JPH0224009Y2 - - Google Patents

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JPH0224009Y2
JPH0224009Y2 JP3431785U JP3431785U JPH0224009Y2 JP H0224009 Y2 JPH0224009 Y2 JP H0224009Y2 JP 3431785 U JP3431785 U JP 3431785U JP 3431785 U JP3431785 U JP 3431785U JP H0224009 Y2 JPH0224009 Y2 JP H0224009Y2
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JP
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quartz lamp
heating element
heating
infrared rays
heat
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JP3431785U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、こたつの発熱装置に関する。
(従来の技術) 従来、こたつの発熱装置としては種々のものが
用いられているが、遠赤外線が人体等に吸収され
やすく、暖房効果がよいということから、マイカ
ヒータなどの遠赤外線を放射する面状発熱体が用
いられるようになつている。
しかし、遠赤外線のみの放射であると、視覚に
うつたえる暖かさがなく、また、遠赤外線を放射
する面状発熱体の特性上、すなわち発熱温度を高
くすると波長が短くなつて遠赤外線の効果が減少
することから、発熱温度を比較的低温(100〜300
℃)に保つ必要があり、速熱性に欠けるという問
題がある。
また、熱源として直管形のクオーツランプを用
いることも考えられている。しかし、近年、やぐ
ら内のスペースを有効に使用するため発熱装置全
体の厚さを薄く60mm以下)することが要求され、
このように薄い発熱装置で保護網、やぐらの天板
部等の温度を規格値内に保つようにして高ワツト
(100〜133W)のクオーツランプを使用する場合
には、保護網等を強制的に冷却する冷却装置を必
要とし、上記薄形のやぐら内に設置するのが困難
である。
また、低ワツト(100W未満)のクオーツラン
プを用いることも考えられるが、低ワツトのクオ
ーツランプは、フイラメントの線径が細くなつて
断線につながりやすく、その寿命性能上使用がき
わめてむずかしい。
(考案が解決しようとする問題点) 上記のように、遠赤外線を放射する面状発熱体
には、視覚にうつたえる暖かさ、速熱性等に問題
があり、高ワツトのクオーツランプには、冷却装
置を必要とする等の問題がある。
本考案は、このような問題を解決しようとする
もので、面状発熱体とクオーツランプを用いて、
速熱性が良く、視覚上からも暖かさをうつたえる
ことのできるこたつの発熱装置を提供することを
目的とするものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案のこたつの発熱装置は、遠赤外線を放射
する面状発熱体と、赤外線を放射するクオーツラ
ンプとを備え、上記面状発熱体は、並列に接続さ
れた複数の発熱線を有し、この1個の発熱線と上
記クオーツランプとを直列に接続したものであ
る。
(作用) 本考案では、通電により面状発熱体の各発熱線
が発熱するとともに、クオーツランプが発熱する
が、まず、クオーツランプがその赤外線放射によ
り迅速に加熱するとともに、視覚的にも満足さ
せ、かつ、面状発熱体からの遠赤外線放射により
全体的に加熱する。
この際、クオーツランプは1個の発熱線と直列
に接続されているので、低ワツトに落とされて作
動する。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
第1図において、1はこたつやぐらで、このこ
たつやぐら1は、天枠部2の四隅部に脚体3が取
付けられている。
上記天枠部2の下面に発熱装置4が設けられて
いる。この発熱装置4は、第1図および第2図に
示すように、反射板5の下面両側にマイカヒータ
などの遠赤外線を放射する面状発熱体6が取付け
られているとともに、反射板5の中央部に赤外線
を放射する直管形のクオーツランプ7が取付けら
れている。そして、このクオーツランプ7に対し
て、反射板5の下面に多数の通孔8を有するガー
ド9が取付けられているとともに、反射板5の上
面に断熱板10が取付けられている。また、上記
反射板5の下方に保護網11が設けられている。
上記両側の面状発熱体6は、第3図および第4
図に示すように、マイカ板からなる絶縁板12に
発熱線13が片面巻で複数に分割されて設けられ
ているとともに、絶縁板12の両面に絶縁板14
が接合されて発熱部15が形成され、この発熱部
15の下面に金属酸化物含有塗料を塗布したケー
ス板16が取付けられているとともに、発熱部1
5の上面中央部に沿つて断面コ字状の補強枠17
が取付けられている。
また、第1図および第2図に示すように、上記
反射板5の下面に切り起しによつて相対した支持
片18が突設され、この相対した支持片18に上
記面状発熱体6が補強枠17を介して固定されて
いる。
そして、第5図に示すように、上記両側の面状
発熱体6の各発熱線13は電源に対して並列に接
続されているとともに、1個の発熱線13に上記
高ワツトのクオーツランプ7が直列に接続されて
いる。この場合、たとえば、一方の面状発熱体6
は、各140Wの発熱線13を2個並設して全体と
して280Wのものを用い、また、他方の面状発熱
体6は、140Wと約30Wの発熱線13を並設した
ものを用い、クオーツランプ7は100〜133Wのも
のを用い、このクオーツランプ7を上記30Wの発
熱線13と直列に接続し、これによつて、クオー
ツランプ7はその発熱量が100W以下(100〜
50W)、たとえば、約70Wになるように設定され
ている。
そうして、発熱装置4に通電すると、両側の面
状発熱体6の各発熱線13が発熱するとともに、
クオーツランプ7が発熱するが、まず、クオーツ
ランプ7がその赤外線放射により迅速に加熱する
とともに、視覚的にも満足させ、かつ、面状発熱
体6からの遠赤外線放射により全体的に加熱す
る。
この際、クオーツランプ7は1個の発熱線13
と直列に接続されているので、100W以下に落と
されて作動する。したがつて、寿命的に有利な高
ワツトのクオーツランプ7を強制冷却などを必要
とせずに用いることができ、安定して使用するこ
とができる。
なお、面状発熱体6は、ケース板16と補強枠
17とを結合することにより、発熱部15とケー
ス板16との密着性がよく、効率よく発熱させる
ことができ、また、面積的に小さいとともに蓄熱
量の少ない補強枠17を介して反射板5に取付け
ることにより、反射板5への熱伝導をおさえるこ
とができる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、面状発熱体とクオーツランプ
を用いることにより、速熱性がよく、視角的にも
満足させることができるとともに、寿命的に有利
な高ワツトのクオーツランプを強制冷却などを必
要とせずに用いることができ、安定して使用する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の装置の一実施例を示す一部を
切り欠いた側面図、第2図はその発熱装置の分解
斜視図、第3図はその面状発熱体の分解斜視図、
第4図はその断面図、第5図は回路図である。 6……面状発熱体、7……クオーツランプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 遠赤外線を放射する面状発熱体と、赤外線を放
    射するクオーツランプとを備え、 上記面状発熱体は、並列に接続された複数の発
    熱線を有し、この1個の発熱線と上記クオーツラ
    ンプとを直列に接続したことを特徴とするこたつ
    の発熱装置。
JP3431785U 1985-03-11 1985-03-11 Expired JPH0224009Y2 (ja)

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JP3431785U JPH0224009Y2 (ja) 1985-03-11 1985-03-11

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JP3431785U JPH0224009Y2 (ja) 1985-03-11 1985-03-11

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JPS61151109U JPS61151109U (ja) 1986-09-18
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JP2011226668A (ja) * 2010-04-15 2011-11-10 Metro Denki Kogyo Kk ヒータ付きテーブル
JP5021824B1 (ja) * 2011-05-31 2012-09-12 メトロ電気工業株式会社 コタツ用ヒータ及びコタツ

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JPS61151109U (ja) 1986-09-18

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