JP3119698B2 - コードレス電話機 - Google Patents

コードレス電話機

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JP3119698B2
JP3119698B2 JP03313934A JP31393491A JP3119698B2 JP 3119698 B2 JP3119698 B2 JP 3119698B2 JP 03313934 A JP03313934 A JP 03313934A JP 31393491 A JP31393491 A JP 31393491A JP 3119698 B2 JP3119698 B2 JP 3119698B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、子機から短縮ダイヤル
等の簡単操作によって発呼を行うことができるコードレ
ス電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、LSI技術の発達等により高機能
化が進み、安価で操作しやすい電話機が出回っている。
例えば、保留,再ダイヤル,音量切り換え,短縮ダイヤ
ル,ワンタッチダイヤル機能等の基本的なものから、各
種の留守番機能やコードレス機能等まで多種多様な機能
が盛り込まれている。
【0003】例えば、コードレス電話機で短縮ダイヤル
機能を利用する場合は、利用に先立って通話相手の電話
番号の登録を行う必要がある。この登録は、親機を操作
して通話相手の電話番号とこれに対応する1桁あるいは
2桁の数字を入力し、親機内部のメモリに格納する。そ
して、子機から発呼する場合は、子機の短縮キーを押下
後、1桁あるいは2桁の数字を入力し、対応する電話番
号を親機内のメモリから読み出して発呼を行うようにな
っている。
【0004】同様に、コードレス電話機でワンタッチダ
イヤル機能を利用する場合は利用に先立ってワンタッチ
ダイヤルに対応する通話相手の電話番号を親機を操作し
て登録しておき、子機のワンタッチキーを押下したとき
に、対応する電話番号を親機内のメモリから読み出して
発呼を行うようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来方式においては、予め短縮番号あるいはワンタッチキ
ーに対応した電話番号を登録して親機内のメモリに格納
するようにしているが、誤操作による登録ミスを防止す
るために、登録した電話番号が正しいか否かを確認する
必要がある。
【0006】この確認方法としては、LCD等の表示部
が親機に備わっている場合は登録時にその表示を見て確
認する方法が考えられるが、コードレス電話機の場合、
子機の寸法や重量の制約から子機には表示部がついてい
ないことが多く、表示部のない子機からは電話番号の確
認ができなかった。
【0007】また、他の確認方法としては、登録した電
話番号の通話相手に対して直接電話をかけてみる方法が
考えられるが、登録する電話番号が多い場合はその都度
発呼するのは面倒であり、また、用事もないのに確認の
ためだけに電話をかけるのは相手に失礼であったり、電
話料金が余分にかかってしまい、登録した電話番号の確
認方法としては適当でなかった。
【0008】本発明は、このような点に鑑みて創作され
たものであり、登録した電話番号を表示部のない子機か
ら確認することができるコードレス電話機を提供するこ
とを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、参考例1に係るコードレス電話機は、子機と親
機からなるコードレス電話機であって、図4に示すよう
に、子機100は、通話相手に対応する所定の識別符号
を入力する入力手段102と、識別符号に対応する通話
相手の電話番号を格納するメモリ104と、入力手段1
02により入力された識別符号に基づいて、対応する電
話番号をメモリから検索する検索手段106と、検索手
段106によって検索された電話番号を親機200に送
信するとともに、親機200から送られてくる音声信号
を受信する第1の通信手段108と、第1の通信手段1
08によって受信した音声信号に基づいて電話番号の各
桁の音声を発声する発声手段110とを備え、親機20
0は、子機100から送られてくる電話番号を受信する
とともに、子機100に対して音声信号を送信する第2
の通信手段200と、第2の通信手段202で受信した
電話番号の各桁の数字に対応する音声信号を合成して第
2の通信手段202に入力する音声合成手段204とを
備え、子機100から所定の識別符号を入力したとき
に、対応する電話番号を子機100内の発声手段110
から音声で出力することを特徴とする。
【0010】また、参考例2に係るコードレス電話機
は、子機と親機からなるコードレス電話機であって、図
5に示すように、子機100は、通話相手に対応する所
定の識別符号を入力する入力手段102と、入力手段1
02により入力された識別符号を親機200に送信する
とともに、親機200から送られてくる音声信号を受信
する第1の通信手段108と、第1の通信手段108に
よって受信した音声信号に基づいて電話番号の各桁の音
声を発声する音声手段110とを備え、親機200は、
子機100から送られてくる識別符号を受信するととも
に、子機100に対して音声信号を送信する第2の通信
手段202と、識別符号に対応する通話相手の電話番号
を格納するメモリ206と、第2の通信手段202で受
信した識別符号に基づいて、対応する電話番号をメモリ
206から検索する検索手段208と、検索手段208
によって検索された電話番号の各桁の数字に対応する音
声信号を合成して第2の通信手段202に入力する音声
合成手段204とを備え、子機100から所定の識別符
号を入力したときに、対応する電話番号を子機100内
の発声手段110から音声で出力することを特徴とす
る。
【0011】また、本発明のコードレス電話機は、子機
と親機からなるコードレス電話機であって、図6に示す
ように、子機100は、通話相手に対応する所定の識別
符号を入力する入力手段102と、識別符号に対応する
通話相手の電話番号を格納する第1のメモリ104と、
入力手段102により入力された識別符号に基づいて、
対応する電話番号を第1のメモリ104から検索する第
1の検索手段106と、入力手段102によって入力さ
れた識別符号または第1の検索手段106によって検索
された電話番号を親機200に送信するとともに、親機
200から送られてくる音声信号を受信する第1の通信
手段108と、第1の通信手段108によって受信した
音声信号に基づいて電話番号の各桁の音声を発声する発
声手段110とを備え、親機200は、子機100から
送られてくる識別符号または電話番号を受信するととも
に、子機100に対して音声信号を送信する第2の通信
手段200と、識別符号に対応する通話相手の電話番号
を格納する第2のメモリ206と、第2の通信手段20
2で受信した識別符号に基づいて、対応する電話番号を
第2のメモリ206から検索する第2の検索手段208
と、第2の検索手段208によって検索された、または
第2の通信手段202で受信した電話番号の各桁の数字
に対応する音声信号を合成して第2の通信手段202に
入力する音声合成手段204とを備え、子機100から
所定の識別符号を入力したときに、対応する電話番号を
子機100内の発声手段110から音声で出力すること
を特徴とする。
【0012】
【作用】子機100において、入力手段102から通話
相手に対応する所定の識別符号を入力すると、この識別
符号は直接親機200に送信される。あるいは、入力さ
れた識別符号に基づいて、子機100内の検索手段10
6によって子機100内のメモリ104から通話相手の
電話番号を検索し、この検索した電話番号が親機200
に送信される。
【0013】親機200では、受信した識別符号に基づ
いて、親機200内の検索手段208によって親機20
0内のメモリ206から通話相手の電話番号を検索し、
この検索した電話番号を音声合成手段204に入力す
る。あるいは、受信した通話相手の電話番号を直接音声
合成手段204に入力する。音声合成手段204は、入
力された電話番号の各桁の数字に対応する音声信号を合
成し、この音声信号が子機100に返送される。
【0014】音声信号を受け取った子機100では、発
声手段110によってこの音声信号に基づいて通話相手
の電話番号の各桁の音声を発声する。
【0015】本発明においては、識別符号に対応させて
登録しておいた電話番号の音声信号を合成し、子機10
0からこの電話番号の各桁の音声を発声することによ
り、登録してある電話番号を表示部のない子機100に
て確認することが可能になる。
【0016】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例につい
て詳細に説明する。
【0017】図1は、一実施例のコードレス電話機の子
機10の構成図である。本発明に直接関係のない電話機
の構成部分は省略してある。
【0018】図1において、制御回路12は、子機10
の全体を制御するものであり、動作プログラムを格納す
るROMやその動作プログラムを実行して各種の処理を
行うCPUからなる。メモリ14は、短縮ダイヤル機能
やワンタッチダイヤル機能を利用する際に通話相手の電
話番号を登録しておくものであり、短縮ダイヤル番号と
通話相手の電話番号、あるいはワンタッチキー番号と通
話相手の電話番号を1対1に対応させて格納してある。
制御回路12は、検索プログラムを実行することによ
り、任意の短縮ダイヤル番号等に対応した電話番号をメ
モリ14から読み出す検索機能も有している。キー入力
部16は、各種入力キーからなり、押下されたキーに応
じた出力信号を制御回路12に送る。例えば、入力キー
としては、通話相手の電話番号を直接入力するためのテ
ンキー、短縮ダイヤル番号を指定する前に押下する短縮
キー等を含んでいる。
【0019】符号化回路18は、制御回路12から入力
されるデータを符号化し、符号化データを出力する。マ
イク(マイクロホン)20は、話者の声を集音し、音声
信号を出力する。電波変調回路22は、入力データ等を
電波変調するものであり、制御回路12の制御によって
切替えスイッチ24の接続状態を変えることにより、符
号化回路18あるいはマイク20のいずれかに接続され
るようになっている。従って、符号化回路18から出力
される符号化データあるいはマイク20から出力される
音声信号を選択的に電波変調する。変調された信号はア
ンテナ26から送信され、親機40に送られる。
【0020】電波復調回路28は、アンテナ26で受信
した信号を復調するものであり、制御回路12の制御に
よって切替えスイッチ30の接続状態を変えることによ
り、復号化回路32あるいはイヤーピース34のいずれ
かに接続されるようになっている。復号化回路32は、
電波復調回路28で復調されて出力される符号化データ
を復号化し、復号化したデータを制御回路12に送る。
イヤーピース34は、電波復調回路28で復調されて出
力される音声信号を音声に変換して、話者に通話相手の
声を聞かせるためのものである。
【0021】このような構成を有する子機10におい
て、例えば通常の発呼動作を行う場合は、先ず、キー入
力部16を操作して通話相手の電話番号を入力する。こ
の入力された電話番号の各桁の数字が制御回路12を介
して符号化回路18に送られる。そして、符号化回路1
8で符号化した後、電波変調回路22で電波変調を行
い、アンテナ26から親機40に対して電話番号の各桁
に対応した信号を送信する。また、発呼後通話相手との
回線が接続されて通話を行う場合には、マイク20で集
音した話者の音声を電波変調回路22で変調した後アン
テナ26から親機40に送信するとともに、アンテナ2
6を介して受信した信号を電波復調回路28で復調して
イヤーピース34から通話相手の音声を出力する。
【0022】なお、入力手段はキー入力部16に相当す
る。第1のメモリはメモリ14に相当する。第1の検索
手段は制御回路12に相当する。第1の通信手段は符号
化回路18,電波変調回路22,アンテナ26,電波復
調回路28および復号化回路32に相当する。発声手段
はイヤーピース24に相当する。
【0023】図2は、子機10の外観図である。同図に
示すように、子機10は、正面の長手方向の一方端付近
にマイク20を、他方端付近にイヤーピース34をそれ
ぞれ内蔵して配置している。また、マイク20とイヤー
ピース34の間には、テンキー80,短縮キー82(登
録キーの機能も兼用している),確認キー84(「[」
キーが兼用している),リモートキー86,「*」キー
88等からなるキー入力部16を配置している。このリ
モートキー86は、子機10から親機40を操作すると
きに押下する。また、確認キー84は、本実施例に特有
のものであり、短縮番号に対応させてメモリ14に登録
した通話相手の電話番号が間違っていないかどうかを確
認するときに使用する。
【0024】図3は、親機40の構成図を示す。子機1
0と同様に本発明に直接関係のない電話機の構成部分は
省略してある。
【0025】図3において、制御回路42は、親機40
の全体を制御するものであり、動作プログラムを格納す
るROMとこの動作プログラムを実行するCPUからな
る。メモリ44は、短縮ダイヤル機能やワンタッチダイ
ヤル機能を利用する際に通話相手の電話番号を登録して
おくものであり、子機10のメモリ14に対応するもの
である。
【0026】符号化回路46は、制御回路42から入力
されるデータを符号化し、符号化データを出力する。音
声合成回路48は、制御回路42から電話番号の各桁の
数字が入力され、各桁の数字の読みに相当する音声信号
を合成して出力する。この音声合成回路48は、操作手
順を音声で知らせる音声ガイド機能を有する電話機(例
えば留守番電話機)では通常備えているものであり、そ
れを利用することができる。電波変調回路50は、入力
データ等を電波変調するものであり、制御回路42の制
御によって2つの切替えスイッチ52,54の接続状態
を変えることにより、符号化回路46,音声合成回路4
8あるいは電話回線側のいずれかに接続されるようにな
っている。従って、符号化回路46から出力される符号
化データ、音声合成回路48から出力される音声信号あ
るいは電話回線を介して送られてくる通話相手の音声信
号を選択的に電波変調する。変調された信号はアンテナ
56から送信され、子機10に送られる。
【0027】電波復調回路58は、アンテナ56で受信
した信号を復調するものであり、制御回路42の制御に
よって切替えスイッチ60の接続状態を変えることによ
り、復号化回路62あるいは電話回線側のいずれかに接
続されるようになっている。復号化回路62は、電波復
調回路58で復調されて出力される符号化データを復号
化し、復号化したデータを制御回路42に送る。
【0028】なお、第2の通信手段は符号化回路46,
電波変調回路50,電波復調回路58および復号化回路
62に相当する。第2のメモリはメモリ44に相当す
る。第2の検索手段は制御回路42に相当する。音声合
成手段は音声合成回路48に相当する。
【0029】次に、上述した構成を有する本実施例のコ
ードレス電話機の動作を説明する。短縮ダイヤル機能を
利用するために、短縮番号に対応させて登録した通話相
手の電話番号を子機10から確認する動作を説明する。
【0030】通話相手の電話番号が子機10内のメモリ
14あるいは親機40内のメモリ44に格納してある場
合の両方を考えるが、確認動作の説明に先立って、メモ
リ14,44のそれぞれに対する登録動作および短縮ダ
イヤル機能を利用した発呼動作の一例について簡単に説
明する。
【0031】子機10内のメモリ14に登録する場合
は、キー入力部16内の登録キー(短縮キー82が兼用
している)の押下、テンキー80の押下による通話相手
の電話番号の入力、短縮キー82の押下、テンキー80
の押下による2桁の短縮番号の入力の順に操作する。子
機10の制御回路12は、これらの各キーの押下操作に
応じて、メモリ14内の所定領域に2桁の短縮番号とこ
れに対応する電話番号を格納する。
【0032】このようにして子機10内のメモリ14に
電話番号を登録した後に短縮ダイヤル機能を利用する場
合は、短縮キー82の押下に続けて2桁の短縮番号を押
下する。制御回路12は、この短縮番号に対応した電話
番号をメモリ14から読み出し、読み出した電話番号を
親機40に送り、親機40においてこの電話番号に基づ
いて発呼を行う。
【0033】また、親機40内のメモリ44に登録する
場合は、子機10のキー入力部16内のリモートキー8
6の押下、登録キー(短縮キー82)の押下、テンキー
80の押下による通話相手の電話番号の入力、短縮キー
82の押下、2桁の短縮番号の入力の順に操作する。親
機40の制御回路42は、電波復調回路58等を介して
電話番号等の各種データを順次受け取り、メモリ44内
の所定領域に2桁の短縮番号とこれに対応する電話番号
を格納する。
【0034】このようにして親機40内のメモリ44に
電話番号を登録した後に短縮ダイヤル機能を利用する場
合は、短縮キー82の押下に続けて、例えば「*」キー
88(この「*」キー88は親機40内のメモリ44に
登録した電話番号を利用する際に押下するものとする)
および2桁の短縮番号を押下する。制御回路12は、こ
の短縮番号を直接親機40に送り、親機40内の制御回
路42は、この短縮番号に対応した電話番号をメモリ4
4から読み出して、この電話番号に基づいて発呼を行
う。
【0035】次に、子機10内のメモリ14に格納され
た電話番号を子機10において確認する動作について説
明する。
【0036】先ず、確認キー84(「[」キーが兼用
している)が押下されると、制御回路12は、この押下
操作によって、以後の操作が電話番号の確認操作である
ことを認識する。また、制御回路12は、確認キー84
が押下されたことを符号化回路18,電波変調回路2
2,アンテナ26を介して親機40に通知する。親機4
0内の制御回路42は、この通知をアンテナ56,電波
復調回路58,復号化回路62を介して受け取り、以後
の操作が電話番号の確認操作であることを認識する。
【0037】次に、短縮キー82が押下され、続けて
2桁の短縮番号がテンキー80を押下することにより入
力されると、制御回路12は、入力された2桁の短縮番
号に基づいて、メモリ14から対応する電話番号を検索
して読み出す。この読み出した電話番号は、符号化回路
18等を介して親機40に送られる。また、親機40内
の制御回路42は、復号化回路62等を介してこの電話
番号の各桁に対応するデータを受け取る。そして、音声
合成回路48に順次このデータを入力する。
【0038】音声合成回路48は、順次入力されるデ
ータに基づいて、電話番号の各桁の数字の読みに相当す
る音声信号を作成して出力する。予め「0」〜「9」に
対応する音声信号波形の情報を内部に格納しておき、例
えば「0」に対応するデータが入力されると「0」の読
み“ゼロ”に相当する音声信号波形の情報を読み出して
出力する。この出力した音声信号は、電波変調回路50
によって電波変調した後、アンテナ56を介して子機1
0に送られる。
【0039】子機10では、この電波変調された音声
信号をアンテナ26によって受信する。電波復調回路2
8は、この受信した音声信号を復調し、イヤーピース3
4に送る。イヤーピース34は、この音声信号を順次音
声に変換して出力する。
【0040】このように、子機10内のメモリ14から
検索した電話番号を親機40に送り、親機40内の音声
合成回路48によって電話番号の各桁の音声信号を作成
して子機10に返送し、子機10内のイヤーピース34
から電話番号の各桁を読み上げた音声を発声する。
【0041】次に、親機40内のメモリ44に格納され
た電話番号を子機10において確認する動作について説
明する。
【0042】先ず、確認キー84(「[」キーが兼
用)が押下されると、制御回路12は、この押下操作に
よって、以後の操作が電話番号の確認操作であることを
認識する。また、制御回路12はこの確認キー84の押
下を親機40内の制御回路44に通知し、親機40内の
制御回路44は以後の操作が電話番号の確認操作である
ことを認識する。
【0043】次に、短縮キー82および「*」キー8
8が押下され、続けて2桁の短縮番号がテンキー80を
押下することにより入力されると、制御回路12は、短
縮キー82,「*」キー88,2桁のテンキー80が押
下されたことを符号化回路18等を介して親機40に通
知する。
【0044】親機40内の制御回路44は、子機10
から送られてくる通知を受け取り、この内の2桁の短縮
番号に基づいて、メモリ44から対応する電話番号を検
索して読み出す。この読み出した電話番号のデータは、
音声合成回路48に順次入力される。
【0045】音声合成回路48は、順次入力されるデ
ータに基づいて、電話番号の各桁の数字の読みに相当す
る音声信号を作成して出力する。この出力した音声信号
は、電波変調回路50によって電波変調した後、アンテ
ナ56を介して子機10に送られる。
【0046】子機10では、この電波変調された音声
信号をアンテナ26によって受信し、電波復調回路28
で復調した後、イヤーピース34に送る。イヤーピース
34は、この音声信号を順次音声に変換して出力する。
【0047】このように、子機10において入力した短
縮番号を親機40に送り、親機40内のメモリ44から
対応する電話番号を検索する。そして、音声合成回路4
8によってこの電話番号の各桁の音声信号を作成して子
機10に返送し、子機10内のイヤーピース34から電
話番号の各桁を読み上げた音声を発声する。
【0048】本実施例においては、通常の短縮ダイヤル
機能の操作に先立って確認キー84を押下することによ
り、指定した短縮番号に対応させて子機10内のメモリ
14あるいは親機40内のメモリ44に登録してある電
話番号の各桁の数字の音声を、子機10のイヤーピース
34から発声するようにしており、重量や寸法等の制約
から表示部がない子機10からでもメモリ14,44の
登録内容を音声で確認することが可能になる。特に、子
機10にメモリ14を備える場合は、親機40側に表示
部がある場合であってもこの表示部に電話番号を表示さ
せて確認することができないので、本実施例のように音
声によって確認できる効果は大きい。
【0049】また、本実施例に示したように、親機40
内のメモリ44とは別に子機10内にもメモリ14を備
えることにより、メモリの増設が容易に行うことができ
る利点もある。この場合、子機10と親機40とで重複
した短縮番号を設定することもできるので(実施例では
「*」キー88で区別している)、従来は2桁の短縮番
号の場合は最大でも100ヵ所の電話番号までしか登録
できなかったのが、本実施例では最大200ヵ所まで登
録できることにもなる。
【0050】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が
可能である。
【0051】
【0052】
【0053】また、音声合成回路48は、上述したよう
に音声ガイド機能を有する電話機のものを利用してもよ
いが新設してよい。
【0054】また、実施例では、短縮番号に対応させて
登録した電話番号を確認する場合を説明したが、ワンタ
ッチダイヤルに対応させて登録した電話番号を確認する
場合や、再ダイヤルに対応した電話番号(直前に発呼し
た電話番号)を確認する場合であっても同様に適用する
ことができる。
【0055】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、電話
番号の確認モード時に、識別符号に対応させて子機の第
1のメモリ及び親機の第2のメモリに登録しておいた電
話番号を検索手段によって検索し、この電話番号の各桁
の読みに対応する音声信号を音声合成手段によって合成
し、子機の発声手段からこの電話番号の各桁の音声を出
力することにより、子機の第1のメモリ及び親機の第2
のメモリに登録してある電話番号を表示部のない子機か
ら確認することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のコードレス電話機の子機の構成図で
ある。
【図2】本実施例の子機の外観を示す図である。
【図3】本実施例のコードレス電話機の親機の構成図で
ある。
【図4】参考例1のブロック図である。
【図5】参考例2のブロック図である。
【図6】発明のクレーム対応図である。
【符号の説明】
10 子機 12,42 制御回路 14,44 メモリ 16 キー入力部 18,46 符号化回路 20 マイク(マイクロホン) 22,50 電波変調回路 24,30,52,54,60 切替えスイッチ 26,56 アンテナ 28,58 電波復調回路 32,62 復号化回路 34 イヤーピース 40 親機 100 子機 102 入力手段 104 メモリ(第1のメモリ) 106 検索手段 108 第1の通信手段 110 発声手段 200 親機 202 第2の通信手段 204 音声合成手段 206 メモリ(第2のメモリ) 208 検索手段
ST012201

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 子機と親機からなるコードレス電話機で
    あって、 前記子機は、識別符号に対応する通話相手の電話番号を確認する番号
    確認モードに設定する確認キーと、 前記 識別符号を入力する入力手段と、 前記識別符号に対応する通話相手の電話番号を格納する
    第1のメモリと、 前記入力手段により入力された識別符号に基づいて、対
    応する電話番号を前記第1のメモリから検索する第1の
    検索手段と、 前記入力手段によって入力された識別符号または前記第
    1の検索手段によって検索された電話番号を前記親機に
    送信するとともに、前記親機から送られてくる音声信号
    を受信する第1の通信手段と、 前記第1の通信手段によって受信した音声信号に基づい
    て電話番号の各桁の音声を発声する発j声手段と、 を備え、 前記親機は、 前記子機から送られてくる識別符号または電話番号を受
    信するとともに、前記子機に対して音声信号を送信する
    第2の通信手段と、 前記識別符号に対応する通話相手の電話番号を格納する
    第2のメモリと、 前記第2の通信手段で受信した識別符号に基づいて、対
    応する電話番号を前記第2のメモリから検索する第2の
    検索手段と、前記番号確認モード時にのみ、 前記第2の検索手段によ
    って検索された、または前記第2の通信手段で受信した
    電話番号の各桁の数字に対応する音声信号を合成して前
    記第2の通信手段に入力する音声合成手段と、 を備え、前記子機から所定の識別符号を入力したとき
    に、前記第1,第2のメモリ内の対応する電話番号を前
    記子機内の前記発声手段から音声で出力することを特徴
    とするコードレス電話機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記確認キーとして、子機に既存のキーが兼用されるこ
    とを特徴とするコード レス電話機。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記子機に設けられた前記入力手段に、前記親機に設け
    られた前記第2のメモリに格納された電話番号に対応す
    る識別符号が入力される際には、前記親機を識別するた
    めの識別符号が併せて入力され、 前記第1の通信手段は、前記親機を識別するための識別
    符号が入力された際には、前記電話番号に対応する識別
    符号を前記親機に送信する ことを特徴とするコードレス
    電話機。
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