JP2913613B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
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Description
外設電話機による発呼動作後に公衆電話回線の接続を切
換えて画像データなどのファクシミリ信号を送信するフ
ァクシミリ装置に関する。
蔵しているものが多く、この内蔵電話機を用いて発呼動
作を行っている。また、最近では、家庭用・個人用とし
て、電話機を内蔵せず、ファクシミリ通信機能のみを実
行するファクシミリ装置が普及しつつある。このような
ファクシミリ装置では、市販の電話機をファクシミリ装
置を介して公衆電話回線に接続する。この外設の電話機
を用いて発呼動作を行い、被呼側ファクシミリ装置に着
信後、公衆電話回線の接続をファクシミリ装置側に切換
えた後、原稿を送信している。
リ装置では、電話機は公衆電話回線に直接接続されてお
り、また、ファクシミリ装置側には、電話機が出力する
ダイヤルパルスやトーン信号(DTMF信号)を検出す
る検出回路は設けられていない。
の確認のための表示や、このような入力番号に基づいて
通信結果表の作成などを行うことができず、不便であ
る。
によって発呼動作を行う場合に、入力された番号を正確
に検出することができるファクシミリ装置を提供するこ
とである。
せず、公衆電話回線を介して画像データの送受信を行う
ファクシミリ通信手段を備え、前記公衆電話回線に発呼
動作を行うため外設の電話機が接続され、該電話機によ
る発呼動作後に公衆電話回線を前記ファクシミリ通信手
段に接続して画像データの送受信を行うファクシミリ装
置において、前記電話機からの電話番号を表す信号を検
出する番号検出手段と、前記公衆電話回線を流れる電流
の方向の反転を検出する極性反転検出手段と、前記番号
検出手段によって検出された番号を記憶するメモリと、
電話機による発呼動作時には、番号検出手段による検出
番号を取り込んでメモリに記憶し、発呼動作終了後に被
呼側端末装置の着信による電流の反転が検出されると、
番号検出手段の検出番号の取り込みを禁止する制御手段
とを含むことを特徴とするファクシミリ装置である。
いて発呼動作を行うとき、電話機からの電話番号を表す
信号、たとえばダイヤルパルスやトーン信号は番号検出
手段によって検出され、この検出された番号はメモリに
記憶される。発呼動作後、被呼側端末装置の着信によっ
て公衆電話回線を流れる電流の方向の反転が極性反転検
出手段によって検出されると、前記番号検出手段からの
検出番号の取り込みを禁止する。
示することによって発呼時の番号の入力ミスなどの発生
を即座に判断することができ、また記憶した番号に基づ
いて通信結果表などを作成することができる。これによ
って、ファクシミリ通信の信頼性が向上する。また、被
呼側端末装置との回線接続後は、番号検出動作を禁止す
るので、通話・通信中に発生する擬似ダイヤル信号およ
び電話機のフックスイッチなどの誤操作によって発生す
る擬似ダイヤル信号の検出を防止することができ、発呼
時の入力番号の正確な検出が可能となる。
リ装置10の基本的構成を示すブロック図である。ファ
クシミリ装置10は、公衆電話回線11および図示しな
い交換機を介して相手側ファクシミリ装置と接続され、
画像データを含むファクシミリ信号の送信および受信を
行う。また、ファクシミリ装置10は、ファクシミリ通
信を行うための後述する種々の回路のみを含んで構成さ
れ、通話を行うための電話機12が後述する伝送制御回
路14を介して外部から接続されている。
PU)などによって構成されており、ファクシミリ装置
10全体の制御を行う。伝送制御回路14は、後述する
画像データの送受信を行うためのファクシミリ送受信回
路31などを含んで構成され、公衆電話回線11への画
像データの送信制御や公衆電話回線11から受信する画
像データの受信制御、また電話機12からの発呼動作に
対応する回線接続制御、交換機からの呼び出し信号に対
応する回線接続制御などを行う。メモリ15は、後述す
る手順に従って電話機12から入力される相手先のダイ
ヤル番号などをストアし、主制御回路13の制御によっ
て適宜読出すことができる。
などの光電変換素子を含んで構成され、送信すべき原稿
を光学的に読取って電気信号に変換し、符号化回路17
に与える。符号化回路17は、読取装置16で読取った
原稿のアナログ画像信号を二値化処理などを施してデジ
タル画像データとして符号化する。伝送バッファ回路1
8は、符号化されたデジタル画像データを予め定めるフ
ォーマットに従って、送信タイミングや送信速度の制御
などを行って伝送制御回路14に出力する。
画像データを予め定めるフォーマットに従って、受信タ
イミングの制御や受信速度の調整などを行って復合化回
路20に出力する。復合化回路20は、受信したデジタ
ル画像データを復合化し、記録装置21に与える。記録
装置21は、復合化した画像データを図示しないサーマ
ルヘッドなどの印字手段を用いて感熱記録紙などの記録
紙に印字出力する。
置などから構成される表示装置23に、入力電話番号な
どの動作状態を表示する場合の表示制御を行う。通信結
果作成回路24は、予め定める内容の、たとえば日付や
送信所要時間、送信相手先電話番号などの通信結果表を
作成するための回路である。キー操作部25は、ファク
シミリ装置10に対して送信の開始を指示するスタート
キーや、動作を停止させる停止キーなどのような種々の
動作態様を入力するためのキーを備える。
構成を示すブロック図である。前述したように、電話機
12は、伝送制御回路14の接続端子30a,30bを
介してファクシミリ装置10に接続されている。ファク
シミリ送受信回路31は、画像データの送受信を行う回
路であり、回線制御回路32は、公衆電話回線11をフ
ァクシミリ送受信回路31に接続するか、あるいは電話
機12に接続するかの切換制御を行う。画像データは、
電話機12からの発呼動作後、回線制御回路32の制御
によって回線切換スイッチ33をファクシミリ送受信回
路31側に切換えることによって送信される。
クスイッチのオン/オフ状態を検出し、極性反転検出回
路35は、公衆電話回線11を流れる電流の向きを監視
し、後述する発呼時および着信時における電流の流れる
向きの反転、すなわち極性反転を検出する。ダイヤル検
出回路36およびプッシュ信号検出回路37は、電話機
12からダイヤルパルスあるいはプッシュ信号(トーン
信号)として入力される相手先の端末番号である電話番
号をそれぞれ検出する。検出された番号は、回線制御回
路32を介して、主制御回路13の制御によって前記メ
モリ15にストアされる。着信検出回路38は、相手側
端末装置の発呼動作に基づいて交換機から送信される呼
び出し信号の着信を検出する。
示すフローチャートであり、図4は電話機12による発
呼時の動作を示すタイミングチャートである。ステップ
a1で、ダイヤル発呼を行うものとしてたとえば図示し
ないハンドセットが取り上げられオフフック状態となる
と、図4(1)に示すようにフック信号がオフとなり
(時刻t1)、公衆電話回線11が導通し、極性反転検
出回路35が動作を始める(図4(3)参照)。
かどうかが判断される。検出されない場合はステップa
3において、前記ダイヤル検出回路およびプッシュ信号
検出回路37によって図4(4)に示すように電話機1
2から入力されるダイヤル信号が検出され、ステップa
4で検出された番号をメモリ15に記憶するとともに、
表示装置23に表示する。
れると、すなわち、図4の時刻t2において、被呼側端
末装置である電話機またはファクシミリ装置に着信し、
公衆電話回線11を流れる電流の向きが反転したことが
検出されると(図4(2),(3)参照)、ステップa
5に進み、前記ダイヤル検出回路36およびプッシュ信
号検出回路37による番号検出動作を禁止する。
機12を接続できるファクシミリ装置10において、そ
の電話機12から出力されるダイヤル信号の終了点を、
相手側が着信したことを示す極性反転を検出することに
よって判断することで、通話中または通信中に生ずる擬
似ダイヤル信号の検出を防止することができ、正確なダ
イヤル番号の検出が可能となる。これによって、発呼時
の入力電話番号の表示による確認や、通信終了後に作成
する通信結果表などをより正確に作成することができ
る。
続された電話機を用いて発呼動作を行うとき、電話機か
らの電話番号を表す信号、たとえばダイヤルパルスやト
ーン信号は番号検出手段によって検出され、この検出さ
れた番号はメモリに記憶されるので、メモリに記憶され
た番号を表示することによって発呼時の番号の入力ミス
などの発生を即座に判断することができ、またこの記憶
した番号に基づいて通信結果表などを作成することがで
きる。これによって、ファクシミリ通信の信頼性が向上
する。
番号検出動作を禁止するので、通話・通信中に発生する
疑似ダイヤル信号および電話機のフックスイッチなどの
誤操作によって発生する疑似ダイヤル信号の検出を防止
することができ、発呼時の正確な入力番号の検出が可能
となる。
の基本的構成を示すブロック図である。
ブロック図である。
ローチャートである。
イミングチャートである。
Claims (1)
- 【請求項1】 電話機を内蔵せず、公衆電話回線を介し
て画像データの送受信を行うファクシミリ通信手段を備
え、前記公衆電話回線に発呼動作を行うため外設の電話
機が接続され、該電話機による発呼動作後に公衆電話回
線を前記ファクシミリ通信手段に接続して画像データの
送受信を行うファクシミリ装置において、 前記電話機からの電話番号を表す信号を検出する番号検
出手段と、 前記公衆電話回線を流れる電流の方向の反転を検出する
極性反転検出手段と、 前記番号検出手段によって検出された番号を記憶するメ
モリと、 電話機による発呼動作時には、番号検出手段による検出
番号を取り込んでメモリに記憶し、発呼動作終了後に被
呼側端末装置の着信による電流の反転が検出されると、
番号検出手段の検出番号の取り込みを禁止する制御手段
とを含むことを特徴とするファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4145529A JP2913613B2 (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4145529A JP2913613B2 (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | ファクシミリ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05344263A JPH05344263A (ja) | 1993-12-24 |
JP2913613B2 true JP2913613B2 (ja) | 1999-06-28 |
Family
ID=15387325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4145529A Expired - Fee Related JP2913613B2 (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2913613B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07221869A (ja) * | 1994-01-28 | 1995-08-18 | Murata Mach Ltd | ファクシミリ装置 |
-
1992
- 1992-06-05 JP JP4145529A patent/JP2913613B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05344263A (ja) | 1993-12-24 |
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