JP2744343B2 - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JP2744343B2 JP2229680A JP22968090A JP2744343B2 JP 2744343 B2 JP2744343 B2 JP 2744343B2 JP 2229680 A JP2229680 A JP 2229680A JP 22968090 A JP22968090 A JP 22968090A JP 2744343 B2 JP2744343 B2 JP 2744343B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電話器接続機能を持った通信装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、着信があった時に先に留守番電話が自動応答
し、相手がフアクシミリである時にフアクシミリ通信に
切り替えるフアクシミリ装置があった。
従来、この種の装置のNCU(網制御部)は第5図のよ
うに構成されていた。この図に於てL1、L2に電話回線を
接続し、T1、T2に留守番電話器を接続する。1は電話回
線を留守番電話器に接続するかフアクシミリ通信を行う
為にモデムへ接続するかを切り替えるCML(CONNECT LI
NE TOMODEM)リレーである。
このCMLリレー1はスタンバイ状態では留守番電話機
側(接点a側)へ切り替わっている。
同図においてスタンバイ状態で電話回線からCi(呼
出)信号が来るとCi信号は電流センサー2を通って留守
番電話器に入力される。留守番電話機はCi信号を検出す
ると自動応答(回線を捕捉)する。すると、LED(発光
ダイオード)とフオトトランジスタを組み合わせたフオ
トカプラ等から成る電流センサー20には数10mA程度の直
流電流が流れる。このとき相手がフアクシミリであれば
CNG(発呼トーン)信号が直流電流に重畳されて来る。
このCNG信号は直流カツトコンデンサ3、トランス4、
アンプ5をへてACDET端子に出力される。
フアクシミリの制御部は、DCDET端子からの直流電流
の検出によって留守番電話が応答した事を知ると、ACDE
T端子より出力される信号の周波数を検定し、1100HzのC
NG信号と見なせばCMLリレーをモデム側へ切り替えてフ
アクシミ通信を行っていた。
〔発明が解決しようとしている課題〕
しかしながら、上記従来例では、トランス4が装置の
小形化の障害となっていた。
また、電流センサー20を流れる電流には直流電流にCN
G信号電流も重畳されているのでこのセンサーで両方を
検出することも考えられたが、LED−フオトトランジス
タタイプのフオトカプラでは電流伝達率のばらつきが大
きく、また、CNG信号のリニアな伝達を行うための直流
電流の範囲が狭いので、回線の線路抵抗や電話器のイン
ピーダンスによってはCNG信号の検出が困難な場合があ
った。
〔課題を解決するための手段〕
本発明では、コイルと前記コイルにより発生された磁
界を電流に変換する入出力間が絶縁されている変換素子
を用いて、通信回線の交流信号を抽出し、この交流信号
に従って、前記通信回線の状態を判別し、かつデータ通
信を示す所定の信号の検出を行なう構成としたことによ
り、装置の構成を簡単にしたものである。
〔実施例〕
以下、図面に示す実施例に基づき、本発明を詳細に説
明する。
第1図は本発明を実施したフアクシミリ装置の構成を
示している。図において符号101で示されるものはマイ
クロプロセツサなどから構成された制御部で、CPU(中
央処理部)113、ROM(リードオンリメモリ)114、RAM
(ランダムアクセスメモリ)115、バツフアメモリ112、
ラインメモリ110、符号化/復号化部111からなり、画像
入出力および通信処理全体を制御する。
ROM114は後述の制御プログラムを格納し、RAM115はCP
U113のワークエリアとして使用される。
画像入出力は、読取部100、記録部102により行われ
る。
すなわち、原稿画像データの読み取りは、CCD(電荷
蓄積素子)センサ、原稿搬送系などから構成された読取
部100により行われる。また、受信画像データ、あるい
はコピー動作時において読取部100により読み取られた
画像データは感熱プリンタ、インクジエツトプリンタな
どから構成された記録部102により記録される。
読取部100、記録部102と符号化/復号化部111の間の
画像データの入出力は、1ラインを単位とするラインメ
モリ110を介して行われる。また、符号化/復号化部111
と通信回路のデータ入出力は、1ラインよりも大きい処
理単位(例えば所定ページ数)をもつバツフアメモリ11
2を介して制御される。なお、符号化/復号化部111は、
冗長度抑圧のために符号化/復号化処理を行うもので、
CPU113のソフトウエアから構成されていてもよい。
電話回線などの通信回線Nとの接続およびデータ入出
力は、モデム106およびNCU(網制御部)107により行わ
れる。NCU107には、通信および手動制御用の電話機又は
留守番電話器16が接続される。
CNG検出回路116は周波数カウンタあるいはバンドパス
フイルタ等から構成され、CNGの検定を行う。操作パネ
ル103は、電話番号の入力のためのテンキー、各種フア
クションキーなどから構成される。操作パネル103には
電話番号、時刻の表示などに用いられる表示器104が設
けられる。
第2図は本実施例のNCUを示す図である。1はCMLリレ
ーである。2は電流センサーであり、コイルとコイルの
周囲にコイルと絶縁して設けられたホール素子から構成
され、コイルを流れる電流に比例した強さの磁界をコイ
ルが発生し、ホール素子がその磁界を磁界の強さに比例
した大きさの電流に変換する事により、コイル電流に比
例した出力電流が得られる。電流センサー2の出力は2
つに分けられ、一方はコンパレータ6に入力され電流の
有無を示すDCDET信号となる。他方は直流カツトコンデ
ンサ3とアンプ5をへてACDET端子に出力される。7は
2線/4線変換を行うハイブリツドトランスである。
DCDET信号は制御部101へ、ACDET信号はCNG検出器116
へ出力される。
次に以上の構成における留守番電話接続の動作につい
て第3図を用いて説明する。
第3図は制御部101(ないしCPU113)の動作を示して
おり、図中の手順はROM114に格納される。
第3図において制御部101はS1で第2図のDCDET端子の
出力をチエツクし、電流センサ2に直流が流れていれば
留守番電話機が応答したと見なしてS2へ進む。直流が検
出されなければS1へ戻ってS1をループしている(スタン
バイ状態)。S2では制御部101はCNG検出回路116の出力
をチエツクする。電話をかけて来た相手がフアクシミリ
でCNG信号を送出してくると、CNG信号は電流センサー2
からコンデンサ3、アンプ5を通ってCNG検出器116へ入
り、CNG検出器116の出力がオンになる。従って制御部10
1はS2からS4へ移り、CMLリレー1を電話器16側からモデ
ム106側へ切り替えて、フアクシミリ通信を開始する。
S2でCNG信号が検出されなければS3で制御部101は直流
の有無を検出し、直流があればS2〜S3を繰り返す。つま
り、留守番電話が回線を捕捉している間はS2〜S3のルー
プを繰り返してCNGの有無をチエツクしている。S3で直
流が検出されなくなれば、留守番電話が回線を開放した
ので、S1のスタンバイ状態へ戻る。
以上説明したように、入力にコイル、出力にホール素
子を用いたリニアリテイの良い電流センサー2を回線接
続端子を留守番電話接続端子の間に配し、1つの電流セ
ンサー2で直流とCNG(音声帯域信号)を取り出すこと
により、トランスを排除して装置のコストダウン、小型
化をはかる事ができる。
また、電流センサー2の入力側にコイルを用いている
ため、LEDを用いた場合に比べて入力部の直流抵抗を下
げることができ、またLEDのように電流値によって直流
抵抗値が変化する事もなく安定した性能が得られる。
〔他の実施例〕
上記実施例ではCNG検出器を用いたが、他の単一周波
数検出器としても良い。例えば2100HzのCED信号(被呼
局識別)の検出器とすれば、T1、T2端子に接続された電
話から発呼して相手のフアクシミリが自動応答して最初
にCED信号を出したところで、これを検出し、CMLリレー
を電話機側からモデム側へ切り替えてフアクシミリ通信
を行うことができる。この様な実施例ではT1、T2端子に
接続された電話機がフアクシミリ本体と離れている場合
に、フアクシミリ装置の操作パネルをオペレータが操作
する手間を省くことができる。
さらにCNG検出器を電話機の選択信号の一種であるDTM
F(Dual tone multi frequency)信号のレシーバー
にしても良い。
この様にすれば相手のフアクシミリがCNGの送出機能
を有しない場合に、相手側で電話機からDTMF信号を出し
た後に相手のフアクシミリを起動してもらう事によりこ
ちらのフアクシミリの自動応答、通信が可能となる。
また、電流センサーは相手からの音声帯域信号だけで
なく、T1、T2端子に接続された電話機から出力する音声
帯域信号も検出できるので、着信に対してT1、T2端子に
接続された電話機でオペレータが受話器を取って応答
し、相手がフアクシミリであった場合にDTMF信号を送出
することにより、フアクシミリ通信を行なう事ができ
る。これは、フアクシミリと電話機が離れている場合に
便利である。
さらに最近ではモデムに単一周波数の検出機能やDTMF
検出機能が内蔵されているので第5図の様に構成するこ
とにより、CNG検出などの回路が不用となる。
第5図において電流センサー2の出力は2つに分けら
れ、一方はコンパレータ6に入力され直流の有無がDCDE
T端子に出力される。他方はカツプリングコンデンサ3
とアンプ5を介してスイツチ8に入力される。スイツチ
8はリレー又はアナログスイツチなどで、制御部101に
より切り替え制御される。
この様な構成に於てCMLリレー1とスイツチ8をa側
に切り替えておくことにより、回線上の音声帯域信号
(CNG、CED、DTMF等)をモデムで検出でき、フアクシミ
リ通信を行なうときはCMLリレー1とスイツチ8を同時
にb側に切り替える事によりフアクシミリ通信ができ
る。この構成だとCNG検出器等が不用なので装置を小形
化、コストダウンできる。
〔発明の効果〕
以上の様に本発明によれば、装置の構成を簡単にで
き、装置の小形化をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例のフアクシミリ装置のブロツク
図、 第2図は本発明の実施例の網制御部の回路図、 第3図は本発明の実施例の動作流れ図、 第4図は本発明の他の実施例の網制御部の回路図、 第5図は従来例の網制御部の回路図である。 1:CMLリレー、2:電流センサー、 5:アンプ、6:コンパレーター、 101:制御部、106:モデム、 107:CNU、 116:CNG検出器である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−215849(JP,A) 特開 昭59−52962(JP,A) 特開 昭64−64459(JP,A) 特開 平3−153156(JP,A)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コイルと前記コイルにより発生された磁界
    を電流に変換する変換素子を含み、通信回線上の交流信
    号を抽出する抽出手段、 前記交流信号に基づいてデータ通信を示す所定の信号を
    検出する検出手段、 前記検出手段による検出に従ってデータ通信を制御する
    制御手段を有し、 前記制御手段は、前記変換素子の電流に従って前記通信
    回線の状態を判別することを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】前記所定の信号は、非音声端末であること
    を示すCNG信号であることを特徴とする請求項第1項記
    載の通信装置。
  3. 【請求項3】前記抽出手段は、前記交流信号を抽出する
    ためのコンデンサを含むことを特徴とする請求項第1項
    記載の通信装置。
  4. 【請求項4】前記交換素子は、ホール素子であることを
    特徴とする請求項第1項記載の通信装置。
  5. 【請求項5】前記制御手段は、前記変換素子の電流に従
    って、前記通信回線の直流ループの形成を判別すること
    を特徴とする請求項第1項記載の通信装置。
  6. 【請求項6】前記所定の信号は、DTMF信号であることを
    特徴とする請求項第1項記載の通信装置。
  7. 【請求項7】前記通信回線からの変調されたデータ信号
    を復調するためのモデムを有し、前記モデムを前記検出
    手段として用いることを特徴とする請求項第1項記載の
    通信装置。
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