JP2007247936A - 空調装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】バイパス弁の開度調節を自動制御で行うことにより、空調装置の性能の安定化と調整費の削減を行うことができる空調装置を提供すること。
【解決手段】空気吸入口1と空気排出口2とが形成された筐体3と、空気吸入口1に配設された冷却コイル4と、冷却コイル4の下流側に配設された電気ヒータ5と、空気排出口2から筐体3内の空気を排出する送風機6とを備えた空調装置において、冷却コイル4を通さずに筐体3に空気を取り入れるバイパス空気吸入口7と、バイパス空気吸入口7の開度を調節するバイパス弁8とを設けるとともに、冷却コイル4の上流側流路と下流側流路の差圧を検出し、差圧に基づいて、空気吸入口1を通過する風量が一定になるように、バイパス空気吸入口7のバイパス弁8の開度を調節する弁制御回路10を設ける。
【選択図】図1
【解決手段】空気吸入口1と空気排出口2とが形成された筐体3と、空気吸入口1に配設された冷却コイル4と、冷却コイル4の下流側に配設された電気ヒータ5と、空気排出口2から筐体3内の空気を排出する送風機6とを備えた空調装置において、冷却コイル4を通さずに筐体3に空気を取り入れるバイパス空気吸入口7と、バイパス空気吸入口7の開度を調節するバイパス弁8とを設けるとともに、冷却コイル4の上流側流路と下流側流路の差圧を検出し、差圧に基づいて、空気吸入口1を通過する風量が一定になるように、バイパス空気吸入口7のバイパス弁8の開度を調節する弁制御回路10を設ける。
【選択図】図1
Description
本発明は、空調装置に関し、特に、バイパス空気吸入口を設けた空調装置において、バイパス弁の開度調節を自動制御で行うことにより、空調装置の性能の安定化と調整費の削減を行うことができる空調装置に関するものである。
従来、空調装置は、例えば、空気吸入口と空気排出口とが形成された筐体と、空気吸入口に配設された冷却コイルと、冷却コイルの下流側に配設された電気ヒータと、空気排出口から筐体内の空気を排出する送風機と、空気排出口に配設された温度センサとを備え、空気吸入口から冷却コイルにより冷却しながら取り入れた外気を、下流側に配設した電気ヒータによって精密に設定温度に調節し、空気排出口から排出するようにしている。
ところで、このような空調装置において、例えば風量を2倍にする場合は、冷却コイルやその冷凍機、電気ヒータをそれぞれ2倍の能力に変更している。
しかしながら、この種の空調装置では、冷却コイルで一旦冷却した外気を下流側の電気ヒータで加熱することによって精密に温度調節することから、冷却負荷のない外気条件でも冷却コイルと電気ヒータは作動しており、上記のように風量に合わせて冷却コイルや電気ヒータを大きくすると、過大な冷却能力と再熱能力を搭載することになり、イニシャルコストとランニングコストの両方に無駄が非常に多くなる。
また、外気温度が大きく低下したり、冷凍機への給水温度が大きく低下した場合に、冷却能力が過大になり、冷却コイル部で凍結が生じる場合がある。
しかしながら、この種の空調装置では、冷却コイルで一旦冷却した外気を下流側の電気ヒータで加熱することによって精密に温度調節することから、冷却負荷のない外気条件でも冷却コイルと電気ヒータは作動しており、上記のように風量に合わせて冷却コイルや電気ヒータを大きくすると、過大な冷却能力と再熱能力を搭載することになり、イニシャルコストとランニングコストの両方に無駄が非常に多くなる。
また、外気温度が大きく低下したり、冷凍機への給水温度が大きく低下した場合に、冷却能力が過大になり、冷却コイル部で凍結が生じる場合がある。
そこで、本件出願人は、冷却コイルや冷凍機、電気ヒータを大きくすることなく風量増加に対応するようにした空調装置を考案した。
この空調装置は、図5に示すように、空気吸入口1と空気排出口2とが形成された筐体3と、空気吸入口1に配設された冷却コイル4と、冷却コイル4の下流側に配設された電気ヒータ5と、空気排出口2から筐体3内の空気を排出する送風機6とを備えた空調装置において、冷却コイル4を通さずに筐体3に空気を取り入れるバイパス空気吸入口7と、該バイパス空気吸入口7の開度を調節するバイパス弁8とを設けている。
この空調装置は、冷却コイル4を通過する風量を一定量とし、バイパス空気吸入口7を通る風量を調節することにより、空気排出口2から出る風量を増大させることができ、これにより、冷却コイル4や冷凍機9、電気ヒータ5を大きくすることなく風量増加に対応し、省エネルギー化を図るとともに、空調装置のイニシャルコストやランニングコストを低減することができる。
また、外気温度が大きく低下したり、冷凍機への給水温度が大きく低下した場合にも、バイパス空気吸入口7の風量を少なくするとともに、冷却コイル4を通過する風量を多くすることによって、冷却コイル部で凍結が生じることを防止し、併せて必要風量を一定にすることによって、熱負荷を一定にし、冷凍機9の安定した運転ができる。
この空調装置は、図5に示すように、空気吸入口1と空気排出口2とが形成された筐体3と、空気吸入口1に配設された冷却コイル4と、冷却コイル4の下流側に配設された電気ヒータ5と、空気排出口2から筐体3内の空気を排出する送風機6とを備えた空調装置において、冷却コイル4を通さずに筐体3に空気を取り入れるバイパス空気吸入口7と、該バイパス空気吸入口7の開度を調節するバイパス弁8とを設けている。
この空調装置は、冷却コイル4を通過する風量を一定量とし、バイパス空気吸入口7を通る風量を調節することにより、空気排出口2から出る風量を増大させることができ、これにより、冷却コイル4や冷凍機9、電気ヒータ5を大きくすることなく風量増加に対応し、省エネルギー化を図るとともに、空調装置のイニシャルコストやランニングコストを低減することができる。
また、外気温度が大きく低下したり、冷凍機への給水温度が大きく低下した場合にも、バイパス空気吸入口7の風量を少なくするとともに、冷却コイル4を通過する風量を多くすることによって、冷却コイル部で凍結が生じることを防止し、併せて必要風量を一定にすることによって、熱負荷を一定にし、冷凍機9の安定した運転ができる。
ところで、この空調装置では、空気排出口から出る風量を設定する場合は、冷却コイルを通過する風量を一定量とするために、バイパス空気吸入口のバイパス弁の開度を調節するが、このバイパス弁の開度調節を手動で行うのは非常に困難であった。
本発明は、上記従来の空調装置が有する問題点に鑑み、バイパス空気吸入口を設けた空調装置において、バイパス弁の開度調節を自動制御で行うことにより、空調装置の性能の安定化と調整費の削減を行うことができる空調装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本第1発明の空調装置は、空気吸入口と空気排出口とが形成された筐体と、空気吸入口に配設された冷却コイルと、冷却コイルの下流側に配設された電気ヒータと、空気排出口から筐体内の空気を排出する送風機とを備えた空調装置において、冷却コイルを通さずに筐体に空気を取り入れるバイパス空気吸入口と、該バイパス空気吸入口の開度を調節するバイパス弁とを設けるとともに、冷却コイルの上流側流路と下流側流路の差圧を検出し、該差圧に基づいて、空気吸入口を通過する風量が一定になるように、前記バイパス空気吸入口のバイパス弁の開度を調節する弁制御回路を設けたことを特徴とする。
また、同じ目的を達成するため、本第2発明の空調装置は、空気吸入口と空気排出口とが形成された筐体と、空気吸入口に配設された冷却コイルと、冷却コイルの下流側に配設された電気ヒータと、空気排出口から筐体内の空気を排出する送風機とを備えた空調装置において、冷却コイルを通さずに筐体に空気を取り入れるバイパス空気吸入口と、該バイパス空気吸入口の開度を調節するバイパス弁とを設けるとともに、冷却コイルの冷媒圧力を検出し、該冷媒圧力に基づいて、空気吸入口を通過する風量が一定になるように、前記バイパス空気吸入口のバイパス弁の開度を調節する弁制御回路を設けたことを特徴とする。
また、同じ目的を達成するため、本第3発明の空調装置は、空気吸入口と空気排出口とが形成された筐体と、空気吸入口に配設された冷却コイルと、冷却コイルの下流側に配設された電気ヒータと、空気排出口から筐体内の空気を排出する送風機とを備えた空調装置において、冷却コイルを通さずに筐体に空気を取り入れるバイパス空気吸入口と、該バイパス空気吸入口の開度を調節するバイパス弁とを設けるとともに、冷却コイルの冷媒温度を検出し、該冷媒温度に基づいて、空気吸入口を通過する風量が一定になるように、前記バイパス空気吸入口のバイパス弁の開度を調節する弁制御回路を設けたことを特徴とする。
また、同じ目的を達成するため、本第4発明の空調装置は、空気吸入口と空気排出口とが形成された筐体と、空気吸入口に配設された冷却コイルと、冷却コイルの下流側に配設された電気ヒータと、空気排出口から筐体内の空気を排出する送風機とを備えた空調装置において、冷却コイルを通さずに筐体に空気を取り入れるバイパス空気吸入口と、該バイパス空気吸入口の開度を調節するバイパス弁とを設けるとともに、冷却コイルの冷凍機の電流値を検出し、該電流値に基づいて、空気吸入口を通過する風量が一定になるように、前記バイパス空気吸入口のバイパス弁の開度を調節する弁制御回路を設けたことを特徴とする。
この場合において、送風機の電流値を検出し、該電流値に基づいて、空気排出口から出る風量が一定になるように送風機を制御する送風制御回路を設けることができる。
本第1発明の空調装置によれば、空気吸入口と空気排出口とが形成された筐体と、空気吸入口に配設された冷却コイルと、冷却コイルの下流側に配設された電気ヒータと、空気排出口から筐体内の空気を排出する送風機とを備えた空調装置において、冷却コイルを通さずに筐体に空気を取り入れるバイパス空気吸入口と、該バイパス空気吸入口の開度を調節するバイパス弁とを設けるとともに、冷却コイルの上流側流路と下流側流路の差圧を検出し、該差圧に基づいて、空気吸入口を通過する風量が一定になるように、前記バイパス空気吸入口のバイパス弁の開度を調節する弁制御回路を設けることから、空気排出口から出る風量を設定する場合に、冷却コイルの上流側流路と下流側流路の差圧に基づいて空気吸入口の通過風量が一定になるようにバイパス弁の開度調節を自動制御で行うことができ、これにより、空調装置の性能の安定化と調整費の削減を行うことができる。
また、本第2発明の空調装置によれば、空気吸入口と空気排出口とが形成された筐体と、空気吸入口に配設された冷却コイルと、冷却コイルの下流側に配設された電気ヒータと、空気排出口から筐体内の空気を排出する送風機とを備えた空調装置において、冷却コイルを通さずに筐体に空気を取り入れるバイパス空気吸入口と、該バイパス空気吸入口の開度を調節するバイパス弁とを設けるとともに、冷却コイルの冷媒圧力を検出し、該冷媒圧力に基づいて、空気吸入口を通過する風量が一定になるように、前記バイパス空気吸入口のバイパス弁の開度を調節する弁制御回路を設けることから、空気排出口から出る風量を設定する場合に、冷却コイルの冷媒圧力に基づいて空気吸入口の通過風量が一定になるようにバイパス弁の開度調節を自動制御で行うことができ、これにより、空調装置の性能の安定化と調整費の削減を行うことができる。
また、本第3発明の空調装置によれば、空気吸入口と空気排出口とが形成された筐体と、空気吸入口に配設された冷却コイルと、冷却コイルの下流側に配設された電気ヒータと、空気排出口から筐体内の空気を排出する送風機とを備えた空調装置において、冷却コイルを通さずに筐体に空気を取り入れるバイパス空気吸入口と、該バイパス空気吸入口の開度を調節するバイパス弁とを設けるとともに、冷却コイルの冷媒温度を検出し、該冷媒温度に基づいて、空気吸入口を通過する風量が一定になるように、前記バイパス空気吸入口のバイパス弁の開度を調節する弁制御回路を設けることから、空気排出口から出る風量を設定する場合に、冷却コイルの冷媒温度に基づいて空気吸入口の通過風量が一定になるようにバイパス弁の開度調節を自動制御で行うことができ、これにより、空調装置の性能の安定化と調整費の削減を行うことができる。
また、本第4発明の空調装置によれば、空気吸入口と空気排出口とが形成された筐体と、空気吸入口に配設された冷却コイルと、冷却コイルの下流側に配設された電気ヒータと、空気排出口から筐体内の空気を排出する送風機とを備えた空調装置において、冷却コイルを通さずに筐体に空気を取り入れるバイパス空気吸入口と、該バイパス空気吸入口の開度を調節するバイパス弁とを設けるとともに、冷却コイルの冷凍機の電流値を検出し、該電流値に基づいて、空気吸入口を通過する風量が一定になるように、前記バイパス空気吸入口のバイパス弁の開度を調節する弁制御回路を設けることから、空気排出口から出る風量を設定する場合に、冷凍機の電流値に基づいて空気吸入口の通過風量が一定になるようにバイパス弁の開度調節を自動制御で行うことができ、これにより、空調装置の性能の安定化と調整費の削減を行うことができる。
この場合、送風機の電流値を検出し、該電流値に基づいて、空気排出口から出る風量が一定になるように送風機を制御する送風制御回路を設けることにより、空調装置の設定風量を自動制御により運転中一定に保つことができる。
以下、本発明の空調装置の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1に、本発明の空調装置の第1実施例を示す。
この空調装置は、空気吸入口1と空気排出口2とが形成された筐体3と、空気吸入口1に配設された冷却コイル4と、冷却コイル4の下流側に配設された電気ヒータ5と、空気排出口2から筐体3内の空気を排出する送風機6とを備えている。
そして、この空調装置は、冷却コイル4を通さずに筐体3に空気を取り入れるバイパス空気吸入口7と、該バイパス空気吸入口7の開度を調節するバイパス弁8とを設けるとともに、冷却コイル4の上流側流路と下流側流路の差圧を検出し、該差圧に基づいて、空気吸入口1を通過する風量が一定になるように、前記バイパス空気吸入口7のバイパス弁8の開度を調節する弁制御回路10を設けている。
この空調装置は、空気吸入口1と空気排出口2とが形成された筐体3と、空気吸入口1に配設された冷却コイル4と、冷却コイル4の下流側に配設された電気ヒータ5と、空気排出口2から筐体3内の空気を排出する送風機6とを備えている。
そして、この空調装置は、冷却コイル4を通さずに筐体3に空気を取り入れるバイパス空気吸入口7と、該バイパス空気吸入口7の開度を調節するバイパス弁8とを設けるとともに、冷却コイル4の上流側流路と下流側流路の差圧を検出し、該差圧に基づいて、空気吸入口1を通過する風量が一定になるように、前記バイパス空気吸入口7のバイパス弁8の開度を調節する弁制御回路10を設けている。
空調装置は、筐体3の下に冷却コイル4を作動させる冷凍機9を設置するとともに、筐体3の下部に空気吸入口1を形成している。
空気吸入口1の下流側には冷却コイル4が配設され、冷却コイル4の下流側には電気ヒータ5が配設されている。
筐体3の上面には空気排出口2が形成され、該空気排出口2には、空気吸入口1から取り入れた空気を排出する送風機6が設置されている。空調装置の風量は、この送風機6の出力を切り替えることにより複数の段階に設定することができる。
なお、送風機6の下流側には、温度センサ(図示省略)が設置されており、該温度センサが検出する空気の温度と設定温度に基づいて、電気ヒータ5の出力が制御される。
空気吸入口1の下流側には冷却コイル4が配設され、冷却コイル4の下流側には電気ヒータ5が配設されている。
筐体3の上面には空気排出口2が形成され、該空気排出口2には、空気吸入口1から取り入れた空気を排出する送風機6が設置されている。空調装置の風量は、この送風機6の出力を切り替えることにより複数の段階に設定することができる。
なお、送風機6の下流側には、温度センサ(図示省略)が設置されており、該温度センサが検出する空気の温度と設定温度に基づいて、電気ヒータ5の出力が制御される。
バイパス空気吸入口7は、空気吸入口1と同じ側で筐体3の上部に設置されており、該バイパス空気吸入口7は、その開度を調節するバイパス弁8を備えている。
バイパス弁8は、送風機6の風量を設定する際に、空気吸入口1すなわち冷却コイル4と電気ヒータ5を通過する風量が常に一定量となるように、バイパス空気吸入口7を通る風量を調節する。
例えば、空調装置の風量設定が10m3/minと小さい場合は、バイパス弁8を閉じて、バイパス空気吸入口7を通過する風量を0とするとともに、空気吸入口1を通過する風量を10m3/minとする。
また、空調装置の風量設定を20m3/minとした場合は、バイパス弁8を開けて、バイパス空気吸入口7を通過する風量を10m3/minとするとともに、空気吸入口1を通過する風量を10m3/minに維持する。
また、空調装置の風量設定を30m3/minとした場合は、バイパス弁8をさらに大きく開け、バイパス空気吸入口7を通過する風量を20m3/minとするとともに、空気吸入口1を通過する風量を10m3/minに維持する。
バイパス弁8は、送風機6の風量を設定する際に、空気吸入口1すなわち冷却コイル4と電気ヒータ5を通過する風量が常に一定量となるように、バイパス空気吸入口7を通る風量を調節する。
例えば、空調装置の風量設定が10m3/minと小さい場合は、バイパス弁8を閉じて、バイパス空気吸入口7を通過する風量を0とするとともに、空気吸入口1を通過する風量を10m3/minとする。
また、空調装置の風量設定を20m3/minとした場合は、バイパス弁8を開けて、バイパス空気吸入口7を通過する風量を10m3/minとするとともに、空気吸入口1を通過する風量を10m3/minに維持する。
また、空調装置の風量設定を30m3/minとした場合は、バイパス弁8をさらに大きく開け、バイパス空気吸入口7を通過する風量を20m3/minとするとともに、空気吸入口1を通過する風量を10m3/minに維持する。
弁制御回路10は、バイパス弁8を駆動する弁駆動装置81と、冷却コイル4の上流側流路と下流側流路の差圧を検出する差圧計41と、該差圧計41の検出値に基づいて弁駆動装置81を制御する調節器14とを備え、冷却コイル4の圧力損失をフィードバックすることにより、バイパス空気吸入口7のバイパス弁8の開度を自動調節する。
空気吸入口1の通過風量が多い場合は差圧が上昇し、逆に、通過風量が少ない場合は差圧が低下する。
これにより、風量設定を上記のように設定したり変更したりする場合でも、冷却コイル4の上流側流路と下流側流路の差圧に基づいて、空気吸入口1の通過風量が一定になるようにバイパス弁8の開度調節を自動制御で行うことができる。
空気吸入口1の通過風量が多い場合は差圧が上昇し、逆に、通過風量が少ない場合は差圧が低下する。
これにより、風量設定を上記のように設定したり変更したりする場合でも、冷却コイル4の上流側流路と下流側流路の差圧に基づいて、空気吸入口1の通過風量が一定になるようにバイパス弁8の開度調節を自動制御で行うことができる。
また、図では省略しているが、送風機6の電流値を検出し、該電流値に基づいて、空気排出口2から出る風量が一定になるように、インバータの出力周波数を変動し送風機6を制御する送風制御回路が設けられており、これにより、空調装置の設定風量を自動制御により運転中一定に保つようにしている。
次に、本実施例の空調装置の動作を説明する。
設定温度と風量を設定し、空調装置をONにすると、送風機6が駆動するとともに、弁制御回路10が冷却コイル4の圧力損失をフィードバックすることにより、空気吸入口1の通過風量が一定になるようにバイパス弁8の開度が自動調節される。
また、空気排出口2から出る風量は、送風機6の電流値をフィードバックすることにより、運転中一定に保持される。
これにより、空気吸入口1とバイパス空気吸入口7から例えば1対1の外気が正確に筐体3内に導入され、空気排出口2から排出される。
この場合、バイパス空気吸入口7から導入された外気はそのままの温度であり、空気吸入口1から導入された外気は、冷却コイル4と電気ヒータ5によって温度調節される。
これら空気吸入口1とバイパス空気吸入口7から導入された空気は、筐体3内で混合され、空気排出口2を介してクリーンブース等に送られるが、空気排出口2の温度センサ(図示省略)によって、この混合された空気の温度が検出される。
そして、この温度センサの検出温度が設定温度になるように、電気ヒータ5の制御が行われる。
設定温度と風量を設定し、空調装置をONにすると、送風機6が駆動するとともに、弁制御回路10が冷却コイル4の圧力損失をフィードバックすることにより、空気吸入口1の通過風量が一定になるようにバイパス弁8の開度が自動調節される。
また、空気排出口2から出る風量は、送風機6の電流値をフィードバックすることにより、運転中一定に保持される。
これにより、空気吸入口1とバイパス空気吸入口7から例えば1対1の外気が正確に筐体3内に導入され、空気排出口2から排出される。
この場合、バイパス空気吸入口7から導入された外気はそのままの温度であり、空気吸入口1から導入された外気は、冷却コイル4と電気ヒータ5によって温度調節される。
これら空気吸入口1とバイパス空気吸入口7から導入された空気は、筐体3内で混合され、空気排出口2を介してクリーンブース等に送られるが、空気排出口2の温度センサ(図示省略)によって、この混合された空気の温度が検出される。
そして、この温度センサの検出温度が設定温度になるように、電気ヒータ5の制御が行われる。
かくして、本第1実施例の空調装置は、空気吸入口1と空気排出口2とが形成された筐体3と、空気吸入口1に配設された冷却コイル4と、冷却コイル4の下流側に配設された電気ヒータと、空気排出口2から筐体3内の空気を排出する送風機6とを備えた空調装置において、冷却コイル4を通さずに筐体3に空気を取り入れるバイパス空気吸入口7と、該バイパス空気吸入口7の開度を調節するバイパス弁8とを設けるとともに、冷却コイル4の上流側流路と下流側流路の差圧を検出し、該差圧に基づいて、空気吸入口1を通過する風量が一定になるように、前記バイパス空気吸入口7のバイパス弁8の開度を調節する弁制御回路を設けることから、空気排出口2から出る風量を設定する場合に、冷却コイル4の上流側流路と下流側流路の差圧に基づいて空気吸入口1の通過風量が一定になるようにバイパス弁8の開度調節を自動制御で行うことができ、これにより、空調装置の性能の安定化と調整費の削減を行うことができる。
この場合、送風機6の電流値を検出し、該電流値に基づいて、空気排出口2から出る風量が一定になるように送風機6を制御する送風制御回路を設けることにより、空調装置の設定風量を自動制御により運転中一定に保つことができる。
この場合、送風機6の電流値を検出し、該電流値に基づいて、空気排出口2から出る風量が一定になるように送風機6を制御する送風制御回路を設けることにより、空調装置の設定風量を自動制御により運転中一定に保つことができる。
図2に、本発明の空調装置の第2実施例を示す。
この空調装置は、空気吸入口1と空気排出口2とが形成された筐体3と、空気吸入口1に配設された冷却コイル4と、冷却コイル4の下流側に配設された電気ヒータ5と、空気排出口2から筐体3内の空気を排出する送風機6とを備えている。
そして、この空調装置は、冷却コイル4を通さずに筐体3に空気を取り入れるバイパス空気吸入口7と、該バイパス空気吸入口7の開度を調節するバイパス弁8とを設けるとともに、冷却コイル4の冷媒圧力を検出し、該冷媒圧力に基づいて、空気吸入口1を通過する風量が一定になるように、前記バイパス空気吸入口7のバイパス弁8の開度を調節する弁制御回路11を設けている。
この空調装置は、空気吸入口1と空気排出口2とが形成された筐体3と、空気吸入口1に配設された冷却コイル4と、冷却コイル4の下流側に配設された電気ヒータ5と、空気排出口2から筐体3内の空気を排出する送風機6とを備えている。
そして、この空調装置は、冷却コイル4を通さずに筐体3に空気を取り入れるバイパス空気吸入口7と、該バイパス空気吸入口7の開度を調節するバイパス弁8とを設けるとともに、冷却コイル4の冷媒圧力を検出し、該冷媒圧力に基づいて、空気吸入口1を通過する風量が一定になるように、前記バイパス空気吸入口7のバイパス弁8の開度を調節する弁制御回路11を設けている。
弁制御回路11は、バイパス弁8を駆動する弁駆動装置81と、冷却コイル4の冷媒圧力を検出する圧力センサ42と、該圧力センサ42の検出値に基づいて弁駆動装置81を制御する調節器14とを備え、凝縮側の冷媒回路の冷媒圧力をフィードバックすることにより、バイパス空気吸入口7のバイパス弁8の開度を自動調節する。
空気吸入口1の通過風量が多い場合は、熱負荷が上がるため冷媒圧力が上昇し、逆に、通過風量が少ない場合は、熱負荷が下がるため冷媒圧力が低下する。
これにより、風量設定を設定したり変更したりする場合でも、前記冷媒圧力に基づいて、空気吸入口1の通過風量が一定になるようにバイパス弁8の開度調節を自動制御で行うことができる。
なお、弁制御回路11を除く構成は、第1実施例と同様であるため、説明を省略する。
空気吸入口1の通過風量が多い場合は、熱負荷が上がるため冷媒圧力が上昇し、逆に、通過風量が少ない場合は、熱負荷が下がるため冷媒圧力が低下する。
これにより、風量設定を設定したり変更したりする場合でも、前記冷媒圧力に基づいて、空気吸入口1の通過風量が一定になるようにバイパス弁8の開度調節を自動制御で行うことができる。
なお、弁制御回路11を除く構成は、第1実施例と同様であるため、説明を省略する。
かくして、本第2実施例の空調装置は、空気吸入口1と空気排出口2とが形成された筐体3と、空気吸入口1に配設された冷却コイル4と、冷却コイル4の下流側に配設された電気ヒータ5と、空気排出口2から筐体3内の空気を排出する送風機6とを備えた空調装置において、冷却コイル4を通さずに筐体3に空気を取り入れるバイパス空気吸入口7と、該バイパス空気吸入口7の開度を調節するバイパス弁8とを設けるとともに、冷却コイル4の冷媒圧力を検出し、該冷媒圧力に基づいて、空気吸入口1を通過する風量が一定になるように、前記バイパス空気吸入口7のバイパス弁8の開度を調節する弁制御回路を設けることから、空気排出口2から出る風量を設定する場合に、冷却コイル4の冷媒圧力に基づいて空気吸入口1の通過風量が一定になるようにバイパス弁8の開度調節を自動制御で行うことができ、これにより、空調装置の性能の安定化と調整費の削減を行うことができる。
この場合、送風機6の電流値を検出し、該電流値に基づいて、空気排出口2から出る風量が一定になるように送風機6を制御する送風制御回路を設けることにより、空調装置の設定風量を自動制御により運転中一定に保つことができる。
この場合、送風機6の電流値を検出し、該電流値に基づいて、空気排出口2から出る風量が一定になるように送風機6を制御する送風制御回路を設けることにより、空調装置の設定風量を自動制御により運転中一定に保つことができる。
図3に、本発明の空調装置の第3実施例を示す。
この空調装置は、空気吸入口1と空気排出口2とが形成された筐体3と、空気吸入口1に配設された冷却コイル4と、冷却コイル4の下流側に配設された電気ヒータ5と、空気排出口2から筐体3内の空気を排出する送風機6とを備えている。
そして、この空調装置は、冷却コイル4を通さずに筐体3に空気を取り入れるバイパス空気吸入口7と、該バイパス空気吸入口7の開度を調節するバイパス弁8とを設けるとともに、冷却コイル4の冷媒温度を検出し、該冷媒温度に基づいて、空気吸入口1を通過する風量が一定になるように、前記バイパス空気吸入口7のバイパス弁8の開度を調節する弁制御回路12を設けている。
この空調装置は、空気吸入口1と空気排出口2とが形成された筐体3と、空気吸入口1に配設された冷却コイル4と、冷却コイル4の下流側に配設された電気ヒータ5と、空気排出口2から筐体3内の空気を排出する送風機6とを備えている。
そして、この空調装置は、冷却コイル4を通さずに筐体3に空気を取り入れるバイパス空気吸入口7と、該バイパス空気吸入口7の開度を調節するバイパス弁8とを設けるとともに、冷却コイル4の冷媒温度を検出し、該冷媒温度に基づいて、空気吸入口1を通過する風量が一定になるように、前記バイパス空気吸入口7のバイパス弁8の開度を調節する弁制御回路12を設けている。
弁制御回路12は、バイパス弁8を駆動する弁駆動装置81と、冷却コイル4の冷媒温度を検出する温度センサ43と、該温度センサ43の検出値に基づいて弁駆動装置81を制御する調節器14とを備え、凝縮側の冷媒回路の配管温度(過熱度)をフィードバックすることにより、バイパス空気吸入口7のバイパス弁8の開度を自動調節する。
空気吸入口1の通過風量が多い場合は、熱負荷が上がるため冷媒温度が上昇し、逆に、通過風量が少ない場合は、熱負荷が下がるため冷媒温度が低下する。
これにより、風量設定を設定したり変更したりする場合でも、前記冷媒温度に基づいて、空気吸入口1の通過風量が一定になるようにバイパス弁8の開度調節を自動制御で行うことができる。
なお、弁制御回路12を除く構成は、第1実施例と同様であるため、説明を省略する。
空気吸入口1の通過風量が多い場合は、熱負荷が上がるため冷媒温度が上昇し、逆に、通過風量が少ない場合は、熱負荷が下がるため冷媒温度が低下する。
これにより、風量設定を設定したり変更したりする場合でも、前記冷媒温度に基づいて、空気吸入口1の通過風量が一定になるようにバイパス弁8の開度調節を自動制御で行うことができる。
なお、弁制御回路12を除く構成は、第1実施例と同様であるため、説明を省略する。
かくして、本第3実施例の空調装置は、空気吸入口1と空気排出口2とが形成された筐体3と、空気吸入口1に配設された冷却コイル4と、冷却コイル4の下流側に配設された電気ヒータ5と、空気排出口2から筐体3内の空気を排出する送風機6とを備えた空調装置において、冷却コイル4を通さずに筐体3に空気を取り入れるバイパス空気吸入口7と、該バイパス空気吸入口7の開度を調節するバイパス弁8とを設けるとともに、冷却コイル4の冷媒温度を検出し、該冷媒温度に基づいて、空気吸入口1を通過する風量が一定になるように、前記バイパス空気吸入口7のバイパス弁8の開度を調節する弁制御回路を設けることから、空気排出口2から出る風量を設定する場合に、冷却コイル4の冷媒温度に基づいて空気吸入口1の通過風量が一定になるようにバイパス弁8の開度調節を自動制御で行うことができ、これにより、空調装置の性能の安定化と調整費の削減を行うことができる。
この場合、送風機6の電流値を検出し、該電流値に基づいて、空気排出口2から出る風量が一定になるように送風機6を制御する送風制御回路を設けることにより、空調装置の設定風量を自動制御により運転中一定に保つことができる。
この場合、送風機6の電流値を検出し、該電流値に基づいて、空気排出口2から出る風量が一定になるように送風機6を制御する送風制御回路を設けることにより、空調装置の設定風量を自動制御により運転中一定に保つことができる。
図4に、本発明の空調装置の第4実施例を示す。
この空調装置は、空気吸入口1と空気排出口2とが形成された筐体3と、空気吸入口1に配設された冷却コイル4と、冷却コイル4の下流側に配設された電気ヒータ5と、空気排出口2から筐体3内の空気を排出する送風機6とを備えている。
そして、この空調装置は、冷却コイル4を通さずに筐体3に空気を取り入れるバイパス空気吸入口7と、該バイパス空気吸入口7の開度を調節するバイパス弁8とを設けるとともに、冷却コイル4の冷凍機9の電流値を検出し、該電流値に基づいて、空気吸入口1を通過する風量が一定になるように、前記バイパス空気吸入口7のバイパス弁8の開度を調節する弁制御回路13を設けている。
この空調装置は、空気吸入口1と空気排出口2とが形成された筐体3と、空気吸入口1に配設された冷却コイル4と、冷却コイル4の下流側に配設された電気ヒータ5と、空気排出口2から筐体3内の空気を排出する送風機6とを備えている。
そして、この空調装置は、冷却コイル4を通さずに筐体3に空気を取り入れるバイパス空気吸入口7と、該バイパス空気吸入口7の開度を調節するバイパス弁8とを設けるとともに、冷却コイル4の冷凍機9の電流値を検出し、該電流値に基づいて、空気吸入口1を通過する風量が一定になるように、前記バイパス空気吸入口7のバイパス弁8の開度を調節する弁制御回路13を設けている。
弁制御回路13は、バイパス弁8を駆動する弁駆動装置81と、冷凍機9の電流値を検出する電流センサ91と、該電流センサ91の検出値に基づいて弁駆動装置81を制御する調節器14とを備え、冷凍機9の電流値をフィードバックすることにより、バイパス空気吸入口7のバイパス弁8の開度を自動調節する。
空気吸入口1の通過風量が多い場合は、熱負荷が上がるため電流値が上昇し、逆に、通過風量が少ない場合は、熱負荷が下がるため電流値が低下する。
これにより、風量設定を設定したり変更したりする場合でも、前記冷凍機9の電流値に基づいて、空気吸入口1の通過風量が一定になるようにバイパス弁8の開度調節を自動制御で行うことができる。
なお、弁制御回路13を除く構成は、第1実施例と同様であるため、説明を省略する。
空気吸入口1の通過風量が多い場合は、熱負荷が上がるため電流値が上昇し、逆に、通過風量が少ない場合は、熱負荷が下がるため電流値が低下する。
これにより、風量設定を設定したり変更したりする場合でも、前記冷凍機9の電流値に基づいて、空気吸入口1の通過風量が一定になるようにバイパス弁8の開度調節を自動制御で行うことができる。
なお、弁制御回路13を除く構成は、第1実施例と同様であるため、説明を省略する。
かくして、本第4実施例の空調装置は、空気吸入口1と空気排出口2とが形成された筐体3と、空気吸入口1に配設された冷却コイル4と、冷却コイル4の下流側に配設された電気ヒータ5と、空気排出口2から筐体3内の空気を排出する送風機6とを備えた空調装置において、冷却コイル4を通さずに筐体3に空気を取り入れるバイパス空気吸入口7と、該バイパス空気吸入口7の開度を調節するバイパス弁8とを設けるとともに、冷却コイル4の冷凍機9の電流値を検出し、該電流値に基づいて、空気吸入口1を通過する風量が一定になるように、前記バイパス空気吸入口7のバイパス弁8の開度を調節する弁制御回路を設けることから、空気排出口2から出る風量を設定する場合に、冷凍機9の電流値に基づいて空気吸入口1の通過風量が一定になるようにバイパス弁8の開度調節を自動制御で行うことができ、これにより、空調装置の性能の安定化と調整費の削減を行うことができる。
この場合、送風機6の電流値を検出し、該電流値に基づいて、空気排出口2から出る風量が一定になるように送風機6を制御する送風制御回路を設けることにより、空調装置の設定風量を自動制御により運転中一定に保つことができる。
この場合、送風機6の電流値を検出し、該電流値に基づいて、空気排出口2から出る風量が一定になるように送風機6を制御する送風制御回路を設けることにより、空調装置の設定風量を自動制御により運転中一定に保つことができる。
そして、上記本第2〜4実施例の空調装置については、空気吸入口1から取り入れる外気温度が大きく低下したり、冷凍機への給水温度が大きく低下した場合でも、空調装置の冷却能力が維持される結果、取り入れた空気温度が冷却コイル部で露点温度以下になり、冷却コイル部で凍結が生じることがある。これを防止するために、バイパス空気吸入口7からの風量を減少させるようにバイパス弁8の開度を調節し、空気吸入口1から取り入れる空気量を増加させることにより、取り入れた空気量に対する空調装置の冷却能力を減少させ、空気温度が露点温度以下にならないようにする。
次に、空気吸入口1から取り入れる外気温度や冷凍機への給水温度が元の温度まで上昇し回復したときには、バイパス弁8の開度を元に戻し、冷却コイル4を通過する風量を所定量にして、これを一定に保つように制御する。
次に、空気吸入口1から取り入れる外気温度や冷凍機への給水温度が元の温度まで上昇し回復したときには、バイパス弁8の開度を元に戻し、冷却コイル4を通過する風量を所定量にして、これを一定に保つように制御する。
以上、本発明の空調装置について、複数の実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができる。
本発明の空調装置は、バイパス空気吸入口を設けた空調装置において、バイパス弁の開度調節を自動制御で行うことにより、空調装置の性能の安定化と調整費の削減を行えることから、小型で低コスト、省エネルギーな空調装置として好適に用いることができる。
1 空気吸入口
2 空気排出口
3 筐体
4 冷却コイル
41 差圧計
42 圧力センサ
43 温度センサ
5 電気ヒータ
6 送風機
7 バイパス空気吸入口
8 バイパス弁
81 弁駆動装置
9 冷凍機
91 電流センサ
10 弁制御回路(差圧)
11 弁制御回路(冷媒圧力)
12 弁制御回路(冷媒温度)
13 弁制御回路(電流値)
14 調節器
2 空気排出口
3 筐体
4 冷却コイル
41 差圧計
42 圧力センサ
43 温度センサ
5 電気ヒータ
6 送風機
7 バイパス空気吸入口
8 バイパス弁
81 弁駆動装置
9 冷凍機
91 電流センサ
10 弁制御回路(差圧)
11 弁制御回路(冷媒圧力)
12 弁制御回路(冷媒温度)
13 弁制御回路(電流値)
14 調節器
Claims (5)
- 空気吸入口と空気排出口とが形成された筐体と、空気吸入口に配設された冷却コイルと、冷却コイルの下流側に配設された電気ヒータと、空気排出口から筐体内の空気を排出する送風機とを備えた空調装置において、冷却コイルを通さずに筐体に空気を取り入れるバイパス空気吸入口と、該バイパス空気吸入口の開度を調節するバイパス弁とを設けるとともに、冷却コイルの上流側流路と下流側流路の差圧を検出し、該差圧に基づいて、空気吸入口を通過する風量が一定になるように、前記バイパス空気吸入口のバイパス弁の開度を調節する弁制御回路を設けたことを特徴とする空調装置。
- 空気吸入口と空気排出口とが形成された筐体と、空気吸入口に配設された冷却コイルと、冷却コイルの下流側に配設された電気ヒータと、空気排出口から筐体内の空気を排出する送風機とを備えた空調装置において、冷却コイルを通さずに筐体に空気を取り入れるバイパス空気吸入口と、該バイパス空気吸入口の開度を調節するバイパス弁とを設けるとともに、冷却コイルの冷媒圧力を検出し、該冷媒圧力に基づいて、空気吸入口を通過する風量が一定になるように、前記バイパス空気吸入口のバイパス弁の開度を調節する弁制御回路を設けたことを特徴とする空調装置。
- 空気吸入口と空気排出口とが形成された筐体と、空気吸入口に配設された冷却コイルと、冷却コイルの下流側に配設された電気ヒータと、空気排出口から筐体内の空気を排出する送風機とを備えた空調装置において、冷却コイルを通さずに筐体に空気を取り入れるバイパス空気吸入口と、該バイパス空気吸入口の開度を調節するバイパス弁とを設けるとともに、冷却コイルの冷媒温度を検出し、該冷媒温度に基づいて、空気吸入口を通過する風量が一定になるように、前記バイパス空気吸入口のバイパス弁の開度を調節する弁制御回路を設けたことを特徴とする空調装置。
- 空気吸入口と空気排出口とが形成された筐体と、空気吸入口に配設された冷却コイルと、冷却コイルの下流側に配設された電気ヒータと、空気排出口から筐体内の空気を排出する送風機とを備えた空調装置において、冷却コイルを通さずに筐体に空気を取り入れるバイパス空気吸入口と、該バイパス空気吸入口の開度を調節するバイパス弁とを設けるとともに、冷却コイルの冷凍機の電流値を検出し、該電流値に基づいて、空気吸入口を通過する風量が一定になるように、前記バイパス空気吸入口のバイパス弁の開度を調節する弁制御回路を設けたことを特徴とする空調装置。
- 送風機の電流値を検出し、該電流値に基づいて、空気排出口から出る風量が一定になるように送風機を制御する送風制御回路を設けたことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の空調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006070098A JP2007247936A (ja) | 2006-03-15 | 2006-03-15 | 空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006070098A JP2007247936A (ja) | 2006-03-15 | 2006-03-15 | 空調装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009222345A (ja) * | 2008-03-18 | 2009-10-01 | Nippon Spindle Mfg Co Ltd | 温調装置 |
CN103988027A (zh) * | 2011-12-14 | 2014-08-13 | Lg电子株式会社 | 空气调节装置及其控制方法 |
KR101861677B1 (ko) * | 2012-02-22 | 2018-05-28 | 엘지전자 주식회사 | 공기조화기 |
CN111237865A (zh) * | 2020-03-04 | 2020-06-05 | 青岛海信日立空调系统有限公司 | 一种多联式空调系统 |
-
2006
- 2006-03-15 JP JP2006070098A patent/JP2007247936A/ja active Pending
Cited By (6)
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