JPH09159298A - 冷却装置 - Google Patents
冷却装置Info
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- JPH09159298A JPH09159298A JP34651795A JP34651795A JPH09159298A JP H09159298 A JPH09159298 A JP H09159298A JP 34651795 A JP34651795 A JP 34651795A JP 34651795 A JP34651795 A JP 34651795A JP H09159298 A JPH09159298 A JP H09159298A
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- cooled
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、簡略な構造でありながら少量の圧縮
エアを使用して効率よく冷却対象物を冷却できる冷却装
置を提供する。 【解決手段】本発明に係る冷却装置1は、湿り気を含む
圧縮エアを取り込んで熱交換し、冷却エア及び熱エアを
生成するボルテック冷却機9と、このボルテック冷却機
9からの冷却エアを除湿して冷却対象物5に送る冷却フ
ィン11と、前記ボルテック冷却機9が生成する熱気エ
アを熱排気エアとして装置外に排気する排気部4とを有
する。
エアを使用して効率よく冷却対象物を冷却できる冷却装
置を提供する。 【解決手段】本発明に係る冷却装置1は、湿り気を含む
圧縮エアを取り込んで熱交換し、冷却エア及び熱エアを
生成するボルテック冷却機9と、このボルテック冷却機
9からの冷却エアを除湿して冷却対象物5に送る冷却フ
ィン11と、前記ボルテック冷却機9が生成する熱気エ
アを熱排気エアとして装置外に排気する排気部4とを有
する。
Description
【発明の属する技術の分野】本発明は、発熱を伴う冷却
対象物を冷却する冷却装置に関し、詳しくは少量の圧縮
エアにより効率よく冷却対象物を冷却でき、しかも、構
成が簡略な冷却装置に関する。
対象物を冷却する冷却装置に関し、詳しくは少量の圧縮
エアにより効率よく冷却対象物を冷却でき、しかも、構
成が簡略な冷却装置に関する。
【従来の技術】従来、電気機器や各種電子機器等の発熱
を伴う冷却対象物を冷却する冷却装置として図3に示す
ような冷却装置が知られている。同図に示す冷却装置3
0は、ボルテックチューブを用いた冷却機31に圧縮エ
アを供給し、この冷却機31により熱交換して冷却エア
及び熱エアとし、この内の冷却エアを冷却対象物に送る
とともに、熱エアを装置外に排出するようにしている。
を伴う冷却対象物を冷却する冷却装置として図3に示す
ような冷却装置が知られている。同図に示す冷却装置3
0は、ボルテックチューブを用いた冷却機31に圧縮エ
アを供給し、この冷却機31により熱交換して冷却エア
及び熱エアとし、この内の冷却エアを冷却対象物に送る
とともに、熱エアを装置外に排出するようにしている。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の冷却装置30の場合には、ボルテックス
チューブから流出する冷却エアは、湿分を多く含んでお
り、この冷却エアを冷却対象物に送ると、冷却対象物に
おける電気、電子部品が結露してしまう。即ち、ボルテ
ックスチューブの噴射ノズル部は、摂氏マイナス15度
程度に温度が下がるが、噴射ノズル部から約10cm程
度の位置では摂氏プラス7度程度になってしまう。この
ように、熱交換器の位置から離れれば離れる程温度が上
昇し、熱交換の効率が低下して冷却エアの除湿は困難と
なり、この結果、冷却対象物の冷却に必要な冷却エアを
得るためには大量の圧縮エアを冷却機31に供給しなけ
ればならず、圧縮エアの消費量が多く不経済であるとい
う課題があった。そこで、本発明は、上述した従来の課
題を解決し、少量の圧縮エアにより効率よく冷却対象物
を冷却でき、しかも、構成が簡略な冷却装置を提供する
するものである。
たような従来の冷却装置30の場合には、ボルテックス
チューブから流出する冷却エアは、湿分を多く含んでお
り、この冷却エアを冷却対象物に送ると、冷却対象物に
おける電気、電子部品が結露してしまう。即ち、ボルテ
ックスチューブの噴射ノズル部は、摂氏マイナス15度
程度に温度が下がるが、噴射ノズル部から約10cm程
度の位置では摂氏プラス7度程度になってしまう。この
ように、熱交換器の位置から離れれば離れる程温度が上
昇し、熱交換の効率が低下して冷却エアの除湿は困難と
なり、この結果、冷却対象物の冷却に必要な冷却エアを
得るためには大量の圧縮エアを冷却機31に供給しなけ
ればならず、圧縮エアの消費量が多く不経済であるとい
う課題があった。そこで、本発明は、上述した従来の課
題を解決し、少量の圧縮エアにより効率よく冷却対象物
を冷却でき、しかも、構成が簡略な冷却装置を提供する
するものである。
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る冷却装置は、湿り気を含む圧縮エアを取り込んで熱交
換し、冷却エア及び熱エアを生成する冷却手段と、この
冷却手段からの冷却エアを除湿して冷却対象物に送る冷
却エア除湿手段と、前記冷却手段が生成する熱気エアを
熱排気エアとして装置外に排気する排気手段とを有する
ことを特徴とするものである。請求項2記載の発明に係
る冷却装置は、冷却対象物の冷却温度を検出する温度検
出手段と、湿り気を含む圧縮エアを取り込んで熱交換
し、冷却エア及び熱エアを生成する冷却手段と、この冷
却手段からの冷却エアを除湿して冷却対象物に送る冷却
エア除湿手段と、前記冷却手段が生成する熱気エアを熱
排気エアとして装置外に排気する排気手段と、前記温度
検出手段の検出結果を基に前記冷却手段に供給される湿
り気を含む圧縮エアの量を制御し前記冷却対象物の温度
を設定温度に維持する温度制御手段とを有することを特
徴とするものである。次に、本発明に係る上記請求項1
乃至2の夫々の冷却装置の各作用を説明する。請求項1
記載の冷却装置における冷却手段は、湿り気を含む圧縮
エアを取り込んで熱交換し、冷却エア及び熱エアを生成
する。冷却エア除湿手段は、この冷却手段からの冷却エ
アを除湿して冷却対象物に送る。また、排気手段は、前
記冷却手段が生成する熱気エアを熱排気エアとして装置
外に排気する。この結果、冷却対象物に対して冷却エア
除湿手段から除湿された冷却エアが送られることにな
り、少量の圧縮エアを使用してこの冷却対象物を効率よ
く冷却できる。また、前記排気手段の排気動作により、
熱排気エアの処理も極めて良好となる。請求項2記載の
冷却装置によれば、請求項1記載の冷却装置と同様な作
用を発揮するとともに、前記温度制御手段は、前記温度
検出手段の検出結果を基に前記冷却手段に供給される圧
縮エアの量を制御し前記冷却対象物の温度を設定温度に
維持する。この結果、前記温度制御手段により制御され
た量の圧縮エアに応じた量で、かつ、除湿された冷却エ
アが前記冷却対象物に供給されることになり、少量の圧
縮エアを使用して極めて効率よく冷却対象物を所定温度
に維持するように冷却できる。
る冷却装置は、湿り気を含む圧縮エアを取り込んで熱交
換し、冷却エア及び熱エアを生成する冷却手段と、この
冷却手段からの冷却エアを除湿して冷却対象物に送る冷
却エア除湿手段と、前記冷却手段が生成する熱気エアを
熱排気エアとして装置外に排気する排気手段とを有する
ことを特徴とするものである。請求項2記載の発明に係
る冷却装置は、冷却対象物の冷却温度を検出する温度検
出手段と、湿り気を含む圧縮エアを取り込んで熱交換
し、冷却エア及び熱エアを生成する冷却手段と、この冷
却手段からの冷却エアを除湿して冷却対象物に送る冷却
エア除湿手段と、前記冷却手段が生成する熱気エアを熱
排気エアとして装置外に排気する排気手段と、前記温度
検出手段の検出結果を基に前記冷却手段に供給される湿
り気を含む圧縮エアの量を制御し前記冷却対象物の温度
を設定温度に維持する温度制御手段とを有することを特
徴とするものである。次に、本発明に係る上記請求項1
乃至2の夫々の冷却装置の各作用を説明する。請求項1
記載の冷却装置における冷却手段は、湿り気を含む圧縮
エアを取り込んで熱交換し、冷却エア及び熱エアを生成
する。冷却エア除湿手段は、この冷却手段からの冷却エ
アを除湿して冷却対象物に送る。また、排気手段は、前
記冷却手段が生成する熱気エアを熱排気エアとして装置
外に排気する。この結果、冷却対象物に対して冷却エア
除湿手段から除湿された冷却エアが送られることにな
り、少量の圧縮エアを使用してこの冷却対象物を効率よ
く冷却できる。また、前記排気手段の排気動作により、
熱排気エアの処理も極めて良好となる。請求項2記載の
冷却装置によれば、請求項1記載の冷却装置と同様な作
用を発揮するとともに、前記温度制御手段は、前記温度
検出手段の検出結果を基に前記冷却手段に供給される圧
縮エアの量を制御し前記冷却対象物の温度を設定温度に
維持する。この結果、前記温度制御手段により制御され
た量の圧縮エアに応じた量で、かつ、除湿された冷却エ
アが前記冷却対象物に供給されることになり、少量の圧
縮エアを使用して極めて効率よく冷却対象物を所定温度
に維持するように冷却できる。
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を詳
細に説明する。図1に示す本実施の形態の冷却装置1
は、例えば、円筒状の主冷却塔2と、この主冷却塔2の
下部に接続した排気手段としての排気部4と、電気制御
盤等の冷却対象物5の冷却温度を検出する温度検出手段
としての温度センサ6と、この温度センサ6の検出結果
を基に前記主冷却塔2に供給される圧縮エアの量を制御
し、前記冷却対象物5の温度を設定温度に維持する温度
制御手段を構成する温度調節機7とを有している。前記
主冷却塔2には、流入口8aを有する供給管8からの湿
り気を有する圧縮エアを後述する冷却フィン11の間に
配置した螺旋状の流入管9aから取り込んで熱交換し、
冷却エア及び熱エアを生成する冷却手段としてのボルテ
ックス冷却機9と、このボルテックス冷却機9の上部に
配置した冷却エア除湿手段としての冷却フィン11とを
組み込んでいる。ボルテックス冷却機9が生成する冷却
エアは、流出口9bから前記冷却フィン11に接触して
この冷却フィン11を冷却するとともに吐出口10aを
有する管路10に至り、吐出口10aから前記冷却対象
物5に向けて噴出するようになっている。また、前記供
給管8には、温度制御手段を構成する電磁弁17が接続
され、前記温度調節機7の制御により前記供給管8に供
給される圧縮エアの流入を継続又は阻止するようになっ
ている。前記排気部4は、前記ボルテック冷却機9の底
部に接続した熱エアを熱排気エアとして排気する排気管
18と、この排気管18の下端部に配置した多孔質材料
により形成され熱排気エアを静粛な状態にして装置外に
排気する消音排気部材19と、前記排気管18の途中に
接続した熱排気エアの排気量を調整する排気量調整弁2
0と、前記主冷却塔2の底部に上端部を接続した水分を
排出するドレイン管21とを具備している。図2は、前
記冷却装置lの温度制御系を示すブロック図であり、温
度センサ6の検出結果を基に、温度調節機7が前記電磁
弁17を開閉制御し、前記供給管8に供給される湿り気
を含む圧縮エアの量を調節するようになっている。次
に、上述した構成の冷却装置1の作用を説明する。この
冷却装置lのボルテックス冷却機9には、前記電磁弁1
7、供給管8を経て図示しない圧縮ポンプからの湿り気
を含む圧縮エアが供給される。湿り気を含む圧縮エア
は、供給管8から前記螺旋状の流入管9aを経てボルテ
ックス冷却機9に供給され、ボルテックス冷却機9によ
り、即熱交換されて、冷却エア及び熱エアとなる。この
うち、冷却エアは、前記流出口9bの位置で摂氏マイナ
ス15度程度となり、前記冷却フィン11に接触してこ
の冷却フィン11を冷却するとともに吐出口10aを有
する管路10に至り、吐出口10aから前記冷却対象物
5に向けて噴出する。この場合、冷却エアが冷却された
冷却フィン11と接触することにより除湿されるので、
この結果、除湿冷却エアが管路10を介して冷却対象物
5に送られることになる。一方、前記ボルテック冷却機
9により生成された熱エアは、前記排気部4における排
気管18を経て消音排気部材19から装置外に排出され
るが、消音排気部材19による消音動作で静粛な熱排気
エアとして装置外に排出されることになる。また、この
場合に、前記排気量調整弁20を調節することで、熱排
気エアの排気量も適切な量に設定できる。更に、前記主
冷却塔2の底部に上端部を接続したドレイン管21によ
り主冷却塔2内に溜まる水分も排出できる。このような
冷却装置1の動作に際して、前記温度調節機7は、前記
温度センサ6の検出結果を基に電磁弁17の開閉制御を
行い、ボルテック冷却機9に供給される前記圧縮エアの
量を制御する。この結果、前記温度調節機7により制御
された量の圧縮エアに対応する量の冷却エアが、前記冷
却対象物5に供給されることになり、少量の圧縮エアに
より効率よく冷却対象物5が所定温度に維持されるよう
に冷却できる。以上詳述したように、本実施の形態の冷
却装置1によれば、少量の湿り気を含む圧縮エアを用い
て低損失で効率よく冷却対象物5を冷却できる。前記冷
却装置を使用した冷却効果の試験例を以下に示す。前記
圧縮エアとして、流入圧力7Kgf/cm2、流入流量40
0Nl/min、流入時の温度摂氏25乃至28度、流入時の
湿度65%乃至75%のものを用いた場合、前記冷却対
象物5に対する冷却エアは、流量280Nl/min、温度摂
氏7乃至9度、湿度は相対湿度100%に対して89%
乃至86%の除湿効果が得られた。また、熱排気エアの
流量は120Nl/minであった。また、前記冷却対象物5
内には、所定の圧力の冷却エアが供給されるので、冷却
対象物5内は所定の圧力に保たれ、燃焼ガス等の侵入が
無くなって、防暴構造とすることができる。また、本実
施の形態の冷却装置1によれば、軽量、簡略な構造であ
り、取り付けが簡単である利点があるとともに、前記温
度調節機7による温度制御で、少量の圧縮エアにより冷
却対象物5を効率よく、且つ、誤差なく所定温度に維持
するように冷却することができる。
細に説明する。図1に示す本実施の形態の冷却装置1
は、例えば、円筒状の主冷却塔2と、この主冷却塔2の
下部に接続した排気手段としての排気部4と、電気制御
盤等の冷却対象物5の冷却温度を検出する温度検出手段
としての温度センサ6と、この温度センサ6の検出結果
を基に前記主冷却塔2に供給される圧縮エアの量を制御
し、前記冷却対象物5の温度を設定温度に維持する温度
制御手段を構成する温度調節機7とを有している。前記
主冷却塔2には、流入口8aを有する供給管8からの湿
り気を有する圧縮エアを後述する冷却フィン11の間に
配置した螺旋状の流入管9aから取り込んで熱交換し、
冷却エア及び熱エアを生成する冷却手段としてのボルテ
ックス冷却機9と、このボルテックス冷却機9の上部に
配置した冷却エア除湿手段としての冷却フィン11とを
組み込んでいる。ボルテックス冷却機9が生成する冷却
エアは、流出口9bから前記冷却フィン11に接触して
この冷却フィン11を冷却するとともに吐出口10aを
有する管路10に至り、吐出口10aから前記冷却対象
物5に向けて噴出するようになっている。また、前記供
給管8には、温度制御手段を構成する電磁弁17が接続
され、前記温度調節機7の制御により前記供給管8に供
給される圧縮エアの流入を継続又は阻止するようになっ
ている。前記排気部4は、前記ボルテック冷却機9の底
部に接続した熱エアを熱排気エアとして排気する排気管
18と、この排気管18の下端部に配置した多孔質材料
により形成され熱排気エアを静粛な状態にして装置外に
排気する消音排気部材19と、前記排気管18の途中に
接続した熱排気エアの排気量を調整する排気量調整弁2
0と、前記主冷却塔2の底部に上端部を接続した水分を
排出するドレイン管21とを具備している。図2は、前
記冷却装置lの温度制御系を示すブロック図であり、温
度センサ6の検出結果を基に、温度調節機7が前記電磁
弁17を開閉制御し、前記供給管8に供給される湿り気
を含む圧縮エアの量を調節するようになっている。次
に、上述した構成の冷却装置1の作用を説明する。この
冷却装置lのボルテックス冷却機9には、前記電磁弁1
7、供給管8を経て図示しない圧縮ポンプからの湿り気
を含む圧縮エアが供給される。湿り気を含む圧縮エア
は、供給管8から前記螺旋状の流入管9aを経てボルテ
ックス冷却機9に供給され、ボルテックス冷却機9によ
り、即熱交換されて、冷却エア及び熱エアとなる。この
うち、冷却エアは、前記流出口9bの位置で摂氏マイナ
ス15度程度となり、前記冷却フィン11に接触してこ
の冷却フィン11を冷却するとともに吐出口10aを有
する管路10に至り、吐出口10aから前記冷却対象物
5に向けて噴出する。この場合、冷却エアが冷却された
冷却フィン11と接触することにより除湿されるので、
この結果、除湿冷却エアが管路10を介して冷却対象物
5に送られることになる。一方、前記ボルテック冷却機
9により生成された熱エアは、前記排気部4における排
気管18を経て消音排気部材19から装置外に排出され
るが、消音排気部材19による消音動作で静粛な熱排気
エアとして装置外に排出されることになる。また、この
場合に、前記排気量調整弁20を調節することで、熱排
気エアの排気量も適切な量に設定できる。更に、前記主
冷却塔2の底部に上端部を接続したドレイン管21によ
り主冷却塔2内に溜まる水分も排出できる。このような
冷却装置1の動作に際して、前記温度調節機7は、前記
温度センサ6の検出結果を基に電磁弁17の開閉制御を
行い、ボルテック冷却機9に供給される前記圧縮エアの
量を制御する。この結果、前記温度調節機7により制御
された量の圧縮エアに対応する量の冷却エアが、前記冷
却対象物5に供給されることになり、少量の圧縮エアに
より効率よく冷却対象物5が所定温度に維持されるよう
に冷却できる。以上詳述したように、本実施の形態の冷
却装置1によれば、少量の湿り気を含む圧縮エアを用い
て低損失で効率よく冷却対象物5を冷却できる。前記冷
却装置を使用した冷却効果の試験例を以下に示す。前記
圧縮エアとして、流入圧力7Kgf/cm2、流入流量40
0Nl/min、流入時の温度摂氏25乃至28度、流入時の
湿度65%乃至75%のものを用いた場合、前記冷却対
象物5に対する冷却エアは、流量280Nl/min、温度摂
氏7乃至9度、湿度は相対湿度100%に対して89%
乃至86%の除湿効果が得られた。また、熱排気エアの
流量は120Nl/minであった。また、前記冷却対象物5
内には、所定の圧力の冷却エアが供給されるので、冷却
対象物5内は所定の圧力に保たれ、燃焼ガス等の侵入が
無くなって、防暴構造とすることができる。また、本実
施の形態の冷却装置1によれば、軽量、簡略な構造であ
り、取り付けが簡単である利点があるとともに、前記温
度調節機7による温度制御で、少量の圧縮エアにより冷
却対象物5を効率よく、且つ、誤差なく所定温度に維持
するように冷却することができる。
【発明の効果】以上詳述した本発明は以下の効果を奏す
る。請求項1記載の発明によれば、冷却対象物に対して
除湿された冷却エアが供給されることになり、少量の圧
縮エアにより効率よく冷却対象物を冷却できる冷却装置
を提供することができる。請求項2記載の発明によれ
ば、前記温度制御手段により制御された量の圧縮エアに
対応した量の冷却エアが前記冷却対象物に供給されるこ
とになり、少量の圧縮エアにより効率よく冷却対象物を
所定温度に維持するように冷却できる冷却装置を提供す
ることかできる。
る。請求項1記載の発明によれば、冷却対象物に対して
除湿された冷却エアが供給されることになり、少量の圧
縮エアにより効率よく冷却対象物を冷却できる冷却装置
を提供することができる。請求項2記載の発明によれ
ば、前記温度制御手段により制御された量の圧縮エアに
対応した量の冷却エアが前記冷却対象物に供給されるこ
とになり、少量の圧縮エアにより効率よく冷却対象物を
所定温度に維持するように冷却できる冷却装置を提供す
ることかできる。
【図1】本実施の形態の冷却装置の構成を示す概略斜視
図である。
図である。
【図2】本実施の形態の冷却装置の温度制御系を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図3】従来の冷却装置の構成を示す説明図である。
1 冷却装置 2 主冷却塔 4 排気部 5 冷却対象物 6 温度センサ 7 温度調節機 8 供給管 9 ボルテック冷却機 9a 流入管 9b 流出管 10 管路 11 冷却フィン 17 電磁弁 18 排気管 19 消音排気部材 20 排気量調整弁 21 ドレイン管
Claims (2)
- 【請求項1】湿り気を含む圧縮エアを取り込んで熱交換
し冷却エア及び熱エアを生成する冷却手段と、この冷却
手段からの冷却エアを除湿して冷却対象物に送る冷却エ
ア除湿手段と、前記冷却手段が生成する熱気エアを熱排
気エアとして装置外に排気する排気手段とを有すること
を特徴とする冷却装置。 - 【請求項2】冷却対象物の冷却温度を検出する温度検出
手段と、湿り気を含む圧縮エアを取り込んで熱交換し冷
却エア及び熱エアを生成する冷却手段と、この冷却手段
からの冷却エアを除湿して冷却対象物に送る冷却エア除
湿手段と、前記冷却手段が生成する熱気エアを熱排気エ
アとして装置外に排気する排気手段と、前記温度検出手
段の検出結果を基に前記冷却手段に供給される湿り気を
含む圧縮エアの量を制御し前記冷却対象物の温度を設定
温度に維持する温度制御手段とを有することを特徴とす
る冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34651795A JPH09159298A (ja) | 1995-12-12 | 1995-12-12 | 冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34651795A JPH09159298A (ja) | 1995-12-12 | 1995-12-12 | 冷却装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09159298A true JPH09159298A (ja) | 1997-06-20 |
Family
ID=18383965
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34651795A Pending JPH09159298A (ja) | 1995-12-12 | 1995-12-12 | 冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09159298A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6193712B1 (en) | 1998-07-30 | 2001-02-27 | Yugen Kaisha B.A.S. | Treatment apparatus |
JP2010198015A (ja) * | 2009-02-23 | 2010-09-09 | Yang Electronic Systems Co Ltd | 平板ディスプレイ基板の電気的特性試験のための冷却及び防湿装置 |
CN103499157A (zh) * | 2013-10-25 | 2014-01-08 | 淮南矿业(集团)有限责任公司 | 制冷、制热装置 |
JP2017523368A (ja) * | 2014-11-12 | 2017-08-17 | セヤン メカトロニクス カンパニー リミテッド | 局部冷却装置 |
KR20190069779A (ko) * | 2017-12-12 | 2019-06-20 | 안형준 | 동작성 향상형 국부 냉각장치 |
CN113483497A (zh) * | 2021-06-02 | 2021-10-08 | 赵昊焜 | 一种涡流制冷机组 |
-
1995
- 1995-12-12 JP JP34651795A patent/JPH09159298A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6193712B1 (en) | 1998-07-30 | 2001-02-27 | Yugen Kaisha B.A.S. | Treatment apparatus |
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CN113483497A (zh) * | 2021-06-02 | 2021-10-08 | 赵昊焜 | 一种涡流制冷机组 |
CN113483497B (zh) * | 2021-06-02 | 2022-12-13 | 北京华盛康科技发展有限公司 | 一种涡流制冷机组 |
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