JPH0451438Y2 - - Google Patents
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- JPH0451438Y2 JPH0451438Y2 JP13564788U JP13564788U JPH0451438Y2 JP H0451438 Y2 JPH0451438 Y2 JP H0451438Y2 JP 13564788 U JP13564788 U JP 13564788U JP 13564788 U JP13564788 U JP 13564788U JP H0451438 Y2 JPH0451438 Y2 JP H0451438Y2
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- infrared radiation
- heating
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Landscapes
- Resistance Heating (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
産業上の利用分野
本考案はセラミツクから放射される遠赤外線を
利用し、温風温度を高めた遠赤外線ヒーターに関
するものである。
利用し、温風温度を高めた遠赤外線ヒーターに関
するものである。
従来の技術
従来、遠赤外線効果を利用した遠赤外線ヒータ
ーは安全性が極めて高く、石油ストーブ等の様に
悪臭の発生や一酸化炭素による中毒の心配がな
く、又燃料に引火して火災を起こす危険もないた
め、病室、老人室、子供室などに最適であるが、
遠赤外線を効率よく放射出来ないため、所望する
暖房温度を維持出来ず、その結果電気料金の負担
が大きいといつた欠点を有していた。
ーは安全性が極めて高く、石油ストーブ等の様に
悪臭の発生や一酸化炭素による中毒の心配がな
く、又燃料に引火して火災を起こす危険もないた
め、病室、老人室、子供室などに最適であるが、
遠赤外線を効率よく放射出来ないため、所望する
暖房温度を維持出来ず、その結果電気料金の負担
が大きいといつた欠点を有していた。
考案が解決しようとする課題
本考案は遠赤外線を効率よく放射し、温風温度
を高めることにより、室内を無駄なく暖め、電気
料金の負担を軽減し、安全でクリーンな暖房を行
わしめる様にした遠赤外線ヒーターを提供せんと
するものである。
を高めることにより、室内を無駄なく暖め、電気
料金の負担を軽減し、安全でクリーンな暖房を行
わしめる様にした遠赤外線ヒーターを提供せんと
するものである。
課題を解決するための手段
本考案はかかる点に鑑み、多数の穿設孔を有す
る絶縁板にSiO2,TiO2,AL2O3を主成分とし、
シラン・チタネート系ポリマーと無機顔料から成
るセラミツクコーテイング剤を常温乾燥又は低温
加熱により硬化させて成膜化して成した遠赤外線
放射板をフレームに固定せしめると共に、遠赤外
線放射板の穿設孔に発熱体をジグザグに貫通せし
めてヒーターと成し、該ヒーターをケース内に設
けしめたフアンの前方にして且つ、ケースの前部
に設けしめた吹出口に対応する様に配設せしめた
もの、又金属材料をハニカム状に形成せしめ、
SiO2,TiO2,AL2O3を主成分とし、シラン・チ
タネート系ポリマーを無機顔料から成るセラミツ
クコーテイング剤を常温乾燥又は低温加熱により
硬化させて成膜化して成した遠赤外線放射スクリ
ーンを前記ヒーターの前方と吹出口との間に介装
せしめた遠赤外線ヒーターを提供して上記欠点を
解消せんとしたものである。
る絶縁板にSiO2,TiO2,AL2O3を主成分とし、
シラン・チタネート系ポリマーと無機顔料から成
るセラミツクコーテイング剤を常温乾燥又は低温
加熱により硬化させて成膜化して成した遠赤外線
放射板をフレームに固定せしめると共に、遠赤外
線放射板の穿設孔に発熱体をジグザグに貫通せし
めてヒーターと成し、該ヒーターをケース内に設
けしめたフアンの前方にして且つ、ケースの前部
に設けしめた吹出口に対応する様に配設せしめた
もの、又金属材料をハニカム状に形成せしめ、
SiO2,TiO2,AL2O3を主成分とし、シラン・チ
タネート系ポリマーを無機顔料から成るセラミツ
クコーテイング剤を常温乾燥又は低温加熱により
硬化させて成膜化して成した遠赤外線放射スクリ
ーンを前記ヒーターの前方と吹出口との間に介装
せしめた遠赤外線ヒーターを提供して上記欠点を
解消せんとしたものである。
作 用
本考案はヒーターにおける発熱体を発熱せし
め、この発熱により遠赤外線放射板から遠赤外線
が放射される。
め、この発熱により遠赤外線放射板から遠赤外線
が放射される。
そして、遠赤外線放射板から放射された遠赤外
線は吹出口から放出されると共に、フアンの作動
により、本体内で発生した熱を強制的に温風とし
て吹出せしめている。
線は吹出口から放出されると共に、フアンの作動
により、本体内で発生した熱を強制的に温風とし
て吹出せしめている。
又、遠赤外線放射スクリーンを前記ヒーターの
前方と吹出口との間に介装せしめたものにおいて
は、発熱体の発熱により遠赤外線放射板から遠赤
外線が放射されると共に、この遠赤外線による輻
射熱と発熱体の発熱にて、遠赤外線放射スクリー
ンを加熱せしめて遠赤外線を放射せしめている。
前方と吹出口との間に介装せしめたものにおいて
は、発熱体の発熱により遠赤外線放射板から遠赤
外線が放射されると共に、この遠赤外線による輻
射熱と発熱体の発熱にて、遠赤外線放射スクリー
ンを加熱せしめて遠赤外線を放射せしめている。
この時、ハニカム状の遠赤外線スクリーンはそ
の表面積が大きいため、遠赤外線の放射量の増大
を図らしめており、遠赤外線放射板の遠赤外線の
放射と合わせて遠赤外線の放射によつて得られる
輻射熱を増幅せしめている。
の表面積が大きいため、遠赤外線の放射量の増大
を図らしめており、遠赤外線放射板の遠赤外線の
放射と合わせて遠赤外線の放射によつて得られる
輻射熱を増幅せしめている。
そして、遠赤外線放射板と遠赤外線スクリーン
から放射された遠赤外線は吹出口から放出される
と共に、フアンの作動により、本体内で発生した
熱を強制的に温風として吹出せしめている。
から放射された遠赤外線は吹出口から放出される
と共に、フアンの作動により、本体内で発生した
熱を強制的に温風として吹出せしめている。
実施例
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
ると、 1は遠赤外線ヒーターの本体であり、該本体1
は空気取入口2を上面に有せしめた上部カバー体
3、下部に脚座4を装着せしめた下部カバー体
5、吹出口6,6a…を設けしめた前面カバー体
7により箱型のケース8を構成せしめている。
ると、 1は遠赤外線ヒーターの本体であり、該本体1
は空気取入口2を上面に有せしめた上部カバー体
3、下部に脚座4を装着せしめた下部カバー体
5、吹出口6,6a…を設けしめた前面カバー体
7により箱型のケース8を構成せしめている。
又、上部カバー体3の空気取入口2に対応する
様に下部カバー体5の奥手にフアンを配設せし
め、該フアン9の前方にヒーター10を前面カバ
ー体7の吹出口6,6a…に対応する様に設置せ
しめている。
様に下部カバー体5の奥手にフアンを配設せし
め、該フアン9の前方にヒーター10を前面カバ
ー体7の吹出口6,6a…に対応する様に設置せ
しめている。
フアン9は羽根車型に成型せしめて成り、電源
タイマー11に接続されるモーター(図示せず)
に装着せしめている。
タイマー11に接続されるモーター(図示せず)
に装着せしめている。
ヒーター10は所定間隔を有せしめて規則的に
配列せしめた多数の穿設孔12,12a…を穿設
せしめた遠赤外線放射板13,13aを水平にし
て、その端部をフレーム14の側部15,15a
に固定せしめることにより、フレーム14内を遠
赤外線放射板13,13aにて略3分する様に2
段に配置せしめると共に、ニクロム線等の発熱材
から成る発熱体16をジグザグに折曲せしめ、そ
の折曲部17,17a…を遠赤外線放射板13,
13aの穿設孔12,12a…に貫通せしめて成
しており、かかる発熱体16にはヒユーズ18、
サーモスタツト19を介して電源タイマー11及
び温風切換スイツチ20に接続されている。
配列せしめた多数の穿設孔12,12a…を穿設
せしめた遠赤外線放射板13,13aを水平にし
て、その端部をフレーム14の側部15,15a
に固定せしめることにより、フレーム14内を遠
赤外線放射板13,13aにて略3分する様に2
段に配置せしめると共に、ニクロム線等の発熱材
から成る発熱体16をジグザグに折曲せしめ、そ
の折曲部17,17a…を遠赤外線放射板13,
13aの穿設孔12,12a…に貫通せしめて成
しており、かかる発熱体16にはヒユーズ18、
サーモスタツト19を介して電源タイマー11及
び温風切換スイツチ20に接続されている。
遠赤外線放射板13,13aは前記した様に多
数の穿設孔12,12a…を穿設せしめたマイカ
等の帯状の絶縁板にSiO2,TiO2,AL2O3を主成
分とし、シラン・チタネート系ポリマーと無機顔
料から成るセラミツクコーテイング剤を常温乾燥
又は低温加熱により硬化させて成膜化して成り、
これにより電気絶縁性、耐薬品性、耐熱性(耐熱
温度500℃)に優れ、又セラミツクコーテイング
剤による膜は遠赤外線の波長が4〜20μmで放射
率が0.95以上のため、極めて高い遠赤外線効果が
得られる。
数の穿設孔12,12a…を穿設せしめたマイカ
等の帯状の絶縁板にSiO2,TiO2,AL2O3を主成
分とし、シラン・チタネート系ポリマーと無機顔
料から成るセラミツクコーテイング剤を常温乾燥
又は低温加熱により硬化させて成膜化して成り、
これにより電気絶縁性、耐薬品性、耐熱性(耐熱
温度500℃)に優れ、又セラミツクコーテイング
剤による膜は遠赤外線の波長が4〜20μmで放射
率が0.95以上のため、極めて高い遠赤外線効果が
得られる。
電源タイマー11はフアン9及びヒーター10
に接続せしめた温度切換スイツチ20に接続され
ており、所望する時間にセツトすることにより、
フアン9を作動せしめる様に成しており、かかる
状態においては、温風切換スイツチ20に通電さ
れており、所望する時間を過ぎると自動的にフア
ン9の作動、温風切換スイツチ20への通電が自
動的に解除されるのである。
に接続せしめた温度切換スイツチ20に接続され
ており、所望する時間にセツトすることにより、
フアン9を作動せしめる様に成しており、かかる
状態においては、温風切換スイツチ20に通電さ
れており、所望する時間を過ぎると自動的にフア
ン9の作動、温風切換スイツチ20への通電が自
動的に解除されるのである。
温風切換スイツチ20はヒーター10の電力を
2段切換、又はヒーター10の停止を行わしめる
様に成しており、電源タイマー11のセツト後、
温風切換スイツチ20の操作により、ヒーター1
0の温度の高低の切換若しくはフアン9のみを作
動せしめるのである。
2段切換、又はヒーター10の停止を行わしめる
様に成しており、電源タイマー11のセツト後、
温風切換スイツチ20の操作により、ヒーター1
0の温度の高低の切換若しくはフアン9のみを作
動せしめるのである。
尚、21は電源ランプであり、電源タイマー1
1のセツトにより点灯する。
1のセツトにより点灯する。
脚座4は本体1の下部カバー体5の底面に揺動
自在に枢着せしめており、本体1を所定角度を以
て上下に3段階角度調節出来る様に成している。
自在に枢着せしめており、本体1を所定角度を以
て上下に3段階角度調節出来る様に成している。
又、他の実施例にあつては、遠赤外線放射スク
リーン22をケース8内に設置せしめたヒーター
10の前方と前面カバー体7の吹出口6,6a…
との間に介装せしめて配設せしめている。
リーン22をケース8内に設置せしめたヒーター
10の前方と前面カバー体7の吹出口6,6a…
との間に介装せしめて配設せしめている。
遠赤外線放射スクリーン22はアルミニウム等
の金属をハニカム状に形成せしめ、前記した遠赤
外線放射板13,13aと同様の処理にてセラミ
ツクコーテイング剤を成膜化して成している。
の金属をハニカム状に形成せしめ、前記した遠赤
外線放射板13,13aと同様の処理にてセラミ
ツクコーテイング剤を成膜化して成している。
尚、本実施例において、遠赤外線放射板13,
13aと遠赤外線放射スクリーン22な成膜化し
たセラミツクコーテイング剤は、シフン・チタネ
ート系ポリマーと無機顔料から成るものを常温乾
燥又は低温加熱により硬化させたものを示した
が、かかる方式に限定されることなく、他の成分
を有するセラミツクコーテイング剤を成膜化して
もよく、又遠赤外線放射板13,13aと遠赤外
線放射スクリーン22をSiO2,TiO2,AL2O3を
主成分とし、シラン・チタネート系ポリマーと無
機顔料から成るセラミツク或いはその他の成分の
セラミツクより構成してもよい。
13aと遠赤外線放射スクリーン22な成膜化し
たセラミツクコーテイング剤は、シフン・チタネ
ート系ポリマーと無機顔料から成るものを常温乾
燥又は低温加熱により硬化させたものを示した
が、かかる方式に限定されることなく、他の成分
を有するセラミツクコーテイング剤を成膜化して
もよく、又遠赤外線放射板13,13aと遠赤外
線放射スクリーン22をSiO2,TiO2,AL2O3を
主成分とし、シラン・チタネート系ポリマーと無
機顔料から成るセラミツク或いはその他の成分の
セラミツクより構成してもよい。
次に本考案に係る遠赤外線ヒーターの作用につ
いて説明すると、 電源タイマー11を所望する時間にセツトする
ことにて、フアン9とヒーター10と接続される
温風切換スイツチ20に通電され、かかる時点で
フアン9が作動するのである。
いて説明すると、 電源タイマー11を所望する時間にセツトする
ことにて、フアン9とヒーター10と接続される
温風切換スイツチ20に通電され、かかる時点で
フアン9が作動するのである。
次に、温風切換スイツチ20をセツトすること
にて、ヒーター10における発熱体16が発熱す
るのである。
にて、ヒーター10における発熱体16が発熱す
るのである。
かかる発熱体16の発熱により遠赤外線放射板
13,13aから遠赤外線が放射される。
13,13aから遠赤外線が放射される。
そして、遠赤外線放射板13,13aから放射
された遠赤外線は吹出口6,6a…から放出され
ると共に、かかる状態においてはフアン9が作動
しているため、本体1内で発生した熱を強制的に
温風として吹出せしめている。
された遠赤外線は吹出口6,6a…から放出され
ると共に、かかる状態においてはフアン9が作動
しているため、本体1内で発生した熱を強制的に
温風として吹出せしめている。
又、他の実施例においては、発熱体16の発熱
により遠赤外線放射板13,13aから遠赤外線
が放射され、この遠赤外線による輻射熱と発熱体
16の発熱にて、遠赤外線放射スクリーン22を
加熱せしめて遠赤外線を放射せしめている。
により遠赤外線放射板13,13aから遠赤外線
が放射され、この遠赤外線による輻射熱と発熱体
16の発熱にて、遠赤外線放射スクリーン22を
加熱せしめて遠赤外線を放射せしめている。
この時、ハニカム状の遠赤外線放射スクリーン
22はその表面積が単なる板状のものやハモニカ
状のものより大きいため、遠赤外線の放射量の増
大を図らしめ、遠赤外線放射板13,13aの遠
赤外線の放射と合わせて得られる輻射熱を増幅せ
しめている。
22はその表面積が単なる板状のものやハモニカ
状のものより大きいため、遠赤外線の放射量の増
大を図らしめ、遠赤外線放射板13,13aの遠
赤外線の放射と合わせて得られる輻射熱を増幅せ
しめている。
そして、遠赤外線放射板13,13aと遠赤外
線放射スクリーン22から放射された遠赤外線は
吹出口6,6a…から放出されると共に、かかる
状態においてはフアン9が作動しているため、本
体1内で発生した熱を強制的に温風として吹出せ
しめている。
線放射スクリーン22から放射された遠赤外線は
吹出口6,6a…から放出されると共に、かかる
状態においてはフアン9が作動しているため、本
体1内で発生した熱を強制的に温風として吹出せ
しめている。
要するに本考案は、多数の穿設孔12,12a
…を有する絶縁板にSiO2,TiO2,AL2O3を主成
分とし、シラン・チタネート系ポリマーと無機顔
料から成るセラミツクコーテイング剤を常温乾燥
又は低温加熱により硬化させて成膜化して成した
遠赤外線放射板13,13aをフレーム14に固
定せしめると共に、遠赤外線放射板13,13a
の穿設孔12,12a…に発熱体16をジグザグ
に貫通せしめてヒーター10と成し、該ヒーター
10をケース8内に設けしめたフアン9の前方に
して且つ、ケース8の前部に設けた吹出口6,6
a…に対応する様に配設せしめたので、セラミツ
クコーテイング剤による膜は遠赤外線の波長が4
〜20μmで放射率が0.95以上のため、遠赤外線放
射板13,13aからは極めて高い遠赤外線効果
が得られ、これと共にフアン9にて吹出口6,6
a…から吹出する温風とにより、遠赤外線による
輻射作用によつて使用者の体の芯から暖めること
が出来、又温風による対流作用により室内を使用
者と共に暖めることが出来るのである。
…を有する絶縁板にSiO2,TiO2,AL2O3を主成
分とし、シラン・チタネート系ポリマーと無機顔
料から成るセラミツクコーテイング剤を常温乾燥
又は低温加熱により硬化させて成膜化して成した
遠赤外線放射板13,13aをフレーム14に固
定せしめると共に、遠赤外線放射板13,13a
の穿設孔12,12a…に発熱体16をジグザグ
に貫通せしめてヒーター10と成し、該ヒーター
10をケース8内に設けしめたフアン9の前方に
して且つ、ケース8の前部に設けた吹出口6,6
a…に対応する様に配設せしめたので、セラミツ
クコーテイング剤による膜は遠赤外線の波長が4
〜20μmで放射率が0.95以上のため、遠赤外線放
射板13,13aからは極めて高い遠赤外線効果
が得られ、これと共にフアン9にて吹出口6,6
a…から吹出する温風とにより、遠赤外線による
輻射作用によつて使用者の体の芯から暖めること
が出来、又温風による対流作用により室内を使用
者と共に暖めることが出来るのである。
このように、本体1から遠赤外線を効率よく放
射出来るため、所望する暖房温度を維持出来、そ
の結果電気料金の負担を軽減出来るのである。
射出来るため、所望する暖房温度を維持出来、そ
の結果電気料金の負担を軽減出来るのである。
又、石油等の燃料を使用しないため、悪臭の発
生や一酸化炭素による中毒の心配がなく、又燃料
に引火して火災を起こす危険もなく安全でクリー
ンな暖房が出来るのである。
生や一酸化炭素による中毒の心配がなく、又燃料
に引火して火災を起こす危険もなく安全でクリー
ンな暖房が出来るのである。
又、金属材料をハニカム状に形成せしめ、
SiO2,TiO2,AL2O3を主成分とし、シラン・チ
タネート系ポリマーと無機顔料から成るセラミツ
クコーテイング剤を常温乾燥又は低温加熱により
硬化させて成膜化して成した遠赤外線放射スクリ
ーン22を前記ヒーター10と吹出口6,6a…
との間に介装せしめたので、前記した効果を奏す
ると共に、遠赤外線放射スクリーン22はハニカ
ム状に形成されているため、その表面積が大き
く、遠赤外線の放射量の増大を図らしめ、遠赤外
線放射板13,13aの遠赤外線の放射と合わせ
て得られる輻射熱を増幅せしめており、より一層
の暖房、温熱効果を発揮出来、使用者の体を芯か
ら暖めることが出来る等その実用的効果甚だ大な
るものである。
SiO2,TiO2,AL2O3を主成分とし、シラン・チ
タネート系ポリマーと無機顔料から成るセラミツ
クコーテイング剤を常温乾燥又は低温加熱により
硬化させて成膜化して成した遠赤外線放射スクリ
ーン22を前記ヒーター10と吹出口6,6a…
との間に介装せしめたので、前記した効果を奏す
ると共に、遠赤外線放射スクリーン22はハニカ
ム状に形成されているため、その表面積が大き
く、遠赤外線の放射量の増大を図らしめ、遠赤外
線放射板13,13aの遠赤外線の放射と合わせ
て得られる輻射熱を増幅せしめており、より一層
の暖房、温熱効果を発揮出来、使用者の体を芯か
ら暖めることが出来る等その実用的効果甚だ大な
るものである。
図は本考案の一実施例を示すものにして、第1
図は本考案に係る遠赤外線ヒーターの傾斜図、第
2図は同上一部切欠平面図、第3図は同上他の実
施例における一部切欠平面図、第4図は同上要部
分解傾斜図である。 6,6a……吹出口、8ケース、9フアン、1
0ヒーター、12,12a……穿設孔、13,1
3a遠赤外線放射板、14フレーム、16発熱
体、22遠赤外線放射スクリーン。
図は本考案に係る遠赤外線ヒーターの傾斜図、第
2図は同上一部切欠平面図、第3図は同上他の実
施例における一部切欠平面図、第4図は同上要部
分解傾斜図である。 6,6a……吹出口、8ケース、9フアン、1
0ヒーター、12,12a……穿設孔、13,1
3a遠赤外線放射板、14フレーム、16発熱
体、22遠赤外線放射スクリーン。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 多数の穿設孔を有する絶縁板にSiO2,TiO2,
AL2O3を主成分とし、シラン・チタネート系
ポリマーと無機顔料から成るセラミツクコーテ
イング剤を常温乾燥又は低温加熱により硬化さ
せて成膜化して成した遠赤外線放射板をフレー
ムに固定せしめると共に、遠赤外線放射板の穿
設孔に発熱体をジグザグに貫通せしめてヒータ
ーと成し、該ヒーターをケース内に設けしめた
フアンの前方にして且つ、ケースの前部に設け
しめた吹出口に対応する様に配設せしめたこと
を特徴とする遠赤外線ヒーター。 (2) 金属材料をハニカム状に形成せしめ、SiO2,
TiO2,AL2O3を主成分とし、シラン・チタネ
ート系ポリマーと無機顔料から成るセラミツク
コーテイング剤を常温乾燥又は低温加熱により
硬化させて成膜化して成した遠赤外線放射スク
リーンを前記ヒーターの前方と吹出口との間に
介装せしめたことを特徴とする請求項1記載の
遠赤外線ヒーター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13564788U JPH0451438Y2 (ja) | 1988-10-18 | 1988-10-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13564788U JPH0451438Y2 (ja) | 1988-10-18 | 1988-10-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0256391U JPH0256391U (ja) | 1990-04-24 |
JPH0451438Y2 true JPH0451438Y2 (ja) | 1992-12-03 |
Family
ID=31395462
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13564788U Expired JPH0451438Y2 (ja) | 1988-10-18 | 1988-10-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0451438Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-10-18 JP JP13564788U patent/JPH0451438Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0256391U (ja) | 1990-04-24 |
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