JPS5836293Y2 - 蒸散器 - Google Patents
蒸散器Info
- Publication number
- JPS5836293Y2 JPS5836293Y2 JP1978157944U JP15794478U JPS5836293Y2 JP S5836293 Y2 JPS5836293 Y2 JP S5836293Y2 JP 1978157944 U JP1978157944 U JP 1978157944U JP 15794478 U JP15794478 U JP 15794478U JP S5836293 Y2 JPS5836293 Y2 JP S5836293Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heater
- gap
- housing
- air
- drug
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Catching Or Destruction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は殺虫剤のような薬剤を含浸させた薬剤含浸マッ
トを加熱して薬剤を蒸散させる新規な構造の蒸散器に関
するものであって、その目的とするところは、使用中に
横転及び上部開口が密閉された場合等異常使用時におい
て確実に温度ヒユーズを溶断し、加熱用ヒータの通電を
遮断することができる蒸散器を提供するにある。
トを加熱して薬剤を蒸散させる新規な構造の蒸散器に関
するものであって、その目的とするところは、使用中に
横転及び上部開口が密閉された場合等異常使用時におい
て確実に温度ヒユーズを溶断し、加熱用ヒータの通電を
遮断することができる蒸散器を提供するにある。
以下本考案を実施例によって説明する。
ハウジング１は合成樹脂筒体からなるもので下カバー２
上に嵌込み載置しである。
上に嵌込み載置しである。
この下カバー２は底部に上下に貫通した孔３を多数個設
け、底部の上面端部には通電時間を制御するための電子
タイヤ４を配設するとともに、上下に貫通した多数の小
判型孔５を穿孔した反射板６を底部に対して空間Ａを介
した上方位置に配置固定しである。
け、底部の上面端部には通電時間を制御するための電子
タイヤ４を配設するとともに、上下に貫通した多数の小
判型孔５を穿孔した反射板６を底部に対して空間Ａを介
した上方位置に配置固定しである。
この反射板６は内筒体７を固定する固定部材を兼ねるも
のであり、内筒体７は外壁とハウジング１の内周壁との
間に上下貫通の空隙Ｂを形成するように反射板６の端縁
に下端折曲片を係合して固定しており、この内筒体７内
には反射板６の上方に空間Ｃを介して面状セラミックヒ
ータからなる加熱用ヒータ８を配置して加熱用ヒータ８
の電源端子を所定の電極に接続固定する。
のであり、内筒体７は外壁とハウジング１の内周壁との
間に上下貫通の空隙Ｂを形成するように反射板６の端縁
に下端折曲片を係合して固定しており、この内筒体７内
には反射板６の上方に空間Ｃを介して面状セラミックヒ
ータからなる加熱用ヒータ８を配置して加熱用ヒータ８
の電源端子を所定の電極に接続固定する。
加熱用ヒータ８は上下に貫通する通気孔９を多数穿孔し
、上面は伝熱効果を良くしかつ汚れを目立たなくするた
めに黒色コートが施されている。
、上面は伝熱効果を良くしかつ汚れを目立たなくするた
めに黒色コートが施されている。
マット支持体１０は合成樹脂材にて筒状に形成されたも
ので、下端に加熱用ヒータ８を押え保持しており、内筒
体７に対しては上端のテーパ部を有するフランジ１１の
下面をハウジングの最上端よりやや下方位置にて開口し
た上記空隙Ｂの上端開口を一部覆うようにして内筒体７
の上端開口縁上に弾接するとともに内筒体７にダボ等の
嵌合によって固定せられである。
ので、下端に加熱用ヒータ８を押え保持しており、内筒
体７に対しては上端のテーパ部を有するフランジ１１の
下面をハウジングの最上端よりやや下方位置にて開口し
た上記空隙Ｂの上端開口を一部覆うようにして内筒体７
の上端開口縁上に弾接するとともに内筒体７にダボ等の
嵌合によって固定せられである。
このマット支持体１０は加熱用ヒータ８の応力割れ防止
するとともに、内部下端に設けた段面１２上に薬剤含浸
マット１５を載置するようになっている。
するとともに、内部下端に設けた段面１２上に薬剤含浸
マット１５を載置するようになっている。
温度ヒユーズ１３は前記空隙Ｂ内に収納してあって、電
気的には加熱用ヒータ８の電源回路に直列挿入接続され
ている。
気的には加熱用ヒータ８の電源回路に直列挿入接続され
ている。
図中１４はパイロットランプ、１６はコード、１７はコ
ードブツシュである。
ードブツシュである。
しかして薬剤含浸マット１５を上記段面１２上に載置し
て、電源差込みプラグを例えばＡ Ｃ１００Ｖ電源に接
続すると電子タイマ４と温度ヒユーズ１３を通じて加熱
用ヒータ８に電流が通じ加熱用ヒータ８は周辺の空気を
加熱するととも輻射熱にて薬剤含浸マット１５を加熱す
る。
て、電源差込みプラグを例えばＡ Ｃ１００Ｖ電源に接
続すると電子タイマ４と温度ヒユーズ１３を通じて加熱
用ヒータ８に電流が通じ加熱用ヒータ８は周辺の空気を
加熱するととも輻射熱にて薬剤含浸マット１５を加熱す
る。
さて面状セラミックヒータからなる加熱用ヒータ８と、
薬剤含浸マット１５との間の空隙りの空気層及び内筒体
７とマット支持板１００間の空隙Ｅの空気層が加熱され
自然対流気流が発生上昇する。
薬剤含浸マット１５との間の空隙りの空気層及び内筒体
７とマット支持板１００間の空隙Ｅの空気層が加熱され
自然対流気流が発生上昇する。
この空気の補給は加熱用ヒータ８と反射板６の間の空間
Ｃの空気気層より行われる。
Ｃの空気気層より行われる。
以上と同様に空間Ｃの空気の補給は空間Ａの空気層にて
行ない、この空間Ａの空気の補給は下カバー２の下方の
空間Ｆより孔３を介して行なわれる。
行ない、この空間Ａの空気の補給は下カバー２の下方の
空間Ｆより孔３を介して行なわれる。
一方空隙りで発生した上昇気流は薬剤含浸マット１５の
通水孔１８を通って殺虫剤のような薬剤の蒸気を含有し
ながら薬剤含浸マット１５の上方空間Ｇに対する。
通水孔１８を通って殺虫剤のような薬剤の蒸気を含有し
ながら薬剤含浸マット１５の上方空間Ｇに対する。
この空間Ｇの空気は自然対流の上昇気流となって室内Ｈ
に出て行く。
に出て行く。
一方加熱用ヒータ８で加熱されて内筒体７の外壁の温度
も上昇して空隙Ｂの空気も上昇し、この空隙Ｂには空間
Ａより空気が補給され、自然対流が発生する。
も上昇して空隙Ｂの空気も上昇し、この空隙Ｂには空間
Ａより空気が補給され、自然対流が発生する。
従って内筒体７の外周部で発生する熱は自然対流となっ
て室内Ｈに放出されるためハウジング１の温度上昇を防
止することができる。
て室内Ｈに放出されるためハウジング１の温度上昇を防
止することができる。
ところで、第２図に示すように布団１９が空隙Ｂの」二
端開ロ部やマツ１へ支持体１０の上端開口部が遮蔽され
たり、その他の原因で遮蔽されたりすると、加熱用ヒー
タ８で加熱され、空間Ｇに達した熱空気は、ハウジング
１とフランジ１１部の適当な隙間を通って、空隙Ｂに流
れる。
端開ロ部やマツ１へ支持体１０の上端開口部が遮蔽され
たり、その他の原因で遮蔽されたりすると、加熱用ヒー
タ８で加熱され、空間Ｇに達した熱空気は、ハウジング
１とフランジ１１部の適当な隙間を通って、空隙Ｂに流
れる。
この空隙Ｂに流れた熱気流は上部よりおされハウジング
１と内筒体７の隙間を通って下部に流れ込み、内筒体７
の開口部より空間Ｃ及びＡに流れこみ、再度加熱空気は
加熱用ヒータ８で加熱され、空隙りを通り、薬剤含浸マ
ット１５の孔１８を通って空間Ｇに達する。
１と内筒体７の隙間を通って下部に流れ込み、内筒体７
の開口部より空間Ｃ及びＡに流れこみ、再度加熱空気は
加熱用ヒータ８で加熱され、空隙りを通り、薬剤含浸マ
ット１５の孔１８を通って空間Ｇに達する。
このような熱気流の流れを生じ器具の温度及び空気が徐
々に加熱される。
々に加熱される。
このため内筒体７とハウジング１との間の空隙Ｂ内の適
当な位置に設けられた温度ヒユーズ１３により異常空気
流を検知し、加熱用ヒータ８に流れる電流をカットする
のである。
当な位置に設けられた温度ヒユーズ１３により異常空気
流を検知し、加熱用ヒータ８に流れる電流をカットする
のである。
この際フランジ１１の傾斜下面は温度ヒユーズ１３への
熱伝達に大きな役目を持つものである。
熱伝達に大きな役目を持つものである。
本考案は上述のように構成して加熱用ヒータより下方に
おいて内筒体と連通し、かつ上端がハウジングの最上端
よりやや下方において開口した空隙を内筒体の外周壁と
ハウジング内周壁との間に形成しであるので、熱伝導を
防止しハウジングに耐熱性を必要としないという利点を
有し、この空隙により通気を良くすることにより、正常
時にはハウジングの冷却のため自然対流を異常時には空
隙を設けた温度ヒユーズ上昇のための熱気流の流れを良
くすることができる過温度上昇防止ができるという利点
を有する。
おいて内筒体と連通し、かつ上端がハウジングの最上端
よりやや下方において開口した空隙を内筒体の外周壁と
ハウジング内周壁との間に形成しであるので、熱伝導を
防止しハウジングに耐熱性を必要としないという利点を
有し、この空隙により通気を良くすることにより、正常
時にはハウジングの冷却のため自然対流を異常時には空
隙を設けた温度ヒユーズ上昇のための熱気流の流れを良
くすることができる過温度上昇防止ができるという利点
を有する。
尚マット支持体の上部に適当な角度をもたせたフランジ
を空隙の開口の一部をせまくするように設けることによ
り、異常温度上昇時には熱気流の流れを良くすることが
でき、温度ヒユーズへの熱伝達が良くなる。
を空隙の開口の一部をせまくするように設けることによ
り、異常温度上昇時には熱気流の流れを良くすることが
でき、温度ヒユーズへの熱伝達が良くなる。
第１図は本考案の一実施例の断面図、第２図は同上の異
常状態の場合の断面図であり、１はハウジング、７は内
筒体、８は加熱用ヒータ、１３は温度ヒユーズ、Ｂは空
隙である。
常状態の場合の断面図であり、１はハウジング、７は内
筒体、８は加熱用ヒータ、１３は温度ヒユーズ、Ｂは空
隙である。
Claims (1)
- 薬剤含浸マットの加熱用ヒータを収納した内筒体を筒状
のハウジング内に収納するとともに加熱用ヒータより下
方において内筒体と連通し、かつ上端がハウジングの最
上端よりやや下方において開口した空隙を内筒体の外周
壁とハウジング内周壁との間に形成し、この空隙内に加
熱用ヒータと電源との間に直列挿入された温度ヒユーズ
を設けて成る蒸散器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978157944U JPS5836293Y2 (ja) | 1978-11-15 | 1978-11-15 | 蒸散器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978157944U JPS5836293Y2 (ja) | 1978-11-15 | 1978-11-15 | 蒸散器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5572882U JPS5572882U (ja) | 1980-05-20 |
| JPS5836293Y2 true JPS5836293Y2 (ja) | 1983-08-16 |
Family
ID=29149333
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978157944U Expired JPS5836293Y2 (ja) | 1978-11-15 | 1978-11-15 | 蒸散器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5836293Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5141510B2 (ja) * | 2008-11-26 | 2013-02-13 | アース製薬株式会社 | 加熱蒸散システム |
| ES2925689T3 (es) * | 2016-12-28 | 2022-10-19 | Zobele Holding Spa | Dispositivo de evaporación de sustancias volátiles que comprende una mecha y un elemento reflectante de calor |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS521570B2 (ja) * | 1973-05-11 | 1977-01-17 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS521570U (ja) * | 1975-06-20 | 1977-01-07 | ||
| JPS53109681U (ja) * | 1977-02-10 | 1978-09-02 |
-
1978
- 1978-11-15 JP JP1978157944U patent/JPS5836293Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS521570B2 (ja) * | 1973-05-11 | 1977-01-17 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5572882U (ja) | 1980-05-20 |
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