JPH07217908A - 暖房テーブル - Google Patents
暖房テーブルInfo
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- JPH07217908A JPH07217908A JP1424394A JP1424394A JPH07217908A JP H07217908 A JPH07217908 A JP H07217908A JP 1424394 A JP1424394 A JP 1424394A JP 1424394 A JP1424394 A JP 1424394A JP H07217908 A JPH07217908 A JP H07217908A
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- JP
- Japan
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- plate
- legs
- flat
- low temperature
- heating
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- Electric Stoves And Ranges (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 遠赤外線を利用して、こたつ布団を必要とし
ない足元暖房用の暖房テーブルを得る。 【構成】 4辺の外枠11で形成する矩形状のやぐら1
とこのやぐら1の4隅に設けた脚2に囲まれる内周、ま
たは、平板状のテーブル板3の裏には支柱となる脚2
と、脚取付部21を除く裏面30、これらの脚2と脚取
付部21を除く裏面30のほぼいっぱいの面積を板厚
0.4〜1.0mmの薄板鋼板の表面に植毛処理か布物な
どを張り付けた繊維の表面層41としたり、薄板鋼板の
表面にセラミックなどの高輻射率の素材を輻射層として
設けた表面層41として、表面温度50〜120℃に設
定した低温発熱面部4とした遠赤外線を放射する平板状
の低温発熱面部4を外枠11の下部に形成する保護枠1
0の下面より上側に凹状になるように設置して暖房テー
ブルを構成する。
ない足元暖房用の暖房テーブルを得る。 【構成】 4辺の外枠11で形成する矩形状のやぐら1
とこのやぐら1の4隅に設けた脚2に囲まれる内周、ま
たは、平板状のテーブル板3の裏には支柱となる脚2
と、脚取付部21を除く裏面30、これらの脚2と脚取
付部21を除く裏面30のほぼいっぱいの面積を板厚
0.4〜1.0mmの薄板鋼板の表面に植毛処理か布物な
どを張り付けた繊維の表面層41としたり、薄板鋼板の
表面にセラミックなどの高輻射率の素材を輻射層として
設けた表面層41として、表面温度50〜120℃に設
定した低温発熱面部4とした遠赤外線を放射する平板状
の低温発熱面部4を外枠11の下部に形成する保護枠1
0の下面より上側に凹状になるように設置して暖房テー
ブルを構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般家庭で冬期に足元
を暖める暖房テーブルに関するものである。
を暖める暖房テーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の暖房テーブルとしては、特に単独
で目的を達成する物はないが、類似の電気こたつの場合
には、例えば実開昭61−27009号公報に開示され
ている如く、図5に示すような構成のものがある。
で目的を達成する物はないが、類似の電気こたつの場合
には、例えば実開昭61−27009号公報に開示され
ている如く、図5に示すような構成のものがある。
【0003】すなわち、電気こたつに用いられる発熱体
ユニット9は、プレート状の放熱板91の裏に密着させ
て発熱線を配置し、放熱板91の下側には複数のワイヤ
ーで形成したガード92を設け、上側には遮熱板を設け
て発熱体ユニット9を形成し、この発熱体ユニット9の
全体の大きさとして、厚さは囲んでいる中桟82の幅寸
法程度としてこたつ内への出っ張りをなくしてガード9
2面が囲んでいる中桟82とほぼ同一面になるように
し、また、面積は、こたつのやぐら8につけるために、
やぐら8を形成する外周の4辺の外枠81の内側に設け
た井桁状の中桟82に囲まれる中央の空間内に納まる大
きさとしている。
ユニット9は、プレート状の放熱板91の裏に密着させ
て発熱線を配置し、放熱板91の下側には複数のワイヤ
ーで形成したガード92を設け、上側には遮熱板を設け
て発熱体ユニット9を形成し、この発熱体ユニット9の
全体の大きさとして、厚さは囲んでいる中桟82の幅寸
法程度としてこたつ内への出っ張りをなくしてガード9
2面が囲んでいる中桟82とほぼ同一面になるように
し、また、面積は、こたつのやぐら8につけるために、
やぐら8を形成する外周の4辺の外枠81の内側に設け
た井桁状の中桟82に囲まれる中央の空間内に納まる大
きさとしている。
【0004】実際に使う時には、このやぐら8の上にこ
たつ布団を掛け、さらに上にテーブル板を載せて使うよ
うになっている。
たつ布団を掛け、さらに上にテーブル板を載せて使うよ
うになっている。
【0005】こたつ内を暖めるには、発熱体ユニット9
の放熱板91を裏の発熱体を加熱することによって温度
を上げ、この放熱板91から遠赤外線をこたつ内に放射
することでこたつ内を暖めるものであり、高温になる放
熱板91によって火傷などしないようにガード92が設
けられている。
の放熱板91を裏の発熱体を加熱することによって温度
を上げ、この放熱板91から遠赤外線をこたつ内に放射
することでこたつ内を暖めるものであり、高温になる放
熱板91によって火傷などしないようにガード92が設
けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来の構成にお
いて、発熱体ユニットの大きさが中桟で囲まれた中央部
に限定される大きさのために、こたつ外周の隅まで暖め
るためには、放熱板の温度を高温にして遠赤外線を多く
放射する必要があり、しかも、中央部の温度が高く外周
がぬるいものであった。
いて、発熱体ユニットの大きさが中桟で囲まれた中央部
に限定される大きさのために、こたつ外周の隅まで暖め
るためには、放熱板の温度を高温にして遠赤外線を多く
放射する必要があり、しかも、中央部の温度が高く外周
がぬるいものであった。
【0007】かつ、こたつ布団は絶対に必要であり、こ
たつ布団を掛けるために埃が多くなったり、部屋が狭く
なったりしてしまう使い方であった。
たつ布団を掛けるために埃が多くなったり、部屋が狭く
なったりしてしまう使い方であった。
【0008】遠赤外線を多く必要とするために、放熱板
の温度も200〜300℃と高く、ガードも遮熱板も厳
重に必要であった。
の温度も200〜300℃と高く、ガードも遮熱板も厳
重に必要であった。
【0009】さらに、高温の発熱体ユニットを設けてい
ることと、こたつ布団を必要とするためにこたつが嫌い
な人のためには足元の暖房器がなかった。
ることと、こたつ布団を必要とするためにこたつが嫌い
な人のためには足元の暖房器がなかった。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、下記構成とした。
めに、下記構成とした。
【0011】4辺の外枠で形成する矩形状のやぐらと、
このやぐらの4隅に設けた脚に囲まれる内部で、外枠の
下部に形成する保護枠の下面より上側に凹状となるよう
に遠赤外線を放射する平板状の低温発熱面部を設けたも
のとした。
このやぐらの4隅に設けた脚に囲まれる内部で、外枠の
下部に形成する保護枠の下面より上側に凹状となるよう
に遠赤外線を放射する平板状の低温発熱面部を設けたも
のとした。
【0012】また、平板状のテーブル板の裏に脚取付部
を設け、その脚取付部に支柱となる脚を設け、その脚と
脚取付部を除く裏面で、しかも平板状のテーブル板の側
部に設けた保護枠の下面より上側に凹状となるように遠
赤外線を放射する平板状の低温発熱面部を設けたものと
した。
を設け、その脚取付部に支柱となる脚を設け、その脚と
脚取付部を除く裏面で、しかも平板状のテーブル板の側
部に設けた保護枠の下面より上側に凹状となるように遠
赤外線を放射する平板状の低温発熱面部を設けたものと
した。
【0013】また、平板状のテーブル板の上面に化粧し
た表面板を設けたものとした。
た表面板を設けたものとした。
【0014】また、平板状の低温発熱面部は、板厚0.
4〜1.0mmの薄板鋼板の表面に植毛処理か布物などを
張り付けた繊維の表面層としたものとした。
4〜1.0mmの薄板鋼板の表面に植毛処理か布物などを
張り付けた繊維の表面層としたものとした。
【0015】また、平板状の低温発熱面部は、板厚0.
4〜1.0mmの薄板鋼板の表面にセラミックなどの高輻
射率の素材を輻射層として設けた表面層としたものとし
た。
4〜1.0mmの薄板鋼板の表面にセラミックなどの高輻
射率の素材を輻射層として設けた表面層としたものとし
た。
【0016】また、平板状の低温発熱面部の表面温度
を、50〜120℃に設定したものとした。
を、50〜120℃に設定したものとした。
【0017】
【作用】前記の構成にすることにより、電源を入れて低
温発熱面部の温度を50〜120℃、好ましくは約80
〜100℃に設定すると、この低温発熱面部から最大エ
ネルギーの波長が約8ミクロン前後の主に遠赤外線が放
射される。
温発熱面部の温度を50〜120℃、好ましくは約80
〜100℃に設定すると、この低温発熱面部から最大エ
ネルギーの波長が約8ミクロン前後の主に遠赤外線が放
射される。
【0018】ここで、低温発熱面部はやぐらの外枠で囲
まれる空間いっぱいか、または平板状のテーブル板の裏
の脚取付部を除く裏面のほぼいっぱいの面積に配置され
ているので、これらの下部面の床面に対して遠赤外線が
一様に放射されてやぐらやテーブル板下の空間及び床面
を加熱して暖める。
まれる空間いっぱいか、または平板状のテーブル板の裏
の脚取付部を除く裏面のほぼいっぱいの面積に配置され
ているので、これらの下部面の床面に対して遠赤外線が
一様に放射されてやぐらやテーブル板下の空間及び床面
を加熱して暖める。
【0019】こたつ布団を掛けなくてもやぐらまたはテ
ーブル板下の空間や床面を暖房する。
ーブル板下の空間や床面を暖房する。
【0020】
【実施例】本発明の一実施例として、やぐらに取り付け
た場合の実施例を図1、上面を使えるテーブル板に取り
付けた場合の実施例を図2、及び発熱体ユニットの主要
部を図3と図4に示し、その構成を説明すると下記の如
くである。
た場合の実施例を図1、上面を使えるテーブル板に取り
付けた場合の実施例を図2、及び発熱体ユニットの主要
部を図3と図4に示し、その構成を説明すると下記の如
くである。
【0021】1は4辺の外枠11で形成する矩形状のや
ぐらであり、外枠11に囲まれる上面側には薄板のハー
ドボード等より成る天板12を囲まれる面積いっぱいに
設け、この天板12の下側には補強などのための中桟1
3が部分的に設置されており、このやぐら1の4隅に脚
2を設置している。
ぐらであり、外枠11に囲まれる上面側には薄板のハー
ドボード等より成る天板12を囲まれる面積いっぱいに
設け、この天板12の下側には補強などのための中桟1
3が部分的に設置されており、このやぐら1の4隅に脚
2を設置している。
【0022】3は平板状のテーブル板であり、厚さがあ
って4辺を囲むように形成したエッジ31の上面に突き
板やメラミンなどの化粧板で成る表面板32を貼り付け
たパーチクルボードや合板などよりなるエッジ31より
薄い台板33を設けて形成し、エッジ31で囲まれ、か
つ台板33の下の空間には補強などのための中桟34が
設けられ、4隅の脚取付部21に脚2がつけられて、テ
ーブル板3の裏の脚取付部21を除く裏面30に空間が
設けられている。
って4辺を囲むように形成したエッジ31の上面に突き
板やメラミンなどの化粧板で成る表面板32を貼り付け
たパーチクルボードや合板などよりなるエッジ31より
薄い台板33を設けて形成し、エッジ31で囲まれ、か
つ台板33の下の空間には補強などのための中桟34が
設けられ、4隅の脚取付部21に脚2がつけられて、テ
ーブル板3の裏の脚取付部21を除く裏面30に空間が
設けられている。
【0023】4は平板状で板厚が0.4〜1.0mmの薄
板鋼板の表面に植毛処理か布物などを張り付けた繊維の
表面層41としたり、同じく薄板鋼板の表面にセラミッ
クなどの高輻射率の素材を輻射層として設けた表面層4
1として、表面温度を、50〜120℃に設定した低温
発熱面部であり、好ましくは約80〜100℃に設定す
ると快適暖房が得られ、またこの低温発熱面部4の上側
面には、加熱用の熱源としてコードヒーターや面状ヒー
ター等より成るヒーター42を配置し、その上に遮熱板
43を設けて上側への断熱をはかり、かつ、中桟13や
中桟34に取り付けて、やぐら1の外枠11で囲まれる
空間内の下部の脚2を除く面積いっぱいに内蔵したり、
テーブル板3のエッジ31で囲まれる脚取付部21を除
く面積いっぱいの裏面30の空間の下部で、この低温発
熱面部4の周囲はやぐらの外周辺のやぐら1の外枠11
を兼ねた木製の保護枠10で囲い、さらに保護枠10の
下面より上側に凹状になるように設置されてある。
板鋼板の表面に植毛処理か布物などを張り付けた繊維の
表面層41としたり、同じく薄板鋼板の表面にセラミッ
クなどの高輻射率の素材を輻射層として設けた表面層4
1として、表面温度を、50〜120℃に設定した低温
発熱面部であり、好ましくは約80〜100℃に設定す
ると快適暖房が得られ、またこの低温発熱面部4の上側
面には、加熱用の熱源としてコードヒーターや面状ヒー
ター等より成るヒーター42を配置し、その上に遮熱板
43を設けて上側への断熱をはかり、かつ、中桟13や
中桟34に取り付けて、やぐら1の外枠11で囲まれる
空間内の下部の脚2を除く面積いっぱいに内蔵したり、
テーブル板3のエッジ31で囲まれる脚取付部21を除
く面積いっぱいの裏面30の空間の下部で、この低温発
熱面部4の周囲はやぐらの外周辺のやぐら1の外枠11
を兼ねた木製の保護枠10で囲い、さらに保護枠10の
下面より上側に凹状になるように設置されてある。
【0024】次に、前記構成おける作用を説明する。
【0025】前記の構成にすることにより、電源を入れ
るとヒーター42が加熱し、やがて密着する低温発熱面
部4が加熱され、下側の植毛などを施してある表面層4
1から遠赤外線が下方の床面に向かって放射される。
るとヒーター42が加熱し、やがて密着する低温発熱面
部4が加熱され、下側の植毛などを施してある表面層4
1から遠赤外線が下方の床面に向かって放射される。
【0026】ここで、低温発熱面部部4の温度を50〜
120℃、好ましくは約80〜100℃に設定すると、
この低温発熱面部4から最大エネルギーの波長が約8ミ
クロン前後の主に遠赤外線が放射される。
120℃、好ましくは約80〜100℃に設定すると、
この低温発熱面部4から最大エネルギーの波長が約8ミ
クロン前後の主に遠赤外線が放射される。
【0027】ここで、低温発熱面部4はやぐら1の外枠
11で囲まれる空間いっぱいか、または平板状のテーブ
ル板3の裏の脚取付部21を除く裏面30のほぼいっぱ
いの面積に配置されているので、これらの下部面の床面
に対して遠赤外線が一様に放射されてやぐら1やテーブ
ル板3下の空間及び床面を加熱して暖める。
11で囲まれる空間いっぱいか、または平板状のテーブ
ル板3の裏の脚取付部21を除く裏面30のほぼいっぱ
いの面積に配置されているので、これらの下部面の床面
に対して遠赤外線が一様に放射されてやぐら1やテーブ
ル板3下の空間及び床面を加熱して暖める。
【0028】こたつ布団を掛けなくてもやぐら1、また
はテーブル板3下の空間や床面を空気を暖める事なく暖
房する。
はテーブル板3下の空間や床面を空気を暖める事なく暖
房する。
【0029】
【発明の効果】前記の構成にすることにより、4辺の外
枠で形成する矩形状のやぐらとこのやぐらの4隅に設け
た脚に囲まれる内周、または、平板状のテーブル板の裏
には支柱となる脚と、脚取付部を除く裏面、これらの脚
と脚取付部を除く裏面のほぼいっぱいの面積に遠赤外線
を放射する平板状の低温発熱面部を装備した暖房テーブ
ルとすることによって、脚を伸ばす裏の下側に出っ張り
がなく使いやすい形状であり、放熱面積を多くとれるた
めに、放熱板の温度を低く設定でき、このために、より
暖房効果のある遠赤外線を多く放射でき、中央に集中し
た放熱板にする事がないので、やぐらやテーブル板の下
面全体が均一にかつ快適温度に加熱され、下面の周辺部
にも遠赤外線が届く事によって近くにすわった膝元まで
暖める事ができるものとなり、どこに脚を伸ばしても快
適で、じっくり暖めるものとなった。
枠で形成する矩形状のやぐらとこのやぐらの4隅に設け
た脚に囲まれる内周、または、平板状のテーブル板の裏
には支柱となる脚と、脚取付部を除く裏面、これらの脚
と脚取付部を除く裏面のほぼいっぱいの面積に遠赤外線
を放射する平板状の低温発熱面部を装備した暖房テーブ
ルとすることによって、脚を伸ばす裏の下側に出っ張り
がなく使いやすい形状であり、放熱面積を多くとれるた
めに、放熱板の温度を低く設定でき、このために、より
暖房効果のある遠赤外線を多く放射でき、中央に集中し
た放熱板にする事がないので、やぐらやテーブル板の下
面全体が均一にかつ快適温度に加熱され、下面の周辺部
にも遠赤外線が届く事によって近くにすわった膝元まで
暖める事ができるものとなり、どこに脚を伸ばしても快
適で、じっくり暖めるものとなった。
【0030】また、この低温発熱面部は温度を約50〜
120℃に低くできる事から薄板鋼板の表面に植毛処理
か布物などを張り付けた繊維の表面層とする事ができ、
放熱板の役目とともに採暖者への保護用のガードの役目
をも果たし、ワイヤーなどのガードで放熱を妨げる事が
なく遠赤外線を利用できるものとなった。
120℃に低くできる事から薄板鋼板の表面に植毛処理
か布物などを張り付けた繊維の表面層とする事ができ、
放熱板の役目とともに採暖者への保護用のガードの役目
をも果たし、ワイヤーなどのガードで放熱を妨げる事が
なく遠赤外線を利用できるものとなった。
【0031】また、薄板鋼板の表面にセラミックなどの
高輻射率の素材を輻射層として設けた表面層とする事
で、より多くの遠赤外線を利用できるようにもなった。
高輻射率の素材を輻射層として設けた表面層とする事
で、より多くの遠赤外線を利用できるようにもなった。
【0032】このように遠赤外線で床面全体を暖め、脚
を伸ばせば脚を効果的に暖めるので、途中の空気を暖め
ず、熱ロスも少ない暖房方法が得られ、このことから、
こたつ布団が必要なくなり、こたつ布団を掛けるための
埃や部屋が狭くなる事などもなくなり、こたつ嫌いな人
のためにも足元暖房器が提供できるようになった。
を伸ばせば脚を効果的に暖めるので、途中の空気を暖め
ず、熱ロスも少ない暖房方法が得られ、このことから、
こたつ布団が必要なくなり、こたつ布団を掛けるための
埃や部屋が狭くなる事などもなくなり、こたつ嫌いな人
のためにも足元暖房器が提供できるようになった。
【0033】さらに、従来のこたつのように、こたつ布
団をはさんでやぐらとテーブル板で組み合わせて用いる
事なく、テーブル板がそのままの状態で暖房に利用でき
るようになり、やぐらとテーブル板に分けるような構成
が必要なくなった。
団をはさんでやぐらとテーブル板で組み合わせて用いる
事なく、テーブル板がそのままの状態で暖房に利用でき
るようになり、やぐらとテーブル板に分けるような構成
が必要なくなった。
【0034】さよに、低温発熱面部の板厚を0.4〜
1.0mmの平板状の薄板鋼板とすることによつて、この
低温発熱面部の上側面に設置している加熱用の熱源とし
てのコードヒータや面状ヒーター等よりなるヒーターに
よって加熱による温度上昇が速くなり、通電を開始して
から早いうちに採暖可能になるとともに、実用時に足な
どがぶつかっても簡単に変形することなく使えるものと
なった。
1.0mmの平板状の薄板鋼板とすることによつて、この
低温発熱面部の上側面に設置している加熱用の熱源とし
てのコードヒータや面状ヒーター等よりなるヒーターに
よって加熱による温度上昇が速くなり、通電を開始して
から早いうちに採暖可能になるとともに、実用時に足な
どがぶつかっても簡単に変形することなく使えるものと
なった。
【0035】また、低温発熱面部の周囲はやぐらの外周
に設けた保護枠で囲み、さらに保護枠の下面より上側に
凹状になるように設置したことによって、採暖時に足を
やぐらの下に入れたり、寝転んだりした時に、直接採暖
者が低温発熱面部に接触しにくくなり、万が一の火傷
や、表面層のスリ切れなどがなくなって安全で、長寿命
のものとなった。
に設けた保護枠で囲み、さらに保護枠の下面より上側に
凹状になるように設置したことによって、採暖時に足を
やぐらの下に入れたり、寝転んだりした時に、直接採暖
者が低温発熱面部に接触しにくくなり、万が一の火傷
や、表面層のスリ切れなどがなくなって安全で、長寿命
のものとなった。
【図1】本発明の一実施例を示す暖房テーブルのやぐら
に取り付けた場合の外観裏面図である。
に取り付けた場合の外観裏面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す暖房テーブルの上面を
テーブル板に取り付けた場合の外観裏面図である。
テーブル板に取り付けた場合の外観裏面図である。
【図3】本発明の一実施例を示す暖房テーブルの主要部
を示す部分断面図である。
を示す部分断面図である。
【図4】本発明の一実施例を示す暖房テーブルの主要部
を示す部分断面図である。
を示す部分断面図である。
【図5】従来例の電気こたつのやぐら部分を示す外観裏
面図である。
面図である。
1 やぐら 2 脚 3 テーブル板 4 低温発熱面部 10 保持枠 11 外枠 21 脚取付部 30 裏面 41 表面層
フロントページの続き (72)発明者 公平 淳 千葉県柏市新十余二3番地1 株式会社日 立ホームテック内
Claims (6)
- 【請求項1】 4辺の外枠(11)で形成する矩形状の
やぐら(1)と、このやぐら(1)の4隅に設けた脚
(2)に囲まれる内部で、外枠(11)の下部に形成す
る保護枠(10)の下面より上側に凹状となるように遠
赤外線を放射する平板状の低温発熱面部(4)を設けた
事を特徴とする暖房テーブル。 - 【請求項2】 平板状のテーブル板(3)の裏に脚取付
部(21)を設け、その脚取付部(21)に支柱となる
脚(2)を設け、その脚(2)と脚取付部(21)を除
く裏面(30)で、しかも平板状のテーブル板(3)の
側部に設けた保護枠(10)の下面より上側に凹状とな
るように遠赤外線を放射する平板状の低温発熱面部
(4)を設けた事を特徴とする暖房テーブル。 - 【請求項3】 平板状のテーブル板(3)の上面に化粧
した表面板(32)を設けた事を特徴とする請求項2記
載の暖房テーブル。 - 【請求項4】 平板状の低温発熱面部(4)は、板厚
0.4〜1.0mmの薄板鋼板の表面に植毛処理か布物な
どを張り付けた繊維の表面層(41)とした事を特徴と
する請求項1および請求項2記載の暖房テーブル。 - 【請求項5】 平板状の低温発熱面部(4)は、板厚
0.4〜1.0mmの薄板鋼板の表面にセラミックなどの
高輻射率の素材を輻射層として設けた表面層(41)と
した事を特徴とする請求項1および請求項2記載の暖房
テーブル。 - 【請求項6】 平板状の低温発熱面部(4)の表面温度
を、50〜120℃に設定した事を特徴とする請求項1
および請求項2記載の暖房テーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1424394A JPH07217908A (ja) | 1994-02-08 | 1994-02-08 | 暖房テーブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1424394A JPH07217908A (ja) | 1994-02-08 | 1994-02-08 | 暖房テーブル |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6434297A Division JPH09250763A (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | 暖房テーブル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07217908A true JPH07217908A (ja) | 1995-08-18 |
Family
ID=11855655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1424394A Pending JPH07217908A (ja) | 1994-02-08 | 1994-02-08 | 暖房テーブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07217908A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011226668A (ja) * | 2010-04-15 | 2011-11-10 | Metro Denki Kogyo Kk | ヒータ付きテーブル |
-
1994
- 1994-02-08 JP JP1424394A patent/JPH07217908A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011226668A (ja) * | 2010-04-15 | 2011-11-10 | Metro Denki Kogyo Kk | ヒータ付きテーブル |
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