JP3055069U - トルマリン遠赤外線ヒーター - Google Patents

トルマリン遠赤外線ヒーター

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JP3055069U
JP3055069U JP1998004394U JP439498U JP3055069U JP 3055069 U JP3055069 U JP 3055069U JP 1998004394 U JP1998004394 U JP 1998004394U JP 439498 U JP439498 U JP 439498U JP 3055069 U JP3055069 U JP 3055069U
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JP1998004394U
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Inventor
勝利 義積
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七星株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トルマリンを用いることにより、遠赤外線効
果だけでなく、マイナスイオン効果、ハイドロキシルイ
オン効果等の相乗効果を出すことができるようにしたト
ルマリン遠赤外線ヒーターを提供すること。 【解決手段】 面状のヒーター層4と、このヒーター層
4の表面に積層され遠赤外線を放射する面状の放射層3
と、この放射層3の表面に積層され所定量のトルマリン
の粉末を混入したトルマリン層2とで面状の遠赤外線ヒ
ーター1を形成する。トルマリンの粉末を塗料に混入
し、その塗料を放射層3の前面に全体にわたって塗布し
てトルマリン層2を形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、3μm〜15μmの波長の赤外線を放射するトルマリン遠赤外線ヒ ーターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より3μm〜15μmの波長の赤外線を放射する遠赤外線ヒーターは既に 提供されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の遠赤外線ヒーターは、遠赤外線を放射する材料としてセ ラミック粉末等が用いられており、これらの材料だけを用いているために、遠赤 外線の放射出力として限界がある。 また、従来の遠赤外線ヒーターでは、遠赤外線効果だけであり、マイナスイオ ン、ハイドロキシルイオン等は放射されないという問題がある。
【0004】 本考案は上述の点に鑑みて提供したものであって、トルマリンを用いることに より、遠赤外線効果だけでなく、マイナスイオン効果、ハイドロキシルイオン効 果等の相乗効果を出すことができるようにしたトルマリン遠赤外線ヒーターを提 供することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、請求項1記載のトルマリン遠赤外線ヒーターでは、面状のヒーター層 4と、このヒーター層4の表面に積層され遠赤外線を放射する面状の放射層3と 、この放射層3の表面に積層され所定量のトルマリンを有するトルマリン層2と で面状の遠赤外線ヒーター1を形成していることを特徴としている。
【0006】 かかる構成とすることにより、ヒーター層4により放射層3及びトルマリン層 2が加熱され、放射層3からは遠赤外線が放射され、また、トルマリン層2から の遠赤外線放射、マイナスイオン放射、ハイドロキシルイオン放射が活発になり 、使用者に遠赤外線、マイナスイオン、ハイドロキシルイオンが照射されて遠赤 外線浴を効果的に行ない、もって使用者の血行を良くして新陳代謝を活発にさせ ることができる。
【0007】 請求項2記載のトルマリン遠赤外線ヒーターでは、面状のヒーター層4と、こ のヒーター層4の表面に積層され所定量のトルマリンを有するトルマリン層2と で面状の遠赤外線ヒーター1を形成していることを特徴としている。
【0008】 これにより、加熱されたトルマリン層2からの遠赤外線放射、マイナスイオン 放射、ハイドロキシルイオン放射が活発になり、使用者に遠赤外線、マイナスイ オン、ハイドロキシルイオンが照射されて遠赤外線浴を効果的に行ない、もって 使用者の血行を良くして新陳代謝を活発にさせることができる。
【0009】 請求項3記載のトルマリン遠赤外線ヒーターでは、塗料の約10%の容積の割 合のトルマリンの粉末を塗料に混入し、この混入した塗料を放射層3、あるいは ヒーター層4の表面に塗布してトルマリン層2を形成していることを特徴として いる。
【0010】 請求項4記載のトルマリン遠赤外線ヒーターでは、線状のヒーター線30、3 2の表面に、所定量のトルマリンを付着させていることを特徴としている。
【0011】 請求項5記載のトルマリン遠赤外線ヒーターでは、塗料の約10%の容積の割 合のトルマリンの粉末を塗料に混入し、この混入した塗料をヒーター線30、3 2の表面に付着させていることを特徴としている。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面を参照して説明する。図1(a)は本考案の 面状遠赤外線ヒーター1の斜視図を示し、図1(b)は面状遠赤外線ヒーター1 の要部拡大断面図を示している。
【0013】 面状遠赤外線ヒーター1は、前面(図1(b)では上側)からトルマリン層2 、放射層3、ヒーター層4、反射板層5で積層されて構成されている。先ず、ヒ ーター層4は、内部に面状のヒーターエレメントあるいは線状のヒーターエレメ ントが略全体にわたって埋設されている。面状遠赤外線ヒーター1の端部からは 電源と接続されるリード線6が導出されており、このリード線6の一対の導線と ヒーター層4の一対の電極とが内部で接続されている。
【0014】 ヒーター層4の前面に積層されている放射層3は、遠赤外線を放射する層であ り、主に遠赤外線を放射するセラミック材料で構成されている。遠赤外線を放射 する材料としては、例えば、アルミナ磁器粉末、グラファイト、シリカ、ジルコ ニア、コージライト等の材料を使用している。
【0015】 放射層3の前面に積層されているトルマリン層2は、トルマリンの粉末を塗料 に混入し、その塗料を放射層3の前面に全体にわたって塗布して形成したもので ある。塗料の容積の約10%のトルマリンの粉末を塗料に混入した塗料を塗布し たものである。なお、トルマリンの粉末の代わりに粒状を用いても良い。 また、上記の塗料をコーティングしたり、吹き付けたりしてトルマリン層2を 形成するようにしても良い。さらには、粉末や粒状物のトルマリンを放射層3の 前面に直接コーティングしたり、吹き付けたりしてトルマリン層2を形成しても 良い。
【0016】 上記ヒーター層4の背面に設けた反射板層5は、ヒーター層4からの熱を放射 層3へ反射させるものであり、例えば、肉厚の薄いアルミニウム板、あるいはア ルミニウム箔で構成されている。
【0017】 ここで、リード線6を介して電源がヒーター層4に印加されると、ヒーター層 4のヒーターエレメントが発熱し、ヒーター層4全体が熱くなる。そして、その 熱が放射層3、トルマリン層2へと熱伝導され、これにより放射層3及びトルマ リン層2が加熱されることになる。 放射層3が加熱されることで遠赤外線がトルマリン層2を介して放射ないし輻 射されることになる。
【0018】 また、トルマリン層2も加熱され、トルマリン層2の粉末のトルマリンからは 遠赤外線、マイナスイオン、ハイドロキシルイオンが放射ないし輻射されること になる。特に、トルマリンは、通常の温度でも遠赤外線を放射しているが、加熱 されることで、高い分極電荷を示し、且つその圧電率も高くなる。したがって、 加熱されたトルマリン層2からはより効果的に遠赤外線を放射することができる ものである。 また、トルマリン層2が加熱されることで、マイナスイオン効果を高め、同時 にハイドロキシルイオン効果を奏するものである。
【0019】 したがって、トルマリン層2からは遠赤外線効果、マイナスイオン効果、ハイ ドロキシルイオン効果を奏し、これらの効果が相乗効果を奏するものである。 このように、面状遠赤外線ヒーター1にトルマリン層2を設けていることで、 トルマリン層2からの遠赤外線放射、マイナスイオン放射、ハイドロキシルイオ ン放射が活発になり、使用者に遠赤外線、マイナスイオン、ハイドロキシルイオ ンが照射されて遠赤外線浴を効果的に行ない、もって使用者の血行を良くして新 陳代謝を活発にさせることができる。
【0020】 また、トルマリン層2のトルマリンからの遠赤外線、マイナスイオン、ハイド ロキシルイオンとの放射による相乗効果により、面状遠赤外線ヒーター1の温度 を必要以上に上げる必要がなく、そのため、消費電力を抑えることができる。
【0021】 図2は図1に示す面状遠赤外線ヒーター1を用いて構成した暖房機10を示し 、暖房機10の内部に上記面状遠赤外線ヒーター1がトルマリン層2を前面にし て配設されている。 暖房機10の前面パネル11はパンチングメタル状に形成されて、熱が効果的 に輻射される構造となっている。暖房機10の下部のベース12の下面の四隅に はそれぞれキャスター13が設けられており、このキャスター13により暖房機 10を任意の部屋や場所に設置することができる。
【0022】 暖房機10の上面には操作パネル14が配設されていて、電源スイッチ、温度 設定ダイヤル、タイマー設定ボタン等からなっている。 図3は暖房機10の回路図を示し、電源スイッチ20、サイリスタ、トライア ック等からなる制御素子21、面状遠赤外線ヒーター1のヒーターエレメント2 2、ヒューズ23等の部品で構成されている。コントローラ24は、上記タイマ ー設定ボタンによりオン時間、オフ時間が設定された時間により電源スイッチ2 0をオン、またはオフ制御するものである。また、温度設定ダイヤルにより設定 された温度になるようにコントローラ24が制御素子21を制御するようになっ ている。 なお、タイマーは電子的に動作するようになっている。
【0023】 図4は面状遠赤外線ヒーター1の他の実施の形態を示し、前面からトルマリン 層2、ヒーター層4及び反射板層5とで構成したものである。各層2、4、5の 構成は先の実施の形態の場合と同様である。 図4の場合では、ヒーター層4の前面に設けたトルマリン層2は先の実施の形 態と同様の方法で形成している。そして、このトルマリン層2のみから遠赤外線 、マイナスイオン、ハイドロキシルイオンを放射するようにしている。
【0024】 上記各実施の形態では、遠赤外線ヒーターを面状としていたが、面状に限られ るものではない。図5(a)は直線状のヒーター線30の表面にトルマリンを混 入した塗料を塗布したものであり、図5(b)はコイル状のヒーター線32の表 面にトルマリンを混入した塗料を塗布したものである。 なお、塗料へのトルマリンの混入量は先の実施の形態と同様である。また、ト ルマリン層を形成する方法も先の実施の形態と同様である。
【0025】
【考案の効果】
本考案によれば、面状遠赤外線ヒーターにトルマリン層を設けていることで、 トルマリン層からの遠赤外線放射、マイナスイオン放射、ハイドロキシルイオン 放射が活発になり、使用者に遠赤外線、マイナスイオン、ハイドロキシルイオン が照射され、これらが相乗効果を奏して遠赤外線浴を効果的に行ない、そのため 、使用者の血行を良くして新陳代謝を活発にさせることができる。 また、トルマリン層のトルマリンからの遠赤外線、マイナスイオン、ハイドロ キシルイオンとの放射による相乗効果により、面状遠赤外線ヒーターの温度を必 要以上に上げる必要がなく、そのため、消費電力を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本考案の実施の形態の面状遠赤外線ヒ
ーターの斜視図である。(b)は本考案の実施の形態の
面状遠赤外線ヒーターの要部拡大断面図である。
【図2】本考案の実施の形態の面状遠赤外線ヒーターを
用いて構成した暖房機の破断斜視図である。
【図3】本考案の実施の形態の図2に示す暖房機の概略
ブロック回路図である。
【図4】本考案の他の実施の形態の面状遠赤外線ヒータ
ーの要部拡大断面図である。
【図5】(a)は本考案の実施の形態のヒーターを直線
状とした場合の遠赤外線ヒーターの要部正面図である。
(b)は本考案の実施の形態のヒーターをコイル状とし
た場合の遠赤外線ヒーターの要部正面図である。
【符号の説明】
1 面状遠赤外線ヒーター 2 トルマリン層 3 放射層 4 ヒーター層 5 反射板層

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】面状のヒーター層(4)と、このヒーター
    層(4)の表面に積層され遠赤外線を放射する面状の放
    射層(3)と、この放射層(3)の表面に積層され所定
    量のトルマリンを有するトルマリン層(2)とで面状の
    遠赤外線ヒーター(1)を形成していることを特徴とす
    るトルマリン遠赤外線ヒーター。
  2. 【請求項2】面状のヒーター層(4)と、このヒーター
    層(4)の表面に積層され所定量のトルマリンを有する
    トルマリン層(2)とで面状の遠赤外線ヒーター(1)
    を形成していることを特徴とするトルマリン遠赤外線ヒ
    ーター。
  3. 【請求項3】塗料の約10%の容積の割合のトルマリン
    の粉末を塗料に混入し、この混入した塗料を放射層
    (3)、あるいはヒーター層(4)の表面に塗布してト
    ルマリン層(2)を形成していることを特徴とする請求
    項1または請求項2記載のトルマリン遠赤外線ヒータ
    ー。
  4. 【請求項4】線状のヒーター線(30)(32)の表面
    に、所定量のトルマリンを付着させていることを特徴と
    するトルマリン遠赤外線ヒーター。
  5. 【請求項5】塗料の約10%の容積の割合のトルマリン
    の粉末を塗料に混入し、この混入した塗料をヒーター線
    (30)(32)の表面に付着させていることを特徴と
    する請求項4記載のトルマリン遠赤外線ヒーター。
JP1998004394U 1998-06-18 1998-06-18 トルマリン遠赤外線ヒーター Expired - Lifetime JP3055069U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009533196A (ja) * 2006-04-17 2009-09-17 ソルコ ビオメディカル カンパニーリミテッド 温度自動調節ケーブルの屈曲方法および過熱防止温熱マット

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