JPH08261476A - 暖房テーブル - Google Patents

暖房テーブル

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Publication number
JPH08261476A
JPH08261476A JP6091795A JP6091795A JPH08261476A JP H08261476 A JPH08261476 A JP H08261476A JP 6091795 A JP6091795 A JP 6091795A JP 6091795 A JP6091795 A JP 6091795A JP H08261476 A JPH08261476 A JP H08261476A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
window
heating table
heating
frame
plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP6091795A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Jitsukawa
茂 実川
Atsushi Kimihira
淳 公平
Yasunari Eda
康成 江田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Home Tech Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Home Tech Ltd filed Critical Hitachi Home Tech Ltd
Priority to JP6091795A priority Critical patent/JPH08261476A/ja
Publication of JPH08261476A publication Critical patent/JPH08261476A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遠赤外線を利用するとともに、足元が明るい
暖房テーブルを得る。 【構成】 枠体1の裏面のほぼ全面に約50〜350℃
の温度にした平板状の放熱板3を設置する暖房テーブル
において、枠体1の裏面の一部に照明用ランプ51を組
み込んだ照明部5を設置し、前記放熱板3の一部又は周
囲に、照明用ランプ51とこの照明用ランプ51の下側
に窓52を設け、この窓52を硝子や樹脂成形などによ
る透光性材料のカバーまたは開口穴とし、さらに前記放
熱板3のほぼ中央部に照明用ランプ51と窓52とで形
成する照明部5を設け、照明部5及びこの周辺以外に発
熱体4を設けたものとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般家庭で冬期に足元
を暖める暖房テーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の暖房テーブルとしては、特に単独
で目的を達成するものはないが、類似の電気こたつの場
合には、例えば実開昭61−27009号公報及び実開
昭64−45207号公報等に開示されている如く、図
4に示すような構成のものが知られている。
【0003】すなわち、電気こたつに用いられる発熱体
ユニット9は、プレート状の放熱板91の裏に密着させ
て発熱線を配置し、放熱板91の下側には複数のワイヤ
ーで形成したガード92を設け、上側には遮熱板を設け
て発熱体ユニット9を形成し、この発熱体ユニット9の
全体の大きさとして、厚さは発熱体ユニット9を囲んで
いる中桟82の幅寸法程度とし、こたつ内への出っ張り
をなくしてガード92面が囲んでいる中桟82とほぼ同
一面になるようにしてある。
【0004】また、発熱体ユニット9の面積は、こたつ
のやぐら8につけるために、やぐら8を形成する外周の
4辺の外枠81の内側に設けた井桁状の中桟82に囲ま
れる中央の空間内に納まる大きさとしている。
【0005】実際に使う時には、このやぐら8の上にこ
たつ布団を掛け、さらに上にテーブル板を載せて使うよ
うになっている。
【0006】こたつ内を暖めるには、発熱体ユニット9
の放熱板91を裏の発熱体を加熱することによって温度
を約200〜300℃まで上げ、この放熱板91から遠
赤外線をこたつ内に放射することでこたつ内を暖めるも
のであり、高温になる放熱板91によってやけどなどし
ないようにガード92が設けられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来の構成にお
いて、発熱体ユニット9の大きさが中桟82で囲まれた
中央部に限定される大きさのために、こたつ外周の隅ま
で暖めるためには、放熱板91の温度を高温にして遠赤
外線を多く放射する必要があり、こたつ中央部の温度が
高く外周がぬるいものであった。
【0008】かつ、こたつ布団は絶対に必要であり、こ
たつ布団を掛けるために埃が多くなったり、部屋が狭く
なったりしてしまう使い方であった。
【0009】遠赤外線を多く必要とするために、放熱板
91の温度も200〜300℃と高く、ガード92も遮
熱板も厳重に必要であった。
【0010】さらに、この発熱体ユニット9は明るい光
を発する熱源ではないので、運転しているのか分からな
いばかりか、見た目での暖かさがないものだった。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、下記構成手段とした。
【0012】枠体の裏面のほぼ全面に約50〜350℃
の温度にした平板状の放熱板を設置する暖房テーブルに
おいて、枠体の裏面の一部に照明用ランプを組み込んだ
照明部を設置したものとした。
【0013】また、前記放熱板の一部又は周囲に、照明
用ランプとこの照明用ランプの下側に窓を設け、この窓
を硝子や樹脂成形などによる透光性材料のカバーまたは
開口穴としたものとした。
【0014】また、前記放熱板のほぼ中央部に照明用ラ
ンプと窓とで形成する照明部を設け、照明部及びこの周
辺以外に発熱体を設けたものとした。
【0015】
【作用】前記の構成にすることにより、電源を入れて放
熱板の温度を約50〜350℃、好ましくは約80〜1
00℃に設定すると、この放熱板から最大エネルギーの
波長が約8ミクロン前後の主に遠赤外線が放射される。
【0016】ここで、枠体の外枠で囲まれる全面は放熱
板となり、枠体下方に遠赤外線を放射しているので、こ
れらの下部面の床面に対して下の空間及び床面を加熱し
て暖める。
【0017】運転と同時に照明部の照明用ランプが発光
されて枠体下方を明るくする。
【0018】こたつ布団を掛けなくてもやぐらまたはテ
ーブル板下の空間や床面を暖房する。
【0019】
【実施例】本発明の一実施例を示す温風テーブルに従っ
て、その構成を説明する。
【0020】図1は、本発明の一実施例を示す温風テー
ブルを下面から覗いた外観斜視図である。
【0021】図2は、本発明の一実施例を示す温風テー
ブルの要部の断面図であり、上面を使えるテーブル板に
取り付けた場合の実施例出ある。
【0022】図3は、本発明の一実施例を示す温風テー
ブルの発熱体の主要部を示す要部断面図である。
【0023】1は4辺の外枠11で形成する矩形状の枠
体であり、外枠11に囲まれる上面側には薄板のハード
ボード等より成る天板12を囲まれる面積いっぱいに設
け、この天板12の下側には補強などのための中桟13
が部分的に設置されており、この枠体1の4隅に脚2を
設置している。
【0024】3は平板状で、かつ板厚が0.4〜1.0
mmの薄板鋼板の表面に植毛面31を設け、表面温度
を、好ましくは約80〜100℃に設定すると明るい光
は出ないが遠赤外線が放射される放熱板であり、この上
側面には、接着層42を介して加熱用の熱源としてコー
ドヒーター41等より成る発熱体4を配置し、その上に
アルミ箔43を設けて放熱板3上側面に貼り付け固定し
ている。
【0025】5は照明部であり、内部に照明用ランプ5
1を設け、放熱板3の対向する部分に窓52を設けてあ
り、この窓52を硝子や樹脂成形などによる透光性材料
のカバーまたは開口穴としている。
【0026】さらに、放熱板3への発熱体4の設置は、
照明部5及びこの周辺以外に設けた配置としている。
【0027】Aは照明用ランプ51から発する光の照射
状態を示す。
【0028】次に、前記構成における作用を説明する。
【0029】前記の構成にすることにより、電源を入れ
ると発熱体4が加熱し、やがて発熱体4が密着する放熱
板3が加熱され、下側の植毛面31から遠赤外線が下方
の床面に向かって放射される。
【0030】ここで、放熱板3の温度を50〜35℃、
好ましくは約80〜100℃に設定してあるので、最大
エネルギーの波長が約8ミクロン前後の主に遠赤外線が
放射される。
【0031】ここで、照明部5の照明用ランプ51も点
灯し、窓52から枠体1下方を明るく照らす。
【0032】
【発明の効果】前記の構成にすることにより、枠体の裏
面のほぼ全面に約50〜350℃の温度にした平板状の
放熱板を設置した暖房テーブルとする事によって、足を
伸ばす裏の下側に出っ張りがなく使いやすい形状であ
り、放熱面積を多くとれるために、放熱板の温度を低く
設定でき、このために、より暖房効果のある遠赤外線を
多く放射でき、中央に集中した放熱板にする事がないの
で、枠体の下面全体が均一にかつ快適温度に加熱され、
下面の周辺部にも遠赤外線が届く事によって近くにすわ
った膝元まで暖める事ができるものとなり、どこに足を
伸ばしても快適で、じっくり暖める暖房器具になった。
【0033】また、この放熱板は温度を約50〜350
℃にする事によって、放熱を妨げる事がなく遠赤外線で
床面全体を暖め、足を伸ばせば足を効果的に暖めるの
で、途中の空気を暖めず、熱ロスも少ない暖房が得ら
れ、このことから、こたつ布団が必要なくなり、こたつ
布団を掛けるための埃や部屋が狭くなる事などもなくな
り、こたつ嫌いな人のためにも足元暖房器が提供できる
ようになった。
【0034】さらに、従来のこたつのように、こたつ布
団をはさんでやぐらとテーブル板で組み合わせて用いる
事なく、テーブル板がそのままの状態で暖房に利用でき
るようになり、やぐらとテーブル板に分けるような構成
が必要なくなった。
【0035】また、枠体の裏面の一部に照明用ランプを
組み込んだ照明部を設置する事によって、この遠赤外線
を活用した方式では放熱板から光が出ないので明るくな
いが、この照明部の設置によって運転が分かるととも
に、暖かさの視覚的なものが解消された。
【0036】さらに、放熱板の一部又は周囲に、照明用
ランプとこのランプの下側に窓を設け、この窓には硝子
や樹脂成形などによる透光性材料のカバーまたは開口穴
とした事によって、運転状態と視覚面が解消されるもの
となった。
【0037】特に、放熱板のほぼ中央部に照明用ランプ
と窓で形成する照明部を設け、照明部及びこの周辺以外
に発熱体を設けた構成にする事によって、枠体の中心か
ら広がる光で内部がまんべんなく明るくなった。
【0038】以上のように、暖房に効果的な遠赤外線を
活用するとともに、反面光が出ない不具合部分に、照明
部を設ける事によって上記のような効果的なものとなっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す暖房テーブルの外観裏
面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す暖房テーブルの部分断
面図である。
【図3】本発明の一実施例を示す暖房テーブルの主要部
を示す部分断面図である。
【図4】従来例の電気こたつの外観裏面図である。
【符号の説明】
1 枠体 3 放熱板 4 発熱体 5 照明部 51 照明用ランプ 52 窓

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠体(1)の裏面のほぼ全面に約50〜
    350℃の温度にした平板状の放熱板(3)を設置する
    暖房テーブルにおいて、枠体(1)の裏面の一部に照明
    用ランプ(51)を組み込んだ照明部(5)を設置した
    事を特徴とする暖房テーブル。
  2. 【請求項2】 前記放熱板(3)の一部又は周囲に、照
    明用ランプ(51)とこの照明用ランプ(51)の下側
    に窓(52)を設け、この窓(52)を硝子や樹脂成形
    などによる透光性材料のカバーまたは開口穴とした事を
    特徴とする請求項1記載の暖房テーブル。
  3. 【請求項3】 前記放熱板(3)のほぼ中央部に照明用
    ランプ(51)と窓(52)とで形成する照明部(5)
    を設け、照明部(5)及びこの周辺以外に発熱体(4)
    を設けた事を特徴とする請求項1または請求項2記載の
    暖房テーブル。
JP6091795A 1995-03-20 1995-03-20 暖房テーブル Pending JPH08261476A (ja)

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JP6091795A JPH08261476A (ja) 1995-03-20 1995-03-20 暖房テーブル

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JP6091795A JPH08261476A (ja) 1995-03-20 1995-03-20 暖房テーブル

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Publication Number Publication Date
JPH08261476A true JPH08261476A (ja) 1996-10-11

Family

ID=13156221

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6091795A Pending JPH08261476A (ja) 1995-03-20 1995-03-20 暖房テーブル

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JP (1) JPH08261476A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013221638A (ja) * 2012-04-13 2013-10-28 Oriental:Kk セラミックヒータ付テーブル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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