JP7327630B2 - ヒートポンプ装置及び貯湯式給湯機 - Google Patents

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Description

本開示は、ヒートポンプ装置及び貯湯式給湯機に関する。
貯湯タンクを有するタンクユニットと、水を加熱するヒートポンプユニットとを備えた貯湯式給湯機が広く用いられている。下記特許文献1には、温水加熱機能付き冷暖房用エアコンにおいて、圧縮機、膨張弁、室外熱交換器、及び送風ファンを有する室外機の室外ケーシングの外面に設けたユニットボックス内に、熱媒水を収容する給水タンクを配置したものが開示されている。
日本特開2003-287242号公報
貯湯タンクからヒートポンプユニットへ送水するための循環ポンプがタンクユニット内に設けられている貯湯式給湯機では、循環ポンプからタンクユニットまでの距離が長いので、送水効率が低いという課題がある。その一方で、ヒートポンプユニット内に循環ポンプを設けると、ヒートポンプユニットが大型化するという課題がある。
本開示は、上述のような課題を解決するためになされたもので、筐体を大型化することなく循環ポンプを設けることのできるヒートポンプ装置と、そのヒートポンプ装置を備えた貯湯式給湯機とを提供することを目的とする。
本開示のヒートポンプ装置は、外壁を有する筐体と、冷媒を圧縮する圧縮機と、
液体と、冷媒との間で熱を交換する液体-冷媒熱交換器と、液体を液体-冷媒熱交換器へ供給する循環ポンプと、を備え、圧縮機及び液体-冷媒熱交換器は、筐体内に配置され、循環ポンプは、筐体の外壁の一側面の外に配置されているヒートポンプ装置において、外壁の一側面の外に配置された液体入口バルブと、外壁の一側面の外に配置された液体出口バルブと、循環ポンプ、液体入口バルブ、及び液体出口バルブを覆う、取り外し可能なカバーと、をさらに備え、外壁の一側面の外において液体入口バルブ及び液体出口バルブの上方に循環ポンプが配置されているものである。
本開示の貯湯式給湯機は、上記ヒートポンプ装置と、貯湯タンクとを備えるものである。
本開示によれば、筐体を大型化することなく循環ポンプを設けることのできるヒートポンプ装置と、そのヒートポンプ装置を備えた貯湯式給湯機とを提供することが可能となる。
実施の形態1による貯湯式給湯機の構成を示す回路図である。 実施の形態1による貯湯式給湯機が備えるヒートポンプユニットの分解斜視図である。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。各図において共通または対応する要素には、同一の符号を付して、説明を簡略化または省略する。以下の説明において、「水」との記載は、原則として、液体の水を意味し、低温の水から高温の湯までが含まれうるものとする。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1による貯湯式給湯機1の構成を示す回路図である。図2は、実施の形態1による貯湯式給湯機1が備えるヒートポンプユニット100の分解斜視図である。図1に示すように、本実施の形態の貯湯式給湯機1は、ヒートポンプユニット100と、貯湯タンク200とを備える。ヒートポンプユニット100は、実施の形態1によるヒートポンプ装置に相当する。貯湯タンク200は、ヒートポンプユニット100とは別体のタンクユニット筐体(図示省略)の内部に配置される。貯湯タンク200は、タンクユニット筐体の内部において断熱材に覆われる。ヒートポンプユニット100は、建物の外に配置される。貯湯タンク200は、建物の外に配置されてもよいし、建物の中に配置されてもよい。貯湯タンク200は、ヒートポンプユニット100により加熱された湯を貯留可能である。貯湯タンク200内では、温度の違いによる水の比重の違いにより、上側が高温で下側が低温となる温度成層を形成可能である。
ヒートポンプユニット100は、液体入口バルブ31及び液体出口バルブ32を備える。液体入口バルブ31に外部配管51の一端が接続されている。外部配管51の他端は、貯湯タンク200の下部に連通する。液体出口バルブ32に外部配管52の一端が接続されている。外部配管52の他端は、貯湯タンク200の上部に連通する。外部配管51及び外部配管52は、ヒートポンプユニット100の外部に配設される。液体入口バルブ31及び液体出口バルブ32は、外部配管51及び外部配管52と着脱可能な構造を有する。ヒートポンプユニット100は、貯湯タンク200から離れた場所に設置される場合がある。そのような場合には、外部配管51及び外部配管52の総延長が長くなる。
貯湯タンク200の下部に給水管(図示省略)が接続されている。貯湯タンク200の上部に給湯管(図示省略)が接続されている。給湯管の下流は、例えば、浴槽、シャワー、蛇口のような給湯先につながっている。給湯するときには、貯湯タンク200内の湯が給湯管を通って給湯先へ供給されるとともに、例えば上水道のような水源から供給される水が給水管を通って貯湯タンク200の下部に流入する。これにより、貯湯タンク200内は、満水状態に維持される。
ヒートポンプユニット100は、冷媒回路101と、筐体102と、ファンモータ5と、プロペラファン6と、循環ポンプ8と、ハウジング9とをさらに備える。冷媒回路101、ファンモータ5、及びプロペラファン6は、筐体102内に配置されている。循環ポンプ8、液体入口バルブ31、及び液体出口バルブ32は、筐体102の外に配置されている。
冷媒回路101は、圧縮機12と、液体-冷媒熱交換器2と、膨張弁3と、蒸発器4と、内部熱交換器7と、これらを接続する冷媒配管15とを備える。圧縮機12は、冷媒を圧縮する。冷媒は、例えば、二酸化炭素、アンモニア、プロパン、イソブタン、HFCその他のフロン、HFO-1123、HFO-1234yfのいずれかでもよい。圧縮機12は、断熱材あるいは防音材により覆われていてもよい。
ハウジング9内に液体-冷媒熱交換器2が収納されている。液体-冷媒熱交換器2を覆う断熱材(図示省略)がハウジング9内に設けられていてもよい。液体-冷媒熱交換器2は、熱媒体である液体が流れる液体通路2aと、冷媒が流れる冷媒通路2bとを有する。液体-冷媒熱交換器2は、液体通路2aを流れる液体と、冷媒通路2bを流れる冷媒との間で熱を交換する。液体-冷媒熱交換器2にて、液体と、圧縮機12により圧縮された高温の高圧冷媒との間で熱を交換することにより、液体を加熱することができる。循環ポンプ8は、液体を液体-冷媒熱交換器2へ供給する。本実施の形態では、熱媒体である液体として水を用いる場合を例に説明する。この例に限らず、本開示におけるヒートポンプ装置は、例えば塩化カルシウム水溶液、エチレングリコール水溶液、プロピレングリコール水溶液、アルコールのような水以外の液体を熱媒体として用いてもよい。
膨張弁3は、液体-冷媒熱交換器2の冷媒通路2bよりも下流の高圧冷媒を膨張させて減圧する。膨張弁3は、減圧装置の例である。膨張弁3に代えて、例えばキャピラリーチューブを減圧装置として用いてもよい。
蒸発器4は、外気と、膨張弁3よりも下流の低圧冷媒との間で熱を交換することにより低圧冷媒を蒸発させる。ファンモータ5は、プロペラファン6を駆動する。プロペラファン6が回転すると、外気が蒸発器4を通って流れる。
内部熱交換器7は、液体-冷媒熱交換器2の冷媒通路2bよりも下流であって膨張弁3よりも上流の高圧冷媒と、蒸発器4よりも下流であって圧縮機12よりも上流の低圧冷媒との間で熱を交換する。液体-冷媒熱交換器2の下流の高圧冷媒は、内部熱交換器7を通過した後、膨張弁3へ流れる。蒸発器4の下流の低圧冷媒は、内部熱交換器7を通過した後、圧縮機12に吸入される。
ヒートポンプユニット100は、通路33、通路34、及び通路35をさらに備える。通路33は、液体入口バルブ31を循環ポンプ8の吸入口につなぐ。通路34は、循環ポンプ8の吐出口を液体-冷媒熱交換器2の液体通路2aの入口につなぐ。通路35は、液体-冷媒熱交換器2の液体通路2aの出口を液体出口バルブ32につなぐ。
本実施の形態では、貯湯タンク200、外部配管51、液体入口バルブ31、通路33、循環ポンプ8、通路34、液体通路2a、通路35、液体出口バルブ32、及び外部配管52により、水回路201が形成される。
ヒートポンプユニット100は、入口温度センサ21、出口温度センサ22、吐出冷媒温度センサ23、蒸発温度センサ24、及び外気温度センサ25を備える。入口温度センサ21は、通路34に取り付けられている。以下の説明では、液体通路2aの入口における液体の温度を「入口温度」と称する。入口温度は、入口温度センサ21により検出される。出口温度センサ22は、通路35に取り付けられている。以下の説明では、液体通路2aの出口における液体の温度を「出口温度」と称する。出口温度は、出口温度センサ22により検出される。吐出冷媒温度センサ23は、圧縮機12と液体-冷媒熱交換器2との間の冷媒配管15に取り付けられている。以下の説明では、圧縮機12から吐出される冷媒の温度を「吐出冷媒温度」と称する。吐出冷媒温度センサ23は、吐出冷媒温度を検出する。蒸発温度センサ24は、蒸発器4の配管温度を検出する。外気温度センサ25は、外気温度を検出する。外気温度センサ25は、ヒートポンプユニット100の外部に露出する部分、または外気に触れる部分に配置されている。
本実施の形態のヒートポンプユニット100は、冷媒回路制御部26及び水回路制御部27をさらに備える。冷媒回路制御部26は、入口温度センサ21、出口温度センサ22、吐出冷媒温度センサ23、蒸発温度センサ24、及び外気温度センサ25のそれぞれから信号を受信し、これらの信号に基づいて、圧縮機12の回転速度制御、膨張弁3の開度制御、及びファンモータ5の回転速度制御を行う。水回路制御部27は、循環ポンプ8の回転速度制御を行う。冷媒回路制御部26と水回路制御部27は、少なくとも一つのメモリと、少なくとも一つのプロセッサとを備えてもよい。冷媒回路制御部26と水回路制御部27とが相互に通信可能でもよい。
以下、実施の形態1による貯湯式給湯機1が実施する蓄熱運転について説明する。蓄熱運転では、冷媒回路制御部26及び水回路制御部27が冷媒回路101及び水回路201を動作させることにより、貯湯タンク200内に湯が蓄積される。
蓄熱運転において、以下の動作が行われる。圧縮機12から吐出された高温高圧のガス冷媒は、液体-冷媒熱交換器2内で水回路201の水に熱を与えることにより温度低下する。このとき、高圧冷媒の圧力が臨界圧以上であれば、冷媒は超臨界状態のまま気液相転移しないで温度低下して熱を放出する。また、高圧冷媒の圧力が臨界圧以下であれば、冷媒は液化しながら熱を放出する。このように、高圧冷媒の熱を水に与えることにより、高温水すなわち湯が生成される。液体-冷媒熱交換器2の下流の、温度低下した高圧冷媒は、内部熱交換器7を通って、膨張弁3へ流れる。
膨張弁3を通過するときに減圧された冷媒は、低圧で気液二相の状態になる。この低圧冷媒は、蒸発器4を通過する間に外気の熱を吸収することにより、蒸発してガス化する。蒸発器4を出た低圧冷媒は、内部熱交換器7を通って、圧縮機12に吸入され、再循環する。このようにして、冷凍サイクルが形成される。
水回路201においては以下のようになる。循環ポンプ8が運転されることにより、貯湯タンク200内の下部の低温水が、外部配管51、液体入口バルブ31、通路33、循環ポンプ8、及び通路34を通って、液体-冷媒熱交換器2に流入する。液体-冷媒熱交換器2内で冷媒により加熱された高温水は、通路35、液体出口バルブ32、及び外部配管52を通って、貯湯タンク200の上部に流入する。このような蓄熱運転を行うことにより、貯湯タンク200の内部では、上部から下部へ向かって、順次、高温水が貯められていく。
蓄熱運転のとき、冷媒回路制御部26は、外気温度センサ25及び入口温度センサ21により検出される温度に基づいて、圧縮機12の回転速度を制御するとともに、外気温度センサ25及び吐出冷媒温度センサ23により検出される温度に基づいて膨張弁3の開度を制御してもよい。また、水回路制御部27は、出口温度センサ22により検出された出口温度が目標温度に等しくなるように循環ポンプ8の回転速度を制御してもよい。
本実施の形態であれば、ヒートポンプユニット100に循環ポンプ8を設けたことで、循環ポンプ8から液体-冷媒熱交換器2までの流路長が短いので、その流路抵抗が小さい。それゆえ、循環ポンプ8から液体-冷媒熱交換器2への送水効率が高いという利点がある。
本実施の形態であれば、内部熱交換器7を備えたことで、以下の効果が得られる。冷媒回路101において、圧縮機12へ戻る冷媒のスーパーヒートを確保すること、すなわち圧縮機12に吸入される冷媒の温度を飽和温度よりも確実に高くすることができる。その結果、ヒートポンプユニット100の運転効率が向上するとともに、圧縮機12における冷媒オーバーフローを確実に防止できる。また、蒸発器4に入る冷媒の密度が高くなるため、冷媒回路101内の余剰冷媒を蒸発器4内に貯留することができる。その結果、高圧冷媒の圧力が高くなりすぎることを確実に防止できる。なお、本開示のヒートポンプ装置は、内部熱交換器7を備えないものでもよい。
以下では、説明の便宜上、ヒートポンプユニット100について、上、下、左、右、前、後の各方向を、図2中の矢印のように定義する。図2に示すように、本実施の形態のヒートポンプユニット100における筐体102は、ベース13と、第一パネル40と、第二パネル41と、トップパネル42とを備える。筐体102は、直方体状の外形を有する。ベース13は、筐体102の底部を形成する。液体-冷媒熱交換器2を収納したハウジング9と、圧縮機12とがベース13の上に設置されている。第一パネル40は、筐体102の前面及び右側面を形成する。第二パネル41は、筐体102の左側面と、筐体102の後面の一部とを形成する。第二パネル41は、筐体102の外壁に相当する。トップパネル42は、筐体102の上面を形成する。
筐体102の内部に隔壁10が設置されている。隔壁10は、ベース13の上面から上に向かって突出する。筐体102の内部空間は、隔壁10により、左側の機械室103と、右側の送風機室104とに隔てられている。機械室103に、圧縮機12と、膨張弁3と、内部熱交換器7とが配置される。蒸発器4は、送風機室104の後面と、送風機室104の右側面とを覆うように配置される。送風機室104に、ファンモータ5と、プロペラファン6と、ハウジング9とが配置される。ファンモータ5及びプロペラファン6は、ハウジング9の上方に位置する。トップパネル42の下に電気品箱20が配置される。冷媒回路制御部26及び水回路制御部27を構成する制御基板その他の電気部品が電気品箱20内に収納される。
アイスガード44及びグリル45が第一パネル40に取り付けられている。筐体102の前面に当たる部分の第一パネル40に開口46が形成されている。グリル45が開口46を覆う。プロペラファン6が回転すると、ヒートポンプユニット100の後方及び右方から外気が蒸発器4を通過して送風機室104に流入する。この外気は、第一パネル40の開口46及びグリル45を通って、ヒートポンプユニット100の前方へ排出される。
板状のバルブベッド47がベース13に取り付けられている。バルブベッド47は、ベース13の左端から上に向かって突出する。バルブベッド47は、液体入口バルブ31及び液体出口バルブ32を支持する。液体入口バルブ31及び液体出口バルブ32は、バルブベッド47の外壁から外側へ突出する。バルブベッド47に対応した形状の切欠き48が第二パネル41に形成されている。第二パネル41がベース13に取り付けられると、バルブベッド47が切欠き48を塞ぐ。液体入口バルブ31及び液体出口バルブ32は、第二パネル41の外に配置される。
循環ポンプ8は、第二パネル41の外に配置される。循環ポンプ8は、第二パネル41の外面に隣接する。循環ポンプ8が第二パネル41に固定されてもよい。第二パネル41が循環ポンプ8の重量を支持してもよい。あるいは、図示しないブラケットによって循環ポンプ8をベース13に連結することにより、ベース13が循環ポンプ8の重量を支持してもよい。循環ポンプ8、液体入口バルブ31、及び液体出口バルブ32は、筐体102の左側面に配置される。
筐体102の左側面にサービスカバー43が取り付けられる。サービスカバー43は、循環ポンプ8、液体入口バルブ31、及び液体出口バルブ32を覆う。サービスカバー43は、循環ポンプ8、液体入口バルブ31、及び液体出口バルブ32を、風雨から保護する。保守あるいは点検の際には、サービスカバー43を筐体102から取り外すことができる。
本実施の形態であれば、循環ポンプ8を筐体102内に配置する必要がないので、筐体102の大型化を防止できる。それゆえ、ヒートポンプユニット100の占有面積の増加を確実に防止できる。
本実施の形態であれば、循環ポンプ8を筐体102内に配置する必要がないので、筐体102内での機器レイアウトの自由度を向上できる。例えば、機械室103のスペースに余裕ができるので、内部熱交換器7の熱交換有効長を十分に確保できる。それゆえ、内部熱交換器7の熱交換効率を十分に高くできる。その結果、ヒートポンプユニット100の運転効率をさらに向上でき、圧縮機12における冷媒オーバーフローをより確実に防止でき、高圧冷媒の圧力が高くなりすぎることをより確実に防止できる。
本実施の形態であれば、筐体102を分解することなく、サービスカバー43を取り外すだけで、循環ポンプ8の保守あるいは点検をすることができる。それゆえ、保守及び点検の作業性を向上できる。なお、図示の例では循環ポンプ8、液体入口バルブ31、及び液体出口バルブ32が一つのサービスカバー43で覆われているが、変形例として、液体入口バルブ31及び液体出口バルブ32を覆うカバーとは別のカバーで循環ポンプ8を覆ってもよい。
本実施の形態であれば、筐体102の左側面に、循環ポンプ8と液体入口バルブ31と液体出口バルブ32とを一緒に配置したことで、ヒートポンプユニット100の占有面積を小さくする上で、より有利になる。
本実施の形態では、液体入口バルブ31及び液体出口バルブ32の上方に循環ポンプ8が配置されている。これにより、ヒートポンプユニット100の占有面積を小さくする上で、さらに有利になる。
なお、本開示のヒートポンプ装置は、給湯用のものに限定されない。本開示のヒートポンプ装置は、例えば、暖房を行うために循環する液体を加熱する装置にも適用できる。
1 貯湯式給湯機、 2 液体-冷媒熱交換器、 2a 液体通路、 2b 冷媒通路、 3 膨張弁、 4 蒸発器、 5 ファンモータ、 6 プロペラファン、 7 内部熱交換器、 8 循環ポンプ、 9 ハウジング、 10 隔壁、 12 圧縮機、 13 ベース、 15 冷媒配管、 20 電気品箱、 21 入口温度センサ、 22 出口温度センサ、 23 吐出冷媒温度センサ、 24 蒸発温度センサ、 25 外気温度センサ、 26 冷媒回路制御部、 27 水回路制御部、 31 液体入口バルブ、 32 液体出口バルブ、 33 通路、 34 通路、 35 通路、 40 第一パネル、 41 第二パネル、 42 トップパネル、 43 サービスカバー、 44 アイスガード、 45 グリル、 46 開口、 47 バルブベッド、 51 外部配管、 52 外部配管、 100 ヒートポンプユニット、 101 冷媒回路、 102 筐体、 103 機械室、 104 送風機室、 200 貯湯タンク、 201 水回路

Claims (3)

  1. 外壁を有する筐体と、
    冷媒を圧縮する圧縮機と、
    液体と、前記冷媒との間で熱を交換する液体-冷媒熱交換器と、
    前記液体を前記液体-冷媒熱交換器へ供給する循環ポンプと、
    を備え、
    前記圧縮機及び前記液体-冷媒熱交換器は、前記筐体内に配置され、
    前記循環ポンプは、前記筐体の前記外壁の一側面の外に配置されているヒートポンプ装置において、
    前記外壁の前記一側面の外に配置された液体入口バルブと、
    前記外壁の前記一側面の外に配置された液体出口バルブと、
    前記循環ポンプ、前記液体入口バルブ、及び前記液体出口バルブを覆う、取り外し可能なカバーと、
    をさらに備え、
    前記外壁の前記一側面の外において前記液体入口バルブ及び前記液体出口バルブの上方に前記循環ポンプが配置されているヒートポンプ装置。
  2. 前記冷媒を減圧する減圧装置と、
    前記冷媒を蒸発させる蒸発器と、
    前記液体-冷媒熱交換器よりも下流であって前記減圧装置よりも上流の高圧冷媒と、前記蒸発器よりも下流であって前記圧縮機よりも上流の低圧冷媒との間で熱を交換する内部熱交換器と、
    をさらに備え、
    前記筐体は、機械室を有し、
    前記機械室に前記圧縮機及び前記内部熱交換器が配置されている請求項1に記載のヒートポンプ装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のヒートポンプ装置と、
    貯湯タンクと、
    を備える貯湯式給湯機。
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