JPH08265134A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

Info

Publication number
JPH08265134A
JPH08265134A JP7342067A JP34206795A JPH08265134A JP H08265134 A JPH08265134 A JP H08265134A JP 7342067 A JP7342067 A JP 7342067A JP 34206795 A JP34206795 A JP 34206795A JP H08265134 A JPH08265134 A JP H08265134A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
level
transistor
output
circuit
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7342067A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Iwamura
将弘 岩村
Ikuro Masuda
郁朗 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP7342067A priority Critical patent/JPH08265134A/ja
Publication of JPH08265134A publication Critical patent/JPH08265134A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】出力信号のレベルシフトがなく、かつ大きな容
量性負荷の高速スイッチングが可能な、MOSトランジ
スタとバイポーラトランジスタからなる複合回路で構成
された半導体装置を提供すること。 【解決手段】第1の電位を有する第1の電源端子部と、
第2の電位を有する第2の電源端子部と、入力信号を入
力する入力端子部と、トライステート信号を入力するト
ライステート入力端子部と、出力信号を出力する出力端
子部と、入力信号をトライステート信号に基づいて論理
処理を行うトライステート回路部と、トライステート回
路部からの信号を反転する論理反転部と、論理反転部か
らの信号に基づいて、第1の電源端子部と出力端子部と
の間の実質的に電圧降下のない第1の電流路、または出
力端子部と上記第2の電源端子部との間の実質的に電圧
降下のない第2の電流路を形成する電流路形成回路部と
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置に関し、
詳しくはMOS(metal-oxide semiconductor)トランジ
スタとバイポーラトランジスタを組合わせた複合回路ま
たはMOS駆動バイポーラ出力型論理回路に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、CMOSトランジスタの低消費電
力とバイポーラトランジスタの高負荷駆動能力を利用し
た種々の複合回路が考案されている。
【0003】そのうち1つは図9に示すように、アイ・
イー・イー・イー トランザクション オン エレクト
ロン デバイス 16巻,11号 1969,第950
頁(IEEE−transaction on ELECTRON DEVICES,VOL.ED
−16,No.11 NOV.1969,p950)のFig.8に示
されている回路である。図1において、1はPMOSト
ランジスタであり、ソースが電源+Vに、ゲートが入力
端子INに、ドレインがNPNトランジスタ3のベース
に接続される。2はNMOSトランジスタであり、ドレ
インが出力端子OUTに、ゲートが入力端子INに、ソ
ースがNPNトランジスタ4のベースに接続される。N
PNトランジスタ3のコレクタは電源+Vに接続され、
エミッタは出力端子OUTに接続される。NPNトラン
ジスタ4のコレクタは出力端子OUTに接続され、エミ
ッタは共通電位点または接地電位点(GND)に接続さ
れる。
【0004】この回路の動作は次の通りである。いま、
入力端子INが“L”レベルのとき、NMOSトランジ
スタ2はオフになり、NPNトランジスタ4もオフにな
る。一方、PMOSトランジスタ1がオンとなり、PM
OSトランジスタ1を通してNPNトランジスタ3にベ
ース電流が供給され、NPNトランジスタ3がオンとな
る。その結果、NPNトランジスタ3から負荷(図示せ
ず)への充電電流が流れ、出力端子OUTは“H”レベ
ルにスイッチする。次に入力端子INが“H”レベルの
ときには、PMOSトランジスタ1がオフになり、NP
Nトランジスタ3もオフになる。一方、NMOSトラン
ジスタ2がオンとなり、NMOSトランジス2を通して
NPNトランジスタ4にベース電流が供給され、NPN
トランジスタ4がオンとなる。その結果、負荷に充電さ
れている電荷はNPNトランジスタ4を通して放電さ
れ、出力端子OUTは“L”レベルにスイッチする。こ
の回路の出力電圧レベルはNPNトランジスタ3,4の
ベース・エミッタ電圧VBEQ1,VBEQ2だけシフトする。
すなわち、“H”レベルは(+V−VBEQ1)になり、
“L”レベルVBEQ になる。
【0005】一方、図2に示すように、特開昭54ー1484
69号公報で提案されている回路がある。図2において、
5はPMOSトランジスタであり、ソースが電源+V
に、ゲートが入力端子INに、ドレインがNPNトラン
ジスタ7とPNPトランジスタ8のベースの接続点Bに
接続される。6はNMOSトランジスタであり、ドレイ
ンが前記接続点Bに、ゲートが入力端子INにそれぞれ
接続され、ソースが電源−Vに接続される。NPNトラ
ンジスタ7のコレクタは電源+Vに接続され、エミッタ
は出力端子OUTに接続される。また、PNPトランジ
スタ8のエミッタは出力端子OUTに接続され、コレク
タは電源−Vに接続される。
【0006】この回路においても出力電圧レベルはNP
Nトランジスタ7,PNPトランジスタ8のベース・エ
ミッタ電圧VBEQ1,VBEQ2だけシフトする。すなわち、
“H"レベルは(+V−VBEQ1)になり、“L”レベル
(−V+VBEQ2)になる。
【0007】また、図3に示すように、特開昭52ー2618
1 号公報で提案されている回路がある。
【0008】図3において、9はPMOSトランジスタ
であり、ソースが電源+Vに、ゲートが入力端子IN
に、ドレインがNPNトランジスタ11のベースに接続
される。10はNMOSトランジスタであり、ドレイン
が出力端子OUTに、ゲートが入力端子INに接続さ
れ、ソースが電源−Vに接続される。NPNトランジス
タ11のコレクタは電源+Vに接続され、エミッタは出
力端子OUTに接続される。
【0009】この回路においても出力電圧の“H”レベ
ルがNPNトランジスタ11のベース・エミッタ間電圧
BEQ1だけシフトする。すなわち、“H”レベルは(+
V−VBEQ1)になり、“L”レベルは−Vになる。
【0010】図4において、参照符号には図1〜図3に
示した出力レベルにオフセットを持つMOS駆動バイポ
ーラ出力型論理回路のシンボルを表わす。
【0011】図5は従来のMOS駆動バイポーラ出力型
トライステート回路13である。図において、14,1
5は直列接続されたPMOSトランジスタであり、PM
OS14のソースは電源+Vに、ゲートは入力Eに接続
され、PMOSトランジスタ15のゲートは入力IN、
ドレインはNPNトランジスタ18のベースに接続され
る。
【0012】16,17は直列接続されたNMOSトラ
ンジスタであり、NMOSトランジスタ16のドレイン
は出力端子OUTに、ゲートは入力端子INに接続さ
れ、NMOSトランジスタ17のゲートは入力Eに、ソ
ースはNPNトランジスタ19のベースに接続される。
NPNトランジスタ18のコレクタは電源+Vに、エミ
ッタは出力端子OUTに接続され、NPNトランジスタ
19のコレクタは出力端子OUTに、エミッタはGND
に接続される。出力端子OUTには負荷容量CL が接続
されている。
【0013】この回路はトライステート論理回路であ
り、やはり出力にレベルシフトがその動作は次のとおり
である。
【0014】入力Eが“L”レベル,入力が“H”レ
ベルのとき、PMOSトランジスタ14とNMOSトラ
ンジスタ17がオフであり、NPNトランジスタ18,
NPNトランジスタ19もオフになる。その結果、出力O
UTは入力INのレベルに関係なく高インピーダンスの
状態になる。
【0015】次に、入力Eが“H”レベル,入力
“L”レベルのとき、NMOSトランジスタ17,PM
OSトランジスタ14が共もオンになり、入力INが
“L”レベルならPMOSトランジスタ15,NPNト
ランジスタ18がオンになり出力OUTは(+V−V
BEQ1)まで充電され、入力INが“H”レベルならNM
OSトランジスタ16,NPNトランジスタ19がオン
になり、出力OUTは+VBEQ1まで放電される。すなわ
ち、この回路は出力OUTの“H”レベルがVBEQ1だけ
シフトダウンし、出力の“L”レベルがVBEQ2だけシフ
トアップしたインバータとして動作する。
【0016】図6において、参照符号20は図5の回路
のシンボルを示す。
【0017】以上の説明で述べた従来のMOSバイポー
ラ複合回路は大きな容量性負荷を高速でスイッチングで
きる点および出力電圧レベルがバイポーラトランジスタ
のベース・エミッタ電圧VBEだけシフトされる点がCM
OSトランジスタによるバッファ回路と異なる特徴とな
っている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
出力電圧レベルがシフトした信号をMOSスイッチのゲ
ート駆動信号として使用すると、ある種の回路ではMO
Sスイッチを完全にオフできないことによる問題点が発
生する。このような問題が発生する典型的なMOSスイッ
チ回路として図7に示す周知のクロックドインバータ回
路がある。
【0019】図8において、参照符号21は図7の回路
のシンボルを表わす。
【0020】図7において、22はPMOSトランジス
タであり、ソースが電源+Vにゲートが入力端子IN
に、ドレインがPMOSトランジスタ23のソースにそ
れぞれ接続される。PMOSトランジスタ23のゲート
はクロックφに、ドレインは出力端子OUTに接続され
る。24はNMOSトランジスタであり、ドレインは出
力端子OUTに、ゲートはクロックφに、ソースはNM
OSトランジスタ25のドレインにそれぞれ接続され
る。NMOSトランジスタ25のゲートは入力端子IN
に、ソースは共通電位点GNDに接続される。なお、G
S は出力端子OUTに存在する寄生容量である。
【0021】この回路の動作は次のとおりである。ま
ず、φが“H”レベルであり、またφが“L”レベルの
とき、PMOSトランジスタ23,NMOSトランジス
タ24が共にオンである。このとき、入力端子INが
“L”レベルならNMOSトランジスタ25がオフ、P
MOSトランジスタ22がオンになり、PMOSトラン
ジスタ22,23を通して寄生容量GS が充電され、出
力端子OUTは“H”レベルになる。逆に、入力端子I
Nが“H”レベルならPMOSトランジスタ22がオ
フ,NMOSトランジスタ25がオンになり、寄生容量
S に充電されている電荷はNMOSトランジスタ2
4,25を通して放電されるため、出力端子OUTは、
“L”レベルになる。
【0022】次に、φが“L”レベル,φが“H”レベ
ルのとき、PMOSトランジスタ23,NMOSトラン
ジスタ24が共にオフになるため、入力端子INのレベ
ルに無関係に出力端子OUTのレベルはホールドされ
る。すなわち、この回路はダイナミックラッチの機能を
有している。
【0023】ところで、この回路において、クロック
φ,φが図1〜図3,図5または図9で示した従来の複
合回路から供給される場合のホールド状態の動作は次の
通りとなる。いま、電源+Vを5Vとし、φ,φ
“H”レベルを4.3V ,“L”レベルを0.7V ,入
力端子INの“H”レベルを6V,“L”レベルを0V
とする。
【0024】まず、φ=0.7V,φ=4.3V,出力端
子OUTが“H”レベルのホールド状態を考える。この
状態ではPMOSトランジスタ23,NMOSトランジ
スタ24はその各ゲートーソース間電圧が完全には零で
ないことによりわずかに導通しているが、入力端子IN
が“L”レベルならNMOSトランジスタ104がオ
フ,PMOSトランジスタ22がオンになっているた
め、出力端子OUTは“H”レベルを維持することがで
きる。次に入力端子INが“H”レベルでは、NMOS
トランジスタ25がオンになるため、弱導通のNMOS
トランジスタ24とオンしているNMOSトランジスタ
25を通して寄生容量CS の蓄積電荷が放電され、出力
端子OUTは高レベルから低レベルに反転してしまう。
同様に、出力端子OUTが“L”レベルのホールド状態
で、入力INが“L”レベルになると、NMOSトラン
ジスタ25がオフ,PMOSトランジスタ22がオンに
なり、オンしているPMOSトランジスタ22と弱導通
のPMOSトランジスタ23を通して寄生容量CS が充
電され、出力は“L”レベルから“H”レベルに反転し
ている。
【0025】このように、従来の複合回路では、その出
力信号が“L”レベルであるときも完全にlow level で
はなく、即ち、共通電位または供給電源の例えば低電位
側電位に完全には達せず、又“H”レベルであるときも
完全にhigh levelではなく、即ち、供給電源の例えば高
電位側には達していないために、次段の回路に悪影響を
与えるという問題があった。
【0026】これに対し、特開昭59−205828号公報で例
えば示されているように、MOSトランジスタとバイポ
ーラトランジスタとからなる複合回路で構成された論理
回路と、この論理回路と同一の機能を持ちかつMOSト
ランジスタで構成した別の論理回路とを並列接続するこ
とにより、出力信号が完全にlow level またはhighleve
l になるように構成したものがある。ところがこの回路
によれば、その入力容量が複合回路のみで構成した論理
回路のそれより増加するからこの入力容量の増加により
この回路を駆動するための前段の回路の速度が落ち、結
局全体としての速度が落ちるという問題があった。更に
多入力のバップア回路を構成する場合、並設するMOS
論理回路を構成する素子の数が入力数に比例して増加す
るという問題もあった。
【0027】本発明の目的は出力信号のレベルシフトが
ない、即ち、出力信号が“L”レベルのときは完全にlo
w level 即ち共通電位または電源電圧の一方の電位に、
又、出力信号が“H”レベルのときは完全にhigh level
または電源電圧の他方側の電位に等しくすることが可能
で、かつ、大きな容量性負荷の高速スイッチングが可能
な、MOSトランジスタとバイポーラトランジスタから
なる複合回路で構成された論理回路または半導体装置を
提供することにある。
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明の一側面によれ
ば、MOSトランジスタとこのMOSトランジスタで駆
動されるバイポーラトランジスタとからなる複合回路の
出力端子に接続されて出力信号のレベルを反転する論理
反転手段と、ソースとドレインとが複合回路の出力段を
構成する上記各バイポーラトランジスタのコレクタとエ
ミッタの間に並列接続され、前記論理反転手段の出力信
号によりオン・オフ制御されるMOSトランジスタとを
設けるようにしたものである。
【0029】バイポーラトランジスタがそのベース・エ
ミッタ電圧に相当する電圧降下を持って導通していると
きこれをMOSトランジスタで完全な導通状態にするよ
うにして、これによりレベルシフトのない出力信号が得
られる。
【0030】なおこの発明において完全な“L”レベル
とは共通電位または接地電位または電源の一方側の電位
完全な“H”レベルとは電源電位の他方側電位のことを
指す。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図面に従って本発明の実施
例を説明する。
【0032】なお、クレームを含む本願明細書において
言及される“入力端子”,“出力端子”及び“端子”等
は集積回路上のパターンの結合の結合点(node)を含む
電気的接続用端子と定義する。
【0033】図1は本発明の第1の実施例を示す回路図
である。図において、26はエンハンスメント型PMO
Sトランジスタであり、ソースが端子30を介し電源+
Vに、ゲートが入力端子INに接続され、ドレインはN
PNトランジスタ27のベースに接続される。27はス
イッチを形成するNPNトランジスタであり、コレクタ
は電源供給用端子30を介して電源+Vに、エミッタは
出力端子OUTに接続される。28は論理反転回路又は
インバータであり、その入力は出力端子OUTに接続さ
れ、出力はスイッチを形成するエンハンスメント型PM
OSトランジスタ29のゲートに接続される。PMOS
トランジスタ29のソースは電源+Vに接続され、ドレ
インは出力端子OUTに接続される。
【0034】この回路の動作は次の通りである。入力端
子INが“L”レベルのとき、PMOSトランジスタ26が
オンになり、NPNトランジスタ27もオンになる。こ
の結果、NPNトランジスタ27を通して出力端子OU
Tに接続された容量負荷(図示せず)が充電され、出力
端子OUTのレベルは(+V−VBE)まで上昇する。一
方、出力端子OUTのレベルが上昇し、インバータ28
の論理閾値(以下、VLTと略す)以上になると、その
出力が“L”レベルに反転し、PMOSトランジスタ2
9がオンになる。MOSトランジスタは出力電圧にオフ
セットがないので導通状態においては実質的に電圧降下
のない電株的接続がそのドレインとソース間に形成され
る。従って、(+V−VBE)まで上昇していた出力レベ
ルはPMOSトランジスタ29により+Vまで充電され
る。入力端子INが、“H”レベルのとき、PMOSト
ランジスタ26はオフになり、NPNトランジスタ27
もオフになる。従って、このとき出力OUTのレベルは
変化しない。
【0035】図10は本発明の第2の実施例を示す回路
図である。図において、32はエンハンスメント型NM
OSトランジスタであり、ドレインは出力端子OUT
に、ゲートは入力端子INに接続され、ソースはスイッ
チを形成するNPNトランジスタ33のゲースに接続さ
れる。NPNトランジスタ33のコレクタは出力端子O
UTに接続され、エミッタは端子31を介して電源−V
に接続される。34は論理反転回路またはインバータで
あり、その入力は出力端子OUTに、出力はスイッチを
形成するNMOSトランジスタ35のゲートに接続され
る。NMOSトランジスタ35のドレインは出力端子O
UTに接続され、ソースは電源−Vに接続される。
【0036】この回路の動作は次の通りである。入力端
子INが“H”レベルのとき、NMOSトランジスタ32は
オンになり、NPNトランジスタ33もオンになる。こ
の結果、NPNトランジスタ33を通して容量負荷の電
荷が放電され、出力端子OUTのレベルは(−V+VBE
まで下降する。一方、出力端子OUTのレベルが下降
し、インバータ24のVLT以下になるとその出力が
“H”レベルに反転し、実質的に電圧降下のないNMO
Sトランジスタ35がオンになる。従って、(−V+V
BE)まで降下していた出力レベルは、NMOSトランジ
スタ35により−Vの電位まで放電される。入力端子I
Nが“L”レベルのとき、NMOSトランジスタ32は
オフになり、NPNトランジスタ33もオフになる。従
って、このとき出力端子OUTのレベルは変化しない。
【0037】図11は本発明の第3の実施例を示す回路
図である。図において、37はエンハンスメント型NM
OSトランジスタであり、ドレインはスイッチを形成す
るPNPトランジスタ38のベースに、ゲートは入力端
子INに接続され、ソースは端子36を介して電源−V
に接続される。PNPトランジスタ38のエミッタは出
力端子OUTに接続され、コレクタは端子36を介して
電源−Vに接続される。39は論理反転回路またはイン
バータであり、その入力は出力端子OUTに接続され、
出力はスイッチを形成するNMOSトランジスタ40の
ゲートに接続される。NMOSトランジスタ40のドレ
インは出力端子OUTに接続され、ソースは電源−Vに
接続される。
【0038】この回路の動作は次のとおりである。入力
端子INが“N”レベルのとき、NMOSトランジスタ
37がオンになり、PNPトランジスタ38もオンにな
る。この結果、PNPトランジスタ38を通して容量負
荷の電源が放電され、出力端子OUTのレベルは(−V
+VBE)まで下降する。一方、出力端子OUTのレベル
が下がり、インバータ39のVLT以下になると、その
出力が“H”レベルに反転し、NMOSトランジスタ4
0がオンになり実質的に電圧降下のない電気的接続がそ
のドレインとソース用に形成される。従って、(−V+
BE)まで下がっていた出力レベルはNMOSトランジ
スタ40により−Vの電位まで放電される。入力端子I
Nが“L”レベルのとき、NMOSトランジスタ37が
オフになり、PNPトランジスタ38もオフになる。従
って、このとき出力端子OUTのレベルは変化しない。
【0039】図12は本発明の図4の実施例を示す回路
図である。図において、41はエンハンスメント型PM
OSトランジスタであり、ソース端子49を介しては電
源+Vに、ゲートは入力端子INに接続され、ドレイン
はNPNトランジスタ43(Q1 )のベースに接続され
る。42はエンハンスメント型NMOSトランジスタで
あり、ドレインは出力端子OUTに、ゲートは入力端子
INに接続され、ソースはNPNトランジスタ44(Q
2 )のベースに接続される。PMOSトランジスタ41
およびNMOSトランジスタ42は論理制御回路100
を形成するNPNトランジスタ43のコレクタは端子4
9を介して電源+Vに、エミッタは出力端子OUTに接
続される。NPNトランジスタ44のコレクタは出力端
子OUTに接続され、エミッタは共通電位点GNDに接
続される。トランジスタ43,44はスイッチ回路10
1を構成する。45はエンハンスメント型PMOSトランジ
スタであり、ソースは電源+Vに、ゲートは出力端子O
UTに接続され、ドレインはエンハンスメント型NMO
Sトランジスタ46のドレインに接続される。NMOS
トランジスタ46のゲートは出力端子OUTに接続さ
れ、ソースはGNDに接続される。MOSトランジスタ
45,46は論理反転回路102を形成する。47はエ
ンハンスメント型PMOSトランジスタであり、ソース
は電源+Vに、ゲートはPMOSトランジスタ45とN
MOSトランジスタ46の共通ドレインBに接続され、
ドレインは出力端子OUTに接続される。48はエンハ
ンスメント型NMOSトランジスタであり、ドレインは
出力端子OUTに、ゲートはPMOSトランジスタ45
とNMOSトランジスタ46の共通ドレインBに接続さ
れ、ソースはGNDに接続される。MOSトランジスタ
47,48はスイッチ回路103を形成する。
【0040】この回路の動作のようである。入力端子I
Nが“L”レベルのとき、NMOSトランジスタ42は
オフ、従ってNPNトランジスタ44もオフである。一
方PMOSトランジスタ41はオンになり、NPNトラ
ンジスタ43にベース電流を供給し、NPNトランジス
タ43もオンになる。この結果、NPNトランジスタ4
3を通して容量負荷CL に充電電流が流れ、出力端子O
UTのレベルが上昇する。NPNトランジスタ43によ
る充電電流は出力端子OUTのレベルが(+V−
BEQ1)に達するまで流れるが、それ以後NPNトラン
ジスタ43はカットオフになる。一方、出力レベルが十
分高くなると、PMOSトランジスタ45がオフ,NM
OSトランジスタ46がオンになるためノードBは
“L”レベルになる。その結果、PMOSトランジスタ
47はオンになり実質的に電圧降下のない電気的接続が
そのソース・ドレイン間に形成され、他方NMOSトラ
ンジスタ48はオフになる。従って、PMOSトランジ
スタ47を通して負荷CL に充電電流が流れ、出力端子
OUTは電源電圧+Vと同じレベルで充電される。
【0041】次に入力端子INが“H”レベルのとき、
PMOSトランジスタ41はオフ、従ってNPNトラン
ジスタ43もオフである。一方、NMOSトランジスタ
42はオンになり、NMOS42を通してNPNトランジスタ
44にベース電流が供給され、NPNトランジスタ44
もオンになる。この結果、NPNトランジスタ44を通
して負荷CL の電荷が放電され、出力OUTのレベルが
下降する。NPNトランジスタ44による放電電流は出
力レベルがVBEQ2の達するまで流れるが、それ以後NP
Nトランジスタ44はカットオフになる。一方、出力O
UTのレベルが十分低くなると、PMOSトランジスタ
45がオン、NMOSトランジスタ46がオフになり、
ノードBは“H”レベルになる。その結果、PMOSト
ランジスタ47はオフ、NMOSトランジスタ48はオ
ンになり実質的に電圧降下のない電気的接続がそのドレ
インとソース間に形成される。従って、負荷CL の電荷
はNMOSトランジスタ48を通して放電され、出力端
子OUTは接地電位又は共通電位まで下降する。
【0042】なお、図16 12に従来回路の論理シン
ボル(図4)と区別した本回路の論理シンボルを示す。
【0043】なお、NPNトランジスタ43,44がオ
フする時のスイッチング速度を進めるため、それぞれの
ベースにベース電荷を放電するパスが必要である。この
放電パスとしては受動素子や能動素子あるいは両者を含
む種々の回路が公知であるが、本発明の本質に関わるも
のでないので図面上では省略している。
【0044】図13は、図1の従来の複合回路と図12
の本発明による複合回路の入出力特性を示すものであ
る。図中、破線は従来回路の入出力特性を示し、実線は
本発明による回路の入出力特性を示すものである。この
図13から本発明の複合回路では出力の高レベルは電源
電圧まで、また低レベルはGND電圧までスイッチング
できることが明らかである。
【0045】図14は本発明の第5の実施例を示す回路
図であり、図12と同一部分は同一番号で示している。
図において、51はエンハンスメント型PMOSトラン
ジスタであり、ソースが端子49を介して電源+Vに、
ゲートが入力端子INに接続され、ドレインがNMOS
トランジスタ52のドレイン、NPNトランジスタ53
のベースおよびPNPトランジスタ54のベースに接続
される。52はエンハンスメント型NMOSトランジス
タであり、ゲートが入力端子INにソースが共通電位点
GNDに接続される。P,NMOSトランジスタ51,
52は論理制御回路を形成する。NPNトランジスタ5
3のコレクタは電源+Vに、エミッタは出力端子OUT
に接続される。また、PNPトランジスタ54のエミッ
タは出力端子OUTに、コレクタはGNDに接続される
トランジスタ53,54はスイッチ回路を形成する。
【0046】この回路は全体としてインバータを構成し
その動作は次のようである。
【0047】入力端子INが“L”レベルのときPMO
Sトランジスタ51,NMOSトランジスタ52から成
るインバータの出力が“H”レベルになり、PNPトラ
ンジスタ54がオフし、NPNトランジスタ53がオン
する。この結果、NPNトランジスタ53を通して容量
負荷CL が充電され出力端子OUTのレベルが上昇す
る。NPNトランジスタ53は出力端子OUTのレベル
が(+V−VBEQ1)まで上昇するとカットオフになる。
一方、出力レベルが十分高くなるとPMOSトランジス
タ45がオフ、NMOSトランジスタ46がオンになる
ためにノードBの電位は“L”レベルになる。その結
果、PMOSトランジスタ47はオンしそのドレイン・
ソース間に実質的に電圧降下のない電気的接続が形成さ
れ、他方NMOSトランジスタ48はオフになる。従って、
PMOSトランジスタ47により負荷CL が充電され、
出力端子OUTは電源電圧+Vまで上昇する。
【0048】次に入力端子INが“H”レベルのとき、
PMOSトランジスタ51,NMOSトランジスタ52から
成るインバータの出力が“L”レベルになり、NPNト
ランジスタ53がオフし、PNPトランジスタ54がオ
ンする。この結果、負荷CLの電荷はPNPトランジス
タ54を通して放電され、出力端子OUTのレベルは下
降する。PNPトランジスタ54による放電は出力レベ
ルがVBFQ2に達するまで行われ、以後PNPトランジス
タ54はカットオフになる。一方、出力レベルが十分に
低くなると、PMOSトランジスタ45がオン、NMO
Sトランジスタ46がオフになる。その結果、PMOS
トランジスタ47がオフになり、NMOSトランジスタ48
がオンになりそのドレイン・ソース間に実質的に電圧降
下のない電気的接続が形成される。従って、負荷CL
残留電荷はNMOSトランジスタ48を通して放電さ
れ、出力レベルはGNDまで下降する。
【0049】本回路の論理シンボルは図16で示され
る。
【0050】図15は本発明の第6の実施例を示す回路
図であり、図12と同一部分は同一番号で示している。
図において、61はエンハンスメント型PMOSトラン
ジスタであり、ソースが端子49を介して電源+Vに、
ゲートが入力端子INに接続され、ドレインがNPNト
ランジスタ63のベースに接続される。62はエンハン
スメント型NMOSトランジスタであり、ドレインが出
力端子OUTにゲートが入力端子INに接続されソース
が共通電位点GNDに接続される。PMOSトランジス
タ61およびNMOSトランジスタ62は論理制御回路
を形成する。バイポーラトランジスタ63はスイッチを
形成する。PMOSトランジスタ47は別のスイッチを
形成する。なお、NMOSトランジスタ62は論理回路
および別のスイッチの共通構成要素となっている。NP
Nトランジスタ63のコレクタは電源+Vに、エミッタ
は出力端子OUTに接続される。
【0051】この回路も全体としてインバータとして構
成され、その動作は次の通りである。入力端子INが
“L”レベルのとき、NMOSトランジスタ62はオ
フ、PMOSトランジスタ61はオンになり、NPNトラン
ジスタ63もオンになる。この結果、NPNトランジス
タ63を通して容量負荷CL が充電され、出力端子OU
Tのレベルが上昇する。NPNトランジスタ63は出力
レベルが(+V−VBEQ1)まで上昇するとカットオフに
なる。一方、出力レベルが十分高くなるとPMOSトラ
ンジスタ45がオフ、NMOSトランジスタ46がオン
になるためにノードBは“L”レベルになる。その結
果、PMOSトランジスタ47はオンになりそのドレイ
ン・ソース間に実質的に電圧降下のない電気的接続が形
成される。従って、PMOSトランジスタ47により負
荷CL が充電され、出力端子OUTは電源電圧+Vまで
上昇する。
【0052】次に入力端子INが“H”レベルのとき、
PMOSトランジスタ61,NPNトランジスタ63が
オフになり、NMOSトランジスタ62がオンになりそ
のドレイン・ソース間に実質的に電圧降下のない電気的
接続が形成される。従って、負荷CL の電荷はNMOS
トランジスタ62を通して放電され、出力レベルはGN
Dまで低下する。このとき、PMOSトランジスタ45
はオン、NMOSトランジスタ46はオフのため、ノー
ドBは“H”レベルになる。従って、このとき、PMO
Sトランジスタ47もオフである。
【0053】本回路の論理シンボルは図16で表わされ
る。
【0054】上記実施例ではすべて1入力の場合を示し
たが多入力のNAND,NORあるいはそれらの組合わ
せも自在である。
【0055】図17は本発明の第7の実施例を示す回路
図であり、図12と同一部分は同一番号で示している。
図において、121,122はPMOSトランジスタで
あり、ソースが端子49を介して電源+Vに、ゲートが
入力端子IN1,IN2に、ドレインがNPNトランジ
スタ43のベースに接続される。123,124は直列
接続されたNMOSトランジスタであり、NMOSトラ
ンジスタ123のドレインは出力ノードOUTに、ゲー
トが入力端子IN1に接続され、NMOS124 のゲートはI
N2に、ソースはNPNトランジスタ44のベースに接
続される。PMOSトランジスタ121,122,NMOS
トランジスタ123,124は論理制御回路を構成す
る。NPNトランジスタのコレクタは電源+Vに、エミ
ッタは出力端子OUTに接続され、NPNトランジスタ
のコレクタは出力端子OUTに、エミッタはGNDに接
続される。
【0056】この回路は全体として2入力NAND回路
を構成し、動作は次のとおりである。入力端子IN1,
IN2の少なくとも一つが“L”レベルのとき、NMO
Sトランジスタ123,124の少なくとも一つがオフ
になり、NPNトランジスタ44もオフになる。
【0057】一方、PMOSトランジスタ121,12
2の少なくとも一つがオンになり、NPNトランジスタ
43もオンになる。この結果、NPNトランジスタ43
を通して容量負荷CL が充電され、出力端子OUTは高
レベルになる。次に、入力端子IN1,IN2の両方が
“H”レベルのとき、PMOSトランジスタ121,1
22は共にオフになりNPNトランジスタ43もオフに
なる。
【0058】一方、NMOSトランジスタ123,12
4は共にオンになり、NPNトランジスタ44もオンに
なる。この結果、負荷CL の電源はNPNトランジスタ
44を通して放電され、出力端子OUTは低レベルにな
る。
【0059】なお、PMOSトランジスタ45,47と
NMOSトランジスタ46,48の作用によって出力端
子OUTが電源+VあるいはGNDのレベルになる動作
の説明は図12と同じなので説明を省略する。
【0060】図18にこの回路の論理シンボルを示す。
【0061】図19は本発明の第8の実施例を示す回路
であり、図12と同一部分は同一番号で示している。図
において、131,132は直列接続されたPMOSト
ランジスタであり、PMOSトランジスタ131のソー
スは端子49を介して電源+Vに、ゲート入力IN1に
接続され、PMOSトランジスタ132のゲートは入力
IN2に、ドレインはNPNトランジスタ43のベース
に接続される。
【0062】133,134はNMOSトランジスタで
あり、夫々のドレインが出力端子に接続され、ソースが
NPNトランジスタ44のベースに接続され、NMOS
トランジスタ133のゲートは入力IN1に、NMOS
トランジスタ134のゲートは入力IN2に接続され
る。PMOSトランジスタ131,132,NMOSト
ランジスタ133,134は論理制御回路を構成する。
NPNトランジスタ47のコレクタは電源+Vに、エミ
ッタは出力OUTに接続され、NPNトランジスタ44
のコレクタは出力OUTに、エミッタはGNDに接続さ
れる。
【0063】この回路は全体として2入力NOR回路を
構成し、動作は次のとおりである。入力IN1,IN2
の両方が“L”レベルのとき、NMOSトランジスタ13
3,134が共にオフになり、NPNトランジスタ44も
オフになる。一方、PMOSトランジスタ131,132が
共にオンになり、NPNトランジスタ43もオンにな
る。その結果、NPNトランジスタ43を通して容量負
荷CL が充電され、出力OUTは“H”レベルになる。
【0064】次に入力IN1,IN2の少なくとも一つ
が“H”レベルのとき、PMOSトランジスタ131,
132の少なくとも一つがオフになり、NPNトランジ
スタ43もオフになる。
【0065】一方、NMOSトランジスタ133,13
4の少なくとも一つでオンになり、NPNトランジスタ
44もオンになる。その結果、NPNトランジスタ44
を通して容量負荷CL の電荷が放電され、出力OUTは
“L”レベルになる。
【0066】なお、PMOS45,47,NMOS4
6,48の作用によって出力OUTが電源+VとGND
のレベルになる動作の説明は図12の説明と同じなので
省略する。
【0067】図20にこの回路の論理シンボルを示す。
【0068】図21は本発明の第9の実施例を示す回路
であり、図12,図5と同一部分に同一番号で示す。
【0069】この回路のバイポーラNPNトランジスタ
43,44,PMOSトランジスタ45,47,NMO
Sトランジスタ46,48の部分は図12の回路と同一
であり、その他の部分も図5と同一である。
【0070】又、PMOSトランジスタ14,15,N
MOSトランジスタ16,17は論理制御回路を構成す
る。
【0071】この回路の論理機能も図5と同じトライス
テート論理回路であるが、PMOSトランジスタ45,
47,NMOSトランジスタ46,48の作用により出
力OUTにレベルシフトがない点が図14の従来回路と
異なっている。
【0072】図22にこの回路の論理シンボルを示す。
【0073】なお、本発明のMOS駆動バイポーラ出力
型レベルシフトした論理回路の構成上の特徴は図12,
図14,図17,図19,図21の実施例で明らかよう
にバイポーラトランジスタを駆動するMOS論理制御回
路の論理が変わってもPMOS45,47,NMOS46,48からなる
出力のレベルシフトを補償する部分の構成は変わらない
ことである。以上の説明から明らかなように本発明によ
れば出力信号から電源電位から接地電位または共通電位
まで実質的に完全にスイッチングさせることができる。
しかも、そのスイッチングは高速で行うことができる。
【0074】図23は本発明の第10の実施例を示す。
図において、160は信号パスである。164,165
は信号パス160から信号を受ける論理ゲート回路であ
る。161は図21に示したレベルシフトしストライス
テート論理回路であり、制御信号E1,E1により入力
1 を信号パス160に出力する。162,163は図
5に示したような出力にレベルシフトのあるトライステ
ート論理回路である。この実施例によれば、レベルシフ
トレストライステート論理回路1ケと複数のレベルシフ
トのあるトライステート回路で信号パス160を駆動す
ることにより、信号パス160にはレベルシフトのない
信号が得られる。
【0075】例えばレベルシフトのあるトライステート
論理回路162または163が信号パス160を駆動す
るとき、レベルシフトレストライステート論理回路16
1のレベルシフト補償部(図15のPMOS45,47,NMOS4
6,48)が作用して信号パス160にはレベルシフトの
ない信号が得られる。
【0076】したがって、本実施例によればトライステ
ート論理回路162,163はトライステート論理回路
161より素子数の少ない回路で構成することができる
ため、より少ない素子面積でレベルシフトのないパス信
号が得られるという効果が有る。レベルシフトのないパ
ス信号はパスの信号を受けとる論理回路のゲート駆動信
号を減衰させないためにまた、消費電力を増大させない
ためにも重要である。図24は本発明の第11の実施例
である。図において、171,172はレベルシフトの
ないMOS駆動バイポーラ出力論理回路であり、17
3,174,175はトライステート出力バッファ回
路、176,177,178は集積回路チップから外部
端子に出力を導出するためのパッドである。トライステ
ート出力バッファ173,174,175は論理回路1
71,172の出力信号により入力信号IN1,IN
2,INn をパッド176,177,178に出力する
か否かが制御される。
【0077】トライステート出力バッファの性能指標の
一つは駆動信号EN,ENが入力されてからOUT1,
OUT2,……OUTn に信号が伝達されるまでの遅延
時間であり、駆動回路171,172での遅延時間を短
くすることが重要である。トライステート出力バッファ
の典型的な適用例はマイクロプロセッサのデータパス出
力であり、8ビット,16ビットまたは32ビットが同
時にためされる。このため、駆動回路171,172は
同時に多数のトライステートバッファを駆動する必要が
あり、トライステートバッファの入力容量や長い配線の
ため大きい負荷を駆動することになる。したがってこの
ような大きな負荷を高速で駆動するためにバイポーラ出
力型の論理回路171,172は極めて有効である。
【0078】トライステート出力バッファの性能指標の
他の一つは出力が高インピーダンス状態のとき電源から
出力端子へのあるいは出力端子からGNDへのリーク電
流が小さいことである。リーク電流を小さくするには高
インピーダンスを指示する駆動信号EN,ENが付勢さ
れたとき、トライステート出力バッファ回路の電流から
出力端子へのパスと出力端子からGNDへのパスを完全
に遮断しなければならない。このためには駆動回路17
1,172はレベルシャフトのない論理回路であること
が不可欠である。
【0079】図25は本発明の第12の実施例を示す。
図において、180はMOS駆動バイポーラ出力型のレ
ベルシフトレス論理回路であり、その出力はNMOS181,1
82,183 のゲートに共通に接続され、これらをオン・オ
フ制御する。NMOS181,182,183 の夫々のドレインとソ
ースは種々の回路を構成するために必要な所定のノード
に接続される。本実施例では駆動回路180は多数のゲ
ートを高速に駆動するためにMOS駆動バイポーラ出力
型論理回路が好適であり、さらに、NMOSトランジス
タ181,182,183を完全にオフさせるために少
なくともその低レベル出力にレベルシフトのない事が重
要である。
【0080】図26は本発明の第13の実施例を示す。
図において、190はMOS駆動バイポーラ出力型のレ
ベルシフトレス論理回路であり、その出力はPMOSト
ランジスタ191,192,193のゲートに共通接続
され、これらをオン・オフ制御する。PMOSトランジ
スタ191,192,193の夫々のソースとドレイン
は種々の回路を構成するために必要な所定のノードに接
続される。本実施例では駆動回路190に多数のゲート
を高速に駆動するためにMOS駆動バイポーラ出力型論
理回路が好適であり、さらに、PMOSトランジスタ1
91,192,193を完全にオフさせるために少なく
ともその高レベル出力にレベルシフトのない事が重要で
ある。
【0081】図27は本発明の第14の実施例を示す。
図において、200はMOS駆動バイポーラ出力型のレ
ベルシフトレス論理回路であり、その出力にPMOSト
ランジスタ201,202,203,NMOSトランジ
スタ204,205,206のゲートに共通に接続さ
れ、これらをオン,オフ制御する。PMOSトランジス
タ201,202,203,NMOS204,205,
206のソースとドレインは種々の回路を構成するため
に必要な所定のノードに接続される。本実施例では駆動
回路200は多数のゲートを高速に駆動するためにMO
S駆動,バイポーラ出力型論理回路が好適であり、さら
にPMOSトランジスタ201,202,203を完全
にオフさせるためにその高レベル出力にレベルシフトの
ない事が重要であり、同様にNMOSトランジスタ20
4,205,206を完全にオフさせるためにその低レ
ベル出力にレベルシフトのない事が重要である。
【0082】図28は本発明の第15の実施例である。
図において、210,211にMOS駆動バイポーラ出力
型のレベルシフトレス論理回路であり、その出力は21
2,213で代表される1ビットのダイナミックラッチ
回路を複数個駆動する。ダイナミックラッチ212は1
ケのクロックドインバータ214と1ケのインバータ2
16で構成されており、このラッチをnビット、2段分
設ける事により、本実施例ではnビット2段のダイナミ
ックシフトレジスタが構成されている。
【0083】本実施例では駆動回路210,211は多
数のダイナミックラッチを高速に駆動するためにMOS
駆動バイポーラ出力型論理回路が好適であり、さらに、
図7のダイナミックラッチ回路の例で説明したようにそ
の高レベル出力,低レベル出力の両方にレベルシフトの
ない事が重要である。
【0084】図29は本発明の第16の実施例である。
この実施例も図21の実施例と同じくnビット,2段の
ダイナミックシフトレジスタを構成しており、図21の
クロックドインバータ214,215が図22ではNM
OSトランジスタ226,PMOSトランジスタ228
からなる相補スイッチとNMOSトランジスタ227,
PMOSトランジスタ229からなる相補スイッチの置
き変わっている点が異なっている。
【0085】本実施例でも駆動回路220,221は多
数のダイナミックラッチを高速に駆動するにMOS駆動
バイポーラ出力主論理回路が好適であり、さらに、その
高レベル出力,低レベル出力の両方にレベルシフトのな
い事が重要である。
【0086】図30は本発明の第17の実施例であるレ
ジスタファイルの構成図である。図において、230,
231はMOS駆動バイポーラ出力型のレベルシフトレ
ス論理回路、232,233はインバータ、236はイ
ンピーダンス素子によるフィードバック手段であり、2
32,235,236で1ビットのメモリを構成する。
234は書込み制御用のエンハンスメント型NMOSト
ランジスタであり、書込み信号WRが“H”レベルのと
きデータ線Bのデータをメモリに書込み、“L”レ
ベルのときはオフである。235は読出し制御用のエン
ハンスメント型NMOSトランジスタであり、読出し信
号RDが高レベルのときメモリの内容をデータ線B0
読出し、“L”レベルのときはオフである。
【0087】本実施例では駆動回路230,231は2
34,235で代表される多数のMOSゲートを高速に
駆動するためにMOS駆動バイポーラ出力型論理回路が
好適である。さらに、少なくともその低レベル出力に、
レベルシフトのないことが重要である。もし、レベルシ
フトがあるとNMOSトランジスタ234,235で代
表されている本来オフであるべき多数の書込み制御用と
読出し制御用のNMOSが弱オンの状態にとどまるためデー
タ線B0,B1,……Bn の電位を変化させデータ線セン
ス回路(図示されていない)を誤動作させる危険性が増
大する。
【0088】図31は本発明の第18の実施例であるス
タティックRAMの構成図である。図において、240
はMOS駆動バイポーラ出力型レベルシフトレス論理回
路でありリード線W0 を駆動する。241は正帰還型イ
ンバータからなるメモリとワード線W0 によりオン・オ
フ制御される書込み,読出し制御用のエンハンスメント
型NMOSトランジスタ247,248からなる1ビッ
トのメモリセルである。
【0089】また、242,243はデータ線BU,
をプリチャージするMOSトランジスタ、244,2
45は列選択用のMOSトランジスタ、246はセンス
回路である。
【0090】本実施例ではワード線駆動回路240は2
47,248で代表される多数のMOSゲートを高速に
駆動するためにMOS駆動バイポーラ出力型論理回路が
好適であり、さらに、NMOS247,246で代表さ
れる書込み,読出し制御用のNMOSを完全にオフする
ために少なくともその低レベル出力にレベルシフトのな
いことが重要である。
【0091】もし、レベルシフトがあると本来オフであ
るべき多数のNMOSが弱オンの状態にとどまり、ビッ
ト線B0,B0の電位を変化させセンス回路246を誤
動作させる危険性が増大する。
【0092】図32は本発明の第19の実施例であるダ
イナミックRAMの構成図である。図において、250
はMOS駆動バイポーラ出力型のレベルシフトレス論理
回路であり、ワード線W0 を駆動する。251はワード
線W0 の信号によってオン・オフ制御されるエンハンス
メント型MOSスイッチ、252は1ビットの情報を記
憶するキャパシタであり、251と252で1ビットの
ダイナミックメモリが構成される。254はセンス回路
であり、ダミーセル255の出力R0 とビット線B0
信号を差動的に検出する。
【0093】本実施例ではワード線駆動回路250は2
51で代表される多数のNMOSゲートを高速に駆動す
るためにMOS駆動バイポーラ出力型の論理回路が好適
であり、さらに、上記多数のNMOSを完全にオフにす
るために少なくともその低レベル出力にレベルシフトの
ないことが重要である。
【0094】もしレベルシフトがあると本来オフである
べき多数のNMOSが弱オンの状態にとどまり、ビット
線B0,B1,……Bn の電位を変化させセンス回路25
4を誤動作させる危険性が増大する。
【0095】図33は本発明の第20の実施例であるR
OMの構成図である。図において260はMOS駆動バ
イポーラ出力型のレベルシフト論理回路であり、ワード
線W0 を駆動する。261はワード線W0 によってオン
・オフ制御されるエンハンスメント型NMOSであり、
ゲートに高レベル信号が与えられたときこのMOSがビ
ット線B0に能動的に結合されるか否かで情報の
“1”,“0”を記憶する。262はビット線プリチャ
ージ用のMOS、263は列選択用のMOS、264はセ
ンス回路である。
【0096】本実施例ではワード線駆動回路260は2
61で代表される多数のNMOSゲートを高速に駆動す
るためにMOS駆動バイポーラ出力型の論理回路が好適
であり、さらに多数のNMOSを完全にオフにするため
に少なくともその低レベル出力にレベルシフトのない事
が重要である。
【0097】もし、レベルシフトがあると本来オフであ
るべき多数のNMOSが弱オンの状態にとどまり、ビッ
ト線B0,B1,……Bn の電位を変化させセンス回路2
64を誤動作させる危険性が増大する。
【0098】なお、以上の実施例で述べたMOS駆動バ
イポーラ出力型論理回路は高負荷を高速で駆動するとい
う目的から2μm以下の微細化MOSとそれに見合った
微細化高性能バイポーラトランジスタの組合せが必要で
あり、従来のCMOSプロセスによるラテラルNPNト
ランジスタやWELL構造をそのまま利用したバーケカ
ルNPNトランジスタなどの低性能バイポーラトランジ
スタではその目的が達成できない事に留意しなければな
らない。
【0099】すなわち、MOS駆動バイポーラ出力型論
理回路はMOSの駆動電流をバイポーラのカレントゲイ
ンにより増幅して、高負荷を大電流で充放電するもので
あるが、図34に示すように、低性能のバイポーラトラ
ンジスタ#1は周波数f1 でカレントゲインが1にな
り、もはやバイポーラトランジスタとしての増幅作用を
しなくなりバイポーラトランジスタによる負荷の高速充
放電は期待できなくなる。
【0100】図35は本発明のMOS駆動バイポーラ出
力型論理回路に適用されるデバイス断面構造を示す。
【0101】図において280はP基板であり、その上
にN+ 埋込み層281、P+ 埋込み層282が型成さ
れ、その上にNエピ(エピタキシャル)層283とPエ
ピ層284が形成される。
【0102】PNPトランジスタはP基板280をコレ
クタ,Nエピ層283をベース、P+ 拡散層288をエ
ミッタとして形成される。
【0103】NMOSトランジスタはPエピ層284を
基板としてN+ 拡散層286によりドレイン,ソースが
形成され、ポリシリコン289でゲートが形成される。
PMOSトランジスタはNエピ層283を基板としてP+ 拡
散層288によりドレイン,ソースが形成され、ポリシ
リコン289でゲートが形成される。
【0104】NPNトランジスタはNエピ層283をコ
レクタ、Pベース拡散層285をベース、Nエミッタ拡
散層287をエミッタとしたコレクタ分離型(inolate
)のたて型NPNである。このデバイス構造によりエ
ミッタ幅2μm以下の細加工でfT が数GHE以上の高
性能バイポーラトランジスタが得られる。
【0105】
【発明の効果】本発明によれば、出力信号のレベルシフ
トがなく、かつ、大きな容量性負荷の高速スイッチング
が可能な、MOSトランジスタバイポーラトランジスタ
からなる複合回路からなる半導体装置を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す回路図。
【図2】それぞれ従来の複合回路の一例を示す回路図。
【図3】それぞれ従来の複合回路の一例を示す回路図。
【図4】図2,図3,図9の回路のシンボルを示す図。
【図5】従来の複合回路の他の例を示す回路図。
【図6】図5の回路のシンボルを示す図。
【図7】クロックドインバータ回路の一例を示す回路
図。
【図8】図7の回路のシンボルを示す図。
【図9】従来の複合回路の一例を示す回路図。
【図10】本発明の第2の実施例を示す回路図。
【図11】本発明の第3の実施例を示す回路図。
【図12】本発明の第4の実施例を示す回路図。
【図13】図12の回路の入出力特性図。
【図14】本発明の第5の実施例を示す回路図。
【図15】本発明の第6の実施例を示す回路図。
【図16】図12,図14及び図15の回路のシンボル
を示す図。
【図17】本発明の第7の実施例を示す回路図。
【図18】図17の回路のシンボルを示す図。
【図19】本発明の第8の実施例を示す回路図。
【図20】図19の回路のシンボルを示す図。
【図21】本発明の第9の実施例を示す図。
【図22】図21の回路のシンボルを示す図。
【図23】第10の実施例の回路を示す図。
【図24】第11の実施例の回路を示す図。
【図25】第12の実施例の回路を示す図。
【図26】第13の実施例の回路を示す図。
【図27】第14の実施例の回路を示す図。
【図28】第15の実施例の回路を示す図。
【図29】第16の実施例の回路を示す図。
【図30】第17の実施例の回路を示す図。
【図31】第18の実施例の回路を示す図。
【図32】第19の実施例の回路を示す図。
【図33】第20の実施例の回路を示す図。
【図34】本発明を説明するに有用な図。
【図35】本発明による複合回路のデバイス構造断面図
である。
【符号の説明】
26,29…PMOSトランジスタ、27,33…NP
Nトランジスタ、28,34,39…インバータ、3
2,35,37,40…NMOSトランジスタ、38…
PNPトランジスタ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の電位を有する第1の電源端子部と、 第2の電位を有する第2の電源端子部と、 入力信号を入力する入力端子部と、 トライステート信号を入力するトライステート入力端子
    部と、 出力信号を出力する出力端子部と、 前記入力信号を前記トライステート信号に基づいて論理
    処理を行うトライステート回路部と、 前記トライステート回路部からの信号を反転する論理反
    転部と、 前記論理反転部からの信号に基づいて、前記第1の電源
    端子部と前記出力端子部との間の実質的に電圧降下のな
    い第1の電流路、または前記出力端子部と上記第2の電
    源端子部との間の実質的に電圧降下のない第2の電流路
    を形成する電流路形成回路部とを有することを特徴とす
    る半導体装置。
  2. 【請求項2】信号を伝送するバスと、 第1の電位を有する第1の電源端子部と、第2の電位を
    有する第2の電源端子部と、入力信号を入力する入力端
    子部と、トライステート信号を入力するトライステート
    入力端子部と、出力信号を前記バスに出力する出力端子
    部と、前記入力信号を前記トライステート信号に基づい
    て論理処理を行うトライステート回路部と、前記トライ
    ステート回路部からの信号を反転する論理反転部と、前
    記論理反転部からの信号に基づいて、前記第1の電源端
    子部と前記出力端子部との間の実質的に電圧降下のない
    第1の電流路、または前記出力端子部と上記第2の電源
    端子部との間の実質的に電圧降下のない第2の電流路を
    形成する電流路形成回路部とを含んで構成される少なく
    とも1つの第1のトライステート回路部と、 入力信号を入力する入力端子部と、トライステート信号
    を入力するトライステート入力端子部と、出力信号を前
    記バスに出力する出力端子部と、前記入力信号を前記ト
    ライステート信号に基づいて論理処理を行うトライステ
    ート回路部とを含んで構成される少なくとも1つの第2
    のトライステート回路部とを有することを特徴とする半
    導体装置。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項または第2項におい
    て、 前記第1の電流路及び第2の電流路は、それぞれMOS
    トランジスタを含むことを特徴とする半導体装置。
JP7342067A 1995-12-28 1995-12-28 半導体装置 Pending JPH08265134A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7342067A JPH08265134A (ja) 1995-12-28 1995-12-28 半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7342067A JPH08265134A (ja) 1995-12-28 1995-12-28 半導体装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61011926A Division JP2544343B2 (ja) 1985-02-07 1986-01-24 半導体集積回路装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08265134A true JPH08265134A (ja) 1996-10-11

Family

ID=18350907

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7342067A Pending JPH08265134A (ja) 1995-12-28 1995-12-28 半導体装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08265134A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5696530A (en) * 1980-12-15 1981-08-04 Hitachi Ltd Driving circuit of tri-state type
JPS59108426A (ja) * 1982-11-24 1984-06-22 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 結合用中間回路
JPS6054519A (ja) * 1983-09-05 1985-03-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 入出力回路

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5696530A (en) * 1980-12-15 1981-08-04 Hitachi Ltd Driving circuit of tri-state type
JPS59108426A (ja) * 1982-11-24 1984-06-22 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 結合用中間回路
JPS6054519A (ja) * 1983-09-05 1985-03-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 入出力回路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2544343B2 (ja) 半導体集積回路装置
US5422591A (en) Output driver circuit with body bias control for multiple power supply operation
JP2564787B2 (ja) ゲートアレー大規模集積回路装置及びその製造方法
JPS626369B2 (ja)
US20020149392A1 (en) Level adjustment circuit and data output circuit thereof
EP0260389B1 (en) Off-chip driver circuits
US20030042932A1 (en) Combined dynamic logic gate and level shifter and method employing same
JPS62132424A (ja) 論理ゲ−ト回路
JP3258229B2 (ja) レベル変換回路及び半導体集積回路
JP2806335B2 (ja) 論理回路及びこれを用いた半導体集積回路
US5831458A (en) Output circuit having BiNMOS inverters
JPH06216759A (ja) 半導体集積回路装置
JPH08265127A (ja) ゲート回路,及びディジタル集積回路
JP3055223B2 (ja) バッファ回路
JPH08265134A (ja) 半導体装置
JP3190191B2 (ja) 出力バッファ回路
JP3402947B2 (ja) アドレスデコーダ
JPS60136095A (ja) 半導体メモリ
JP2590681B2 (ja) 半導体論理回路装置
JPS626370B2 (ja)
JP2836557B2 (ja) 駆動能力コントロール機能を備えた出力バッファ
JP3086977B2 (ja) 半導体集積回路装置
JP3470785B2 (ja) データ入出力回路
JPH04196920A (ja) 半導体回路
JP2565297B2 (ja) 3ステート・スルーレート出力回路