JP2004336589A - コードレス電話機、コードレス電話機用プログラム及び情報記録媒体 - Google Patents

コードレス電話機、コードレス電話機用プログラム及び情報記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】通話すべき子機がどのような子機であるのかを容易に認識可能としたコードレス電話機を提供すること。
【解決手段】電話回線に接続された親機と、この親機に無線回線を介して接続された複数の子機とを備え、これら子機間の通話が可能なコードレス電話機において、前記各子機は、他の子機に対して予め設定されている子機名称情報を表示可能とする表示手段20Bを設けた。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電話回線に接続された親機と、この親機に無線回線を介して接続された複数の子機とを備え、これら子機間の通話が可能なコードレス電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の電話機には、例えば特許文献1及び特許文献2に開示されたものがある。
【0003】
特許文献1に開示された発明は、親機と親機登録された子機を含む複数の子機とを有するデジタルコードレス電話装置であって、親機登録された子機は、家庭待受けモードに設定されたとき、自動的に親機からの制御信号と子機間直接通話用の信号との両方を受信する構成を備えている。
【0004】
したがって、特許文献1に開示された発明によれば、既存の親機に変更を加えることなく、また親機からのモード変更指示を必要とすることなく、複数の子機間で同時に子機間直接通話や内線通話を行うことができるデジタルコードレス電話装置が得られる。
【0005】
また、特許文献2に開示された発明は、親機と1又は2以上の子機とからなるコードレス電話機において、前記親機には、外線との接続時に、非使用の子機へ、外線と接続された親機又は子機を示す使用機情報を送出する使用機情報送出手段が設けられ、前記子機には、前記送出された使用機情報を入力して、その使用機の表示を行う使用機表示手段が設けられたものである。
【0006】
したがって、特許文献2に開示された発明によれば、非使用状態にある子機へ、親機から使用機情報が送出され、その非使用状態にある子機においては、送出された使用機情報に基づいて使用されている子機等の表示を行うことが可能となる。
【0007】
よって、非使用状態にある子機の使用者は、係る使用機の表示により、現在外線が占有されている状態を認識することができ、かつ、その通話終了等を明確に認識することが可能となる。
【特許文献1】
特開2001−285934
【特許文献2】
特開平5−336214号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、現在子機を複数台増設し、子機間通話が可能な上述した従来のコードレス電話機では、各子機を番号で指定しているため、子機がどこにあるのか不明であり、呼び出す時に番号を指定しなければならない。また、子機間通話の操作が煩雑で、いかにして通話すべき子機を呼び出すのか解らないという課題もある。
【0009】
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、その目的の一例としては、通話すべき子機がどのような子機であるのかを容易に認識可能としたコードレス電話機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1に記載のコードレス電話機の発明は、電話回線に接続された親機と、この親機に無線回線を介して接続された複数の子機とを備え、これら子機間の通話が可能なコードレス電話機において、前記各子機は、他の子機に対して予め設定されている子機名称情報を表示可能とする表示手段を設けたことを特徴とする。
【0011】
また、請求項7に記載のコードレス電話機用プログラムは、電話回線に接続された親機と、この親機に無線回線を介して接続された複数の子機とを備え、これら子機間の通話が可能なコードレス電話機に含まれるコンピュータを、前記各子機が他の子機に対して予め設定されている子機名称情報を表示させる表示手段として機能させることを特徴とする。
【0012】
さらに、請求項8に記載の情報記録媒体の発明は、請求項7に記載のコードレス電話機用プログラムが記録されていることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本願の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
【0014】
(第1実施形態)
図1は第1実施形態のコードレス電話機における親機の構成を示すブロック図、図2は第1実施形態のコードレス電話機における子機の構成を示すブロック図である。
【0015】
図1において、CPU1Aは後述する各回路等の制御、並びにデータの入出力を行っている。
【0016】
ベル信号検出回路2Aは、リング回路(図示せず)に入力があることを検出する回路であり、CPU1Aが該ベル信号検出回路2Aにより電話回線にベル信号の到来したことを検出すると、各子機に対してリング音の出力要求を送信する。
【0017】
ダイヤラー3Aは、使用する電話回線に応じてPB(Push Button)回線あるいはDP(Dial Pulse)回線(10pps/20pps)を選択し、親機のダイヤルボタン4Aを押下することにより、あるいは図2に示す子機のダイヤルボタン4Bの押下に応じて、DTMF(Dual−Tone Multi−Frequency)信号あるいはDP(Dial Pulse)信号を出力する回路である。
【0018】
DSP5Aは、親機の送受話器6Aに備えられた音声入力手段としてのマイク7A及びアンプ8Aから入力され、あるいは図2に示す子機の送受話器6Bに備えられたマイク7Bからアンプ8B等を介して入力された送話信号と、電話回線から入力された受話信号とを分離して、前記受話信号を親機のアンプ9Aを介して親機のレシーバー10Aへ、あるいは図2に示す子機の音声出力手段としてのアンプ9B及びレシーバー10Bへ送出すると共に、前記送話信号を回線へ送出する回路である。
【0019】
DSP5Aには、フラッシュメモリ50が接続されている。このフラッシュメモリ50は、親機の電話帳データと、留守番録音用の送出メッセージ、あるいは音声認識機能等に用いる音声合成用のデータと、電話帳登録機能、あるいは電子メール作成機能に使用する各種データとが格納されている。その容量は例えば4Mバイトである。
【0020】
つまり、本実施形態においては、親機において、電話帳のデータの登録が可能であり、後述する子機における文字入力の際だけでなく、親機における文字入力の際に必要な漢字変換にも、DSP5Aのフラッシュメモリ50に記憶させた単漢字辞書データ等のデータ、あるいはCPU1Aの内蔵メモリに格納した熟語データが用いられる。
【0021】
また、DSP5Aにはメモリ54Aが接続され、このメモリ54Aには、子機に予め設定されている子機名称情報が登録されている。この子機名称情報は、例えば他の子機が設置されている設置場所、あるいは他の子機を所持している者の名前であり、番号や符号は除かれる。ここで、他の子機が設置されている設置場所とは、例えば居間,台所,寝室等であり、他の子機を所持している者の名前には、氏名の他、祖父,祖母,長男,長女等が含まれる。
【0022】
さらに、本実施形態の親機には、留守番録音機能が備えられており、呼出ベルが所定回数以上鳴っても応答しない時には、留守番録音機能が働く。まず、DSP5Aのフラッシュメモリ50に記憶させた応答メッセージ用の音声合成データが読み出され、再生される。これに応じて伝言メッセージが入力されると、この伝言メッセージもDSP5Aのフラッシュメモリ50に記録される。
【0023】
コンパンダー11Aは、コンプレッサー12Aとエキスパンダー13Aを対にしたもので、コンプレッサー12Aは信号の強さ(ダイナミックレンジ)を圧縮し、エキスパンダー13Aは信号の強さを伸張するという動作を行う。コードレス電話機では、送信の音声信号をコンプレッサー12Aに入力して、受信の音声信号をエキスパンダー13Aに入力する。
【0024】
秘話回路14Aは、第三者による傍受や盗聴を防止するための回路で、例えば周波数反転方式等の秘話方式が用いられる。
【0025】
送受信ユニット15Aは、送信部16A、制御部17A、受信部18Aから構成されている。これらの詳しい構成は、特開2000−64622と同様であるので、その説明を省略する。
【0026】
表示回路19Aは、着信状態、ダイヤル番号等を液晶ディスプレイ等の表示部20Aを用いて表示させる回路である。
【0027】
IDROM21Aは、ID番号の書き込まれているROMである。ID番号はセット個別に与えられた認識番号のことで、他のセットとの混信や誤課金を防ぐために、親機と子機との間で照合を行うものである。このID番号は、メーカー出荷時に設定される。IDROM21Aには、通常は書換え不可能なヒューズROM、ワンタイムROM、マスクROM等が用いられている。
【0028】
また、CPU1Aには、内蔵メモリが備えられており、この内蔵メモリには、一般熟語辞書が格納されている。
【0029】
データコントロール部22Aは親機と子機間の制御信号をエンコードまたはデコードする働きをする。親機と子機間の制御はデジタル信号で行われるが、伝送はコードレス通話と同じアナログ帯域で行われるベースバンド伝送が用いられる。つまり、通常CPU1Aから送信されるデータは方形波であるが、エンコーダ23A内部のLPFにより、高域周波数をカットして正弦波とした上で、音声と同じ経路で送受信ユニット15Aに入力する。一方、受信側では、送受信ユニット15Aから出力される正弦波をデコーダ24A内部のコンパレータにより方形波にした上でCPU1Aに入力する。
【0030】
親機への電源供給は、ACアダプター25Aから電源回路26Aを介して行われる。また、このAC電源は充電端子27Aを介して充電回路へも供給される。
【0031】
そして、図1に示す親機においては、各子機のいずれかを選択して内線通話を行うための内線通話ボタン28Aの他に、選択手段としての一斉呼出ボタン29Aが備えられており、この一斉呼出ボタン29Aを押下することにより後述するような一斉内線通話が行われる。
【0032】
なお、本実施形態におけるアナログコードレス電話機においては、子機に設けられたEメールキーの押下、あるいは親機に備えられた図示しないEメールキーの押下により、インターネット上の電子メール機能を利用することが可能である。親機のCPU1Aは、前記Eメールキーの押下を確認すると、予め設定されたプロバイダとの接続を行い、必要なデータの付加、あるいは必要なデータの解読を行って、親機または子機からの電子メールの送信、あるいは親機または子機上での電子メールの受信を行うように構成されている。
【0033】
次に、図2を用いて子機の構成について説明する。子機の構成は親機の構成とほぼ同様であり、共通箇所には各符号に同一の番号を用いて説明を省略する。
【0034】
子機には図1に示すベル信号検出回路2A、ダイヤラー3A、スピーチ回路5Aが設けられておらず、子機からの外線通話の際には、前記第1送受信ユニット15Aと、子機に備えられた送受信ユニット15Bを介して親機において信号の処理が行われる。
【0035】
子機には発呼手段としてのベル音発生器30Bが設けられており、親機からの発呼要求信号を受信することにより、アンプ30’Bを介してベル音発声器30Bが発呼する。
【0036】
また、子機には充電可能なバッテリ31Bが備えられており、子機を充電器(図示せず)に載置することにより、該バッテリ31Bが充電端子を介して充電される。この充電は、電池電圧検出回路32Bを用いてバッテリ31Bの端子間電圧をCPU1Bで検出することにより、急速充電かトリクル充電かが自動的に決定されるようになっている。
【0037】
バッテリ31Bからの電源供給は、デジタル回路電源に対しては定電圧回路33Bを介して連続的に行われるが、子機においては、常に受信状態で待機させておくと、電池が短時間で消耗してしまうので、アナログ回路等に対しては、間欠制御回路34Bを用いて、1〜2秒に1回、約1/10秒間の間欠的な通電を行うようになっており、間欠的に親機からの呼び出し信号の監視を行っている。
【0038】
また、子機には、電話帳登録等を行う際に押下する電話帳キー51、電子メール機能を用いる際に押下するEメールキー52、及び漢字変換を行う際に押下する機能キー53が設けられている。
【0039】
さらに、子機には、メモリ54Bが設けられており、このメモリ54Bには電話帳のデータ、あるいは電子メールのアドレス帳データ等を記憶できるように構成されている一方、親機から送信された子機に予め設定されている子機名称情報、例えば他の子機が設置されている設置場所、あるいは他の子機を所持している者の名前が登録される。
【0040】
さらにまた、子機には、他の子機に対して予め設定されている上記子機名称情報を表示するとともに、入力した文字を確認することができる液晶ディスプレイ等の表示手段としての表示部20Bが設けられている。
【0041】
次に、以上のような構成のアナログコードレス電話機における親機と子機間の通信方式について説明する。アナログコードレス電話機では、予め定められた89個の周波数を使用しており、そのうち決まった2つは制御CHと呼ばれ、親機と子機間の初期の通信の制御のみに使用される。通常、親機及び子機共に制御CHの受信状態にあり、互いに監視している。親機と子機間の通信の始まりは全て制御CHで行われ、お互いの通信が成立した後、残りの87個のうち空いた通話CHに移動し、通話が行われる。
【0042】
通話CHの切り替えは、親機においては、親機のCPU1Aから送受信ユニット15Aにおける制御部17AのPLLシンセンサイザーに所定のデータを送ることによって行われる。
【0043】
そして、子機においては、親機から送信された通話CHの切替要求命令を受信することにより、子機のCPU1Bから送受信ユニット15Bにおける制御部17BのPLLシンセンサイザーに所定のデータを送ることによって行われる。
【0044】
このような親子間の通信に使用される命令は、予め親子それぞれのCPU1A,1Bにより決定されており、それぞれの操作に応じた命令が送信され、受信側でそれらをCPU1A,1Bにて参照し、各ブロックを制御している。
【0045】
また、コードレス電話機では、他のシステムとの誤接続を防止するためのID番号が上述したIDROM21A,21Bに備えられており、親機と子機間の送信データにこのID番号が付加される。複数の子機が存在する場合には、子機のIDに更にサブIDと呼ばれる増設番号が付加される。したがって、親機は特定の子機に対して所定の命令を送信することができ、その特定の子機からの応答があったことを認識することができるので、親機と一台の子機との間の通話路が形成されることになる。
【0046】
次に、図3に基づいて本実施形態の子機間通話に際しての子機呼び出し処理を説明する。
【0047】
ステップS1において、内線通話ボタン28Bが押下されるまで待機状態であり、内線通話ボタン28Bが押下されると、子機は親機に対して送受信を行う(ステップS2)。すなわち、ステップS2では、親機のメモリ54Aに予め登録されている子機名称情報、つまり本実施形態の処理では他の子機を所持している者の名前のリスト情報を要求するための要求信号を子機から親機に送信する。
【0048】
すると、ステップS3において、子機は上記要求信号に基づいて親機から各子機の名前のリスト情報を受信して取得し、各子機では名前のリスト情報をそれぞれメモリ54Bに登録する。
【0049】
ステップS4では、メモリ54Bに登録された名前リストを子機の表示部20Bに表示させ、その名前リストから通話すべき子機を選択する。
【0050】
そして、図示しない発信ボタンを押下すると、通話すべき子機を呼び出し、子機呼び出し処理を終了する。
【0051】
以上説明したように、本実施形態によれば、各子機は、他の子機に対して予め設定されている子機名称情報を表示可能とする表示部20Bを設けたことにより、通話すべき子機が如何なる子機であるか感覚的に認識することができる。
【0052】
また、本実施形態によれば、子機名称情報は、他の子機を所持している者の名前であるので、通話すべき子機を即座に選択することが可能となる。なお、本実施形態において、子機名称情報を他の子機が設置されている居間,台所,寝室等の設置場所としても、通話すべき子機を即座に選択することが可能となる。
【0053】
さらに、本実施形態によれば、親機は子機名称情報を登録するメモリ54Aを有する一方、各子機は親機から送信された子機名称情報を登録するメモリ54Bを有するので、各子機で一旦登録された子機名称情報は、再度親機から受信する必要がなくなる。
【0054】
なお、本実施形態では、親機のメモリ54Aに予め登録された子機名称情報が各子機に送信され、この送信された子機名称情報を各子機に登録するようにしたが、これに限らず、電話帳とは別に各子機のメモリ54Bに子機名称情報を予め登録しておいてもよい。これにより、親機に対する子機名称情報の取得処理を省略することができる。
【0055】
(第2実施形態)
次に、図4及び図5を参照して第2実施形態のコードレス電話機を説明する。図4は第2実施形態のコードレス電話機における電話帳のデータ構造を示す説明図、図5は第2実施形態のコードレス電話機における子機間通話に際しての子機呼び出し処理を示すフローチャートである。
【0056】
なお、本実施形態のコードレス電話機の親機及び子機の構成は、図1及び図2においてメモリ54A及びメモリ54Bが削除された構成である。そして、メモリ以外の他の構成は図1及び図2と同様であるので、新たに図示しないで図1及び図2を用いて異なる構成のみを説明する。
【0057】
子機のCPU1Bは、内蔵メモリを有しており、電話帳データ、あるいは電子メールのアドレス帳データ等が記憶することできるように構成されている。すなわち、図4に示すような電話帳データが登録されており、この電話帳データは電話帳データアドレスが記録されるデータアドレスフィールドF1と、名前(内線の場合は名前又は場所)が記録される名前フィールドF2と、電話番号(内線の場合は制御コード)が記録される電話番号フィールドF3と、メールアドレスが記憶されるメールアドレスフィールドF4とを備えている。
【0058】
すなわち、本実施形態では、子機の電話帳データ内に他の子機の名前を登録するとともに、その登録された名前に対応して予め設定された子機識別情報としての制御コード、図4ではT1,T2,T3を電話番号フィールドF3に登録している。
【0059】
次に、図5に基づいて本実施形態の子機間通話に際しての子機呼び出し処理を説明する。
【0060】
ステップS11において、電話帳キー51が押下されるまで待機状態であり、電話帳キー51が押下されると、子機のCPU1Bに登録された図4に示す電話帳データを表示部20Bに表示させ、この電話帳データから通話すべき子機を選択する(ステップS12)。
【0061】
次いで、ステップS13では、図示しない発信ボタンが押下されるまで待機状態であり、発信ボタンが押下されると、ステップS14で電話帳データに制御コードが登録されているか否かを判断し、制御コードが登録されている場合(ステップS14;YES)には、内線であることからステップS15で通話すべき子機を呼び出し、子機呼び出し処理を終了する。一方、制御コードが登録されていない場合(ステップS14;NO)には、電話番号が登録されて外線であることからステップS16でダイヤル発信を行う。
【0062】
以上説明したように、本実施形態によれば、子機の電話帳データに子機名称情報である名前を登録しておくことにより、通常電話帳を用いて発信操作を行うユーザにとって同じ操作で子機間通話が可能となる。
【0063】
また、本実施形態によれば、子機名称情報である名前に対応する子機識別情報としての制御コードを表示部20Bに表示可能としたことにより、通話すべき子機がどのような子機であるのか即座に識別することができ、容易に選択可能となる。
【0064】
なお、本実施形態では、子機の電話帳データに子機名称情報である名前を登録し、その名前に対応する識別情報としての制御コードを表示部20Bに表示可能としたが、これに限らずフラッシュメモリ50の親機の電話帳データだけに子機名称情報である名前と、その名前に対応する識別情報としての制御コードとを登録しておき、子機は親機から各子機の名前のリスト情報及び制御コードを受信して表示部20Bに表示させ、その名前リストから通話すべき子機を選択するようにしてもよい。
【0065】
なお、図3及び図5に示すフローチャートに対応するプログラムを、フレキシブルディスク又はハードディスク等の情報記録媒体に記録させておき、或いは当該プログラムをインターネット等のネットワークを介して取得した後に記録しておき、これらを汎用のマイクロコンピュータ等により読み出して実行することにより、当該マイクロコンピュータを実施形態に係るCPU1A,1Bとして機能させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のコードレス電話機における親機の構成を示すブロック図である。
【図2】第1実施形態のコードレス電話機における子機の構成を示すブロック図である。
【図3】第1実施形態の子機間通話に際しての子機呼び出し処理を示すフローチャートである。
【図4】第2実施形態のコードレス電話機における電話帳のデータ構造を示す説明図である。
【図5】第2実施形態のコードレス電話機における子機間通話に際しての子機呼び出し処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1A,1B CPU
2A ベル信号検出回路
3A ダイヤラー
5A DSP
6A,6B 送受話器
7A,7B マイク
8A,8B アンプ
9A,9B アンプ
10A,10B レシーバー
15A,15B 送受信ユニット
16A,16B 送信部
17A,17B 制御部
18A,18B 受信部
19A,19B 表示回路
20A,20B 表示部
21A,21B IDROM
28A,28B 内線通話ボタン
29A 一斉呼出ボタン
31B バッテリ
50 フラッシュメモリ
51 電話帳キー
52 Eメールキー
53 機能キー
54A,54B メモリ

Claims (8)

  1. 電話回線に接続された親機と、この親機に無線回線を介して接続された複数の子機とを備え、これら子機間の通話が可能なコードレス電話機において、
    前記各子機は、他の子機に対して予め設定されている子機名称情報を表示可能とする表示手段を設けたことを特徴とするコードレス電話機。
  2. 請求項1に記載のコードレス電話機において、
    前記子機名称情報は、他の子機が設置されている設置場所であることを特徴するコードレス電話機。
  3. 請求項1に記載のコードレス電話機において、
    前記子機名称情報は、他の子機を所持している者の名前であることを特徴するコードレス電話機。
  4. 請求項1に記載のコードレス電話機において、
    前記親機は前記子機名称情報を登録するメモリを有する一方、前記各子機は前記親機から送信された前記子機名称情報を登録するメモリを有することを特徴とするコードレス電話機。
  5. 請求項1に記載のコードレス電話機において、
    前記子機名称情報は、電話帳とは別に前記親機のメモリ及び子機のメモリのいずれかに登録することを特徴するコードレス電話機。
  6. 請求項1に記載のコードレス電話機において、
    前記子機名称情報は、前記親機のメモリ及び子機のメモリのいずれかに登録し、これらのメモリは電話帳であって、前記子機名称情報に対応する識別情報を前記表示手段に表示可能としたことを特徴とするコードレス電話機。
  7. 電話回線に接続された親機と、この親機に無線回線を介して接続された複数の子機とを備え、これら子機間の通話が可能なコードレス電話機に含まれるコンピュータを、
    前記各子機が他の子機に対して予め設定されている子機名称情報を表示させる表示手段として機能させることを特徴とするコードレス電話機用プログラム。
  8. 請求項7に記載のコードレス電話機用プログラムが記録されていることを特徴とする情報記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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