JPH0738965A - コードレス電話機 - Google Patents

コードレス電話機

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Publication number
JPH0738965A
JPH0738965A JP5199151A JP19915193A JPH0738965A JP H0738965 A JPH0738965 A JP H0738965A JP 5199151 A JP5199151 A JP 5199151A JP 19915193 A JP19915193 A JP 19915193A JP H0738965 A JPH0738965 A JP H0738965A
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JP
Japan
Prior art keywords
identification code
slave
unit
master unit
master
Prior art date
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Pending
Application number
JP5199151A
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English (en)
Inventor
Masato Yamagata
眞人 山縣
Kazunori Nakajima
和典 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 専用のROMライタを使用しないで、子機及
び親機のROMに新しい識別コードを登録する。 【構成】 電話回線3に接続される親機2と、この親機
2と無線チャンネルを通じて接続される子機1とを有す
るコードレス電話機を対象とする。子機1及び親機2
に、これらを他の子機及び親機と識別する識別コードを
記憶するメモリ16、26をそれぞれ設ける。子機1及
び親機2の一方において、識別コードを形成する。この
形成した識別コードを、子機1及び親機2の一方の有す
るメモリ16あるいは26に書き込むとともに、子機1
及び親機2の他方に転送する。子機1及び親機2の他方
において、転送されてきた識別コードを、メモリ26あ
るいは16に書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はコードレス電話機に関
する。
【0002】
【従来の技術】コードレス電話機の子機及び親機には、
両者が他のコードレス電話機と接続されることを防止す
るため、それぞれに固有の識別コードが与えられてい
る。そして、日本の場合、この識別コードは25ビットで
あり、その内の上位ビットがメーカごとに異なる値に割
り当てられ、下位ビットが各メーカにおいて、コードレ
ス電話機の1組ごとに異なる値に割り当てられている。
また、アメリカの場合、識別コードは20ビットであり、
その値は規定されていない。
【0003】したがって、例えば、発呼時であれば、 #1 子機から親機に、発呼要求の信号と識別コードとを
送信する。 #2 親機においては、送られてきた識別コードと自分の
識別コードとを比較し、両方の識別コードが一致したと
きには、発呼要求の信号にしたがって、以後、発呼の処
理を行う。 #3 一致しないときには、その発呼要求の信号を無視す
る。のように、識別コードを使用している。
【0004】したがって、メーカがコードレス電話機を
製造したときには、子機のROM及び親機のROMに、
その識別コードをそれぞれ書き込む必要がある。また、
親機あるいは子機を、サービスステーションなどで修理
あるいは交換したときにも、識別コードを書き込む必要
がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、子機のRO
M及び親機のROMに、識別コードを書き込むために
は、専用のROMライタを必要とするので、そのROM
ライタをすべてのサービスステーションなどに用意して
おき、場合によっては、サービスマンが、そのROMラ
イタを修理先まで携帯しなければならない。
【0006】しかも、親機及び子機の識別コードが違っ
ていると、上記からも明らかなように、コードレス電話
機として使用できなくなるので、同じ識別コードを正し
く書き込む必要がある。
【0007】この発明は、以上のような問題点を解決し
ようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、各部の参照符号を後述の実施例に対応させる
と、電話回線3に接続される親機2と、この親機2と無
線チャンネルを通じて接続される子機1とを有するコー
ドレス電話機において、子機1及び親機2は、これらを
他の子機及び親機と識別する識別コードSYSIDを記憶す
るメモリ16、26をそれぞれ有し、子機1及び親機2
の一方において、識別コードSYSIDを形成し、この形成
した識別コードSYSIDを、子機1及び親機2の一方の有
するメモリ16あるいは26に書き込むとともに、子機
1及び親機2の他方に転送し、子機1及び親機2の他方
において、転送されてきた識別コードSYSIDを、メモリ
26あるいは16に書き込むようにしたものである。
【0009】
【作用】子機1あるいは親機2の内部で識別コードSYSI
Dが形成され、この識別コードSYSIDが、子機1及び親機
2のメモリ16、26にそれぞれ記憶される。
【0010】
【実施例】図1において、1は子機、2は親機、3は電
話回線(外線)を示す。そして、子機1において、11
は送話器、12は音声信号及び後述するコマンド信号CM
NDの送信を行う送信回路、13は音声信号及びコマンド
信号CMNDの受信を行う受信回路、14は受話器である。
【0011】また、15はシステム制御用のマイクロコ
ンピュータ、16は識別コードを保持するROMであ
る。この場合、マイコン15は、送信回路12及び受信
回路13の送受信及びその送受信チャンネルの制御、コ
マンド信号CMNDの形成及びデコードなどを行うものであ
る。
【0012】さらに、ROM16は、この例において
は、電気的に消去及び書き込みのできる、いわゆるEE
PROMとされている。そして、マイコン15は、その
処理ルーチンの一部として、例えば図2に示すルーチン
100を有し、このルーチン100によりROM16に
識別コードが書き込まれる。
【0013】さらに、17はダイヤルキーやトークキー
などの操作キー、18は各種の通知音などを出力するス
ピーカである。
【0014】一方、親機2において、21は送話器、2
2は音声信号及びコマンド信号CMNDの送信を行う送信回
路、23は音声信号及びコマンド信号CMNDの受信を行う
受信回路、24は受話器である。
【0015】また、25はシステム制御用のマイクロコ
ンピュータ、26は識別コードを保持するROMであ
る。この場合、マイコン25は、送信回路22及び受信
回路23の送受信及びその送受信チャンネルの制御、コ
マンド信号CMNDの形成及びデコード、回線3との接続の
制御などを行うものである。
【0016】さらに、ROM26もROM16と同様、
電気的に消去及び書き込みのできる、いわゆるEEPR
OMとされている。そして、マイコン25は、その処理
ルーチンの一部として、例えば図3に示すルーチン20
0を有し、このルーチン200によりROM26に識別
コードが書き込まれる。
【0017】そして、識別コードの書き込み時には、破
線で示すように、子機1のマイコン15の入出力ポート
I/Oと、親機2のマイコン25の入出力ポートI/Oとが、
専用の接続コード4で接続され、所定の信号が、マイコ
ン15と25との間でアクセスされる。なお、この場
合、その入出力ポートI/Oは、マイコン15、25の内
部において抵抗器(図示せず)により、“H”レベルに
プルアップされているものとする。
【0018】さらに、27はダイヤルキーやトークキー
などの操作キー、28は各種の通知音などを出力するス
ピーカ、29は2線/4線変換回路やNCUなどを有す
る回線インターフェイス回路である。
【0019】図4は、コマンド信号CMNDの信号フォーマ
ットの一例を示す。この信号CMNDは、子機1と親機2と
の間で所定のプロトコルを実行する場合、及び、子機1
と親機2との間で、識別コードなどのデータをアクセス
する場合、その子機1と親機2との間で送受信される信
号である。
【0020】そして、この信号CMNDは、その先頭に24ビ
ットのビット同期信号BITSを有し、続いて16ビットのフ
レーム同期信号FRMSを有する。さらに、信号CMNDは、信
号FRMSに続いて25ビットの識別コードSYSIDと、この識
別コードSYSIDのための12ビットの誤り訂正コードECC
と、3ビットのダミービットDMYBとを順に有し、このダ
ミービットDMYBに続いて5バイトの制御コードCTRLを有
する。
【0021】この場合、識別コードSYSIDは、上述のよ
うな内容とされ、特定の子機1と親機2との組み合わせ
だけを有効とするものである。また、制御コードCTRL
は、その第1バイトが、子機1あるいは親機2に対する
制御内容(コマンド)を示すコードとされ、第2バイト
〜第5バイトが、第1バイトに関連するパラメータない
しデータなどとされる。
【0022】そして、子機1あるいは親機2が、このコ
マンド信号CMNDを受信したときには、子機1のマイコン
15あるいは親機2のマイコン25において、その信号
CMNDに含まれる識別コードSYSIDが、自分のROM16
あるいは26に記憶されている識別コードSYSIDと一致
するかどうかがチェックされ、一致したときのみ、その
コマンド信号CMNDが有効とされ、一致しないときには無
視される。
【0023】《待機時》待機時には、子機1は、下りの
制御チャンネルにおいて、親機2からの着呼要求を示す
FM信号Sdの受信を待機している。また、親機2は、
上りの制御チャンネルにおいて、子機1からの着呼要求
を示すFM信号Suの受信を待機している。
【0024】《通話時》子機1を使用した通話時には、
送話器11からの音声信号Stが、送信回路12に供給
されて上りチャンネルのFM信号Suに変換され、この
FM信号Suが、アンテナ10から親機2へと送信され
る。そして、親機2においては、子機1から送信されて
きたFM信号Suが、アンテナ20により受信されて受
信回路23に供給され、受信回路23から音声信号St
が取り出され、この音声信号Stが、回線インターフェ
イス回路29を通じて回線3へと送り出される。
【0025】また、相手からの音声信号Srが、回線3
から回線インターフェイス回路29を通じて送信回路2
2に供給されて下りチャンネルのFM信号Sdに変換さ
れ、このFM信号Sdが、アンテナ20から送信され
る。そして、子機1においては、親機2から送信されて
きたFM信号Sdが、アンテナ10により受信されて受
信回路13に供給され、受信回路13からは音声信号S
rが取り出され、この音声信号Srが受話器14に供給さ
れる。
【0026】したがって、子機1を使用して相手との通
話を行うことができる。
【0027】また、親機2を使用した通話時には、送話
器21からの音声信号が、インターフェイス回路29を
通じて回線3へと送り出されるとともに、相手からの音
声信号が、インターフェイス回路29を通じて受話器2
4に供給される。
【0028】したがって、親機2を使用して相手との通
話を行うことができる。
【0029】《発呼時》子機1からの発呼は、子機1及
び親機2が待機モードにあるとき、子機1の操作キー1
7のうちのトークキーを押す。
【0030】すると、子機1のマイコン15において、
発呼の要求を示すコマンド信号CMNDが形成され、このコ
マンド信号CMNDが、FM信号Suにより親機2へと送信
されるとともに、以後、子機1と親機2との間で所定の
コマンド信号CMNDがアクセスされて子機1と親機2との
間に無線チャンネルが開かれる。
【0031】また、親機2においては、回線インターフ
ェイス回路29がオフフック状態とされ、送信回路22
及び受信回路23が、回線インターフェイス回路29を
通じて回線3に接続される。
【0032】そこで、操作キー17のうちのダイヤルキ
ーから相手の電話番号を入力すると、その電話番号のデ
ータを有するコマンド信号CMNDが形成され、このコマン
ド信号CMNDが子機1から親機2へと送信され、その電話
番号のDTMF信号が親機2から回線3へと送り出され
る。したがって、以後、相手が電話に出れば、上述のよ
うに、子機1を使用して通話を行うことができる。
【0033】また、親機2からの発呼は、待機モードに
あるとき、親機2の送受器21、24をオフフックす
る。すると、以後、標準の電話機と同様にして発呼を行
うことができる。
【0034】《終話時》子機1を使用している場合に通
話を終了したときには、子機1の操作キー17のうちの
トークキーを押す。すると、子機1と親機2との間で所
定のコマンド信号CMNDが送受信され、親機2の送信が禁
止されるとともに、回線インターフェイス回路29がオ
ンフック状態とされる。また、子機1においても、送信
が禁止される。
【0035】こうして、子機1からの終話処理が行わ
れ、これ以後、子機1及び親機2は待機モードに入る。
【0036】また、親機2を使用している場合に通話を
終了したときには、送受器21、24をオンフックする
と、標準の電話機と同様にして終話処理が行われ、以
後、子機1及び親機2は待機モードに入る。
【0037】《着呼時》着呼時には、回線3からリンガ
信号が送られてくると、これがマイコン25により検出
され、着呼の要求を示すコマンド信号CMNDが形成され、
このコマンド信号CMNDが、FM信号Sdにより子機1へ
と送信されるとともに、以後、親機2と子機1との間で
所定のコマンド信号CMNDがアクセスされて親機2と子機
1との間にチャンネルが開かれる。
【0038】すると、子機1においては、マイコン15
によりスピーカ18がドライブされてリンガ音が出力さ
れ、着呼が告げられる。そこで、子機1の操作キー17
のうちのトークキーを押すと、これがコマンド信号CMND
により親機2に通知され、回線インターフェイス回路2
9がオフフック状態とされる。
【0039】したがって、以後、子機1により相手との
通話を行うことができる。
【0040】なお、この着呼時には、親機2のスピーカ
28によっても着呼が告げられ、親機2の送受器21、
24を、子機1よりも先にオフフックしたときには、子
機1に対する着呼の処理は中止され、送受器21、24
を使用して上述のように通話を行うことできるようにな
る。
【0041】《識別コードの書き込み》ROM17、2
7への識別コードの書き込みは、マイコン15、25が
ルーチン100、200を実行することにより、実現さ
れる。
【0042】すなわち、子機1のマイコン15の入出力
ポートI/Oと、親機2のマイコン25の入出力ポートI/O
とを、図1に破線で示すように、専用の接続コード4で
接続する。
【0043】そして、次に、子機1及び親機2の電源を
オンにする。すると、マイコン15、25にリセットが
かかり、マイコン15においては、その処理がルーチン
100のステップ101からスタートし、続くステップ
102において、入出力ポートI/Oが“L”レベルにさ
れたかどうかがチェックされる。
【0044】そして、“L”レベルではないときには、
処理はステップ102からステップ103に進み、この
ステップ103において、電源がオンにされてから所定
の制限時間、例えば1秒が経過したかどうかがチェック
され、経過していないときには、処理はステップ103
からステップ102に戻る。こうして、所定の制限時間
にわたってマイコン15の入出力ポートI/Oのレベルが
監視される。
【0045】そこで、この監視の行われている期間に、
接続コード4のスイッチ5を一時的にオンにして、入出
力ポートI/Oを“L”レベルにすると、これがステップ
102において検出され、処理はステップ102からス
テップ111に進み、このステップ111において、ソ
フトウエアによるカウンタCNTRのカウントが開始させら
れる。このカウンタCNTRは、識別コードSYSIDを形成す
るためのものであり、そのカウント値が識別コードSYSI
Dとなるものである。このため、カウンタCNTRは、例え
ば疑似乱数を生成する方法でカウントを行っている。
【0046】そして、マイコン15の処理は、次にステ
ップ112において操作キー17のうちのダイヤルキー
の「*」キーの入力待ちとなる。
【0047】そこで、任意の時点に「*」キーを押す
と、処理がステップ112からステップ113に進み、
このステップ113において、ステップ111でスター
トしたカウンタCNTRのカウントが停止させられ、次にス
テップ114において、このときのカウンタCNTRのカウ
ント値が、識別コードSYSIDとしてROM16に書き込
まれる。
【0048】この場合、このコードレス電話機が、アメ
リカ向けのものであれば、識別コードSYSIDは20ビット
でよいのに対し、コマンド信号CMNDにおいては、識別コ
ードSYSYIDは25ビット分の大きさなので、例えば上位5
ビットは“0”とすることができる。また、日本向けの
ものであれば、上位ビットはメーカを示すビット列とす
ることができる。
【0049】そして、続くステップ115において、ス
テップ114でROM16に書き込まれた識別コードSY
SIDが読み出され、次のステップ116において、ステ
ップ115で読み出された識別コードSYSIDと、ステッ
プ114で書き込んだ識別コードSYSIDとが、等しいか
どうかがチェックされ、等しいときには、識別コードSY
SIDがROM16に正しく書き込まれているとみなされ
て処理はステップ116からステップ121に進む。
【0050】そして、このステップ121において、そ
の識別コードSYSIDが、入出力ポートI/Oから接続コード
4を通じて親機2へと転送される。
【0051】すると、後述のように、親機2において
は、子機1から識別コードSYSIDが転送されてくると、
その識別コードSYSIDがROM26に書き込まれてから
読み出され、この読み出された識別コードSYSIDが、親
機2のマイコン25の入出力ポートI/Oから接続コード
4を通じて子機1へと返送される。
【0052】そして、子機1においては、ステップ12
1において、識別コードSYSIDを転送した後は、ステッ
プ122において、親機2から識別コードSYSIDの返送
待ちとなっている。そして、親機2から識別コードSYSI
Dが返送されてくると、これが、マイコン15の入出力
ポートI/Oを通じてステップ122において受信され、
マイコン15の処理はステップ122からステップ12
3に進む。
【0053】そして、このステップ123において、ス
テップ122で親機2から返送されてきた識別コードSY
SIDと、ステップ114でROM16に書き込んだ識別
コードSYSIDとが等しいかどうかがチェックされる。そ
して、両方の識別コードSYSIDが等しいときには、ステ
ップ121で転送した識別コードSYSID、すなわち、R
OM16に書き込まれている識別コードSYSIDが、親機
2のROM26に正しく書き込まれたとみなされ、処理
はステップ123からステップ124に進む。
【0054】そして、このステップ124において、識
別コードSYSIDが、子機1及び親機2に正しく登録され
たことが、スピーカ18からの出力音により通知され、
その後、処理はステップ130に進んでテストモードに
入る。このテストモードにおいては、操作キー17のう
ちのダイヤルキーの例えば「1、5、#」キーを、この
順に押すことにより、マイコン15の処理は、ステップ
111に進み、したがって、識別コードSYSIDの登録を
再実行することができる。また、ダイヤルキーを他の組
み合わせで押すことにより、他のテストやチェックを行
うこともでき、あるいは、待機モードに移ることもでき
る。
【0055】なお、ステップ116において、ROM1
6に書き込んだ識別コードSYSIDと、ROM16から読
み出した識別コードSYSYIDとが等しくないときには、識
別コードSYSIDのROM16への登録が失敗したものと
みなされ、処理はステップ116からステップ128に
進み、このステップ128において、スピーカ18から
識別コードSYSIDの登録の失敗を示すエラー音が出力さ
れ、その後、処理はステップ130に進み、このステッ
プ130において、マイコン15はテストモードに入
る。
【0056】また、ステップ123において、親機2か
ら返送されてきた識別コードSYSIDと、ステップ114
でROM16に書き込んだ識別コードSYSIDとが等しく
ないときには、識別コードSYSIDの親機2への登録が失
敗したものとみなされ、処理はステップ1123からス
テップ125に進み、このステップ125において、ス
ピーカ18から識別コードSYSIDの登録の失敗を示すエ
ラー音が出力され、その後、処理はステップ130に進
んでテストモードに入る。
【0057】さらに、ステップ103において、所定の
制限時間内に、スイッチ5が押されなかったときには、
処理はステップ103からステップ140に進んで待機
モードに入る。したがって、通常の使用時であって、電
源をオフからオンにしたときには、識別コードSYSIDの
形成や書き込みは行われずに、そのまま待機モードにな
る。
【0058】一方、親機2においては、電源をオンにす
ることにより、マイコン25にリセットがかかると、マ
イコン25の処理がルーチン200のステップ201か
らスタートし、続くステップ202において、入出力ポ
ートI/Oが“L”レベルにされたかどうかがチェックさ
れる。
【0059】そして、“L”レベルではないときには、
処理はステップ202からステップ203に進み、この
ステップ203において、電源がオンにされてから所定
の制限時間、例えば1秒が経過したかどうかがチェック
され、経過していないときには、処理はステップ203
からステップ202に戻る。こうして、所定の制限時間
にわたってマイコン25の入出力ポートI/Oのレベルが
監視される。
【0060】また、この場合、上述のように、子機1の
マイコン15においても、ステップ102、103が繰
り返されてマイコン15の入出力ポートI/Oのレベルが
監視されている。したがって、スイッチ5が一時的にオ
ンにされ、マイコン15において、処理がステップ10
2からステップ111に進んだとき、マイコン25にお
いても、処理がステップ202からステップ211に進
むことになる。
【0061】そして、処理がステップ211に進むと、
ルーチン100のステップ121により転送されてくる
識別コードSYSIDを受信できたかどうかがチェックさ
れ、受信できないときには、処理はステップ211から
ステップ212に進み、このステップ212において、
処理がステップ202からステップ211に進んでから
所定の制限時間が経過したかどうかがチェックされ、経
過していないときには、処理はステップ212からステ
ップ211に戻る。こうして、所定の制限時間にわたっ
てステップ121から転送されてくるはずの識別コード
SYSIDの受信の待機状態が続けられる。
【0062】そして、ステップ121からの識別コード
SYSIDが受信されると、処理はステップ211からステ
ップ213に進み、このステップ213において、ステ
ップ211で受信された識別コードSYSIDがROM26
に書き込まれ、続くステップ214において、ステップ
213でROM26に書き込まれた識別コードSYSIDが
読み出される。
【0063】そして、次のステップ215において、ス
テップ214で読み出された識別コードSYSIDと、ステ
ップ213で書き込んだ識別コードSYSIDとが、等しい
かどうかがチェックされ、等しいときには、識別コード
SYSIDがROM26に正しく書き込まれているとみなさ
れて処理はステップ215からステップ216に進む。
そして、このステップ216において、ステップ214
で読み出した識別コードSYSIDが、入出力ポートI/Oから
接続コード4を通じて子機1へと返送される。
【0064】すると、上述のように、子機1において
は、親機2から識別コードSYSIDが返送されてくると、
その識別コードSYSIDがROM16の識別コードSYSIDと
比較される(ステップ122、123)。
【0065】そして、親機2においては、処理はステッ
プ216に続いてステップ230に進んでテストモード
に入る。このテストモードにおいては、操作キー27の
うちのダイヤルキーの例えば「1、5、#」キーを、こ
の順に押すことにより、マイコン25の処理は、ステッ
プ211に進み、したがって、識別コードSYSIDの登録
を再実行することができる。また、ダイヤルキーを他の
組み合わせで押すことにより、他のテストやチェックを
行うこともでき、あるいは、待機モードに移ることもで
きる。
【0066】なお、ステップ212において、制限時間
内にステップ121からの識別コードSYSIDを受信でき
ないときには、処理はステップ212からステップ22
5に進み、このステップ225において、スピーカ28
からエラー音が出力され、その後、処理はステップ23
0に進み、このステップ230において、マイコン25
はテストモードに入る。
【0067】また、ステップ215において、ROM2
6に書き込んだ識別コードSYSIDと、ROM26から読
み出した識別コードSYSYIDとが等しくないときには、識
別コードSYSIDのROM26への登録が失敗したものと
みなされ、処理はステップ215からステップ225に
進んでエラー音が出力され、その後、処理はステップ2
30に進んでテストモードに入る。
【0068】さらに、ステップ203において、所定の
制限時間内に、スイッチ5が押されなかったときには、
処理はステップ203からステップ240に進んで待機
モードに入る。したがって、通常の使用時であって、電
源をオフからオンにしたときには、識別コードSYSIDの
形成や書き込みは行われずに、そのまま待機モードにな
る。
【0069】《その他》上述においては、子機1及び親
機2が、アメリカ向けの機種の場合であるが、日本向け
の機種の場合には、ステップ113により得られる識別
コードSYSYIDの上位ビットを、そのメーカに指定されて
いるビットパターンと交換あるいは付加し、これを正規
の識別コードSYSIDとして、ステップ114以降の処理
を実行すればよい。
【0070】また、上述においては、子機1において識
別コードSYSIDを形成し、これを親機2に転送して子機
1及び親機2のROM16、26にそれぞれ記憶した
が、逆に、親機2において識別コードSYSIDを形成し、
これを子機1に転送して子機1及び親機2のROM1
6、26にそれぞれ記憶することもできる。
【0071】
【発明の効果】この発明によれば、子機1及び親機2に
識別コードSYSYIDを登録するとき、その識別コードSYSI
Dを例えば子機1において形成し、これを子機1及び親
機2自身により内蔵のROM16、26に書き込むよう
にしているので、専用のROMライタを必要としない。
【0072】したがって、識別コード書き込み用のRO
Mライタをすべてのサービスステーションなどに用意し
ておく必要がなく、さらにサービスマンがROMライタ
を修理先まで携帯する必要もない。
【0073】しかも、簡単な操作で識別コードSYSIDを
ROM16、26へ書き込むことができるとともに、子
機1及び親機2に対して、同じ識別コードSYSIDを正し
く書き込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一例を示す系統図である。
【図2】この発明の一例を示すフローチャートである。
【図3】この発明の一例を示すフローチャートである。
【図4】信号フォーマットの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 子機 2 親機 3 電話回線 4 接続コード 11、 21 送話器 12、 22 送信回路 13、 23 受信回路 14、 24 受話器 15、 25 マイクロコンピュータ 16、 26 ROM 17、 27 操作キー 100、200 書き込みルーチン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線に接続される親機と、 この親機と無線チャンネルを通じて接続される子機とを
    有するコードレス電話機において、 上記子機及び上記親機は、これらを他の子機及び親機と
    識別する識別コードを記憶するメモリをそれぞれ有し、 上記子機及び上記親機の一方において、上記識別コード
    を形成し、 この形成した識別コードを、上記子機及び上記親機の一
    方の有する上記メモリに書き込むとともに、上記子機及
    び上記親機の他方に転送し、 上記子機及び上記親機の他方において、上記転送されて
    きた上記識別コードを、上記メモリに書き込むようにし
    たコードレス電話機。
  2. 【請求項2】 請求項1のコードレス電話機において、 上記子機及び上記親機のそれぞれにおいて、上記メモリ
    に書き込んだ上記識別コードを読み出し、 この読み出した識別コードと、上記メモリに書き込むと
    きの識別コードとを比較し、 両方の識別コードが一致したときのみ、その識別コード
    を有効とするようにしたコードレス電話機。
  3. 【請求項3】 請求項1、請求項1あるいは請求項3の
    コードレス電話機において、 上記子機及び上記親機の他方は、上記メモリに書き込ん
    だ上記識別コードを、上記子機及び上記親機の一方に返
    送し、 この子機及び上記親機の一方において、上記返送されて
    きた識別コードと、上記転送した識別コードとを比較
    し、 両方の識別コードが一致したときのみ、その識別コード
    を有効とするようにしたコードレス電話機。
  4. 【請求項4】 請求項1あるいは請求項2のコードレス
    電話機において、 上記識別コードの転送を、上記子機と上記親機とを接続
    したコードを通じて行うようにしたコードレス電話機。
JP5199151A 1993-07-16 1993-07-16 コードレス電話機 Pending JPH0738965A (ja)

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