JPH08269973A - 法面の保全構造 - Google Patents

法面の保全構造

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JPH08269973A
JPH08269973A JP9813795A JP9813795A JPH08269973A JP H08269973 A JPH08269973 A JP H08269973A JP 9813795 A JP9813795 A JP 9813795A JP 9813795 A JP9813795 A JP 9813795A JP H08269973 A JPH08269973 A JP H08269973A
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JP
Japan
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lath
plate
slope
resin plate
foam plate
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Application number
JP9813795A
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English (en)
Inventor
Tamotsu Kawai
保 河合
Mikihiko Shintani
幹彦 新谷
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 断熱性を有して軽量で且つ高剛性なラス張り
発泡板を提案し、基盤に加えてラス張り発泡板又はその
周囲で発揮される断熱性によって凍上の発生を防止し、
アンカーボルトの浮き上がり等の不具合をなくす。 【構成】 法面に配筋およびモルタルもしくはコンクリ
ートの打設により構築された基盤と、基盤上に配設され
且つ基盤又は地山に対して、固定されたラス張り発泡板
と、ラス張り発泡板の表面に形成された保護層とを備
え、ラス張り発泡板は、発泡樹脂板の少なくとも一側面
にラス網を熱溶着した。ラス張り発泡板として、発泡樹
脂板の少なくとも一側面に、ラス網に補強部材を固定し
てなるラス体を配置し、ラス体の補強部材を、当該側面
に熱溶融により形成した凹陥部に嵌入する。ラス張り発
泡板と基盤との間に空気層を形成する。ラス張り発泡板
がアンカーボルトにより基盤または地山に対して固定さ
れる。ラス張り発泡板のラス網に、基盤のモルタル又は
コンクリートが付着することにより基盤に対して固定さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高速道路やダムなどの
周辺にみられる急傾斜地の斜面(以下、法面という)を
保全するために構築される保全構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の保全構造として、法面に
沿って縦横格子状に配筋し、それぞれの筋の周囲を金網
等で補強し、これらの筋及び金網等を埋設せしめるよう
にモルタルを打つことによって、格子状のフレームを構
築することが広く行われている。その場合、例えばフレ
ームの交差部など要所要所においてアンカーボルトを打
ち込むことにより、フレームを地山に確実に固定するこ
とも行われている。また、フレーム間には法面の地山が
残るが、そのまま露出させておくときもあるし、配筋し
モルタルを打ってフレーム間を壁で連結することもあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような保全構造で
は、寒冷時に土中の水分が凍ってフレームが浮き上がる
凍上が発生することがあり、これが繰り返されると、フ
レームが劣化したり、アンカーボルトが浮き上がるとい
う不具合が生じた。その対策としては、従来、フレーム
劣化に対しては、例えばひび割れ箇所にモルタルを詰め
ることにより対処し、アンカーボルトの浮き上がりに対
しては、増し締め又はスペーサの挿入等によりアンカー
ボルトの浮き代を吸収して締め付け力を回復することが
行われていた。しかし、いずれも応急的な処理であっ
て、根本的な解決を図り得るものではなかった。
【0004】本発明は、このような点に着目してなされ
たものであり、その目的とするところは、優れた断熱性
を有して軽量で且つ高剛性なラス張り発泡板を提案し、
このラス張り発泡板を、上記フレームなどの基盤に対し
て施工段階で組み込むことにより、法面の保全強度を向
上させながら、凍上の発生自体を有効に防止し、アンカ
ーボルトの浮き上がり等の不具合をなくすことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の法面の保全構造は、法面に配筋及びモル
タルもしくはコンクリートの打設により構築された基盤
と、この基盤上に配設され且つ基盤又は地山に対して固
定されたラス張り発泡板と、このラス張り発泡板の表面
に形成された保護層とを備え、上記ラス張り発泡板を、
発泡樹脂板の少なくとも一側面にラス網を熱溶着した構
成としている。ここで、上記ラス網には、JISで定め
られているところのメタルラス及びワイヤラスが含まれ
る。従って、上記メタルラスには、平ラス、こぶラス、
波形ラス及びリブラスが含まれ、上記ワイヤラスには、
ひし形ラス、甲形ラス及び丸形ラスが含まれる。
【0006】請求項2は、法面に配されて地山に固定さ
れたラス張り発泡板と、このラス張り発泡板上に配筋及
びモルタルもしくはコンクリートの打設により構築され
た基盤とを備え、上記ラス張り発泡板は、発泡樹脂板の
少なくとも一側面にラス網を熱溶着した構成であり、ラ
ス網が基盤に面している構成としている。
【0007】請求項3及び請求項4は、請求項1及び請
求項2の構成において、発泡樹脂板の少なくとも一側面
にラス網を熱溶着したラス張り発泡板に代えて、発泡樹
脂板の少なくとも一側面に、ラス網に補強部材を固定し
てなるラス体を配置し、このラス体の補強部材を、当該
側面に熱溶融により形成した凹陥部に嵌入してなるラス
張り発泡板を備えた構成としている。
【0008】請求項5は、請求項1ないし請求項4の構
成において、ラス張り発泡板と基盤との間に空気層が形
成されている構成である。
【0009】請求項6は、請求項1又は請求項3の構成
において、保護層をモルタル又はコンクリートとした構
成である。
【0010】請求項7は、請求項1ないし請求項6の構
成において、ラス張り発泡板がアンカーボルトにより基
盤又は地山に対して固定されている構成である。
【0011】請求項8は、請求項1ないし請求項7の構
成において、ラス張り発泡板のラス網に、基盤のモルタ
ル又はコンクリートが付着することにより、ラス張り発
泡板が基盤に固定されている構成である。
【0012】
【作用】請求項1及び請求項2ではラス網と発泡樹脂板
が、請求項3及び請求項4ではラス体と発泡樹脂板が、
熱溶着又は嵌合により強固に一体化される。しかも発泡
樹脂板の表面において樹脂が溶融して固まったスキン層
が高い引き裂き強度を発揮するから、ラス張り発泡板の
剛性が高くなる。従って、基盤及びこれを補強するラス
張り発泡板により、法面が保全され、法面の崩壊等が防
止される。そして、発泡樹脂板が断熱機能を発揮するか
ら、凍上の発生が防止される。しかも、ラス張り発泡板
は発泡樹脂板及びラス網又はラス体よりなり、軽量であ
るから、施工を作業性良く行える。また、スキン層が防
水性を発揮する。さらに、保護層が外観を整えると共
に、表面強度を高める。
【0013】請求項3及び請求項4では、凹陥部が複数
あるときには凹陥部の側壁と補強部材との摩擦力等が相
互に作用する共ぎき作用によって補強部材の保持強度が
更に高くなる。また凹陥部の開口付近が三次発泡により
狭まっているから補強部材が凹陥部に強固に保持され
る。ここで発泡樹脂板は、例えば予備発泡した粒子を二
次発泡させることにより製造されるが、三次発泡とは上
記二次発泡に続く発泡を指すものである。
【0014】請求項5では、空気層が断熱機能を発揮す
るから、断熱機能が更に向上して凍上の発生が防止され
る。
【0015】請求項6では、付着したモルタル又はコン
クリートによりラス張り発泡板の剛性が向上するから、
法面の保全強度が更に高くなる。また、外観成形の自由
度が高くなる。そして、ラス網の網目により、またスキ
ン層の凹凸により、モルタル又はコンクリートの付着力
が増す。しかも、ラス網と発泡樹脂板との間に隙間が形
成されたときには、この隙間へモルタル又はコンクリー
トが入ってラス網を抱き込むようにして固まり、これに
よってラス張り発泡板の剛性が増し、またモルタル又は
コンクリートを厚く付着できる。
【0016】請求項7では、ラス張り発泡板がアンカー
ボルトを介して基盤又は地山に固定される。
【0017】請求項8では、ラス張り発泡板がそのラス
網に入ったモルタル又はコンクリートを介して基盤に固
定される。
【0018】
【実施例】以下、実施例を説明する。図1及び図2は第
1実施例を示し、これらの図において、1,1・・・は
法面に沿って縦方向に設けられた縦フレーム、2,2・
・・はこれと交差する方向に設けられた横フレームであ
って、法面の主要部では、各縦フレーム同士及び各横フ
レーム同士が互いにほぼ平行に、またほぼ等間隔で設け
られている。このように格子状に配されたフレーム1,
1・・・,2,2・・・により、法面が多数の格子単位
に区画されている。4aはアンカーボルト4の先端に固
定されたコンクリート製のアンカーである。また、フレ
ーム1,1・・・,2,2・・・の間にもフレーム同士
を連結する壁5を設けている。すなわち、上記各単位ご
とに壁5が形成されていることになる。以上の縦フレー
ム1,1・・・,横フレーム2,2・・・及び壁5によ
り、基盤を構成している。
【0019】さらに、Rはラス張り発泡板であって、こ
のラス張り発泡板Rは法面の各単位に対応した形状に成
形され、このラス張り発泡板Rのほぼ中央に取り付け穴
11が貫設されている。そして、取り付け穴11に挿通
したアンカーボルト30を当該区画の壁5に打ち込むこ
とにより、ラス張り発泡板Rを壁5に固定している。こ
の構成から、フレーム1,1・・・,2,2・・・を介
してラス張り発泡板R,R・・・と壁5,5・・・との
間に空気層A,A・・・が形成されている。これらラス
張り発泡板Rの表面にはモルタル又はコンクリートによ
り保護層mが形成されている。この保護層mはモルタル
等に限るものではなく、樹脂、発泡樹脂、コーキング
材、塗料、ゴム等の他の材料で形成してもよい。
【0020】図3ないし図5にラス張り発泡板Rを示
す。これらの図において、10は発泡樹脂板であって、
この発泡樹脂板10の両側面にラス網20を直に配置
し、それぞれのラス網20の片面を、ほぼ全面にわたっ
て発泡樹脂板10に熱溶着している。すなわち、ラス網
20は厚さ方向において一部が発泡樹脂板10に入り込
んで熱溶着しており、残りは外部に露出したままであ
る。上記発泡樹脂板10の表面には、ラス網20の熱溶
着時に溶融して固まったスキン層13が形成されてい
る。上記ラス網20には防錆処理又は防水処理を施して
もよい。具体的には、例えばコールタールなどのタール
系材料又は接着剤等を塗布し、或いは樹脂材料をコーテ
ィングすることである。
【0021】上記発泡樹脂板10は、例えば縦横がそれ
ぞれ1800mm程度の大きさで50mm程度の厚さの
ものであるが、これは一例であってそれ以外の寸法であ
ってもよい。また材質は例えば発泡ポリプロピレン、発
泡ポリエチレンなどに代表される発泡ポリオレフィンの
ほか、発泡スチロール、発泡ウレタン、発泡塩化ビニー
ルなどが使用できるが、発泡樹脂製であれば材質は問わ
ない。
【0022】一方、ラス網20は、図3ないし図5に示
した平ラスのほか、要所要所が凹陥した、こぶラス、波
うった形状の波形ラス、成形時に一部を平板のまま残し
てリブとして立ち上げたリブラスなどである。これら、
こぶラス、波形ラス及びリブラスの場合、そのほぼ全面
で発泡樹脂板10に熱溶着させてもよいが、凹陥した部
分のみ熱溶着させてもよく、そのときには発泡樹脂板1
0とラス網20との間に隙間が形成されることになる。
なお、第1実施例ではラス網20の片面がほぼ全面にわ
たって発泡樹脂板10に熱溶着しているとしたが、必ず
しも全面で発泡樹脂板に熱溶着している必要はなく、例
えば上記こぶラスのようにラス網の要所要所に任意形状
の凸部を多数形成し、この凸部のみを発泡樹脂板に熱溶
着してもよいし、逆に発泡樹脂板の要所要所に凸部を多
数形成し、ラス網を発泡樹脂板の凸部においてのみ熱溶
着してもよく、このようにすれば、熱溶着している部位
の周辺を除いてラス網と発泡樹脂板との間に隙間が形成
される。さらに、ラス網は、ワイヤラスでもよい。
【0023】施工方法は、まず基盤のフレーム1,1・
・・,2,2・・・を造る。これは、例えば配筋し、そ
れぞれの筋の周囲を金網等で補強し、これらの筋及び金
網等を埋設せしめるようにモルタル又はコンクリートを
打ち、これに先だってフレーム1,2の交差部3にアン
カーボルト4を打ち込んでおくことにより、地山Gに固
定される。また壁5は、フレーム1,1・・・,2,2
・・・の間に配筋し、モルタルを打って設ける。次に、
図1及び図2に示すように、縦横のフレーム1,2によ
り区画された格子単位ごとにラス張り発泡板Rを当てが
い、取り付け穴11にアンカーボルト30を挿通して壁
5に打ち込み、図1、図2及び図6に示すように、ラス
張り発泡板Rのラス網20に、例えば吹き付け処理等に
よりモルタル又はコンクリートを付着して保護層mを形
成し、これで完了する。更に必要に応じて表面に塗料を
塗布する等自在に処理すればよい。又、並設したラス張
り発泡板R同士の間に形成された目地にはコーキング材
等を充填してもよい。
【0024】次に、上記ラス張り発泡板Rの製造方法
は、まず、ラス網20を発泡樹脂板10の溶融温度を超
える温度まで予熱し、発泡樹脂板10に押し付けてラス
網20の一部を発泡樹脂板10に熱溶着させ、その後に
発泡樹脂板10及びラス網20を強制冷却又は自然冷却
し、必要に応じてラス網20にタール系材料又は接着剤
等を塗布して製造を完了する。上記予熱温度は、例えば
発泡樹脂板10が発泡ポリスチレンの場合には摂氏80
度以上であればよいが、好ましくは摂氏100度ないし
210度、より好ましくは摂氏120度ないし200度
程度であり、発泡樹脂板10への押し込み時間や押し込
み圧力との関係で適宜選択できる。ラス網20の予熱方
法は、加熱板で挟む方法、熱風炉中で加熱する方法など
がある。ラス網20へのタール系材料等の塗布は、溶着
前に行ってもよい。製造方法はこれに限られるものでは
なく、発泡樹脂板10にラス網20を押圧したり、発泡
樹脂板10を予熱したり種々変更できることは勿論であ
る。
【0025】従って、第1実施例においては、アンカー
ボルト30,30・・・により地山Gに固定された縦フ
レーム1,1・・・,横フレーム2,2・・・及び壁5
により法面が保全されるから、法面の崩壊等が防止され
る。また、ラス網20と発泡樹脂板10が熱溶着により
強固に一体化され且つスキン層13が高い引き裂き強度
を発揮することから、ラス張り発泡板Rの剛性が高いも
のになり、このラス張り発泡板Rの補強機能によって、
法面の保全強度を更に向上できる。そして、発泡樹脂板
10が断熱機能を発揮するから、凍上の発生が防止され
る。しかも、ラス張り発泡板Rは発泡樹脂板10及びラ
ス網20よりなり、軽量であるから、施工を作業性良く
行える。また、スキン層13が防水性を発揮する。
【0026】また、発泡樹脂板10が断熱機能を発揮す
る。しかも、ラス張り発泡板R,R・・・と壁5,5・
・・との間に空気層A,A・・・が形成されるから、こ
の空気層A,A・・・が断熱機能を発揮する。従って、
これらの断熱機能により、寒冷時に地山Gの温度低下が
緩和されるので、凍上の発生が防止される。
【0027】さらに、大部分においては、ラス張り発泡
板Rを画一形状に形成して、ユニット形式で取り付ける
ので、効率良く施工することができる。
【0028】また、保護層mにより外観が整えられると
共に、表面の強度が向上する。そして、保護層mをモル
タル又はコンクリートとしたときには、特にラス張り発
泡板Rの剛性が大きく向上するから、法面の保全強度が
更に高くなる。また、モルタル又はコンクリートの表面
は自在に成形できるから、外観成形の自由度が高くな
る。そして、ラス網20の網目によりモルタル又はコン
クリートの付着力が増す。しかも、スキン層13の凹凸
によってもモルタル又はコンクリートの付着が促進さ
れ、防水性が発揮される。また、ラス網20と発泡樹脂
板10との間に隙間が形成されたときには、この隙間へ
モルタル又はコンクリートが入ってラス網20を抱き込
むようにして固まり、これによってラス張り発泡板Rの
剛性が増し、またモルタル又はコンクリートを厚く付着
できる。加えて、ラス張り発泡板Rの剛性が高いから、
モルタル又はコンクリートにクラックが入ることがな
い。さらに、上記製造方法によれば、作業が簡単であ
り、ラス張り発泡板Rの生産効率を高めることができ
る。
【0029】なお、上記第1実施例では、発泡樹脂板1
0の両側にラス網20を熱溶着したが、片側にのみラス
網を熱溶着するようにしてもよい。その場合、どちらの
面を表側にして取り付けるかは任意であるが、ラス網に
保護層としてモルタル又はコンクリートを付着するとき
には、ラス網側を表側にして取り付けることになる。ま
た、フレーム間に壁5を設けずに、そのまま露出させる
ときには、アンカーボルト30を地山Gに固定すればよ
い。そのときには、アンカーボルト30の先端にコンク
リート製のアンカーを固定することが好ましい。また、
第1実施例では、縦横のフレーム1,2により区画され
た格子単位ごとにラス張り発泡板Rを当てがって固定し
たが、複数の格子単位に跨るようにラス張り発泡板を当
てがって固定してもよい。特に、フレームにより区画さ
れた形状が画一的でないときには、ラス張り発泡板R
を、各単位に合う形状に切り、これを当てがって固定し
てもよいし、各単位からはみ出すようにラス張り発泡板
を当てがって固定してもよい。さらに、アンカーボルト
30をラス張り発泡板Rのほぼ中央に貫通させたが、そ
の貫通位置は任意である。また、ラス網20を発泡樹脂
板10からはみ出す形状に成形し、このはみ出し部分を
隣接するラス張り発泡板Rにオーバーラップさせてもよ
く、そうすれば、その上にモルタル又はコンクリートm
を付着したときにラス張り発泡板R同士の結合力が高く
なる。
【0030】図7は第2実施例を示す。第1実施例では
縦フレーム,横フレーム及び壁により基盤を構成した
が、第2実施例では、配筋及びモルタル又はコンクリー
トの打設により、ほぼ一定厚さの基盤1’を形成し、こ
のモルタル又はコンクリートが固化する前に、ラス張り
発泡板R’のラス網20’側を押し付けて固化させたも
のである。従って、空気層は形成されない。そして、表
側のラス網に保護層m’を形成する。この第2実施例に
よれば、空気層による断熱機能は発揮されないものの、
その他は第1実施例とほぼ同様の作用・効果が得られ
る。そして、ラス張り発泡板R’がそのラス網20’に
入ったモルタル又はコンクリートm’を介して基盤1’
に固定されるから、法面の保全強度が高められる。この
場合、ラス張り発泡板R’をアンカーボルトで基盤1’
に、さらには地山に固定する方法を併用してもよい。ま
た、発泡樹脂板10’の片側にのみラス網20’を熱溶
着するようにしてもよいことは第1実施例と同様であ
る。なお、基盤をほぼ一定厚さに形成しないで、第1実
施例のように格子状に形成してもよく、そのときにも同
様にモルタル又はコンクリートが固化する前にラス張り
発泡板のラス網側を押し付けて固化させることになる。
このときには空気層が形成される。この場合、格子状の
目の中に壁を形成しても、しなくてもよく、そのときに
ラス張り発泡板をアンカーボルトで壁又は地山に固定す
る方法を併用してもよい。なお、4’はアンカーボル
ト、4’aはアンカーである。
【0031】図8は第3実施例を示す。第1実施例及び
第2実施例では法面に基盤を構築し、この基盤上にラス
張り発泡板を配して基盤又は地山に固定したが、第3実
施例では、この基盤とラス張り発泡板との関係を逆転さ
せている。すなわち、法面に第1実施例で用いたラス張
り発泡板Rを固定し、このラス張り発泡板Rの上に配筋
及びモルタルもしくはコンクリートの打設により基盤を
構築している。ラス張り発泡板Rは、そのほぼ中央の取
り付け穴11にアンカーボルト4’’を打ち込んでおく
ことにより、地山Gに固定している。4’’aは、アン
カーボルト4’’の先端に固定されたコンクリート製の
アンカーである。基盤は、第1実施例と同様に、法面に
沿って縦方向に設けられた縦フレーム(図示省略)と、
これと交差する方向に設けられた横フレーム2’’,
2’’・・・と、上記縦フレーム及び横フレーム
2’’,2’’・・・の間に配筋及びモルタル打設によ
り構築された壁5’’,5’’・・・とにより構成して
いる。上記ラス張り発泡板Rは、発泡樹脂板10の少な
くとも一側面にラス網20を熱溶着した構成であるが、
ラス網20が基盤に面している。この第3実施例によれ
ば、空気層による断熱機能は発揮されないものの、その
他は第1実施例とほぼ同様の作用・効果が得られる。そ
して、基盤のモルタル又はコンクリートがラス網20に
入り込んで固化するから、法面の保全強度が高められ
る。この場合、基盤をアンカーボルトでラス張り発泡板
Rに、さらには地山に固定する方法を併用してもよい。
また、図示したように発泡樹脂板10の両面にラス網2
0を熱溶着するだけでなく、発泡樹脂板の片側にのみラ
ス網を熱溶着するようにしてもよいことは第1実施例と
同様である。なお、基盤は、第2実施例で示したよう
に、縦フレーム及び横フレームを設けることなく、ほぼ
一定厚さに形成してもよい。また、格子状の目の中に壁
を形成しなくてもよい。
【0032】以下、別の実施例を示すが、上記第1実施
例ないし第3実施例と異なるところはラス張り発泡板に
おけるラス網、或いはラス体(後述)の構成のみであ
る。まず、図9は第4実施例を示す。第4実施例では、
ラス張り発泡板のラス網全体が波状に形成されている。
すなわち、図10及び図11に示すようにラス網2
0’’は薄い鋼板に多数のスリットを入れてスリット間
を斜めに起こしてなる鎧戸状であって、さらに全体とし
て波状に湾曲形成されている。そして、発泡樹脂板1
0’’の一側面にラス網20’’が配置され、このラス
網20’’の折れ曲がり部分のみが発泡樹脂板10’’
に熱溶着している。
【0033】図12及び図13は第5実施例を示す。こ
こではラス網121の一側面に補強部材122を複数固
定してラス体120とし、このラス体120の補強部材
122がほぼ全面で、発泡樹脂板110において熱溶融
により形成された複数の凹陥部112にそれぞれ嵌入し
ている構成である。上記補強部材122は鋼線よりな
り、一端がラス網121に溶接され且つ他端がL字形に
折曲形成されて凹陥部112に嵌入している。この凹陥
部112は、その開口形状が上記補強部材122の発泡
樹脂板110への投影形状にほぼ一致し且つ深さは補強
部材122が途中まで入る程度に形成されている。
【0034】上記第5実施例では、凹陥部112及び補
強部材122がそれぞれ複数あるから、凹陥部112の
側壁と補強部材122との摩擦力等が相互に作用し合う
共ぎき作用によって補強部材122の保持強度が更に高
くなる。すなわち、ラス体120を発泡樹脂板110か
ら剥そうとしても、少なくとも一部の凹陥部112の側
壁と補強部材122との摩擦力等のために「こじた状
態」になってラス体120が剥れない。加えて凹陥部1
12の開口付近が三次発泡により狭まっているから補強
部材122が凹陥部112に強固に保持される。このた
め、ラス張り発泡板の剛性が増し、法面の保全強度が高
くなる。さらに補強部材122を介してラス網121と
発泡樹脂板110との間に隙間が形成されるから、モル
タル又はコンクリートを付着したときには、上記隙間へ
モルタル又はコンクリートが入ってラス網121を抱き
込むようにして固まり、これによってラス張り発泡板の
剛性が更に増す。
【0035】なお、第5実施例の場合、図14に示すよ
うに凹陥部112に接着剤等113を充填して凹陥部1
12を完全に塞ぐようにしてもよく、その場合にはラス
体120及び発泡樹脂板110が更に強く一体化される
からラス張り発泡板の剛性が向上する。その場合の製造
方法であるが、例えば補強部材122に接着剤等を塗っ
てからラス体120を加熱し、このラス体120を加熱
したままで発泡樹脂板110に押しつければよい。
【0036】図15は第6実施例を示す。第6実施例で
は補強部材をトラス構造体222とし、ラス網221の
一側面にこの補強部材222を固定してラス体220と
し、このラス体220の補強部材222が発泡樹脂板2
10において熱溶融により形成された凹陥部212に嵌
入している構成である。すなわち、この補強部材222
は、図16に示すように鋼線で組まれた2枚の格子状金
網222a,222bを間隔をおいて配置し、これらを
梁状金網材222cにより連結したものである。上記梁
状金網材222cは、各格子状金網222a,222b
の相対向する縦筋を連結するものが互いに平行になり、
且つ横筋の軸方向に沿っては隣合うものが互いに交差す
るように配置されており、この構成によって補強部材全
体として強度を高くするようにしている。そして、ラス
網221が一方の格子状金網222bに溶接により固定
されている。上記凹陥部212は、開口形状が上記格子
状金網222aの発泡樹脂板210への投影形状にほぼ
一致し且つ深さは梁状金網材222cが途中まで入る程
度に形成されている。
【0037】上記第6実施例の施工方法、製造方法、作
用及び効果は第5実施例とほぼ同様であるが、補強部材
222がトラス構造体であるから、その剛性によりラス
張り発泡板の剛性が更に向上する。なお、上記第5実施
例と同様に凹陥部212に接着剤等を充填してもよい。
【0038】先の第5実施例では鋼線で補強部材122
を構成したが、格子状金網を補強部材としてもよい。そ
れを更に変形させたものが図17に示す第7実施例であ
る。すなわち、図18に示すように格子状金網を補強部
材322とし、ラス網321の一側面にこの補強部材3
22を固定してラス体320とし、このラス体320の
補強部材322が発泡樹脂板310において熱溶融によ
り形成された凹陥部312に嵌入している構成である。
ここで、ラス網321は要所要所に凸部321aが形成
され、この凸部321aが補強部材322に溶接等で固
定されている。上記凹陥部312は、開口形状が上記補
強部材322の発泡樹脂板310への投影形状にほぼ一
致し且つ深さは補強部材322の厚みと一致する程度に
形成されている。
【0039】上記第7実施例の施工方法、製造方法、作
用及び効果は第5実施例とほぼ同様であるが、補強部材
322が格子状金網であるから、その剛性によりラス張
り発泡板Rの剛性が更に向上する。ここでも、上記第5
実施例と同様に凹陥部312に接着剤等を充填してもよ
い。
【0040】なお、上記第5実施例ないし第7実施例で
は加熱したラス体を導入部付きの発泡樹脂板に押し付け
てラス張り発泡板を製造したが、ラス体の補強部材と同
様な形状の治具を別途に用意し、この治具を加熱して発
泡樹脂板に押し付けて凹陥部を形成し、その後に治具を
発泡樹脂板から引き離し、次いで凹陥部にラス体の補強
部材を嵌入してラス張り発泡板を製造するようにしても
よい。
【0041】図19は第8実施例を示す。第8実施例は
第1実施例に対し、1枚のラス網に代えて、複数のラス
網を重ねて連結してなるラス重合体を用いた点が異な
る。すなわち、図20はラス重合体420を示し、2枚
のラス網421,422を重ねて点溶接により連結して
なるものである。重ねるラス網の枚数は3枚以上でもよ
い。そしてラス重合体420を構成する1枚のラス網4
21が第1実施例と同様に発泡樹脂板410に熱溶着し
ている。
【0042】上記第8実施例の施工方法、製造方法、作
用及び効果は第4実施例とほぼ同様であるが、ラス網の
厚みが実質的に厚くなるから、モルタル又はコンクリー
トを厚く付着させることができる。
【0043】上記各実施例では平面状のラス張り発泡板
を説明したが、本発明は湾曲した形状のラス張り発泡板
にも適用でき、これにより湾曲した法面の保全構造を構
築することができる。
【0044】各実施例において、ラス網及び補強部材の
材質は鋼である必要はなく、アルミ合金など他の金属で
形成してもよい。更に、樹脂であってもよい。その場
合、ラス網及び補強部材は発泡樹脂板よりも溶融温度が
高い材質である必要がある。
【0045】また、上記各実施例ではラス網又はラス体
に防錆処理又は防水処理を施したものもあるが、このよ
うな処理は必ずしも必要ない。さらに、発泡樹脂板の一
側面にラス網を、他側面にラス体を設けたラス張り発泡
板、或いは発泡樹脂板の両側面にラス体を設けたラス張
り発泡板を用いても本発明の保全構造を実現できること
は勿論である。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1及び請求
項2の法面の保全構造によれば、基盤、保護層及び高剛
性のラス張り発泡板により、法面を高強度で保全するこ
とができ、法面の崩壊等を防止できると共に、発泡樹脂
板の断熱機能により、凍上の発生を有効に防止すること
ができ、アンカーボルトの浮き上がり等の不具合をなく
すことができる。しかも、ラス張り発泡板の軽量性によ
り施工を作業性良く行える。また、発泡樹脂板のスキン
層により防水性が得られる。
【0047】請求項3及び請求項4の法面の保全構造に
よれば、請求項1及び請求項2の効果に加えて、共ぎき
作用から補強部材の保持強度を高めることができ、また
凹陥部開口付近の三次発泡により補強部材を凹陥部に強
固に保持することができ、ラス張り発泡板の剛性を高め
て法面の保全強度を上げることができる。
【0048】請求項5の法面の保全構造によれば、空気
層の断熱機能により凍上の発生を更に有効に防止するこ
とができる。
【0049】請求項6の法面の保全構造によれば、付着
したモルタル又はコンクリートによりラス張り発泡板の
剛性を高めて、法面の保全強度を更に高くできる上、外
観成形の自由度を高くできる。また、ラス網と発泡樹脂
板との間に隙間が形成されたときには、この隙間へ入っ
たモルタル又はコンクリートによってラス張り発泡板の
剛性が増し、法面の保全強度を更に高くできる。
【0050】請求項7ではアンカーボルトにより、請求
項8では基盤のモルタル又はコンクリートにより、それ
ぞれラス張り発泡板を基盤又は地山に安定して固定する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の縦断面の端面図、
【図2】保護層の一部を除去して示した第1実施例の正
面図、
【図3】第1実施例のラス張り発泡板の斜視図、
【図4】第1実施例のラス張り発泡板の一部を示す拡大
平面図、
【図5】図4のV−V線断面における拡大端面図、
【図6】保護層を形成したときの図5相当図、
【図7】第2実施例を示す図1相当図、
【図8】第3実施例を示す図1相当図、
【図9】第4実施例における図5相当図、
【図10】第4実施例のラス網の拡大側面図、
【図11】同じく拡大平面図、
【図12】第5実施例における図5相当図、
【図13】第5実施例の補強部材を先端側からみた拡大
断面図、
【図14】第5実施例の変形例を示す図13相当図、
【図15】第6実施例における図5相当図、
【図16】第6実施例のラス網及び補強部材を分離して
示す拡大組立斜視図、
【図17】第7実施例における図5相当図、
【図18】第7実施例のラス網及び補強部材を分離して
示す拡大組立斜視図、
【図19】第8実施例における図5相当図、
【図20】第8実施例のラス重合体を分離して示す拡大
組立斜視図である。
【符号の説明】
G 地山 1 縦フレーム(基盤) 2 横フレーム(基盤) 3 交差部(基盤) 4 アンカーボルト 5 壁(基盤) R ラス張り発泡板 10 発泡樹脂板 11 取り付け穴 20 ラス網 A 空気層 30 アンカーボルト m 保護層 1’ 基盤 R’ ラス張り発泡板 10’ 発泡樹脂板 20’ ラス網 m’ 保護層 2’’横フレーム(基盤) 4’’アンカーボルト 5’’壁(基盤) 10’’発泡樹脂板 20’’ラス網 110 発泡樹脂板 112 凹陥部 120 ラス体 121 ラス網 122 補強部材 210 発泡樹脂板 212 凹陥部 220 ラス体 221 ラス網 222 補強部材 310 発泡樹脂板 312 凹陥部 320 ラス体 321 ラス網 322 補強部材 410 発泡樹脂板 421 ラス網 422 ラス網

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】法面に配筋及びモルタルもしくはコンクリ
    ートの打設により構築された基盤と、この基盤上に配設
    され且つ基盤又は地山に対して固定されたラス張り発泡
    板と、このラス張り発泡板の表面に形成された保護層と
    を備え、上記ラス張り発泡板は、発泡樹脂板の少なくと
    も一側面にラス網を熱溶着した構成である法面の保全構
    造。
  2. 【請求項2】法面に配されて地山に固定されたラス張り
    発泡板と、このラス張り発泡板上に配筋及びモルタルも
    しくはコンクリートの打設により構築された基盤とを備
    え、上記ラス張り発泡板は、発泡樹脂板の少なくとも一
    側面にラス網を熱溶着した構成であり、ラス網が基盤に
    面している法面の保全構造。
  3. 【請求項3】請求項1記載の法面の保全構造において、
    発泡樹脂板の少なくとも一側面にラス網を熱溶着したラ
    ス張り発泡板に代えて、発泡樹脂板の少なくとも一側面
    に、ラス網に補強部材を固定してなるラス体を配置し、
    このラス体の補強部材を、当該側面に熱溶融により形成
    した凹陥部に嵌入してなるラス張り発泡板を備えた法面
    の保全構造。
  4. 【請求項4】請求項2記載の法面の保全構造において、
    発泡樹脂板の少なくとも一側面にラス網を熱溶着したラ
    ス張り発泡板に代えて、発泡樹脂板の少なくとも一側面
    に、ラス網に補強部材を固定してなるラス体を配置し、
    このラス体の補強部材を、当該側面に熱溶融により形成
    した凹陥部に嵌入してなるラス張り発泡板を備えた法面
    の保全構造。
  5. 【請求項5】ラス張り発泡板と基盤との間に空気層が形
    成されている請求項1ないし請求項4のうちいずれか1
    項に記載の法面の保全構造。
  6. 【請求項6】保護層が、モルタル又はコンクリートであ
    る請求項1又は請求項3に記載の法面の保全構造。
  7. 【請求項7】ラス張り発泡板がアンカーボルトにより基
    盤又は地山に対して固定されている請求項1ないし請求
    項6のうちいずれか1項に記載の法面の保全構造。
  8. 【請求項8】ラス張り発泡板のラス網に、基盤のモルタ
    ル又はコンクリートが付着することにより、ラス張り発
    泡板が基盤に固定されている請求項1ないし請求項7の
    うちいずれか1項に記載の法面の保全構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003306954A (ja) * 2002-04-18 2003-10-31 Nippon Hodo Co Ltd 擁壁部材及び擁壁構造
JP2020133136A (ja) * 2019-02-14 2020-08-31 大成建設株式会社 法面の凍上防止方法
CN113897832A (zh) * 2021-11-22 2022-01-07 长沙理工大学 一种土工格栅反包路堤水毁的修复结构及其修复方法

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