JPH0826722B2 - 開閉装置 - Google Patents

開閉装置

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JPH0826722B2
JPH0826722B2 JP1560188A JP1560188A JPH0826722B2 JP H0826722 B2 JPH0826722 B2 JP H0826722B2 JP 1560188 A JP1560188 A JP 1560188A JP 1560188 A JP1560188 A JP 1560188A JP H0826722 B2 JPH0826722 B2 JP H0826722B2
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JP
Japan
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coil spring
shaft
fixed
flat display
opening
Prior art date
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JP1560188A
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JPH01190887A (ja
Inventor
勝夫 福山
博 小滝
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、扉等の板体の開閉装置に係わり、例えば
ラップトップパソコン等の卓上用装置で使用されている
フラットディスプレイを任意の角度にとめて開くことが
できるようにした開閉装置に関するものである。
[従来の技術] 一般にラップトップパソコンやパーソナルワープロ等
の卓上用装置で使用されているフラットディスプレイ
は、通常は閉じた状態で収納され使用時に開いて使用す
るが、そのフラットディスプレイの卓上面に対する角度
により照明の光がフラットディスプレイの画面に反射し
て使用者の目に入り画面上の絵や文字が見づらいことが
あり、したがって角度を調節して照明からの反射光が目
に入らない角度にフラットディスプレイを調節する必要
があった。
第6図はこのようなフラットディスプレイ(2)を任
意の角度に停止した状態で支持する従来の開閉装置
(3)を示すものであり、図において(4)はフラット
ディスプレイ(2)が取り付けられている本体(1)に
固定されていて円筒形の凹部(5)を有する固定部
(6)が突設された固定軸、(15)はその固定部(6)
の直径より僅かに小さい径を有し、固定部(6)が圧入
されることによりその固定部(6)を緊締するように巻
着されるコイルバネで、その端部には支持片(16)が設
けられている。(7)は上記フラットディスプレイ
(2)に固定されフラットディスプレイ(2)の開閉に
伴って回動する回動軸で、上記コイルバネ(15)の支持
片(16)が挿入され係合する支持穴(17)を有し、上記
固定部(6)の凹部(5)に嵌合される凸部(11)が突
設されている。
次にこのものの動作について説明する。フラットディ
スプレイ(2)が開閉されるとそれに伴い回動軸(7)
が回動し、この回動軸(7)と支持片(16)を介して一
体に係合されているコイルバネ(15)が固定部(6)の
外周面上を摺動する。このときの摺動摩擦力は、回動軸
(7)がコイルバネ(15)の巻き方向と逆方向に回動す
るときはコイルバネ(15)が緩む方向となり小さくな
り、反対に回動軸(7)がコイルバネ(15)の巻き方向
と同じ方向に回動するときはコイルバネ(15)が締まる
方向となり摺動摩擦力は非常に大きくなる。
以上のようにフラットディスプレイ(2)が開閉さ
れ、任意の角度に設定されると、固定部(6)がコイル
バネ(15)に緊締されることにより回動軸(7)が固定
軸(4)に固定されフラットディスプレイ(2)は設定
された角度で停止した状態を維持する。
[発明が解決しようとする課題] 従来の開閉装置は以上のように構成されているので、
回動軸(7)がコイルバネ(15)の巻き方向と逆の方向
に回動するのと同じ方向に回動するとでは摺動摩擦力が
異なり、フラットディスプレイ(2)を開くときと閉じ
るときとでその開閉に要する力が大きく変わることにな
るためフラットディスプレイ(2)の角度の微調整がし
づらく、また一方向の摺動摩擦力を設定することにより
逆方向の摺動摩擦力もおのずと決ってしまうので、上記
開閉に要する力を任意に設定できないなどの課題があっ
た。
この発明は、上記のような課題を解消するためになさ
れたもので、フラットディスプレイ等の回動体を開くと
きと閉じるときに要する力をそれぞれ任意に設定するこ
とができる開閉装置を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 固定体に設けられる固定軸と、この固定軸と同じ一直
線上に上記固定軸に対向するように回動体に設けられる
回動軸と、この回動軸と上記固定軸の間の軸線上に配置
される中間軸と、この中間軸の一端部と上記固定軸に両
端部がそれぞれ圧入される第1のコイルバネと、この第
1のコイルバネと反対方向に巻かれ上記中間軸の他端部
と回動軸に両端部がそれぞれ圧入される第2のコイルバ
ネとを備えてなるものである。
[作用] この発明においては、2つのコイルバネを使用し、第
1のコイルバネと第2コイルバネが互いに逆方向に巻か
れているので、回動軸が第1のコイルバネの巻き方向と
同じ方向に回動すると第1のコイルバネは締り第2のコ
イルバネが緩むことにより中間軸が固定軸と一体になり
固定されるので、回動軸側の第2のコイルバネが摺動す
る。
逆に上記回動軸が第2のコイルバネの巻き方向と同じ
方向に回動すると第2のコイルバネは締り第1のコイル
バネが緩むことにより中間軸が回動軸と一体になり回動
するので、固定軸側の第2のコイルバネが摺動する。こ
のように回動体を開く方向と閉じる方向とで摺動するコ
イルバネが異なり、どちらのコイルバネでも緩む方向に
摺動するので回動体をスムーズに開閉することができ
る。
[発明の実施例] 以下、この発明による開閉装置の一実施例を第1図な
いし第5図に基づいて説明する。第1図はこの発明によ
る開閉装置の一実施例を示すもので、(a)は全体の外
観図、(b)は開閉装置の部品構成図である。図におい
て(1)は固定体としての本体、(2)はこの本体
(1)に開閉自在に取付けられている回動体としてのフ
ラットディスプレイ、(3)はこのフラットディスプレ
イ(2)の下端部左右に設けられフラットディスプレイ
(2)を任意の角度に停止した状態で支持する開閉装置
である。
(4)は上記本体(1)に固定されていて円筒形の凹
部(5)を有する固定部(6)が突設された固定軸、
(7)はこの固定軸(4)に対向するように上記フラッ
トディスプレイ(2)に固定されていて円筒形の凹部
(5)を有する回動部(8)が突設された回動軸、
(9)はこの回動軸(7)と固定軸(4)の間の軸線上
に配置され中央の鍔部(10)を中心に左右対称に上記凹
部(5)に嵌合される凸部(11)が突設された中間部
(12)を有する中間軸、(13)はこの中間軸(9)の一
方の中間軸(12)と固定部(6)とに跨って巻着される
第1のコイルバネ、(14)はこの第1のコイルバネ(1
3)と反対方向に巻かれ、上記中間軸(9)の他方の中
間軸(12)に跨って巻着される第2のコイルバネであ
る。上記構成部品を組立てた状態図が第2図であり、そ
の断面図が第3図である。
次に動作について説明する。上記フラットディスプレ
イ(2)は任意の角度で停止させることができ、その場
合は固定部(6)と中間軸(12)が第1のコイルバネに
よりまた回動部(8)と中間軸(12)が第2のコイルバ
ネ(14)により緊締されて回動軸(7)が固定軸(4)
に固定されるので、フラットディスプレイ(2)は停止
した状態を維持し続ける。フラットディスプレイ(2)
の角度を調節する場合は、フラットディスプレイ(2)
の開閉に伴い回動軸(7)も同方向に回動する。第1の
コイルバネ(13)と第2のコイルバネ(14)の巻き方向
がそれぞれ図示の方向のとき回動軸(7)が矢示X方向
へ回動するとこの回動軸(7)と一体に連結されている
第2のコイルバネ(14)、中間軸(9)、第1のコイル
バネ(13)はそれぞれX方向に回動しようとする。この
とき、第2のコイルバネ(14)は巻き方向が回転方向X
と同じため締まる方向となり摺動摩擦力は非常に大きく
なり、反対に第1のコイルバネ(13)は巻き方向が回転
方向Xと逆のため緩む方向となり摺動摩擦力は小さくな
る。そのため第2のコイルバネ(14)は回動軸(7)及
び中間軸(9)と一体となってX方向に回動し、第1の
コイルバネ(13)は中間軸(12)固定部(6)の外周面
で摺動摩擦力を受けながら摺動する。回動軸(7)が矢
示Y方向へ回動すると上記説明と逆の状態となり、第1
のコイルバネ(13)は中間軸(9)及び固定軸(4)と
一体となつて回動せず、第2のコイルバネ(14)は回動
部(8)と中間部(12)の摺動摩擦力を受けながら摺動
する。
以上のように、回動軸(7)がX方向に回動するとき
は第1のコイルバネ(13)の摺動摩擦力によってフラッ
トディスプレイ(2)をX方向に動かすのに要する力が
決定され、回動軸(7)がY方向に回動するときは第2
のコイルバネ(14)の摺動摩擦力によってフラットディ
スプレイ(2)をY方向に動かすのに要する力が決定さ
れるので、上記第1及び第2のコイルバネの径及び材質
を選択することによりフラットディスプレイ(2)を開
閉するのに要する力をそれぞれ任意に設定することがで
きる。
さらに上記実施例では開閉装置(3)を2つ使用して
いるので、フラットディスプレイ(2)の全面にわたり
平均した力及び安定した動作を得ることができる。
なお、上記実施例では回動体の下端部の左右にそれぞ
れ開閉装置(3)を設けたものを示したが、回動体の下
端部の内側に2つの開閉装置(3)を配設し、それらの
中間に固定体の一部を挟んだ状態で設けてもよく、その
実施例を第4図に示す。第4図において(1)は本体、
(2)フラットディスプレイ、(3)は開閉装置であ
り、開閉装置(3)を設けた位置が第1の実施例と異な
る点であり、開閉装置(3)は同一のものである。
また、回動体であるフラットディスプレイ(2)が軽
量であったり、広い画面を必要としない例えば電卓とか
液晶テレビ等の場合にはコイルバネは一つでもよく、そ
の場合の実施例を第5図に示す。第5図において(1)
は本体、(2)はフラットディスプレイ、(3)は開閉
装置であり、開閉装置(3)を一つとしてフラットディ
スプレイ(2)の画面を狭くしたことが第1の実施例と
異なる点であり、開閉装置(3)は同一のものである。
[発明の効果] 以上のように、この発明による開閉装置は第1のコイ
ルバネと第2のコイルバネが互いに逆方向に巻かれてい
るので、回動軸の回動方向によって摺動するコイルバネ
が選択され、それぞれの回動方向に対して任意の摺動摩
擦力を設定できるので、回動体を所望の角度に停止させ
るための微調整が容易にできる開閉装置が得られるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による開閉装置を示す外観
図(a)及び部品構成図(b)である。第2図はその開
閉装置の正面図、第3図はその断面図、第4図はこの発
明の他の実施例による開閉装置を示す外観図、第5図は
この発明のさらに他の実施例による開閉装置を示す外観
図、第6図は従来の開閉装置を示す外観図(a)と部品
構成図(b)である。 図において、(1)は固定体(本体)、(2)は回動体
(フラットディスプレイ)、(3)は開閉装置、(4)
は固定軸、(7)は回動軸、(9)は中間軸、(13)は
第1のコイルバネ、(14)は第2のコイルバネである。 なお、図中同一符号は、同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定体に設けられる固定軸、この固定軸と
    同一直線上に上記固定軸に対向するように回動体に設け
    られる回動軸、この回動軸と上記固定軸の間の軸線上に
    配置される中間軸、この中間軸の一端部と上記固定軸に
    両端部がそれぞれ圧入される第1のコイルバネ、この第
    1のコイルバネと反対方向に巻かれ上記中間軸の他端部
    と回動軸に両端部がそれぞれ圧入される第2のコイルバ
    ネを備えた開閉装置。
JP1560188A 1988-01-26 1988-01-26 開閉装置 Expired - Lifetime JPH0826722B2 (ja)

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JP1560188A JPH0826722B2 (ja) 1988-01-26 1988-01-26 開閉装置

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JP1560188A JPH0826722B2 (ja) 1988-01-26 1988-01-26 開閉装置

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JPH01190887A JPH01190887A (ja) 1989-07-31
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