JP2009299973A - 床暖房装置用室外機 - Google Patents

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幹彦 黒田
Masahiro Murakami
昌弘 村上
Junichi Hirose
順一 廣瀬
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Abstract

【課題】居室の床に敷設された床温調パネルとの間で配管を介して温調水を循環させる床暖房装置用室外機であって、筐体内部への放火や小動物の侵入を確実に防止可能な床暖房装置用室外機を提供する。
【解決手段】床暖房装置用室外機1は、複数の床温調パネル2との間で温調水8を循環させるための配管3が接続される接続部4、6を内部に有し、接続部4、6に接続された配管3を外部へ取り出すための取出口51aが形成された筐体51と、取出口51aの周辺に配置され、配管3を通過させるための配管押え板58と、取出口51aの周辺に配置され、配管押え板58と共に取出口51aを覆うカバー部材59とを備えており、配管押え板58は、互いに異なる大きさの切り欠き部60、61を有しており、カバー部材59は、切り欠き部60、61のうちで配管が通過しない切り欠き部を閉塞するように構成されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、居室の床に敷設された床温調パネルとの間で配管を介して温調水を循環させる床暖房装置用室外機に関する。
近年、室内環境を良好に保つための設備として、空気調和装置だけでなく、床暖房を行う床暖房システムが普及しつつある。このような床暖房システムは、居室の床に敷設された床暖房パネルと、経路内を循環する循環水を加熱するための水熱交換器と、経路内の循環水が温度差によって膨張する体積分を吸収するための貯蔵タンクと、経路内の循環水を循環させる循環ポンプを有している。そして、床暖房パネルに設けられた配管に加熱した循環水を循環させることによって床暖房が行われ、この循環の繰り返しによって暖房運転が続行される。
このような床暖房システムを設置する場合、床暖房パネルは室内の床面に配置されるが、床暖房パネル以外の各構成部品は床暖房装置用室外機として一体的に構成され、屋外に配置される。この床暖房装置用室外機は、循環水の循環供給に関する機能部品として膨張タンクや循環ポンプを含み、また循環水の加熱または冷却に関する機能部品として圧縮機や減圧機構や水熱交換器や空気熱交換器を含んで構成される。
また、このような床暖房装置用室外機は、複数の床温調パネルとの間で循環水を循環させるための配管が接続される接続部が内部に形成され、接続部に接続された配管を外部へ取り出すための取出口が形成された筐体を有している。このような取出口は、例えば配管8本分に合わせて予め設計される(例えば、特許文献1)。
特開2001−336787号公報
ところで、上述した取出口は、筐体内部への放火や小動物の侵入を防ぐために、その隙間を小さくすることが望ましい。しかしながら、循環水を循環させる配管の本数は、床温調パネルの設置面積や設置場所によって2〜8本に変化する。よって、配管8本に合わせて形成された取出口から配管2本のみを取り出すような場合、配管が通過しないスペースに隙間が形成される。このような場合、筐体内部への放火や小動物の侵入を十分に防止できないという問題があった。
本発明の目的は、居室の床に敷設された床温調パネルとの間で配管を介して温調水を循環させる床暖房装置用室外機であって、筐体内部への放火や小動物の侵入を確実に防止可能な床暖房装置用室外機を提供することである。
第1の発明に係る床暖房装置用室外機は、複数の床温調パネルとの間で温調水を循環させるための配管が接続される接続部を内部に有し、接続部に接続された配管を外部へ取り出すための取出口が形成された筐体と、筐体の取出口の周辺に配置され、配管を通過させるための配管押え板と、筐体の取出口の周辺に配置され、配管押え板と共に取出口を覆うカバー部材とを備えており、配管押え板は、互いに異なる大きさの複数の切り欠き部を有しており、カバー部材は、複数の切り欠き部のうちで配管が通過しない切り欠き部を閉塞するように構成されている。
この床暖房装置用室外機では、配管押え板は、互いに異なる大きさの複数の切り欠き部を有しているため、配管の本数に応じた切り欠き部に配管群を通過させることができる。そして、カバー部材は、配管が通過しない切り欠き部を閉塞するように構成されているため、室外機内部への放火や小動物の侵入を確実に防止できる。
第2の発明に係る床暖房装置用室外機では、第1の発明に係る床暖房装置用室外機において、配管押え板は、矩形状であって、その一端及び一端と対向した他端には、それぞれ、切り欠き部が形成されると共に筐体に対して取り付けるための取り付け部が形成されている。
この床暖房装置用室外機では、配管押え板は、その一端及び一端と対向した他端に、それぞれ切り欠き部が形成されているため、通過させる配管の本数に応じて切り欠き部を2通りに使い分けることができる。そして、配管押え板を筐体に取り付けた後、この配管押え板に配管を通過させ、配管押え板にカバー部材を被せる手順で配管施工を行えば、配管施工の自由度が増し、配管施工を簡単に実現できる。
第3の発明に係る床暖房装置用室外機では、第1の発明に係る床暖房装置用室外機において、配管押え板は、正方形状であって、その4つの端部には、それぞれ、切り欠き部が形成されると共に筐体に取り付けるための取り付け部が形成されている。
この床暖房装置用室外機では、配管押え板は、その4つの端部に、それぞれ切り欠き部が形成されているため、通過させる配管の本数に応じて切り欠き部を4通りに使い分けることができる。そして、配管押え板を筐体に取り付けた後、この配管押え板に配管を通過させ、配管押え板にカバー部材を被せる手順で配管施工を行えば、第2の発明に比して配管施工の自由度が増し、配管施工をより簡単に実現できる。
以上の説明に述べたように、本発明によれば、以下の効果が得られる。
第1の発明では、配管押え板は、互いに異なる大きさの複数の切り欠き部を有しているため、配管の本数に応じた切り欠き部を通して配管群を通過させることができる。また、カバー部材は、配管が通過しない切り欠き部を閉塞するように構成されているため、室外機内部への放火や小動物の侵入を確実に防止できる。
また、第2の発明では、配管押え板は、その一端及び一端と対向した他端に、それぞれ切り欠き部が形成されているため、通過させる配管の本数に応じて切り欠き部を2通りに使い分けることができる。そして、配管押え板を筐体に取り付けた後、この配管押え板に配管を通過させ、配管押え板にカバー部材を被せる手順で配管施工を行えば、配管施工の自由度が増し、配管施工を簡単に実現できる。
また、第3の発明では、配管押え板は、その4つの端部に、それぞれ切り欠き部が形成されているため、通過させる配管の本数に応じて切り欠き部を4通りに使い分けることができる。そして、配管押え板を筐体に取り付けた後、この配管押え板に配管を通過させ、配管押え板にカバー部材を被せる手順で配管施工を行えば、第2の発明に比して配管施工の自由度が増し、配管施工をより簡単に実現できる。
る。
(第1実施形態)
以下、図面に基づいて、本発明の第1実施形態の床暖房装置用室外機について説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る床暖房装置用室外機を適用した温調システムの水系統及び冷媒系統を示す回路図である。まず、図1における回路図の床温調装置の水系統について説明する。
床暖房装置用室外機1は、空気調和ユニット17と温調水ユニット50を有している。空気調和ユニット17には、室内機18と温調水ユニット50が並列に接続されている。空気調和機は、空気調和ユニット17と室内機18で構成される。床温調装置は、家屋の床面に配置された床温調パネル2や、空気調和ユニット17及び温調水ユニット50等で構成される。
床温調パネル2及び温調水ユニット50は、温調水往き配管(以下、「往き配管」と略記する)3aと温調水戻り配管(以下、「戻り配管」と略記する)3bとから成る温調水配管群3によって接続される。この温調水配管群3を通して、温調水ユニット50と床温調パネル2との間に、循環液8を循環及び供給するための水循環経路が形成される。
温調水ユニット50は、機械室50a及びヘッダ室50bを有している。機械室50aは、簡易密閉型の膨張タンク7、循環ポンプ9、水熱交換器16及び電装品33を有している。水熱交換器16は、機械室50aの内壁に沿って長円ドーナツ形状に巻回しされる。ヘッダ室50bは、往きヘッダ4、戻りヘッダ6を有している。詳細に説明すると、機械室50aにおける膨張タンク7の底部には往き管10が接続されており、その先端が循環ポンプ9を介してヘッダ室50bの往きヘッダ4に接続されている。
往きヘッダ4は、ヘッダ本体4aと、そのヘッダ本体4aの長手方向の一端部に形成される主管接続部4bと、ヘッダ本体4aの外周面において長手方向に沿って並設される複数の分岐管接続部4c(接続部)を有している。主管接続部4bには、往き管10が接続され、各分岐管接続部4cに床温調パネル2へと通じる往き配管3aの一端が接続される。
一方、往き配管3aの他端は、床温調パネル2に形成された蛇行形状の温調水循環パイプ11の一端の接続部11aに接続されている。従って、膨張タンク7内の循環液8は、循環ポンプ9の作動によって往き管10に供給され、さらに往きヘッダ4で複数本の往き配管3aに分流されて、各床温調パネル2へと供給される。
そして、ヘッダ本体4aの内部には、各分岐管接続部4cに対応して複数の熱動弁15が設けられており、各分岐管接続部4cに流れ込む循環液8の流路を開放または遮断している。なお、図1では、図面の簡略化のために、熱動弁15を往きヘッダ4の外部に記載している。
一方、床温調パネル2に形成された温調水循環パイプ11の他端の接続部11aには、戻り配管3bが接続されており、その先端には戻りヘッダ6が接続されている。戻りヘッダ6は、往きヘッダ4と同様に、ヘッダ本体6aと、そのヘッダ本体6aの長手方向の一端部に形成される主管接続部6bと、そのヘッダ本体の外周面において長手方向に並設される複数の分岐管接続部6c(接続部)とから成り、各分岐管接続部6cに戻り配管3bが接続されると共に、主管接続部6bに戻り管12が接続される。
また、戻り管12と膨張タンク7とは熱交換路13によって接続されているが、この熱交換路13は、以下に述べる冷媒回路の凝縮器又は蒸発器として機能する水熱交換器16と熱交換可能に設けられている。これにより、水熱交換器16において、戻り管12から返流される循環液8が加熱又は冷却される。そして、この熱交換路13の先端が膨張タンク7の底部に接続されている。
これにより、床温調パネル2の温調水循環パイプ11を流通した循環液8は、戻り配管3bを通って戻りヘッダ6に流入し、この戻りヘッダ6によって各戻り配管3bを流通する循環液8が合流されて戻り管12に供給され、さらに熱交換路13で加熱された後、膨張タンク7に供給される。なお、戻り管12には、戻り温度検知サーミスタ35aが、膨張タンク7の直前の熱交換路13には、往き温度検知サーミスタ35bが、水熱交換器16には、水熱交温度検知サーミスタ36が取り付けられている。
次に、図1を参照して、冷媒系統について説明する。なお、以下においては、暖房運転時を例にしてその説明を行っている。本実施形態では、循環液8の加熱に水熱交換器16を使用し、この水熱交換器16と、マルチ型ヒートポンプシステムの空気調和ユニット17の室外熱交換器19との間で冷媒循環回路を構成して、熱交換路13を流れる循環液8を加熱するようにしている。また、図1に示すように、このヒートポンプシステムの空気調和ユニット17に接続された1台の室内機18を備えており、空気調和ユニット17と室内機18とによって空気調和機を構成している。
この空気調和機では、冷媒が循環する順序で、圧縮機21、室内ファン20aを付設した室内熱交換器20、減圧機構22、室外ファン19aを付設した室外熱交換器19を接続して冷媒循環回路を構成している。より詳しく説明すると、圧縮機21の吐出管21aと吸入管21bとが四路切換弁23の1次ポートに接続されており、吸込管21bにアキュムレータ31が介設される一方、吐出管21aには、吐出管温度検知サーミスタ38が付設されている。
また、四路切換弁23の一対の2次ポート間には、第1ガス管24a、室内熱交換器20、第1液管24b、減圧機構22、第2液管24c、室外熱交換器19及び第2ガス管24dが、順番に環状に接続されている。このとき、室内熱交換器20と室外熱交換器19には、それぞれ室内熱交温度検知サーミスタ43と室外熱交温度検知サーミスタ41とが付設されており、さらに室内機18と空気調和ユニット17には、室内温度検知サーミスタ44と外気温度検知サーミスタ42とがそれぞれ取り付けられている。
また、第1液管24bには、ヘッダ26が介設されており、このヘッダ26と室内熱交換器20とを結ぶ間の部分が連絡配管25の液管25aとなる。同様に第1ガス管24aにも、ヘッダ27が介設されており、このヘッダ27と室内熱交換器20とを結ぶ間の部分が連絡配管25のガス管25bとなる。
そして、ヘッダ26に接続されたもう1つの連絡配管28である液管28aが、温調水ユニット50の水熱交換器16の一端に接続され、またヘッダ27に接続されたもう1つの連絡配管28であるガス管28bが、水熱交換器16の他端に接続されている。これによって、四路切換弁23には室外熱交換器19、減圧機構22、温調水ユニット50の水熱交換器16が環状に接続されることになる。
また、連絡配管25、28の各液管25a、28aはそれぞれ電動膨張弁29、30を介してヘッダ26に接続されており、この電動膨張弁29、30の開閉を適宜制御することによって、室内機18及び温調水ユニット50の両方に供給する冷媒量を制御できるように成っている。ここで、液管25aの室内機18側と、液管28aの温調水ユニット50側には、それぞれ液管温度検知サーミスタ39、37が付設されており、ガス管25b、28bの空気調和ユニット17側には、それぞれガス管温度検知サーミスタ40a、40bが付設されている。
なお、空気調和ユニット17に設けた電装品32には、電源から例えば200V、20Aの電力が供給され、空気調和ユニット17内の電気的制御が行われる。また、床温調装置には、室内の冷暖房運転の開始や停止等の操作を行うためのワイヤレスリモコン45と、床の冷暖房に対して同様の操作を行うためのワイヤードリモコン46とがそれぞれ設けられている。なお、これらのリモコン45、46によって、利用者が希望する室温や床温等の設定も行われる。
さらに、この空気調和ユニット17の電装品32と室内機18に設けた電装品34、及び空気調和ユニット17の電装品32と温調水ユニット50に設けた電装品33とは、それぞれ信号または電源線で接続されている。このため、空気調和機と温調水ユニット50とを連動させる設定が利用者によって行われると、例えばワイヤレスリモコン45における運転開始操作で、空気調和機と温調水ユニット50とを併用した運転を開始させることも可能である。
図2は、床暖房装置用室外機1の斜視図である。略直方体状に形成された床暖房装置用室外機1では、温調水ユニット50が空気調和ユニット17の上部に載置されている。また、床暖房装置用室外機1の筐体51内部は、天板52、前板53、54、側板55、56、後板57、矩形状の配管押え板58(図3参照)及びカバー部材59で覆われている。
図3は、図2に示した筐体51からカバー部材59を取り外した状態を示している。筐体51は、温調水配管群3(往き配管3a及び戻り配管3b)を外部へ取り出すための取出口51aを有している。
配管押え板58は、その一端58a及び一端58aと対向した他端58bに、それぞれ、大きさが互いに異なる切り欠き部60、61を有している。切り欠き部60の大きさは、例えば、配管8本分に合わせて予め設計されている。一方、切り欠き部61の大きさは、例えば、配管2本分に合わせて予め設計されている。また、配管押え板58は、筐体51に取り付けるための取り付け部62、63を有している。
配管押え板58と共に取出口51aを覆うカバー部材59は、切り欠き部60、61のいずれかを介して温調水配管群3を通過させる開口部59aと、切り欠き部60、61のうちで温調水配管群3が通過しない切り欠き部を閉塞する閉塞する閉塞部59bと、取り付け部62、63のいずれかに取り付けるための取り付け部59cを有している。
図4は、図3に示した筐体51から天板52、側板55及び配管押え板58を取り外した状態を示している。機械室50aには、簡易密閉型の膨張タンク7や循環ポンプ9が設けられている。ヘッダ室50bには、往き配管3a及び戻り配管3bにそれぞれ接続される往きヘッダ4及び戻りヘッダ6が設けられている。
図5は、切り欠き部60に温調水配管群3を通過させた状態を示している。図5(a)では、8本の配管で構成された温調水配管群3を取り出すために、配管押え板58が、取り付け部62を介して筐体51に取り付けられた状態を示す。また、カバー部材59は、取り付け部59cを介して配管押え板58の取り付け部63(図3参照)に取り付けられている。温調水配管群3が通過しない切り欠き部61は、カバー部材59の閉塞部59bによって塞がれている。したがって、温調水配管群3を配管本数に合わせた切り欠き部60に通過させることができると共に、切り欠き部61を閉塞部59b(図3参照)で閉塞できる。このため、筐体51内部への放火や小動物の侵入を確実に防止できる。
図5(b)は、図5(a)に示した配管押え板58を、その長手方向と直行する方向に対して180度反転させた状態を示している。この状態では、2本の配管で構成された温調水配管群3を取り出すために、配管押え板58が、取り付け部63を介して筐体51に取り付けられている。また、カバー部材59は、取り付け部59cを介して配管押え板58の取り付け部62(図3参照)に取り付けられている。また、温調水配管群3が通過しない切り欠き部60は、閉塞部59bによって塞がれている。したがって、図5(a)と同様に、温調水配管群3を配管本数に合わせた切り欠き部61に通過させることができると共に、切り欠き部60を閉塞部59b(図3参照)で閉塞できる。このため、筐体51内部への放火や小動物の侵入を確実に防止できる。
以上、第1実施形態では、温調水配管群3を配管本数に合わせた切り欠き部60、61に通過させることができる。また、温調水配管群3が通過しない切り欠き部を閉塞部59bで閉塞できる。このため、筐体51内部への放火や小動物の侵入を確実に防止できる。さらに、配管本数に応じて切り欠き部を2通りに使い分けることができるため、配管施工の自由度が増し、配管施工を簡単に実現できる。
(第2実施形態)
図6は、本発明の第2実施形態の床暖房装置用室外機の配管押え板及びカバー部材を示している。第1実施形態(図1〜図5)で説明した要素と同一の要素については、詳細な説明を省略する。この実施形態では、配管押え板64が正方形状に形成され、その4つの端部に、大きさが互いに異なる切り欠き部65、66、67、68がそれぞれ形成されると共に、筐体51に取り付けるための取り付け部69、70、71、72がそれぞれ形成される点、カバー部材73が、配管押え板64と共に取出口51aを覆うために設けられ、切り欠き部65、66、67、68のいずれかを介して温調水配管群3を通過させる開口部73aと、切り欠き部65、66、67、68のうちで温調水配管群3が通過しない切り欠き部を閉塞する閉塞部73bと、取り付け部69、70、71、72のいずれかに取り付けるための取り付け部73cとを有している点で、第1実施形態と相違する。その他の構成は、第1実施形態と同じである。
この例では、切り欠き部65、66、67、68の大きさは、それぞれ、配管8本分、配管6本分、配管4本分、配管2本分に合わせて予め設計されている。
以上、第2実施形態では、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、配管押え板64が切り欠き部65、66、67、68を有しているため、配管本数に応じて切り欠き部を4通りに使い分けることができる。このため、第1実施形態に比して配管施工の自由度が増し、配管施工をより簡単に実現できる。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものでないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明だけではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれる。
なお、第2実施形態では、4つの切り欠き部65、66、67、68の大きさが、それぞれ、配管8本分、配管6本分、配管4本分、配管2本分に合わせて予め設計されている例について述べた。本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。例えば、配管10本分に合わせて設計されてもよい。また、配管押え板64に5つ以上の切り欠き部が形成されてもよい。また、切り欠き部の形状は本実施形態に限定されるものではない。
本発明を利用すれば、居室の床に敷設された床温調パネルとの間で配管を介して温調水を循環させる床暖房装置用室外機であって、筐体内部への放火や小動物の侵入を確実に防止可能な床暖房装置用室外機を得ることができる。
本発明の第1実施形態に係る床暖房装置用室外機を適用した温調システムの水系統及び冷媒系統を示す回路図である。 床暖房装置用室外機の斜視図である。 図2に示した筐体からカバー部材を取り外した状態を示す説明図である。 図3に示した筐体から天板、側板及び配管押え板を取り外した状態を示す説明図である。 切り欠き部に温調水配管群を通過させた状態を示す説明図である。 本発明の第2実施形態の床暖房装置用室外機の配管押え板及びカバー部材を示す説明図である。
符号の説明
1 床暖房装置用室外機
2 床温調パネル
3a 調温水往き配管(往き配管)
3b 調温水戻り配管(戻り配管)
4c、6c 分岐管接続部(接続部)
51 筐体
51a 取出口
58、64 配管押え板
58a 一端
58b 他端
59、73 カバー部材
59a、73a 開口部
59b、73b 閉塞部
60、61、65、66、67、68 切り欠き部
62、63、69、70、71、72 取り付け部

Claims (3)

  1. 複数の床温調パネルとの間で温調水を循環させるための配管が接続される接続部を内部に有し、前記接続部に接続された配管を外部へ取り出すための取出口が形成された筐体と、
    前記筐体の前記取出口の周辺に配置され、前記配管を通過させるための配管押え板と、
    前記筐体の前記取出口の周辺に配置され、前記配管押え板と共に前記取出口を覆うカバー部材とを備えており、
    前記配管押え板は、互いに異なる大きさの複数の切り欠き部を有しており、
    前記カバー部材は、前記複数の切り欠き部のうちで前記配管が通過しない切り欠き部を閉塞するように構成されていることを特徴とする床暖房装置用室外機。
  2. 前記配管押え板は、矩形状であって、
    その一端及び前記一端と対向した他端には、それぞれ、前記切り欠き部が形成されると共に前記筐体に対して取り付けるための取り付け部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の床暖房装置用室外機。
  3. 前記配管押え板は、正方形状であって、
    その4つの端部には、それぞれ、前記切り欠き部が形成されると共に前記筐体に取り付けるための取り付け部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の床暖房装置用室外機。
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