JP3130686U - 遠赤外線速暖暖房器 - Google Patents

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良孝 大牟田
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Abstract

【課題】従来のパネル式の遠赤外線暖房器の特徴を生かしながら、カーボンランプの速暖機能を利用し、それぞれの長所をそのままに、またパネル式の欠点を克服するとともに、無駄な電力を消費しない省エネタイプの新規な遠赤外線速暖暖房器を提供する。
【解決手段】立ち上がりの速いカーボンランプヒーターを別途設けて、人体検出センサーにより人が検知される場合にはタイマーにより所定の設定時間カーボンランプヒーターを作動させ、その間必要に応じてパネルヒーターと平行して運転したり、カーボンランプヒーターが作動中はパネルヒーターをスイッチオフの状態とし、カーボンランプヒーターがスイッチオフと同時にパネルヒーターをスイッチオンとする遠赤外線速暖暖房器。
【選択図】図2

Description

本考案は、従来の遠赤外線を輻射するパネルヒーターの特徴を生かしつつ、速暖機能を併せ持つ遠赤外線暖房器を提供するものである。さらに詳述すれば、速暖が必要な場合には自動的に一定時間速暖をして、その後はパネルヒーターによる暖房を継続して行うことを目的とするものである。
対流式の暖房器具では、加熱した空気を対流させて部屋を暖めるため、天井と床で温度差が生じ、また温風で吹くことにより室内のハウスダストが舞い上がり、冬の乾いた空気が急に熱せられるとさらに乾燥が進み、特に肌が敏感な人には、加湿が必要となる。また燃焼式では換気が欠かせないし、燃焼音や温風吹き出しの音が生じるものである。
さらに、足元を温めるカーペット方式の暖房器具は、発熱体に身体を接触させて暖かさを実現するために、長時間同じ姿勢でいると、接触部分に集中的に熱が加わり、うっかりすると暖まりすぎてしまうこともある。
これに対して、遠赤外線暖房器は、セラミックや、強化ガラス等の板(パネル)を用いて背面から発熱体で加熱して広範囲に遠赤外線を放射し、この遠赤外線が空気を通り越し、身体や部屋の天井、壁、床などに当たることで熱に変換される輻射熱により暖房をするものである。この輻射熱によって長時間の暖房には適度の暖かさを確保することができ、自然の暖かさと人体の健康に有用であること、暖房器の形状が薄い縦型であることから面積をとらないこと、運転音が全く生ることが無く、ハウスダストを巻き上げることもないなど、対流式の暖房器具に比較して有用な点が多く、他の暖房器にはない広い面積のセラミック板等から広範囲の遠赤外線を放射し、自然の暖かさを感じることが特徴とされるところである。
しかしながら、遠赤外線暖房器では、セラミック等のパネルが一定の温度以上に上昇してはじめて遠赤外線が輻射されるために、スイッチを入れてから実際に発熱するまでに若干の時間を必要とする欠点があり、特に大型の広い面積を有するパネルの場合にはなおさらであるので、寒い朝などには予めスイッチを入れておかないと室内の温度を温かくすることができにくい欠点があった。
また、発熱をしても、パネル自体には変化がないので、視覚的に発熱状態を感知することはなく、その面では暖かさを感じることに劣るところがある。
一方、セラミック板の場合と同様に遠赤外線を放射するヒーターとして、発熱体に炭素系材料を用いたカーボンランプヒーターが知られている。カーボンランプは速い立ち上がりを特徴とし電源入力後の速暖が可能である。
また、カーボンヒーターランプは明るく輝いて発熱するので、視覚的にも暖かさを感じるという長所もある。
ところが、カーボンランプは細長いランプであるために、カーボンランプの背後に反射板をおいて広範に遠赤外線を反射するか、一定の方向に向けて反射することはできるが、セラミックや強化ガラスによる遠赤外線暖房器のように広範囲の輻射効果による自然の暖かさをえることは、従来のパネルヒーターに劣り、遠赤外線暖房器の特徴を生かし切っているとは言えない。
そこで、本考案者は、従来のパネル式の遠赤外線暖房器の特徴を生かしながら、カーボンランプの速暖機能を利用し、それぞれの長所をそのままに、またパネル式の欠点を克服するとともに、無駄な電力を消費しない省エネタイプの新規な遠赤外線速暖暖房器を提供することができた。
すなわち、本考案の第一は、本体ケーシング内には遠赤外線を輻射するパネルヒーターの第1暖房部と、並列に位置するカーボンランプヒーターの第2暖房部とを内蔵し、人体検出センサーとこれに連動するタイマーからなり、電源スイッチオン後、第1暖房部が加熱されるとともに人体検出センサーで人体を検出する場合は、第2暖房部もタイマーにより所定の時間スイッチオンとなる暖房器である。
本考案の第二は、第1暖房部は、運転モードスイッチにより強弱2段に切替え可能であり、弱モードでは遠赤外線パネルヒーター1が強モードでは遠赤外線パネルヒーター1と同2とが同時にスイッチオンとり、運転モードスイッチが強の場合には、人体検出センサーがオンでは第2暖房部はスイッチオンとなり、同時に第1暖房部の遠赤外線パネルヒーター2がスイッチオフとなり、第2暖房部がタイマーによりスイッチオフとなると前記遠赤外線パネルヒーター2が再びスイッチオンとなることを特徴とする本考案第一に記載する暖房器である。
本考案の暖房器では、電源スイッチオンにすると、人が居ることを人体検出センサーによって感知すると第2暖房部であるカーボンヒーターがスイッチオンとなって速暖効果を上げて、第1暖房器の欠点を補い、同時に所定の時間が経過して第1暖房器が十分に加熱される頃合いにタイマーにより第2暖房器を切り、また人が居ない場合には第1暖房器のみで暖房をして、無駄な電気の消費を回避でき、省エネ効果を上げることができる。
さらに、第1暖房器は専用スイッチにより強弱2段に切替可能であり、第1暖房器が強の場合であって、人体検出センサーで人体を検知した場合には、カーボンヒーターをスイッチオンとすると同時に第1暖房器をスイッチオフとして、所定時間経過はカーボンヒーターをスイッチオフとすると共に再度第1暖房器をスイッチオンとして、不必要な電気の消費を避けるようにすると共に、必要に応じて速暖をする効果がある。
本体ケーシング内には遠赤外線を輻射するパネルヒーターの第1暖房部と、並列に位置するカーボンランプヒーターの第2暖房部とを内蔵し、ケーシングの正面には電源スイッチとタイマーに連動する人体検出センサーと第1暖房部を強弱に切り替えるための運転モードスイッチとを備えた操作部がもうけられている暖房器である。
以下添付図面に従って、一実施例の遠赤外線暖房器について説明する。
図1は、本考案に係る遠赤外線暖房器の外観図、図2は一実施例における電気系回路のブロック図である。
図において、1は、遠赤外線暖房器の本体であり、この遠赤外線暖房器1の外枠であるケーシング2の下には、左右一対の脚9があり、それぞれの脚9の両端部には一対のキャスター10があり、遠赤外線暖房器1は移動可能となっている。
ケーシング2には第1暖房部であるセラミック板からなる遠赤外線パネルヒーター3と第2暖房部であるカーボンランプヒーター4が内蔵され、ケーシング2の正面向って右側には電源スイッチ5、遠赤外線パネルヒーター3を強弱に切り替えるための運転モードスイッチ6、人体検出センサー7が設けられている。ケーシング2の正面には、加熱されたセラミック板およびカーボンランプヒーター4に触れて火傷をすることのないようにするための保護枠8が設けられている。
遠赤外線パネルヒーター3はセラミック板の背面側に密接して発熱体(図示せず)が設けられており、発熱体によってセラミック板を加熱することによって遠赤外線を放射するものである。
カーボンランプ4は、特に立ち上がりの速い近赤外線(普通2.5μm以下を近赤外線、それ以上を遠赤外線と分類するのが一般的である)を放射するものが適している。本実施例では380Wのものを採用している。
人体検出センサー7は、光センサーにより、人体の動作に応じて人体を感知するものが最適である。
図2の電気系統回路のブロック図のように、電源スイッチ5、運転モードスイッチ6及び人体検出センサー7は制御部11を介して第1暖房部である遠赤外線パネルヒーター3と第2暖房部である近赤外線カーボンヒーター4を制御し、第1暖房部は運転モードスイッチ6により遠赤外線パネルヒーター3を弱、すなわち170Wとする遠赤外線パネルヒータ1(3a)、強、すなわち380Wとする遠赤外線パネルヒーター2(3b)に2段に切替かえることができる。
また、加熱防止センサー12及び転倒防止センサー13によって、それぞれ電源スイッチが制御されるようになっている。
既述の構成により、本実施例の動作を図3の制御フローチャートに基づいて説明をする。制御部11では、加熱防止センサー12がオンであるか否か(S8)、転倒防止センサー13がオンか否か(S9)監視され、それぞれオンの状態であれば、電源スイッチ5がオンとなると(S1)常に遠赤外線パネルヒーター1(3a)170Wがスイッチオンとなる(S2)。
そして、運転モードスイッチ6が強であると、遠赤外線パネルヒーター(3b)380Wがスイッチオンとなり、遠赤外線パネルヒーター1(3a)170Wとあわせて、遠赤外線パネルヒーター3は全体で550Wで運転される状態となる。
運転モードスイッチ6が強であると、人体検知センサー7が人体を検知すれば(S4)近赤外線カーボンヒーター4、380Wがオンとなり(S5)、同時にタイマーがオンとなり(S6)、タイマー設定時間経過後、近赤外線カーボンヒーター4がオフとなる(S7)。近赤外線カーボンヒーター6がオフとなっても、さらに人体検知センサー7で人体を検知すれば(S4)、近赤外線カーボンヒーター4、380Wがオンとなり(S5)、同時にタイマーがオンとなり(S6)、タイマー設定時間経過後、近赤外線カーボンヒーター4がオフとなる(S7)。運転モードスイッチ6が強の場合にはこの作動が繰り返される。
近赤外線カーボンヒーター6、すなわち380Wで作動中も平行して遠赤外線パネルヒーター1(3a)170Wは常に作動しているので、この場合は第1暖房部と第2暖房部合わせて550Wで運転される。
この場合、人体が人体検出センサー7により、検知されなければ、遠赤外線パネルヒーター3bがそのまま運転され続けることはいうまでもない。
なお、各段階において、電源スイッチ5(S1)、人体検出センサー7(S4)、タイマー(S6)がオン状態にならなければ、スタートに戻ってそれぞれ監視状態となり電源スイッチは入らない。また各ヒーター部(3a、3bおよび4)も過熱防止センサー12,転倒防止センサー13で監視され(S8、S9)、それぞれのセンサーが作動しない場合にも電源スイッチ5はスイッチオフとなる。
本考案に係る遠赤外線暖房器の外観図 一実施例における電気系回路のブロック図 同じく制御フローチャート
符号の説明
1・・・遠赤外線暖房器
2・・・本体ケーシング
3・・・遠赤外線パネルヒーター
3a・遠赤外線パネルヒーター(弱)
3b・遠赤外線パネルヒーター(強)
4・・・近赤外線カーボンヒーター
5・・・電源スイッチ
6・・・運転モードスイッチ
7・・・人体検出センサー
8・・・保護枠
9・・・脚
10・・キャスター

Claims (2)

  1. 本体ケーシング内には遠赤外線を輻射するパネルヒーターの第1暖房部と、並列に位置するカーボンランプヒーターの第2暖房部とを内蔵し、人体検出センサーとこれに連動するタイマーからなり、電源スイッチオン後、第1暖房部が加熱されるとともに人体検出センサーで人体を検出する場合は、第2暖房部もタイマーにより所定の時間スイッチオンとなる暖房器
  2. 第1暖房部は、運転モードスイッチにより強弱2段に切替え可能であり、弱モードでは遠赤外線パネルヒーター1が、強モードでは遠赤外線パネルヒーター1と同2とが同時にスイッチオンとり、運転モードスイッチが強の場合には、人体検出センサーがオンでは第2暖房部はスイッチオンとなり、同時に第1暖房部の遠赤外線パネルヒーター2がスイッチオフとなり、第2暖房部がタイマーによりスイッチオフとなると前記遠赤外線パネルヒーター2が再びスイッチオンとなることを特徴とする請求項1に記載する暖房器
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015031500A (ja) * 2013-08-07 2015-02-16 バルミューダ株式会社 暖房装置とこの暖房装置に用いられる発熱体
CN112603163A (zh) * 2020-12-01 2021-04-06 余姚市欧贝电器有限公司 一种三明治机保温方法、系统、存储介质及三明治机

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