JPH08272218A - 現像スリーブ - Google Patents

現像スリーブ

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Publication number
JPH08272218A
JPH08272218A JP7284295A JP7284295A JPH08272218A JP H08272218 A JPH08272218 A JP H08272218A JP 7284295 A JP7284295 A JP 7284295A JP 7284295 A JP7284295 A JP 7284295A JP H08272218 A JPH08272218 A JP H08272218A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sleeve
flange
main body
body sleeve
flange member
Prior art date
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Pending
Application number
JP7284295A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Aoki
繁 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP7284295A priority Critical patent/JPH08272218A/ja
Publication of JPH08272218A publication Critical patent/JPH08272218A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ローラを収納した本体スリーブをフランジに
対して接着剤を用いることなく機械的に一体化する構造
とすることによって、設備費、作業工数を多く要せず製
造組立が容易であり、またローラとフランジとが「引き
抜け」や「空回り」を起こさない安価で高品質な現像ス
リーブを提供することを目的とする。 【構成】 本体スリーブと、その両端部又は片端部に固
定されるフランジ部材と、前記本体スリーブ内に収納さ
れかつ両端部又は片端部を前記フランジ部材で支持され
るローラとを備えた現像スリーブにおいて、本体スリー
ブ10の両端部又は片端部に少なくとも1個以上の切欠
部12を形成して両端部又は片端部を折り曲げて折り曲
げ部15を設け、前記フランジ部材に折り曲げ部の先端
13を支承する支承部31を設けたことを特徴としてい
る。又前記フランジ部材の外周縁部にローレット加工を
施してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式の複写
機、レーザープリンター、ファクシミリ等に用いられる
現像スリーブに関する。
【0002】
【従来の技術】この現像スリーブとしては、従来、図
9、10に示す構成のものが知られている。この従来の
現像スリーブ101は、フランジ130と本体スリーブ
110とを接着剤140を介して一体に成形して、フラ
ンジ130と本体スリーブ110とが「引き抜け」や
「空回り」が起こらないように固定して、本体スリーブ
110の内部にマグネットローラ120が組み込まれた
構造となっている。マグネットローラのシャフト121
のどちらか一方の端末に設けられた図示しないDカット
部は、複写機に設けられた図示しない支承部又は回転駆
動源に嵌合して固定される一方、本体スリーブ110は
フランジの片端131の回転駆動により、軸受150を
介してシャフト121との摺動でマグネットローラ12
0の周りを自由回転する機構となっている。
【0003】図10に基づき現像スリーブ101を組み
立てる手順について以下述べる。まず、マグネットロー
ラ120を準備して本体スリーブ110をシャフト12
1からマグネットローラ120を覆うように被せる。次
に、フランジ130の軸受150にマグネットローラの
シャフト部121を嵌合させてどちらか一方側から、フ
ランジ外周面132まで挿入してその位置で止める。こ
の作業を「仮止め1」とする。次に、フランジ外周面に
仮止めした反対側の本体スリーブ110端部から別のフ
ランジ130を前述と同様に、外周面132まで本体ス
リーブ110に挿入して「仮止め2」が完了する。この
ようにして、内部にマグネットローラ120をフランジ
130で支承して本体スリーブ110がフランジ130
の外周面と一部接合してマグネットローラ120を被覆
した構造の「予備現像スリーブ」が仮組される。
【0004】次に、仮組された「予備現像スリーブ」の
フランジ溝133及びもうひとつの図示しないフランジ
溝についても、シアノアクリレート系等の接着剤140
を塗布した後に、本体スリーブ110を挟持してフラン
ジ130の端末外周面134をマグネットローラ120
の軸方向内側に向かってフランジエッジ135まで押し
込む「圧入」作業を行い、然る後、乾燥炉に入れて乾燥
し接着固定すれば、図10のように現像スリーブ101
が完成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような組立を行う場合に次のような問題があった。この
ように、従来は、本体スリーブとフランジとの接合は基
本的には接着剤の接着固定に依存しているために、接着
剤供給工程の設置、フランジ等部材への接着剤の供給・
塗布作業、塗布した接着剤の乾燥炉設置及び乾燥作業な
どが必要であるばかりか、接合部から外部にはみ出した
余分な接着剤を除去する無駄な作業も発生し、設備費、
作業工数が多くかかりコストが高くなる欠点がある。
【0006】そこで、この発明は、上記の点に鑑み、ロ
ーラを収納した本体スリーブをフランジに対して接着剤
を用いることなく機械的に一体化する構造とすることに
よって、設備費、作業工数を多く要せず製造組立が容易
であり、またローラとフランジとが「引き抜け」や「空
回り」を起こさない安価で高品質な現像スリーブを提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成する為に次のような構成としたものである。す
なわち、本体スリーブと、その両端部又は片端部に固定
されるフランジ部材と、前記本体スリーブ内に収納され
かつ両端部又は片端部を前記フランジ部材で支持される
ローラとを備えた現像スリーブにおいて、本体スリーブ
の両端部又は片端部に少なくとも1個以上の切欠部を形
成して両端部又は片端部を折り曲げて折り曲げ部を設
け、前記フランジ部材に折り曲げ部の先端を支承する支
承部を設けたことを特徴としている。前記フランジ部材
の外周縁部にローレット加工を施してもよい。又更に、
本体スリーブと、その両端部又は片端部に固定されるフ
ランジ部材と、前記本体スリーブ内に収納されかつ両端
部又は片端部を前記フランジ部材で支持されるローラと
を備えた現像スリーブにおいて、本体スリーブの両端部
又は片端部に少なくとも1個以上の切欠部を形成して両
端部又は片端部を折り曲げて折り曲げ部を設け、前記フ
ランジ部材に、本体スリーブの切欠部に嵌合するように
突起部を設けたことを特徴としている。この場合でも、
前記フラン部材ジの外周縁部にローレット加工を施して
もよい。
【0008】
【作用】本体スリーブと、その両端部又は片端部に固定
されるフランジ部材と、前記本体スリーブ内に収納され
かつ両端部又は片端部をフランジ部材で支持されるロー
ラとを備えた現像スリーブにおいて、本体スリーブの両
端部又は片端部に少なくとも1個以上の切欠部を形成し
て、フランジ部材の両端部又は片端部を折り曲げて折り
曲げ部を設け、この折り曲げ部の先端が噛み合って強固
に固着するように折り曲げ部の先を支承する支承部をフ
ランジに設けたので、切欠残部を折り曲げると、折り曲
げ部の先端が切欠残部先端を支承するフランジ支承部に
食い込み、本体スリーブをフランジに更に一層強固に固
着一体化するので、本体スリーブとフランジとの「引き
抜け」や「空回り」が起こらずに、フランジの周方向ト
ルクを確実に本体スリーブに伝達することが可能とな
る。また、本体スリーブと、その両端部又は片端部に固
定されるフランジ部材と、前記本体スリーブ内に収納さ
れかつ両端部又は片端部を前記フランジ部材で支持され
るローラとを備えた現像スリーブにおいて、本体スリー
ブの両端部又は片端部に少なくとも1個以上の切欠部を
形成して両端部又は片端部を折り曲げて折り曲げ部を設
け、前記フランジ部材に、本体スリーブの切欠部に嵌合
するように突起部を設けたので、切欠溝を突起部の位置
に対応させて、切欠残部を折り曲げると、切欠残部の両
端で突起部を挟み込むように切欠残部がフランジに固着
一体化される。すなわち、切欠残部の両端で突起部を挟
み込む構成となっているので、この場合でも、本体スリ
ーブとフランジとの「引き抜け」や「空回り」が起こら
ずに、フランジの周方向トルクを確実に本体スリーブに
伝達することが可能となる。又、上記のフランジ支承部
や突起部の代わりに、フランジの外周縁部にローレット
加工を行なってノコ刃状の凹凸部を設けて、切欠残部を
折り曲げると、折り曲げた切欠残部先端が凹凸部に食い
込み、上記と同様に切欠残部がフランジに固着一体化さ
れる。
【0009】
【実施例】以下に、本発明の好適な実施例を図面を参照
にして説明する。図1ないし4は本発明の第1実施例を
示すものである。これらの図において、本体スリーブ1
0はアルミニウム等の非磁性円筒体あり、内部にマグネ
ットローラ120を収納するようになっている。図3に
示すように、又本体スリーブの端部には少なくとも1個
以上の切欠部12が形成されており、更に、本体スリー
ブ10の端部内面にはフランジに係止する薄肉部11が
形成されている。更に、フランジ30はアルミニウムや
樹脂等の非磁性体で構成されており、本体スリーブ端部
の薄肉部11に接する接合部34と、本体スリーブの端
部である切欠残部14と接続する接続部32と、切欠残
部14の先端部13を支承する支承部31と、軸部35
とを有する。
【0010】この場合、本体スリーブ10とフランジ3
0との一体化は、図3に示すようにスリーブ10にフラ
ンジ30を嵌め込み、切欠残部の先端部13がフランジ
の支承部31に当接するように、スリーブ端部の切欠残
部14をフランジの接続部32に沿って絞り込んで(塑
性変形させ)、折り曲げ部15を形成することによって
行なう。本実施例における作用は次の通りである。すな
わち図4に示すように、切欠残部の先端部13がフラン
ジの支承部31に当接するように折り曲げられると、切
欠残部の先端部13は尖鋭な角部となっている為に折り
曲げの過程でフランジの支承部31の表面を擦過しつつ
折り曲げが完了すると同時に、先端部13と支承部32
とが噛み合って固着する。このようにして、フランジの
軸部35に付与される図示しない外部の駆動源からのト
ルクを確実に本体スリーブ10に伝達するのでフランジ
30と本体スリーブ10との間で「引き抜け」や「空回
り」が発生しにくい。上記第1実施例によれば、接着剤
を用いなくとも、フランジ30にスリーブ10を機械的
に固着一体化でき製造組立が容易となってコスト低減を
図ることができる。
【0011】図5ないし8は本発明の第2実施例を示す
ものである。これらの図において、本体スリーブ10は
アルミニウム等の非磁性円筒体あり、内部にマグネット
ローラ20を収納するようになっている。又本体スリー
ブの端部には少なくとも1個以上の切欠部12が形成さ
れており、更に、本体スリーブ10の端部内面にはフラ
ンジに係止する薄肉部11が形成されている。更に、フ
ランジ30はアルミニウムや樹脂等の非磁性体で構成さ
れており、本体スリーブ端部の薄肉部11に接する接合
部34と、本体スリーブの切欠溝に嵌合する突起部33
と、本体スリーブの端部にある切欠残部14と接続する
接続部32と、切欠残部14の先端部13を支承する支
承部31と、軸部35とを有する。
【0012】この場合、本体スリーブ10とフランジ3
0との一体化は、図7に示すようにスリーブ10にフラ
ンジ30を嵌め込み、切欠部12をフランジの突起部3
3の直前に一致させ、切欠残部14が突起部33を回避
するようにフランジの接続部32に沿って絞り込んで
(塑性変形させ)、折り曲げ部15を形成することによ
って行なう。本実施例における作用は次の通りである。
すなわち図8のように、切欠残部の切欠面16が突起部
33を挟持するように絞り込まれて折り曲げられると、
第1実施例と同様に、先端部13と突起部33とが噛み
合って固着する。このようにしてフランジの軸部35に
付与される図示しない外部の駆動源からのトルクを確実
に突起部33から切欠面16を通じて本体スリーブ10
に伝達することができて、フランジ30と本体スリーブ
10との間で「引き抜け」や「空回り」が発生しにく
い。このように上記第2実施例によれば、接着剤を用い
なくともフランジ30にスリーブ10を機械的に固着一
体化でき、製造組立が容易となってコスト低減を図るこ
とができる。
【0013】さらには、図示しないが本発明の第3実施
例として、フランジの接続部33にローレット加工を施
してノコ刃状の凹凸部を多数設けておき、スリーブ端部
の切欠残部14をフランジの接続部32に沿って絞り込
めば(塑性変形させれば)、折り曲げ部15を形成する
ことによって切欠残部14と接続部32とが噛み合って
固着させることもできる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ローラを収納した本体スリーブをフランジに対して接着
剤を用いることなく機械的に一体化する構造とすること
によって、設備費、作業工数を多く要せず製造組立が容
易であり、またローラとフランジとが「引き抜け」や
「空回り」を起こさない安価で高品質な現像スリーブを
提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る現像スリーブの正面
図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る現像スリーブのX−
X矢視断面図である。
【図3】本発明の第1実施例に係る現像スリーブの組み
立て外観斜視図である。
【図4】本発明の第1実施例に係る現像スリーブの要部
外観斜視図である。
【図5】本発明の第2実施例に係る現像スリーブの正面
図である。
【図6】本発明の第2実施例に係る現像スリーブのX−
X矢視断面図である。
【図7】本発明の第2実施例に係る現像スリーブの組み
立て外観斜視図である。
【図8】本発明の第2実施例に係る現像スリーブの要部
外観斜視図である。
【図9】従来の現像スリーブの正面図である。
【図10】従来の現像スリーブのX−X矢視断面図であ
る。
【符号の説明】
1、101 現像スリーブ 10、110 本体スリーブ 120 マグネットローラ 121 シャフト部 30、130 フランジ 131 片端 132 外周面 133 フランジみぞ 134 端末外周面 135 フランジエッジ 140 接着剤 150 軸受 11 薄肉部 12 切欠部 13 先端部 14 切欠残部 15 折り曲げ部 16 切欠面 31 支承部 32 接続部 33 突起部 34 接合部 35 軸部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体スリーブと、その両端部又は片端部
    に固定されるフランジ部材と、前記本体スリーブ内に収
    納されかつ両端部又は片端部を前記フランジ部材で支持
    されるローラとを備えた現像スリーブにおいて、本体ス
    リーブの両端部又は片端部に少なくとも1個以上の切欠
    部を形成して両端部又は片端部を折り曲げて折り曲げ部
    を設け、前記フランジ部材に折り曲げ部の先端を支承す
    る支承部を設けたことを特徴とする現像スリーブ。
  2. 【請求項2】 前記フランジ部材の外周縁部にローレッ
    ト加工を施したことを特徴とする請求項1記載の現像ス
    リーブ。
  3. 【請求項3】 本体スリーブと、その両端部又は片端部
    に固定されるフランジ部材と、前記本体スリーブ内に収
    納されかつ両端部又は片端部を前記フランジ部材で支持
    されるローラとを備えた現像スリーブにおいて、本体ス
    リーブの両端部又は片端部に少なくとも1個以上の切欠
    部を形成して両端部又は片端部を折り曲げて折り曲げ部
    を設け、前記フランジ部材に、本体スリーブの切欠部に
    嵌合するように突起部を設けたことを特徴とする現像ス
    リーブ。
  4. 【請求項4】 前記フランジ部材の外周縁部にローレッ
    ト加工を施したことを特徴とする請求項3記載の現像ス
    リーブ。
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