JPH08261646A - 乾燥方法及び乾燥装置 - Google Patents

乾燥方法及び乾燥装置

Info

Publication number
JPH08261646A
JPH08261646A JP6800295A JP6800295A JPH08261646A JP H08261646 A JPH08261646 A JP H08261646A JP 6800295 A JP6800295 A JP 6800295A JP 6800295 A JP6800295 A JP 6800295A JP H08261646 A JPH08261646 A JP H08261646A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
drying chamber
dried
drying
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6800295A
Other languages
English (en)
Inventor
Jo Nakano
丈 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Engineering Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Engineering Corp filed Critical Toshiba Engineering Corp
Priority to JP6800295A priority Critical patent/JPH08261646A/ja
Publication of JPH08261646A publication Critical patent/JPH08261646A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】被乾燥物の種類や形状に左右されることなく乾
燥効率を向上させることにある。 【構成】被乾燥物2を収納する乾燥室1と、この乾燥室
内に設けられた圧力センサ7と、乾燥室に乾燥空気を供
給する空気供給管3に設けられ、乾燥室に流入する乾燥
空気の流入量を調節するダンパ5と、乾燥室より被乾燥
物の蒸発した水分を含む空気を外部に排出する空気排出
管4に設けられ、乾燥室より吸引して外部に排出する空
気の排出量を調節するファン6と、圧力センサ7により
検出された乾燥室の圧力検出信号が入力され、この圧力
検出信号と予め設定された圧力設定値及び設定時間とを
もとに乾燥室内の空気圧が2回以上繰返して減圧状態と
常圧状態になるようにダンパ5及びファン6を制御する
コントローラ8とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被乾燥物が収納された
乾燥室に乾燥空気を流入させ、被乾燥物から水分を奪つ
た空気を排出しながら被乾燥物を乾燥する乾燥方法及び
乾燥装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、野菜等の農産物や魚貝類等の水産
物、或いは紙製品、発泡スチロール等の工業製品等の被
乾燥物から水分を除去して乾燥する乾燥装置として、図
7に示すような減圧平衡乾燥装置が知られている。
【0003】この減圧平衡乾燥装置は、図7に示すよう
に被乾燥物2が収納された乾燥室1内に空気供給管3を
通して乾燥空気を供給し、乾燥室1内で被乾燥物2から
蒸発した水分を含む空気を空気排出管4を通して外部に
排出するようにしたもので、空気供給管3には乾燥空気
の流入量を調節するダンパ5が設けられ、また空気排出
管4には乾燥室1からの空気を排出して外部に排出する
ファン6が設けられている。
【0004】このような構成の減圧平衡乾燥装置におい
て、被乾燥物2を乾燥する場合には、ファン6による空
気の吸引力とダンパ5による流入空気量とを調節して乾
燥室1内を減圧状態にすることにより、被乾燥物2の乾
燥機能を向上させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のかかる
減圧平衡乾燥装置では、乾燥室1内を減圧状態で一定時
間運転して被乾燥物2を乾燥するようにしているため、
被乾燥物2の種類や形状によっては乾燥に要する時間が
長くなり、乾燥効率を上げることができないという問題
がある。
【0006】本発明は上記のような問題点を解消し、被
乾燥物の種類や形状に左右されることなく乾燥効率を向
上させることができる乾燥方法及び乾燥装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、次のような手段を講じたものである。請求
項1に対応する発明は、被乾燥物を収納した乾燥室に流
入する乾燥空気の流入量と、前記乾燥室より外部に排出
される被乾燥物の蒸発した水分を含む空気の排出量を調
節して前記被乾燥物を乾燥するに際して、前記乾燥室内
の空気圧が2回以上繰返して減圧状態と常圧状態になる
ように前記空気流入量と空気排出量を調整することを特
徴とする。
【0008】請求項2に対応する発明は、被乾燥物を収
納する乾燥室と、この乾燥室に乾燥空気を供給する空気
供給系に設けられ、乾燥室に流入する乾燥空気の流入量
を調節する空気流入量調節手段と、前記乾燥室より被乾
燥物の蒸発した水分を含む空気を外部に排出する空気排
出系に設けられ、乾燥室より排出する空気の排出量を調
節する空気排出量調節手段と、前記乾燥室内の空気圧が
2回以上繰返して減圧状態と常圧状態になるように前記
空気流入量調節手段及び空気排出量調節手段を制御する
制御手段とを備えたものである。
【0009】請求項3に対応する発明は、被乾燥物を収
納する乾燥室と、この乾燥室内に設けられた圧力センサ
と、この乾燥室に乾燥空気を供給する空気供給系に設け
られ、乾燥室に流入する乾燥空気の流入量を調節する空
気流入量調節手段と、前記乾燥室より被乾燥物の蒸発し
た水分を含む空気を外部に排出する空気排出系に設けら
れ、乾燥室より排出する空気の排出量を調節する空気排
出量調節手段と、前記圧力センサにより検出された乾燥
室の圧力検出信号が入力され、この圧力検出信号と予め
設定された圧力設定値及び設定時間とをもとに前記乾燥
室内の空気圧が2回以上繰返して減圧状態と常圧状態に
なるように前記空気流入量調節手段及び空気排出量調節
手段を制御する制御手段とを備えたものである。
【0010】請求項4に対応する発明は、請求項2又は
請求項3に対応する発明において、乾燥室に乾燥空気を
供給する空気供給系に加熱器、冷却器、湿度調整器を設
け、前記制御手段に予め定められた乾燥空気の温度及び
湿度に基づいて前記加熱器、冷却器、湿度調整器を選択
的に制御する機能を持たせ、この機能により前記乾燥室
に流入する乾燥空気の温度、湿度を調整するようにした
ものである。
【0011】
【作用】請求項1及び2に対応する発明の乾燥方法及び
乾燥装置にあっては、被乾燥物として例えば多孔質のよ
うなもの、或いは複雑な形状のものの場合、常圧状態か
ら減圧状態に移行すると、被乾燥物の多湿の空気が排出
され、その後常圧状態に移行させることにより、再び乾
燥空気が被乾燥物内に充填される。このようなサイクル
を繰返すことにより、内部が乾燥空気に触れる機会が多
くなるので、乾燥効率を向上させることができる。
【0012】請求項3に対応する発明の乾燥装置にあっ
ては、上記と同様の作用効果が得られることは勿論、乾
燥室内の空気圧を減圧状態と常圧状態の繰返しサイクル
が複雑な場合でもこれに対応させて空気流入量調節手段
及び空気排出量調節手段を制御することができる。
【0013】請求項4に対応する発明の乾燥装置にあっ
ては、被乾燥物の種類に応じて高温乾燥空気、低温乾燥
空気、あるいは適度な湿度を持った空気を適宜選択して
乾燥室に供給できるので、乾燥効率を高めることができ
ると共に、良質な乾燥状態にすることが可能となる。
【0014】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明よる乾燥装置の基本構成例を示すも
ので、図7と同一部分には同一符号を付して説明する。
【0015】図1において、1は被乾燥物2が収納され
る乾燥室で、この乾燥室1には乾燥空気を流入する空気
供給管3と、被乾燥物2から蒸発した水分を含む空気を
外部へ排出する空気排出管4がそれぞれ接続されてい
る。
【0016】また、空気供給管3には乾燥空気の流入量
を調節するダンパ5が設けられ、また空気排出管4には
乾燥室1からの空気を吸引して外部に排出するファン6
が設けられている。
【0017】さらに、乾燥室1内には圧力センサ7が設
けられている。一方、8はコントローラで、このコント
ローラ8は圧力センサ7より乾燥室1内の圧力検出信号
が入力されると、この圧力検出信号と設定値とを比較
し、乾燥室1内の圧力が設定圧力となるようにダンパ5
及びファン6を制御するものである。この場合、コント
ローラ8は図2に示すように乾燥室1内の圧力が減圧状
態と常圧状態に一定間隔で繰返されるように圧力と時間
が設定されている。
【0018】次に上記のように構成された乾燥装置の作
用について述べる。いま、被乾燥物2が収納された乾燥
室1内に乾燥空気が空気供給管3よりタンパ5を介して
流入し、また乾燥室1内で被乾燥物2から蒸発した水分
を含む空気がファン6の吸引力により空気排出管4を通
して外部に排出され、このとき乾燥室1内の圧力は乾燥
空気の流入量とファン6による吸引力による空気の排出
量が等しく、常圧状態にあるものとする。
【0019】このような状態にあるときコントローラ8
に設定された圧力及び時間に基づいて乾燥室1内を減圧
状態に移行させるには、圧力センサ7により検出された
乾燥室1内の圧力と設定圧力値とを比較し、ファン6の
吸引力が流入空気量を上回るようにダンパ5又はファン
6が調節され、図2のt1 時点で減圧状態となる。
【0020】この減圧状態が一定時間経過し、t2 時点
になるとそのとき圧力センサ7により検出された乾燥室
1内の圧力と設定圧力値とを比較し、流入空気量がファ
ン6の吸引力を上回るようにダンパ5又はファン6が調
節され、t3 時点で常圧状態に移行する。
【0021】次にこの常圧状態が一定時間経過し、t4
時点になると前述同様にそのとき圧力センサ7により検
出された乾燥室1内の圧力と設定圧力値とを比較し、フ
ァン6の吸引力が流入空気量を上回るようにダンパ5又
はファン6が調節され、t5時点で減圧状態となる。
【0022】このように減圧状態と常圧状態とを2回以
上一定間隔で繰返すことにより、被乾燥物2の乾燥効率
を向上させることができる。即ち、被乾燥物として図5
(a)に示すような例えば多孔質のもの(スポンジ状な
ど)の場合、通常の熱風乾燥では被乾燥物11の表面に
は乾燥空気が容易に触れるが、内部の孔状の部分12に
は乾燥空気が入りにくく、また出にくい。
【0023】一方、減圧平衡乾燥では孔状の部分12の
多湿の空気は、一度は吸引されるが、その後はそのまま
の状態で乾燥が継続する。これに対して、本発明の基本
構成例によれば、常圧状態から減圧状態に移行すると、
一度孔状部分12の多湿の空気が吸引され、その後常圧
状態に移行させることにより、再び乾燥空気が孔状部分
12に充填される。このようなサイクルを繰返すことに
より、内部が乾燥空気に触れる機会が多くなるので、乾
燥効率が高まる。
【0024】図5(b)は被乾燥物の他の例として複雑
な形状を有する場合である。このような形状の場合、通
常の熱風乾燥あるいは減圧平衡乾燥では、被乾燥物13
の奥部14までは乾燥空気が到達しにくく、また出にく
いが、本構成例によれば、乾燥空気の到達と多湿となっ
た空気の吸引が繰返されるので、乾燥効率が向上する。
【0025】さらに、予め被乾燥物2の含水率が測定可
能であれば、乾燥に要する時間を知ることができ、乾燥
処理を行う上での作業をスムースに行うことができる。
なお、上記構成では乾燥室1内の圧力を減圧状態と常圧
状態とを一定間隔で繰返す場合について述べたが、図3
に示すように減圧状態と常圧状態の繰返しサイクルの時
間を全乾燥時間内で変化させたり、図4に示すように減
圧状態の中でさらに変化させるサイクルを繰返すように
してもよい。この他、減圧状態と常圧状態の繰返しサイ
クルとしては様々な対応が考えられる。
【0026】また、上記構成では乾燥室1内に圧力セン
サ7を設け、その検出信号をコントローラ8に入力する
ようにしたが、減圧状態と常圧状態の繰返しのサイクル
が複雑でなく、コントロールが容易な場合は、圧力セン
サ7を省略してもよい。
【0027】さらに、コントローラ8に乾燥室1内に供
給される乾燥空気量及び乾燥室1から排出される空気量
を調節するダンパ5及びファン6の制御プログラムを内
蔵しておくことにより、前述した一連の制御を行うこと
ができる。
【0028】図6は本発明による基本構成に基づく具体
例を示すもので、図1と同一部分には同一符号付して説
明する。図6に示すように被乾燥物2が収納された乾燥
室1内に加熱器15、冷却器16が設けられる。
【0029】また、乾燥室1に乾燥空気を供給する空気
供給管3に乾燥空気を加熱する加熱器17、乾燥空気を
冷却する冷却器18、乾燥空気の湿度を調整する湿度調
整器19がそれぞれ設けられ、さらに上流側に乾燥空気
の流入量を調節するダンパ5が設けられる。
【0030】さらに、被乾燥物2から蒸発した水分を含
む空気を外部へ排出する空気排出管4にファン6が設け
られる。一方、空気供給管3の入口側と空気排出管4の
出口側に熱交換器20が設けられ、空気排出管4を通し
て排気される温度の高い空気と空気供給管3を通して流
入する乾燥空気と熱交換が行われるようになっている。
また、空気供給管3の入口側には乾燥空気を清浄化する
ためのフィルタ21が設けられる。
【0031】また、乾燥室1から排出される空気の熱を
再利用するため、空気排出管4と空気供給管3の中途を
回収管22により接続し、この回収管22に乾燥室1か
ら排気される空気を空気供給管3側に循環させるファン
23が設けられる。
【0032】さらに、コントローラ8は乾燥室1内に設
けられた圧力センサ7より検出信号が入力されると、こ
の圧力検出信号と設定値とを比較し、乾燥室1内の圧力
が設定圧力となるようにダンパ5及びファン6を制御す
ることは勿論、加熱器17、冷却器18、湿度調整器1
9、ファン22を適宜選択して制御指令を与えるもので
ある。この場合、コントローラ8は図2乃至図4の何ず
れかに示すパターンで乾燥室1内の圧力が減圧状態と常
圧状態に繰返されるように圧力と時間が設定されてい
る。
【0033】なお、回収管22に設けられたファン23
を乾燥室1近傍の空気供給管3に設けるようにしてもよ
い。このような構成の乾燥装置にあっては、乾燥室1内
の空気圧を減圧状態と常圧状態に2回以上繰返すことに
より、図1の基本構成例で述べたように被乾燥物2の乾
燥効率を向上させることができることに加えて、さらに
次のような効果を得ることができる。 (a)加熱器17又は乾燥室1内の加熱器15で乾燥空
気の温度を上げることにより、さらに乾燥効率を高める
ことができる。 (b)被乾燥物2が食品などの被乾燥物の種類によって
は低温乾燥を行う場合があり、このような場合には冷却
器18又は乾燥室1内の冷却器16で乾燥空気を冷却す
ることにより良質の乾燥状態が得られる。 (c)被乾燥物2が食品など被乾燥物の種類によって
は、適度な湿度で乾燥を行う場合があり、このような場
合には湿度調節器19で乾燥空気の湿度を適宜調整する
ことにより良質な乾燥状態が得られる。 (d)被乾燥物2が食品、医薬品などのように清浄な空
気のもとで乾燥させる必要があるが、空気供給管3の入
口側にフィルタ21が設けられているので、乾燥空気の
清浄化を行うことができる。 (e)空気供給管3の入口側と空気排出管4の出口側に
熱交換器20が設けられているので、空気排出管4を通
して排気される温度の高い空気と空気供給管3を通して
流入する乾燥空気と熱交換を行うことができ、排出した
熱を再利用することができる。 (d)空気排出管4と空気供給管3の中途を回収管22
により接続し、この回収管22に乾燥室1から排気され
る空気を空気供給管3側に循環させるファン23を設け
て乾燥室1から排出した空気自体を再利用しているの
で、本装置の使用動力量を削減できる効果がある。
【0034】このように上記具体例によれば、高温乾燥
空気、低温乾燥空気、あるいは適度な湿度を持った空気
を必要に応じて適宜乾燥室1内に供給して減圧状態と常
圧状態とを2回以上繰返すことにより、乾燥効率を高
め、また良質な乾燥状態とすることができる。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、被乾
燥物の大きさや形状に左右されることなく乾燥効率を向
上させることができる乾燥方法及び乾燥装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による乾燥装置を説明するための基本構
成を示す図。
【図2】図1の乾燥室の空気圧を変化させて2回以上減
圧状態と常圧状態を繰返すためのパターン図。
【図3】図1の乾燥室の空気圧を変化させて2回以上減
圧状態と常圧状態のサイクル時間を全乾燥時間内で変化
させる場合のパターン図。
【図4】図1の乾燥室の空気圧を変化させて2回以上減
圧状態と常圧状態のサイクルの中で減圧状態を更に変化
させる場合のパターン図。
【図5】(a)は多孔質の被乾燥物の例としてスポンジ
状のものを示す図、(b)は複雑な形状の被乾燥物の一
例を示す図。
【図6】本発明による乾燥装置の一実施例を示す構成説
明図。
【図7】従来の乾燥装置を示す構成図。
【符号の説明】
1……乾燥室、2……被乾燥物、3……空気供給管、4
……空気排出管、5……ダンパ、6……ファン、7……
圧力センサ、8……コントローラ、15,17……加熱
器、16,18……冷却器、19…ー湿度調整器、20
……熱交換器、21……フィルタ、22……回収管、2
3……ファン。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被乾燥物を収納した乾燥室に流入する乾
    燥空気の流入量と、前記乾燥室より外部に排出される被
    乾燥物の蒸発した水分を含む空気の排出量を調節して前
    記被乾燥物を乾燥するに際して、前記乾燥室内の空気圧
    が2回以上繰返して減圧状態と常圧状態になるように前
    記空気流入量と空気排出量とを調節することを特徴とす
    る乾燥方法。
  2. 【請求項2】 被乾燥物を収納する乾燥室と、この乾燥
    室に乾燥空気を供給する空気供給系に設けられ、乾燥室
    に流入する乾燥空気の流入量を調節する空気流入量調節
    手段と、前記乾燥室より被乾燥物の蒸発した水分を含む
    空気を外部に排出する空気排出系に設けられ、乾燥室よ
    り排出する空気の排出量を調節する空気排出量調節手段
    と、前記乾燥室内の空気圧が2回以上繰返して減圧状態
    と常圧状態になるように前記空気流入量調節手段及び空
    気排出量調節手段を制御する制御手段とを備えたことを
    特徴とする乾燥装置。
  3. 【請求項3】 被乾燥物を収納する乾燥室と、この乾燥
    室内に設けられた圧力センサと、この乾燥室に乾燥空気
    を供給する空気供給系に設けられ、乾燥室に流入する乾
    燥空気の流入量を調節する空気流入量調節手段と、前記
    乾燥室より被乾燥物の蒸発した水分を含む空気を外部に
    排出する空気排出系に設けられ、乾燥室より排出する空
    気の排出量を調節する空気排出量調節手段と、前記圧力
    センサにより検出された乾燥室の圧力検出信号が入力さ
    れ、この圧力検出信号と予め設定された圧力設定値及び
    設定時間とをもとに前記乾燥室内の空気圧が2回以上繰
    返して減圧状態と常圧状態になるように前記空気流入量
    調節手段及び空気排出量調節手段を制御する制御手段と
    を備えたことを特徴とする乾燥装置。
  4. 【請求項4】 前記乾燥室に乾燥空気を供給する空気供
    給系に加熱器、冷却器、湿度調整器を設け、前記制御手
    段に予め定められた乾燥空気の温度及び湿度に基づいて
    前記加熱器、冷却器、湿度調整器を選択的に制御する機
    能を持たせ、この機能により前記乾燥室に流入する乾燥
    空気の温度、湿度を調整するようにしたことを特徴とす
    る請求項2又は請求項3記載の乾燥装置。
JP6800295A 1995-03-27 1995-03-27 乾燥方法及び乾燥装置 Pending JPH08261646A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6800295A JPH08261646A (ja) 1995-03-27 1995-03-27 乾燥方法及び乾燥装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6800295A JPH08261646A (ja) 1995-03-27 1995-03-27 乾燥方法及び乾燥装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08261646A true JPH08261646A (ja) 1996-10-11

Family

ID=13361247

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6800295A Pending JPH08261646A (ja) 1995-03-27 1995-03-27 乾燥方法及び乾燥装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08261646A (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999018405A1 (en) * 1997-10-03 1999-04-15 Abb Ab Method, control paradigm and means for monitoring and controlling the process variables of a process gas flowing through a dryer hood used in a drying process
JP2001235278A (ja) * 2000-02-21 2001-08-31 Okawara Mfg Co Ltd 難乾燥性物質の乾燥方法及びその装置
KR100616034B1 (ko) * 2005-07-01 2006-08-28 오성엘에스티(주) 기판처리장치
JP2012528293A (ja) * 2009-05-25 2012-11-12 ザクルイトエ・アクツィオネルノエ・オブスチェストヴォ“ツイン・トレーディング・カンパニー” 原料乾燥のための方法および装置
KR20140144679A (ko) * 2012-02-01 2014-12-19 리바이브 일렉트로닉스, 엘엘씨 전자 디바이스 건조 방법 및 장치
JP2015127272A (ja) * 2013-12-27 2015-07-09 三菱マテリアル株式会社 シリコン破砕片の真空乾燥方法
CN105546969A (zh) * 2015-07-20 2016-05-04 深圳市信宇人科技有限公司 适合于隧道式烘烤线的升温箱的压变式升温方法及其升温箱
US9644891B2 (en) 2012-02-01 2017-05-09 Revive Electronics, LLC Methods and apparatuses for drying electronic devices
US9746241B2 (en) 2012-02-01 2017-08-29 Revive Electronics, LLC Methods and apparatuses for drying electronic devices
US9970708B2 (en) 2012-02-01 2018-05-15 Revive Electronics, LLC Methods and apparatuses for drying electronic devices
US10240867B2 (en) 2012-02-01 2019-03-26 Revive Electronics, LLC Methods and apparatuses for drying electronic devices
US10690413B2 (en) 2012-02-01 2020-06-23 Revive Electronics, LLC Methods and apparatuses for drying electronic devices
US10876792B2 (en) 2012-02-01 2020-12-29 Revive Electronics, LLC Methods and apparatuses for drying electronic devices
US11713924B2 (en) 2012-02-01 2023-08-01 Revive Electronics, LLC Methods and apparatuses for drying electronic devices

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999018405A1 (en) * 1997-10-03 1999-04-15 Abb Ab Method, control paradigm and means for monitoring and controlling the process variables of a process gas flowing through a dryer hood used in a drying process
US6393729B1 (en) 1997-10-03 2002-05-28 Abb Ab Method, control paradigm and means for monitoring and controlling the process variables of a process gas flowing through a dryer hood used in a drying process
JP2001235278A (ja) * 2000-02-21 2001-08-31 Okawara Mfg Co Ltd 難乾燥性物質の乾燥方法及びその装置
KR100616034B1 (ko) * 2005-07-01 2006-08-28 오성엘에스티(주) 기판처리장치
JP2012528293A (ja) * 2009-05-25 2012-11-12 ザクルイトエ・アクツィオネルノエ・オブスチェストヴォ“ツイン・トレーディング・カンパニー” 原料乾燥のための方法および装置
US9683780B2 (en) 2012-02-01 2017-06-20 Revive Electronics, LLC Methods and apparatuses for drying electronic devices
US10240867B2 (en) 2012-02-01 2019-03-26 Revive Electronics, LLC Methods and apparatuses for drying electronic devices
US11713924B2 (en) 2012-02-01 2023-08-01 Revive Electronics, LLC Methods and apparatuses for drying electronic devices
KR20210155818A (ko) * 2012-02-01 2021-12-23 리바이브 일렉트로닉스, 엘엘씨 전자 디바이스 건조 방법 및 장치
US9644891B2 (en) 2012-02-01 2017-05-09 Revive Electronics, LLC Methods and apparatuses for drying electronic devices
KR20140144679A (ko) * 2012-02-01 2014-12-19 리바이브 일렉트로닉스, 엘엘씨 전자 디바이스 건조 방법 및 장치
US9746241B2 (en) 2012-02-01 2017-08-29 Revive Electronics, LLC Methods and apparatuses for drying electronic devices
US9816757B1 (en) 2012-02-01 2017-11-14 Revive Electronics, LLC Methods and apparatuses for drying electronic devices
US9970708B2 (en) 2012-02-01 2018-05-15 Revive Electronics, LLC Methods and apparatuses for drying electronic devices
JP2015505606A (ja) * 2012-02-01 2015-02-23 リバイブ エレクトロニクス, エルエルシーRevive Electronics, Llc 電子デバイスを乾燥させるための方法及び装置
US10690413B2 (en) 2012-02-01 2020-06-23 Revive Electronics, LLC Methods and apparatuses for drying electronic devices
KR20200124760A (ko) * 2012-02-01 2020-11-03 리바이브 일렉트로닉스, 엘엘씨 전자 디바이스 건조 방법 및 장치
JP2020180774A (ja) * 2012-02-01 2020-11-05 リバイブ エレクトロニクス, エルエルシーRevive Electronics, Llc 電子デバイスを乾燥させるための方法及び装置
US10876792B2 (en) 2012-02-01 2020-12-29 Revive Electronics, LLC Methods and apparatuses for drying electronic devices
US10928135B2 (en) 2012-02-01 2021-02-23 Revive Electronics, LLC Methods and apparatuses for drying electronic devices
JP2015127272A (ja) * 2013-12-27 2015-07-09 三菱マテリアル株式会社 シリコン破砕片の真空乾燥方法
CN105546969A (zh) * 2015-07-20 2016-05-04 深圳市信宇人科技有限公司 适合于隧道式烘烤线的升温箱的压变式升温方法及其升温箱

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08261646A (ja) 乾燥方法及び乾燥装置
JP4378268B2 (ja) 加湿装置
JPH01299623A (ja) サイクル時間間隔変化方法
KR880005429A (ko) 연속 건조감시 제어시스템과 그를 이용한 감시제어방법
RU2006114770A (ru) Сушильное устройство (варианты), стиральное устройство и сушильная камера (варианты)
JP2546947B2 (ja) 塗工ウェブの乾燥方法およびその装置
GB2120120A (en) Control of drying operation
KR100703952B1 (ko) 감압식열풍건조기
JP3189130B2 (ja) 製麹装置の自動品温制御方法及び装置
KR101973129B1 (ko) 다단 분리 열교환기의 열교환 효율 측정 시스템
JPH06281330A (ja) 除湿乾燥機
JP5642982B2 (ja) 乾燥装置
WO1987007937A1 (en) Process and apparatus for pulsating drying of granular materials with capillary pores, especially of grain crops of means of a pre-dried medium
JPS63196251A (ja) 冷凍食品の解凍及び解凍加熱調理方法並びにその装置
JPH09159298A (ja) 冷却装置
JPS61185172A (ja) 海苔乾燥設備に付設する湿度調整装置
JPS6032872Y2 (ja) 乾燥装置
JP3946861B2 (ja) 恒温・恒湿空気供給装置
JPS6026636Y2 (ja) 真空乾燥装置
KR20100042392A (ko) 건조기 및 건조방법
JP2004044958A (ja) ガス赤外線バーナーの表面温度制御装置
JPS58861A (ja) 米麹、麦麹、「ふすま」麹、蒸米、浸漬米等の水分微量調整装置
JPH1024211A (ja) 乾燥空気供給装置
JPH06273043A (ja) 通気ベルト乾燥機における含水率調整方法
JPS61255700A (ja) クリ−ニング用乾燥装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040309