JP3182592U - 暖房器具 - Google Patents

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良孝 大牟田
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日本遠赤企画株式会社
寺田 ひろみ
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Abstract

【課題】スイッチボタンの操作や、設定温度の変更を行うことなく、経時的に暖房能力を自動で制御するようにした電気暖房器具を提供する。
【解決手段】暖房器具(遠赤外線パネルヒータ)10は、筐体1と、ヒータ2と、スイッチ3と、制御部とを備える。スイッチ3は、電源入切スイッチと、自動モードスイッチと、強モードスイッチと、中モードスイッチと、弱モードスイッチからなるスイッチ群から構成される。自動モードスイッチは、予め設定された所定時間の経過によって、発揮される暖房能力(ヒータの発熱強さ)が自動で段階的に小さく変更する(弱く制御する)ように動作することを指示する。すなわち、自動モードスイッチが選択されると、制御部の働きにより、所定のプログラムにしたがって暖房能力を自動で変更する自動モードが機能する。
【選択図】図2

Description

本考案は、ヒータを有する熱輻射式の電気暖房器具に係り、詳しくは、予め温度を設定することなく自動で暖房能力を制御するようにした技術に関するものである。
暖房器具は、ファンヒータや電気ヒータのように部屋の空気を暖めるタイプと、ホットカーペットやコタツ、あんか、ひざ掛け、カイロのように身体を暖めるタイプとの二つに大きく分けることができる。また、前者のタイプの暖房器具のうち、ファンヒータは、部屋の空気を温風で直接的に暖めることを特徴とし、一方、電気ヒータは、身体を輻射熱で暖めるほか、部屋の壁や家具を輻射熱で暖めた結果、間接的にその熱で部屋の空気を暖めることを特徴とする。
たとえば、遠赤外線を発するパネルを用いた電気ヒータである遠赤外線パネルヒータは、発熱体によって一面側を加熱することで他面側より輻射熱を発する放射面を備えるので、この放射面から出る輻射熱(遠赤外線)を反射板などで前面に放出し、周囲の空気をジワジワと暖めていく。
ところで、暖房器具の暖房能力を調整する場合、予め暖房能力が決められたスイッチボタンが複数(たとえば、強・弱の二個)設けられ、これらのスイッチボタンを操作して、手動で暖房能力を調整(制御)するものとしている(たとえば、特許文献1参照)。
また、リレーのようなヒータ駆動部を用い、検出したヒータ近傍の温度が設定した温度よりも低いときにはヒータを駆動し、検出した温度が設定温度よりも高くなるとヒータを停止するよう、自動で暖房能力を調整(制御)するにしたものもある(たとえば、特許文献2,3参照)。
しかしながら、暖房能力を手動で調整する前者の手段の場合、経時的な暖まり状況に応じて暖房能力を自動で調整することができないものである。すなわち、暖房器具を用いるときは寒いと感じているときであるため、早く暖まろうとして最も強い暖房能力を選択するが、身体が暖まってきた状況に応じて暖房能力を徐々に下げる(弱くする)必要がある。この場合、暖房能力の調整は、その都度暖房器具のところまで行ってスイッチボタンを操作しなければならず、その作業が煩わしいものであった。一方、暖房能力を調整せずにそのままにしておくと過剰暖房となり、省エネルギーの観点から望ましくない。
また、暖房能力を自動的に調整する後者の手段の場合、周囲の温度(気温)に関係なく感じる寒暖に応じて所望の暖房能力を選択することができないものである。すなわち、暖房器具を用いるときは寒いと感じているときであるが、検出した温度が設定温度付近であれば、暖房能力は弱く制御されることで早く暖まることができない。一方、強い暖房能力での連続運転により身体が暖まり、ちょっと暑いと感じ始めても、検出した温度が設定温度よりも低ければ、そのまま強い暖房能力を維持するものとなっている。ゆえに、身体が感じている状況に応じた適切な暖房能力とすることができず、適切な暖房能力を選択するためには、その都度暖房器具のところまで行って設定温度を手動で変更しなければならず、暖房能力を手動で調整する場合と同様に、その作業が煩わしいものである。
実開昭61−51682号公報 特開平5−197433号公報 実開平4−27311号公報
本考案は、上記事情に鑑みて成されたものであり、スイッチボタンの操作や、設定温度の変更を行うことなく、経時的に暖房能力を自動で制御するようにした電気暖房器具を提供することを目的とする。
本考案の請求項1に係る暖房器具は、ヒータの発熱強さを調整する暖房能力制御手段を備えた電気暖房器具であって、前記暖房能力制御手段として、予め設定された所定時間の経過によって暖房能力が自動で段階的に小さくなるように変更する自動モード機能を備えていることを特徴とする。
本考案の請求項2に係る暖房器具は、請求項1に記載の暖房器具において、前記ヒータへの通電を実行する電源入ボタンを備え、前記電源入ボタンを操作することにより、前記自動モード機能が動作するものであることを特徴とする。
本考案の請求項3に係る暖房器具は、請求項1又は2に記載の暖房器具において、前記ヒータへの通電中に暖房能力を決定するためのモード選択ボタンを複数備え、前記自動モード機能は、前記モード選択ボタンの中から一を選択することにより動作するものであることを特徴とする。
本考案の請求項4に係る暖房器具は、請求項1乃至3の何れか1項に記載の暖房器具において、前記自動モード機能は、最終的に暖房能力が一番小さいヒータの発熱強さを維持するものであることを特徴とする。
本考案の請求項5に係る暖房器具は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の暖房器具において、前記ヒータの発熱強さは、暖房能力が一番大きい強モード、該強モードより暖房能力が小さい中モード、該中モードより暖房能力がさらに小さい弱モードの三段階に分けられており、前記自動モード機能は、最初に強モードが動作し、予め設定された所定時間の経過によって、強モードから中モードへ、さらに中モードから弱モードへとそれぞれ変更して動作するものであることを特徴とする。
本考案の請求項6に係る暖房器具は、請求項5に記載の暖房器具において、前記強モードから前記中モードへと変更する所定時間と、前記中モードから前記弱モードへと変更する所定時間は、異なる時間にそれぞれ設定されていることを特徴とする。
本考案の請求項7に係る暖房器具は、請求項6に記載の暖房器具において、前記強モードから前記中モードへと変更する所定時間は2時間、前記中モードから前記弱モードへと変更する所定時間は1時間にそれぞれ設定されていることを特徴とする。
本考案の請求項8に係る暖房器具は、請求項5乃至7のいずれか1項に記載の暖房器具において、前記ヒータの発熱強さは、強モードがヒータの出力100%状態、中モードがヒータの出力70%状態、弱モードが50%状態であることを特徴とする。
本考案の請求項9に係る暖房器具は、前記請求項1乃至8の何れか1項に記載の暖房器具において、前記ヒータの発熱強さは、ヒータへの通電時間を制御することで調整するものであることを特徴とする。
本考案の請求項10に係る暖房器具は、前記請求項1乃至9の何れか1項に記載の暖房器具において、前記ヒータは、遠赤外線を発するものであることを特徴とする。
本考案に係る暖房器具は、ヒータの強さを調整する暖房能力制御手段として、最初暖房能力が強く、所定時間の経過後に暖房能力が自動で段階的に弱く変更して動作する自動モード機能を備える。ゆえに、この自動モード機能によって、暖房器具を用いるときの周囲の気温に関係なく最初は暖房能力が強く、その後、経時的な暖まり状況に応じて(暖まったころを見計らって)暖房能力が自動で段階的に弱くなるように制御されるので、暖房器具の運転時間に応じて一般的に感じることとなる寒暖状況に応じて、暖房能力が適切に調整されたものとなる。
したがって、スイッチボタンの操作や、設定温度の変更といった、暖房能力を調整する煩わしい手間を省いて、自動で経時的に暖房能力を制御するようにした電気暖房器具を提供することができる。
本考案に係る暖房器具に設けられたスイッチボタンを示す平面図である。 本考案に係る暖房器具を示す正面斜視図である。 本考案に係る暖房器具の構造を模式的に説明するブロック構成図である。 図1に示されたスイッチボタンにおいて、電源入切ボタンを押したときに動作する処理の流れを説明するフローチャート図である。 図1に示されたスイッチボタンにおいて、自動モードボタンを押したときに動作する処理の流れを説明するフローチャート図である。 図1に示されたスイッチボタンにおいて、強モードボタンを押したときに動作する処理の流れを説明するフローチャート図である。 図1に示されたスイッチボタンにおいて、中モードボタンを押したときに動作する処理の流れを説明するフローチャート図である。 図1に示されたスイッチボタンにおいて、弱モードボタンを押したときに動作する処理の流れを説明するフローチャート図である。
以下、本考案における実施の形態の一例について、図面を参照して説明する。
なお、以下に述べる実施の形態は、本考案の好適な具体例であるため技術的に種々の限定が付されているが、本考案の範囲は、以下の説明において特に限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
本実施の形態では、暖房器具として、遠赤外線を放射する面状発熱体を備えた遠赤外線パネルヒータを例として説明する。
この遠赤外線パネルヒータは、部屋に対して放射面が露呈して設置されるものであり、放射面から発せられる輻射熱によって部屋の空気を間接的に暖めるだけでなく、遠赤外線の効果により体の表面だけでなく内側からも優しく暖めてくれるので、近年注目されている暖房器具である。
図1乃至図3に示すように、本実施の形態における暖房器具(遠赤外線パネルヒータ)10は、主として、筐体1と、ヒータ2と、スイッチ3と、制御部4とを備える。
筐体1は、ヒータ2と共に、スイッチ3や制御部4(図示せず)が搭載される外装部材である。
ヒータ2は、輻射熱を発生する放射面を備えた発熱装置であり、たとえば、前面フレームと、輻射熱放射パネルと、面状発熱体と、背面パネルとが前面側から順に密着するように重ね合わされた構成のパネルヒータユニットとすることができる。
前面フレームは、パネルヒータユニットの組み付け用の金属枠体である。
輻射熱放射パネルは、熱源(発熱体)から放たれる熱を伝達し輻射熱として発することができるものであれば良く、たとえば、金属や木材、ガラス等から構成された平板状体とすることができる。この輻射熱放射パネルとしては、熱衝撃や機械的衝撃に強く、重ね合わされる発熱体による高温での加熱によって変質や劣化を生じる虞の少ない金属体が望ましく、特に、短時間に加熱ができて熱効率の点で優れているアルミ板を用いることが望ましい。
また、本実施の形態において、輻射熱放射パネルは、放射面より輻射熱として遠赤外線を発するものとする。この場合、輻射熱放射パネルとしては、たとえば、セラミック板、金属板上に遠赤外線放射性セラミックコーティング加工を施したセラミック塗装板、金属板上に特殊アルマイトコーティング加工を施した表面酸化皮膜板、金属板上に遠赤外線放射性塗料コーティング加工を施した遠赤外線塗料板、耐熱強化板、等を挙げることができる。このように輻射熱として遠赤外線を発することで、ムラなく均一に暖めることができ、暖房効率が高いものとすることができる。
面状発熱体は、輻射熱放射パネルを一面側より加熱する発熱体である。面状発熱体は、たとえば、シート状をした2枚の絶縁マイカの間に、通電することで発熱する薄板状電熱線を挟み込んだ構造をしたものとすることができる。また、薄板状電熱線としては、板状ニクロム線が挙げることができる。この面状発熱体は、表面温度が所定の温度となるまで輻射熱放射パネルを加熱する。
背面パネルは、輻射熱放射パネルの反りを防止するための押さえ板である。
なお、パネルヒータユニットにおいて、面状発熱体と背面パネルとの間に、背面側への熱の放出を防止する断熱シート体を配するようにしても良い。
スイッチ3は、本実施の形態において、押圧ボタン式のスイッチとして示され、図1に示すように、電源入切スイッチ(ボタン)30と、自動モードスイッチ(ボタン)31と、強モードスイッチ(ボタン)32と、中モードスイッチ(ボタン)33と、弱モードスイッチ(ボタン)34からなるスイッチ群から構成されている。
電源入切スイッチ30は、ヒータ2が発熱するように通電すること、又はヒータ2への通電を停止するといった操作を行う。
自動モードスイッチ31と、強モードスイッチ32と、中モードスイッチ33と、弱モードスイッチ34は、通電状態において選択することで、ヒータ2の発熱強さをそれぞれ変更するモード切替えスイッチである。すなわち、本実施の形態においては、暖房能力を決定するためのモード選択ボタンを複数備え、これらのモード選択ボタンの中から一を選択して動作させるものとなっている。
自動モードスイッチ31は、予め設定された所定時間の経過によって、発揮される暖房能力(ヒータの発熱強さ)が自動で段階的に小さく変更する(弱く制御する)ように動作することを指示する。すなわち、自動モードスイッチ31が選択されると、後述する制御部4の働きにより、所定のプログラムにしたがって暖房能力を自動で変更する自動モードが機能するものとなっている。
また、自動モード機能は、最終的に暖房能力が一番小さくなったヒータ2の発熱強さを維持(連続運転)するものとしても良い。
このように自動モード機能の最後が、暖房能力が一番小さい(弱い)状態を維持するものであると、経時的な暖まり状況に応じて過剰な暖房を抑制し、適切に暖房することができ、省エネルギーの観点からも望ましいものとすることができる。
強モードスイッチ32は、暖房器具10が備える一番大きい暖房能力が発揮される強モードが動作することを指示する。
中モードスイッチ33は、強モードスイッチ32の選択によって発揮される暖房能力より小さい暖房能力が発揮される中モードが動作することを指示する。
弱モードスイッチ34は、中モードスイッチ33の選択によって発揮される暖房能力よりさらに小さく、一番小さい暖房能力が発揮される弱モードが動作することを指示する。
上述の自動モードとしては、たとえば、ヒータ2の暖房能力(発熱強さ)が三段階に分かれていた場合、最初に一番大きい暖房能力が発揮される強モードが動作し、次いで、予め設定された第一の所定時間の経過後に、該強モードより小さい暖房能力が発揮される中モードが機能するように暖房能力を変更して動作し、さらに、予め設定された第二の所定時間の経過後に、該中モードよりさらに小さい弱モードが機能するように暖房能力を変更して動作するものとすることができる。すなわち、自動モードは、暖房器具10の運転モードを自動で適切なモードに切り替えるものである。
したがって、自動モード以外のモード、すなわち、強モード、中モード、弱モードの何れかのモードにしたがってヒータ2が動作しているときであっても、自動モードスイッチボタン31を押したときは寒いと感じているものと判断し、周囲の温度に関係なく直ちに強い暖房能力を発揮させることで適切に暖房すると共に、その後は、暖房能力の選択を行うことがなくても、自動で暖房能力を徐々に弱めるものとなる。
ここで、予め設定された所定時間、すなわち、上記強モードから上記中モードへと変更する第一の所定時間、及び上記中モードから上記弱モードへと変更する第二の所定時間は、互いに同じであっても、それぞれ異なって設定されていても良い。
第一の所定時間と第二の所定時間とが異なる場合は、たとえば、第一の所定時間が2時間、第二の所定時間が1時間とすることができる。
また、本実施の形態においては、電源入切スイッチ30を選択することによっても、自動モード機能が動作するものとなっている。すなわち、電源入切スイッチボタン30を押すことで、自動モードスイッチボタン31を選択していなくても自動モードスイッチボタン31が押されたと同様に処理される所定のプログラムにしたがって自動モード機能が動作するものとなっている。
このように電源入切スイッチボタン30を操作したときに上述のような自動モード機能を動作させることで、電源入切スイッチボタン30の入操作時は寒いと感じているものと判断し、わざわざ強モードスイッチ32を選択しなくても、周囲の温度に関係なく強い暖房能力を発揮させると共に、その後も暖房能力の選択を行うことなく自動で暖房能力を徐々に弱めるように制御することができる。
ヒータ2の発熱強さ、すなわち、強モード、中モード、弱モードといった各モードにおける暖房能力は、たとえば、強モードがヒータの出力100%状態、中モードがヒータの出力70%状態、弱モードが50%状態によって異なるものとすることができる。
また、ヒータ2の発熱強さは、ヒータ2への通電時間を制御することで調整することができる。たとえば、出力100%状態とする強モードの通電状態は、ヒータ2への連続通電により達成することができる。また、出力70%状態とする中モードの通電状態は、ヒータ2へ2.1/3秒間通電により達成することができる。さらに、出力50%状態とする弱モードの通電状態は、ヒータ2へ1.5/3秒間通電により達成することができる。
制御部4は、少なくともトライアック制御回路41と、CPU(中央処理装置)42とを有する。
トライアック制御回路41は、電源9とヒータ2との間に介在し、AC電源9から供給される電力を入り切りし、ヒータ2への電力の供給を制御する。このトライアック制御回路41は、トライアックとスイッチとを備え、トライアックのゲートに流れる電流をスイッチによって調整し、ヒータ2側へ流れる電流値を調整する。
トライアック駆動回路41のスイッチの部分には、たとえばフォトトライアックカプラを使用することができる。フォトトライアックカプラは、LEDが組み込まれている部品であり、このLEDを点灯するとフォトトライアックカプラを導通状態にすることができる。フォトトライアックカプラが導通状態になると、トライアックのゲートに電流が流れ、トライアックが導通状態になる。そうすると、フォトトライアックカプラにかかる電圧がほぼ0Vになるので導通状態が解除される。ゆえに、トライアックのゲートにはトライアックが導通するまでの短い時間しか電流は流れない。
このようなスイッチの動作により、トライアックのゲートに印加される電流を制御することができる。
したがって、トライアック駆動回路41のスイッチを制御することで、所望の割合でトライアックを導通及び遮断させることができる。
CPU42は、トライアック駆動回路41を制御する。
CPU42には、ヒータ2を制御するプログラム、すなわち、トライアックの導通状態と遮断状態を決める通電パターンが記録されている。この通電パターンは、ヒータ2に電圧が印加される期間を異ならせるものであり、複数個が用意されている。ゆえに、プログラムにしたがってトライアック駆動回路41が制御され、選択された通電パターンに対応した通電割合でヒータ2に電圧を印加できるようになっている。
CPU42では、動作信号(クロック周波数)を時間に換算してカウントをとっている。ゆえに、CPU42は、カウントした時間情報をトライアック制御回路41に伝え、トライアック制御回路41がヒータ2への通電状態を制御する。
さらに、図示しないが、本実施の形態における暖房器具10は、たとえば、サーミスタなどの温度検知素子が組み込まれた自動温度調節装置(サーモスタット)を備え、それぞれのモードに応じた温度を一定に保つように発熱体を発熱させる制御が行なわれるものとなっている。
なお、図2中の符号5は、ヒータ2の前面を覆うように筐体1へ取り付けられた防御網であり、ヒータ2の表面への接触を防止する。また、符号8は、パネルヒータ10の移動を容易にするための移動キャスターであり、符号9aは、電源を供給するコンセントへ電気的に接続されるプラグである。
以上のように構成された暖房器具10を使用する場合は、図4乃至図8に示すフローチャートにしたがってそれぞれの処理が開始される。
以下、電源入切スイッチボタン30を押した場合、自動モードスイッチボタン31を押した場合、強モードスイッチボタン32を押した場合、中モードスイッチボタン33を押した場合、及び弱モードスイッチボタン31を押した場合に分けて説明する。
<電源入切スイッチボタン30を押した場合>
電源入切スイッチボタン30を押した場合は、図4に示すフローチャートにしたがって処理が開始される。
まず、使用者が電源入切スイッチボタン30を押すと、制御部4は、電源入切スイッチ30からの電源スイッチ入情報を受け取り、この電源スイッチ入情報に対応してCPU42に記録されたプログラムにしたがって、自動モードが選択されたもの仮定して判断する(S10)。
CPU42は、引き続き、自動モードに対応するプログラムの通電パターンにしたがって、最初にヒータ2の出力が100%状態(すなわち、暖房能力が強モード状態)となるように、トライアック制御回路41へ通電情報を伝える。トライアック制御回路41は、CPU42からの通電情報にしたがってヒータ2へ連続通電するように通電状態を制御し、ヒータ2が出力100%状態となるように暖房能力を制御する(S20)。
また、CPU42は、強モード状態での動作時間のカウントを開始する(S30)。
CPU42は、自動モードに対応するプログラムの通電パターンにしたがってトライアック制御回路41へ通電情報を伝え、トライアック制御回路41は、ヒータ2が出力100%状態を維持するように暖房能力を制御する(S40)。
CPU42は、カウントしている動作時間が2時間経過したか否か判断する(S50)。
その結果、CPU42が2時間経過したと判断した場合(Yes、以下「Y」と記す。)、CPU42は、ヒータ2の出力が70%状態(すなわち、暖房能力が中モード状態)となるように、トライアック制御回路41へ新たな通電情報を伝える。トライアック制御回路41は、CPU42からの通電情報にしたがってヒータ2への通電状態を2.1/3秒間通電とし、ヒータ2が出力70%状態となるように暖房能力を変更する(S60)。
一方、CPU42が2時間経過していないと判断した場合(No、以下「N」と記す。)、自動モードに対応するプログラムの通電パターンにしたがってトライアック制御回路41は、そのままヒータ2が出力100%状態を維持するように暖房能力を制御し(S40)、CPU42は、カウントしている動作時間が2時間経過したか否か判断することを繰り返す(S50)。
ヒータ2が出力70%状態となるように暖房能力が変更されると、CPU42は、自動モードに対応するプログラムの通電パターンにしたがってトライアック制御回路41へ通電情報を伝え、トライアック制御回路41は、ヒータ2が出力70%状態を維持するように暖房能力を制御する(S70)。
次いで、CPU42は、カウントしている動作時間がさらに1時間経過したか否か判断する(S80)。
その結果、CPU42が1時間経過したと判断した場合(Y)、CPU42は、ヒータ2の出力が50%状態(すなわち、暖房能力が弱モード状態)となるように、トライアック制御回路41へ新たな通電情報を伝える。トライアック制御回路41は、CPU42からの通電情報にしたがってヒータ2への通電状態を1.5/3秒間通電とし、ヒータ2が出力50%状態となるように暖房能力を変更する(S90)。
一方、CPU42が1時間経過していないと判断した場合(N)、自動モードに対応するプログラムの通電パターンにしたがってトライアック制御回路41は、そのままヒータ2が出力70%状態を維持するように暖房能力を制御し(S70)、CPU42は、カウントしている動作時間が1時間経過したか否か判断することを繰り返す(S80)。
ヒータ2が出力50%状態となるように暖房能力が変更されると、CPU42は、自動モードに対応するプログラムの通電パターンにしたがってトライアック制御回路41へ通電情報を伝え、トライアック制御回路41は、ヒータ2が出力50%状態を維持するように暖房能力を制御する(S100)。
ヒータ2が出力50%状態となるように暖房能力が変更された後は、CPU42は、電源切が選択されたか否か判断する(S110)。すなわち、暖房器具10の運電中に使用者が電源入切スイッチボタン30を押すことにより、制御部4が電源入切スイッチ30からの電源切情報を受け取ったか否か判断する。
その結果、CPU42が、電源切が選択されたと判断した場合(Y)、ヒータ2への通電が遮断され、暖房器具10は運伝を停止する。
一方、CPU42が、電源切が選択されていないと判断した場合(N)、自動モードに対応するプログラムの通電パターンにしたがってトライアック制御回路41は、そのままヒータ2が出力50%状態を維持するように暖房能力を制御し(S100)、CPU42は、電源切が選択されたか否か判断することを繰り返す(S110)。
なお、暖房能力が弱モード状態である場合に限らずどのような運転モードであっても、暖房器具10の運電中に電源入切スイッチボタン30が押され、制御部4が電源切情報を受け取った場合は、直ちにヒータ2への通電が遮断され、暖房器具10は運伝を停止する。
以上により、電源入切スイッチボタン30を押しただけのときの処理が終了する。
<自動モードスイッチボタン31を押した場合>
自動モードスイッチボタン31を押した場合は、図5に示すフローチャートにしたがって処理が開始される。
使用者が電源入切スイッチボタン30を押すことにより、自動モードが選択されたものと仮定して判断し(S10)、ヒータ2が出力100%状態となるように暖房能力を制御すると共に(S20)、強モード状態での動作時間のカウントを開始し(S30)、ヒータ2が出力100%状態を維持するように暖房能力を制御する(S40)までの処理は、電源入切スイッチボタン30を押した場合と同様である。
電源入切スイッチボタン30が押された後、引き続き、制御部4は、自動モードスイッチ31からの自動モード選択情報を受け取ったか否かを判断する(S41−1)。
ここで、使用者が自動モードスイッチボタン31を押すことにより、制御部4が自動モード選択情報を受け取ったと判断した場合(Y)、CPU42は、カウントしている動作時間をリセットする(S41−2)と共に、トライアック制御回路41は、自動モードに対応するプログラムの通電パターンにしたがって、そのままヒータ2が出力100%状態を維持するように暖房能力を制御する(S41−3)。
そして、動作時間がリセットされた後は、電源入切スイッチボタン30を押した場合と同様に、新たにカウントしている動作時間が2時間経過したか否か判断し(S50)、その後は同じ処理を行う。
一方、制御部4が自動モード選択情報を受け取っていないと判断した場合(N)、CPU42は、電源入切スイッチボタン30を押した場合と同様に、動作時間をリセットせずにカウントを続け、カウントしている動作時間が2時間経過したか否か判断し(S50)、その後は、上記電源入切スイッチボタン30を押した場合において説明した自動モードに対応するプログラムと同様の処理を行う。
なお、暖房能力が強モード状態である場合に限らず、どのような運転モード状態であっても、暖房器具10の運電中に自動モードスイッチ31が押され、制御部4が自動モード選択情報を受け取った場合は、直ちにヒータ2が出力100%状態となるように暖房能力を制御すると共に、強モード状態での動作時間のカウントを開始する。
以上により、自動モードスイッチ31を押したときの処理が終了する。
<強モードスイッチボタン32を押した場合>
強モードスイッチボタン32を押した場合は、図6に示すフローチャートにしたがって処理が開始される。
使用者が電源入切スイッチボタン30を押すことにより、自動モードが選択されたものと仮定して判断され(S10)、ヒータ2が出力100%状態となるように暖房能力を制御すると共に(S20)、強モード状態での動作時間のカウントを開始し(S30)、ヒータ2が出力100%状態を維持するように暖房能力を制御する(S40)までの処理は、電源入切スイッチボタン30を押した場合と同様である。
電源入切スイッチボタン30が押された後、引き続き、制御部4は、強モードスイッチ32からの強モード選択情報を受け取ったか否かを判断する(S42−1)。
ここで、使用者が強モードスイッチボタン32を押すことにより、制御部4が強モード選択情報を受け取ったと判断した場合(Y)、CPU42は、強モードに対応するプログラムの通電パターンにしたがってトライアック制御回路41へ新たな通電情報を伝え、トライアック制御回路41は、CPU42からの通電情報にしたがって、動作時間に関係なくそのままヒータ2が出力100%状態を維持するように暖房能力を制御する(S42−2)。
一方、制御部4が強モード選択情報を受け取っていないと判断した場合(N)、CPU42は、自動モードが選択された場合と同様に、カウントしている動作時間が2時間経過したか否か判断し(S50)、その後は同じ処理を行う。
引き続き、CPU42は、電源切が選択されたか否か判断する(S42−3)。すなわち、暖房器具10の運電中に使用者が電源入切スイッチボタン30を押すことにより、制御部4が電源入切スイッチ30からの電源切情報を受け取ったか否か判断する。
その結果、CPU42が、電源切が選択されたと判断した場合(Y)、ヒータ2への通電が遮断され、暖房器具10は運伝を停止する。
一方、CPU42が、電源切が選択されていないと判断した場合(N)、強モードに対応するプログラムの通電パターンにしたがってトライアック制御回路41は、そのままヒータ2が出力100%状態を維持するように暖房能力を制御し(S42−2)、CPU42は、電源切が選択されたか否か判断することを繰り返す(S42−3)。
以上により、強モードスイッチボタン32を押したときの処理が終了する。
<中モードスイッチボタン33を押した場合>
中モードスイッチボタン33を押した場合は、図7に示すフローチャートにしたがって処理が開始される。
使用者が電源入切スイッチボタン30を押すことにより、自動モードが選択されたものと仮定して判断され(S10)、ヒータ2が出力100%状態となるように暖房能力を制御すると共に(S20)、強モード状態での動作時間のカウントを開始し(S30)、ヒータ2が出力100%状態を維持するように暖房能力を制御する(S40)までの処理は、電源入切スイッチボタン30を押した場合と同様である。
電源入切スイッチボタン30が押された後、引き続き、制御部4は、中モードスイッチ33からの中モード選択情報を受け取ったか否かを判断する(S43−1)。
ここで、使用者が中モードスイッチボタン33を押すことにより、制御部4が中モード選択情報を受け取ったと判断した場合(Y)、CPU42は、中モードに対応するプログラムの通電パターンにしたがってトライアック制御回路41へ新たな通電情報を伝え、トライアック制御回路41は、CPU42からの通電情報にしたがってヒータ2への通電状態を2.1/3秒間通電とし、ヒータ2が出力70%状態となるように暖房能力を変更する(S43−2)。
一方、制御部4が中モード選択情報を受け取っていないと判断した場合(N)、CPU42は、自動モードが選択された場合と同様に、暖房能力を変更することなくカウントしている動作時間が2時間経過したか否か判断し(S50)、その後は同じ処理を行う。
ヒータ2が出力70%状態となるように暖房能力が変更されると、CPU42は、中モードに対応するプログラムの通電パターンにしたがってトライアック制御回路41へ通電情報を伝え、トライアック制御回路41は、ヒータ2が出力70%状態を維持するように暖房能力を制御する(S43−3)。
引き続き、CPU42は、電源切が選択されたか否か判断する(S43−4)。すなわち、暖房器具10の運電中に使用者が電源入切スイッチボタン30を押すことにより、制御部4が電源入切スイッチ30からの電源切情報を受け取ったか否か判断する。
その結果、CPU42が、電源切が選択されたと判断した場合(Y)、ヒータ2への通電が遮断され、暖房器具10は運伝を停止する。
一方、CPU42が、電源切が選択されていないと判断した場合(N)、中モードに対応するプログラムの通電パターンにしたがってトライアック制御回路41は、そのままヒータ2が出力70%状態を維持するように暖房能力を制御し(S43−3)、CPU42は、電源切が選択されたか否か判断することを繰り返す(S43−4)。
以上により、中モードスイッチボタン33を押したときの処理が終了する。
<弱モードスイッチボタン34を押した場合>
最後に、弱モードスイッチボタン34を押した場合は、図8に示すフローチャートにしたがって処理が開始される。
使用者が電源入切スイッチボタン30を押すことにより、自動モードが選択されたものと仮定して判断され(S10)、ヒータ2が出力100%状態となるように暖房能力を制御すると共に(S20)、強モード状態での動作時間のカウントを開始し(S30)、ヒータ2が出力100%状態を維持するように暖房能力を制御する(S40)までの処理は、電源入切スイッチボタン30を押した場合と同様である。
電源入切スイッチボタン30が押された後、引き続き、制御部4は、弱モードスイッチ34からの弱モード選択情報を受け取ったか否かを判断する(S44−1)。
ここで、使用者が弱モードスイッチボタン34を押すことにより、制御部4が弱モード選択情報を受け取ったと判断した場合(Y)、CPU42は、弱モードに対応するプログラムの通電パターンにしたがってトライアック制御回路41へ新たな通電情報を伝え、トライアック制御回路41は、CPU42からの通電情報にしたがってヒータ2への通電状態を1.5/3秒間通電とし、ヒータ2が出力50%状態となるように暖房能力を変更する(S44−2)。
一方、制御部4が弱モード選択情報を受け取っていないと判断した場合(N)、CPU42は、自動モードが選択された場合と同様に、暖房能力を変更することなくカウントしている動作時間が2時間経過したか否か判断し(S50)、その後は同じ処理を行う。
ヒータ2が出力50%状態となるように暖房能力が変更されると、CPU42は、弱モードに対応するプログラムの通電パターンにしたがってトライアック制御回路41へ通電情報を伝え、トライアック制御回路41は、ヒータ2が出力50%状態を維持するように暖房能力を制御する(S44−3)。
CPU42は、電源切が選択されたか否か判断する(S44−4)。すなわち、暖房器具10の運電中に使用者が電源入切スイッチボタン30を押すことにより、制御部4が電源入切スイッチ30からの電源切情報を受け取ったか否か判断する。
その結果、CPU42が、電源切が選択されたと判断した場合(Y)、ヒータ2への通電が遮断され、暖房器具10は運伝を停止する。
一方、CPU42が、電源切が選択されていないと判断した場合(N)、弱モードに対応するプログラムの通電パターンにしたがってトライアック制御回路41は、そのままヒータ2が出力50%状態を維持するように暖房能力を制御し(S44−3)、CPU42は、電源切が選択されたか否か判断することを繰り返す(S44−4)。
以上により、弱モードスイッチボタン34を押したときの処理が終了する。
このように本考案における暖房器具10では、使用者の意志によるスイッチボタンの手動操作によって暖房能力を調整(変更)することができる通常の暖房能力切替手段を備えるほか、暖房能力を調整する暖房能力制御手段として、予め設定された所定時間の経過によって暖房能力が自動で段階的に小さくなるように変更する自動モード機能を備えているので、この自動モードを選択することで、暖房能力を調整する煩わしい手間を省いて、使用者の意志に沿うように自動で経時的に暖房能力を変更することができる。
また、本実施の形態においては、ヒータ2への通電中に暖房能力を選択するためのモード変更ボタンは、自動モードスイッチボタン31と、強モードスイッチボタン32と、中モードスイッチボタン33と、弱モードスイッチボタン34といった四つのスイッチボタンから構成されている場合につて説明したが、モード変更ボタンはこれに限らず、たとえば、モード変更ボタンを一つだけ備え、このモード変更ボタンの選択(押圧)回数により、所望のモードが動作するようにしても良い。
このようにモード変更ボタンを一つだけ備えたものとすると、モード変更ボタンの数やその設置スペースを少なくすることができ、経済的に望ましいと共に、設計的に自由度を高めることができる。
なお、本実施の形態では、電気暖房器具としてパネルヒータについて説明したが、本考案はこれに限らず、カーペットや床暖房のような暖房構造を有する電気暖房器具にも応用することができるものである。
1 筐体、2 ヒータ(パネルヒータユニット)、3 スイッチボタン、4 制御部、5 防御網、8 移動キャスター、10 暖房器具(遠赤外線パネルヒータ)、41 トライアック駆動回路、42 CPU(中央処理装置)。

Claims (10)

  1. ヒータの発熱強さを調整する暖房能力制御手段を備えた電気暖房器具であって、
    前記暖房能力制御手段として、予め設定された所定時間の経過によって暖房能力が自動で段階的に小さくなるように変更する自動モード機能を備えていることを特徴とする暖房器具。
  2. 前記ヒータへの通電を実行する電源入ボタンを備え、
    前記電源入ボタンを操作することにより、前記自動モード機能が動作するものであることを特徴とする請求項1に記載の暖房器具。
  3. 前記ヒータへの通電中に暖房能力を決定するためのモード選択ボタンを複数備え、
    前記自動モード機能は、前記モード選択ボタンの中から一を選択することにより動作するものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の暖房器具。
  4. 前記自動モード機能は、最終的に暖房能力が一番小さいヒータの発熱強さを維持するものであることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の暖房器具。
  5. 前記ヒータの発熱強さは、暖房能力が一番大きい強モード、該強モードより暖房能力が小さい中モード、該中モードより暖房能力がさらに小さい弱モードの三段階に分けられており、
    前記自動モード機能は、最初に強モードが動作し、予め設定された所定時間の経過によって、強モードから中モードへ、さらに中モードから弱モードへとそれぞれ変更して動作するものであることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の暖房器具。
  6. 前記強モードから前記中モードへと変更する所定時間と、前記中モードから前記弱モードへと変更する所定時間は、異なる時間にそれぞれ設定されていることを特徴とする請求項5に記載の暖房器具。
  7. 前記強モードから前記中モードへと変更する所定時間は2時間、前記中モードから前記弱モードへと変更する所定時間は1時間にそれぞれ設定されていることを特徴とする請求項6に記載の暖房器具。
  8. 前記ヒータの発熱強さは、強モードがヒータの出力100%状態、中モードがヒータの出力70%状態、弱モードが50%状態であることを特徴とする請求項5乃至7の何れか1項に記載の暖房器具。
  9. 前記ヒータの発熱強さは、ヒータへの通電時間を制御することで調整するものであることを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の暖房器具。
  10. 前記ヒータは、遠赤外線を発するものであることを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の暖房器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107655060A (zh) * 2017-09-30 2018-02-02 广东美的环境电器制造有限公司 取暖器
CN108709231A (zh) * 2018-04-12 2018-10-26 贵州大学 基于模糊控制的智能电暖器系统

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