JPS6032872Y2 - 乾燥装置 - Google Patents

乾燥装置

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JPS6032872Y2
JPS6032872Y2 JP16162081U JP16162081U JPS6032872Y2 JP S6032872 Y2 JPS6032872 Y2 JP S6032872Y2 JP 16162081 U JP16162081 U JP 16162081U JP 16162081 U JP16162081 U JP 16162081U JP S6032872 Y2 JPS6032872 Y2 JP S6032872Y2
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JP16162081U
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JPS57100197U (ja
Inventor
登 早川
Original Assignee
株式会社 西原環境衛生研究所
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、脱水汚泥等の被転換物を転換する転換装置
に関するものである。
転換処理において最も重要なことは、一定の含水率の転
換物を得ることである。
特に次段の処理として焼却を行う場合、焼却炉の効果的
な運転を行うために非常に重要である。
従来の転換装置によって脱水ケーキ、し渣等含水率が一
定でないものを転換処理すると、転換物の含水率が変化
し、十分な焼却処理が行えなかったり、炉の温度が上昇
し過ぎたりした。
この考案はこれらの欠点を解消するためになされたもの
で、含水率が一定な転換物が得られる転換装置を提供す
ることを目的とする。
以下、この考案の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
図中、1は、転換炉であり、ホッパ2より例えば脱水汚
泥、し渣なとの被転換物がロータリバルブ等を介して一
定量ずつ供給される。
供給された被転換物は、階段状に配列された各反転スト
ーカ6によって順次下方に移送される。
そして、この移送過程において、加熱部4より供給され
る熱風を棚板部5より吹き出して転換する。
転換が完了した被転換物は、次に焼却炉7aに供給され
て焼却される。
7bは、焼却用の反転ストーカである。
焼却炉7aには、ブロワ9を介して熱焼空気が供給され
る。
8は、そのバーナ部を示している。
そして、焼却炉7aからの排ガスは、熱交換器3を介し
て煙突10より排出される。
一方、転換炉1に供給され、転換に使用された熱風は、
次に凝縮機11に供給されて除湿される。
12が、除湿のための冷却水槽である。除湿後の冷却風
は、バルブ13、ブロワ15を介して再び加熱部4に供
給される。
そして、この加熱部4で所定の温度に加熱された熱風が
、新たに転換炉1に供給され、以後この動作が循環的に
繰り返される。
ところで、上記加熱部4、転換炉1、凝縮機11、焼却
炉7aの各部の出口側には、各々温度検出器S1〜S、
が設けられていて、各部の温度を検出するようになって
いる。
温度検出器S1は、加熱部4より転換炉1に供給される
熱風の温度を検出し、その温度がT工℃に保されるよう
にヒータ熱源eを制御する。
この転換炉1への熱風の温度制御は、このような温度検
出による方法の他に次のような風量検出による方法でも
よい。
すなわち、温度変化の要因は、その風量によるからその
制御信号によりヒータ熱源eをフィードフォワード制御
する方法である。
また、以上の各々を組合せてもよい。
温度検出器S2は、転換炉1から凝縮機11に供給され
る熱風の温度を検出して、その温度がT2℃になるよう
に、バルブ13を制御して循環風量を調節する。
14は、バルブ作動機構である。この部分での熱風(排
ガス)温度は、被転換物の蒸発量によって決定される。
従って、同条件で運転していれば、被転換物の含水率が
高くなると蒸発量が多くなり、温度は低下する。
そして、含水率が低くなると高くなる。
そこで、例えば、温度が5℃低下したとすると、風量を
2%増すことにより、5℃高くなるようにする。
この値は、実験結果によって定める。
この制御は、応答性能を余り高くせず、一定値以上(5
℃、10℃)の変化が、一定時間以上(1分、5分)程
度継続した時に初めて制御するようにした方がよい。
以上の各個は、被転換物の条件、転換精度等によって変
化する。
又、風量の変化は、連続的に変化させても段階的に変化
させてもよい。
これらの結果、転換物の含水率は一定になる。
温度検出器S3は、凝縮機11から加熱部4に供給され
る除湿後の排ガスの温度を検出して、凝縮機への冷却水
供給量を可変し、上記排ガスの温度がT3℃になるよう
に制御する。
T3℃は100℃以下である。
今、例えば70℃に冷却すると、その温度での飽和水蒸
気量は、0.2kg−H20/rrL3−ガス、である
から、それ以上の水分は水滴となって除去される。
除去される水量は、次式で示される。G (H2−H□
)=W ・・・・・・(1)但し
、G:循環ガス量(ポ/m1n) H□:冷却後および転換室入口での 湿度 (kg/ポ) H2:転換炉出口での湿度(kg/ d) W:除去された水の量(kg/min )以上のように
して、各部の温度をT、、 T2. T3に制御すると
、湿度H1,H2が一定となり風量の変更により除去す
る氷の量(W)が変化するが、この変化は、転換物の含
水率が一定になるように作用する。
転換炉前後のエンタルピーは、外部へのロス、乾換物の
昇温を無視すれば、両者は等しくなる。
すなわち、各々をQ、、 Q2とすると、Q1=G (
CpaT、+(600+CpwT、) H,) −−−
−−−(2)Q2=G (CpaT2+(600+Cp
wT2)H2) ・・・・−(3)Q、=Q2
・・・・・・(4)Cpa
T1+(600CpwTx ) Hl ==CpaT2
+(600+CpwT2) H2・・・・・・(5)
よって、礼=9別」〔□1+0毀と9畳工迎九600+
CpwT2600+ CpwT2・・・・・・(6) となる。
なお、Cpa :ガス定圧比熱、Cpw :水蒸気定圧
比熱、H□:温度(T3)での飽和湿度、H2:転換炉
出口での湿度を示す。
従って、H2は、T2を風量(G)の変化により一定値
にすれば一定値になる。
この時の除去水量は、 W=G (H2−H,) ・・曲(7
)となるが、排ガスの温度、湿度が一定となるような転
換により、転換物の含水率は略一定となる。
温度検出器S、は、焼却炉の排ガスの温度を検出して、
バーナ部への空気供給量を調整し、焼却効率を向上させ
る。
なお、上述の風量可変は、バルブ13以外に、ブロワ1
5の回転数可変機構16を設けて循環流の流速を調整す
るようにしてもよい。
以上のように、この考案によれば、熱媒循環式の転換装
置において、3つの温度制御部を設けたので、被転換物
の含水率が変化しても、常に一定含水率の転換物が得ら
れる。
ここで、上記3つの制御部の内2つは温度を一定とする
ために加熱または冷却手段を制御する直接的な手段であ
るが、他の1つの制御部は転換部出口近傍の温度を一定
にする手段として、熱風の風量制御という間接的な手段
を採用している。
被転換物の含水率を測定することは難しいので、被転換
物の含水率の大小に応じて転換装置への供給量を変更し
、一定含水率の転換物を得るのは困難である。
また発生した被転換物をある程度定量的に処理する必要
がある。
本考案のこの風量制御によれば、被転換物の含水率が変
化しても一定含水率の転換物が安定して得られる。
この風量制御を行うため、他の2つの制御は定温制御で
も一定含水率の転換物が得られるのである。
そして、熱媒が所定温度で常に循環するので、転換機器
の損傷防止、管理作業の簡易化および危険防止が図れる
また、乾換物の含水率を一定にすることができるので、
焼却処理の温度も一定にすることができ、焼却効率を向
上させ、又その工程管理を容易にする。
【図面の簡単な説明】
図面は、この考案の一実施例による転換装置の一部切断
側面図である。 1・・・・・・転換炉、4・・・・・・加熱部、6・・
・・・・反転ストーカ、7a・・・・・・焼却炉、11
・・・・・・凝縮機、12・・・・・・冷却水槽、13
・・・・・・バルブ、15・・・・・・ブロワ、S1〜
S4・・・・・・温度検出器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 転換部に供給する空気を加熱する加熱部と、この加熱部
    より供給される熱風によって被転換物を転換する転換部
    と、この転換部より供給される熱風を冷却することによ
    って、該熱風中の水分を除去する凝縮機と、この凝縮機
    を介して供給される除湿後の空気を上記加熱部に供給す
    るブロワ一部と、上記加熱部より転換部に供給される熱
    風の温度を検出し、その温度が一定値になるように上記
    加熱部を制御する第1の温度制御部と、上記転換部より
    上記凝縮機に供給される熱風の温度を検出して、その温
    度が一定値になるように上記加熱部に供給される空気量
    を制御する第2の温度制御部と、上記凝縮機より上記ブ
    ロワ一部に供給される除湿空気の温度を検出し、その温
    度が一定値になるように上記凝縮機を制御する第3の温
    度制御部とを備えた転換装置。
JP16162081U 1981-10-29 1981-10-29 乾燥装置 Expired JPS6032872Y2 (ja)

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JP16162081U JPS6032872Y2 (ja) 1981-10-29 1981-10-29 乾燥装置

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JPS57100197U JPS57100197U (ja) 1982-06-19
JPS6032872Y2 true JPS6032872Y2 (ja) 1985-10-01

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JPS62124558A (ja) * 1985-11-25 1987-06-05 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 写真感光材料の乾燥方法及び装置

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JPS57100197U (ja) 1982-06-19

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