JPH07203014A - 電話機 - Google Patents

電話機

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JPH07203014A
JPH07203014A JP33759193A JP33759193A JPH07203014A JP H07203014 A JPH07203014 A JP H07203014A JP 33759193 A JP33759193 A JP 33759193A JP 33759193 A JP33759193 A JP 33759193A JP H07203014 A JPH07203014 A JP H07203014A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
message
dial tone
button
tone signal
received
Prior art date
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Pending
Application number
JP33759193A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Hirose
和生 廣瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP33759193A priority Critical patent/JPH07203014A/ja
Publication of JPH07203014A publication Critical patent/JPH07203014A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】相手が何も話さなくても、必要なメッセージを
伝える。 【構成】予めダイヤルトーン信号に対応した伝言メッセ
ージを記憶しておくRAM25を備え、留守録音が設定さ
れている状態で着信があった場合に、受信内容中にダイ
ヤルトーン信号があるとDTMFデコーダ28の出力によ
り上記RAM25の記憶内容に従って当該ダイヤルトーン
信号を対応する伝言メッセージに変換し、得られた伝言
メッセージを保持した上で任意時点で例えば液晶表示部
27より出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、留守録音機能を有する
電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】留守状態を設定することで、着信した電
話内容を自動的に録音する留守番機能を有する電話機が
広く一般家庭に普及している。この留守番機能を有する
電話機では、留守状態が設定されているときに着呼があ
った場合は伝言を促す旨のメッセージを送信した後に、
相手側からの伝言音声を受付け、これを半導体メモリあ
るいは磁気テープに録音するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような留守番電
話にあっては、相手側が一人でぶつぶつメッセージを話
したり、あるいは恥ずかしいために何も話さずに通話を
切ってしまうことが多く、留守番としての機能を完全に
果たすことができないという不具合があった。
【0004】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、相手が何も話さな
くても、必要なメッセージを伝えることが可能な電話機
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、予め
ダイヤルトーン信号に対応した伝言メッセージを記憶し
ておくメモリを備え、留守録音が設定されている状態で
着信があった場合に、受信内容中にダイヤルトーン信号
があると上記メモリの記憶内容に従って当該ダイヤルト
ーン信号を対応する伝言メッセージに変換し、得られた
伝言メッセージを保持した上で任意時点で出力できるよ
うにしたものである。
【0006】
【作用】上記のような構成とすれば、留守録音が設定さ
れている状態で電話をかけてきた相手側では、予め決め
ておいた伝言メッセージに対応する伝言コードをダイヤ
ル操作してダイヤルトーン信号を送信するだけで、何も
話さなくとも、必要なメッセージを伝えることができ
る。
【0007】
【実施例】以下本発明をPHP(Personal H
andy Phone:デジタル方式のコードレス電話
機)に適用した場合の一実施例について図面を参照して
説明する。
【0008】図1は全体の回路構成を示すものであり、
11が送受信用のアンテナである。このアンテナ11により
受信され、送受信スイッチ(図では「SW」と示す)12
を介して受信部13に送られたバースト状の電波は、ここ
でシンセサイザ14からの局部発振周波数信号により選局
された後にデジタル変復調部15でQPSK(Quadr
ature Phase Shift Keying:
4相位相変調)方式により復調される。復調されたデジ
タル信号はさらにTDMA(Time Divisio
n Multiple Access:時分割多元接
続)処理部16でTDMAが解かれ、さらにスピーチコー
ディック部17で復号化されることで元のシリアルなデジ
タル音声データとなる。このスピーチコーディック部17
で得られたデジタル音声データが音声変換回路18でアナ
ログ化され、送受話器を構成するスピーカ19を拡声駆動
することで放音される。
【0009】また、上記スピーカ19とで送受話器を構成
するマイクロホン20から入力された音声信号は、音声変
換回路18でサンプリングされてデジタル化され、スピー
チコーディック部17で符号化された後にTDMA処理部
16でTDMAが施されてバースト状にされる。このデジ
タルデータがさらにデジタル変復調部15でQPSK方式
に従って変調され、送信部21で上記シンセサイザ14から
の局部発振周波数信号と重畳されて、送受信スイッチ12
を介してアンテナ11より送信される。
【0010】しかして、上記送受信スイッチ12、シンセ
サイザ14、デジタル変復調部15、TDMA処理部16、ス
ピーチコーディック部17及び音声変換回路18のそれぞれ
に対して制御部22から各種制御信号が与えられ、その動
作制御を行なう。この制御部22は、プッシュボタン、通
話ボタン及び後述するメッセージ番号留守番ボタンを含
む各種キースイッチを有するキー入力部23からのキー入
力に従って回路全体の統括的な動作制御を行なうもの
で、動作プログラムやその他固定的な情報を記憶したR
OM24、各種データを記憶するワークメモリとしてのR
AM25が接続される一方、スピーカ26を駆動して呼出音
を発生し、また各種動作状態及び送受信データ等を液晶
表示部27にて表示出力させる。
【0011】さらに、上記音声変換回路18から出力され
るアナログの音声信号はDTMFデコーダ28へも供給さ
れる。このDTMFデコーダ28はDTMF(Dual Tone
Multi-Frequency )のダイヤルトーン信号に対応した各
周波数のフィルタ等からなり、音声変換回路18からの音
声信号中にDTMFによるダイヤルトーン信号が含まれ
ていた場合にはこれを抽出してデコードし、対応するダ
イヤル番号のデータを上記制御部22へ送出するものであ
る。
【0012】次いで上記音声変換回路18内の具体的な構
成について図2により説明する。同図に示す如く音声変
換回路18は、D/A変換器31、A/D変換器32及びスイ
ッチ回路33からなる。
【0013】D/A変換器31は、受信されたデジタル音
声信号をアナログ化するもので、得られたアナログ音声
信号はスイッチ回路33を介して、上記スピーカ19か、あ
るいはDTMFデコーダ28へと送られる。このスイッチ
回路33でのスイッチング制御は上記制御部22からの制御
信号によってなされる。
【0014】一方、上記マイクロホン20から入力された
アナログ音声信号はそのままA/D変換器32にて所定の
サンプリング周波数及び量子化ビット数によりサンプリ
ングされてデジタル化され、スピーチコーディック部17
へ送出される。
【0015】また上記RAM25には、留守録音用の記憶
エリアが多数設定されると共に、図3に示すようにプッ
シュボタンの「#」と数字の「1」〜「0」を組合わせ
た例えば「#1」〜「#10」の10組の伝言コード
と、これら伝言コードそれぞれに対応する任意の伝言メ
ッセージとが予め使用者によりテーブル化されて登録さ
れているものとする。
【0016】次いで上記実施例の動作により説明する。
図4は着信があった場合の主として制御部22による処理
内容を示すものである。その処理当初には、まず着信を
受付け、スピーカ26を駆動して呼出音を発生すると(ス
テップS1 )、キー入力部23の通話ボタン及びメッセー
ジ番号留守番ボタンのいずれかが操作されるのを待機す
る(ステップS2 ,S3 )。
【0017】ここで通話ボタンが操作されたと判断する
と(ステップS2 )、制御部22は制御信号により上記音
声変換回路18のスイッチ回路33をスピーカ19側に接続
し、そのまま通常の通話動作を行ない(ステップS1
1)、通話終了と共にこの処理を終える。
【0018】また、通話ボタンに代えてメッセージ番号
留守番ボタンが操作されたと判断すると(ステップS3
)、制御部22は制御信号により上記音声変換回路18の
スイッチ回路33をDTMFデコーダ28側に接続すると共
に回線を接続し、ROM24に予め記憶される、例えば図
5に示すような「只今電話に出られません。メッセージ
番号をどうぞ」なる応答メッセージのデジタル音声デー
タを読出し、これをスピーチコーディック部17、TDM
A処理部16、デジタル変復調部15、送信部21及び送受信
スイッチ12を介してアンテナ11より相手側に送信するこ
とで、プッシュボタンの操作を促す(ステップS4 )。
【0019】その後、相手側からのプッシュボタンの操
作に対応したDTMFのダイヤルトーン信号が到来する
と(ステップS5 )、DTMFデコーダ28は到来したダ
イヤルトーン信号に対応するプッシュボタンの数字デー
タ「1」〜「0」あるいは記号データ「*」「#」に変
換し、制御部22に出力する(ステップS6 )。
【0020】その後、変換結果が「#n(n:数字)」
の形態であるか否か判断し(ステップS7 )、この形態
であれば、この変換結果をもって上記図3に示したRA
M25の伝言コードに対応した伝言メッセージのテーブル
を参照し、対応する伝言メッセージを読出して同RAM
25に記憶すると共に、この伝言メッセージを文字パター
ン化して表示データを作成し、液晶表示部27で表示出力
させる(ステップS8)。
【0021】さらに、上記変換結果が上記「#n(n:
数字)」の形態以外で数字を含んでいるか否か判断し
(ステップS9 )、数字を含んでいる場合にのみその数
字データをRAM25に記憶すると共に、この数字を文字
パターン化して表示データを作成し、液晶表示部27で表
示出力させ(ステップS10)、以上でこの着信処理を終
了する。
【0022】このように、予め伝言コードとそれに対応
する伝言メッセージとを登録しておき、また親しい知人
等にはその登録内容を知らせておくことにより、相手が
何も話さなくても、必要なメッセージを伝えることが可
能となる。
【0023】なお、相手側が送る情報は伝言コードに限
るものではなく、要はダイヤルトーン信号で表現できる
メッセージ情報であればよい。また、上記図4は通常の
着信に対する処理内容を示したものであるが、この電話
機の使用者が例えば映画館にいる場合など、電話に出ら
れない状態では、予め上記メッセージ番号留守番ボタン
を操作しておくことで留守番機能がセットされる。この
留守番機能のセットにより、着信があっても、スピーカ
26での呼出音の発生を抑止すると共に、上記図4の処理
におけるステップS2 ,S3 の処理が省略され、着信処
理(ステップS1 )から直接応答メッセージの出力処理
(ステップS4 )に移行し、以後、上記と同様に相手側
から送信されてくるダイヤルトーン信号に対する処理を
自動で行なう。したがってこの電話機の使用者は、例え
ば映画館から出た時点で液晶表示部27を見るか、あるい
はRAM25内の留守録音用の記憶エリアを確認すること
で、伝言メッセージを受けとることができる。
【0024】ここで、着信した時点で確認できるように
するためには、光や振動等で呼出しを報知する必要があ
る。なお、上記実施例ではダイヤルトーン信号を着信し
処理するようにしたが、デジタルデータを直接着信し、
処理するようにしてもよい。
【0025】また、上記実施例ではPHPに適用した場
合を示したが、これに限るものではなく、留守番機能を
有する電話機であればどのようなものにも適用可能であ
ることは言うまでもない。
【0026】
【発明の効果】以上に述べた如く本発明によれば、留守
録音が設定されている状態で電話をかけてきた相手側で
は、予め決めておいた伝言メッセージに対応する伝言コ
ードをダイヤル操作してダイヤルトーン信号を送信する
だけで、何も話さなくとも、必要なメッセージを伝える
ことが可能な電話機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る回路構成を示すブロッ
ク図。
【図2】図1の音声変換回路内の具体構成を示す図。
【図3】図1のRAM内に登録される伝言メッセージの
状態を例示する図。
【図4】同実施例に係る動作を説明するフローチャー
ト。
【図5】同実施例に係る動作を説明するための図。
【符号の説明】
11…アンテナ、12…送受信スイッチ、13…実施部、14…
シンセサイザ、15…デジタル変復調部、16…TDMA処
理部、17…スピーチコーディック部、18…音声変換回
路、19…スピーカ、20…マイクロホン、21…送信部、22
…制御部、23…キー入力部、24…ROM、25…RAM、
26…スピーカ、27…液晶表示部、28…DTMFデコー
ダ、31…D/A変換器、32…A/D変換器、33…スイッ
チ回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予めダイヤルトーン信号に対応した伝言
    メッセージを記憶しておく記憶手段と、 留守録音状態を設定する設定手段と、 この設定手段による留守録音状態での着信があった場合
    に自動受信する受信手段と、 この受信手段での受信内容中にダイヤルトーン信号があ
    った場合に、上記記憶手段の記憶内容に従って当該ダイ
    ヤルトーン信号を対応する伝言メッセージに変換する変
    換手段と、 この変換手段で得られた伝言メッセージを保持する保持
    手段と、 この保持手段の保持する伝言メッセージを出力する出力
    手段とを具備したことを特徴とする電話機。
JP33759193A 1993-12-28 1993-12-28 電話機 Pending JPH07203014A (ja)

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JP (1) JPH07203014A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6823182B1 (en) 1996-12-27 2004-11-23 Hitachi, Ltd. Cellular mobile telephone apparatus
US8340643B2 (en) 1996-12-27 2012-12-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Response message transmitter and response message transmitting method in cellular mobile telephone apparatus and recording medium recording program for executing the method

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6823182B1 (en) 1996-12-27 2004-11-23 Hitachi, Ltd. Cellular mobile telephone apparatus
US8340643B2 (en) 1996-12-27 2012-12-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Response message transmitter and response message transmitting method in cellular mobile telephone apparatus and recording medium recording program for executing the method
US8346221B2 (en) 1996-12-27 2013-01-01 Samsung Electronics Co., Ltd. Message transmitter and response message transmitting method in cellular mobile telephone apparatus and recording medium recording program for executing the method

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