JPH104442A - 携帯電話器および携帯電話システム - Google Patents
携帯電話器および携帯電話システムInfo
- Publication number
- JPH104442A JPH104442A JP8153760A JP15376096A JPH104442A JP H104442 A JPH104442 A JP H104442A JP 8153760 A JP8153760 A JP 8153760A JP 15376096 A JP15376096 A JP 15376096A JP H104442 A JPH104442 A JP H104442A
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- mobile phone
- ringing tone
- tone
- voice
- storing
- Prior art date
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Telephone Function (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】他人の携帯電話の呼び出し音と区別をつけ易く
し、呼び出し音を利用者が自由に登録できるようにす
る。装置のコストダウンを図るとともに、センターから
の呼び出し音のダウンロード時、設定音を確認したり、
毎回変わるようにして期待する楽しみを得る。 【解決手段】マイクロフォンからの音声を記憶する手段
と、記憶された音声を呼び出し音として再生する手段と
を備え、マイクロフォンから入力した音声を記憶し、こ
れを取り出して呼び出し音として使用する。入力した音
声を圧縮して記憶することにより、メモリ容量を低減す
る。オーディオ機器とのインターフェイスを備えて、オ
ーディオ機器の音声をそのまま呼び出し音として使用す
る。センター装置に登録された呼び出し音を手軽に利用
する。
し、呼び出し音を利用者が自由に登録できるようにす
る。装置のコストダウンを図るとともに、センターから
の呼び出し音のダウンロード時、設定音を確認したり、
毎回変わるようにして期待する楽しみを得る。 【解決手段】マイクロフォンからの音声を記憶する手段
と、記憶された音声を呼び出し音として再生する手段と
を備え、マイクロフォンから入力した音声を記憶し、こ
れを取り出して呼び出し音として使用する。入力した音
声を圧縮して記憶することにより、メモリ容量を低減す
る。オーディオ機器とのインターフェイスを備えて、オ
ーディオ機器の音声をそのまま呼び出し音として使用す
る。センター装置に登録された呼び出し音を手軽に利用
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話器および
携帯電話システムに関するものであり、詳細には同一な
いし類似している携帯電話の呼び出し音を自由に設定す
ることができるようにして、他人と自分の呼び出し音を
明確に区別できるようにした携帯電話器およびそのシス
テムに関するものである。
携帯電話システムに関するものであり、詳細には同一な
いし類似している携帯電話の呼び出し音を自由に設定す
ることができるようにして、他人と自分の呼び出し音を
明確に区別できるようにした携帯電話器およびそのシス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】不特定多数の人が携帯電話器等から所望
の情報を入手することが可能な装置としては、例えば特
開平4−354458号公報に記載されたものがある。
これによれば、テープレコーダやハードディスクに情報
を格納した情報提供センタを配置し、このセンタから情
報の概要や情報に対応したコードの記載した情報誌を発
行する。利用者は、ファクシミリを用いて電話網を介し
センタを呼び出し、所望の情報に対応するコードとファ
クシミリ番号を送出することにより、センタからコード
に対応した情報をファクシミリで返送する。この装置で
は、予め入手したい情報の概要を知っている必要があ
り、情報に対応したコードを調査しておく必要があり、
面倒であった。また、不特定多数の人が有する携帯電話
器等に対して保留時にミュージック等を聴かせる装置と
しては、例えば特開平2−16850号公報に記載され
たものがある。これによれば、電話器に保留時に送出す
るための2つ以上の音楽発生部を備えておき、相手側か
らダイヤリングにより呼び出された場合、直ちに本人が
受話器に出ないために保留キーが押下された際には、音
楽発生部からの音楽を選択制御回路により1つを選択し
て相手側に送出する。この装置では、2以上の音楽信号
を切り替えて、それを保留音として相手側に送出する
が、音楽信号を変更できないという問題がある。このよ
うに、不特定多数の人が有する携帯電話器を用いて、所
望の情報を取得したり、これらの携帯電話器に対して音
楽等を送出することができる等、携帯電話器によって利
便性を得ていたが、それぞれ問題も生じていた。
の情報を入手することが可能な装置としては、例えば特
開平4−354458号公報に記載されたものがある。
これによれば、テープレコーダやハードディスクに情報
を格納した情報提供センタを配置し、このセンタから情
報の概要や情報に対応したコードの記載した情報誌を発
行する。利用者は、ファクシミリを用いて電話網を介し
センタを呼び出し、所望の情報に対応するコードとファ
クシミリ番号を送出することにより、センタからコード
に対応した情報をファクシミリで返送する。この装置で
は、予め入手したい情報の概要を知っている必要があ
り、情報に対応したコードを調査しておく必要があり、
面倒であった。また、不特定多数の人が有する携帯電話
器等に対して保留時にミュージック等を聴かせる装置と
しては、例えば特開平2−16850号公報に記載され
たものがある。これによれば、電話器に保留時に送出す
るための2つ以上の音楽発生部を備えておき、相手側か
らダイヤリングにより呼び出された場合、直ちに本人が
受話器に出ないために保留キーが押下された際には、音
楽発生部からの音楽を選択制御回路により1つを選択し
て相手側に送出する。この装置では、2以上の音楽信号
を切り替えて、それを保留音として相手側に送出する
が、音楽信号を変更できないという問題がある。このよ
うに、不特定多数の人が有する携帯電話器を用いて、所
望の情報を取得したり、これらの携帯電話器に対して音
楽等を送出することができる等、携帯電話器によって利
便性を得ていたが、それぞれ問題も生じていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 従来の携帯電話器の呼び出し音は、予め登録されてい
るパターンの音声を使用しているため、自分の携帯電話
器の呼び出し音と、周囲の人の携帯電話器の呼び出し音
とが同一ないし酷似している場合が多く、区別がつき難
いという問題があった。また、携帯電話器の呼び出し
音は、マイクロフォンの音声をそのままメモリに記憶し
ていたため、多くのメモリ容量を必要としていた。さら
に、携帯電話器の呼び出し音は、マイクロフォンから
音声を入力していたため、音質があまり良くないという
問題もあった。さらに、携帯電話器の呼び出し音は、
マイクロフォンからの音声を用いるだけで、利用できる
データの選択の幅が狭いという問題があった。さらに、
携帯電話器の呼び出し音は、マイクロフォンや音声入
力インターフェイスを介して音声を入力しているため、
利用者は音声を自分で用意し、作成しなければならなか
った。さらに、携帯電話器の呼び出し音は、音声デー
タを携帯電話器内蔵の不揮発性メモリに格納していた
が、不揮発性メモリは大型であるため、装置の小型化、
コストダウンが困難となっていた。さらに、携帯電話
器の呼び出し音を、センター装置からダウンロードする
場合、利用者がどの呼び出し音が設定されたのか、また
正しくダウンロードされたか等を確認することができな
かった。さらに、携帯電話器の呼び出し音を、センタ
ー装置からダウンロードする場合、利用者が設定を変え
ない限り、呼び出し音は変化しないため、毎回異なる呼
び出し音を楽しむことは不可能であった。
るパターンの音声を使用しているため、自分の携帯電話
器の呼び出し音と、周囲の人の携帯電話器の呼び出し音
とが同一ないし酷似している場合が多く、区別がつき難
いという問題があった。また、携帯電話器の呼び出し
音は、マイクロフォンの音声をそのままメモリに記憶し
ていたため、多くのメモリ容量を必要としていた。さら
に、携帯電話器の呼び出し音は、マイクロフォンから
音声を入力していたため、音質があまり良くないという
問題もあった。さらに、携帯電話器の呼び出し音は、
マイクロフォンからの音声を用いるだけで、利用できる
データの選択の幅が狭いという問題があった。さらに、
携帯電話器の呼び出し音は、マイクロフォンや音声入
力インターフェイスを介して音声を入力しているため、
利用者は音声を自分で用意し、作成しなければならなか
った。さらに、携帯電話器の呼び出し音は、音声デー
タを携帯電話器内蔵の不揮発性メモリに格納していた
が、不揮発性メモリは大型であるため、装置の小型化、
コストダウンが困難となっていた。さらに、携帯電話
器の呼び出し音を、センター装置からダウンロードする
場合、利用者がどの呼び出し音が設定されたのか、また
正しくダウンロードされたか等を確認することができな
かった。さらに、携帯電話器の呼び出し音を、センタ
ー装置からダウンロードする場合、利用者が設定を変え
ない限り、呼び出し音は変化しないため、毎回異なる呼
び出し音を楽しむことは不可能であった。
【0004】そこで、本発明の第1の目的は、これら従
来の課題を解決し、利用者が自由に登録できるようにし
て、他人の携帯電話の呼び出し音との判別が容易な携帯
電話器および携帯電話システムを提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、呼び出し音を多くの選択
肢から選択して登録できるような携帯電話器および携帯
電話システムを提供することにある。また、本発明の第
3の目的は、呼び出し音のデータを格納しておくための
メモリ容量を小さくして、装置のコストダウンを可能と
した携帯電話器および携帯電話システムを提供すること
にある。さらに、本発明の第4の目的は、通話の音声回
路との共通化・小型化が可能な携帯電話器および携帯電
話システムを提供することにある。
来の課題を解決し、利用者が自由に登録できるようにし
て、他人の携帯電話の呼び出し音との判別が容易な携帯
電話器および携帯電話システムを提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、呼び出し音を多くの選択
肢から選択して登録できるような携帯電話器および携帯
電話システムを提供することにある。また、本発明の第
3の目的は、呼び出し音のデータを格納しておくための
メモリ容量を小さくして、装置のコストダウンを可能と
した携帯電話器および携帯電話システムを提供すること
にある。さらに、本発明の第4の目的は、通話の音声回
路との共通化・小型化が可能な携帯電話器および携帯電
話システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記各目的を達成するた
め、本発明の携帯電話器は、音声を装置に入力するマ
イクロフォン(図1のM)と、該マイクロフォンから入
力された音声を記憶する記憶装置(同B5)と、該記憶
装置に記憶された音声を読み出し、該音声を呼び出し音
として再生し、出力する出力手段(同B12,S)とを
具備したことを特徴としている。また、 前記各手段の他に、該マイクロフォンから入力された
音声を一時記憶する記憶手段(図3のB5)と、一時記
憶された音声を読み出して、圧縮処理を行う圧縮手段
(同B8)と、圧縮された音声を再度記憶する記憶装置
(同B5)と、記憶されている圧縮音声を取り出し、該
音声を呼び出し音として再生し、出力する出力手段(同
B8,B12,S)とを具備したことも特徴としてい
る。また、 前記各手段の他に、オーディオ機器とのインターフェ
イスとなるオーディオ入力端子(図4のA)と、該オー
ディオ入力端子に接続されたオーディオ機器からの音声
信号を入力し、該音声信号を記憶する記憶装置(同B
5)と、記憶された音声信号を読み出して、該音声信号
を呼び出し音として再生し、出力する手段(B12,
S)とを具備したことも特徴としている。また、 前記各手段の他に、イヤホンとマイクのいずれか一方
を接続するイヤホンマイク端子(図5のEM)と、該イ
ヤホンマイク端子から入力された音声信号を記憶する記
憶装置(同B5)と、記憶された音声信号を呼び出し音
として再生し、出力する手段(同B12,S)とを具備
したことも特徴としている。また、 前記各手段の他に、シリアル通信のインターフェイス
となるシリアル通信インターフェイス端子(図6のS)
と、該シリアル通信インターフェイス端子からの音声デ
ータを記憶する記憶装置(同B5)と、記憶されている
音声データをデコードして、デコードされたデータを呼
び出し音として再生し、出力する手段(同B12,S)
とを具備したことも特徴としている。また、本発明の携
帯電話システムは、携帯電話の呼び出し音を登録して
おく記憶装置(図7のC7)および該携帯電話からの要
求により、記憶している呼び出し音のアップロードを行
うインターフェイス(同C4)を備えたセンター装置
と、該センター装置からの呼び出し音をダウンロードす
るインターフェイス(図1のB2)、ダウンロードされ
た呼び出し音を記憶して、格納する記憶手段(同B
5)、および記憶されている呼び出し音を再生して、出
力する手段(同B12,S)を備えた携帯電話器とから
なることを特徴としている。また、 センター装置からの呼び出し音をダウンロードするイ
ンターフェイス(図1のB2)、電源が投入されると、
自動的に該センター装置にアクセスし、呼び出し音をダ
ウンロードする手段(同B2)、ダウンロードされた呼
び出し音を記憶して、格納する記憶手段(同B5)、お
よび記憶されている呼び出し音を再生して、出力する手
段(同B12,S)を備えた携帯電話器とからなること
も特徴としている。さらに、 該センター装置からの呼び出し音をダウンロードする
インターフェイス、電源が投入されると、自動的に該セ
ンター装置にアクセスし、呼び出し音をダウンロードす
る手段、呼び出し音をダウンロードしたときに、該呼び
出し音を鳴動させる手段、ダウンロードされた呼び出し
音を記憶して、格納する記憶手段、および記憶されてい
る呼び出し音を再生して、出力する手段を備えた携帯電
話器とからなることも特徴としている。さらに、 該センター装置からの呼び出し音をダウンロードする
インターフェイス、電源が投入されると、自動的に該セ
ンター装置にアクセスし、呼び出し音をダウンロードす
る手段、ダウンロードする音声データをランダムに選択
する手段、呼び出し音をダウンロードしたときに、該呼
び出し音を鳴動させる手段、ダウンロードされた呼び出
し音を記憶して、格納する記憶手段、および記憶されて
いる呼び出し音を再生して、出力する手段を備えた携帯
電話器とからなることも特徴としている。
め、本発明の携帯電話器は、音声を装置に入力するマ
イクロフォン(図1のM)と、該マイクロフォンから入
力された音声を記憶する記憶装置(同B5)と、該記憶
装置に記憶された音声を読み出し、該音声を呼び出し音
として再生し、出力する出力手段(同B12,S)とを
具備したことを特徴としている。また、 前記各手段の他に、該マイクロフォンから入力された
音声を一時記憶する記憶手段(図3のB5)と、一時記
憶された音声を読み出して、圧縮処理を行う圧縮手段
(同B8)と、圧縮された音声を再度記憶する記憶装置
(同B5)と、記憶されている圧縮音声を取り出し、該
音声を呼び出し音として再生し、出力する出力手段(同
B8,B12,S)とを具備したことも特徴としてい
る。また、 前記各手段の他に、オーディオ機器とのインターフェ
イスとなるオーディオ入力端子(図4のA)と、該オー
ディオ入力端子に接続されたオーディオ機器からの音声
信号を入力し、該音声信号を記憶する記憶装置(同B
5)と、記憶された音声信号を読み出して、該音声信号
を呼び出し音として再生し、出力する手段(B12,
S)とを具備したことも特徴としている。また、 前記各手段の他に、イヤホンとマイクのいずれか一方
を接続するイヤホンマイク端子(図5のEM)と、該イ
ヤホンマイク端子から入力された音声信号を記憶する記
憶装置(同B5)と、記憶された音声信号を呼び出し音
として再生し、出力する手段(同B12,S)とを具備
したことも特徴としている。また、 前記各手段の他に、シリアル通信のインターフェイス
となるシリアル通信インターフェイス端子(図6のS)
と、該シリアル通信インターフェイス端子からの音声デ
ータを記憶する記憶装置(同B5)と、記憶されている
音声データをデコードして、デコードされたデータを呼
び出し音として再生し、出力する手段(同B12,S)
とを具備したことも特徴としている。また、本発明の携
帯電話システムは、携帯電話の呼び出し音を登録して
おく記憶装置(図7のC7)および該携帯電話からの要
求により、記憶している呼び出し音のアップロードを行
うインターフェイス(同C4)を備えたセンター装置
と、該センター装置からの呼び出し音をダウンロードす
るインターフェイス(図1のB2)、ダウンロードされ
た呼び出し音を記憶して、格納する記憶手段(同B
5)、および記憶されている呼び出し音を再生して、出
力する手段(同B12,S)を備えた携帯電話器とから
なることを特徴としている。また、 センター装置からの呼び出し音をダウンロードするイ
ンターフェイス(図1のB2)、電源が投入されると、
自動的に該センター装置にアクセスし、呼び出し音をダ
ウンロードする手段(同B2)、ダウンロードされた呼
び出し音を記憶して、格納する記憶手段(同B5)、お
よび記憶されている呼び出し音を再生して、出力する手
段(同B12,S)を備えた携帯電話器とからなること
も特徴としている。さらに、 該センター装置からの呼び出し音をダウンロードする
インターフェイス、電源が投入されると、自動的に該セ
ンター装置にアクセスし、呼び出し音をダウンロードす
る手段、呼び出し音をダウンロードしたときに、該呼び
出し音を鳴動させる手段、ダウンロードされた呼び出し
音を記憶して、格納する記憶手段、および記憶されてい
る呼び出し音を再生して、出力する手段を備えた携帯電
話器とからなることも特徴としている。さらに、 該センター装置からの呼び出し音をダウンロードする
インターフェイス、電源が投入されると、自動的に該セ
ンター装置にアクセスし、呼び出し音をダウンロードす
る手段、ダウンロードする音声データをランダムに選択
する手段、呼び出し音をダウンロードしたときに、該呼
び出し音を鳴動させる手段、ダウンロードされた呼び出
し音を記憶して、格納する記憶手段、および記憶されて
いる呼び出し音を再生して、出力する手段を備えた携帯
電話器とからなることも特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図面に
より詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施例を
示す携帯電話器のブロック構成図である。本実施例の携
帯電話器(TEL)は、電話の動作を行う電話部回路B
1、アンテナ(ANT)に接続され、無線の変復調を行
う無線部回路B2、表示装置を制御する表示部制御回路
B3、携帯電話のキー(ボタン)の入力を判定するキー
制御部回路B4、各種データの記憶部で、半導体記憶素
子(ROM,RAM)により構成される記憶装置B5、
呼び出し音等の鳴音、発光素子等の制御を行う鳴音/発
光部回路B6および中央演算装置(CPU)B7から構
成されている。電話部回路B1には、音声入力B11、
音声出力B12の回路および電話回線の接続等に必要な
ハードウェアが備えられている。音声入力B11にはマ
イクMが接続され、音声出力B12にはスピーカーSが
接続されている。無線部回路B2は、アナログまたはデ
ィジタルの携帯電話の規格に従って、アンテナを介して
電波の送受信を行う。表示部制御回路B3には、液晶表
示装置(LCD)等の表示装置が接続される。キー制御
部回路B4には、各キーKが接続されており、キー押下
による信号をキー制御部回路B4で入力内容の判定を行
う。鳴音/発光部回路B6は、呼び出し音等の鳴音、発
光素子等の制御を行う。これらの各モジュールは、記憶
装置B5に格納されたプログラムをCPU・B7で実行
することにより動作・制御される。
より詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施例を
示す携帯電話器のブロック構成図である。本実施例の携
帯電話器(TEL)は、電話の動作を行う電話部回路B
1、アンテナ(ANT)に接続され、無線の変復調を行
う無線部回路B2、表示装置を制御する表示部制御回路
B3、携帯電話のキー(ボタン)の入力を判定するキー
制御部回路B4、各種データの記憶部で、半導体記憶素
子(ROM,RAM)により構成される記憶装置B5、
呼び出し音等の鳴音、発光素子等の制御を行う鳴音/発
光部回路B6および中央演算装置(CPU)B7から構
成されている。電話部回路B1には、音声入力B11、
音声出力B12の回路および電話回線の接続等に必要な
ハードウェアが備えられている。音声入力B11にはマ
イクMが接続され、音声出力B12にはスピーカーSが
接続されている。無線部回路B2は、アナログまたはデ
ィジタルの携帯電話の規格に従って、アンテナを介して
電波の送受信を行う。表示部制御回路B3には、液晶表
示装置(LCD)等の表示装置が接続される。キー制御
部回路B4には、各キーKが接続されており、キー押下
による信号をキー制御部回路B4で入力内容の判定を行
う。鳴音/発光部回路B6は、呼び出し音等の鳴音、発
光素子等の制御を行う。これらの各モジュールは、記憶
装置B5に格納されたプログラムをCPU・B7で実行
することにより動作・制御される。
【0007】図2は、本発明において、利用者が呼び出
し音を登録する方法の動作例を示すフローチャートであ
る。最初は通常モードの状態にあり(ステップS1)、
利用者が登録キーを操作することにより(ステップS
2)、*キーまたは1キーが押下されて(ステップS
3)、呼び出し音登録モードに移る(ステップS4)。
利用者は音声をマイクロフォンから入力する(ステップ
S5)とともに、登録のキー(#キー)を押下すること
により(ステップS6)、呼び出し音の登録が完了する
(ステップS7)。登録キー以外のキーが押下されたと
きには(ステップS8)、その他のモードになる(ステ
ップS9)。このように、第1の実施例においては、利
用者が携帯電話器のマイクロフォンから入力した音声を
記憶し、これを呼び出し音として用いることにより、自
分だけのオリジナルの呼び出し音を作成することがで
き、他人の携帯電話器の呼び出し音との区別を容易につ
けることができる。従って、自分にかかってきた電話で
あるか否かを誤ることなく判断でき、携帯電話器の利便
性が向上する。
し音を登録する方法の動作例を示すフローチャートであ
る。最初は通常モードの状態にあり(ステップS1)、
利用者が登録キーを操作することにより(ステップS
2)、*キーまたは1キーが押下されて(ステップS
3)、呼び出し音登録モードに移る(ステップS4)。
利用者は音声をマイクロフォンから入力する(ステップ
S5)とともに、登録のキー(#キー)を押下すること
により(ステップS6)、呼び出し音の登録が完了する
(ステップS7)。登録キー以外のキーが押下されたと
きには(ステップS8)、その他のモードになる(ステ
ップS9)。このように、第1の実施例においては、利
用者が携帯電話器のマイクロフォンから入力した音声を
記憶し、これを呼び出し音として用いることにより、自
分だけのオリジナルの呼び出し音を作成することがで
き、他人の携帯電話器の呼び出し音との区別を容易につ
けることができる。従って、自分にかかってきた電話で
あるか否かを誤ることなく判断でき、携帯電話器の利便
性が向上する。
【0008】図3は、本発明の第2の実施例を示す携帯
電話器のブロック構成図である。図3では、図1の構成
に加えて、音声圧縮/復元回路B8が追加されている。
音声圧縮/復元回路B8は、音声入力回路B11から入
力された音声を圧縮する機能と、音声を復元して音声出
力回路B12に出力する機能とを有している。なお、圧
縮/復元に必要な一時記憶装置(RAM)を内蔵しても
よい。また、音声の圧縮/復元の方法としては、図のよ
うな専用ハードウェアにより行う他に、ソフトウェアに
より行ってもよい。圧縮/復元の方法は、ディジタル方
式の場合であれば、ADPCM(Adaptive D
ifferential Pulse Code Mo
dulation)等によって行われる。本実施例の特
徴的構成要素は、マイクロフォンMからの音声を一時記
憶する記憶装置B5と、一時記憶した音声を圧縮する音
声圧縮/復元回路B8と、圧縮した音声を記憶する記憶
装置B5と、圧縮して記憶されている音声を取り出し、
これを復元する回路B8と、復元された音声を呼び出し
音として再生する音声出力回路B12とである。この実
施例によれば、音声データを圧縮して記憶するので、呼
び出し音のデータを格納しておくために必要なメモリ量
を低減することができるので、装置のコストダウンが可
能となる。
電話器のブロック構成図である。図3では、図1の構成
に加えて、音声圧縮/復元回路B8が追加されている。
音声圧縮/復元回路B8は、音声入力回路B11から入
力された音声を圧縮する機能と、音声を復元して音声出
力回路B12に出力する機能とを有している。なお、圧
縮/復元に必要な一時記憶装置(RAM)を内蔵しても
よい。また、音声の圧縮/復元の方法としては、図のよ
うな専用ハードウェアにより行う他に、ソフトウェアに
より行ってもよい。圧縮/復元の方法は、ディジタル方
式の場合であれば、ADPCM(Adaptive D
ifferential Pulse Code Mo
dulation)等によって行われる。本実施例の特
徴的構成要素は、マイクロフォンMからの音声を一時記
憶する記憶装置B5と、一時記憶した音声を圧縮する音
声圧縮/復元回路B8と、圧縮した音声を記憶する記憶
装置B5と、圧縮して記憶されている音声を取り出し、
これを復元する回路B8と、復元された音声を呼び出し
音として再生する音声出力回路B12とである。この実
施例によれば、音声データを圧縮して記憶するので、呼
び出し音のデータを格納しておくために必要なメモリ量
を低減することができるので、装置のコストダウンが可
能となる。
【0009】図4は、本発明の第3の実施例を示す携帯
電話器のブロック構成図である。図4においては、図1
の構成に加えて、オーディオ入力端子Aが追加されてい
る。オーディオ入力端子Aからの信号は音声入力回路B
11に送られ、マイクロフォンMからの音声と同じよう
に処理される。すなわち、音声入力回路B11からCP
U・B7を介して記憶装置B5に格納される。また、図
示省略されているが、図3の圧縮/復元回路を組み込む
こともできる。本実施例によれば、一般のオーディオ機
器とのインターフェイスを備えているため、コンパクト
ディスク・テレビジョン等のオーディオ機器の音声を記
憶して、そのまま携帯電話器の呼び出し音として使用す
ることができる。そして、呼び出し音をよりクリアな音
声で記憶させることができるとともに、オーディオ入力
端子Aからの信号を音声送出回路に接続することによ
り、オーディオデータを携帯電話を通じて送信すること
も可能になる。
電話器のブロック構成図である。図4においては、図1
の構成に加えて、オーディオ入力端子Aが追加されてい
る。オーディオ入力端子Aからの信号は音声入力回路B
11に送られ、マイクロフォンMからの音声と同じよう
に処理される。すなわち、音声入力回路B11からCP
U・B7を介して記憶装置B5に格納される。また、図
示省略されているが、図3の圧縮/復元回路を組み込む
こともできる。本実施例によれば、一般のオーディオ機
器とのインターフェイスを備えているため、コンパクト
ディスク・テレビジョン等のオーディオ機器の音声を記
憶して、そのまま携帯電話器の呼び出し音として使用す
ることができる。そして、呼び出し音をよりクリアな音
声で記憶させることができるとともに、オーディオ入力
端子Aからの信号を音声送出回路に接続することによ
り、オーディオデータを携帯電話を通じて送信すること
も可能になる。
【0010】図5は、本発明の第4の実施例を示す携帯
電話器のブロック構成図である。図5においては、図1
の構成に加えて、イヤホンマイク端子EMが追加されて
いる。イヤホンマイク端子EMからの入力信号は音声入
力回路B11に送られ、マイクロフォンMからの音声と
同じように処理される。音声出力回路B12からの出力
信号は、端子にイヤホンマイクが接続されている場合に
はイヤホンに送られる。また、図示省略されているが、
図3の圧縮/復元回路を組み込れることもできる。本実
施例によれば、イヤホンマイク端子からの音声を記憶す
ることができるので、端子に接続したマイクロフォン、
または他のオーディオ機器等の音源を携帯電話器の呼び
出し音として利用できる。そして、イヤホンマイク端子
EMからの音声信号を記憶してこれを利用することによ
り、通話の音声回路との共通化・小型化を実現すること
ができる。
電話器のブロック構成図である。図5においては、図1
の構成に加えて、イヤホンマイク端子EMが追加されて
いる。イヤホンマイク端子EMからの入力信号は音声入
力回路B11に送られ、マイクロフォンMからの音声と
同じように処理される。音声出力回路B12からの出力
信号は、端子にイヤホンマイクが接続されている場合に
はイヤホンに送られる。また、図示省略されているが、
図3の圧縮/復元回路を組み込れることもできる。本実
施例によれば、イヤホンマイク端子からの音声を記憶す
ることができるので、端子に接続したマイクロフォン、
または他のオーディオ機器等の音源を携帯電話器の呼び
出し音として利用できる。そして、イヤホンマイク端子
EMからの音声信号を記憶してこれを利用することによ
り、通話の音声回路との共通化・小型化を実現すること
ができる。
【0011】図6は、本発明の第5の実施例を示す携帯
電話器のブロック構成図である。図6においては、図1
の構成に加えて、シリアル通信インターフェイスSが追
加されている。シリアル通信インターフェイスSからの
ディジタル化された音声信号は、CPU・B7を介して
記憶装置B5に送られる。音声データは、符号化されて
いる方式に従ってデコードされ、音声に変換される。符
号化の方式は、例えばWAVE方式である。本実施例に
よれば、シリアル通信インターフェイスを備えているの
で、パーソナルコンピュータ等で作成・加工された音声
データを携帯電話器の記憶装置にダウンロードして、こ
れを呼び出し音として使用することができる。これによ
り、利用できるデータの選択幅を広げることができる。
電話器のブロック構成図である。図6においては、図1
の構成に加えて、シリアル通信インターフェイスSが追
加されている。シリアル通信インターフェイスSからの
ディジタル化された音声信号は、CPU・B7を介して
記憶装置B5に送られる。音声データは、符号化されて
いる方式に従ってデコードされ、音声に変換される。符
号化の方式は、例えばWAVE方式である。本実施例に
よれば、シリアル通信インターフェイスを備えているの
で、パーソナルコンピュータ等で作成・加工された音声
データを携帯電話器の記憶装置にダウンロードして、こ
れを呼び出し音として使用することができる。これによ
り、利用できるデータの選択幅を広げることができる。
【0012】図7は、本発明の第6の実施例を示す携帯
電話システムのブロック構成図である。携帯電話器TE
Lと基地局相互間は、無線データを電波で授受する。基
地局は、公衆電話網を介してセンター装置に接続されて
いる。センター装置は、テープレコーダC1、ハードデ
ィスクC2、CD−ROMドライブC3、電話部回路C
4、記憶装置C7およびCPU・C6から構成される。
テープレコーダC1、ハードディスクC2、CD−RO
MドライブC3等の記憶装置には、アナログまたはディ
ジタル化された呼び出し音用データ、音声ガイダンスデ
ータ等が記憶されている。記憶されている音声データ
は、利用者がアクセスし易いように、カテゴリ別にテー
ブルに整理されている。これらの音声データは、携帯電
話器からの要求により適宜取り出され、必要によりディ
ジタル−アナログ変換、あるいはアナログ−ディジタル
変換されて、電話部回路C4から公衆電話網に送出され
る。これらのモジュールはCPU・C6により制御さ
れ、その動作は記憶装置C7に格納されたプログラムを
CPUが実行することにより行われる。このように、本
実施例においては、センター装置に、電話の呼び出し音
を記憶しておく記憶装置C7と、携帯電話器からの要求
により、呼び出し音のアップロードを行うインターフェ
イス(電話部回路)C4とを備え、一方の携帯電話器に
は、センター装置から呼び出し音をダウンロードするイ
ンターフェイスと、ダウンロードした呼び出し音を記憶
し、格納する(EEPROM)と、記憶されている呼び
出し音を再生する部分とを備える。これにより、利用者
は、センター装置にアクセスして登録されている呼び出
し音を手軽に利用することができるので、自分で手声を
作成する手間が省略され、手軽に呼び出し音を切り替え
て使用することができる。また、手軽に呼び出し音をセ
ンター装置に登録することができる。
電話システムのブロック構成図である。携帯電話器TE
Lと基地局相互間は、無線データを電波で授受する。基
地局は、公衆電話網を介してセンター装置に接続されて
いる。センター装置は、テープレコーダC1、ハードデ
ィスクC2、CD−ROMドライブC3、電話部回路C
4、記憶装置C7およびCPU・C6から構成される。
テープレコーダC1、ハードディスクC2、CD−RO
MドライブC3等の記憶装置には、アナログまたはディ
ジタル化された呼び出し音用データ、音声ガイダンスデ
ータ等が記憶されている。記憶されている音声データ
は、利用者がアクセスし易いように、カテゴリ別にテー
ブルに整理されている。これらの音声データは、携帯電
話器からの要求により適宜取り出され、必要によりディ
ジタル−アナログ変換、あるいはアナログ−ディジタル
変換されて、電話部回路C4から公衆電話網に送出され
る。これらのモジュールはCPU・C6により制御さ
れ、その動作は記憶装置C7に格納されたプログラムを
CPUが実行することにより行われる。このように、本
実施例においては、センター装置に、電話の呼び出し音
を記憶しておく記憶装置C7と、携帯電話器からの要求
により、呼び出し音のアップロードを行うインターフェ
イス(電話部回路)C4とを備え、一方の携帯電話器に
は、センター装置から呼び出し音をダウンロードするイ
ンターフェイスと、ダウンロードした呼び出し音を記憶
し、格納する(EEPROM)と、記憶されている呼び
出し音を再生する部分とを備える。これにより、利用者
は、センター装置にアクセスして登録されている呼び出
し音を手軽に利用することができるので、自分で手声を
作成する手間が省略され、手軽に呼び出し音を切り替え
て使用することができる。また、手軽に呼び出し音をセ
ンター装置に登録することができる。
【0013】図8は、本発明において、利用者が呼び出
し音用の音声データをダウンロードする例を示すフロー
チャートである。最初は通常モードの状態にあり(ステ
ップS1)、登録キーの押下(ステップS2)に続い
て、*キーと1キーを押下すれば(ステップS3)呼び
出し音登録モードになる(ステップS4)。この場合に
は、音声を入力して(ステップS5)、#キーを操作す
ることにより(ステップS6)、呼び出し音の登録が完
了する(ステップS7)。一方、センター装置から音声
データをダウンロードする場合、*キーと2キーを押下
すれば(ステップS10)、自動的にセンター装置にア
クセスし、音声のダウンロードの状態に移る(ステップ
S11)。また、予めセンター装置に電話を掛けてこの
操作を行ってもよい。次に、利用者はセンター装置から
の音声ガイダンスに従って電話のキー操作を行い、所望
の呼び出し音用音声をダウンロードする(ステップS1
2)。ダウンロードが完了したならば、所定のキー操作
を行い(#キー押下)(ステップS13)、ダウンロー
ドを終了する。また、正常にダウンロードされたときに
は、自動的に登録が完了する(ステップS14)。通常
モード状態で、その他のキーを押下すれば(ステップS
8)、その他のモード状態となる(ステップS9)。
し音用の音声データをダウンロードする例を示すフロー
チャートである。最初は通常モードの状態にあり(ステ
ップS1)、登録キーの押下(ステップS2)に続い
て、*キーと1キーを押下すれば(ステップS3)呼び
出し音登録モードになる(ステップS4)。この場合に
は、音声を入力して(ステップS5)、#キーを操作す
ることにより(ステップS6)、呼び出し音の登録が完
了する(ステップS7)。一方、センター装置から音声
データをダウンロードする場合、*キーと2キーを押下
すれば(ステップS10)、自動的にセンター装置にア
クセスし、音声のダウンロードの状態に移る(ステップ
S11)。また、予めセンター装置に電話を掛けてこの
操作を行ってもよい。次に、利用者はセンター装置から
の音声ガイダンスに従って電話のキー操作を行い、所望
の呼び出し音用音声をダウンロードする(ステップS1
2)。ダウンロードが完了したならば、所定のキー操作
を行い(#キー押下)(ステップS13)、ダウンロー
ドを終了する。また、正常にダウンロードされたときに
は、自動的に登録が完了する(ステップS14)。通常
モード状態で、その他のキーを押下すれば(ステップS
8)、その他のモード状態となる(ステップS9)。
【0014】図9は、本発明の第7の実施例を示す携帯
電話システムの立ち上り動作のフローチャートである。
先ず、電源キーが押下されると(ステップS2)、自動
的にセンター装置にアクセスして、音声データをダウン
ロードする(ステップS3)。その方法として、携帯電
話器は前回電源がオフされたときに登録されていた呼び
出し音のセンター装置上での管理番号を記憶しておく。
ステップS3の処理では、携帯電話器がこの管理番号を
センター装置に送出し、センター装置がこの番号に対応
する音声データを携帯電話器に送信することにより行
う。すなわち、本実施例の構成要素としては、センター
装置に、電話の呼び出し音を記憶しておく記憶装置と、
携帯電話器からの要求により、呼び出し音のアップロー
ドを行うインターフェイスとを備えるとともに、携帯電
話器には、センター装置から呼び出し音をダウンロード
するインターフェイスと、ダウンロードした呼び出し音
を記憶し、格納するRAMと、記憶されている呼び出し
音を再生する手段と、電源を入れたときに自動的にセン
ター装置にアクセスし、呼び出し音をダウンロードする
手段とを備える。これにより、電源を入れたときにセン
ター装置から自動的に呼び出し音データをダウンロード
することにより、呼び出し音データを不揮発性メモリに
記憶しておく必要がなくなるので、装置のコストダウン
が図れる。
電話システムの立ち上り動作のフローチャートである。
先ず、電源キーが押下されると(ステップS2)、自動
的にセンター装置にアクセスして、音声データをダウン
ロードする(ステップS3)。その方法として、携帯電
話器は前回電源がオフされたときに登録されていた呼び
出し音のセンター装置上での管理番号を記憶しておく。
ステップS3の処理では、携帯電話器がこの管理番号を
センター装置に送出し、センター装置がこの番号に対応
する音声データを携帯電話器に送信することにより行
う。すなわち、本実施例の構成要素としては、センター
装置に、電話の呼び出し音を記憶しておく記憶装置と、
携帯電話器からの要求により、呼び出し音のアップロー
ドを行うインターフェイスとを備えるとともに、携帯電
話器には、センター装置から呼び出し音をダウンロード
するインターフェイスと、ダウンロードした呼び出し音
を記憶し、格納するRAMと、記憶されている呼び出し
音を再生する手段と、電源を入れたときに自動的にセン
ター装置にアクセスし、呼び出し音をダウンロードする
手段とを備える。これにより、電源を入れたときにセン
ター装置から自動的に呼び出し音データをダウンロード
することにより、呼び出し音データを不揮発性メモリに
記憶しておく必要がなくなるので、装置のコストダウン
が図れる。
【0015】図10は、本発明における携帯電話器の立
ち上り動作のフローチャートである。図10では、図9
の処理ステップに加え、呼び出し音を鳴動させる処理
(ステップS5)が追加される。すなわち、電源キーが
押下されると(ステップS2)、センター装置に自動ア
クセスし、呼び出し音をダウンロードする(ステップS
3)。次に、ダウンロードされた呼び出し音用音声デー
タを自動的に鳴動させる(ステップS5)。そして、通
常モードに戻る(ステップS4)。これにより、電源を
入れたときにセンター装置から自動的に呼び出し音デー
タがダウンロードされ、その際に、呼び出し音を再生す
ることにより、現在自分の携帯電話器の呼び出し音がど
の音に設定されているかを確認することができる。ま
た、正しくダウンロードされたかも確認することができ
る。
ち上り動作のフローチャートである。図10では、図9
の処理ステップに加え、呼び出し音を鳴動させる処理
(ステップS5)が追加される。すなわち、電源キーが
押下されると(ステップS2)、センター装置に自動ア
クセスし、呼び出し音をダウンロードする(ステップS
3)。次に、ダウンロードされた呼び出し音用音声デー
タを自動的に鳴動させる(ステップS5)。そして、通
常モードに戻る(ステップS4)。これにより、電源を
入れたときにセンター装置から自動的に呼び出し音デー
タがダウンロードされ、その際に、呼び出し音を再生す
ることにより、現在自分の携帯電話器の呼び出し音がど
の音に設定されているかを確認することができる。ま
た、正しくダウンロードされたかも確認することができ
る。
【0016】図11は、本発明の第9の実施例を示す携
帯電話器の立ち上り動作のフローチャートである。図1
1では、図9のステップS3の変わりに、ステップS6
の処理が追加されている。ステップS6では、ダウンロ
ードするセンター装置上での管理番号をランダムに選択
し、音声データのダウンロードを行う。これにより、ダ
ウンロードされる音声データが、電源投入時に毎回ラン
ダムに設定されるため、どのような音声がダウンロード
されるか期待する楽しみがある。
帯電話器の立ち上り動作のフローチャートである。図1
1では、図9のステップS3の変わりに、ステップS6
の処理が追加されている。ステップS6では、ダウンロ
ードするセンター装置上での管理番号をランダムに選択
し、音声データのダウンロードを行う。これにより、ダ
ウンロードされる音声データが、電源投入時に毎回ラン
ダムに設定されるため、どのような音声がダウンロード
されるか期待する楽しみがある。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
利用者は携帯電話のマイクロフォンから入力した音声を
記憶し、これを呼び出し音として用いるので、他人の携
帯電話の呼び出し音との区別を容易につけることがで
き、判断を誤ることが無くなる。また、音声データを圧
縮して記憶するので、必要なメモリ量を低減することが
でき、装置のコストダウンが図れる。また、一般のオー
ディオ機器、シリアル通信のインターフェイス、あるい
はイヤホンマイクを備えているので、オーディオ機器の
音声やパソコン等で作成・加工した音声をそのまま携帯
電話の呼び出し音として使用できる。また、センター装
置に登録された呼び出し音を手軽に利用でき、かつ電源
オンで自動的に呼び出し音をダウンロードできるので、
不揮発性メモリが不要となり、装置のコストダウンが図
れる。さらに、ダウンロードされる呼び出し音がどの音
に設定されたのかの確認、あるいは毎回ランダムに変わ
ることによる期待感を得ることができる。
利用者は携帯電話のマイクロフォンから入力した音声を
記憶し、これを呼び出し音として用いるので、他人の携
帯電話の呼び出し音との区別を容易につけることがで
き、判断を誤ることが無くなる。また、音声データを圧
縮して記憶するので、必要なメモリ量を低減することが
でき、装置のコストダウンが図れる。また、一般のオー
ディオ機器、シリアル通信のインターフェイス、あるい
はイヤホンマイクを備えているので、オーディオ機器の
音声やパソコン等で作成・加工した音声をそのまま携帯
電話の呼び出し音として使用できる。また、センター装
置に登録された呼び出し音を手軽に利用でき、かつ電源
オンで自動的に呼び出し音をダウンロードできるので、
不揮発性メモリが不要となり、装置のコストダウンが図
れる。さらに、ダウンロードされる呼び出し音がどの音
に設定されたのかの確認、あるいは毎回ランダムに変わ
ることによる期待感を得ることができる。
【図1】本発明の第1の実施例を示す携帯電話器のブロ
ック構成図である。
ック構成図である。
【図2】図1において、利用者が呼び出し音を登録する
方法のフローチャートである。
方法のフローチャートである。
【図3】本発明の第2の実施例を示す携帯電話器のブロ
ック構成図である。
ック構成図である。
【図4】本発明の第3の実施例を示す携帯電話器のブロ
ック構成図である。
ック構成図である。
【図5】本発明の第4の実施例を示す携帯電話器のブロ
ック構成図である。
ック構成図である。
【図6】本発明の第5の実施例を示す携帯電話器のブロ
ック構成図である。
ック構成図である。
【図7】本発明の第6の実施例を示す携帯電話システム
のブロック構成図である。
のブロック構成図である。
【図8】図7において、利用者が呼び出し音用の音声デ
ータをダウンロードする例を示すフローチャートであ
る。
ータをダウンロードする例を示すフローチャートであ
る。
【図9】本発明の第7の実施例を示す携帯電話の立ち上
り動作のフローチャートである。
り動作のフローチャートである。
【図10】本発明の第8の実施例を示す携帯電話の立ち
上り動作のフローチャートである。
上り動作のフローチャートである。
【図11】本発明の第9の実施例を示す携帯電話の立ち
上り動作のフローチャートである。
上り動作のフローチャートである。
B1…電話部回路、B2…無線部回路、B3…表示部制
御回路、B4…キー制御部回路、B5…記憶装置、B6
…鳴音/発光部回路、B7…CPU、M…マイク、S…
スピーカー、ANT…アンテナ、L…液晶表示装置、K
…キー、B11…音声入力回路、B12…音声出力回路、 B8…音声圧縮/復元回路、A…オーディオ入力端子、
EM…イヤホンマイク端子、S…シリアルインターフェ
イス、C1…テープレコーダ、C2…ハードディスク、
C3…CD−ROMドライブ、 C4…電話部回路、C41…音声入力回路、C42…音
声出力回路、C6…CPU、C7…記憶装置、TEL…
携帯電話器。
御回路、B4…キー制御部回路、B5…記憶装置、B6
…鳴音/発光部回路、B7…CPU、M…マイク、S…
スピーカー、ANT…アンテナ、L…液晶表示装置、K
…キー、B11…音声入力回路、B12…音声出力回路、 B8…音声圧縮/復元回路、A…オーディオ入力端子、
EM…イヤホンマイク端子、S…シリアルインターフェ
イス、C1…テープレコーダ、C2…ハードディスク、
C3…CD−ROMドライブ、 C4…電話部回路、C41…音声入力回路、C42…音
声出力回路、C6…CPU、C7…記憶装置、TEL…
携帯電話器。
Claims (9)
- 【請求項1】相手側との間で無線電波を送受信する無線
送受信部、利用者からの指示を処理部に伝達するキー制
御部、呼び出し音等の鳴音や、発光素子等の制御を行う
鳴音/発光部、および表示装置の制御を行う表示制御部
を備えた携帯電話器において、 音声を装置に入力するマイクロフォンと、 該マイクロフォンから入力された音声を記憶する記憶装
置と、 該記憶装置に記憶された音声を読み出し、該音声を呼び
出し音として再生し、出力する出力手段とを具備したこ
とを特徴とする携帯電話器。 - 【請求項2】請求項1に記載の携帯電話器において、前
記各手段の他に、 該マイクロフォンから入力された音声を一時記憶する記
憶手段と、 一時記憶された音声を読み出して、圧縮処理を行う圧縮
手段と、 圧縮された音声を再度記憶する記憶装置と、 記憶されている圧縮音声を取り出し、該音声を呼び出し
音として再生し、出力する出力手段とを具備したことを
特徴とする携帯電話器。 - 【請求項3】請求項1または2に記載の携帯電話器にお
いて、前記各手段の他に、 オーディオ機器とのインターフェイスとなるオーディオ
入力端子と、 該オーディオ入力端子に接続されたオーディオ機器から
の音声信号を入力し、該音声信号を記憶する記憶装置
と、 記憶された音声信号を読み出して、該音声信号を呼び出
し音として再生し、出力する手段とを具備したことを特
徴とする携帯電話器。 - 【請求項4】請求項1または2に記載の携帯電話器にお
いて、前記各手段の他に、 イヤホンとマイクのいずれか一方を接続するイヤホンマ
イク端子と、 該イヤホンマイク端子から入力された音声信号を記憶す
る記憶装置と、 記憶された音声信号を呼び出し音として再生し、出力す
る手段とを具備したことを特徴とする携帯電話器。 - 【請求項5】請求項1または2に記載の携帯電話器にお
いて、前記各手段の他に、 シリアル通信のインターフェイスとなるシリアル通信イ
ンターフェイス端子と、 該シリアル通信インターフェイス端子からの音声データ
を記憶する記憶装置と、 記憶されている音声データをデコードして、デコードさ
れたデータを呼び出し音として再生し、出力する手段と
を具備したことを特徴とする携帯電話器。 - 【請求項6】携帯電話の呼び出し音を登録しておく記憶
装置、および該携帯電話からの要求により、記憶してい
る呼び出し音のアップロードを行うインターフェイスを
備えたセンター装置と、 該センター装置からの呼び出し音をダウンロードするイ
ンターフェイス、ダウンロードされた呼び出し音を記憶
して、格納する記憶手段、および記憶されている呼び出
し音を再生して、出力する手段を備えた携帯電話器とか
らなることを特徴とする携帯電話システム。 - 【請求項7】携帯電話の呼び出し音を登録しておく記憶
装置、および該携帯電話からの要求により、記憶してい
る呼び出し音のアップロードを行うインターフェイスを
備えたセンター装置と、 該センター装置からの呼び出し音をダウンロードするイ
ンターフェイス、電源が投入されると、自動的に該セン
ター装置にアクセスし、呼び出し音をダウンロードする
手段、ダウンロードされた呼び出し音を記憶して、格納
する記憶手段、および記憶されている呼び出し音を再生
して、出力する手段を備えた携帯電話器とからなること
を特徴とする携帯電話システム。 - 【請求項8】携帯電話の呼び出し音を登録しておく記憶
装置、および該携帯電話からの要求により、記憶してい
る呼び出し音のアップロードを行うインターフェイスを
備えたセンター装置と、 該センター装置からの呼び出し音をダウンロードするイ
ンターフェイス、電源が投入されると、自動的に該セン
ター装置にアクセスし、呼び出し音をダウンロードする
手段、呼び出し音をダウンロードしたときに、該呼び出
し音を鳴動させる手段、ダウンロードされた呼び出し音
を記憶して、格納する記憶手段、および記憶されている
呼び出し音を再生して、出力する手段を備えた携帯電話
器とからなることを特徴とする携帯電話システム。 - 【請求項9】携帯電話の呼び出し音を登録しておく記憶
装置、および該携帯電話からの要求により、記憶してい
る呼び出し音のアップロードを行うインターフェイスを
備えたセンター装置と、 該センター装置からの呼び出し音をダウンロードするイ
ンターフェイス、電源が投入されると、自動的に該セン
ター装置にアクセスし、呼び出し音をダウンロードする
手段、ダウンロードする音声データをランダムに選択す
る手段、呼び出し音をダウンロードしたときに、該呼び
出し音を鳴動させる手段、ダウンロードされた呼び出し
音を記憶して、格納する記憶手段、および記憶されてい
る呼び出し音を再生して、出力する手段を備えた携帯電
話器とからなることを特徴とする携帯電話システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8153760A JPH104442A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 携帯電話器および携帯電話システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8153760A JPH104442A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 携帯電話器および携帯電話システム |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005017605A Division JP2005117698A (ja) | 2005-01-26 | 2005-01-26 | 電話器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH104442A true JPH104442A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15569540
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8153760A Pending JPH104442A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 携帯電話器および携帯電話システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH104442A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4880026A (en) * | 1988-07-28 | 1989-11-14 | Parapluie, Ltd. | Integrated free-standing vehicle detailing service center |
JP2000101720A (ja) * | 1998-09-15 | 2000-04-07 | Hanichi Joho Tsushin Kk | 電話機のベル音制御方法 |
JP2000299718A (ja) * | 1999-04-13 | 2000-10-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 携帯電話装置およびオーディオ装置 |
WO2000072554A1 (fr) * | 1999-05-24 | 2000-11-30 | Rohm Co., Ltd | Telephone portable |
JP2001237970A (ja) * | 2000-02-23 | 2001-08-31 | Nec Corp | 着信音データ配信システム及びそれに用いる着信音データ配信方法 |
JP2001245021A (ja) * | 2000-02-29 | 2001-09-07 | Konami Co Ltd | 携帯端末、情報処理装置、音源データ更新方法、並びに記録媒体 |
JP2002169571A (ja) * | 2000-06-21 | 2002-06-14 | Touchtunes Music Corp | 映像音声情報再生システムのネットワークの遠隔管理装置およびプロセス |
JP2008216420A (ja) * | 2007-03-01 | 2008-09-18 | Ntt Docomo Inc | 楽曲ダウンロードシステム及び楽曲ダウンロード方法 |
-
1996
- 1996-06-14 JP JP8153760A patent/JPH104442A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2000072554A1 (fr) * | 1999-05-24 | 2000-11-30 | Rohm Co., Ltd | Telephone portable |
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JP2008216420A (ja) * | 2007-03-01 | 2008-09-18 | Ntt Docomo Inc | 楽曲ダウンロードシステム及び楽曲ダウンロード方法 |
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