JP3078488U - 遠赤外線を備えた電気ヒーター - Google Patents

遠赤外線を備えた電気ヒーター

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JP3078488U
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秀 芳 周
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秀 芳 周
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Abstract

(57)【要約】 【課題】長時間でも安全且つ健康的に使用できる遠赤外
線を備えた電気ヒーターを提供する。 【解決手段】セラミックによる発熱体の背部に電熱膜を
設け、通電することで電熱板11とし、またセラミック
板の熱を受けて自然に遠赤外線を発する作用を利用し、
冷たい空気と暖かい空気を自然に対流させ、更に本体1
0上に設けられた温度調節スイッチ17により、一定の
高温に達した際に自動的に電源が遮断されるようにす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、遠赤外線を備えた電気ヒーターに係り、セラミック板が熱を受けて 自然に発せられることにより発せられる遠赤外線を利用したもので、薄型であり 、且つ一定の高温に達した際に自動に電源が遮断される構造を有し、安全で健康 なヒーターに関する。
【0002】
【従来の技術】
気温が低いとき、部屋の暖房用として最も伝統的なものが直接火を使った暖炉 であり、しかしこれは一酸化炭素中毒の危険があるため、電気を使用するものが 現在では一般的となっている。その従来の構造は図4、5に示すように、底部に 底座が設けられた本体20と、該本体20の正面の上半部が空間21を呈してお り、該空間21内部には架板22、蓋23、網24などのパーツにより、主に石 英管などを材料として作られた一つ以上の電熱管25が設けられている。石英管 が熱を受けると赤くなって熱を発し、即ち放熱して温度を高める役割を果たすも のである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の電気ヒーターに用いられている石英管は、薄く且つ 高価であり、僅かな揺れによっても破損し易く非常に危険で、一端壊れるとヒー ター全体が使えなくなる他、破損によりそのかけらにより怪我をしたり、またヒ ーターから漏電する等の危険性がある。これらに加え、正常に使用している際で も、石英管が熱を受け続けることで酸素を相当消耗するため、狭い部屋で長時間 の使用により気分が悪くなったりすることもある。そこで、これらの欠点を解決 すべく、本考案は遠赤外線を備えた電気ヒーターを提供することを目的としてい る。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本考案の遠赤外線を備えた電気ヒーターは、本体が薄い金属板等により覆われ て中空を呈しており、該中空内部に電熱板が数個の固定座により固設され、該電 熱板上には導電電熱膜が塗装され、更に導電電極の粘設、及び導線で前記本体に 設けたスイッチに接続され、また本体の内側にそれぞれ板押片が設けられ、該板 押片の折り曲げにより前記電熱板の両側が押し付けられ、この電熱板は前記固定 座と板押片及びねじによって本体に固定されており、更に電熱板はセラミックに よる発熱体であり、及び該発熱体の背部にあらかじめ設けた電熱膜により熱源を 提供し、また一定の高温に達すると自動に電源が遮断される構造を設けて、安全 で快適に使用できるようにする。
【0005】
【考案実施の形態】
図1〜図3に示すように、本考案の一実施の形態の電気ヒーターは、金属等で 形成された本体10を有しており、直立式で一本足で立つものでも、横式で二本 足で支えるものでもよい。
【0006】 前記本体10の中空部分には、電熱板11の大きさにより、各角、或いは等間 隔の個所に固定座12を設けて前記電熱板11を固定するようになっている。前 記電熱板11の形状は、長方形や円形などであり、その素材はセラミック或いは セラミックコーティングされたものであ。また、電熱板11を構成するセラミッ ク上には、適当な面積にわたって導電電熱膜が塗装されているが、その両側或い は四周縁などには非塗装部を残している。さらに、この電熱板11には、導電電 極の粘設も併せ行い、更に本体10の片側に配設したスイッチ13に導線を接続 し、このスイッチでコントロールできるようになっている。
【0007】 前記電熱板11の固定は、固定座12の他に本体10の両側の内側に、それぞ れ板押片14が設けられ、この板押片14は独特の折り曲げと傾斜を有しており 、さらにねじ15を用いて本体10の側面に固定している。電熱板11を固定す る際は、同時に電熱板11の両側の電熱膜を塗布していない部分を押す形で電熱 板11の固定を強化するようにしている。また、本体10の正面の空間部分には 、効果的に放熱すべく網16を配設している。
【0008】 本考案の実施の形態の電気ヒーターでは、導電電熱膜の塗装された部分を発熱 部としており、また電熱膜はワット数を安定して制御できる設計であるため、つ まり電熱板を連続使用した際は恒温効果が働き、使用の際安全である。更に本考 案の実施の形態の電気ヒーターの背面には、温度調節スイッチ17が設けられ、 これは温度が設置された安全値以上に上がった際に自動に跳ね上がることにより 、自動的に電気が遮断されて安全を保つものである。
【0009】 上記電気ヒーターは、全体の設計として、電熱板11により全体の厚さが縮小 され、携帯にも便利である他、前記板押片板押片14による傾斜によって熱気の 輻射効果でセラミック板の熱持久時間を延長しており、また遠赤外線を発するた めに、温度を上げる際にも酸素や水分を消耗せず、使用している場所の空気が乾 燥したり、空気の質が劣ることがない。
【0010】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、本体が薄くて場所を取らない他、温度が 一定の高温になると自動に電源が遮断されて使用上非常に安全であり、酸素を消 耗せず、且つセラミック板と板押片との傾斜等により、熱効率がよい等の効果を 有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施の形態の電気ヒーターを示す立
体分解図である。
【図2】本考案の一実施の形態の電気ヒーターの組立後
の側面断面図である。
【図3】図2に示す電気ヒーターの斜視図である。
【図4】従来構造のヒーターの構造を示す分解説明図で
ある。
【図5】従来構造のヒーターの組立後の側面断面図であ
る。
【符号の説明】
10、20 本体 11 電熱板 12 固定座 13 スイッチ 14 板押片 15 ねじ 16 網 17 温度調節スイッチ 21 空間 22 架板 23 蓋 24 網 25 電熱管

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体及び本体の内部に設けられた発熱
    部、網等より構成される遠赤外線を備えた電気ヒーター
    において、 本体が薄い金属板等により覆われて中空を呈しており、
    該中空内部に電熱板が数個の固定座により固設され、該
    電熱板上には導電電熱膜が塗装され、更に導電電極の粘
    設、及び導線で前記本体に設けたスイッチに接続され、
    また本体の両側内側にそれぞれ板押片が設けられ、該板
    押片の折り曲げにより前記電熱板の両側が押し付けら
    れ、この電熱板は前記固定座と板押片及びねじによって
    本体に固定されており、更に本体の正面に網が設けられ
    ていることを特徴とする遠赤外線を備えた電気ヒータ
    ー。
  2. 【請求項2】 前記電熱板の形状は、円形、或いは長方
    形などの板状を呈していることを特徴とする請求項1記
    載の遠赤外線を備えた電気ヒーター。
  3. 【請求項3】 前記本体の背部には、温度調節スイッチ
    が設けられ、オーバーヒートの際電源を遮断して安全を
    確保することを特徴とする請求項1記載の遠赤外線を備
    えた電気ヒーター。
  4. 【請求項4】 前記電熱板の電熱膜が塗装された層の周
    縁或いは両側には、それぞれ非塗装部が残されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の遠赤外線を備えた電気ヒ
    ーター。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016113137A (ja) * 2014-12-10 2016-06-23 現代自動車株式会社Hyundai Motor Company 車両のヒーティングパネル

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