JPH0261977A - 電気カーペット - Google Patents

電気カーペット

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Publication number
JPH0261977A
JPH0261977A JP21305688A JP21305688A JPH0261977A JP H0261977 A JPH0261977 A JP H0261977A JP 21305688 A JP21305688 A JP 21305688A JP 21305688 A JP21305688 A JP 21305688A JP H0261977 A JPH0261977 A JP H0261977A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
metal foil
far
radiation
heating wire
Prior art date
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Pending
Application number
JP21305688A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuji Yamamoto
山本 周次
Isao Matsuda
功 松田
Akimasa Onishi
大西 章雅
Takako Fukuro
福呂 隆子
Toshihiro Horikawa
堀川 利裕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP21305688A priority Critical patent/JPH0261977A/ja
Publication of JPH0261977A publication Critical patent/JPH0261977A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は効率よく遠赤外線の放出が可能な電気カーペッ
トに関するものである。
従来の技術 電気カーペットは、表面温度は40〜50℃以下で使用
するもので、発熱部の温度にしても、80℃以下で使用
するのが、一般的である。従って、これらの温度域にお
いては、表面からは、5μm以上のいわゆる遠赤外線の
波長をもつ輻射熱が出ているわけであるが、その輻射エ
ネルギーを更に効率よく放出させるための工夫がなされ
てきた。
その一般的な方法として、実開昭61−96219号公
報や第図5に示すように、電気カーペット本体部の表面
材11の裏面のバッキング層111に、遠赤外線放射材
を含有させた樹脂層を形成するというものであった(な
お、12は発熱線、13は温度検知線、14は断熱材で
ある蒐又は、実開昭61−205567号公報や、実開
昭62−171812号公報に示されるように、電気カ
ーペットに載せて使用するカバーの裏面材に、前例と同
じように、遠赤外線放射材を含有させた樹脂層を形成す
るというものであった。いずれかの場合にも、カーペッ
ト本体での発熱線からの熱が、伝導や輻射によって上面
へ伝達され、前述の表布材裏面の温度が上昇される。こ
のとき、表布裏面材に含有された、遠赤外線放射材も温
度上昇し、ここから輻射エネルギーが効率よく放出され
るというものである。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、これら従来の構成では、発熱線からの熱
が効率よく、前述の遠赤外線放射材に伝達されに<<、
従って輻射熱の放出も少なくなるさいう間Jを有してい
た。それは、発熱線の熱が、垂直方向にはよく伝導され
るが、水平方向(横への拡がり方向)には伝導さねにく
いために、ひいては、遠赤外線放射材への熱伝達が効率
良く行なわれていためであった。
また表布材の裏面に樹脂加工する場合、しかも、遠赤外
線放射材を混入させて加工する場合には、前述の樹脂層
は、相当の厚みを必要とするため、本体完成品として、
折りたたみ性が損なわれたり、発熱線からの熱伝導性が
低下したりするという問題も有していた。
本発明は、上記課題を解決し、発熱線からの熱を効率よ
く、遠赤外線放射材料に伝達し、より多くの輻射熱を放
出するようにした電気暖房器を提供するものである。
課Jを解決するための手段 上記課題を解決するため、本発明の電気カーペットは電
気カーペット本体に、金属箔を用いるとともに、この金
属箔の少なくとも上面に直接、遠赤外線放射材をもつ塗
膜を形成するか、又は遠赤外線放射材を含有した熱融着
性フィルム層をラミオートするというものである。
作  用 上R構成より、電気カーペット本体に配設された発熱線
の熱は、これと接着加工された金属箔に伝導される。こ
こで、金属箔は、熱伝導性の良い材料を泪いるため、蛇
行配置された発熱線の熱をより効率よく、しかも、面状
に均一化するものである。前記金属箔に伝導された熱は
、金属箔面に処理された遠赤外線放射材にも伝導される
。この遠赤外線放射材とは、無機質からなる粉末状ある
いは、粒状のものが、塗料や、樹脂層に含有されいる場
合が一般的で、この物質は、赤外線とりわけ、遠赤外線
領域の波長域で、輻射率が極めて1に近い材料が選定さ
ねている。すなわち、この遠赤外線放射材に伝導された
熱は、ここから効率良く輻射枦としてカーペットの上面
へ放出される。
もっともユ属箔へ伝導された熱は、表布材を経て、伝導
熱によって採暖者に熱供給される部分も多いのであるが
、このように輻射熱による採暖効果も大きいものがある
。前述のとおり、金属箔面に遠赤外線放射材が処理され
ているので、発熱線からの熱を均一に、しかも、熱源に
近いために効率良く、輻射熱として放出することができ
る。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。
第2図は、本発明の一実施例を示す電気カーペットの外
観図で、カーペット本体1と、その−角に設けられた温
度コントローラ2とで構成されている。ここで、カーペ
ット本体1の断面構造は、第3図に示すような構成にな
っている。すなわち、ポリエチレンフィルム等に代表さ
れるような熱融着性フィルム層17を介して、発熱線1
2及び温度検知線13と、金属箔15とが、一体接着さ
れたもの(ヒータユニットと称す)に、下面から、断熱
材14を、上面から、表布材11とが一体接着された構
成となっている。ここで、金属箔15は、アルミ箔を用
い、しかもこの片面(表布材11例の面)には、カーボ
ンや、酸化ジルコニア等の金属酸化物の粉体もしくは粒
体を含有した塗料にて遠赤外線放射材塗膜16を塗膜形
成したものを用いる。金属箔15にアルミ箔を用いるの
は、軽量で熱良導性材料であり、折り曲げ性も良いため
で、均熱材料としては最適であるが、アルミの面は、光
沢もあって、表面からの輻射特性は、非常に悪いもので
ある。従って、片面、とりわけ、カーペット上面側に遠
赤外線放射材塗膜16を形成することで、大巾に輻射特
性は改善できる。−方、カーペット本体の下面側はアル
ミ箔生地そのままの98のため、輻射効率は極めて悪く
、下方への熱ロスも低くすることができる。つまり上記
金属箔15は、上面に対しては、輻射効率を改善し、下
面に対しては、反射板としての役割を果すことになる。
第3図は、第2の実施例における、カーペット本体の断
面構造図である。アルミ箔の金属箔15と、発熱線12
及び温度検知線13とが、ボIJ xチレンフィルムに
代表される熱融着性フィルム層17を介して一体化され
、(これをヒータユニットと称す)このヒータユニット
に、下面から、断熱材14と、上面から、表布材11と
を接着加工した構成となっている。ここで、アルミ箔1
5の両面に接着層を予め形成したものを使用するもので
あるが、下面の熱融着性フィルム層17は、ポリエチレ
ン系樹脂をラミネートや、押し出し法によって形成し、
上面の遠赤外線放射材料含有の熱融着性フィルム層18
は、前述と同じように、カーボンや、酸化ジルコニア等
の金属酸化物の粉体もしくは、粒体を、ポリエチレン系
樹脂に混練して得られる樹脂を、ラミネートや、押し出
し法によって形成したものである。このように、金属箔
15の両面に、熱融着性の樹脂層が形成されているため
、表布材11及び断熱材14との接着は、加熱圧締にて
一体化できる。金属箔15の下面には単なる透明色のポ
リエチレン層が形成されているため、アルミ箔の生地の
状態と比べ、輻射効率はほとんど同じであるが、金属箔
15の上面には、遠赤外線放射材料が含有された層18
が形成されているため、アルミ箔の生地の状態よりも格
段に輻射効率が向上する。従って第1の実施p+と同様
に、上面に対しては輻射効率を改善し、下面に対しては
、反射板としての役割を果す構成となっている。
第4図は、第3図の実施例のカーペット本体の断面構成
図である。基本的には、前述の第2の実於例と口し構成
であるが、以下の点について前例と大きく異なっている
。発熱線12及び温度検知線13が、金属箔15の上面
に位置している点である。表布材11や断熱材14はも
ちろんのこと、金属箔15の両面に構成されている。”
遠赤外線放射材料含有の熱融着性フィルム層18”や、
熱融着性フィルム層17等の構成は第2の実施例と同じ
である。第3の実施例の様に、発熱線12が金属箔の上
面に位置しているため、上面への輻射熱放出がより効率
よ(行える。
発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように、本発明の電気
カーペットは、発熱線が、アルミ箔のような金属箔に固
定さねていて、均一に平面状に熱伝導され、しかも、金
属箔の上面側には、カーボンや、金属酸化物による遠赤
外線放射材が処理されているため、効率よく輻射熱が、
放出でき、しかも、下面は、アルミ箔生地に近い状態で
構成されているたtに輻射熱損失が少く、エネルギー効
率の良いカーペットを実現できる。
更に、前述の、遠赤外線放射材料の処理は、金属箔に、
塗料として塗膜加工するか、熱融着性樹脂のフィルム層
として加工するかのいづれにしても薄い層として形成で
きるため、折りたたみ性等の面に於いても軟く使用性が
優ねている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例における電気カーペット本
11・・・・・・表面材、12・・・・・・発熱線、1
3・・・・・・温度検知線、14・・・・・・断熱材、
15・・・・・・金属箔、16・・・・・・遠赤外線放
射材塗膜、17・・・・・・熱融着性フィルム層、1日
・・・・・・遠赤外線材料含有の熱融着性フィルム層。 代卵人の氏名 弁理士 粟 野 重 孝 ほか1名5図
は従来の電気カーペット本体の要部断面図である。 ! l+−11’li  材 +2−Jl l!I 魔 13−  瓢1′!  後旬春 +4−11r 焦 材 カ ベ ト 挙 11−  茨 ?vI u 12−m−発黙 糧 13・−温道検声纜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)表布材と、少なくとも上面に遠赤外線放射材料を
    処理した金属箔からなる放射板と、発熱線及び温度検知
    線と、断熱材とのこれら積層物を、接着一体化してなる
    採暖部本体と、温度コントローラ部とで構成される電気
    カーペット。
JP21305688A 1988-08-26 1988-08-26 電気カーペット Pending JPH0261977A (ja)

Priority Applications (1)

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JP21305688A JPH0261977A (ja) 1988-08-26 1988-08-26 電気カーペット

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JP21305688A JPH0261977A (ja) 1988-08-26 1988-08-26 電気カーペット

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JP (1) JPH0261977A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008265716A (ja) * 2007-03-29 2008-11-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 車両用暖房装置
JP2012056531A (ja) * 2010-09-13 2012-03-22 Denso Corp 車両用輻射熱暖房装置
US8884191B2 (en) 2007-06-15 2014-11-11 Panasonic Corporation Vehicle heating system

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