JPH08262991A - 携帯型情報処理装置 - Google Patents

携帯型情報処理装置

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JPH08262991A
JPH08262991A JP7043851A JP4385195A JPH08262991A JP H08262991 A JPH08262991 A JP H08262991A JP 7043851 A JP7043851 A JP 7043851A JP 4385195 A JP4385195 A JP 4385195A JP H08262991 A JPH08262991 A JP H08262991A
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ohp
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聡伸 中村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オーバー・ヘッド・プロジェクタ(OHP)
に適用可能な携帯型情報処理装置を提供する。 【構成】 キーボードを上面部に有する本体と、液晶表
示パネルを内側に有する蓋体とが、本体の後縁部にて回
転可能にヒンジ結合して形成された携帯型情報処理装置
であって、前記蓋体は、(1) 液晶表示パネルと、液晶表
示パネルを駆動するための駆動回路と、バックライト
と、液晶表示パネルと駆動回路とバックライトとを支持
するとともに前記本体の後縁部にてヒンジ結合している
枠部材とを含む蓋体表面部と、(2) 前記バックライトが
発する光を拡散するための光拡散板と、光拡散板を所定
位置にて支持し且つ前記蓋体表面部の裏面を覆う被覆部
材と、を含む蓋体裏面部とからなり、前記蓋体裏面部は
前記蓋体表面部に着脱可能であることを特徴とする携帯
型情報処理装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キーボードを上面部に
有する本体と液晶表示パネルを内側に備えた蓋体とが本
体の後縁部にて回転可能にヒンジ結合して形成された携
帯型情報処理装置に係り、特に、液晶表示パネルをフォ
イルに代用することによってオーバー・ヘッド・プロジ
ェクタ(OHP機器)に適用可能な携帯型情報処理装置
に関する。更に詳しくは、本発明は、本体と蓋体とを一
体にしたままOHP機器に適用可能な携帯型情報処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】昨今の技術革新に伴い、携帯性を考慮し
て小型且つ軽量に設計・製作されたパーソナル・コンピ
ュータ(ポータブル・コンピュータ、又はノートブック
・コンピュータともいう)が広範に普及してきた。
【0003】図1には、代表的なノートブック・コンピ
ュータ1の形態を例示してある。これは、日本アイ・ビ
ー・エム(株)が市販するコンピュータThinkPa
d755CE/755CSE/755CDと略同一であ
る。同図において、ノートブック・コンピュータ1は、
薄形の本体10と、本体10に対して開閉自在に接合さ
れた蓋体50とを備えた、いわゆる「蓋付き構造体」で
ある。
【0004】本体10は、浅底のケース11と、入力装
置としてのキーボード12を備えている。ケース11の
中には、CPU,RAM,ROM,システム・バス等か
らなるシステム・ボードや、HDD,CD−ROM等の
外部記憶装置類、バッテリ・パック等が内蔵されている
(図示しない)。キーボード12は、ケース11の上面
部を形成し、その内部を隠蔽する役割も果たしている。
【0005】一方、蓋体50は、浅底の後部カバー51
と、表示装置としての液晶表示パネル52と、液晶表示
パネル52を支持する前部ベゼル53とを備えている。
前部ベゼル53の下端部には、略円筒形状をなす一対の
舌片54a,54bが一体的に形成されている。該舌片
54a,54bが本体10の対応部分にヒンジ結合され
ることによって、蓋体50は本体10に対して回転可能
に軸支されている。液晶表示パネル52は、液晶素子を
多数配列して構成される薄形の表示装置である。液晶表
示パネル52自体は発光しないので、表示内容を照らし
出すためのバックライト(図示しない)と、バックライ
トの照射光を拡散して画面上の光強度を均質にするため
光拡散板(図示しない)とが、液晶表示パネル52の裏
面に配設してある。また、液晶表示パネル52を駆動す
るためのX軸、Y軸の各駆動回路も、前部ベゼル53と
後部カバー51とで隠蔽された蓋体50の内部に含まれ
ている(図示しない)。
【0006】ノートブック・コンピュータは、持ち運び
が便利で種々の場所でも使用できることと、ユーザのニ
ーズが多様化してきたことに伴って、その使用態様も各
種様々になってきた。プレゼンテーションの補助手段と
しての利用は、その最たる例である。これは、液晶表示
パネルの裏面側の部材(後部カバーや光拡散板など)を
取り外して透過可能とし、フォイルの代わりにオーバー
・ヘッド・プロジェクタ(OHP機器)の光源部に搭載
することによって、表示画面を直接スクリーン上に拡大
投影させる、というものである。OHP機器への適用の
利点を、以下に列挙しておく。利点1 :コンピュータによって駆動される表示画面を利
用するので、フォイルを用意する必要がなくなる。ま
た、コンピュータ上で表示内容を作成及び編集できるの
で、必要に応じて、プレゼンテーションの進行中に同時
的に表示内容を更新(加筆・削除・修正)することも可
能である。また、表示内容は予め通常コンピュータ内の
メモリやHDD,FDD等の外部記憶装置に保管してあ
るので、表示画面数が多くなっても、プレゼンテーショ
ン資料が増えることにはならないので、持ち運びが楽で
ある。利点2 :キー入力(例えばカーソル・キー)によって液
晶パネル上の表示内容をスクロールし又は改頁できるの
で、OHPスクリーン上の表示内容を取り換える作業が
容易になる。また、コンピュータ上で表示内容を管理で
きるので、保存・運搬・整理が容易であり、バラバラで
持ち運んでいるフォイルを取り扱うときのように、表示
する順序が混乱することもない。利点3 :最近のコンピュータの中には、アナログ入力さ
れた映像信号を処理可能なビデオ・キャプチャ・コント
ローラや、CD−ROMドライブなどを備えることによ
って、動画像を表示可能なものもある。したがって、液
晶パネル上に動画像を表示することによって、そのまま
OHPスクリーン上にも動画を提供することも可能であ
る。
【0007】ノートブック・コンピュータのこのような
使用態様は、プレゼンタ(発表者)にとっては、以下の
効用を与える。すなわち、コンピュータの先進的なグラ
フィック機能を駆使してプレゼンテーション資料を直接
作成することができる(直接という言葉には、作成デー
タのプリント・アウトやフォイルへのコピーなどの地道
な作業を含まないという意味が込められている!)。ま
た、キー入力によるワン・タッチ操作でOHPスクリー
ンの内容を切り換えられるので、円滑にプレゼンテーシ
ョンを進行させることができる。また、フォイルを交換
する手作業によって気が散らされることはないので、発
表することに意識を集中させることができる。また、動
画像を映し出すことによって聴衆の注意をOHPスクリ
ーンに向けることができる。また、今まで長時間を要し
ていたフォイル作成の手間を省けるというだけでも、プ
レゼンタにとっては非常に有難い。
【0008】一方、聴衆にとっては、以下のような効用
がある。すなわち、投影像の切り換えが瞬時に且つスム
ースに行われるので、集中力が途切れずに済む。また、
OHPスクリーンに時折表示される動画像は、発表内容
の理解を容易にするだけでなく、魅力的でさえある。
【0009】したがって、ノートブック・コンピュータ
をOHP機器に適用することによって、企業その他各団
体におけるミーティング,学会その他のシンポジウム,
大学その他各種学校における講義などで行われていた旧
来のプレゼンテーションの様式や流儀を刷新できる、と
いっても過言ではなかろう。
【0010】ところで、ノートブック・コンピュータを
OHP機器に適用するためには、解決すべき幾つかの問
題点が未だ残されている。
【0011】問題点1:問題点の1つは、液晶表示パネ
ルのOHP光源部への据付けすなわち設置性の問題であ
る。実開昭64−121号公報には、本体後縁部のヒン
ジ部分にて蓋体を取り外して、液晶表示パネルを含む蓋
体だけをOHP光源部に載せられるようにしたものが開
示されている。また、特開平03−1184号公報に
は、蓋体の枠を残して液晶表示パネルのみを取り外して
OHP光源部に載せられるようにしたものが開示されて
いる。また、特開平03−282441号公報には、液
晶表示パネルを本体から取り外すのではなく、増設した
液晶表示パネルをOHP光源部に載せるようにしたもの
が開示されている。実開昭64−121号公報、特開平
03−1184号公報、特開平03−282441号公
報のように、平坦な形状をした液晶表示パネルだけをO
HP光源部に搭載するのであれば、その重心は比較的安
定しており、落下の心配はないので、設置性の問題は無
視できる。しかしながら、これら公報のように液晶表示
パネルがコンピュータ本体から分離した構造の場合、比
較的高速に動作するRGB信号を含むケーブルを本体側
から液晶表示パネルまで延長しなければならないので、
電磁ノイズの影響を回避できない。また、実開昭64−
121号公報の場合、ヒンジ部は、単に本体と蓋体とを
軸支するだけでなく、着脱自在にしたり、ケーブルを通
したりするための機構もサポートしなければならず、実
際には複雑な構造になると予想される。また、特開平0
3−1184号公報の場合、液晶表示パネルを取り外し
たときのケーブルとコネクタとの接続は、図解されてい
るほど容易ではないと思われる。また、特開平03−2
82441号公報の場合、液晶表示パネルを増設する分
だけ、ユーザにとってコスト負担が増すことにもなる。
要するに、液晶表示パネルのみをOHP光源部に載せる
方式は、各公報で図解された図面から予想される程、実
現化は容易ではないのである。一方、独国1992年特
許公開4019755号公報のFIG.4には、本体と
液晶表示パネルとを分離させず、蓋体を略水平に開いて
一緒にOHP光源部に載せているものが開示されてい
る。この場合、液晶表示パネルの取り外しやRGB信号
線の延長などの問題からは解放される。しかしながら、
現在市販されている多くのOHP機器は、液晶表示パネ
ルだけでなくキーボード(本体)部分まで載せられるよ
うな大きなフットプリントを持っていない。すなわち、
FIG.4を実現するには、ノートブック・コンピュー
タだけでなく、特注のOHP機器を用意する必要があ
り、汎用性に欠けると思われる。また、特開平04−1
6824号公報にも、コンピュータの本体ごとOHP光
源部に搭載するものが開示されている。より具体的に
は、蓋体(液晶表示パネル)を本体に対して垂直に開く
とともに、本体と一体的に形成された凹部をOHP光源
部の一端と嵌合させて据え付ける、というものである。
しかしながら、この公報のOHP機器も、コンピュータ
と組合せて用いるものであり、言わば特注品である。ま
た、鉛直に立てられた本体(キーボード)は、聴衆の視
野を遮り、OHPスクリーンを見にくくしかねない。独
国1992年特許公開4019755号公報や特開平0
4−16824号公報のように、自社専用の光学機器を
開発することは、コンピュータの製造業者にとっては現
実的ではない。市場に既に存在するOHP機器の上に設
置できることが好ましいと言えよう。
【0012】問題点2:また、他の問題点は、OHP光
源部に対する液晶表示パネルの高さ方向の位置決めの問
題である。OHP機器に適用するためには、液晶表示パ
ネルをOHP光源部のガラスに対して平行になるように
設置する。ノートブック・コンピュータに用いられる液
晶表示パネルの寸法は対角線にして精々10.4インチ
程度であり、これに対して、一般的なOHP光源部のガ
ラスの寸法は11インチ×11インチと一回り以上広
い。したがって、液晶表示部をOHP光源部から多少浮
かせて、より多く集光できるようにした方が、スクリー
ン上の投影像が明るくなってよい。この点、前述の独国
特許公開4019755号公報のように本体と蓋体とを
略水平に開いて置く場合、本体の厚み分だけ液晶表示パ
ネルはOHP光源部から離れるのでよい。しかしなが
ら、コンピュータ本体が厚い機種の場合には、液晶表示
パネルが高くなり過ぎてOHP光源部の焦点レンジから
外れてしまい、スクリーン投影像がぼやけてしまうこと
になる(例えば日本アイ・ビー・エム(株)が市販する
ThinkPad755CDは、CD−ROMドライブ
を内蔵している分だけ本体は厚く(3.7mm程度)で
きており、焦点レンジを外れる)。OHP光源部に体す
る液晶表示パネルの高さは、集光と焦点レンジとのバラ
ンスによって定まる訳である。既存する多くのOHP機
器では、液晶表示パネルを2cm〜3.5cm程度の高
さにするのが適当であることが、経験的に判っている。
【0013】問題点3:また、液晶表示パネルを分離す
ることなく本体ごとOHP光源部に搭載する場合には、
本体の対輻射熱性の問題と、キー入力の問題がある。液
晶表示パネルを取り外すことなく本体ごとOHP光源部
に搭載すると、光源からの輻射熱を直接浴びることにな
る。OHP機器が600W程度の比較的低いパワーであ
れば、自然放熱に任せておいても心配はないと思われ
る。しかしながら、1000W程度の高パワー且つ高輝
度のOHP機器に載せた場合、コンピュータ本体は通常
の使用態様よりもはるかに高温になることが予想され
る。この結果、本体に内設されるシステム・ボード上の
回路(特に発熱しやすいCPU)が暴走しかねない。特
開平04−16824号公報のように、本体をOHP光
源部に対して垂直に立てて据え付ける場合には、輻射熱
の問題は回避できよう。しかしながら、プレゼンテーシ
ョン中に、垂直に立てられたキーボードに対してプレゼ
ンタがキー入力を行うのはかなり難しい。また、前述し
たように、本体が聴衆の視野を遮ってしまう。実開昭6
4−121号公報、特開平03−1184号公報、特開
平03−282441号公報のように、液晶表示パネル
だけをOHP光源部に搭載するのであれば、本体側は自
由な場所に設置できるので、輻射熱を受けることはな
く、また、キー入力の問題はない。しかしながら、この
方式が実現困難であることは前述した通りである。その
他、冷却ファンをノートブック・コンピュータに付設す
る、ということも考えられる。しかしながら、装置・部
品の付加は、コンピュータのサイズを大きくし、またコ
スト・メリットも低い。
【0014】問題点4:また、蓋体の裏面の部材を取り
外すと、バックライトなどの活電部分が露出して、ユー
ザが不如意に触れるなどの危険が発生する。また、液晶
表示パネルをOHP機器に適用する場合、バックライト
の点灯は不要となり、むしろ無駄な電力消費でさえあ
る。しかしながら、上記各公報では、この点について何
ら示唆されていない。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、キー
ボードを上面部に有する本体と液晶表示パネルを内側に
備えた蓋体とが本体の後縁部にて回転可能にヒンジ結合
して形成された携帯型情報処理装置であって、液晶表示
パネルをフォイルに代用することによってオーバー・ヘ
ッド・プロジェクタ(OHP機器)に適用可能な優れた
携帯型情報処理装置を提供することにある。
【0016】本発明の更なる目的は、本体と蓋体とを一
体にしたままOHP機器に適用可能な携帯型情報処理装
置を提供することにある。
【0017】本発明の更なる目的は、装置や部品の点数
を増加することなく、OHP機器に適用可能な携帯型情
報処理装置を提供することにある。
【0018】本発明の更なる目的は、本体と蓋体とを一
体にしたままOHP機器に適用可能で、且つ操作性(U
serbility)、耐久性(Durabilit
y)、安全性(Safety)に優れた携帯型情報処理
装置を提供することにある。
【0019】本発明の更なる目的は、市場に既に存在し
ているOHP機器に適用可能で、且つ設置性及び対輻射
熱性に優れた携帯型情報処理装置を提供することにあ
る。
【0020】本発明の更なる目的は、市場に既に存在し
ているOHP機器に適用可能で、且つOHP光源部に設
置した状態でもキー入力可能な携帯型情報処理装置を提
供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、上記
課題を参酌してなされたものであり、キーボードを上面
部に有する本体と、液晶表示パネルを内側に有する蓋体
とが、本体の後縁部にて回転可能にヒンジ結合して形成
された携帯型情報処理装置であって、前記蓋体は、(1)
液晶表示パネルと、液晶表示パネルを駆動するための駆
動回路と、バックライトと、液晶表示パネルと駆動回路
とバックライトとを支持するとともに前記本体の後縁部
にてヒンジ結合している枠部材とを含む蓋体表面部と、
(2) 前記バックライトが発する光を拡散するための光拡
散板と、光拡散板を所定位置にて支持し且つ前記蓋体表
面部の裏面を覆う被覆部材と、を含む蓋体裏面部とから
なり、前記蓋体裏面部は前記蓋体表面部に着脱可能であ
ることを特徴とする携帯型情報処理装置である。
【0022】しかして、本発明に係る携帯型情報処理装
置は、蓋体を本体に対して開くとともに、蓋体裏面部を
取り外すことによって、本体と蓋体とを一体にしたまま
の形態でOHP機器に適用することができる。すなわ
ち、OHP機器に適用するために、付加的な装置や部品
を必要としないのである。部品点数が増えないというこ
とは、携帯にも便利であるということにもつながる。ま
た、液晶表示パネルは本体と一体でOHP機器に適用さ
れるので、両者のヒンジ結合部分の構造は比較的簡単な
設計で済み、RGB信号線などの高速にシグナルをケー
ブルで延長する必要もない。なお、ユーザはワン・タッ
チで蓋体裏面部を取り外すことができ、操作性(Use
rbility)に優れている、ということは後述の
[実施例]の項で明らかになるであろう。
【0023】また、前記被覆部材は、前記蓋体表面部に
取付けるための接合手段を有している。該接合手段を、
蓋体の内側(すなわち液晶表示パネルを含む面)にのみ
表出するように形成しておけば、前記蓋体が前記本体に
対して閉じると該接合手段も隠蔽して、前記蓋体表面部
からの取り外しを禁止することができる。したがって、
ノートブック・コンピュータを持ち運ぶ際における、蓋
体裏面部の落下事故を未然に防止することができ、安全
性(Safety)を確保できる。
【0024】また、前記蓋体裏面部は、実質的には、被
覆部材や光拡散板などの樹脂材質で作られており、電気
部品を含んでいない。したがって、取り外して机の傍ら
に置いた蓋体裏面部をついうっかり机から落としても、
破損する危険はかなり少なく、耐久性(Durabil
ity)を確保できる。万一破損しても、修繕や弁償に
かかる費用は比較的少なくて済む。
【0025】また、前記蓋体表面部は、前記蓋体裏面部
の着脱を検出してバックライトの駆動電流を自動的に供
給・遮断するスイッチを有しており、ユーザはバックラ
イトの点灯・消滅を意識する必要はないので、操作性
(Userbility)が向上する。蓋体裏面部を取
り外すとバックライトは外部に露出することになるが、
自動的に消滅するので、操作上の安全性(Safet
y)を確保することにもなる。また、これらに併せて、
節電の効果もある。
【0026】本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、
後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳
細な説明によって明らかになるであろう。
【0027】
【実施例】本発明の実施例を、便宜上以下のように項分
けして、説明する。 A.ノートブック・コンピュータの外観構成 B.蓋体の構造 C.本体の構造 D.ノートブック・コンピュータを用いたプレゼンテー
ション E.追補
【0028】A.ノートブック・コンピュータの外観構
まず、本項では、本実施例に供されるノートブック・コ
ンピュータ1の外観構成について説明する。
【0029】図2は、ノートブック・コンピュータ1の
外観を斜視した図(組立て図)である。図2は[従来の
技術]の項で参照した図1とは、一部の詳細な箇所(後
述)を除いては、略同一である。このことは、本発明を
実現するノートブック・コンピュータ1は、殆どの構成
部品を、従来のノートブック・コンピュータと共通にで
きる、ということを意味する。部品の共通化は製造者に
とって開発・製造上のコスト・メリットがある、という
ことを当業者であれば理解できるであろう。
【0030】本体10は、浅底のケース11と、入力装
置としてのキーボード12を備えている。ケース11の
中には、CPU,RAM,ROM,システム・バス等か
らなるシステム・ボードや、HDD,CD−ROM等の
外部記憶装置類、バッテリ・パック等が内蔵されている
(図示しない)。キーボード12は、ケース11の上面
部を形成し、その内部を隠蔽する役割も果たしている。
【0031】一方、蓋体50は、浅底の後部カバー51
と、表示装置としての液晶表示パネル52と、液晶表示
パネル52を支持する前部ベゼル53とを備えている。
前部ベゼル53の下端部には、略円筒形状をなす一対の
舌片54a,bが一体的に形成されている。該舌片54
a,bが本体10の対応部分にヒンジ結合されることに
よって、本体10に対して回転可能に軸支されている。
【0032】液晶表示パネル52は、液晶素子を多数配
列して構成される薄形の表示装置である。本実施例で
は、透過型で、コントラストや色調の面で優れているT
FT(Thin Film Transistor)型
の液晶表示パネルが用いられている。液晶表示パネル5
2自体は発光しないので、表示内容を照らし出すための
バックライト(後述)と、バックライトの照射光を拡散
して画面上の光強度を均質にするため光拡散板(後述)
とが、液晶表示パネル52の裏面に配設してある。ま
た、液晶表示パネル52を駆動するためのX軸、Y軸の
各駆動回路も、前部ベゼル53と後部カバー51とで被
覆された蓋体50の内部に含まれている(図示しな
い)。なお、前部ベゼル53の右下方には、液晶表示パ
ネル52の輝度/コントラストを調整するためのスライ
ド・ノブ56が設けられている。
【0033】蓋体50及び本体10の詳細については、
B,C各項に譲る。
【0034】B.蓋体の構造 次に、本項では、ノートブック・コンピュータ1の蓋体
50側の構造について詳解する。
【0035】図3には、後部カバー51を前部ベゼル5
3から取り外すためのユーザの手操作の様子を示してい
る。
【0036】図3(a)に示すように、ユーザは、後部カ
バー51の左右各側縁部に設けられたラッチ57a,5
7bに、両手の親指をかけて、最初は外方向に拡張させ
る力を加えてラッチ57a,57bを解除し、次いで、
後ろ方向に力を加えて前部ベゼル53から分離する。後
部カバー51は、光拡散板55と一体になっており、後
部カバー51を取り外すと裏面を覆うものはなくなるの
で、図3(b)に示すように、液晶表示パネル52は透過
可能になる。
【0037】図4には、取り外した蓋体50の後部カバ
ー51を斜視した図を示している。
【0038】後部カバー51は浅底で上面の開いた箱形
状をなしている。後部カバー51の左右各側壁の上端部
には、ラッチ57a,57bが一体的に形成されてい
る。ラッチ57aと57bとは、左右対称に形成されて
いる。また、後部カバー51の底面には、光拡散板55
が、ブラケット58a,bによって取付けられている。
光拡散板55は、バックライト59の照射光を液晶表示
パネル52一面に均質に拡散するための部材であり、照
射光を導光するためのアクリル板と、表面に微細なスリ
ットを有して光を各方向に拡散するための複数のシート
とが、積層されて形成されている。また、後部カバー5
1の底面の右下方には、突起部60が凸設されている。
突起部60は、後部カバー51の着脱を検出するために
設けられたものであるが、該検出のための詳細なメカニ
ズム及び作用については後に詳解する。
【0039】図5には、後部カバー51の分解図を示し
ている。
【0040】ブラケット58aは、両端部に取付け用タ
ブ58a−1,58a−2を有し、ブラケット58b
は、両端部に取付け用タブ58b−1,58b−2を有
している。また、光拡散板55の側縁には、取付け用タ
ブ55−1,55−2,55−3,55−4が固着され
ている。また、後部カバー51の底面には、4つのねじ
穴51−1,51−2,51−3,51−4が突設され
ている。各取付け用タブ58−a…,55−1…の穴の
位置は、後部カバー51の底面上の各ねじ穴51−1…
に対応している。光拡散板55は、ブラケット58a,
58bによって、各層が位置合わせされた状態で、後部
カバー51の底面に螺着されるようになっている。
【0041】なお、図4及び図5で示したように、後部
カバー51は、光拡散板55と、光拡散板55を取付け
るための部材を含むだけで、バックライトや駆動回路な
どの電気部品を持っていない。換言すれば、取り外され
る後部カバー51部分は、比較的柔軟な材質でできた安
価な部品だけで構成されている。したがって、後部カバ
ー51を取り外した際にこれを不如意に落下させても破
損する心配は少なく、耐久性(Durability)
を確保できる訳である。また、万一破損しても、電気部
品を交換する必要はないので修繕や弁償は安価で済む。
さらに、後部カバー51を取り外しても液晶表示パネル
52駆動用などの信号線を延長させる必要は全くないの
で、設計や取扱いが容易である。
【0042】図6には、後部カバー51を取り外した蓋
体50の前部ベゼル53を後方から斜視した図を示して
いる。
【0043】前部ベゼル53と裏部材61は、一体的
(すなわち分離不可能)に組み立てられている。また、
両者53,61の略中央部には対角線10.4インチの
長方形状の開口部を有し、両者53,61の間に挟持さ
れた液晶表示パネル61の表示部分が露出するようにな
っている。また、両者の下端部には、本体10とヒンジ
結合するための一対の円筒状下片54a,54bが形成
されている。
【0044】裏部材61の略左下方には、後部カバー5
1を装着した際に、突起部60を受け入れるための穴部
62が設けられている。穴部62の内部には、突起部6
0の挿入に応じて後部カバー51の装着を検出するため
の装着検出機構70が埋設されている(後述)。
【0045】裏部材61の左右各側面部には、それぞれ
一対のリブ63a,'63a及び63b,63b'が設け
られている。リブ63a,63a'…は、後部カバー5
1を前部ベゼル53に対して着脱する際に、ラッチ57
aの移動方向を規制する役割を果たし、同様に、利部6
3b,63b'はラッチ57bの移動を規制する役割を
果たすようになっている。各一対のリブ63a,63
a'及び63b,63b'で仕切られた各案内面64a,
64bには、若干のテーパが形成されている。また、前
部ベゼル53の左右各々の側縁には、ラッチ57a,5
7bと係合するための切欠き部57a,57b'がそれ
ぞれ設けられている。また、裏部材61の外周寸法は、
後部カバー51の内周寸法と略同一に形成されている。
したがって、ラッチ57a,57bをリブ63a,63
bに適合させるようにして後部カバー51を後方から押
し込むようにすれば、ラッチ57a,57bは、案内面
64a,64bの上を滑動しながらリブ63a,63b
によって導かれ、且つ最終的に切欠き部57a',57
b'に係合するので、ユーザにとって後部カバー51の
装着作業は容易である。また、図3(a)に示すように、
各ラッチ57a,57bを外方向に拡張する力を加えて
切欠き部57a',57b'から解除すると、ラッチ57
a,57bは、内側方向への復元力によって、案内面6
4a,64bの上をテーパ方向(すなわち取り外し方
向)に滑動する。したがって、ユーザは、ワン・タッチ
で後部カバー51を取り外すことができ、操作性(Us
erbility)を確保できる訳である。
【0046】図7には、図6のA−A断面図を示してい
る。より具体的には、図7(a)は突起部60が穴部62
に挿入していない(すなわち後部カバー51が取り外さ
れた)状態を、また、図7(b)は突起部60が穴部62
に挿入した(すなわち後部カバー51が装着された)状
態を示している。線A−Aは穴部62を横切っている。
以下の図7を引用した説明によって、装着検出機構70
の様子を明確に把握できるであろう。
【0047】穴部62の中にはアクチュエータ71が埋
設されている。アクチュエータ71は、略中央に凸部
を、周辺に偏平部を、それぞれ備えている。凸部は、図
中下方から弾性体75によって矢印P方向に常に付勢さ
れている。また、偏平部は、スイッチ72の先端部と当
接している。前部ベゼル53と裏部材61とで仕切られ
た内部空間には、インバータ回路基板73が含まれてい
る。インバータ回路基板73は、液晶表示パネル52の
輝度/コントラストを制御するための回路(図示しな
い)が実装された印刷基板であり、その他、バックライ
ト59への給電を制御するためのスイッチ72や、輝度
/コントラストの設定値を調整するためのボリューム・
スイッチ74も実装されている。スイッチ72は、内設
された弾性体76によって矢印Q方向に常に付勢されお
り、Q方向に突出するとオン状態になってバックライト
59に給電し、その逆方向に圧入されて引っ込められる
とオフ状態になってバックライト59への給電を停止す
るようになっている。また、ボリューム・スイッチ74
は、前面ベゼル53の表面に設けられたスライド・ノブ
56と連動するようになっている。なお、弾性体75の
復元力Pは、弾性体76の復元力Qよりも比較的強く設
定されている。
【0048】後部カバー51が取り外され、突起部60
が穴部62に挿入していない場合、図7(a)に示すよう
に、アクチュエータ71の凸部の上方は解放されてい
る。この結果、アクチュエータ71は弾性体75によっ
て矢印P方向に付勢され、且つ、偏平部は弾性体76の
復元力Qに抗してスイッチ72をオフ状態になる。要す
るに、OHP機器に適用するために後部カバー51を取
り外すと、バックライト59は自動的に消灯することに
なるのである。
【0049】一方、後部カバー51を装着すると、図7
(b)に示すように、突起部60が穴部62に挿入してア
クチュエータ71を矢印Pと逆方向に押圧する。これに
伴って、スイッチ72は、アクチュエータ71の偏平部
から解放され、弾性体76によって矢印Q方向に付勢さ
れてオン状態になる。要するに、通常のノートブック・
コンピュータとして使用するために後部カバー51を装
着すると、バックライト59は自動的に点灯することに
なるのである。
【0050】このようなバックライトの自動消灯灯・自
動点灯の機能は、外部に露出したバックライト59を不
用意に触る危険を排除するので、ユーザにとっては操作
上の安全性(Safety)を確保できる。また、ユー
ザは後部カバー51の着脱に伴うバックライト59の点
灯消滅の作業を意識する必要がないので、操作性(Us
erbility)が向上する。さらに、バックライト
59を無駄に点灯しないので、節電効果もある。
【0051】図8及び図9には、後部カバー51右側縁
のラッチ57bを前部ベゼル53の切欠き部57b'か
ら解除している様子を、蓋体50の前方及び後方の各々
から眺望した図を示している。
【0052】前述したように、裏部材61の左側面部に
は、一対の63b,63b'が設けられている。リブ6
3b,63b'は、後部カバー51を前部ベゼル53に
対して着脱する際に、ラッチ57bの移動方向を規制す
る役割を果たすようになっている。また、リブ63b,
63b'で仕切られた案内面64bには、ラッチ57b
の移動を円滑にすべく、若干のテーパが形成されてい
る。また、前部ベゼル53の左側端部には、ラッチ57
bと係合するための切欠き部57b'が設けられてい
る。また、ラッチ57bの表面部には、ユーザの指の掛
りを向上するために、複数の溝が形成されている。これ
らラッチ57b、切欠き部57b'、リブ63b,63
b'及び案内面64bは、ラッチ57a,切欠き部57
a'、リブ63a,63a'及び案内面64aとは左右対
称的に形成されていると把握されたい。
【0053】ラッチ57bがリブ63b,63b'に沿
うようにして後部カバー51を後方から押し込むように
すれば、ラッチ57bは、案内面64bの上を滑動しな
がらリブ63bに導かれ、最終的に切欠き部57b'に
係合するようになっている。また、図3(a)に示すよう
に、ラッチ57bを外側方向に拡張する力を加えて切欠
き部57b'から解除すると、ラッチ57a,57b
は、内側に向かう復元力によって、案内面64bの上を
テーパ方向(すなわち取り外し方向)に滑るようになっ
ている。したがって、ユーザはワン・タッチで後部カバ
ー51を取り外すことができ、操作性(Userbil
ity)を確保できる。
【0054】図8及び図9では、ラッチ57bや切欠き
部57b'など、後部カバー51を着脱するための主要
部分が、図4及び図6よりも大きく描かれているので、
各部の構成及び作用をより明確に理解できるであろう。
【0055】図10には、図6のB−B断面図を示して
いる。より具体的には、図10(a)は後部カバー51を
装着した状態のB−B断面図を示し、図10(b)は後部
カバー51を取り外した状態のB−B断面を示してい
る。線B−Bはラッチ57b及び切欠き部57b'を横
切っているので、図10によればラッチ57bが切欠き
部57b'に係合及び解除する様子を明確に把握できる
であろう。
【0056】図10(a)に示すように、ラッチ57bが
切欠き部57b'に係止されることによって後部カバー
51は前部ベゼル53に担持される。ラッチ57bに外
側方向の力Rを加えることによって、後部カバー51の
側壁を外側に膨らませて、切欠き部57b'から解除す
ることができる。一旦ラッチ57bが解除されると、図
10(b)に示すように、ラッチ57bにはRとは逆方向
の復元力Sが加わる。この結果、ラッチ57bの先端は
テーパのかかった案内面に押し当てられ、該テーパの方
向に滑り降りる。逆に後部カバー51を装着する場合に
は、復元力Sに抗しながらラッチ57bを案内面に摺っ
てテーパを上昇させる。すると、切欠き部57b'の直
前で比較的強い抗力Rを受けた後、係止される。当業者
であれば、ワン・タッチで後部カバー51を着脱でき
る、ということを理解できよう。
【0057】なお、図10(a)を参照すれば、ラッチ5
7a,57bは蓋体50の内側(すなわち液晶表示パネ
ル52を含む面)に位置しており、本体10に対して蓋
体50を閉じた状態では、ラッチ57a,57bが内側
に隠れてしまい、解除するための力Rを付与できなくな
る、ということを理解できよう。このような構造によれ
ば、蓋体50を閉じると、後部カバー51の取り外しが
禁止されるので、ノートブック・コンピュータ1の携帯
時に不用意にラッチ57a,57bに手が掛かって蓋体
50を落としてしまうということはなくなる。要する
に、安全性(Safety)を確保できる訳である。
【0058】図3乃至図10を用いた説明により、本実
施例に係るノートブック・コンピュータ1は、OHP機
器に適用するために付加的な装置や部品を殆ど必要とし
ていない、ということを当業者であれば理解できるであ
ろう。
【0059】C.OHP機器への設置 次に、本項では、ノートブック・コンピュータ1をOH
P機器の光源部に設置するためのメカニズムを例示して
おく。
【0060】C−1.設置例1 設置例の第1は、ノートブック・コンピュータを載置す
るためのスタンド20をOHP光源部に固設する、とい
うものである。図11には、スタンド20を正面、背
面、裏面及び閉じた状態それぞれの様子を示している。
また、図12には、OHP機器に設置したスタンド20
のテーブル21上にノートブック・コンピュータ1を載
置した様子を示している。
【0061】図11で判るように、スタンド20は、テ
ーブル21とベース22とが開閉可能に軸支された構造
体である。すなわち、使用時には、図11(a)及び図1
1(b)に示すように、テーブル21がベース22に対し
て開くとともに、アーム24がベース22から直立して
テーブル21を傾斜角約20°にて支持するようになっ
ている。ユーザは、図12に示すように、このように開
いたスタンド20をOHP光源部に設置する(より具体
的にはストラップ40で縛着する。詳細は後述)ととも
に、ノートブック・コンピュータ1の本体(キーボード
部分)10を搭載すればよい。一方、スタンド20を使
用しない間は、図11(d)に示すように、アーム24を
倒してテーブル21とベース22を閉じて小容積化すれ
ば、収納や携帯に好適である。以下、図13乃至図15
を用いて、スタンド20の詳細な構成及び作用について
説明する。
【0062】図13には、スタンド20の分解図を示し
ている。
【0063】ベース22は、前方略中央部にハンドル2
2−1が一体的に形成されているとともに、略中央部に
開口部22−4を有する、略平板構造をなしている。ハ
ンドル22−1は、テーブル21との係合状態を解除す
るためにユーザが把持するためのものである。ハンドル
22−1の根元には、テーブル21に設けられたラッチ
21−8と係合するためのラッチ22−8が設けられて
いる(22−8はリブの陰に隠れて図13では見えない
が、図16及び図18にて後述する)。開口部22−4
は、ベース22の引張り強度を落としてハンドル22−
1の矢印T方向への変形を容易にするとともに、スタン
ド20を閉じた場合(図11(d))にアーム24の収容
場所となるように形成されている(後述)。また、テー
ブル21と軸着するために、ベース22の左右各々の後
側端には、棒状突起部22−2a,22−2bが凸設さ
れ、また、ベース22の後方略中央には、ひだ状突起部
22−2が凸設されている(後述)。また、ベース22
の左右各々の後方上面部には、クランク形状のブラケッ
ト25−a,25−bが螺着されている。各ブラケット
25−a,25−bの端部には、ストラップ40を係着
するためのキャップ23−a,23−bが螺着されてい
る(ストラップ40やキャップ23−a,23−bの構
造、及びストラップ40の係着については後述する)。
【0064】アーム24の前縁部には、1本のシャフト
29が嵌通している。シャフト29は左右両端がアーム
24から突出しており、該突出部分がベース22上の軸
受部22−9a,22−9bによって回転可能に軸支さ
れている。また、シャフト29には、一対のスプリング
26−a,26−bが挿通されている。スプリング26
−a,26−bの両端部は、互いに直交する方向に巻線
から伸びている。したがって、アーム24をベース22
に組み込んだ状態では、スプリング26−a,26−b
は、アーム24に対してベース22から起き上がる方向
の回転力を付与するようになっている。
【0065】テーブル21は、後縁端に後壁部21−4
を有するとともに、略中央部に開口部21−5を有す
る、略平板構造をなしている。後壁部21−4は、テー
ブル21に対して略直角に屈曲して形設されており、ノ
ートブック・コンピュータ1を搭載したときにその背面
部を当接して、斜面を滑り落ちないように静止するよう
になっている。後壁部21−4の表面の左右各下方には
小突起21−4a,21−4bが設けられている。小突
起21−4a,21−4bは、ノートブック・コンピュ
ータ1の背面部の左右に穿設された凹部(後述)と嵌合
するようになっている。開口部21−5は、ユーザがア
ーム24の状態を観察するとともに、スタンド20を折
り畳む際に指を入れてアーム24を押し倒せるようにす
る目的で設けられたものである。また、テーブル21の
左右の各後下部には、軸受部21−2a,21−2bが
設けられている。軸受部21−2a,21−2bは、ベ
ース22の棒状突起部22−2a,22−2bの各々を
挿通して、ベース22を回転可能に軸支するためのもの
である。
【0066】図14には、図13の矢印A方向から斜視
したベース22の裏面図を示している。図12から容易
に判るように、ベース22の裏面はOHP光源部と接触
する部分である。同図に示すように、ベース22の裏面
には、一対のラバー・シート27a,27bと、シール
ド材28が貼着されている。ラバー・シート27a,2
7bは、OHP光源部のガラスとの間の緩衝と滑り止め
の目的で設けられている。また、シールド材28は、例
えばアルミ・ホイールなどでできており、OHP光源部
からの輻射熱を反射する目的で設けられている。また、
ハンドル22−1の裏面には、ユーザが指を引っ掛け易
くするための凹部22−6が形成されている。
【0067】図15には、図13の矢印A方向から斜視
した、テーブル21の裏面図を示している。同図に示す
ように、略直角に突き出したストッパ21−7が開口部
21−5に隣設されている。ストッパ21−7の左右に
は、タブ21−7a,21−7bが一直線上に形成され
ている。21−7,21−7a,21−7bは、スタン
ド20を開いたときにアーム24の後縁部と当接して、
テーブル20の開きを所定角度(本実施例では約20
°)にて軸止するようになっている。ストッパ21−7
の裏面側にはラッチ21−8が形成されている。ラッチ
21−8は、スタンド20を閉じたときに、ベース22
上のラッチ22−8と係合して、閉状態を保つために形
成されている(後述)。開口部21−5の後方には、断
面略凹状の小軸部21−2が形成されている。小軸部2
1−2は、ベース22に設けられたひだ状突起部22−
2に枢支するようになっている。また、テーブル21の
前方略中央には、ベース22のハンドル22−1を受け
入れるためのスペースがリブによって仕切られている。
【0068】図16は、図11(d)に示した(すなわち
閉じた状態の)スタンド20のC−C断面図である。ア
ーム24は、スプリング26−a,26−bによって、
ベース22から起き上がる方向(同図中、シャフト29
を軸に反時計回り方向)に回転力を付与されている。し
たがって、ベース22とテーブル21の間には、開く方
向(同図中、小軸部21−2を軸に時計回り方向)に反
発力が働いている。図16では、テーブル21のラッチ
21−8とベース22のラッチ22−8とが係着するこ
とによって、スプリング26−a,26−bの復元力に
抗して、スタンド20を閉じた状態を維持している。こ
のとき、アーム24は、ベース22の開口部22−5に
収容されているので、テーブル21とベース22を殆ど
完全に閉じることができる。したがって、閉じた状態の
スタンド20は、後縁部21−4が屈曲している点を除
いては薄形であり、携帯や収納に便利である。
【0069】図17には、ユーザがスタンド20を開く
作業をしている様子を示している。この場合、ユーザ
は、スタンド20を裏に向けるとともに、ハンドル22
−1表面の凹部22−6に手を掛けて、ハンドル22−
1をテーブル21に対して手前に引っ張る。ベース22
は略中央に開口部22−5を有して引張り強度が弱く作
られている(前述)ので、引張り応力によってハンドル
22−1はその根元部分のラッチ22−8とともに前方
に変形移動して、ラッチ21−7との係合が解除され
る。この結果、アーム24は、スプリング26−a,2
6−bの復元力によって、ベース22から起き上がろう
とし、これに伴ってテーブル21はベース22から開こ
うとする。
【0070】図18は、図11(a)に示した(すなわち
開いた状態の)スタンド20のD−D断面図である。ア
ーム24はスプリング26−a,26−bによって付勢
されているので、ベース22に対して矢印U方向(同図
中、シャフト29を軸に反時計回り)に起き上がろうと
する。また、テーブル12は、その後縁部の小軸部21
−2及び軸受部21−2a,21−2bにて、ベース2
2のひだ状突起部22−2及び突起部22−2a,22
−2bの各々とヒンジ結合しており、アーム24によっ
て押し上げらけると、後縁部を軸にしてベース22から
開く。そして、テーブル21が開くのに伴って、アーム
24の後縁端はテーブル21の裏面上を滑動するが、最
終的にはストッパ21−7及びタブ21−7a,21−
7bに当接して止められるようになっている。この状態
で、テーブル21は、アーム24によって裏面を支えら
れているので、ノートブック・コンピュータのような重
量物を上に積まれても閉じない。スタンド20が開いた
状態でのベース22とテーブル21との挟角は約20°
である。なお、スタンド20を閉じたい場合は、テーブ
ル21の開口部21−5から指を入れてアーム24を矢
印Uと逆方向に倒すとともに、テーブル21を閉じて、
ラッチ21−8をベース22側のラッチ22−8に係合
させればよい。
【0071】スタンド20のOHP光源部への固定は、
例えば図19に示すように、付属部品のストラップ40
を用いて行う。本実施例のスタンド20は、ストラップ
40の端部と接合するためのキャップ23a,23bを
左右各側面後方に備えている(前述)。キャップ23
a,23bとストラップ40の端部とが接合する構造に
ついては、後に詳解する。
【0072】図20には、スタンド20の固定に供され
るストラップ40の概観を示している。本実施例では、
使い勝手のため、ストラップ40は左右各部40a,4
0bに分離可能な形態を有している。各部40a,40
bは、それぞれ、キャップ23a,23bと接合可能な
ロック機構41a,41bと、互いに連結するためのコ
ネクタ42a,42bとを備えている。なお、コネクタ
42bは、ストラップ40の長さを調整する機構を含ん
でいる。
【0073】図21には、ロック機構41aを表裏各方
向から斜視した図を示している。ロック機構41aは、
ノブ41a−1と、基台41a−2とから構成される。
ノブ41a−1は、裏面側から基台41a−2に貫挿さ
れた略L字形のフックと結合して、略U字形をしてい
る。基台41a−2は、表面側に紐を繋着するための取
手41a−3を有するとともに、裏面側にはフックの挿
通穴付近に突起41a−4が凸設されている。
【0074】図24には、ロック機構41aと接合可能
なキャップ23aを示している。キャップ23aの表面
には、基台41a−2と略同一形状の開口部23a−1
が設けられており、さらに、開口部23a−1の底部に
は、突起41a−4が挿通する貫通穴23a−2が穿設
されている。
【0075】ノブ41a−1は、基台41a−2に挿通
し、且つ、フックと一体的に回転可能となっている。ロ
ック機構41aは、ノブ41a−1の回転角に応じてキ
ャップ23aに対して挿入でき、あるいはキャップ23
aに係止されるようになっている。図21乃至図23に
は、ノブ41a−1を各角度に回した様子を示してい
る。まず、図23では、ノブ41a−1をキャップ23
aに挿入可能な位置(挿入位置)にしてある。図23
(b)に示すように、挿入位置でのフックは、基台41a
−2の突起41a−4の輪郭の中に含まれている。した
がって、基台41a−2を開口部23a−1に挿入すれ
ば、突起41a−4は貫通穴23a−2に嵌入され、フ
ックはキャップ23aの裏面側に到達する。貫通穴23
a−2の裏側には比較的広いキャビティが存在するので
(図示しない)、嵌入後はフックは再び回転可能にな
る。図22(a)に示すように、ノブ41a−1を図中反
時計回りに回すと、これに伴って、フックは突起部41
a−4の輪郭から外れる。図21(b)に示すように、ノ
ブ41a−1を挿入位置から90°回転させた位置(係
止位置)では、フックは突起部41a−4の輪郭から最
も大きく外れ、フックがキャップ23aの裏面に引っ掛
かる力は最大限になるので、係止に適していることが理
解できよう。
【0076】なお、ロック機構41b及びキャップ23
bは、図示しないが、ロック機構41b及びキャップ2
3aの各々と左右対称的に形成されており、且つ同様の
作用を有すると理解されたい。
【0077】図25及び図26には、ストラップ40を
スタンド20に取付ける様子を示している。前述したよ
うに、スタンド20のベース22の左右各側面の後方に
は、キャップ23a,23bが螺着されている。ユーザ
は、まず、ストラップ40の両端のロック機構41a,
41bの各ノブ41a−1,41b−1を挿入位置に合
わせる。次いで、基台41a−2,41b−2をキャッ
プ23a,23bそれぞれの開口部23a−1,23b
−1に挿入してから、ノブ41a−1,41b−1を係
止位置まで回す(図25)。そして、最後に、コネクタ
42a,42bを接合するとともに、ストラップ40の
長さを調整し、OHP機器に対してしっかりと縛着する
(図26)。
【0078】図27には、スタンド20の上にノートブ
ック・コンピュータ1を載置する様子を示している。前
述したように、テーブル21の後壁部21−4の左右各
端には小突起21−4a,21−4bが凸設されてい
る。一方、ノートブック・コンピュータ1の背面部の左
右各端には、小突起21−4a,21−4bと嵌合する
小穴11−4a,11−4bが凹設されている。したが
って、小穴11−4a,11−4bを小突起21−4
a,21−4bに合わせるようにしてノートブック・コ
ンピュータ1をテーブル21上に載せたときには、ノー
トブック・コンピュータ1は、自重によって後壁部21
−4に押しつけられるとともに、小突起21−4aによ
って後壁部21−4の面方向の動きが規制されるように
なっている。そして、ユーザは、ノートブック・コンピ
ュータ1をテーブル21上に載せた後、液晶表示パネル
52がOHP光源部のガラスと平行になるように蓋体5
0の開きを調整すればよい。
【0079】この項で説明した設置例1の主な利点は、
以下の通りである。 (1) ノートブック・コンピュータ1をOHP機器に設置
した際に、本体10部分をOHP光源部から離すことが
でき、これによって本体10内の電気回路を光源の輻射
熱から保護するコとができる。また、本体10は水平面
に対して約20°だけ傾斜しているだけで高さはあまり
ないので、OHPスクリーンを眺める聴衆の視界をあま
り妨げない。また、キーボート12は前縁部が後縁部に
対して多少持ち上がっているだけなので、プレゼンタは
キー入力が充分可能である。 (2) ノートブック・コンピュータ1のOHP機器への設
置は、基本的にはスタンド20に依存しているので、ノ
ートブック・コンピュータ1自体の部品をあまり設計変
更しなくて済む。また、スタンド20をOHPに固定し
たままにして、各プレゼンタが自分のノートブック・コ
ンピュータ1を持ち去るようにすれば、次のプレゼンタ
とスムースに交代することができる。 (3) 本実施例では、液晶表示パネル52のOHP光源部
からの高さは、h×sin(20°)になる(但し、h
は本体10の厚み)。したがって、液晶表示パネルをO
HP光源部に直接置いていた従来技術(例えば、液晶表
示パネルを取り外してOHP光源部に置く実開昭64−
121号公報等や、キーボードを垂直に立ててOHP光
源部に置く特開平04−16824号公報)に比し、h
×sin(20°)の分だけ、OHP光源部の光を集光
することができる。また、テーブル21によって本体を
斜にした分、すなわちΔh=h(1−sin(20
°))だけ、本体と蓋体とを略水平に開いてOHP光源
部に置く場合(例えば独国特許公開4019755号公
報)よりも低く液晶表示パネルを設置できる。この結
果、OHP機器の焦点レンジ内に収めることができる。 (4) スタンド20は、ストラップ40でOHP機器に縛
着することによって行う。ストラップ40は、柔軟な材
質で且つ長さを調節できるので、OHP機器の形状や寸
法の多少の相違を吸収することができる。すなわち、市
販の殆どのOHP機器に対して本実施例を適用すること
ができる。
【0080】C−2.設置例2 設置例の第2は、図28に示すように、本体10と蓋体
50を略水平に開いたノートブック・コンピュータ1を
直接OHP機器に設置するというものである。この場
合、C−1項と同様、ストラップ40によってOHP機
器に縛着することが、安全上好ましい。
【0081】図29には、ストラップ40の各ロック機
構41a,41bをノートブック・コンピュータ1に取
付ける様子を示している。ノートブック・コンピュータ
1の背面の左右各端部には、小穴11−4a,11−4
bが凹設されている(前述)。また、各小穴11−4
a,11−4bの奥には、比較的広いキャビティが形成
されている(図示しない)。したがって、ノブ41a−
1,41b−1を挿入位置に設定することによって、各
突起部41a−4,41b−4を各小穴11−4a,1
1−4bに挿入することができる。そして、挿入後は、
ノブ41a−1,41b−1を90°回転して係止位置
に設定すれば、ロック機構41a,41bはノートブッ
ク・コンピュータ1にしっかり固定されている。
【0082】なお、ストラップ40は、コンピュータ1
の携帯時にはショルダー・ベルトとしても流用すること
ができる。
【0083】D.ノートブック・コンピュータを用いた
プレゼンテーション 図12には、スタンド20を用いてノートブック・コン
ピュータ1をOHP機器に設置した様子を示している。
ノートブック・コンピュータ1は、例えば図12(a)に
示すようにキーボード12を投影スクリーン側に向ける
ようにしても、また、図12(b)に示すようにキーボー
ド12を投影スクリーンの反対側(すなわち聴衆側)に
向けるようにしてもよい。いずれの向きであっても、ス
トラップ40がOHP機器の寸法や形状の相違を吸収で
きるであろう。
【0084】図12(a)に示すように、キーボード12
を投影スクリーン側に向けた場合、液晶表示パネル52
の通常通りの表示方向が投影スクリーン上のそれと対応
している。したがって、同図に示すように、液晶表示パ
ネル52に通常通りの向きで文字'a'を表示すれば、投
影スクリーン上にも正しい向きで映される。
【0085】一方、プレゼンタがOHP機器と投影スク
リーンとの間に立つことができない場合には、図12
(b)に示すように、キーボード12を聴衆側に向けて設
置すればよい。この場合、液晶表示パネル52に180
°回転させた文字を表示すれば、投影スクリーン上には
正しい向きで映し出される(同図中の文字'b'を参照の
こと)。このような表示内容の180°回転の機能は、
例えば画面バッファを反対方向から読み出すなどの周知
技術によって実現可能である。会議室のスペースの関係
上OHP機器と投影スクリーンとの距離が短かったり、
プレゼンタが投射光の妨害になったり、プレゼンタにと
って光源がまぶしい、などの理由により、図12(b)に
示すようなノートブック・コンピュータ1の設置が便利
なことが予想されよう。
【0086】なお、OHP機器の使用環境では、投影像
を鮮明にする目的で、室内の照明を弱くすることが多
い。したがって、プレゼンタにとって手元が暗くてキー
ボード12からの入力が困難になることが予想される。
このため、本実施例では、キー・トップ上の文字を発光
性又は蛍光性の塗料を用いて印刷するようにしている
(図示しない)。
【0087】E.追補 以上、特定の実施例を参照しながら、本発明について詳
解してきた。しかしながら、本発明の要旨を逸脱しない
範囲で当業者が該実施例の修正や代用を成し得ることは
自明である。例えば、本明細書の実施例では、ノートブ
ック・コンピュータを採り上げて説明したが、他の携帯
型情報処理装置(例えばワード・プロセッサその他のO
A機器など)であっても、当然本発明を実現することは
可能である。すなわち、例示という形態で本発明を開示
してきたのであり、限定的に解釈されるべきではない。
本発明の要旨を判断するためには、冒頭に記載した特許
請求の範囲の欄を参酌すべきである。
【0088】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明によれば、
キーボードを上面部に有する本体と内側面部に液晶表示
パネルを備えた蓋体とが本体の後縁部にて回転可能にヒ
ンジ結合して形成された携帯型情報処理装置であって、
液晶表示パネルをフォイルに代用することによってオー
バー・ヘッド・プロジェクタ(OHP機器)に適用可能
な携帯型情報処理装置を提供することができる。特に本
発明によれば、本体と蓋体とを一体にしたままOHP機
器に適用可能な携帯型情報処理装置を提供することがで
きる。また、本体と蓋体とを一体にしたままの形態でO
HP機器に適用するので、両者を分離する場合やRGB
信号を延長する場合に生じ得る問題点を好適に回避する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、一般的なノートブック・コンピュータ
の外観を斜視した図である。
【図2】図2は、本発明の実施に供されるノートブック
・コンピュータの外観を斜視した図である。
【図3】図3は、後部カバー51を前部ベゼル53から
取り外すためのユーザの手操作の様子を示した図であ
る。
【図4】図4は、蓋体50の後部カバー51を斜視した
図である。
【図5】図5は、後部カバー51の分解図である。
【図6】図6は、蓋体50の前部ベゼル53を後方から
斜視した図である。
【図7】図7は、図6のA−A断面図を示した図であ
り、より具体的には、図7(a)は突起部60が挿入して
いない(すなわち後部カバー51が取り外された)状態
を示す図であり、図7(b)は突起部60が挿入した(す
なわち後部カバー51が装着された)状態を示す図であ
る。
【図8】図8は、後部カバー51右側面部のラッチ57
bが前部ベゼル53の切欠き部57b'から解除された
様子を、蓋体50の前方から眺望した図である。
【図9】図9は、後部カバー51右側面部のラッチ57
bが前部ベゼル53の切欠き部57b'から解除された
様子を、蓋体50の後方から眺望した図である。
【図10】図10は、図6に示す前部ベゼル53ののB
−B断面図であり、より具体的には、図10(a)は後部
カバー51を装着した状態のB−B断面図、図10(b)
は後部カバー51を取り外した状態のB−B断面であ
る。
【図11】図11は、ノートブック・コンピュータ1を
載置するためのスタンド20を示した図であり、より具
体的には、図11(a)はスタンド20を正面から斜視し
た図、図11(b)はスタンド20を背面から斜視した
図、図11(c)はスタンド20を裏面から斜視した図、
図11(d)はスタンド20を閉じたときの上面斜視図で
ある。
【図12】図12は、スタンド20を用いてノートブッ
ク・コンピュータ1をOHP光源部に設置した様子を斜
視した図であり、より具体的には、図12(a)はキーボ
ード12を投影スクリーン側に配設した図であり、図1
2(b)はキーボード12を投影スクリーンの反対側(す
なわち聴衆側)に配設した図である。
【図13】図13は、スタンド20の分解図である。
【図14】図14は、図13の矢印A方向から、ベース
22を斜視した図である。
【図15】図15は、図13の矢印A方向から、テーブ
ル21を斜視した図である。
【図16】図16は、図11(d)に示している(すなわ
ち閉じた状態の)スタンド20のC−C断面図である。
【図17】図17は、ユーザがスタンド20を開く作業
をしている様子を示した図である。
【図18】図18は、図11(a)に示している(すなわ
ち開いた状態の)スタンド20のD−D断面図である。
【図19】図19は、スタンド20をOHP光源部に固
定した様子を示した図である。
【図20】図20は、スタンド20をOHP光源部に固
定するためのストラップ40を示す図である。
【図21】図21は、ノブ41a−1を係止位置におけ
るロック機構41aを示した図であり、より具体的に
は、図21(a)はその表面斜視図、図21(b)はその裏面
斜視図である。
【図22】図22は、ノブ41a−1を係止位置と挿入
位置の中間におけるロック機構41aを示した図であ
り、より具体的には、図22(a)はその表面斜視図、図
22(b)はその裏面斜視図である。
【図23】図23は、ノブ41a−1を挿入位置におけ
るロック機構41aを示した図であり、より具体的に
は、図23(a)はその表面斜視図、図23(b)はその裏面
斜視図である。
【図24】図24は、ロック機構41aと接合可能なキ
ャップ23aを示した図である。
【図25】図25は、ストラップ40をスタンド20に
取付ける様子を示した図であり、より具体的には、ロッ
ク機構41a,41bをキャップ23a,23bの各々
に係着する様子を示した図である。
【図26】図26は、ストラップ40をスタンド20に
取付ける様子を示した図であり、より具体的には、スト
ラップ40のコネクタ42a,42bを接合するととも
に長さを調整する様子を示した図である。
【図27】図27は、スタンド20の上にノートブック
・コンピュータ1を載置する様子を示した図であり、よ
り具体的には、図27(a)はノートブック・コンピュー
タ1をテーブル21上に載せる様子を示した図であり、
図27(b)は蓋体50の開きを調整する様子を示した図
である。
【図28】図28は、本体10と蓋体50を略水平に開
いたノートブック・コンピュータ1を直接OHP機器に
設置する様子を示した図である。
【図29】図29には、ストラップ40の各ロック機構
41a,41bをノートブック・コンピュータ1に取付
ける様子を示した図である。
【符号の説明】
1…ノートブック・コンピュータ、10…本体、11…
ケース、12…キーボード、20…スタンド、21…テ
ーブル、22…ベース、23a,b…キャップ、24…
アーム、25a,b…ブラケット、26a,b…スプリ
ング、27a,b…ラバー、28…シールド材 29…シャフト、40…ストラップ、41a,b…ロッ
ク機構、42a,b…コネクタ、50…蓋体、51…後
部カバー、52…液晶表示パネル、53…前部ベゼル、
54a,b…円筒状舌片、55…光拡散板、56…スラ
イド・ノブ、57a,b…ラッチ、57a',b'…切欠
き部、58a,b…ブラケット、59…バックライト、
60…突起部、61…裏部材、62…穴部、63a,b
…リブ、64a,b…案内面、70…装着検出機構、7
1…アクチュエータ、72…スイッチ、73…インバー
タ回路基板、74…ボリューム・スイッチ、75,76
…弾性体、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 知之 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キーボードを上面部に有する本体と、液晶
    表示パネルを内側に有する蓋体とが、本体の後縁部にて
    回転可能にヒンジ結合して形成された携帯型情報処理装
    置であって、前記蓋体は、 (1) 液晶表示パネルと、液晶表示パネルを駆動するため
    の駆動回路と、バックライトと、液晶表示パネルと駆動
    回路とバックライトとを支持するとともに前記本体の後
    縁部にてヒンジ結合されている枠部材と、を含む蓋体表
    面部と、 (2) 前記バックライトが発する光を拡散するための光拡
    散板と、光拡散板を所定位置にて支持し且つ前記蓋体表
    面部の裏面を覆う被覆部材と、を含む蓋体裏面部と、か
    らなり、前記蓋体裏面部は前記蓋体表面部に着脱可能で
    あることを特徴とする携帯型情報処理装置。
  2. 【請求項2】前記被覆部材は、前記蓋体表面部に取付け
    るための接合手段を有することを特徴とする請求項1に
    記載の携帯型情報処理装置。
  3. 【請求項3】前記接合手段は、前記蓋体の内側のみから
    表出しており、前記蓋体が前記本体に対して閉じられる
    のに応じて内側に隠蔽されて前記蓋体表面部からの取り
    外しが不許可状態になることを特徴とする請求項2に記
    載の携帯型情報処理装置。
  4. 【請求項4】前記蓋体表面部は、前記蓋体裏面部が取り
    外されたことを検出してバックライトの駆動電流を遮断
    するスイッチング手段を有することを特徴とする請求項
    1に記載の携帯型情報処理装置。
  5. 【請求項5】前記蓋体裏面部は、電力によって駆動する
    部分を全く含まないことを特徴とする請求項1,2,3
    又は4のいずれかに記載の携帯型情報処理装置。
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