JPH08184152A - 発泡樹脂製壁体 - Google Patents

発泡樹脂製壁体

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JPH08184152A
JPH08184152A JP34016494A JP34016494A JPH08184152A JP H08184152 A JPH08184152 A JP H08184152A JP 34016494 A JP34016494 A JP 34016494A JP 34016494 A JP34016494 A JP 34016494A JP H08184152 A JPH08184152 A JP H08184152A
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JP
Japan
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foamed resin
wall
resin plate
lath
wall material
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Application number
JP34016494A
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English (en)
Inventor
Tamotsu Kawai
保 河合
Yukio Fukazawa
幸雄 深沢
Nozomi Haraguchi
望 原口
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 壁材を発泡樹脂板に入り込ませて両者を強く
結合し、これによって壁強度を向上させる。ラス網を発
泡樹脂板へ強力に固定して一体化し、発泡樹脂製壁体の
剛性を高めると共に、このラス網に壁材を付着したとき
には、ラス網を介して壁材を発泡樹脂板に確実に固定す
る。 【構成】 発泡樹脂板の少なくとも一側面に、壁材が導
入される導入部を、熱溶融により凹陥形成した。少なく
とも一側面にラス網を熱溶着した。少なくとも一側面
に、ラス網に補強部材を固定してなるラス体を配置しこ
のラス体の補強部材を、上記側面に熱溶融により形成し
た凹陥部に嵌入した。導入部の開口が絞られている。導
入部が点状又は線状に配置され、或いは交差して配置さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モルタル等の壁材を付
着すれば建物の壁が完成する発泡樹脂製壁体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、壁下地を構成する発泡樹脂製壁体
として、例えば実開昭58−186036号公報には、
発泡樹脂板の一側面にシートを被着し、このシートの表
面にラス網を層着固定したものが開示されている。この
発泡樹脂製壁体によれば、例えば木ずりにフェルトを張
り、その上にラス網を仮止めしていくという手間がかか
り且つ熟練を要する在来工法に比べ、壁下地の形成作業
を簡単に済ますことができるという利点がある。即ち、
この発泡樹脂製壁体を立設すれば、ラス網にモルタル等
の壁材を付着させるだけで断熱性を有した壁を完成する
ことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の発泡樹脂製
壁体で施工された壁では、ラス網が壁材の付着力を高め
る作用を行うが、壁の強度は、最終的にラス網と発泡樹
脂板との結合力に大きく依存しており、この結合力が十
分でないと、ラス網が変形して壁材にクラックが入った
り、壁材が剥離するなどの不具合が生じる。
【0004】本発明は、このような点に着目してなされ
たものであり、まず、その第1の目的とするところは、
壁材を発泡樹脂板に入り込ませて両者を強く結合し、こ
れによって壁強度を向上させることにあり、さらに第2
の目的とするところは、ラス網を発泡樹脂板へ強力に固
定して一体化し、発泡樹脂製壁体の剛性を高めると共
に、このラス網に壁材を付着したときには、ラス網を介
して壁材を発泡樹脂板に確実に固定することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発泡樹脂製壁体は、発泡樹脂板の少なく
とも一側面に、壁材が導入される導入部を、熱溶融によ
り凹陥形成した構成である。
【0006】請求項2は、請求項1の構成において、少
なくとも一側面にラス網を熱溶着した構成である。ここ
で、上記ラス網には、JISで定められているところの
メタルラス及びワイヤラスが含まれる。従って、上記メ
タルラスには、平ラス、こぶラス、波形ラス及びリブラ
スが含まれ、上記ワイヤラスには、ひし形ラス、甲形ラ
ス及び丸形ラスが含まれる。
【0007】請求項3は、請求項1の構成において、少
なくとも一側面に、ラス網に補強部材を固定してなるラ
ス体を配置し、このラス体の補強部材を、上記側面に熱
溶融により形成した凹陥部に嵌入した構成である。
【0008】請求項4は、請求項1〜請求項3におい
て、導入部の開口が絞られている構成である。
【0009】請求項5は、請求項1〜請求項4におい
て、導入部が、点状に配置されている構成である。
【0010】請求項6は、請求項1〜請求項4におい
て、導入部が、線状に配置されている構成である。
【0011】請求項7は、請求項6において、導入部
が、交差して配置されている構成である。
【0012】
【作用】請求項1の発泡樹脂製壁体に壁材を付着する
と、壁材が導入部に入って固化する。そのため、壁材と
発泡樹脂製壁体との接触面積が増して、両者間で作用す
る摩擦力が増し、強い結合力が作用する。しかも導入部
の形状によっては戻り機能により上記結合力が強められ
る。従って、壁の強度が向上して、壁材におけるクラッ
クの発生、壁材の剥離等が防止される。その場合、少な
くとも導入部には、熱溶融して固まったスキン層が形成
されており、このスキン層の有する高い引き裂き強度、
弾性などにより導入部の脆さが改善されてその強度が向
上するから、壁材の剥離防止等の上記作用が確実に発揮
される。さらに、発泡樹脂板により材料特有の断熱性が
発揮され、しかも結露が生じることがなく、変質もしな
い。ここで、戻り機能とは、導入部の開口付近が、導入
部の中で固化した壁材に食い込んでその引き抜きを阻止
する機能をいう。
【0013】さらに、請求項2ではラス網と発泡樹脂板
が、請求項3ではラス体と発泡樹脂板が一体化されるか
ら、発泡樹脂製壁体の剛性が向上し、自立性が得られ
る。そして、ラス網に壁材を付着したときには、その網
目により壁材の付着力が増す。その場合、ラス網が発泡
樹脂板に確実に固定されて変形しないから、壁の強度が
増す。また、発泡樹脂板の表面に熱溶着時に溶融して固
まったスキン層ができ、このスキン層によっても導入部
の脆さが改善されてその強度が向上するから、壁材の剥
離防止等の作用が発揮され、また発泡樹脂板自体も補強
されると共に、その凹凸により壁材の付着が促進され、
また防水性が発揮される。しかも、ラス網と発泡樹脂板
との間に隙間が形成されたときには、この隙間へ壁材が
入ってラス網を抱き込むようにして固まり、これによっ
て壁の強度が増し、また壁材を厚く形成できる。
【0014】また、請求項3では、凹陥部が複数あると
きには凹陥部の側壁と補強部材との摩擦力等が相互に作
用する共ぎき作用によって補強部材の保持強度が更に高
くなる。また凹陥部の開口付近が三次発泡により狭まっ
ているから補強部材が凹陥部に強固に保持される。ここ
で発泡樹脂板は、例えば予備発泡した粒子を二次発泡さ
せることにより製造されるが、三次発泡とは上記二次発
泡に続く発泡を指すものである。
【0015】請求項4では、導入部内でその開口よりも
広がって固化した壁材により戻り機能が発揮されるの
で、壁材と発泡樹脂板との間で作用する結合力が増す。
【0016】
【実施例】以下、実施例を説明する。図1及び図2は本
発明に係る発泡樹脂製壁体の第1実施例を示す。10は
発泡樹脂板であって、この発泡樹脂板10の一側面に
は、モルタル等の壁材が導入される導入部11,11・
・・が、熱溶融により凹陥形成されており、その表層に
は、熱溶融して固まったスキン層13が形成されてい
る。この導入部11,11・・・は、図では縦横に一定
間隔で多数整列しているが、点状に配置されておればよ
く、それぞれの導入部11の開口形状が不揃いであって
も、導入部間の間隔が不定であってもよい。それぞれの
導入部11は、図2に示すように、開口が絞られて内方
にいくほど膨らむように形成されており、そのために導
入部11の開口にリップ部11aが形成されている。
【0017】上記発泡樹脂板10は、例えばサブロク
(縦1800mm,横900mm)程度の大きさで50
mm程度の厚さのものであるが、これは一例であってそ
れ以外の寸法であってもよい。又材質は例えば発泡ポリ
プロピレン、発泡ポリエチレンなどに代表される発泡ポ
リオレフィンのほか、発泡スチロール、発泡ウレタン、
発泡塩化ビニール等が使用できるが、発泡樹脂製であれ
ば材質は問わない。
【0018】上記発泡樹脂製壁体で壁を施工するとき
は、発泡樹脂製壁体を支柱に支持するなどして立設し、
図3に示すように例えばモルタル等の壁材mを付着させ
ることにより完了する。あとは必要に応じて表面に塗料
を塗布し、或いは壁紙を貼る等自在に処理すればよく、
反対側の面についても同様である。又、並設した発泡樹
脂製壁体同士の間に形成された目地にはコーキング材等
を充填すればよい。
【0019】次に、上記発泡樹脂製壁体の製造方法を説
明する。まず、発泡樹脂板10をビーズ成形法、その他
の発泡成形方法によって製造する。その後に、図4に示
すように、発泡樹脂板10の一側面において、発泡樹脂
板10の溶融温度を超える程度まで加熱されたピンP
を、導入部11を形成すべき部位に押し付け、暫くその
まま保持すると、熱溶融により導入部11,11・・・
が凹陥形成されるから、その後にピンPを引き抜く。こ
こで、ピンPを抜く前又は後で自然冷却又は強制冷却に
より発泡樹脂製壁体を冷却して製造を完了する。。そう
すると、導入部11の表層にはスキン層13が形成され
る。
【0020】図示するように、このピンPは、支持棒P
aと、この支持棒Paの先端に固定された円盤形の加熱
部Pbとを備える。この場合、加熱部Pbに加熱手段を
設けてもよいし、加熱部自体に加熱手段を設けずに別途
に設けてもよい。前者の例としては、加熱部Pbの内部
に電気ヒータ等の発熱体を配し、その配線等を支持棒P
aの内部に這わせて取り出す方法がある。後者の例とし
ては、外部に加熱板、加熱バーナ等を設け、これらによ
って加熱部Pbを加熱してから発泡樹脂板10に押し付
ける方法がある。なお、ピンPの形状は、ここで説明し
たものに拘泥するものではなく、例えば支持棒及び加熱
部を一連に棒状に形成したもの、加熱部を球状に形成し
たものなどがある。
【0021】なお、製造過程において、形成途中にある
導入部11の開口付近が三次発泡することによりリップ
部11aが成長して開口が狭まり、そのためにピンPが
リップ部11aに引っ掛かって抜き難くなることがある
が、リップ部11aが弾性変形するから、リップ部11
aを破壊することなくピンPを導入部11から抜くこと
ができる。
【0022】従って、上記第1実施例においては、壁材
mを付着すると、壁材mが導入部11に入って固化す
る。そのため、壁材mと発泡樹脂製壁体との接触面積が
増して、両者間で作用する摩擦力が増し、強い結合力が
作用する。しかも、導入部11の開口が絞られてリップ
部11aを有すから、その固化壁材mに対する戻り機能
により上記結合力が強められる。従って、壁の強度が向
上して、発泡樹脂製壁体からの壁材mにおけるクラック
の発生、壁材mの剥離等が防止される。その場合、導入
部11にスキン層13が形成されており、このスキン層
13の有する高い引き裂き強度、弾性などにより導入部
11の脆さが改善されてその強度が向上するから、壁材
mの剥離防止等の上記作用が確実に発揮される。また、
発泡樹脂板10により材料特有の断熱性が発揮され、し
かも結露が生じることがなく、グラスウールのように変
質もしない。
【0023】なお、壁材mが導入部11に完全に充填さ
れずに、図3に仮想線で示すように、導入部11内の一
部に空間を残して固化したとしても、壁材mと発泡樹脂
製壁体との接触面積が増して両者間で作用する摩擦力が
増すこと、リップ部11aの固化壁材に対する戻り機能
が作用すること、は変わりがないから、得られる作用・
効果はほぼ同様である。
【0024】図5は第2実施例を示す。この実施例で
は、第1実施例同様に発泡樹脂板10’に導入部11’
を熱溶融により形成したが、その開口を絞らずに、内方
にいくほど狭まるように形成している。従って、第1実
施例で得られる作用のうち、リップ部の固化壁材に対す
る戻り機能は得られないが、それ以外の作用は行うか
ら、壁の強度が増し、また断熱性が発揮され、しかも結
露が生じることがなく、変質もしない。なお、13’は
スキン層である。
【0025】図6及び図7は第3実施例を示す。第1実
施例では、導入部11を点状に配置したが、第3実施例
では、発泡樹脂板110において、導入部111を、平
面視で線状に一連に配置し、各端が発泡樹脂板110の
側面にまで至るようにしている。そして、それぞれの導
入部111は、図7に示すように、開口が絞られて内方
にいくほど膨らむように形成されており、そのために導
入部111の開口にリップ部111aが形成されてい
る。なお、113はスキン層である。
【0026】第3実施例においても、導入部111は熱
溶融により形成される。その場合、第1実施例ではピン
Pにより加熱したが、第3実施例では図9に示すように
熱線PPにより加熱する。この場合、熱線PP自体を電
気ヒータ線などで形成して自己発熱させてもよいし、熱
線PP自体では発熱させずに外部に設けた加熱板、加熱
バーナ等によって加熱してから発泡樹脂板10に押し付
けるようにしてもよい。なお、第1実施例と同様に、導
入部開口付近の三次発泡により熱線PPが引き抜き難く
なることがあるが、この場合もリップ部111aの弾性
変形により熱線PPを導入部111から引き抜くことが
できる。壁の施工方法は第1実施例と同様であり(図8
参照)、得られる作用・効果は第1実施例とほぼ同様で
ある。
【0027】図6及び図7では、それぞれの導入部11
1を直線状に設け、且つ互いに平行に複数本設けている
が曲線状であってもよいし、本数は任意であり、互いに
平行でなくてもよい。又、第1実施例に対する第2実施
例のように、第3実施例において導入部の開口を絞らず
に、内方にいくほど狭まるように形成してもよい。
【0028】図10は第4実施例を示す。この実施例
は、第3実施例における導入部と同様の構成の導入部2
11,211・・・及び212,212を、発泡樹脂板
210の一側面において交差させて配置したものであ
る。この製造には、格子状に交差させた熱線により加熱
する。その作用・効果は第3実施例とほぼ同様である
が、導入部が縦横に延びるから、壁材の付着能力が増
す。導入部の形状、本数は任意である。
【0029】図11は第5実施例を示す。以上の実施例
では、発泡樹脂板の一側面にのみ導入部を形成したが、
第5実施例では、発泡樹脂板310の両側面に、導入部
311,311・・・及び312,312・・・を設け
ている。従って、両面に壁材を付着して、高強度な壁を
設けることができる。なお、この実施例では、第1実施
例と同様に、両側面で導入部を点状に配置し且つ導入部
の開口を絞ったが、導入部を線状に配置したり、交差し
て配置してもよいし、開口を絞らずに内方にいくほど狭
まるように形成してもよく、各側面で導入部の形状及び
配置を別々に設定してもよいのは勿論である。なお、3
13,314はスキン層である。
【0030】以上の実施例は、いずれも発泡樹脂板に導
入部を凹陥形成したのみであったが、次の実施例から
は、さらに発泡樹脂板の少なくとも一側面にラス網を熱
溶着している。まず、図12ないし図14は第6実施例
を示す。これらの図において、410は発泡樹脂板であ
って、この発泡樹脂板410の一側面に導入部411を
熱溶融により凹陥形成し、この側面にラス網420を直
に配置し、このラス網420の片面をほぼ全面にわたっ
て発泡樹脂板410に熱溶着している。すなわち、ラス
網420は厚さ方向において一部が発泡樹脂板410に
入り込んで熱溶着しており、残りは外部に露出したまま
である。この第6実施例においても、第1実施例と同様
に導入部411にスキン層413が形成されるが、さら
にラス網420の熱溶着時に溶融して固まったスキン層
413も形成される。上記ラス網420には防錆処理又
は防水処理を施してもよい。具体的には、例えばコール
タールなどのタール系材料又は接着剤等を塗布し、或い
は樹脂材料をコーティングすることである。
【0031】一方、ラス網420は、図12ないし図1
4に示した平ラスのほか、要所要所が凹陥した、こぶラ
ス、波うった形状の波形ラス、成形時に一部を平板のま
ま残してリブとして立ち上げたリブラスなどでもよい。
これら、こぶラス、波形ラス及びリブラスの場合、その
ほぼ全面で発泡樹脂板410に熱溶着させてもよいが、
凹陥した部分のみ熱溶着させてもよく、そのときには発
泡樹脂板410とラス網420との間に隙間が形成され
ることになる。なお、第6実施例ではラス網420の片
面がほぼ全面にわたって発泡樹脂板410に熱溶着して
いるとしたが、必ずしも全面で発泡樹脂板に熱溶着して
いる必要はなく、例えば上記こぶラスのようにラス網の
要所要所に任意形状の凸部を多数形成し、この凸部のみ
を発泡樹脂板に熱溶着してもよいし、逆に発泡樹脂板の
要所要所に凸部を多数形成し、ラス網を発泡樹脂板の凸
部においてのみ熱溶着してもよく、このようにすれば、
熱溶着している部位の周辺を除いてラス網と発泡樹脂板
との間に隙間が形成される。さらに、ラス網は、ワイヤ
ラスでもよい。
【0032】次に、上記第6実施例の製造方法を説明す
る。導入部411付きの発泡樹脂板410は、上記第1
実施例と同様にして製造する。そして、ラス網420を
発泡樹脂板410の溶融温度を超える程度まで予熱し、
発泡樹脂板410に押し付けてラス網420の一部を発
泡樹脂板410に熱溶着させ、その後に発泡樹脂板41
0及びラス網420を強制冷却又は自然冷却し、必要に
応じてラス網420にタール系材料又は接着剤等を塗布
して製造を完了する。上記予熱温度は、例えば発泡樹脂
板410が発泡ポリスチレンの場合には摂氏80度以上
であればよいが、好ましくは摂氏100度ないし210
度、より好ましくは摂氏120度ないし200度程度で
あり、発泡樹脂板410への押し込み時間や押し込み圧
力との関係で適宜選択できる。ラス網420の予熱方法
は、加熱板で挟む方法、熱風炉中で加熱する方法などが
ある。ラス網420へのタール系材料等の塗布は、溶着
前に行ってもよい。製造方法はこれに限られるものでは
なく、発泡樹脂板410にラス網420を押圧したり、
発泡樹脂板410を予熱したり種々変更できることは勿
論である。
【0033】従って、第6実施例の発泡樹脂製壁体に壁
材mを付着すると、図15に示すように、壁材mが導入
部411に入って固化するから、壁材mと発泡樹脂製壁
体410との接触面積増加による摩擦力の増大、リップ
部411aの戻り機能及びスキン層413による導入部
411の強化により、壁の強度が増すことは第1実施例
と同様である。また、発泡樹脂板410により断熱性が
発揮され、結露が生じず、変質しないことも同様であ
る。
【0034】さらに、第6実施例では、ラス網420と
発泡樹脂板410が一体化されるから、発泡樹脂製壁体
の剛性が向上し、自立性が得られて立設が容易になり、
施工時における工数が減る。そして、施工時、ラス網4
20の網目により壁材mの付着力を増すことができる。
施工された壁においては、ラス網420が発泡樹脂板4
10に確実に固定されていて変形しないから、壁材mの
落ち付きが良好で壁の強度が増し、壁材mにクラックが
入ることがない。また、ラス網420の熱溶着時に形成
されたスキン層413によっても導入部411が強化さ
れて壁の強度が増し、また発泡樹脂板自体も補強される
と共に、その凹凸により壁材mの付着が促進され、また
防水性が発揮される。しかも、ラス網420と発泡樹脂
板410との間に隙間が形成されたときには、この隙間
へ壁材mが入ってラス網420を抱き込むようにして固
まり、これによって壁強度が増し、また壁材mを厚く形
成できる。さらに、上記製造方法によれば、作業が簡単
であり、発泡樹脂製壁体の生産効率を高めることができ
る。
【0035】図16は第7実施例を示す。第7実施例で
は、ラス網全体が波状に形成されている。すなわち、図
17及び図18に示すようにラス網520は薄い鋼板に
多数のスリットを入れてスリット間を斜めに起こしてな
る鎧戸状であって、さらに全体として波状に湾曲形成さ
れている。そして、導入部511を有した発泡樹脂板5
10の一側面にラス網520が配置され、このラス網5
20の折れ曲がり部分のみが発泡樹脂板510に熱溶着
している。その施工方法、製造方法、作用及び効果は第
6実施例と同様である。なお、513はスキン層であ
る。
【0036】図19及び図20は第8実施例を示す。こ
こではラス網621の一側面に補強部材622を複数固
定してラス体620とし、このラス体620の補強部材
622がほぼ全面で、発泡樹脂板610において熱溶融
により形成された複数の凹陥部612にそれぞれ嵌入し
ていると共に、発泡樹脂板610の上記側面に、壁材を
導入する導入部611が凹陥形成されている構成であ
る。上記補強部材622は鋼線よりなり、一端がラス網
621に溶接され且つ他端がL字形に折曲形成されて凹
陥部612に嵌入している。この凹陥部612は、その
開口形状が上記補強部材622の発泡樹脂板610への
投影形状にほぼ一致し且つ深さは補強部材622が途中
まで入る程度に形成されている。
【0037】上記第8実施例の施工方法、製造方法、作
用及び効果は第6実施例とほぼ同様である。さらに、凹
陥部612及び補強部材622がそれぞれ複数あるか
ら、凹陥部612の側壁と補強部材622との摩擦力等
が相互に作用し合う共ぎき作用によって補強部材622
の保持強度が更に高くなる。すなわち、ラス体620を
発泡樹脂板610から剥そうとしても、少なくとも一部
の凹陥部612の側壁と補強部材622との摩擦力等の
ために「こじた状態」になってラス体620が剥れな
い。加えて凹陥部612の開口付近が三次発泡により狭
まっているから補強部材622が凹陥部612に強固に
保持される。さらに補強部材622を介してラス網62
1と発泡樹脂板610との間に隙間が形成されるから、
この隙間へ壁材が入ってラス網621を抱き込むように
して固まり、これによって壁の強度が向上し、また壁材
を厚く形成できる。
【0038】なお、第8実施例の場合、図21に示すよ
うに凹陥部612に接着剤等613を充填して凹陥部6
12を完全に塞ぐようにしてもよく、その場合にはラス
体620及び発泡樹脂板610が更に強く一体化される
から発泡樹脂製壁体の剛性が向上する。その場合の製造
方法であるが、例えば補強部材622に接着剤等を塗っ
てからラス体620を加熱し、このラス体620を加熱
したままで発泡樹脂板610に押しつければよい。
【0039】図22は第9実施例を示す。第9実施例で
は補強部材をトラス構造体722とし、ラス網721の
一側面にこの補強部材722を固定してラス体720と
し、このラス体720の補強部材722が、導入部71
1を有した発泡樹脂板710において熱溶融により形成
された凹陥部712に嵌入している構成である。すなわ
ち、この補強部材722は、図23に示すように鋼線で
組まれた2枚の格子状金網722a,722bを間隔を
おいて配置し、これらを梁状金網材722cにより連結
したものである。上記梁状金網材722cは、各格子状
金網722a,722bの相対向する縦筋を連結するも
のが互いに平行になり、且つ横筋の軸方向に沿っては隣
合うものが互いに交差するように配置されており、この
構成によって補強部材全体として強度を高くするように
している。そして、ラス網721が一方の格子状金網7
22bに溶接により固定されている。上記凹陥部712
は、開口形状が上記格子状金網722aの発泡樹脂板7
10への投影形状にほぼ一致し且つ深さは梁状金網材7
22cが途中まで入る程度に形成されている。
【0040】上記第9実施例の施工方法、製造方法、作
用及び効果は第6実施例とほぼ同様であるが、補強部材
722がトラス構造体であるから、その剛性により発泡
樹脂製壁体の剛性が更に向上し、ラス網721の変形が
確実に防止され、壁材にクラックが発生することがな
い。なお、上記第8実施例と同様に凹陥部712に接着
剤等を充填してもよい。
【0041】先の第8実施例では鋼線で補強部材622
を構成したが、格子状金網を補強部材としてもよい。そ
れを更に変形させたものが図24に示す第10実施例で
ある。すなわち、図25に示すように格子状金網を補強
部材822とし、ラス網821の一側面にこの補強部材
822を固定してラス体820とし、このラス体820
の補強部材822が、導入部811を有した発泡樹脂板
810において熱溶融により形成された凹陥部812に
嵌入している構成である。ここで、ラス網821は要所
要所に凸部821aが形成され、この凸部821aが補
強部材822に溶接等で固定されている。上記凹陥部8
12は、開口形状が上記補強部材822の発泡樹脂板8
10への投影形状にほぼ一致し且つ深さは補強部材82
2の厚みと一致する程度に形成されている。
【0042】上記第10実施例の施工方法、製造方法、
作用及び効果は第6実施例とほぼ同様であるが、補強部
材822が格子状金網であるから、その剛性により発泡
樹脂製壁体の剛性が更に向上し、ラス網821の変形が
確実に防止され、壁材にクラックが発生することがな
い。なお、上記第8実施例と同様に凹陥部812に接着
剤等を充填してもよい。
【0043】なお、上記第8実施例ないし第10実施例
では加熱したラス体を導入部付きの発泡樹脂板に押し付
けて発泡樹脂製壁体を製造したが、ラス体の補強部材と
同様な形状の治具を別途に用意し、この治具を加熱して
発泡樹脂板に押し付けて凹陥部を形成し、その後に治具
を発泡樹脂板から引き離し、次いで凹陥部にラス体の補
強部材を嵌入して発泡樹脂製壁体を製造するようにして
もよい。
【0044】図26は第11実施例を示す。第11実施
例は第6実施例に対し、1枚のラス網に代えて、複数の
ラス網を重ねて連結してなるラス重合体を用いた点が異
なる。すなわち、図27はラス重合体920を示し、2
枚のラス網921,922を重ねて点溶接により連結し
てなるものである。重ねるラス網の枚数は3枚以上でも
よい。そしてラス重合体920を構成する1枚のラス網
921が第1実施例と同様に、導入部911を有した発
泡樹脂板910に熱溶着している。なお、913はスキ
ン層である。
【0045】上記第11実施例の施工方法、製造方法、
作用及び効果は第6実施例とほぼ同様であるが、ラス網
の厚みが実質的に厚くなるから、壁材を厚く付着させる
ことができる。
【0046】第6実施例ないし第11実施例では、導入
部の形状及び配置を第1実施例と同様にしたが、導入部
を線状に配置したり、交差して配置してもよいし、開口
を絞らずに内方にいくほど狭まるように形成してもよ
い。また、導入部を一側面にのみ設けたが、両面に設け
てもよく、その場合に各側面で導入部の形状及び配置を
別々に設定してもよいのは勿論である。
【0047】また、各実施例では、ラス網又はラス体
を、導入部を設けた側面に熱溶着したが、本願発明は、
これ以外の態様も含むものである。具体的には、発泡樹
脂板の一側面に導入部を熱溶融により凹陥形成すると共
に、他側面にラス網又はラス体を熱溶着した構成、発泡
樹脂板の一側面に導入部を熱溶融により凹陥形成すると
共に、当該側面及び他側面の双方にラス網又はラス体を
熱溶着した構成、発泡樹脂板の両側面に導入部を熱溶融
により凹陥形成すると共に、一側面にのみラス網又はラ
ス体を熱溶着した構成、発泡樹脂板の両側面に導入部を
熱溶融により凹陥形成すると共に、両側面にラス網又は
ラス体を熱溶着した構成、などである。
【0048】さらに、上記各実施例では平面状の発泡樹
脂製壁体を説明したが、本発明はコーナー部(例えば出
隅構造或いは入隅構造など)に用いるような断面L字形
の発泡樹脂製壁体にも適用できる。
【0049】第6実施例ないし第11実施例において、
ラス網及び補強部材の材質は鋼である必要はなく、アル
ミ合金など他の金属で形成してもよい。さらに、樹脂で
あってもよい。その場合、ラス網及び補強部材は発泡樹
脂板よりも溶融温度が高い材質である必要がある。
【0050】また、上記各実施例ではラス網又はラス体
に防錆処理又は防水処理を施したものもあるが、このよ
うな処理は必ずしも必要ない。
【0051】以上説明した発泡樹脂製壁体は、戸建て住
宅等の建築物の壁を施工するのに利用できるのは勿論の
こと、その優れた断熱性から冷凍庫の壁として、また建
築物の屋根、床としても利用でき、さらに防水性を利用
してビルの蓄熱槽、水槽の壁を形成することも可能であ
る。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発泡樹
脂製壁体は、発泡樹脂板の少なくとも一側面に、壁材が
導入される導入部を、熱溶融により凹陥形成したので、
壁材と発泡樹脂板との間の摩擦力が増し、しかも導入部
の形状によっては戻り機能が発揮されるが、スキン層が
導入部の強度を向上させることによって上記摩擦力の向
上機能及び戻り機能が一層に実効を上げて発揮されるこ
とになり、壁材と発泡樹脂板との結合力を強めることが
でき、壁の強度を向上させて、壁材におけるクラックの
発生、壁材の剥離等を防止することができる。さらに、
発泡樹脂板により断熱性を発揮できるし、結露が生じる
ことがなく、変質もしない。
【0053】請求項2の発泡樹脂製壁体は、少なくとも
一側面にラス網を熱溶着したので、請求項1の効果に加
えて、発泡樹脂製壁体の剛性が更に向上し、自立性が得
られて施工の容易化及び工数低減を実現できると共に、
ラス網に壁材を付着したときには壁材の付着力が増し、
しかもラス網が確実に固定されているからその変形が防
止されて壁の強度を増すことができる。また、スキン層
により導入部の強度が更に向上して壁材におけるクラッ
クの発生、壁材の剥離等をなくせるし、発泡樹脂板自体
も補強できると共に、壁材を強固に付着させることがで
き、且つ防水性を向上できる。さらに、ラス網と発泡樹
脂板との間に隙間が形成されたときには、この隙間で固
まった壁材によって壁の強度を更に向上でき、且つ壁材
を厚く形成できる。
【0054】請求項3の発泡樹脂製壁体は、少なくとも
一側面に、ラス網に補強部材を固定してなるラス体を配
置し、このラス体の補強部材を、上記側面に熱溶融によ
り形成した凹陥部に嵌入したので、上記請求項2の効果
に加えて、共ぎき作用から補強部材の保持強度を高める
ことができ、又凹陥部開口付近の三次発泡により補強部
材を凹陥部に強固に保持することができ、壁の強度を増
すことができる。
【0055】請求項4の発泡樹脂製壁体は、導入部の開
口が絞られているので、上記効果に加えて、導入部内の
壁材の戻り機能により、壁材と発泡樹脂板との間で作用
する結合力が増し、壁の強度を更に増すことができる。
【0056】請求項5ないし7の発泡樹脂製芯材によれ
ば、導入部を点状、線状、交差線状に形成するという、
具体的な例を示すことができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の斜視図、
【図2】第1実施例において導入部で断面したときの拡
大端面図、
【図3】第1実施例により施工した壁を導入部で断面し
たときの拡大端面図、
【図4】第1実施例の製造方法を示す図2相当図、
【図5】第2実施例における図2相当図、
【図6】第3実施例における図1相当図、
【図7】第3実施例における図2相当図、
【図8】第3実施例における図3相当図、
【図9】第3実施例の製造方法を示す図2相当図、
【図10】第4実施例における図1相当図、
【図11】第5実施例における図2相当図、
【図12】第6実施例における図1相当図、
【図13】第6実施例の一部を示す拡大平面図、
【図14】図13のXIV−XIV線断面における拡大端面
図、
【図15】第6実施例における図3相当図、
【図16】第7実施例における図2相当図、
【図17】第7実施例のラス網の拡大側面図、
【図18】同じく拡大平面図、
【図19】第8実施例における図2相当図、
【図20】第8実施例の補強部材を先端側からみた拡大
断面図、
【図21】第8実施例の変形例を示す図20相当図、
【図22】第9実施例における図2相当図、
【図23】第9実施例のラス網及び補強部材を分離して
示す拡大組立斜視図、
【図24】第10実施例における図2相当図、
【図25】第10実施例のラス網及び補強部材を分離し
て示す拡大組立斜視図、
【図26】第11実施例における図2相当図、
【図27】第11実施例のラス重合体を分離して示す拡
大組立斜視図である。
【符号の説明】
10 発泡樹脂板 11 導入部 m 壁材 10’ 発泡樹脂板 11’ 導入部 110 発泡樹脂板 111 導入部 210 発泡樹脂板 211 導入部 212 導入部 310 発泡樹脂板 311 導入部 312 導入部 410 発泡樹脂板 411 導入部 420 ラス網 510 発泡樹脂板 511 導入部 520 ラス網 610 発泡樹脂板 611 導入部 620 ラス体 621 ラス網 622 補強部材 710 発泡樹脂板 711 導入部 720 ラス体 721 ラス網 722 補強部材 810 発泡樹脂板 811 導入部 820 ラス体 821 ラス網 822 補強部材 910 発泡樹脂板 911 導入部 920 ラス体 921 ラス網 922 ラス網

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発泡樹脂板の少なくとも一側面に、壁材が
    導入される導入部を、熱溶融により凹陥形成したことを
    特徴とする発泡樹脂製壁体。
  2. 【請求項2】請求項1記載の発泡樹脂製壁体において、
    少なくとも一側面にラス網を熱溶着した発泡樹脂製壁
    体。
  3. 【請求項3】請求項1記載の発泡樹脂製壁体において、
    少なくとも一側面に、ラス網に補強部材を固定してなる
    ラス体を配置し、このラス体の補強部材を、上記側面に
    熱溶融により形成した凹陥部に嵌入した発泡樹脂製壁
    体。
  4. 【請求項4】導入部の開口が絞られている請求項1ない
    し請求項3のうちいずれか1項に記載の発泡樹脂製壁
    体。
  5. 【請求項5】導入部が、点状に配置されている請求項1
    ないし請求項4のうちいずれか1項に記載の発泡樹脂製
    壁体。
  6. 【請求項6】導入部が、線状に配置されている請求項1
    ないし請求項4のうちいずれか1項に記載の発泡樹脂製
    壁体。
  7. 【請求項7】導入部が、交差して配置されている請求項
    6記載の発泡樹脂製壁体。
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