
し、CNG信号でなければ、DTMF(コード情報)信号であ
るか否かを判別する(ステップP3)。DTMF信号のとき
は、このDTMF信号が着呼後に最初に入力されたDTMF信号
であるか否かを判別するため(ステップP4)、ROM3内に
リモート切換時にDTMF信号を検出したか否かをチェック
するフラッグを格納しておく。
このフラッグは初期状態では、例えばロウ(LOW)に
セットしておき、着呼後に最初にトーンディテクタ7に
よってDTMF信号が検出されてモードを切り換え、リモー
ト制御が開始されたとき、このフラッグをハイ(HI)に
セットする。この後、ファクシミリのリモート制御が終
了するまでフラッグはハイ状態のまま維持され、終了し
た直後に再びロウにセットされる。したがって、上記ス
テップP3で検出されたDTMF信号が入力されたとき、フラ
ッグがロウにセットされているか否かをチェックするこ
とによってそのDTMF信号が最初のものであるか否かを判
別することができる。
次いで、この最初のDTMF信号が2番であるか否かをチ
ェックし(ステップP5)、本実施例では上記送出メッセ
ージにより最初のDTMF信号が2番であるとき、TELモー
ドからFAXモードに切り換えるものとする。すなわち、C
PU2では最初に入力されたDTMF信号の中で2番をモード
切換信号として識別しており、2番のときはTELモード
からFAXモードに切り換える。一方、ステップP4で最初
のDTMF信号でなく、ステップP5で2番でなかったとき
は、TELモードのまま電話機15のリモート制御に移る
(ステップP6)。なお、DTMF信号は電話機15においても
検出されている。
ファクシミリ装置1がTELモードからFAXモードに切り
換えられたとき、電話機15側の公衆電話回線Lと接続す
る通話回線等には発呼側からの送信信号は入力されなく
なり、無音状態になる。電話機15はこの無音状態を検出
してから所定時間(設定時間は電話機15の種類によって
異なる)待って、無音状態が継続していれば、オンフッ
クして通話状態から初期の待機状態に戻る。最初のDTMF
信号に2番が検出されると、この2番用のタイマをセッ
トする(ステップP7)。2番用のタイマとは、DTMF信号
の2番が短時間に連続して入力された場合に、発呼側の
オペレータが意図していないモード切り換えを避けるた
めに設けられたもので、このタイマの動作中(例えば、
3秒間)は、DTMF信号の2番が入力されても、モード切
り換え動作は行われない。次いで、CED信号とDIS信号の
送出を開始するとともに(ステップP8)、DIS信号に対
する発呼側の応答を待つT1タイマ(CCITT勧告T.30に基
づくタイムアウトT1)をセットする(ステップP9)。次
いで、DIS信号に対する応答となるDCS信号(ディジタル
命令信号)を検出したか否かをチェックし(ステップP1
0)、DCS信を検出したときは、通常のファクシミリ受信
処理に移る(ステップP11)。次いで、ステップP7でセ
ットした2番用のタイマがオーバーフローしたか否かを
チェックし(ステップP12)、電話機15がオフフック状
態であるか否かをチェックする(ステップP13)。2番
用タイマがオーバーフローしていなく、電話機15がオフ
フック状態でないときは、2番を含むDTMF信号の入力に
続いてファクシミリのリモート制御に移る。“#”が入
力された否かをチェックする(ステップP18)。一方、
2番用のタイマがオーバーフローして付設の電話機15の
オフフック状態が維持されているときは、再びDTMF信号
の2番が入力されたか否かをチェックする(ステップP1
4)。2番が入力されたときは、FAXモードからTELモー
ドに切り換えてステップP2の処理に戻る。ステップP13
で電話機15のオフフック状態をチェックすることによっ
て電話機15がオンフック状態で再びTELモードに切り換
えたとき、回線断になることを回避している。2番が入
力されなかったときは、上記“#”が入力されたか否か
をチェックし(ステップP15)、“#”が入力されたと
きは、ファクシミリのリモート制御に移る(ステップP1
6)。このとき、上記ステップP4でチェックししたDTMF
信号判別用のフラッグがハイにセットされる。一方
“#”が入力されないときは、ステップP9でセットした
T1タイマがオーバーフローしたか否かをチェックし(ス
テップP17)、オーバーフローしたときは、回線を切断
して(ステップP18)待機状態に戻り、オーバーフロー
していないときは、DCS信号の検出に戻る(ステップP1
0)。
次に、発呼側の要求内容によって場合分けしたとき
の、ファクシミリ装置1の上記リモート切換処理につい
て第2図を参照して説明する。なお、ファクシミリ装置
1は、その初期状態においてTELモードにセットされて
おり、電話機15は留守番モードにセットされているもの
とする。
(A)ファクシミリのリモート制御要素があった場合 上記初期状態において、外部の通信端末から着呼があ
ると、音声メッセージによりFAXモードに切り換え可能
なことが発呼側に知らされる。発呼側からファクシミリ
のリモート制御を開始するためのIDコードを送信する前
に1番最初のDTMF信号として2番が送出されると、送信
された2番がモード切換信号として識別されてファクシ
ミリ装置1はTELモードからFAXモードに切り換えられ
る。次いで、発呼側から所定のIDコードが送出される
と、ファクシミリ装置1からこのIDコードに対する所定
の応答信号が送出されて発呼側に対してファクシミリ装
置1のファクシミリリモート機能が開放される。次い
で、発呼側から送出される所定のサービスコードによっ
てファクシミリ装置1のファクシミリ機能がリモート制
御される。
(B)マニュアルのファクシミリ送信要求があった場合 上記(A)と同様に着呼後の2番の入力によってファ
クシミリ装置1がTELモードからFAXモードに切り換えら
れ、ファクシミリ装置1からは直ちにCED信号とDIS信号
の送出が開始されるので、発呼側では、通常通りに原稿
をセットして送信開始を行える。
(C)自動ファクシミリ送信の要求があった場合 上記初期状態において、発呼側から送信されるCNG信
号により、ファクシミリ装置1では直ちにTELモードか
らFAXモードに切り換えられてCED信号とDIS信号の送出
が開始される。これに応答して発呼側からDCS信号が送
出されてファクシミリ自動送信が開始される。
(D)通常の電話による通話要求があった場合 電話による着呼に対してファクシミリ装置1では、ま
ず、付設の電話機15によって応答されて、予め録音され
た音声メッセージが送出されるので、発呼側ではファク
シミリ装置1を意識せずに通常の留守番電話に対処する
ことになる。
(E)付設の電話機15に対するリモート要求があった場
合 上記(D)と同様に、まず、電話機15が応答するた
め、発呼側からは電話機15のリモート制御を開始するた
めの電話機15によって設定されるIDコードが送出され、
このIDコードに対応して電話機15からは所定の応答信号
が送出されて発呼側に対して電話機15のリモート機能が
開放される。次いで、発呼側から送出される所定のサー
ビスコードによって電話機15がリモート制御される。
ここで、電話機15のIDコードの一番最初がDTMF信号の
2番であった場合は、発呼側のオペレータが意図しない
まま、ファクシミリ装置1ではTELモードからFAXモード
に切り換えられてしまうので、この場合は、RAM4内にセ
ットされた2番というデータを書き換えるか、電話機15
のIDコードが設定変更可能な場合、そのIDコードの設定
を変更することになる。本実施例のファクシミリ装置1
では操作部8からの所定のファンクションキー操作によ
ってリモート切換用の2番というデータを書き換えるこ
とが可能となっており、このような場合に対処すること
ができる。例えば、電話機15のIDコードが固定されてい
る場合に、このようなデータの変更機能は有効に活用さ
れる。
また、電話機15のリモート制御に移ったとき、ファク
シミリ装置1は上記第2図のルーチンから抜けるため、
電話機15をリモート操作する際の最初のIDコードの1番
目のコード情報だけが制限されるだけなので、サービス
コードは制限されるものではない。すなわち、ファクシ
ミリ装置1ではIDコードの中の最初のコード情報だけを
モード切換用のリモート信号として識別するだけなの
で、上記(E)の場合、電話機15のサービスコードは一
切制限されない。
また、上記(A)〜(E)以外に電話機15から同一の
モード切換用のDTMF信号を送出することによつてファク
シミリ装置1のモード切り換えが可能なことは勿論であ
る。
さらに、上記実施例では着呼に対して付設の電話機15
が応答するようになっているので、ファクシミリ装置1
からリンギング信号を送出して電話機15をリンギングさ
せることはないので、従来、ファクシミリ装置1に内蔵
されていたリンギング発生回路が不要になり、ファクシ
ミリ装置1のコスト低下を促す。
したがって、ファクシミリ装置1のモード切換用のリ
モート信号を付設電話機15のリモート機能に対する制限
を最小限に留めることができるとともに、外部の通信端
末におけるオペレータのリモート操作に際してオペレー
タの意図しないモード切り換えを避けることができ、ま
た、リモート操作以外の通常のファクシミリ通信操作お
よび電話機による通話に際してはファクシミリ装置1か
らオペレータに複雑なオペレーティングを強要すること
がないので、ファクシミリ装置1の操作性を損なうこと
はない。その結果、ファクシミリ装置1のリモート機能
および操作性がより一層向上する。
なお、上記実施例ではモード切換信号の識別に際して
DTMF信号を用いるようにしているが、これに限るもので
はなく、ファクシミリ装置1と相手先の相互で認識可能
な信号であればDTMF信号以外の信号が適用可能なことは
勿論である。
第3図〜第7図は本発明の他の実施例を示す図であ
る。
第3図はファクシミリ装置21のブロック図であり、フ
ァクシミリ装置21は、制御部(識別手段)22、リンギン
グ検出回路23、オフフック検出回路24、直流供給回路2
5、モデム26、DTMF信号検出部27、フィルター28、29、
操作部30、表示部31、記憶部32、スキャナ部33、プロッ
タ部34、スイッチ35、36およびリレー37、38等を備えて
いる。また、ファクシミリ装置21には留守番機能付の電
話機39が付けらている。
制御部22は、CPU(Central Processing Unit)、ROM
(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memor
y)等を備えている。ROMにはファクシミリ装置21として
の基本プログラムや本発明のリモート切換処理等のプロ
グラムが予め格納されており、CPUはROMのプログラムに
従ってファクシミリ装置21としてのシーケンスを実行す
るとともに、本発明のリモート切換処理を実行する。す
なわち、制御部22はフィルター28およびDTMF信号検出部
27によって選択的に検出される所定のDTMF信号をリモー
ト切換信号として識別し、識別結果によってリモート制
御の切換処理を実行する。RAMはCPUのワークエリア等を
形成し、ファクシミリ装置21の制御に必要な各種データ
を記憶する。
リンギング検出回路23は電話回線Lに接続されてお
り、電話回線Lからのリンギング(着呼信号)を検出し
て制御部22に通知する。
オフフック検出回路24は付設の電話機39に接続され、
この電話機39の直流電流を監視して電話機39のオフフッ
クを検出する。オフフック検出回路24は電話機39のオフ
フックを検出すると、制御部22に通知する。
直流供給回路25は電話機39に直流電流を供給する。
モデム26は、送信時には送信信号を回線の伝達に適し
た形態に変調し、受信時には回線から送られてきた変調
信号を復調し、また、回線から送られてきたトーン信号
を検出する。
DTMF信号検出部27は、電話回線Lを通してフィルター
28およびフィルター29から入力されるDTMF(Dual Tone
−Multifrequency)トーンおよび電話機39から入力され
るDTMFトーンを検出し、その内容を制御部22に転送す
る。
フィルター28は第4図に示すように2つのB.P.F(バ
ンドパスフィルター)41、42とADD(加算器)43から構
成されており、第5図に示すような周波数特性を有して
いる。すなわち、フィルター28は本実施例では電話回線
Lから入力されるDTMFトーンのうち“2番”のトーンだ
けを通すように調整されている。DTMF信号検出部27およ
びフィルター28は検出手段を構成する。
フィルター29は第6図に示すような周波数特性を有し
ており、フィルター29は本実施例ではモデム26から出力
される信号のうち2100HzのCED信号(被呼局識別信号)
と1650Hz,1850HzのDIS信号(ディジタル識別信号)を減
衰させる。
操作部30は各種送信情報に関する指令信号を入力する
ワンタッチプログラムキーやテンキー等の種々のスイッ
チ等を備えており、オペレータにより入力される指令信
号を各部に伝える。
表示部31としては、例えば、液晶ディスプレイ等が使
用されており、表示部31には操作部30から入力されたコ
マンドやファクシミリ装置21からオペレータに通知する
情報を表示する。
記憶部32は所定容量を有し、受信文書の画情報や送信
文書の画情報を複数文書分蓄積する。記憶部32には送信
用の画情報や受信した画情報が蓄積され、所定時期に読
み出されて送信処理や記録出力処理が行われる。
スキャナ部33としては、例えばCCDを利用したライン
スキャナが用いられており、スキャナ部33は1ライン毎
に原稿を読み取って画像データとして出力する。プロッ
タ部34としては、例えば、サーマル素子を利用したサー
マル記録装置が用いられており、プロッタ13は感熱記録
紙に直接あるいはインクシートを介して間接的に普通記
録紙に記録する。
スイッチ35およびスイッチ36は制御部22によってオン
・オフ制御されており、スイッチ35はオン状態(閉状
態)で電話回線Lをファクシミリ装置21に接続し、スイ
ッチ36はオン状態(閉状態)で電話機39をファクシミリ
装置に接続する。
リレー37およびリレー38も制御部22によって各々の切
片37a、38aが切換制御されている。リレー37の切片37a
は待機状態において、電話回線L側の接点37bに接続さ
れ、切片37aは必要に応じて直流供給回路25側の接点37c
に切り換えられる。リレー38の切片38aは待機状態にお
いて、フィルター28側の接点38bに接続され、切片38aは
必要に応じてフィルター29側の接点38cに切り換えられ
る。リレー37は電話機39に対して電話回線Lの接続切換
を行い、リレー38は、DTMF信号検出部へ送られる信号を
フィルター28とフィルター29のうちどちらを通して送る
か、その経路の切換えを行う。
次に、作用を説明する。
本発明のファクシミリ装置21にあっては、リモート制
御における付設電話機15と自己のファクシミリ機能との
着呼直後のリモート切換処理に特徴があり、以下、この
リモート切換処理について第7図に示すフローチャート
に従って説明する。
ファクシミリ装置21は待機状態において、オペレータ
の操作部30の操作によって留守番電話接続モードにセッ
トされると、スイッチ35、36およびリレー37、38は、第
3図に示す状態、すなわち、スイッチ35がオフ(OF
F)、スイッチ36がオン(ON)、リレー37の切片37aが接
点37b側に接している状態およびリレー38の切片38aが接
点38b側に接している状態となっている。
この待機状態において、通常のファクシミリ受信動作
は、電話回線Lを介して外部のファクシミリ端末から着
信があると、リンギング検出回路23によってリンギング
が検出され、電話機39でもリンギングが検出される。電
話機39ではリンギング検出後、オフフックされて予め録
音されている応答メッセージが電話回線Lに送出され
る。次いで、電話回線Lを介して送られてくるCNG信号
(呼出信号)をリレー37およびスイッチ36を介してモデ
ム26で検出され、モデム26から制御部22に通知される
と、制御部22によってスイッチ35がオンされ、スイッチ
36がオフされ、リレー37が直流供給回路25側に切り換え
られ、リレー38がフィルター28側に切り換えられてファ
クシミリ受信が実行される。受信した画情報は、プロッ
タ部34により印字されるか、記憶部32に蓄積される。受
信が終了すると、スイッチ35、36およびリレー37、38は
上記待機状態に戻される。
このファクシミリ装置21を外出先の通信端末からリモ
ートコントロールする場合は、まず、外出先の電話機等
からファクシミリ装置21に電話をかけると、上記待機状
態(留守番電話接続モードにセットされた状態)のファ
クシミリ装置21では、スイッチ35がOFFで、スイッチ36
がONであり、リレー37が回線側、リレー38がフィルタ28
側になっているから、付設の電話機39によって回線接続
がされる(ステップS1)。次いで、リンギング検出回路
23がリンギングを検出して制御部22に通知する(ステッ
プS2)。次いで、制御部22はセットされているモードが
自動受信モードか、留守番電話接続モードかをチェック
する(ステップS3、S4)。
留守番電話接続モードにセットされているときは、電
話機39がオフフックして応答メッセージの送出を開始す
るとともに、制御部22ではフィルター28およびDTMF信号
検出部27を介して最初に入力されるDTMF信号に“2"を検
出したかどうかをチェックする(ステップS5)。“2"を
検出しなかったときは、電話機39が送信先のオペレータ
のメッセージを録音して処理を終了する(ステップS
6)。また、外出先のオペレータがリンギング送出後にD
TMF信号の“2"を送出すると、制御部22は、この“2"を
モード切換信号として識別してスイッチ35をオンし、ス
イッチ36をオフし、リレー37を直流供給回路25側に切り
換え、リレー38をフィルター29側に切り換えてファクシ
ミリ受信モードにする(ステップS7、S8)。
すなわち、ファクシミリ装置21では、電話機39から応
答メッセージが送出中であっても、フィルター28によっ
てDTMF信号の“2"が選択的に検出されてDTMF信号検出部
27を介して制御部22に転送され、着呼後に最初に入力さ
れるDTMF信号の“2"がモード切り換え信号として識別さ
れてモード切り換えが実行されるようになっている。
ファクシミリ受信モードに切り換えた後、外出“2"以
外のDTMF信号(例えば、“#”)を送出すると、制御部
22はフィルター29およびDTMF信号検出部27を介して
“#”信号を検出し、この“#”信号を識別してリモー
トコントロールモードにセットする(ステップS9、S1
0)。このとき、スイッチ36はオフとなっているので、
電話機39から出力される応答メッセージはDTMF信号検出
部27へは伝達されない。また、フィルター29は第6図に
示した周波数特性を有するため、モデム26から出力され
るCED信号(被呼局識別信号)の2100Hz信号とDIS信号
(ディジタル識別信号)の1650Hz,1850Hz信号を減衰さ
せる。次いで、リモートコントロールモードになったフ
ァクシミリ装置21は、外出先の電話機から送られてくる
IDコードを所定時間の間待ち、送られてきたIDコードが
予め登録されているIDコードと一致するかどうかをチェ
ックし(ステップS11、S12)、IDコードが送られてこな
かったときは、回線を切断して処理を終了する。送られ
てきたIDコードが一致したときは、外出先電話機からの
リモートコントロールを許可する(ステップS13)。一
方、ステップS9でDTMF信号の“#”を検出しなかったと
きは、通常のファクシミリ受信を行って処理を終了する
(ステップS14)。
また、ステップS3で自動受信モードにセットされてい
るときは、上記待機状態からリンギング検出後、スイッ
チ35をオンし、スイッチ36をオンし、リレー37を直流供
給回路25側に切り換え、リレー38をフィルター29側に切
り換え、ステップS8からステップS14のリモートコント
ロール処理およびファクシミリ受信処理を実行する。
また、ステップS3、S4で自動受信モードおよび留守番
電話接続モードにセットされていないといは、ファクシ
ミリ端末から着呼があったときは、オペレータの操作を
待つことになる。すなわち、電話機39が留守番電話機で
ない場合には、上記待機状態で着呼後にオペレータが電
話機39をオフフックし、操作部32のスタートキー等の押
下するか、DTMF信号の“2"を電話機39から入力すると
(ステップS16〜S18)、スイッチ35をオンし、スイッチ
36をオンし、リレー37を直流供給回路25側に切り換え、
リレー38をフィルター29側に切り換え、ステップS8から
ステップS14のリモートコントロール処理およびファク
シミリ受信処理を実行する。一方、着呼後に電話機39を
オンフックだけしたときは、電話機39によって通話を行
って処理を終了する(ステップS19)。
また、自動受信モードの場合も電話機39からDTMF信号
の“2"を入力することによって電話機39とファクシミリ
装置21のモード切り換えが可能であるとともに、外出先
からファクシミリ装置21をリモートコントロールする場
合は、自動受信モードにセットしておき、ファクシミリ
受信モードになったところで外出先の電話機からDTMF信
号の“#”を送ってファクシミリ装置21をリモートコン
トロールモードとし、留守番電話機接続モードのときと
同様にリモートコントロールすることも可能である。但
し、このときスイッチ36はオンのままである。
したがって、ファクシミリ装置21に付設された留守番
機能付の電話機39が不在モードにセットされ、電話機39
が電話回線Lからの着呼に対して優先的に応答するよう
になっていても、電話機39をDTMF信号検出部27から切り
離して応答メッセージ送出中にリモートコントロール信
号の検出を可能にしているので、外出先の通信端末から
送信されるリモート切換信号に対して速やかに応答し、
外出先のオペレータにファクシミリ装置21のリモートコ
ントロール機能を速やかに利用させることができる。
〔効果〕
請求項1記載の発明によれば、着呼後に外部の通信端
末から最初に入力されたリモート制御信号の中の所定の
番号情報だけをファクシミリ装置本体が通信機能を切り
換えるリモート切換信号として識別しているので、ま
た、請求項2記載の発明によれば、該同一のコード情報
を留守番電話機から入力することによって該リモート切
り換えを可能にしているので、付設電話機のリモート制
御信号に対する制限を最小限に留めることができるとと
もに、リモート操作を容易にすることができる。しか
も、識別するコード情報を任意に設定可能としているの
で、付設電話機に使用されるリモート制御信号に対応し
て該コード情報を変更することができる。その結果、フ
ァクシミリ装置のリモート機能および操作性を向上させ
ることができる。また、請求項3記載の発明によれば、
通信機能切り換え後の所定期間は、同一の切換用のコー
ド情報が繰り返し入力された場合でも、該切換処理を禁
止しているので、オペレータの誤操作によるリモート制
御のプロテクト機能を強化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1、2図は本発明に係るファクシミリ装置の一実施例
を示す図であり、第1図はその全体構成のブロック図、 第2図はそのリモート切換処理のプログラムを示すフロ
ーチャートである。 第3図〜第7図は本発明に係るファクシミリ装置の他の
実施例を示す図であり、 第3図はその全体構成のブロック図、 第4図は第3図におけるフィルターの構成図、 第5図は第4図のフィルターの周波数特性を示す図、 第6図は第3図におけるフィルターの周波数特性を示す
図、 第7図はそのリモート切換処理のプログラムを示すフロ
ーチャートである。 1……ファクシミリ装置(通信装置)、 2……CPU(識別手段、切換手段、禁止手段)、 3……ROM、 4……RAM(パメモリ手段、スワード設定手段)、 5……モデム、 6……網制御部、 7……トーンディテクタ(トーン信号検出手段)、 8……操作部(操作手段)、 9……符号化復号化部、 15……電話機(留守番機能付きの電話機)、 21……ファクシミリ装置(通信装置)、 22……制御部(識別手段、切換手段)、 23……リンギング検出回路、 24……オフフック検出回路、 25……直流供給回路、 26……モデム、 27……DTMF検出部、 28、29……フィルター、 30……操作部、 31……表示部、 32……記憶部、 33……スキャナ部、 34……プロッタ部、 35、36……スイッチ、 37、38……リレー、 39……電話機。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−216663(JP,A) 特開 平1−179555(JP,A) 特開 昭63−196550(JP,A) 特開 昭63−63259(JP,A) 特開 昭60−53371(JP,A) 特開 昭63−256046(JP,A) 特開 昭62−281656(JP,A) 特開 昭62−281655(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 11/00 - 11/10 H04M 1/64 - 1/65 H04N 1/00 107 H04N 1/32

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リモート操作可能な電話機が接続されたフ
    ァクシミリ装置において、 所定の番号情報を記憶するメモリ手段と、 前記メモリ手段に記憶している番号情報を変更する操作
    手段と、 回線を介して受信されるトーン信号の種類を検出するト
    ーン信号検出手段と、 を備え、 前記電話機による回線接続後、前記トーン信号検出手段
    により検出されたトーン信号が該回線接続後に最初に受
    信されたトーン信号か否かを判定し、 最初に受信されたトーン信号である場合にのみそのトー
    ン信号に対応する番号と前記メモリ手段に記憶されてい
    る番号情報の番号とが一致するか否かを判断させ、 一致した場合にはファクシミリ通信を開始させる一方、
    一致しなかった場合及び前記トーン信号検出手段により
    検出されたトーン信号が該回線接続後に最初に受信され
    たトーン信号でない場合には、前記電話機に回線を接続
    維持させることを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】前記電話機から入力されるトーン信号に対
    応する番号が前記メモリ手段に記憶されている番号情報
    の番号と一致するか否かを判断させ、該電話機の電話機
    能からファクシミリ通信機能への切り換えを可能とした
    ことを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】上記請求項1又は2記載のファクシミリ装
    置において、 前記電話機の電話機能からファクシミリ通信機能へ切り
    換えられたとき、該切り換え後の所定期間は該通信機能
    の切り換えを禁止する禁止手段を設けたことを特徴とす
    るファクシミリ装置。
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