JP3979766B2 - 携帯情報端末 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線電話機、携帯情報端末等の移動体通信機器における、外部インターフェース部に接続される音声入出力端子を有する携帯情報端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
セルラシステムの自動車電話、携帯電話に代表される移動体通信は、近年普及の一途にあり、PDA(Personal Digital Assistant)機能付き等の多機能携帯情報端末もますます普及するものと考えられる。
また、移動体通信機器、とりわけデジタル携帯電話やPHS(Personal Handy System)に代表される携帯無線端末は、その利便性と通信料金、端末価格の低下により、急激に普及している。
【0003】
図6は、従来の携帯情報端末やPHS等の移動体通信端末の外観を示す斜視図である。
図6において、携帯情報端末1本体1aは、周波数帯を送受信するアンテナ2、拡声用スピーカ3、文字情報や画像情報を表示する液晶パネルからなるLCD表示部4、ユーザが電話番号の入力,音声呼発着等を行うダイヤルキー,各種機能の指示及び設定を行う機能キーからなる操作キー5、音声を入力するためのマイク6を備えて構成される。また、本体1a側面には、イヤホン・マイクジャック8が設けられ、本体1a底面には、外部データ通信用ポート8が設置されている。
【0004】
非音声データ通信を行う際には、上記外部データ通信用ポート8より専用ケーブルを介して接続、又は、パーソナルコンピュータ(PC)等のデータ通信コネクタに外部データ通信用ポート8を直接接続することにより行う。
また、PHSにおけるデータ通信方式標準のひとつである、PIAFS(PHS:Internet Access Forum Standard)においては、「みなし音声通信」によるデータ通信が行われている。みなし音声通信時には、イヤホン・マイクジャックにアナログモデムを接続してパソコン等とシリアルデータ通信を行う。データ送信時には、イヤホン・マイクジャックには音声帯域に変換されたアナログデータが入力され、データ受信時にはアナログデータを上記アナログモデムによりシリアルデータへと変換する。
【0005】
受信信号は無線部においてベースバンドレベルの信号へと周波数変換され、信号処理部へ渡される。信号処理部では、アナログ/デジタル変換を経て、チャネル/フレーム同期をした後、符号/復号部により符号化データを復号する。音声データはさらに音声Codecを経て、スピーカより外部へと出力される。
【0006】
各ブロックの開発時、又は端末製造過程時において、信号受信ブロックの動作を確認する手段としては、受信データのビット当たりの誤り率を表すBER(Bit Error Rate)や無線通信における1フレーム単位の誤り率を表すFER(Frame Error Rate)の計測による。通常、BER又はFER測定用のデータ及び、上記データに同期したクロックは制御部に特定のコマンドを与えることで、BER又はFER測定モードを生成し、データ通信ポートのある端子に割り当てる又は、BERFER測定信号用の専用コネクタを用意し、それらを介して外部へと出力される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の携帯情報端末にあっては、以下のような問題点があった。
昨今、端末における外部インターフェース規格の一つであるUSB(Universal Serial Bus)が標準インターフェースとして、PCをはじめとする様々なホストに搭載され始めている。USB1.0は周辺機器をファンクションとして、最大127個接続でき、データ転送速度は12MB/秒、1.5MB/秒が混在する。
【0008】
移動体通信端末の外部インターフェースにおけるデータ通信ポートとして、例えばUSBを使用した場合、従来ソフトウェア制御により出力していたBER又はFER測定用データ及び、データに同期したクロックをUSBの端子から出力させようとすると、それ専用のモジュールを開発せねばならず、開発に関わる負荷が大きくなり全体としてコスト増へと繋がるばかりか、内部メモリの負荷も大きくなる。上記USBに限らず汎用データポートにおいてもモジュール開発の開発負荷はできるだけ避けたほうが望ましい。
【0009】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであって、受信系全体の動作確認が容易にでき、外部データ通信ポートを使用しないことで、移動帯通信端末にUSB等のインターフェースを搭載した際のデバッグを容易にすることができる携帯情報端末を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の携帯情報端末は、電波を送受信して無線通信を行う通信手段と、受信信号のチャネル/フレーム同期を行うチャネル/フレーム同期手段と、チャネル/フレーム同期されたデータを復号化する復号化手段と、音声入力信号を音声コード化する音声コード化手段と、音声信号を入出力する音声入出力端子と、を備える携帯情報端末において、FER測定時には前記チャネル/フレーム同期手段から出力される無線フレーム単位のデータ及び同期クロックを前記音声入出力端子に接続し、BER測定時には前記復号化手段から出力される受信信号復号後データ及び同期クロックを前記音声入出力端子に接続し通常使用時には前記音声コード化手段に入力される音声入力信号前記音声入出力端子に接続する切替手段を備えることを特徴とするものである。
【0011】
このように構成された本発明の携帯情報端末は、復号化後のデータが取り出せることで、無線部、信号処理部の動作を確認することができ、また、音声入出力端子であるイヤホン・マイクジャック出力のため、データ通信インターフェースへ出力する際の面倒な設定等を省くことができ、受信系の動作確認、修正時に非常に便利である。
【0013】
このように構成された本発明の携帯情報端末は、受信系の誤動作が生じた時、ブロックのエラー切り分けに効果的である。BERのみの測定ではエラー箇所が特定できない場合にFERを測定することでデバッグに非常に効果的となる。FERもイヤホン・マイクジャックより出力されるため、データ通信ポートにデバッグデータを割り当てなくてもよく、便利である。
【0014】
より好ましい具体的な態様としては、前記切替手段は、ソフトウェア制御により切替えられるスイッチであることで、物理インターフェースを削減することができ、また、測定のための切替えをプログラムにより行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な携帯情報端末の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態の携帯情報端末の外観を示す図、図2は携帯情報端末の構成を示すブロック図である。本実施の形態に係る携帯情報端末の外観は、図6の従来の携帯電話機と同様であり、同一構成部分には同一符号を付している。
【0016】
図1において、携帯情報端末10本体10aは、周波数帯を送受信するアンテナ2、拡声用スピーカ3、文字情報や画像情報を表示する液晶パネルからなるLCD表示部4、ユーザが電話番号の入力,音声呼発着等を行うダイヤルキー,各種機能の指示及び設定を行う機能キーからなる操作キー5、音声を入力するためのマイク6を備えて構成される。また、本体10a側面には、外部イヤホン・マイク接続端子用のイヤホン・マイクジャック11(音声入出力端子)が設けられ、本体10a底面には、外部データ通信用ポート8が設置されている。
【0017】
LCD表示部4は、タッチ入力可能なタッチパネルを積層したドットマトリクス構成のLCDディスプレイ及び各ドライバ等で構成される。例えば、待機時には時刻が表示され、また通話時には通話相手の電話番号や通話時間が表示される。
操作キー5は、メンブレンキー(Membrane key)からなる入力装置である。
外部イヤホン・マイク接続端子用のイヤホン・マイクジャック11は、通常使用時は、後述する切替えスイッチによりアナログ音声信号線に接続され、イヤホン・マイク用の入出力信号端子として使用される。
【0018】
図2において、携帯情報端末10は、携帯情報端末の各機能を制御する制御部20、電波を送受信して無線通信を行う無線部21(通信手段)、信号処理部22、外部インターフェース23から構成される。
制御部21は、マイクロコンピュータ等により構成され、装置全体の制御を行うとともに、無線部21、信号処理部22及び外部インターフェース23の動作を制御する。マイクロコンピュータは、ROM、RAM及び電気的に書換可能な不揮発性メモリであるEEPROM(electrically erasable programmable ROM)を備え、制御部21のプログラム、通信制御データ、さらに携帯情報端末10の識別コード等の種々のデータを記憶する。
【0019】
特に、外部イヤホン・マイク接続端子用のイヤホン・マイクジャック11に、アナログ音声信号又は受信信号復号後デジタルデータ及び同期クロック31をソフトウェア切替えスイッチで接続する制御を行う。
無線部21は、携帯電話網及び子機との通信を行うための機能部であり、信号処理部22からの信号を変調、増幅しアンテナ2から送信する一方、アンテナ2で受信した電波を選択的に通過させ、ダウンコンバートし復調する。
【0020】
信号処理部22は、外部インターフェース23あるいは無線部21からの入力を所定のレベルに増幅し、ノイズ軽減等の信号処理を行うものである。
受信信号は無線部21においてベースバンドレベルの信号へと周波数変換され、信号処理部22へ渡される。信号処理部22では、アナログ/デジタル変換を経て、チャネル/フレーム同期をした後、符号/復号部により符号化データを復号する。音声データはさらに音声Codecを経て、スピーカより外部へと出力される。
【0021】
図3は、PDA型移動体通信端末、及びハンドセットの外観を示す図である。
図3において、30は無線通信により相手側電話機と送受信を行うPDA型移動体通信端末の親機、40は無線回線により親機30と通信可能な子機であるハンドセットである。
【0022】
親機30は、図1及び図2に示す移動帯通信端末10と同等の機能を有し、親機30として、子機であるハンドセット40との間で無線通信を行う装置である。
すなわち、親機30は、図2に示す携帯情報端末の各機能を制御する制御部20、電波を送受信して無線通信を行う無線部21、信号処理部22、及び外部インターフェース23を備えて構成される。また、ハンドセット40についても、親機30と同様に、図2に示す携帯情報端末の各機能を制御する制御部20、電波を送受信して無線通信を行う無線部21、信号処理部22、及び外部インターフェース23を備えて構成される。
【0023】
但し、親機30は、図2に示す携帯情報端末10の操作キー5(図1参照)よりもキーの数が多く複雑な制御が可能なキーボード等からなるコマンドインターフェース31と、複雑・緻密な画像の表示が可能な大型・高精細な液晶パネル32と、アンテナ33と、イヤホン・マイクジャック34と、データ通信用ポート35とを備えている。また、ハンドセット40は、図1に示す携帯情報端末10と同様に、アンテナ、拡声用スピーカ、LCD表示部、操作キー及びマイク(いずれも図示略)を備え、本体側面には、外部イヤホン・マイク接続端子用のイヤホン・マイクジャック41を有し、BER出力信号、FER出力信号及びそれらに同期したクロックが接続可能である。
【0024】
以下、上述のように構成された携帯情報端末の動作を説明する。
図2示すように、アンテナ2により受信された無線データは、無線部21でRF帯からIF帯、ベースバンド帯へとダウンコンバートされ、信号処理部22に渡される。信号処理部22を経た受信信号は、外部インターフェース23に渡される。送信信号の場合は、上記受信信号と逆の流れとなる。無線部21、信号処理部22、外部インターフェース23の各部は、制御部20によりそれぞれ制御され、制御部20は、外部コントロールキーである操作キー5(図3では、コマンドインターフェース31)によって制御される。
【0025】
図4は、信号処理部22及び外部インターフェース23をブロック化し、BER、FER測定用データの流れを示した図である。信号処理部22及び外部インターフェース23をブロック化した部分は、図2では破線部分24で示される。
【0026】
図4において、信号処理部22及び外部インターフェース23は、図1の携帯情報端末10の場合、A/D変換器50、D/A変換器51、チャネル/フレーム同期回路52(チャネル/フレーム同期手段)、送信信号生成回路53、符号化/復号化回路54(復号化手段)、音声Codec/Decodec回路55(音声コード化手段)、同期後信号及びクロック信号線56、復号後信号及びクロック信号線57、音声Decodec後の信号線58、イヤホン・マイクジャック11に接続され、各信号線出力をソフトウェア制御により切替える切替えスイッチ59(切替手段)から構成される。音声Codec/Decodec回路55の音声出力は、スピーカ3に出力され、音声信号はマイク6から音声Codec/Decodec回路55に入力される。また、図3の親機30及びハンドセット40の場合、イヤホン・マイクジャック11が、それぞれイヤホン・マイクジャック34、イヤホン・マイクジャック41に置き換わる以外は同一構成となる。
【0027】
図4に示すように、無線部21からの信号が信号処理部22に入力されると、A/D変換器50によりデジタル信号に変換され、チャネル/フレーム同期回路52に入力される。チャネル/フレーム同期回路52では、チャネル/フレームの同期を行う。チャネル/フレーム同期を行った後の信号が、同期後信号及びクロック信号線56に出力されるFER測定用のデータ及び同期クロックとなる。チャネル/フレーム同期を行った後の信号は、符号化/復号化回路54に入力され、符号化/復号化回路54では、同期処理を行った後の符号化をされていたデータの復号化を行う。復号化された音声データは、音声Codec/Decodec回路55に入力され、音声Decodecを行った後、スピーカ3を通じて外部へと出力される。
【0028】
また、マイク6あるいはイヤホン・マイクジャック11(34、41)から入力された音声信号は、音声Codec/Decodec回路55に入力され、音声Codecされた後、符号化/復号化回路54に入力される。符号化/復号化回路54では、音声Codecされたデータの符号化を行う。符号化されたデータは、送信信号生成回路53に入力されて送信信号が生成され、D/A変換器51でアナログ信号に変換されて無線部21に出力される。
【0029】
上記、信号処理部22及び外部インターフェース23の動作において、チャネル/フレーム同期回路52からの同期後信号及びクロック信号線56、符号化/復号化回路54からの復号後信号及びクロック信号線57、音声Decodec後の信号線58は、切替えスイッチ59を介してイヤホン・マイクジャック11(34、41)に接続されており、各信号出力は切替えスイッチ59により切り替えられてイヤホン・マイクジャック11(34、41)に出力される。切替えスイッチ59の切り替えは、外部操作キー31(図1では、操作キー5)のコマンド操作を受けた制御部20がソフト的に行う。
【0030】
図5は、切替えスイッチ59の接続方法を説明する図である。
図5に示すように、イヤホン・マイクジャック11(34、41)は、グランド線を含めて3線接続が可能である。
本実施の形態では、イヤホン・マイクジャック11(34、41)に、(1)無線フレーム単位のデジタルデータ及び同期クロック、(2)受信信号復号後デジタルデータ及び同期クロック、又は、(3)アナログ音声信号、をソフトウェア切替えスイッチ59で接続するようにする。
【0031】
通常使用時のように、外部イヤホン・マイクを接続する場合には、切替えスイッチ59をソフトウェア制御して、イヤホン・マイク用信号として上記(3)のアナログ音声信号を接続する。また、BER測定時には、上記(2)のBER測定用データ及びそれに同期したクロックを、また、FER測定時には、上記(1)のFER測定用データ及びそれに同期したクロックを、それぞれイヤホン・マイクジャック11(34、41)に接続する。
【0032】
以上のように、本実施の形態の携帯情報端末10,30,40は、チャネル/フレーム同期回路52、送信信号生成回路53、符号化/復号化回路54、音声Codec/Decodec回路55、同期後信号及びクロック信号線56、復号後信号及びクロック信号線57、音声Decodec後の信号線58、イヤホン・マイクジャック11,34,41に接続され、各信号線出力をソフトウェア制御で切替える切替えスイッチ59を備え、切替えスイッチ59は、ソフトウェア制御によりBER測定時には受信信号復号後データ及び同期クロックに、FER測定時には無線フレーム単位のデータ及び同期クロックに、通常使用時には音声入力信号に、それぞれに切替えるように構成したので、受信系全体の動作確認が容易にでき、外部データ通信ポートを使用しないことで、移動帯通信端末のデバッグを容易にすることができる。
【0033】
すなわち、従来例のように、データ通信ポートから、デバッグ用のデータを出力することは多大な労力と時間を要することがある。また、デバッグデータ用のための専用端子、又は専用コネクタを増設することは、移動体通信端末の小型化を実現する上で好ましくない。これに対して本実施の形態では、外部インターフェース端子として標準装備されている、イヤホン・マイクジャック11,34,41を用いて、デバックデータを出力するので、専用端子等を増設することなく、小型化及び低コスト化を図ることができる。
【0034】
具体的には、受信データ復号後のデジタル信号とその復号データに同期したクロックを出力できるので、復号化後のデータが取り出せることで、無線部、信号処理部の動作を確認することができ、また、イヤホン・マイクジャック出力のためデータ通信インターフェースへ出力する際の面倒な設定等を省くことができ受信系の動作確認、修正時に非常に便利である。
【0035】
また、受信チャネル/フレーム同期後の無線フレーム単位のデータを出力することができるので、受信系の誤動作が生じた時、ブロックのエラー切り分けの際、BERのみの測定ではエラー箇所が特定できない場合に、FERを測定することで、デバッグに非常に効果的となる。
【0036】
さらに、図3に示すように、本機能をもつ装置を親機30とし、ハンドセット40をその子機とし、ブルートゥースに代表される無線通信により、ハンドセット40にデータを送る携帯型情報端末において、ハンドセット40に設置されているイヤホン・マイクジャック41より受信信号復号後のデジタルデータ及びそれに同期したクロック、又は、受信チャネル/フレーム同期後の無線フレーム単位のデータを出力するようにしているので、ハンドセット40のイヤホン・マイクジャック41からもBER測定用データ及び同期クロックが出力されることにより、ハンドセットのBER測定が容易にでき、デバッグの際、親機との切り分けが可能となる。同様に、ハンドセット40のイヤホン・マイクジャック41からFER測定用のデータが出力されることから、ハンドセット40内デバッグが容易となる。
【0037】
なお、上記実施の形態では、携帯情報端末を携帯電話機、親機と子機とが無線通信によって接続されたコードレス電話機に適用した例であるが、無線通信を行う携帯情報端末であればどのような装置にも適用可能である。例えば、無線通信機能を備えたPDAや小型ノート型パソコンにも応用できる。
また、上記携帯情報端末を構成する各回路部、例えば制御部の種類、数及び接続方法などは前述した実施の形態に限られない。
【0038】
【発明の効果】
以上、詳述したように、本発明によれば、携帯型情報通信端末の外部信号出力端子の一つであるイヤホン・マイクジャックを用いてBER測定用データ及びそれに同期したクロックを接続するため、音声Codec部を除いた受信系全体の動作確認を容易に行うことができる。また、外部データ通信ポートを使用しないことで、移動帯通信端末にUSB等のインターフェースを搭載した際のデバッグを容易に実行することができる。
【0039】
さらに、受信系システムのデバッグを行う際の切り分けとするため、BER測定とは別にFER測定用のデータをソフトウェア制御のスイッチにより切り替える構成としてので、FERを測定することができ、受信系デバッグが容易となる効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の携帯情報端末の外観を示す図である。
【図2】本実施の形態の携帯情報端末の構成を示すブロック図である。
【図3】本実施の形態のPDA型移動体通信端末、及びハンドセットの外観を示す図である。
【図4】本実施の形態の携帯情報端末の信号処理部及び外部インターフェースをブロック化し、BER、FER測定用データの流れを示した図である。
【図5】本実施の形態の携帯情報端末の切替えスイッチの接続方法を説明する図である。
【図6】従来の携帯情報端末やPHS等の移動体通信端末の外観を示す斜視図である。
【符号の説明】
2,33 アンテナ
3 拡声用スピーカ
4 LCD表示部
5 操作キー
6 マイク
10 携帯情報端末
11,34,41 イヤホン・マイクジャック(音声入出力端子)
20 制御部
21 無線部(通信手段)
22 信号処理部
23 外部インターフェース
30 親機
31 コマンドインターフェース
32 液晶パネル
40 ハンドセット(子機)
50 A/D変換器
51 D/A変換器
52 チャネル/フレーム同期回路(チャネル/フレーム同期手段)
53 送信信号生成回路
54 符号化/復号化回路(復号化手段)
55 音声Codec/Decodec回路(音声コード化手段)
56 同期後信号及びクロック信号線
57 復号後信号及びクロック信号線
58 音声Decodec後の信号線
59 切替えスイッチ(切替手段)

Claims (2)

  1. 電波を送受信して無線通信を行う通信手段と、受信信号のチャネル/フレーム同期を行うチャネル/フレーム同期手段と、チャネル/フレーム同期されたデータを復号化する復号化手段と、音声入力信号を音声コード化する音声コード化手段と、音声信号を入出力する音声入出力端子と、を備える携帯情報端末において、
    FER測定時には前記チャネル/フレーム同期手段から出力される無線フレーム単位のデータ及び同期クロックを前記音声入出力端子に接続し、BER測定時には前記復号化手段から出力される受信信号復号後データ及び同期クロックを前記音声入出力端子に接続し通常使用時には前記音声コード化手段に入力される音声入力信号前記音声入出力端子に接続する切替手段を備えることを特徴とする携帯情報端末。
  2. 前記切替手段は、ソフトウェア制御によって切替えられるスイッチであることを特徴とする請求項に記載の携帯情報端末。
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